玄米は、健康維持に役立つとして人気を集めている食材です。多くの栄養を含む糠や胚芽が残ったお米のことで、一般的に白米よりも食物繊維やビタミンなどが豊富。しかし、玄米は白米と同じ手順で炊くと、パサついて固くなってしまうのが懸念点です。

そこで今回は、玄米をおいしく炊き上げられる炊飯器のおすすめモデルをご紹介。選び方や炊き方についても詳しく解説します。

玄米炊飯器の選び方

炊飯できる量をチェック

一般的に、玄米炊飯は強い火力で炊くので吹きこぼれやすく、白米よりも多量の水が必要。そのため、白米を5.5合炊ける炊飯器であっても、玄米や発芽玄米を炊く場合の炊飯量は最大で3合程度です。

玄米は白米よりも炊飯できる量が少ないので、炊飯できる量を事前に確認しておきましょう。目安としては、一人暮らしなら「3合炊き」、3~5人家族なら「5.5合炊き」の炊飯器がおすすめです。

加熱方法をチェック

マイコン式

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マイコン式は、炊飯器の底に配置された電熱ヒーターから釜へ熱を伝える仕組み。シンプル設計で、お手入れのしやすさが魅力です。安価で購入できるモデルが多く、なかには3000円程度の非常にお手頃なモノも存在します。

3合炊き以下の小さめサイズのモデルが多く、頻繁に少量炊きする方や一人暮らしの方にぴったり。ただし、規定量よりも多く炊くと炊きムラができやすくなるので要注意。底部のほかに蓋や側面にもヒーターを備えているモデルなら、全体的に熱を通しやすくおすすめです。

IH方式

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IH式の炊飯器は、電磁力により内釜全体を加熱する仕組み。蓋や側面までしっかり熱を帯びるので、炊きムラの発生を防いでご飯をふっくらと仕上げやすいのがポイントです。

炊飯機能だけでなく、保温機能に優れているのも特徴。炊き上がりから時間が経過しても、おいしさをキープできます。ただし、マイコン式と比べて価格の高いモデルが多いことや、消費電力が大きいモデルも多いのは懸念点。価格よりもクオリティを重視する方におすすめです。

圧力IH式

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圧力IH式の炊飯器は、圧力鍋と同様の高圧力蒸気によって、お米のうまみを引き出しやすいモデル。火力が強いので、甘みの強いももちもちとしたご飯に炊き上がります。

IH式モデルと性能が似ていますが、圧力環境によってケーキやヨーグルトなど多彩なメニューを調理できるモデルも存在。また、保温機能に優れたモデルが多いのもポイントです。

ただし、マイコン式モデルやIH式モデルよりも高価な傾向にあるのは懸念点。なかには、10万円以上を超える高級炊飯器も展開されています。コストがかかってもお米の味や食感にこだわりたい方は、ぜひチェックしてみてください。

「玄米モード」の種類で選ぶ

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多くの炊飯器には、玄米をおいしく炊き上げる炊飯メニューの「玄米モード」が搭載されています。浸水から炊飯までをスイッチひとつで完了できる機能や、玄米を一定温度の水に浸して発芽を促進させる「発芽コース」、玄米の栄養価をより高める「玄米活性メニュー」など、種類もさまざまです。

炊飯する時間や目的を踏まえて、自分に合った「玄米モード」搭載の炊飯器を確認しましょう。

玄米炊飯器のおすすめランキング

第1位 カッコウ(cuckoo) new圧力名人 CRP-HJ0657F

カッコウ(cuckoo) new圧力名人 CRP-HJ0657F

コンパクトながら多数の機能を搭載したIH式炊飯器です。電磁波を熱エネルギーとする「チタン釜」の採用によって、最短5時間で発芽玄米を炊飯できます。

1.8気圧の高圧力と117℃の高温加熱で、白米だけでなく玄米もふっくらやわらかく炊き上げやすいのが魅力。35〜135℃まで1℃ずつ温度設定が可能です。また、やわらかさと香ばしさを16通りから選択できる「お好み炊き分け機能」も搭載されているので、自分の好みに合わせた食感を楽しめます。

そのほか、もちもち白米・発芽玄米・ソフト玄米・玄米雑・炊き込み・すしめし・おかゆの炊飯コースに加え、パン発酵やパン焼き、ヨーグルトなどの多彩なコースが選べるのもポイント。炊飯器ひとつで、さまざまな料理を楽しめます。高性能な炊飯器で玄米を楽しみたい方や、新しいメニューに挑戦してみたい方におすすめのモデルです。

