おいしいご飯を食べるための炊飯器は、なかなか買い替える家電ではないため選び方は失敗したくないところ。とはいえ、多くのメーカーから多種多様にラインナップされているので、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。

そこで今回は、おすすめの炊飯器をポイントを押さえながらランキング形式でご紹介。2017年発売の新製品はもちろん、お手頃価格の型落ちモデルもピックアップしているので、要チェックです。

炊飯器の選び方

加熱方式の違い

炊飯器には、お米を炊くときの加熱方式がいくつかあります。その中でも代表的な3種類は購入する前にしっかり押さえておきましょう。

1つ目は、「マイコン方式」。炊飯器の底に熱を加える装置が入っていて、内釜の底から加熱する方式です。火力が弱いので3合未満のお米を炊く場合におすすめ。比較的リーズナブルな炊飯器に搭載されていることが多いのが特長です。

2つ目は、「IH方式」。IHを使って内フタの底面、側面、上面など、複数の面から加熱する方式です。高火力でムラなく、短時間で加熱できます。お米をひと粒ひと粒しっかりとした食感が感じられるご飯に炊き上がるのが特長です。

3つ目は、上位モデルによくみられる「圧力IH方式」。内釜を密閉させて圧力を加えて沸点を上げ、100℃以上の高温で炊き上げます。同タイプはお米の芯まで熱が通り、ふっくらもちもちの食感に炊き上げることが特長です。

内釜の構造

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内釜の種類も炊飯器を選ぶ上で重要なポイントです。構造や素材によって炊き上がり方や価格も異なってきます。

内釜の構造は主に3種。まず、「厚釜」は、熱を蓄え、包みこむように炊き上げるのが特長。次に「多重釜」は、熱伝導率の高い素材を重ねた構造で、熱伝導率を高めることが可能です。そして「真空釜」は、熱が外に逃げにくく、熱を素早く内部に伝えることができます。

また、内釜の素材には発熱性があり高火力で炊ける「鉄釜」、熱伝導率が高く素早く加熱できる「銅釜」、遠赤外線効果でムラなく炊ける「炭釜」、蒸らし効果があり、冷めにくい「土鍋釜」などがあります。

多彩な機能

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炊飯器には、炊き上がりを自分好みにできる多くの機能があります。メーカーごとにこだわりの機能がみられるのがポイントです。

例えば、炊飯器に表示されるアンケートに答えると、100種類以上のパターンから最適な炊き上がりに設定できる機能があります。他にも、お米の銘柄に合わせて炊ける機能、おこげを作れる機能などさまざま。ご飯の味にこだわりたいという方は、機能面も注目すべきポイントです。

炊飯器のおすすめランキングTOP1~10

第1位 タイガー魔法瓶(TIGER) 圧力炊飯ジャー JPC-A

土鍋で炊いたようなご飯を食べたい方は本製品がおすすめ。釜の上部は熱流コーティング、釜の下部には熱封土鍋コーティングを施すことmによって上部と下部の温度差ができ、ご飯が美味しく炊き上がる仕組みになっています。

さらに、炊き上げる際に圧力を変化させることによって、ベタつきを抑えながらもしっかりとした食感のご飯に仕上がるのが特長。炊き終えた後の保温にも配慮した設計で、ご飯の乾燥をケアしてくれます。

第2位 象印マホービン (ZOJIRUSHI) 極め炊き NP-BF10

49通りの炊き方の中からユーザー好みの炊飯が選択してくれる「わが家炊き」メニューを搭載した製品。同機能を活用すれば、お米の品種に合わせて、炊き上がりの設定を調節することが可能です。

また、7通りの圧力を選択できる、炊き分け圧力機能も搭載。お酢に絡みやすい『すし飯』や、玄米を芯からふっくらさせる炊き上げまで、さまざまな炊き方に対応できます。内釜には、IHと相性が抜群の鉄をコーティング。発熱効率を高め、炊きムラを抑えるのもポイントです。

さらに、季節に合わせた保温機能や予熱時間を延長してお米の甘み成分を引き出せたりする「熟成炊き機能」など、ご飯へのこだわりが強い方に配慮した炊飯器です。

第3位 パナソニック(Panasonic) 可変圧力炊飯ジャー おどり炊き SR-PA107

圧力をかけた高温加熱状態で一気に炊き上げる炊飯器。お米がおどるように動く「可変圧力おどり炊き」機能を搭載し、まんべんなく芯まで炊き上げることが特長です。

側面や底面に加えてフタにもIHを搭載しているので、全面から釜を包み込むように加熱することが可能。また、「銀シャリ」、「かため」、「やわらか」、「もちもち」の4種類から最適な炊き方を選択できるのも魅力的です。

