汚れた衣類を簡単に洗うことができる「洗濯機」。投入した衣類を洗うだけのシンプルなモデルから、洗剤の投入から乾燥までを一度に済ませられる高性能なモデルまで、さまざまな製品が発売されています。

そこで今回は、洗濯機のおすすめモデルをドラム式と縦型に分けてピックアップ。選ぶ際にチェックしたいポイントや、購入前に確認しておくべきこともあわせて解説するので、参考にしてみてください。

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小又 祐介
監修者
家電製品総合アドバイザー
大手家電量販店で6年間、販売員として従事。店舗では家電コンシェルジュとして、お客様に生活家電やデジタル家電、美容家電など幅広い商品を提案してきた。大人から子供まで「買い物って楽しい!」と感じていただけるよう、一人ひとりに寄り添った提案を心掛けている。
森岡 舞子
監修者
大手家電量販店 販売員経験者(フォトマスター検定 準1級資格保有)
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では生活家電や健康家電、カメラなど幅広い商品を担当。カメラコーナーでは大学で写真を専攻した経験やフォトマスター検定の資格を活かし、被写体に合わせた商品の選び方などを提案してきた。ジャンルを問わず初心者の方にもわかりやすい説明を心がけている。

洗濯機の種類

乾燥や節水など高機能な「ドラム式洗濯機」

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機能性に優れた洗濯機が欲しい場合には「ドラム式洗濯機」がおすすめ。ドラム式洗濯機は横や斜めに設置されたドラムを回転させて衣服を洗うのが特徴です。ドラムの形状と回転によって少ない水量でも衣類が浸水しやすく、節水しながら使用できます。

乾燥機能を搭載したモデルが多いのも魅力。乾燥方式は「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の2種類が主流で、予算や機能性など求める条件に合わせて選べます。雨や花粉が多く外に干しにくい季節でも洗濯がしやすいため便利です。

ただし、使用する水量が少ないため衣類の色移りや黒ずみが目立ちやすい点には注意が必要。縦型洗濯機に比べて本体価格が高く、サイズも大きい傾向があるため、購入前に予算と設置スペース、搬入経路などを確認するようにしましょう。

洗浄力が高く価格も安い「縦型洗濯機」

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比較的安い価格で購入できて、しっかりと汚れを落とせる洗濯機が欲しい方には「縦型洗濯機」がおすすめ。縦型洗濯機は、パルセーターと呼ばれる底の羽根を回転させて水流を作り、衣類同士をこすり合わせる揉み洗いで汚れを落とすのが特徴です。泥などの固形汚れもすっきりと落とせます。

ドラム式に比べてコンパクトサイズの製品が多いのも魅力。スリムデザインのモノも発売されているため、一人暮らしなどの狭いスペースにも設置できます。また、価格もリーズナブルな製品が豊富です。

ただし、ドラム式に比べて洗濯物が絡んだり傷んだりしやすい点には注意が必要。乾燥機能を備えていないモノも多く、備えていても補助的に使う「送風式」や「ヒーター式」のモノが大半です。乾燥機能を求めず、シンプルな機能で安く買えるモデルを探している方におすすめです。

洗濯機の選び方

容量で選ぶ

一人暮らし・二人暮らし|5~7kgモデル

洗濯機の選び方 容量で選ぶ  一人暮らし・二人暮らし|5~7kgモデル

1日に出る洗濯物の量は、1人あたり約1.5kgとされています。一人暮らしや二人暮らしの家庭では1日に出る洗濯物の量は約3kgと少量ですが、長雨や出張、旅行などの影響で洗濯物が多くなることも考えられるため、5~7kg容量の洗濯機を買っておくと安心です。

5~7kg容量の洗濯機であれば、毎日洗濯ができなくても2~3日に1回まとめて洗濯をすることができます。また、厚手の洗濯物が増える冬場や、シーツなどの大物を洗いたい場合にも大きめの容量のモノを用意しておくと便利。さらに家族が増える予定があるならば、7kg以上の容量を備えたモノを購入しておくのもおすすめです。

3~5人家族|8~10kgモデル

洗濯機の選び方 容量で選ぶ  3~5人家族|8~10kgモデル

3~5人家族の場合、毎日の洗濯物の量は3人家族で4.5kg、5人家族で7.5kgが目安。泥遊びや食べこぼしの多い小さな子供や、スポーツなどの部活動をしている子供がいる場合にはさらに洗濯物が増える可能性もあるため、余裕をみて洗濯容量8~10kgの洗濯機がおすすめです。