第2位 酵素玄米Labo 酵素玄米炊飯器 MM03JP

酵素玄米Labo 酵素玄米炊飯器 MM03JP

酵素玄米を本格的に楽しめる玄米炊飯器です。酵素玄米を熟成させるための「玄米熟成」保温機能を搭載。温度と水分量を熟成加減に合わせて自動でコントロールするので、熟成が早く進み、ベタつきやパサつきを軽減できます。

また、酵素玄米・玄米・白米・おかゆの予約炊飯も可能。最適な発芽状態で玄米ご飯を楽しめます。大切なお知らせや操作手順は音声で案内されるため、誤操作の心配も少ないのがポイントです。

早炊きモードを搭載しているのも魅力。玄米を浸水させる必要もなく、最短65分で炊飯が完了します。毎日手軽に玄米を取り入れたい方におすすめの製品です。

第3位 ジーエムピージャパン なでしこ健康生活 全自動発芽玄米炊飯器 NHL2

ジーエムピージャパン なでしこ健康生活 全自動発芽玄米炊飯器 NHL2

さまざまな機能を搭載した圧力式の炊飯器。用途に応じて、自動発芽炊飯・電子圧力調理機・電子炊飯ジャー・パン発酵焼きの4役を使い分けられます。1.8気圧と118℃の高温加熱によって、玄米のうまみを凝縮して炊き上げるのがポイント。玄米から発芽玄米を作って炊飯できるので、経済的に使えるのが魅力です。

ご飯のやわらかさや香ばしさは16種類から選択可能。保温温度も69~80℃で設定できるため、酵素玄米ご飯の保温と熟成にぴったりです。

また、操作手順は音声で分かりやすく案内し、「自動殺菌洗浄機能」の強力スチームでお手入れもしっかりサポート。炊飯から片付けまでを手軽に行いたい方におすすめです。

第4位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 米屋の旨み 銘柄炊き ジャー炊飯器 3合 RC-MC30-B

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 米屋の旨み 銘柄炊き ジャー炊飯器 3合 RC-MC30-B

お米をふっくらとムラなく炊き上げやすい、マイコン式の炊飯器です。厚さ3.1mmの極厚火釜で、お米の一粒一粒に熱をしっかり伝導。蓋と底からのWヒーターで釜を包みこむように加熱するので、ムラの少ない炊飯ができます。

「玄米コース」で手軽に玄米を炊けるほか、炊き込みやおかゆ、煮込みなどの豊富なコースが搭載されているのも魅力。また、コシヒカリやあきたこまち、つや姫など31銘柄の炊き分け機能を備えており、品種の個性を最大限に引き出します。

「省エネモード」を利用すれば、通常炊飯よりも消費電力を約22%カット可能。こだわりとエコを兼ね備えた、おすすめの炊飯器です。

第5位 神明きっちん 炊飯器ポッディー AK-PD01

神明きっちん 炊飯器ポッディー AK-PD01

少量だけご飯を炊きたい場合に便利な、マイコン式の炊飯器。すっきりとしたコンパクトサイズで、置き場所に困る心配が少なくすむのが人気の理由です。

0.5合から炊飯でき、専用の「ソフトスチーム白米」なら最短で10分、「ソフトスチーム玄米」なら最短32分で炊飯が完了します。さらに、ボタンは「コース」と「炊飯」の2つだけなので、難しい操作が苦手な方でも安心です。

7色の豊富なカラーバリエーションで、キッチンや部屋のイメージに合わせて選べるのも魅力。一人暮らしの方や、おしゃれな家電で調理を楽しみたい方におすすめです。

第6位 象印マホービン(ZOJIRUSHI) マイコン式炊飯器 NL-BB05

象印マホービン(ZOJIRUSHI) マイコン式炊飯器  NL-BB05

高火力とハイパワーが特徴の、マイコン式炊飯器です。激しい対流を起こしながら炊き続ける高火力の「豪熱沸とう」と最大495Wのハイパワーで、炊きムラを抑えながらふっくらしたご飯に仕上げます。内釜には、熱が側面まで伝わりやすい2.5mmの黒厚釜を採用。また、ふきこぼれを抑制する「大型蒸気口」も搭載されています。

「健康米メニュー」を選べば、玄米や雑穀米も手軽に炊飯可能。さらに、「パン(発酵・焼き)メニュー」も備わっており、発酵から焼き上げまで手作りのパンを楽しめます。

そのほか、暗い場所でも見やすい「バックライト液晶」や、外して洗える内蓋を搭載しているのも魅力。機能性と使いやすさを重視する方におすすめのモデルです。

第7位 タイガー魔法瓶(TIGER) 土鍋圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JPG-S100

タイガー魔法瓶(TIGER) 土鍋圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JPG-S100

炊きたての土鍋ご飯が楽しめる、IH圧力式の炊飯器。熱をしっかりと溜められるので、高火力を保ちながらお米本来のうまみを逃しにくい仕様です。また、「一合炊き専用土鍋中ぶた」が付属しており、1合分のお米をよりおいしく炊飯できます。