第4位 三菱電機 (MITSUBISHI) 備長炭 炭炊釜 NJ-VE108

三菱電機が特許を取得している「連続沸騰機能」で、お米のうまみを逃さずに炊き上げるのが特長の炊飯器。超音波給水機能でお米にハリ・ツヤを与えることができます。これは1秒間に約88000回の微振動をお米に与えることによって、お米の外側のうまみが溶け出す優れた機能です。

また、「麦飯モード」を搭載しているので、健康志向の方にもおすすめの炊飯器です。なお、コンパクトなデザインなので、キッチンにもすっきり収納できるのもポイントです。

第5位 象印マホービン (ZOJIRUSHI) IH炊飯ジャー 極め炊き NP-VN10

実勢価格1万円台というリーズナブルな価格ながら、多くの機能を搭載しているロングセラーの炊飯器です。ご飯の劣化を抑える「うるつや保温」に加えて、あたたかいご飯を食べたい人向けの「高め保温」という2種類の保温機能を搭載し、30時間の保温に対応しています。

使用後も、内フタが簡単に外せるようになっているので楽に水洗いできるのが魅力的。また、釜を外した後の炊飯器内もフラットな構造なので、アフターケアも容易です。

第6位 パナソニック(Panasonic) IH炊飯器 5.5合炊き 大火力おどり炊き SR-HX106

「大火力おどり炊き」は、強力な泡の熱対流でお米をおどらせ、ひと粒ひと粒にしっかりと熱を伝えます。また、発熱面が広くしっかり加熱できる「ダイヤモンド銅釜」、「全面発熱5段IH」で全方位から包み炊き、ふっくらとしたご飯を炊き上げる炊飯器です。

なお、本製品にはコース選択に「冷凍用」を搭載。その名の通り、保存に特化した炊飯機能で“ベタつきにくく、ほぐれやすい”ご飯に炊き上げてくれます。使い勝手のよい炊飯器を探している方におすすめです。

第7位 象印マホービン (ZOJIRUSHI) 南部鉄器 極め羽釜 NW-AS10

南部鉄器を使用した羽釜仕様の炊飯器。①釜の中央部から飛び出る羽が、かまどヒーターの熱を閉じ込める、②角度のある釜底が、内部での激しい対流を起こす、③広くて浅い形状により、釜全体に効率よく熱を伝えてムラを抑えるのが特長です。

また、1450Wの大火力と1.5気圧の高圧力で、お米の甘みとうまみ成分を引き出せるのもポイント。さらに、潤いと熱を逃げにくくする「断熱フレーム」と釜内の水分を保つ「うるおい二重内ぶた」で、パサつきを抑えながら40時間まで美味しく保温することが可能です。

第8位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 米屋の旨味 銘柄炊き IH炊飯ジャー RC-MB30

こちらの炊飯器はリーズナブルでも、しっかりとした炊飯器が欲しい人におすすめします。本製品最大の特徴は、お米の銘柄ごとに最適な炊き上げを実現する「銘柄炊き分け」機能を搭載しているところです。31種類のお米の銘柄から、自分が炊くお米を選択するだけで、火力や蒸らし時間などを自動で調節してくれます。また、「極厚火釜」で熱を伝え、底とふたに付いているヒーターで、炊きムラなく炊き上げることが可能。

ご飯を炊くだけでなく「煮込み」コース、「蒸し」コース機能が搭載されているので、煮込み料理や蒸し料理にも対応でき、おかずやお菓子も作れる炊飯器です。

第9位 タイガー魔法瓶(TIGER) 圧力炊きたて炊飯ジャー 炊きたて JPB-R100

2万円前後の予算で炊飯器を探している方は、こちらの製品がおすすめします。1.25気圧で炊き上げ、炊き上げ直後に1.05気圧まで落とすことによって、しっかりとしたご飯に仕上げる「可変W圧力炊き」を搭載。また、110〜115℃で蒸らして、お米本来の甘みを引き出します。

白米の炊き方も多彩です。高火力の連続沸騰で炊き上げる「白米」メニュー、電気代に考慮した「エコ炊き」メニュー、また、「白米」メニューの2倍の時間を使って炊き上げ、最高のご飯に仕上げる「極うまメニュー」の3つの炊飯メニューを搭載。さらに、玄米に含まれるGABA量を増やす「GABA増量」メニューなどもついています。

白米以外にも、麦飯専用メニューを搭載し、付属品として1割用、3割用の麦飯カップが付属しているため、毎日を健康に過ごしたい人にもおすすめの炊飯器です。

第10位 象印マホービン (ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー 極め炊き NP-YT10

