多くのご飯が炊ける「1升炊き炊飯器」。特に食べ盛りの子供がいる家庭では、一度になるべくたくさんの量を炊ける炊飯器があると便利です。

そこで今回は、大家族でも安心の1升炊き炊飯器をランキング形式でご紹介。各メーカーの特徴と選び方も併せて解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

1升炊き炊飯器とは?

1升って何合?

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1升は10合に相当します。日本酒の1升瓶が1.8Lなので1合の体積は180mlです。一般的な料理のレシピでは1カップ200mlですが、お米の計量カップでは180ml、すなわち1合が採用されています。4〜5人以上の家族であれば1升炊き炊飯器を購入しておくと安心です。

1升炊き炊飯器の炊き上がり時間

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1升炊きの炊飯器は通常の炊飯を行うと40〜60分ほどかかります。多くのモデルには高速炊飯コースが搭載されており、炊飯時間を25〜40分ほどに短縮可能です。しかし、ご飯が硬めに炊き上がることもあるので、その点は注意しておきましょう。

1升炊きの消費電力

1升炊き炊飯器の最大消費電力は圧力IHあるいはIH型の場合、ほとんどのモデルが1300〜1400W。マイコン式は900W程度で、1回の炊飯時消費電力量は加熱方式に関係なく180〜270Wです。

炊飯時消費電力量は製品によってバラつきがあるので、省エネ性を重視する方は炊飯時消費電力量や省エネ基準達成率などの数値をチェックしておきましょう。

1升炊き炊飯器の選び方

加熱方式をチェック

マイコン式炊飯器

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炊飯器のなかでもっともシンプルな加熱方式が「マイコン式」。炊飯器の底部ヒーターを加熱して、熱が内釜に伝わることによって炊飯するタイプです。

ただし、ヒーターと内釜の2段階で加熱するので効率が悪く、大きな火力を得にくいのがデメリット。内釜は熱伝導率が高いアルミニウムが採用されているのが一般的です。さらに、底部だけが加熱されるので加熱ムラが起きやすい点にも留意しておきましょう。

IH炊飯器

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マイコン式のデメリットを解消したのが「IH炊飯器」。炊飯器内に設置されたIHユニットからの誘導加熱により内釜自体が発熱するのが特徴です。

マイコン式と違って、強い火力で素早く加熱できるのがメリット。また、内釜に多彩な素材を採用できるので「遠赤外線効果」など、より美味しさを追求した製品もラインナップされています。

圧力IH炊飯器

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IH炊飯器に圧力釜の機能を加えたハイクオリティな炊飯器。売上ランキングでも上位のモデルが多く、各メーカーがもっとも力を注いでいるタイプです。

美味しいご飯を炊くコツは強い火力で加熱すること。かまどやガスを使って炊き上げたご飯が美味しいといわれるのも、火力が強いのが所以です。

圧力IH炊飯器は、圧力を加えると水の沸点が上がる性質を利用。通常1気圧の場合、水は100℃で沸騰しますが、加圧することでより高い温度でお米を炊くことが可能です。圧力IH炊飯器は1.3気圧ほどに加圧して、約110℃ほどで炊き上げています。

ガス炊飯器

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強い火力で炊き上げられるのがガス炊飯器のメリット。かまどの直火に近い加熱方式なので、ご飯が美味しく炊けると根強い人気があります。また、炊き上がりに要する時間が短いのも特徴。飲食店など業務用として使われることも多い炊飯器です。

ただし、ガス栓が近くにないと利用できないので使用場所が限られます。また、圧力IH炊飯器などの電気式と比べて機能がシンプルです。都市ガス用とプロパンガス用があるので自宅で使用しているガスを確認する必要があります。

また、ガス炊飯器は通常モードでも30分程度で炊きあげられるのがメリット。省エネ性と炊き上がり時間を重視する方はガス炊飯器がおすすめです。

保温機能をチェック

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炊き上げたご飯をいつでも美味しく食べるために、保温機能はチェックしておくべきポイント。特に、保温時の温度や時間を細かく設定できると便利です。