うまみをじっくりと引き出す「かまどの高火力」を採用しているのも魅力のひとつ。金属鍋と比べて約4倍の遠赤効果を有する土鍋で、お米の芯までじっくりと熱を加えます。さらに、炊飯中は波紋底と高火力によって生み出される均一な泡がお米を包みこみ、表面を傷付けずにもっちりと炊き上がるのもポイントです。

玄米のほかにも、麦めしや雑穀米、押麦、もち麦などの健康メニューを豊富に搭載。土鍋で炊いたご飯を毎日食べたい方におすすめです。

第8位 バルミューダ(BALMUDA) The Gohan K03A

バルミューダ(BALMUDA) The Gohan K03A

シンプルなデザインでキッチンにしっくりと馴染む炊飯器。蒸気を利用して炊きあげる仕組みです。エネルギーの使い方から見直されており、蒸気でふわっと仕上がるので、噛むごとにお米の甘みや抜けるような香ばしさを味わえます。

玄米を炊く場合は、浸水をせず約90分で中までふっくら仕上げることが可能。ぷちぷちとした食感も楽しめます。そのほか、べたつきの少ない「おかゆメニュー」や、まるで釜飯のような香ばしさを味わえる「炊き込みメニュー」も搭載。蒸気で炊きあげる味・香り・食感を家庭で楽しみたい方におすすめのモデルです。

第9位 パナソニック(Panasonic) IHジャー炊飯器 SR-FD189

パナソニック(Panasonic) IHジャー炊飯器 SR-FD189

同社の従来製品よりも玄米を時短で炊ける、IH式の炊飯器。高温浸漬によって玄米の吸水を促し、最短80分の時短炊飯を実現します。

内釜には、高い発熱性と優れた熱伝導を兼ね備えた「ダイヤモンド銅釜」を採用。ダイヤモンドハードコート加工済みの内面と銅を使用した外面で、お米の芯までしっかり加熱してご飯をふっくら炊き上げます。

さらに、洗練されたスタイリッシュなデザインも人気のポイント。シンプルで高性能な炊飯器を求めている方にぴったりのモデルです。

第10位 日立(HITACHI) 圧力IHタイプ ジャー炊飯器 5.5合炊き RZ-AX10M

日立(HITACHI) 圧力IHタイプ ジャー炊飯器 5.5合炊き RZ-AX10M

高温スチームでお米をしっかり蒸らして炊きあげる、IH圧力式の炊飯器。玄米はもちろん、発芽玄米・雑穀米・麦ごはんもおいしく炊けるのが魅力です。

最高1.2気圧まで上昇する「圧力便」や、蒸らし時にスチームを発生させる「給水レスオートスチーマー」、外面を包む「側面ヒーター」の3つの作用もポイント。圧力がかかったまま熱を閉じ込めて高温スチームで蒸らす「圧力スチーム炊き」により、お米一粒一粒がふっくらと仕上がります。また、保温中にもスチームを発生させ、ご飯の乾燥を防ぎながら24時間あたたかさをキープ可能です。

さらに、白米炊飯時には、しゃっきり・ふつう・もちもちの3段階で食感を選択できる「極上炊き分け」機能も使用可能。なお、本製品は5.5合炊きなので、3~5人家族での使用に適しています。

おいしい玄米の炊き方

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ボウルに玄米を入れて水を注ぎ、軽くかき混ぜてチリやホコリを取り除きます。2~3回繰り返したら、両手をすり合わせながらもみ洗いをして、水を流しましょう。玄米の表面に傷が付くことで水を吸いやすくなり、柔らかく炊きあがります。

洗った玄米を炊飯器の内釜に移したら、玄米用の目盛に合わせて注水。玄米用の目盛がない場合は、玄米量の1.3~1.5倍の水加減が目安です。その際、1合に対して塩をひとつまみ入れると、玄米特有のニオイやクセが抑えられます。

また、玄米は白米よりも水を吸収しにくいのが特徴です。水加減の調節を終えたら、十分浸水しておくのがおすすめ。夏場は3時間以上、冬場は6時間以上が目安です。

なお、「玄米メニュー」を搭載した炊飯器には吸水の工程が含まれているため、事前に吸水させる必要はありません。ただし、炊き上がりが硬い場合は、炊飯スイッチを押す前に2時間程度玄米を吸水させてみてください。

炊き上がったら、すぐに蓋を開けずに10分程度蒸らすとよりふっくら仕上がります。玄米は味が落ちるのが早いので、残った分は小分けにして冷凍保存するのがおすすめです。