洗濯容量8~10kgの洗濯機ならば、3人分の洗濯物に加えてシーツなどの大物を同時に洗うこともできます。大物も一度にまとめて洗ってしまいたい場合や、毎日の洗濯が難しくまとめ洗いをしたい場合は大きめ容量のモデルも検討してみてください。

6人以上の家族|11kg~モデル

洗濯機の選び方 容量で選ぶ  6人以上の家族|11kg~モデル

6人以上の大家族で暮らしている場合には、洗濯容量11kg以上の大型モデルがおすすめ。大量の洗濯物もまとめて洗えるため、洗濯回数を減らして時短で家事ができます。洗濯物の量が増えがちな運動部や遊び盛りの子供がいる家庭でも安心です。

また、6人未満の家族でも週末にまとめ洗いしたい場合や旅行などの機会が多く洗濯物の量が増えがちな家庭も大型モデルが便利。シーツ洗いや毛布洗いも自宅で簡単にできます。最近は大型のモデルでもコンパクトで設置しやすい製品が増えているので、検討してみてください。

乾燥機能の有無をチェック

洗濯機の選び方 乾燥機能の有無をチェック

洗濯機を選ぶ際には、乾燥機能の有無もチェックしておきましょう。乾燥機能付きの製品ならば、季節や天候に左右されずに洗濯ができたり、家事の時短ができたりと便利ですが、洗濯のみの単機能モデルに比べて価格は高くなってしまいます。乾燥機能はあまり使わないという場合には、乾燥機能のないモデルを選ぶのもおすすめです。

乾燥機能付きのモデルが欲しい場合は、乾燥容量を確認しておくことが重要。多くの場合、乾燥容量は洗濯・脱水容量よりも少なくなる傾向があります。洗濯物の量が多いときにまとめて乾燥までするのは難しいので、洗濯だけのモノ、乾燥まで行うモノ、などと分けて洗わなければならない点には注意が必要です。

乾燥方式の違いと特徴

ヒートポンプ式

洗濯機の選び方 乾燥方式の違いと特徴 ヒートポンプ式

ヒートポンプ式は、除湿機のように湿気を含んだ空気を除湿して乾燥させるのが特徴。「ヒートポンプ」とよばれる熱交換器で空気中から熱をかき集めて温風を作り、60℃ほどの乾いた温風で衣類を乾燥させます。発生した湿気は冷却水を使わずに機外へ排出され、電気代や水道代を抑えられるのが魅力です。

比較的低い温度で乾燥させるため、衣類へのダメージを抑えられるのも魅力。傷みや縮みが少なく、快適に使用できます。ヒートポンプ式はドラム式洗濯機の上位機種に搭載されることが多く本体価格はやや高めですが、ランニングコストがかかりにくいため、乾燥機能を頻繁に使う方におすすめです。

ヒーター式

洗濯機の選び方 乾燥方式の違いと特徴 ヒーター式

ヒーター式は、ヒーターによる温風で衣類を乾燥させるのが特徴。ドライヤーの熱風を当てて乾燥させるイメージで、ヒートポンプ式に比べて槽内が熱くなりやすく、衣類へのダメージや縮みは生じやすい傾向があります。縦型洗濯機の乾燥機能に多く採用されている乾燥方式です。

乾燥時に発生した水蒸気の処理方法は、冷却水で冷やして外に排出する「水冷除湿タイプ」と、冷却水を使わずそのまま空気中に湿気を排出する「排気タイプ」の2種類があります。排気タイプの場合、洗濯機の周辺に熱がこもりやすいため注意が必要です。

ヒーターで温度を上げる構造上、ヒートポンプ式に比べて電気代がかかりやすい点がデメリット。水冷除湿タイプはさらに水道代もかかります。使う頻度は低くても、外干しが難しいときにサポート的に使える乾燥機能を備えておきたい方におすすめです。

送風式

洗濯機の選び方 乾燥方式の違いと特徴 送風式

送風式は「風乾燥」や「簡易乾燥」と呼ばれることもある乾燥方式。洗濯槽を高速回転させつつ通風孔から空気を取り込んで空気の流れを作り、濡れた衣類の水分を飛ばせるのが特徴です。温風を使わないためかかる電気代は少なめですが、完全な乾燥はできないため、干し時間を短縮する補助的な乾燥機能として使われます。