最近では、ご飯の残量を計測しながら自動で保温できるAIを搭載した高機能な炊飯器もラインナップされています。保温を忘れたときでも、ご飯が硬くなったり傷んだりする心配がないので安心です。

サイズと重量をチェック

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1升炊きの炊飯器は、サイズが大きく、重量も重いモデルが多くラインナップされています。キッチンの作業に支障が出ないよう、あらかじめサイズを確認しておきましょう。

1升炊きの場合は、高さ・幅・奥行が5.5合炊き炊飯器に比べて10%ほど拡大し、重量は20%ほど重くなるのが一般的。多くのモデルは、高さと幅が30cm、奥行き40cmほどあり、フタを開けるとさらにスペースを必要とするので、注意しましょう。

メンテナンス性をチェック

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炊飯器は毎日使う調理器具なので、清潔に保つ必要があります。そのため、各パーツのお手入れ方法も把握しておきましょう。

特にチェックすべきは内釜。この部分はこびり付きを防ぐためにフッ素加工などが施されているのが一般的です。なお、内釜のフッ素加工は数年間の無償交換に対応するメーカーもあるので、その点も確認しておきましょう。

1升炊き炊飯器の人気ランキング

第1位 タイガー魔法瓶(TIGER) 圧力IH炊飯ジャー JPC-G180

タイガー魔法瓶(TIGER) 圧力IH炊飯ジャー JPC-G180

炊飯時に圧力を変えることで、もちもちで噛み応えのある食感を味わえる1升炊き炊飯器。1.25気圧をかけて弾力を持たせ、炊きあげの直後に1.05気圧にまで下げることでお米を引き締めるのがポイントです。

内釜にかまど熱封土鍋コーティングが施されていることが特徴。熱伝導率の高い銅と熱が逃げにくい土鍋を組み合わせることでかまど内に温度差を発生させ、自然な対流を作り上げています。また、内釜で洗米を行っても問題ありません。

1人前などの少量にも対応しており、1合を17分、2合を20分で炊き上げる「少量高速コース搭載」を搭載しているのも魅力。通勤前などの忙しい時間帯にも活躍します。

第2位 象印マホービン(ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-KB18

 象印マホービン(ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-KB18

かまどで炊いた時のような炎の揺らめきを忠実に再現した「炎舞炊き」が特徴。「ローテーションIH構造」が複雑な対流を起こすことで一粒一粒をムラなくふっくらと炊き上げ、米が本来持つ甘みを引き出します。

121通りの炊き方を持っており、かたさや粘りなどを調節できるのが特徴。ご飯の感想を本体に入力し、搭載されたAIに学習させることで、自分好みのご飯を覚えさせられます。カレーや焼きおにぎりなど、料理に応じた炊き分けができるのも魅力です。

「お弁当メニュー」を使用することで、お米の中に水分を閉じ込められるのもポイント。冷めても硬くなりにくく、職場でももちもちとした食感が楽しめます。

第3位 パナソニック(Panasonic) 圧力IH炊飯ジャー SR-VSX189

パナソニック(Panasonic) 圧力IH炊飯ジャー SR-VSX189

高火力と可変圧力と2つのおどり炊きを搭載しているのが特徴のハイエンドモデル。お米を芯まで加熱させることで甘みとふっくら感を引き出します。また、特性に合わせて50銘柄を炊き分けられるのもポイントです。

内釜にはパナソニック独自の「ダイヤモンド竈釜」を採用。蓄熱性や断熱性に優れているので、粒の奥までしっかりと熱を伝えます。また、軽量性や耐久性も併せ持っており、そのまま洗米することも可能です。

スチーム高速コースを使用すれば、最短24分で炊き上げられるのもポイント。急にご飯が必要になった時にも対応できます。また、保温時にスチームを自動投入し、パサつきや臭いの発生を低減するのも魅力です。

