生活に欠かせない家電のひとつである「冷蔵庫」。一人暮らし向けのコンパクトなモデルから大家族でも利用できる大容量モデルまで、さまざまなメーカーから幅広いタイプが販売されています。
本記事では、冷蔵庫のおすすめメーカーをご紹介。各メーカーごとの特徴とおすすめのモデルのほか、冷蔵庫を選ぶ際に重要なポイントもあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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冷蔵庫の人気メーカー一覧
三菱電機(MITSUBISHI)
三菱電機は、冷蔵庫や炊飯器といったキッチン家電、掃除機や洗濯機などの生活家電を取り扱っている人気のメーカー。冷蔵庫は大容量なモデルからコンパクトなモデルまで種類が豊富なので、子供のいる家庭はもちろん一人暮らしにもおすすめです。
「全室独立おまかせA.I.」や「切れちゃう瞬冷凍A.I.」など、AIを活用した機能が充実。高性能なモデルに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、世界的な家電メーカーのひとつ。冷蔵庫の種類も非常に多く、冷凍室が中段に配置されているモデルと野菜室が中段に配置されているモデルの両方がラインナップされているので、好みにあわせて選択できます。
また、消臭や除菌などの効果に期待できる独自の「ナノイー」や「ナノイーX」に対応するモデルも多く、衛生面にこだわりたい方にもおすすめです。
東芝(TOSHIBA)
東芝は、冷蔵庫や洗濯機、炊飯器にオーブンレンジなど、生活に欠かせない家電を数多く展開している人気のメーカー。シンプルなデザインの冷蔵庫が多くラインナップされているので、キッチンのインテリアを選ばずに設置できます。
氷の膜で食材を覆う「氷結晶チルド」や野菜の鮮度をキープする「摘みたて野菜室」など、独自の機能が充実している点も特徴です。
日立(HITACHI)
日立は、キッチン家電や生活家電、空調家電などを幅広く展開している人気のメーカー。冷蔵庫には独自の機能が充実しており、冷蔵室をチルドルームのように扱える「まるごとチルド」や食材の鮮度を保つ「真空チルド」などを搭載しています。
また、スマホとの連携に対応する冷蔵庫も販売。冷蔵庫自体にカメラを搭載するモデルもラインナップされています。
シャープ(SHARP)
シャープは、冷蔵庫や洗濯機、テレビにスマホなどさまざまなジャンルのアイテムを取り扱う有名なメーカー。冷蔵庫の種類も多く、ドアの開く方向をあとから変えられるモデルや両方から開けられるモデルを展開しています。
また、冷蔵庫に独自の「プラズマクラスター」を採用している点も特徴。庫内の清潔感にこだわりたい方におすすめです。
アクア(AQUA)
アクアは、人気の家電メーカーです。冷蔵庫や洗濯機をメインに取り扱っているほか、掃除機や調理家電なども展開。冷蔵庫はコスパのよいモデルが多く、デザインも非常にスタイリッシュに仕上げられています。
また、引き出しを設けず全エリアに観音開きのドアを採用した大胆なモデルの冷蔵庫を展開している点も特徴です。観音開きタイプの冷蔵庫に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
ハイセンス(HISENSE)
ハイセンスは、テレビや冷蔵庫、洗濯機といった家電を中心に取り扱っている人気のメーカー。コスパのよさに定評があり、冷蔵庫も高性能ながら価格が抑えられたモデルが多くラインナップされています。
また、デザインがおしゃれなのも魅力のひとつ。ラインナップが300L台までのため、2~3人暮らしの方におすすめのメーカーです。
【メーカー別】冷蔵庫のおすすめモデル
三菱電機(MITSUBISHI) 冷蔵庫 MR-WZ50K
冷蔵庫の人気メーカーである三菱のおすすめモデル。冷蔵室が広々としており、付属のフリーケースを使用してさまざまな食材を自由に整理整頓できます。棚の高さやドアポケットの仕切りなどの調節に対応しているのも使いやすいポイントです。