衣類を乾かす用途だけでなく、洗濯槽の黒カビや気になるニオイの対策としても活躍するのが魅力。日常の洗濯の後に「槽乾燥運転」を行うことで槽内が乾燥でき、洗濯槽を清潔に保つサポートができます。乾燥機能を搭載していないモデルにも搭載されていることが多いため、チェックしてみてください。

騒音が気になるなら45db以下のモデルがおすすめ

洗濯機の選び方 騒音が気になるなら45db以下のモデルがおすすめ

集合住宅に住んでいる方や、深夜・早朝の洗濯が多い方は運転音が45dB以下の低騒音モデルを選ぶのがおすすめ。洗濯機の運転音は「dB(デシベル)」という単位で表記され、数字が大きいほど音も大きくなります。一般的な洗濯機は60dBで、大声であれば会話ができる程度の騒音値です。

静音性を重視したい場合には、インバーター制御に対応したモデルを選びましょう。インバーター制御に対応したモデルは、モーターの回転数を制御できるため、運転音や振動を抑えられます。さらに、省エネ性能にも優れているため、電気代が気になる方も安心です。

運転音の大きさは、洗濯をしているときよりも、脱水や乾燥をしているときの方が大きくなる傾向があります。乾燥までまとめて行いたい場合には「ナイトコース」を搭載したモデルが便利です。使用する時間帯や環境に合わせて適切な運転音のモデルを探してみてください。

洗剤自動投入機能が便利

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洗剤や柔軟剤には、洗濯物の量に応じた適切な投入タイミングや投入量があります。それぞれのパッケージに記載はありますが、自分で測って入れると入れ忘れや入れすぎるなどのトラブルにつながることもあるため、注意が必要です。

洗剤自動投入機能を備えたモデルならば、自分で投入タイミングや投入量をはかる手間を省けるため便利。事前に本体のタンクにセットして、銘柄指定や投入量の指定をしておけば、洗濯物を入れてボタンを押すだけの簡単操作で使用できます。

手間を減らせるだけでなく、洗剤や柔軟剤が保管場所を圧迫しにくいのもメリット。サニタリー空間をすっきりと保つことができます。メーカーによっては洗剤・柔軟剤のほかに漂白剤を入れられたり、アプリ連携で洗剤の追加購入まで自動で行ってくれたりと便利な機能を備えた製品も展開しているので、チェックしてみてください。

フィルター構造や自動おそうじ機能をチェック

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洗濯機は使う頻度が高い家電なので、お手入れのしやすさを確認しておくことも重要。特に、糸くずやゴミを取り除いてくれる排水フィルターや乾燥フィルターはお手入れを忘れると目詰まりして運転に支障を来す場合があります。お手入れがしやすい構造かどうかを確認しておくと安心です。

また、自動おそうじ機能を搭載している製品もあります。自動おそうじ機能は、洗濯槽の黒カビやニオイを抑制するための槽洗浄や槽乾燥、乾燥経路や乾燥ダクトに付着したホコリの洗い流しなど、製品によってお手入れできる範囲はさまざまです。求める性能を有したモデルを探してみてください。

自動おそうじ機能を用いることで日々のお手入れの手間は減らせますが、定期的にメンテナンスをすることで長く快適に使用できます。メンテナンス不足は故障の原因にもなるので、必ず定期的にチェックするようにしましょう。

スマホ連携機能があれば外出先から操作が可能

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帰宅に合わせて洗いあがるようにするなど、外出先からも操作したい場合にはスマホ連携機能を搭載した洗濯機がおすすめ。急な予定変更で家に帰るのが遅くなっても、外出先から操作できれば予約の変更ができるので安心です。

洗濯・乾燥の終了タイミングの通知に対応しているモデルもおすすめ。別の家事や作業に夢中になっていても、洗濯物の取り忘れを防げます。また、製品によっては目的別のコースをダウンロードして使うことも可能。洗濯の幅が広がって便利です。

洗剤・柔軟剤の自動投入対応モデルならば、洗剤の銘柄指定や補充時期の通知が使えるのもポイント。買い忘れを防ぎ、快適に使用できます。洗濯のコツや洗い方の提案をしてくれるモデルなど、初心者でも使いやすい機能を備えたモデルが多いため、ぜひチェックしてみてください。

メーカーの独自機能にも注目

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洗濯機の基本性能だけでなく、メーカーごとに搭載されている独自の機能で選ぶのもおすすめ。独自機能は洗浄性能を向上させるモノから乾燥性能を向上させるモノ、清潔性にこだわったモノまでさまざまな種類があります。