第4位 三菱電機(MITSUBISHI) 備長炭 炭炊釜 NJ-VVA18

三菱電機(MITSUBISHI) 備長炭 炭炊釜 NJ-VVA18

5層からなるアルミニウム釜の上に炭コートを施した「炭炊釜」を搭載している炊飯器。熱伝導性に優れており、高い火力で炊けます。また、炭コートが遠赤外線を放出するので、お米の芯まで熱を伝えられるのも特徴です。

超音波の力で吸水を促すので、研ぎたてのお米でもふっくらと炊き上げられるのが魅力。好みの食感に合わせて吸水を調節することもできます。冷めてもパサつかずに美味しく食べられるので、お弁当などにおすすめです。

新米や古米、玄米など、お米の種類に応じて13の炊き分けモードを搭載しているのもポイント。モードの切り替えはボディに搭載された液晶パネルからワンタッチで行えます。

第5位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 圧力IH炊飯器 RC-PA10

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 圧力IH炊飯器 RC-PA10

ご飯の中に含まれる食物繊維を増加させるモードがついている炊飯器。健康に気を遣っているという方におすすめの機能です。そのほかにも、通常の炊飯よりも消費電力が約17%少ない省エネモードなど、多彩な機能が備わっています。

31銘柄炊き分け機能を使用すれば、各銘柄の特徴を引き出して美味しく炊き上げることが可能。粒の大きさや粘り気などに応じて時間などを自動で調節します。機能やモードの選択は押下しやすいボタンで簡単に行えるのが魅力です。

内フタや蒸気口フィルターは取り外し可能。水で丸洗いできるので、お手入れが簡単に行えるのもポイントです。リーズナブルな価格でコスパが高いので、1升炊き炊飯器を初めて購入するという方におすすめのアイテムです。

第6位 日立(HITACHI) 圧力IH RZ-BG18M

日立(HITACHI) 圧力IH RZ-BG18M

本製品は炊飯中に放散される蒸気量を抑える「蒸気セーブ」を搭載していることが特徴。火傷する可能性を低減できるので、子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。

1合など、少量の炊飯にも対応しており、「エコ炊飯」を使用することで量に合わせて加熱時間や消費電力をコントロールできるのが魅力。環境にもお財布にも優しい機能が搭載されています。

内釜には発熱効率の高い黒厚鉄釜を採用。水位線が描かれているので、好みの食感に合わせて水の量が調節できます。また、炊飯だけでなく、ケーキや温泉卵の調理などに使用できるのもポイントです。

第7位 パナソニック(Panasonic) Wおどり炊き SR-SPA189

パナソニック(Panasonic) Wおどり炊き SR-SPA189

2つ搭載されたIHコンロの通電を高速で切り替えることにより、強力な対流を生み出すのが特徴の炊飯器。釜全体から気泡を噴出させてご飯をふっくらと炊き上げます。また、圧力を変化させることでご飯に甘みを持たせる機能が付いているのも魅力です。

調理方法やお米の種類に応じて温度を自動でコントロールするのもポイント。炊き込みご飯や玄米などが、より美味しい状態で堪能できます。炊き上がったご飯は定期的にスチームを投入する機能で、24時間味を落とさず保温可能です。

内釜には発熱性・蓄熱性・断熱性に優れるダイヤモンド竃釜を搭載。洗米も可能です。また、ワンタッチで取り外して丸洗いできる加熱板が採用されているほか、天面につなぎ目がなく拭きやすいフラットパネルを使用しているなど、お手入れが楽に行えます。

第8位 象印マホービン(ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー NP-ZT18

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー NP-ZT18

本製品の特徴は、白米ふつう・しゃっきり・すしめしなど、メニューに合わせて圧力と時間を調節する「炊き分け圧力」機能を搭載していることです。また、「熟成炊き」の機能を使用すれば玄米も美味しくふっくらと炊き上げられます。