約-7℃で食材を凍らせる、独自の「切れちゃう瞬冷凍A.I.」にも対応しています。凍らせた状態でも固まりすぎないため食材を切ったりすくったりしやすく、解凍する手間がかかりません。じゃがいものような、冷凍に不向きな食材の保存も可能です。
「全室独立おまかせA.I.」と呼ばれる、AIを活用した機能に対応している点も特徴です。全室が独立しているうえ温度センサーと扉開閉センサーも搭載されており、時間帯別の使用頻度を学習して自動的に温度を管理できます。
全体の容量は495L。観音開きのドアを採用しているので、壁の位置を気にせずに設置できます。
パナソニック(Panasonic) 冷凍冷蔵庫 NR-F60WX1
デザインがおしゃれな人気メーカーのおすすめ冷蔵庫。フロスト加工が施された「ミスティスチールグレー」とミラー加工が施された「オニキスミラー」という、ユニークなカラーがラインナップされています。
冷凍室や野菜室には、「ワンダフルオープン」と呼ばれる奥まで全開できる仕様を採用。大容量ながらスペースを無駄なく使いやすく、まとめ買いにも対応できます。また、奥までしっかりと見えやすいため、食材の使い忘れも防止しやすい設計です。
冷蔵室にはドアポケットの位置が低めに設定された「ローウエストライン」という構造を採用しており、取り出しやすさの向上を実現しています。
独自の「ナノイーX」にも対応。庫内を除菌したり消臭したりする効果に期待できます。
パナソニック(Panasonic) パーソナル冷蔵庫 NR-B18C1
一人暮らしの方におすすめの冷蔵庫です。幅が50cm未満と非常にスリムなので、ワンルームの部屋にも設置しやすい大きさ。マットな質感の黒と白のカラーバリエーションがラインナップされ、インテリアに馴染みやすい点も魅力です。
インバーターが搭載されており、運転音も気になりにくいように配慮されています。キッチンとリビングスペースやベッドスペースが近い環境でも、快適に使いやすい設計です。また、天板は耐熱仕様のため電子レンジを設置できます。
上段が冷蔵室、下段が冷凍室という構成を採用。冷蔵室にはお手入れしやすいガラス棚が採用されているほか、3段のドアポケットも搭載されています。冷凍室はケースで2段に仕切られており、簡単に食材を整理可能です。
製氷皿と仕切りケースも付属。冷凍室は製氷皿と仕切りケースを組み合わせて使えるように設計されています。
東芝(TOSHIBA) 冷蔵庫 GR-W450GT
スリムながら452Lの大容量を実現している人気メーカーのおすすめ冷蔵庫。幅が60cmに抑えられた、狭いスペースにも設置しやすいサイズです。フロストグレージュという落ち着いたカラーのほか、シンプルな白のモデルも用意されています。
冷蔵室下部のチルドスペースは、独自の「氷結晶チルド」に対応。食材が完全に凍ってしまう手前のギリギリの温度をキープして表面に氷の膜を発生させ、鮮度を長持ちさせる仕組みです。凍らせないため、使用時に解凍する手間もかかりません。
冷凍室が広く、まとめ買いしやすいのも魅力です。また、業務用レベルの素早い冷凍で食材の風味をキープする、「おいしさ密封急冷凍」にも対応しています。
野菜室も野菜のみずみずしさをキープしやすいように設計されており、長期間美味しく保存可能です。
日立(HITACHI) 冷蔵庫 R-WXC74V
容量を重視している方におすすめの人気メーカーの冷蔵庫。735Lと大容量なので、子供が多い家庭でも余裕をもって使用できます。冷蔵室には観音開きのドアを採用しており、広い庫内を一覧しやすいのも使い勝手のよいポイントです。
スマホとの連携機能も搭載されており、専用のアプリをインストールするとドア開放時間や運転状況などを簡単にチェックできます。また、食材をリストで管理したり庫内の様子を撮影した写真を保存したりといった使い方も可能です。
冷蔵室のチルドスペースには独自の「真空チルド」が搭載されています。約-1℃の低温かつ真空の状態を作り出し、食材を凍らせずに鮮度を長期間キープする設計です。食材の乾燥も防止しやすく、ラップを使わずに保存できるのも魅力です。
冷凍室の下段や野菜室などには電動引き出しが採用されています。食材を入れて重くなった引き出しもスムーズに開閉可能です。
日立(HITACHI) 冷蔵庫 R-KXCC57V