例えば、パナソニックの「ナノイーX」やシャープの「プラズマクラスター」ならば、水洗いできない衣類やクッションなどのケアが可能。日立の「風アイロン」や東芝の「上質乾燥モード」はアイロンがけの手間を減らせます。

皮脂汚れを洗いながらしやすい温水対応のモノや、除菌効果が期待できるUV機能などを搭載したモデルもラインナップ。スマホ連携機能を備えた製品ならば、アプリの機能性も異なります。特に高性能なハイエンドモデルは性能が分かれるモノも多いので、ぜひチェックしてみてください。

洗濯機のおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは1918年に創業された日本の大手電機メーカー。家電の製造・販売をはじめ、食品流通や電気設備、各種デバイスの開発など、日々の生活を支えるさまざまな製品やサービスを展開しているのが特徴です。センシング技術やLoTを活用した家電も多く発売されています。

洗濯機においては、シンプルな縦型洗濯機から高性能なドラム式洗濯機まで幅広く展開。容量・サイズ・機能など求める性能に応じて自分に合った製品を購入できます。独自機能を搭載したモデルも豊富。使いやすいデザインの製品を探している方におすすめです。

日立(HITACHI)

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日立は家電品や空調機器、設備機器などの生産や販売を行う日本の大手電機メーカー。顧客のニーズをとらえながら、長年培ってきた技術力を生かして暮らしの進歩を支えているのが特徴です。ライフスタイルの変化に向き合い、デジタル技術を活用したコネクテッド家電なども開発しています。

洗濯機においては、ドラム式の「ビッグドラム」と、縦型の「ビートウォッシュ」、2槽式の「青空」を展開。多くの機種で高濃度の洗剤を浸透させて汚れを落とす機能を搭載しています。パワフルに汚れを落とせるモデルを探している方におすすめです。

シャープ(SHARP)

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シャープは創業から100年以上の歴史を持つ大手電機メーカー。「まねされる商品をつくれ」という創業者の精神を受け継ぎ、先進的な製品を多く生み出しているのが特徴です。家電だけでなくAV機器や通信機器、マスクまで、さまざまなジャンルの製品を取り扱っています。

洗濯機においては、シンプルな縦型から高性能なドラム式まで幅広くラインナップ。縦型洗濯機では黒カビが発生しにくい「穴なし層洗濯機」が人気で、スマホアプリと連携して使えるモデルも多数展開されています。容量や性能の選択肢も豊富なので、自分に合った製品を探したい方におすすめです。

東芝(TOSHIBA)

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東芝は、1875年に創業された日本の大手電機メーカー。持続可能な社会に貢献するため、幅広い事業領域でグローバルに製品・サービスを提供し続けているのが特徴です。家電領域では一人一人のライフスタイルに合わせた、「タイセツをカタチにした家電」を製造・販売しています。

洗濯機においては、洗濯のみの縦型から乾燥までできるドラム式まで多数の製品をラインナップ。特に、ドラム式洗濯機の現行品は全機種に液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載しています。ナノサイズの泡を含む「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」で衣類の汚れをしっかり落とせる、おすすめのメーカーです。

専門家のおすすめコメント
小又 祐介
家電製品総合アドバイザー
小又 祐介
最近は一人暮らしでも乾燥機能を重視したドラム式洗濯機を選ぶ型が増えています。一人暮らしでは洗濯容量が大きいと感じる方もいるかと思いますが、乾燥容量は洗濯容量の半分程度になるため、週末にまとめて洗濯したい方や天気を気にせず選択したい方はぜひドラム式洗濯機も検討してみてください。
森岡 舞子
大手家電量販店 販売員経験者(フォトマスター検定 準1級資格保有)
森岡 舞子
洗濯機を選ぶ際はまずドラム式洗濯機と縦型洗濯機のどちらにするかを決めて、絞り込んでみましょう。乾燥性能を優先するならばドラム式がおすすめですが、比較的価格も高くなる傾向があります。部屋干しの際の乾燥時間を少しでも短縮させたい目的ならば、縦型のなかにも送風で水分を飛ばす簡易乾燥機能を搭載したモデルがあるので、予算に応じて検討してみてください。また、長く使うためには洗濯槽専用洗剤や洗濯機のお掃除機能を使用するなど、定期的な洗濯槽のメンテナンスをおすすめします。