ミドルクラスの炊飯器が欲しいなら本製品がおすすめ。「鉄器コート豪熱羽釜」と呼ばれる、釜の外側に鉄をコーティングした釜を使用しており、釜の周囲にはステンレスの羽を付けてヒーターの熱を釜内に伝えやすくしています。

さらに、1150Wの高火力と1.3気圧の高圧力で炊き上げ、最適な粘りや甘みのあるご飯が炊けるのが特徴です。保温時には、ふた開閉センサーと人工知能AIで、季節に関係なく最適な温度で保温調整ができます。

すし飯を炊きたい時に便利な「炊き分け圧力」機能では、しゃっきりからもちもちの食感まで7通りの炊き分けが可能。また、「白米ふつう」で炊いたご飯だと硬いという場合には、「やわらかごはん」メニューで、自分好みのやわらかさでご飯が炊けます。

炊飯器のおすすめランキングTOP11~20

第11位 パナソニック(Panasonic) Wおどり炊き SR-SPX107

ハイクラスの炊飯器で、パナソニック独自の「Wおどり炊き」機能を搭載しています。この機能は、2つのIHコイルを高速に切り替えることによって一粒一粒を均一に炊き上げる機能と、加圧と減圧を繰り返すことによってお米をおどらせる機能を合わせた優れた機能です。これにより、ふっくらもちもちの銀シャリに炊き上がります。さらに、強力加熱ときめ細かな火力調節ができる「全面6段IH」で、お米の美味しさを最大限に引き出せるのが魅力的。

また、スチームを噴射して釜の中を加熱する「220℃IHスチーム」方式で、お米にハリが出ます。炊き上がり後も、6時間後と、およそ12時間後にスチームを自動投入して保温可能。パサつきを抑え、保温ご飯の嫌なニオイを追い出します。銀シャリを10種類以上炊き分ける機能や、50銘柄の炊き分け機能も搭載した炊飯器です。

第12位 パナソニック(Panasonic) SR-SPX106

SR-SPX107の型落ちモデルである、SR-SPX106もおすすめの炊飯器です。SR-SPX107では、「加圧追い炊き機能搭載」「内釜の断熱性能アップ」「お手入れ機能の進化」などいくつかのバージョンアップがあるのですが、基本的に使用する機能の大半は変わっていません。いくつかの機能を妥協することで、リーズナブルに購入することができます。

第13位 象印マホービン (ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー 極め炊き NW-AT10

この炊飯器は、「ふたヒーター」「胴ヒーター」「かまどヒーター」「IHヒーター」の4つのヒーターで加熱することができます。全てのヒーターとお米やお水が接近するため、大火力が効率よく伝わる仕様です。また、2つの方向から泡をぶつけて複雑な対流を起こしてお米を豪快にかき回すシステムなので、ムラのない炊き上がりになります。

さらに、お米が冷めても固くなりにくく、お弁当に入れた時もみずみずしいご飯を食べることが可能。その理由は、炊き上げの途中に1.5気圧の高圧力をかけるので、お米の中に水分が閉じ込められるからです。

「白米急速」メニューでは、芯が残っていたり味がいまいちということがよくありますが、高圧力をかけることで味の向上を実現しています。いつでも各家庭の好みに炊き分けられる「わが屋炊き」メニュー搭載で、121通りのかたさや粘りの好みに幅広く対応可能な炊飯器です。

第14位 三菱電機 (MITSUBISHI) 本炭釜 KAMADO NJ-AW108

純度99.9%の「炭」の内釜が特徴の炊飯器です。内釜と炭コーティングされた内フタから、お米を包み込むように遠赤外線を放射し、ひと粒ひと粒がみずみずしくふっくらとしたかまどご飯に炊き上げることが可能です。また、この炭はIHと相性がよいので、内釜全体を均一に加熱し、うまみを引き出します。

使いやすさの部分も、0.5合であれば18分で炊き上がる「お急ぎモード」を搭載していますし、美味しくて早い「うま早モード」でも0.5合が29分で炊き上がります。お米の量に合わせて、ピッタリの火力で炊き上げる「合ピタ(ピッタリ自動加熱)」機能も搭載しているので、炊き上がりにムラもでません。

第15位 日立(HITACHI) ふっくら御膳 RZ-AW3000M

どのような炊飯器の宣伝でも「美味しく炊き上がる」とは書かれますが、本製品の場合「ごはんソムリエ」と呼ばれる美味しいご飯の見分け方を学んだ専門家に評価してもらって、約85%が美味しいと評価しています。専門家の大多数が美味しいと評価したご飯ですから、その美味しさは保証済みです。