また、白米ふつうやしゃっきり以外にも、柔らかい食感のご飯が楽しめる「やわらかごはん」メニューが搭載されているのもポイント。白米ふつうで炊いたご飯が硬く感じるという方や、噛む力が弱くなったお年寄りの方に便利な機能です。

蒸気セーブモードを使用すれば、蒸気量を抑えながら炊飯ができるので、子供やペットがいる家庭でも安心して使用可能。また、電気量も同時に抑えられるので、家計の節約にも一役買ってくれます。

第9位 タイガー魔法瓶(TIGER) 圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JPK-A180

タイガー魔法瓶(TIGER) 圧力IH炊飯ジャー 炊きたて JPK-A180

1合が約17分という短さで炊飯できるメニューを搭載した炊飯器。出金前などの忙しい時間帯や、急にご飯が必要になった時でも対応できます。2合必要な場合でも、約20分で炊き上げられるのが魅力です。

「冷凍ご飯」メニューを使用すれば、冷凍保存したご飯特有のパサつきやベタつきを低減できるのもポイント。ストックしておくことで、美味しいご飯が堪能できます。お弁当を作るときなどにおすすめです。

お寿司やカレーなど、料理に合わせたメニューも搭載されているので、好みの炊き加減に調節できます。また、1升炊きながらもコンパクトなので、わずかなスペースや天井の低いキッチンラックなどにも設置可能です。

第10位 象印マホービン(ZOJIRUSHI) IH炊飯ジャー 極め炊き NP-HG18

象印マホービン(ZOJIRUSHI) IH炊飯ジャー 極め炊き NP-HG18

内釜の内面にプラチナコートを施したモノを搭載している炊飯器。水質を変化させることで米の表面にあるたんぱく質を分解し、中まで水を浸透させるのが特徴です。甘みや粘り気がプラスされたご飯を堪能できます。

好みの食感に合わせて、ふつう・やわらかめ・かためと3種類の炊き分けコースが選択できるのもポイント。炊き上がったご飯は水の蒸発を抑える「うるつや保温」で、30時間まで味を損なわずに保温できます。

「クリーニング機能」を使用すれば、臭い残りを低減させることが可能。また、庫内がフラット構造になっているほか、内フタが取り外せて丸洗いできることもあり、お手入れが楽に行えるのも魅力です。

第11位 リンナイ(Rinnai) こがまる RR-100VQ

リンナイ(Rinnai) こがまる RR-100VQ

ガスによる強力な火力で釜全体を一気に加熱する、プロパンガス用のガス炊飯器。かまどで炊き上げた時のように一粒一粒へ熱を行き渡らせるので、ムラなく甘みのあるご飯が楽しめます。

釜の内側には水位目盛が描かれているので、入れる水の量を把握しやすいのが魅力。好みの食感に合わせて調節もできます。また、釜の側面は波型になっているので、滑りにくく持ち運びやすいのもポイントです。

カラーはダークブラウンとグレイッシュホワイトの2種類。デザイン性にも優れているので、キッチンに馴染みます。省エネ性に優れ、炊き上がりの時間を短縮できるアイテムです。

第12位 象印マホービン(ZOJIRUSHI) マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-DS18

象印マホービン(ZOJIRUSHI) マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-DS18

厚さ4mmの黒釜を採用したマイコン式炊飯器。蓄熱性に優れているので、ふっくらと炊き上げられます。底とフタには釜内の温度をモニタリングするセンサーが搭載されており、沸騰の様子を検知してムラを抑えるのが特徴です。

芯までしっかり水分を吸収させる熟成炊きモードを使用すれば、甘く味わいのあるご飯を堪能することが可能。「うるつや保温」「高め保温」と2種類の保温機能があり、炊き上げたご飯は最大24時間美味しく保温できます。

炊飯以外にも、ケーキを作る機能が備わっているのもポイント。材料を入れ、ボタンを押すだけで焦げ付きのないふっくらとしたケーキが焼き上がます。また、内フタが取り外せて丸洗いできるなど、お手入れのしやすさも魅力です。