洗濯機のおすすめランキング|ドラム式

第1位 パナソニック(Panasonic) ななめドラム式洗濯乾燥機 NA-LX129CL/R

パナソニック(Panasonic) ななめドラム式洗濯乾燥機 NA-LX129CL/R 2023

液体洗剤と柔軟剤に加え、もう1種類の洗剤を選んで自動投入できる「トリプル自動投入機能」を搭載したドラム式洗濯機。選べるタンクにはおしゃれ着洗剤か酸素系液体漂白剤のどちらかをセットできるため、ライフスタイルに合わせで使い分けられるのが特徴です。投入量は自分の好みに合わせて変更できます。

濃密な泡と高浸透バブルシャワーにより、繊維の奥の汚れまでパワフルに落とせるのも魅力。たたき洗い・もみ洗い・押し洗いの3つの洗い方を使い分けてしっかり洗浄します。「スマホで洗濯」アプリと連携すれば外出先からの操作も可能。洗剤のタンク残量なども確認できて便利です。

大風量で省エネかつスピーディに乾かせる「はやふわ乾燥ヒートポンプ」を搭載しているのもポイント。低温風で乾かすため、傷みや縮みを抑えられます。また、アウトドアウェアのはっ水回復コースやナイトコースなども搭載。多彩なコースから選んで使えるおすすめモデルです。

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第2位 日立(HITACHI) ビッグドラム ドラム式洗濯乾燥機 BD-SV120JL/R

日立(HITACHI) ビッグドラム ドラム式洗濯乾燥機 BD-SV120JL/R 2023

約1か月に1回のお手入れで楽に使える「らくメンテ」に対応したドラム式洗濯機。洗濯槽自動おそうじ・乾燥経路自動おそうじ・ドアパッキン自動お掃除の3つの自動おそうじ機能により、洗濯から乾燥までのホコリ・糸クズを自動で集められるのが特徴です。

高濃度の洗剤を奥まで素早く浸透させて大流量で洗い流す「ナイアガラ洗浄」に対応しているのも魅力。大流量のナイアガラ循環シャワーと押し洗い・たたき洗い・もみ洗いにより、節水しながらキレイに洗い上げます。洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載しているため、洗濯に不慣れな方も快適です。

大容積ドラムと高速風で衣類を大きく舞い上げながらシワを伸ばしてしっかり乾燥させる「風アイロン」もポイント。衣類温度約65℃の低温乾燥で、傷みを抑えて優しく仕上げられます。スマホ連携を行ったり多彩な洗濯コースから好みに合わせて選んだりと多機能を備えたおすすめのモデルです。

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第3位 東芝(TOSHIBA) ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP3L/R

東芝(TOSHIBA) ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP3L/R 2023

水道水を直径1μm未満のウルトラファインバブル水に変えて、衣類の奥の汚れまですっきりと落とせるドラム式洗濯機。洗剤の洗浄成分や汚れを吸着する性質を活かし、黄ばみや黒ずみを防げるのが特徴です。泡の力を活かす「バブルdeメンテ」機能により、洗濯槽に汚れが付着するのも抑制できます。

液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えているのも魅力。洗濯物の量に適した使用料を見極めて自動投入してくれるので、家事に不慣れな方でも簡単に使えます。投入量は好みに応じて設定可能。自動投入タンクの中身が少なくなると大型カラータッチパネルで補充を促してくれます。

ヒートポンプ除湿乾燥機能を備えているのもポイント。約65℃の英温風で除湿をしながら優しく乾かせるため、熱による衣類の傷みも抑えられます。さらに、ハイパワーUVによる除菌コースも搭載。水洗いできるモノもできないモノも除菌・消臭できる、おすすめのハイエンドモデルです。

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第4位 アクア(AQUA) ドラム式洗濯乾燥機 まっ直ぐドラム AQW-DX12P-L/R

アクア(AQUA) ドラム式洗濯乾燥機 まっ直ぐドラム AQW-DX12P-L/R 2023

洗濯・脱水12kg、乾燥6kgのコンパクトなドラム式洗濯機。傾斜のない「まっ直ぐドラム」を採用しており、洗いムラを防げるのが特徴です。高濃度の洗剤液を素早く衣類に浸透させてたたき洗いやもみ洗いをする「オールラウンド浸透洗浄」やお湯洗いにより、すっきりと洗い上げられます。

10種類のセンシングによって洗濯を自動調整する「Aiウォッシュ」も魅力。洗うたびに洗剤量や時間などを学習します。また、頻繁に水洗いができない衣類を温風ミストとUVライトでケアする「エアウォッシュ+」も搭載。目的に合わせて5コースから選択できます。