スマホとの連携機能が充実している人気メーカーのおすすめ冷蔵庫。冷蔵室全体が通常よりも低温かつ高湿度に保たれている「まるごとチルド」に対応しています。食材の置き場所の自由度が高く、ラップをしなくても乾燥を防止しやすい設計です。
使い方にあわせて中段と下段を冷凍室・野菜室に自由に設定できる機能も搭載されています。例えば、冷凍食品や作り置きのおかずが多い場合は、両方を冷凍室としても使用可能。また、中段下段ともに冷蔵室としての使用もできます。
「冷蔵庫カメラ」の搭載も特徴です。ドアを開けると自動的に内部の写真を撮影。連携したスマホから庫内を確認できます。出かける直前の庫内の様子を外出先からチェックできるので、買い忘れや二重購入などを防止可能です。
クリスタルミラーというスタイリッシュなカラーも魅力。デザインを重視したい方にもおすすめです。
シャープ(SHARP) 冷蔵庫 SJ-P410M
白を基調とした清潔感のあるデザインを採用した、人気メーカーのおすすめ冷蔵庫。幅が60cmとスリムなうえ奥行きも65cmと薄型なので、限られたスペースにもスッキリと設置できます。左右の好きな方向から開けられる構造も特徴です。
野菜室が中段に設けられている点も魅力のひとつ。大きく重たい野菜も腰を屈めずスムーズに出し入れできます。また、「高湿度シールド構造」の採用により密閉度が優れており、長期間野菜を保存した際の乾燥を防止しやすいのも嬉しいポイントです。
冷蔵室の棚は折りたたみに対応しており、保存したい食材や容器のサイズにあわせて柔軟に使用できます。棚は全段取り外しも可能です。汚れが気になる場合は自由に棚を取り外し、隅々までお手入れできます。
独自の「プラズマクラスター」を全室に放出する機能も搭載。庫内を浮遊している菌を除菌する効果に期待できます。
アクア(AQUA) 冷蔵庫 AQR-TZ42P
大胆なデザインを採用している、人気メーカーのおすすめ冷蔵庫。上段だけではなく下段にも観音開きのドアを採用しています。インテリアに馴染みやすい、シルバーとブラウンのカラーバリエーションが用意されている点も特徴です。
上段のドアを開くと、冷蔵室の棚とチルドルーム、野菜ケースが縦に並んでいます。野菜用のエリアには半密閉構造を採用しており、食材の乾燥や腐敗などを防止。また、両サイドには広々としたドアポケットも用意されています。
下段は全体が冷凍室になっており、左上にはアイスボックスを搭載。ほかのエリアは半透明のケースで仕切られているため、冷凍食品やアイス、作り置きの料理なども見やすく整理できます。上段のドア下にLEDが搭載されており、明るく照らされる仕組みも魅力です。
食材を一気に冷凍する「クイック冷凍」機能も搭載されており、下ごしらえ済みの食材の保存に役立ちます。
アクア(AQUA) 冷蔵庫 AQR-V43P
スリムながらスタイリッシュかつ大容量な、おすすめの冷蔵庫。シルバーとブラウンの2色のカラーバリエーションが用意されています。430Lと十分な容量を有していながら幅が60cmと抑えられているため、さまざまな家庭のキッチンに設置可能です。
冷蔵室内にはLED照明が搭載されており、庫内を明るく照らしています。ドアポケットがワイドに設計されている点も魅力のひとつ。一般的なサイズの2Lのペットボトルを7本入れたうえで、まだ牛乳パックを入れる余裕があります。
冷蔵室の底面に透明な強化ガラスが使われている点も特徴です。冷蔵室を開けるだけで中段の野菜室を見渡せるので、野菜室の状況を自然と把握できます。また、野菜室が中段にあり、重たい野菜を出し入れしやすいのも使い勝手のよいポイントです。
冷凍室も非常に大容量。引き出しが奥まで開くため、食材を見つけやすく取り出しやすい設計です。
ハイセンス(HISENSE) 冷蔵庫 HR-G280HBR
コスパのよい家電を多く展開しているメーカーのおすすめ冷蔵庫です。容量は282Lで、1~2人暮らしの家庭にぴったり。幅が55cmとスリムなので、一人暮らし向けのマンションやアパートにも設置しやすいサイズです。
冷蔵室には、強化ガラス製の棚を採用。料理の入った重たい鍋や皿などを置いてもたわみにくく、汚れが付きにくい設計です。万が一汚れが付いてしまってもサッと拭き取るだけで綺麗になるため、お手入れにも手間がかかりません。