また、0.5合〜2合までの少量炊き機能を搭載していますので、一人暮らしの方にもおすすめ。圧力をかけながらスチームで蒸らす独自の方式で美味しく炊き上げます。他にも、蒸気をカットする機能がありますので、炊飯中も蒸気が発生せず置き場所に困らない炊飯器です。

第16位 コイズミ(KOIZUMI) ライスクッカーミニ KSC-1511

0.5~1.5合に対応しているミニサイズの炊飯器。忙しい時でも、1合の炊飯ならわずか20分で炊き上がるのが特長です。炊飯予約は最大12時間まで対応していて、炊き上がり後も3時間の保温が可能。1〜2人暮らしの方におすすめです。

第17位 タイガー魔法瓶(TIGER) IH炊飯ジャー 炊きたて JKT-J100

内釜に土鍋コーティングが施されているのが特長の炊飯器です。熱伝導率の高い銅を挟みこんだ3層構造となっているので、効率良く加熱。130℃の高加熱で釜全体を包み込むように加熱する「剛火IH」で、お米本来のポテンシャルを引き出し、芯からしっかり炊飯します。

炊き方は、「エコ炊き」や「白米」メニューの他に、「白米」メニューより2倍の時間をかけ、しっかり吸水してから高火力で加熱し、ふっくらと炊き上げるタイガー自慢の「極うま」メニューも搭載。保温時間は24時間。パサつきを抑え、食べごろより少し低めに保温することも可能。汎用性が高いので、ファミリー用の炊飯器を探している方におすすめです。

第18位 タイガー魔法瓶(TIGER) 土鍋圧力炊飯ジャー 炊きたて JKX-V103

実勢価格4万円以下ながら、機能が充実している炊飯器。内釜である本土鍋は通常の炊飯器で使用される内釜より分厚い構造を採用しているのが特長です。これにより大きな熱量を受け止めることで蓄熱効果を出し、釜全体を温めて連続沸騰。内釜は表面6層コート仕上げとなっているので、蓄熱効果と強火力沸騰で香ばしく炊き上げます。

また、大型調圧キャップが搭載されているので、沸騰後の蒸気をコントロールすることが可能、余分な水分を排出することで、炊き上がりは良好です。

炊き込みご飯や雑穀米などでご飯の炊き分けができるのはもちろん、土鍋のおこげが味わえる「3段階の火かげん調整」機能がついているので、おこげが大好きな方にもおすすめの炊飯器です。

第19位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 米屋の旨み 銘柄量り炊き IHジャー炊飯器 RC-IA30

おひつ部分を外すとIHヒーターとして使うことができるタイプの炊飯器。お米の銘柄と量から最適な水の量を算出し、火加減も調整してくれるのが特長です。

炊飯メニューは「白米」「おかゆ」「炊きこみ」などを含む7つのメニューと、「省エネ」「早炊き」などを含む4つのモードを搭載。さまざまな用途で使える便利な炊飯器です。

第20位 東芝(TOSHIBA) マイコンジャー炊飯器 RC-10MSH

実勢価格1万円以下のリーズナブルな炊飯器。容量は5.5合で、内釜は4.0mmの厚釜タイプ、内面にはチタンコート、外面には銅のコーティングを施しており、強火を逃さずふっくらとしたご飯が炊けます。

なお、「本かまど」コースでは、かまど炊きしたようなツヤのあるお米に炊き上げることができ、手軽にパンや温泉卵を作れる「調理」コースもあります。また、12時間保温ができて、断熱性にも優れているので、電気代を含めたトータルコストが抑えられる炊飯器です。

炊飯器のおすすめメーカー

タイガー

タイガーは炊飯器以外にもオーブントースターや電気ケトルなどのキッチン家電も多く製造している日本の人気メーカー。その中でも、保温性の高い、電気ケトルや魔法瓶は有名です。高い保温性を保つ技術を炊飯器にも応用していることがタイガー炊飯器の魅力。昔ながらの味を楽しむことができる「土鍋IH」で注目を集めています。お米本来の味を楽しみたい方におすすめです。

パナソニック

パナソニックは「おどり炊き」機能を中心にたくさんの炊飯器をラインナップしています。お米の芯まで水分を浸透させ、高温の熱を与える「スチーム炊き」という独自の技術も特長のひとつです。可変圧力の炊飯器や炊き分けができる機能なども豊富で便利。使い勝手のよい炊飯器を求めている方におすすめです。

象印

炊飯器の機能はもちろんのことですが、象印は釜に対してのこだわりが強いメーカーです。従来の釜を見直して制作した「羽釜」で大ブレイクしました。圧力炊飯器にも定評があり、圧力を可変できる技術もポイント。末長く付き合っていける炊飯器を探している方におすすめです。