低温で衣類の傷みを抑えるヒートポンプ乾燥と、脱水中から槽内をあたためるサポートヒーター、UVライトを搭載しているのもポイント。手洗いの衣類を乾燥させられる「脱水乾燥コース」なども備えています。液体洗剤・柔軟剤自動投入や、各種自動おそうじ機能も備えた、使い勝手のよいおすすめモデルです。

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第5位 シャープ(SHARP) ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11B-SL/R

シャープ(SHARP) ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11B-SL/R 2023

投入幅370mmのメガマウス投入口により、楽に洗濯物が出し入れできるドラム式洗濯機。7種類のセンサーを搭載しており、洗濯状況に合わせて自動で運転パターンを選んでくれるのが特徴です。スマホ連携にも対応しているので、AIoTでスマートかつ便利に洗濯ができます。

清潔な水道水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして噴射する「マイクロ高圧洗浄」機能を搭載しているのも魅力。衣類の傷みを抑えながら、ガンコな汚れまで吹き飛ばします。また、粘性のある液体にも対応した液体洗剤・柔軟剤自動投入機能も搭載。おしゃれ着洗剤などは自動投入口から入れて使えます。

AI制御で乾燥力を高めた「ハイブリッド乾燥NEXT」もポイント。布質に合わせて運転を制御するため、フード付きパーカーやズボンのポケットまでしっかりと乾燥できます。運転音は比較的静かで、インテリアにもマッチしやすいおしゃれなデザインを採用したおすすめのモデルです。

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洗濯機のおすすめランキング|縦型

第1位 日立(HITACHI) ビートウォッシュ 全自動洗濯機 BW-V80J

日立(HITACHI) ビートウォッシュ 全自動洗濯機 BW-V80J 2023

衣類長もちナイアガラビート洗浄機能を搭載した縦型全自動洗濯機。少ない水に洗剤を溶かした高濃度の洗剤液を素早く浸透させて大流量シャワーで洗い流し、布傷みを抑えながら汚れをしっかり落とせるのが特徴です。たっぷりの水を循環させるナイアガラシャワーで洗剤を残さずに洗い流します。

衣類に合わせて洗い方を選べるのも魅力。デリケートな衣類や毛布などの大物を洗ったり、短時間で洗濯をしたりもできます。また、各種コースとあわせて使える「つけおきプラス」も搭載。漂白剤などを使う際も洗濯機に入れるだけなので便利です。

広い投入口で大物も楽に出し入れできるのがポイント。脱水時は布絡みをほぐしながら「ほぐし脱水」を行うので、スルッと取り出せます。また、1回設定すれば洗濯後に毎回洗濯槽の見えない部分まで洗い流す「洗濯槽自動おそうじ」機能を搭載。干す時間を短縮できる「エアジェット」機能も備えた、おすすめのモデルです。

第2位 パナソニック(Panasonic) インバーター洗濯乾燥機 NA-FW10K2

パナソニック(Panasonic) インバーター洗濯乾燥機 NA-FW10K2 2023

衣類と洗濯槽を合わせて除菌できる「次亜除菌」コースを搭載した縦型洗濯乾燥機。洗剤と専用の錠剤を用いてタオルや衣類のニオイの原因菌や洗濯槽の除菌をできるのが特徴です。液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載しており、手間を省きつつ楽に使えます。

スゴ落ち泡洗浄とパワフル立体水流によって洗濯物をすっきり洗い上げられるのも魅力。皮脂汚れや泥汚れもしっかり落とします。さらに、スマホで洗濯アプリにも対応。アプリからは「ウールコース」や「シーツコース」などの専用コースも洗濯できて便利です。

室内に熱気と湿気がこもりにくい水冷除湿タイプのヒーター式乾燥を採用しているのもポイント。乾燥だけでなく、ダニバスターコースなども選択できます。水位が低くても糸くずなどがしっかり捕集できる「楽ポイフィルター」や、1時間の槽洗浄コースなどによりお手入れも簡単にできる、おすすめのモデルです。

第3位 東芝(TOSHIBA) 全自動洗濯機 インバーター洗濯機 ZABOON AW-8DP4

東芝(TOSHIBA) 全自動洗濯機 インバーター洗濯機 ZABOON AW-8DP4 2024

繊維の隙間よりも小さな「ウルトラファインバブル」によって洗浄力を高めた縦型洗濯機。ナノサイズの泡と洗剤を効率よく混ぜ合わせて繊維の奥の汚れまで取り除けるのが特徴です。冷たい水でも気になる襟元の皮脂汚れに対応できます。