冷蔵室の棚の一部は、スライドさせられる構造です。背の高いグラスやボトルなどを保存したいときに便利に活用できます。また、冷蔵室の下段にはフレッシュケースを配置。生鮮食品や乳製品などをほかの食品と分けて保存できます。
省エネ設計なのも嬉しいポイントです。電気代のランニングコストが気になる方でも安心して使用できます。
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冷蔵庫を選ぶ時のポイント
人数に合わせた容量を選ぶ
冷蔵庫で重要なのは、人数や使い方などにあわせたサイズを選ぶこと。一般的に、一人暮らしであれば150~200L台の容量があれば十分余裕をもって使用できます。2人暮らしの場合は、200~400L台の冷蔵庫がおすすめです。
3~4人暮らしの家庭には、400~500L台のモデルが適しています。食べ盛りの子供がいる場合や4人以上の家庭の場合は、500L以上のモデルをチェックしてみてください。
サイズは設置スペースや搬入経路に注意
冷蔵庫を選ぶときは、事前にサイズを確認しておきましょう。ほとんどのメーカーの冷蔵庫は、放熱や振動などの関係で壁にぴったりとは設置できません。設置には、冷蔵庫本体のサイズよりも一回りほど広いスペースが必要です。
また、設置スペースの広さだけではなく搬入経路も重要。特に、階段やドアなどがあるとスムーズに冷蔵庫を搬入できない可能性もあるため、余裕があるかどうかのチェックは必須です。
設置場所に合わせてドアの開き方をチェック
冷蔵庫のメーカーやモデルによって、ドアの開き方が異なる点にも注意が必要です。右開きもしくは左開きを採用している冷蔵庫が一般的。引っ越しが多い場合は、観音開きという選択肢もあります。
シャープは、左右の両側から開けられるドアを採用している珍しいメーカーです。冷蔵庫を置く場所が定まっていない場合は、シャープの冷蔵庫も検討してみてください。
冷蔵室・野菜室・冷凍室の容量や配置で選ぶ
冷蔵庫の各部屋の容量や配置なども、メーカーごとに異なるポイント。ほぼ全てのモデルで冷蔵室が最上段に配置されている一方、野菜室と冷凍室はモデルによって位置が異なります。使用頻度が高い方が中段にあると、屈まずに使用できるのでおすすめです。
一部のメーカーでは、中段や下段のエリアを冷蔵室・野菜室・冷凍室の3つから機能を選択して自由に切り替えられるタイプの冷蔵庫も販売されています。
その他機能にも注目
省エネ性能
省エネ性能も、人気メーカーの冷蔵庫を選ぶ際にチェックしておきたいポイントのひとつ。有名なメーカーの冷蔵庫はほとんどのモデルで省エネや節電といった機能を有しています。例えば、ドアを長時間開けたときにアラームが鳴る機能は節電機能のひとつです。
ほかにも、冷蔵庫に搭載されたセンサーを活用して自動的に運転を効率化できるモデルもあります。特に、生活リズムに合わせて省エネ運転できるモデルがおすすめです。
スマホ連携
人気メーカーの冷蔵庫のなかには、スマホと連携できるモデルもあります。スマホから冷蔵庫のドアを開放している時間や運転状況をチェックしたり、保存している食材のリストを管理したりといった使い方が可能です。
数は多くないものの、冷蔵庫自体にカメラを搭載しているモデルもおすすめ。開閉の度に撮影される庫内の画像をスマホから確認できるため、買い物の際に必要な食材やすでにある食材などを簡単にチェックできます。
メーカー独自機能
冷蔵庫のなかには、メーカー独自の機能を搭載するモデルも多くあります。例えば、冷蔵室全体をチルドルームのように扱える日立の「まるごとチルド」、冷凍した食材を解凍なしで使える三菱の「切れちゃう瞬冷凍A.I.」といった機能です。
衛生面に配慮した機能にも注目。シャープの「プラズマクラスター」やパナソニックの「ナノイー」などに対応していると、庫内のニオイを消臭したり除菌したりする効果が期待できます。
冷蔵庫は、メーカーによって特徴が異なります。冷凍機能やチルドの性能のほか、デザインや容量、ドアの開き方までさまざまな違いがあるので、自身が重視したいポイントをあらかじめ決めておくのがおすすめです。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりのメーカーを見つけてみてください。