液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を備えているのも魅力。洗濯物に適した量を見極めて自動で測ってくれるため便利です。さらに、ガンコな汚れもすっきり落とせる「自動2度洗いコース」も搭載。長時間つけ置きする必要もなく、泥汚れなどもすっきりと落とします。

使いやすさにこだわった気配り設計もポイント。早朝・深夜でも使いやすい脱水約37dBの低騒音設計をはじめ、衣類の絡みを減らす「ほぐせる脱水」やお手入れタイミングを知らせる「槽洗浄めやすサイン」などの機能を多数備えています。高さを抑えたコンパクト設計で洗濯物の出し入れもしやすく、扱いやすいおすすめのモデルです。

第4位 シャープ(SHARP) 穴なし槽シリーズ タテ型洗濯乾燥機 ES-PW8H

シャープ(SHARP) 穴なし槽シリーズ タテ型洗濯乾燥機 ES-PW8H 2023

洗濯物の出し入れがしやすいWIDEマウス&LOWボディを採用した8kgタイプの縦型洗濯機。独自の穴なし層を採用しており、洗濯槽の外側や底裏に付いた黒カビや汚れの侵入を防ぎながら、節水して選択できるのが特徴です。さらに、もみ洗いと擦り洗いのW洗浄効果により汚れをしっかりと落とせます。

本体天面の収納部に「超音波ウォッシャー」を搭載しているのも魅力。ワイシャツの襟汚れからミートソースなどの食べこぼしまで、ピンポイントな汚れを素早くキレイに落とせます。また、多彩な洗濯コースを備えているため、汚れや衣類に合わせて使い分けられて便利です。

いざというときに使える「ヒーターセンサー乾燥」機能を搭載しているのもポイント。ハンガーにかけたまま使える「ハンガー除菌・乾燥コース」も搭載しており、プラズマクラスターによる除菌も可能です。スマホアプリとも連携できる、AIoT対応のおすすめモデルです。

第5位 ハイアール(Haier) 5.5kg 全自動洗濯機 JW-U55B

ハイアール(Haier) 5.5kg 全自動洗濯機 JW-U55B 2023

衣類に合わせて選べる多彩なコースを搭載した、洗濯・脱水容量5.5kgの縦型洗濯機。「白さ追求」コースや「ジェルボール」コース、「洗えるスーツ」コースなど、独自の洗濯コースを多数備えているのが特徴です。忙しい方に便利な「お急ぎコース10分」なども選択できます。

強力ならせん状水流を実現する「チェッカードタンク」と「3Dウィングパルセーター」を搭載しているのも魅力。パルセーターの中心には除菌キャップを備えており、部屋干し臭の軽減も期待できます。また、洗濯前後に軽く槽を洗浄する「ちょっと槽洗浄」機能も搭載。いつでも清潔に使えます。

脱水の時間と回転数を自動で調整する「しわケア脱水」もポイント。シャツやブラウスのシワを減らし、アイロンがけの手間を省けます。洗剤・柔軟剤ケースは高い位置に配置することで入れやすく、丸洗いも可能。シンプルデザインで使いやすい、一人暮らしにおすすめの安いモデルです。

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洗濯機を購入する前の注意点

搬入経路を確保する

洗濯機を購入する前の注意点 搬入経路を確保する

洗濯機を設置するときには、設置スペースだけでなく搬入経路がきちんと確保できるかを確認しておくことが重要。購入前には、建物の入り口やエレベーター、玄関、階段、廊下などの幅や高さ、奥行きを確認しておきましょう。搬入の際には最低でも本体の大きさプラス10cm程度の広さが必要です。

建物や玄関の入り口は植栽などで狭くなっている場合があるため注意。エレベーターは本体だけでなく、搬入スタッフが一緒に入れるスペースが必要です。また、階段や廊下の手すりなどの飛び出してしまっている部分は見落としがちなので、忘れずチェックしてみてください。

搬入経路の広さが確保できていても、特殊な構造をした建物では搬入ができない場合もあります。曲がるコーナーが多かったり、らせん階段があったりする場合など、構造が特殊な場合には事前見積もりを行っておくと安心です。

設置スペースに収まるモデルを選ぶ

洗濯機を購入する前の注意点 設置スペースに収まるモデルを選ぶ

洗濯乾燥機の設置には、消防法によって定められた隙間の指定があります。設置スペースは本体がぴったりおさまるサイズではなく、ゆとりをもった広さが必要です。設置スペースを測る際には、防水パンのサイズや設置面から上のスペースの高さ、設置面から蛇口までの高さ、壁面からの奥行きを確認しましょう。

設置に必要な隙間は製品によっても異なりますが、上方は30cm以上、側方は1.5cm以上、後方は1cm以上あると安心。縦型洗濯機の場合は上に扉が開くので、さらに上方のスペースが必要になる場合もあります。前面はすべての製品に置いて開放が必要です。

設置場所がしっかりとした水平の床の上であることも重要。高い床やキャスター付きの設置代など、不安定な場所には設置できません。設置する床面の強度が足りない場合には補強が必要です。また、ベランダなどに設置したい場合は、ベランダ設置が可能かも確認してください。

防水パンの有無とスペースもチェック

洗濯機を購入する前の注意点 防水パンの有無とスペースもチェック

洗濯機を使用すると、結露によって水滴が発生するなど、水がこぼれたり垂れたりするトラブルがあります。床と洗濯機の間に「防水パン」と呼ばれる土台を設置することで浸水やカビ、万が一の水漏れなどを防ぐことができるので、設置しておくのがおすすめです。

一般的な防水パンのサイズは、外寸で幅64×奥行64cm、幅74×奥行64cm、幅800×奥行64cmの3種類があります。ほとんどの洗濯機は最もコンパクトな幅64×奥行64cmの防水パンに設置できますが、心配な場合はカタログなどで事前に設置できる防水パンのサイズを確認しておくと安心です、

防水パンのサイズは基本的に外寸で示されるため、設置可能なスペースを測りたい場合には外側の枠を避けて内側にあるフラットな部分の幅と奥行きを測る必要があります。新築の家に住む場合など、防水パンがない場合には設置したい洗濯機に合わせて別売の防水パンを購入するようにしましょう。

蛇口や排水溝の位置を確認しよう

洗濯機を購入する前の注意点 蛇口や排水溝の位置を確認しよう

洗濯機に給水する蛇口は洗濯機本体よりも高い位置になければならないため、購入前に高さを確認しておきましょう。蛇口の位置が低くて設置が難しい場合には、蛇口を高い位置に変えられる水栓を購入する必要があります。また、蛇口の形状によっても別途パーツが必要な場合があるため、事前のチェックが必要です。

洗濯終了後は排水溝へ水を流す必要があります。排水ホースを繋ぐ排水口は洗濯機の後ろか左右、真下にあります。後ろや左右にある場合には付属の排水ホースを繋げば設置できますが、真下排水の場合には専用パーツを購入しなければならない場合もあるため、確認しておきましょう。

特に、古い賃貸住宅などにドラム式洗濯機を設置したい場合は水栓の高さが足りないことが多いため要チェック。真下排水は追加のパーツなしで設置できると謳っているモデルもあるので、排水口が真下の場合にはチェックしてみてください。

ドラム式洗濯機は扉の開く向きにも注意

洗濯機を購入する前の注意点 ドラム式洗濯機は扉の開く向きにも注意

ドラム式洗濯機の購入を検討するときには、扉の開く向きを確認しておくことが重要。多くのドラム式洗濯機は、左開きと右開きのモデルがあります。扉を前方に開いて、片側に扉がくる形状なので、扉の開く向きを誤ると進路を妨げたり、洗濯物が入れられなくなったりする可能性があるため、注意が必要です。

扉の開く向きは、ドラム式洗濯機の正面に体を置いたとき、開いた扉がどちら側に来るかで判断できます。左開きならば自分の左手側、右開きならば右手側に扉が来るので、開いたときに壁やお風呂の扉、廊下の進路などに干渉しない開き方のモノを選びましょう。

買い替え時はリサイクル料金もチェック

洗濯機は家電リサイクル法に基づいて正しく処分をしなければならないため注意が必要。買い替えの場合には、購入した店舗で同時に引き取ってリサイクルしてもらうのが簡単です。購入店舗で対応していない場合には、市区町村の案内に従って処分する必要があります。

リサイクル料金は回収する製品のメーカーやサイズによって異なりますが、主要メーカーの洗濯機ならば2024年6月現在のリサイクル料金は2530円(税込)と定められています。回収を依頼する場合には運搬費用が加算されるため、依頼時に必ず確認をするようにしましょう。主要メーカーでない場合はリサイクル料金が異なる場合もあるため、あわせてチェックしてください。

まだ使える洗濯機の場合には、中古買取を検討することもできます。処分したい洗濯機の状態に合わせて選んでみてください。

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