音楽を聴くスタイルはネット配信サービスが普及したことにより、手軽さが向上していますが、市場にはCDも流通しています。各種サービスではカバーしきれていない曲もあり、それらを聴くためにはCDに頼らざるを得ないのが現状です。

そこで今回は、以前よりも存在感はなくなりつつあるものの、まだまだ需要があるCDプレーヤーに注目。おすすめモデルをポータブル・単体オーディオ・CDコンポの3つに分けてご紹介します。

CDプレーヤーの選び方

音質で選ぶ

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CDプレーヤーの音質を左右するパーツはDAC、アナログ回路部、電源部、読み取りメカニズムなど多岐にわたりますが、高級な単体機でもない限り大差ないのが実情です。

ただし、実績のある国内大手メーカーならば、過去のノウハウもあり、使い勝手は良好。さらにスピーカー付きのコンポタイプであれば、アンプ部の出力やスピーカーの再生能力によって音質はかなり左右されます。また、筐体の大きい方が音質的には有利なので、その点はおさえておきましょう。

形態で選ぶ

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ほとんどのCDプレーヤーにはイヤホンジャックが付いているのでイヤホン・ヘッドホンで聴くことが可能。さらに、アンプとスピーカーが付いていれば、空間に大きな音を出して聴けます。

イヤホンだけで聴けるタイプとしては電池駆動可能なポータブルタイプがあります。CDより少し大きいくらいのサイズで、軽量なのもポイント。持ち運びを優先するなら、ポータブルタイプがおすすめです。

また、スピーカーが付属しておらず、AC電源専用の単体CDプレーヤーもあります。価格帯としては2万円程度からハイエンドクラスになると100万円を超えるモノもあり、幅があるのが特徴です。

さらに、スピーカー付きとしてはいわゆるラジカセやコンポタイプが主流。室内で移動するくらいなら簡単に持ち運べるものが多く、電池駆動可能な機種ならアウトドアでも使えます。

機能で選ぶ

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ポータブルタイプなら歩きながら聴いても音飛びしない機能があると便利。語学学習に便利なA-B間リピート機能、再生速度調節機能なども注目すべきポイントです。

パソコンで作ったCD-R/RW再生、MP3ファイルを入れたCDも聴けると便利。スピーカー付きではラジオに加え、カセットの有無、外部/マイク入力対応がチェックすべきポイントです。

CDプレーヤーのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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1982年にCD規格自体を開発したのがソニー。世界初のポータブルCDプレーヤーを1984年に発売しました。小型・軽量化技術に定評があるメーカーです。音飛び防止機能も世界で初めて開発しました。

長らく自社開発のDACやメカニズムを使用するなど、製品の質も一級品。ブランド力でもナンバーワンのおすすめのメーカーです。

デノン(DENON)

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デノンはCDが採用しているデジタル方式・PCMを開発したメーカーです。業務用機でも実績があり、CDプレーヤーの累計売上台数が高いのも特徴です。

デジタル信号処理技術の高さに定評があり、CD音声からCDを超える高品位であるハイレゾに変換して高音質再生できる回路・アルファ・プロセッサーを世界で初めて開発しました。その高音質ぶりで特に高級CDプレーヤーでは存在を示すメーカーです。

東芝(TOSHIBA)

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多くのメーカーが軒並みラインナップを縮小しているポータブルCDプレーヤーですが、東芝はCDラジカセ市場で多数の製品を発売しているメーカー。かつてオーディオブランドも擁していた時のノウハウを生かした高性能な製品を比較的リーズナブルで展開しています。

CDプレーヤーのおすすめ人気モデル|ポータブルタイプ

東芝(TOSHIBA) CDプレーヤー TY-P3-W

東芝(TOSHIBA) CDプレーヤー TY-P3-W

Bluetoothを搭載し、スピーカーやイヤホンとワイヤレス通信できるCDプレーヤー。通勤・通学中にイヤホンで音楽や英会話を聴く際にも便利です。イヤホンジャックも付いているので、有線タイプのヘッドホンやイヤホンも接続できます。

Bluetoothイヤホンに、スキップ、一時停止、再生の機能があれば、本体を取り出さずにイヤホンから操作できるので便利。クリップ式のリモコンも付属しているので、カバンに取り付けておけば楽に操作ができます。

11段階で再生速度を調節できる「スピードコントロール」機能と、聴きたいところを繰り返し再生できる「A-Bリピート」は英会話の勉強に最適。CDの再生中に電源を切っても、「レジューム再生機能」で停止したところから再生できます。Bluetooth搭載で扱いやすいCDプレーヤーを探している方におすすめです。

オーム電機(OHM) ポータプルCDプレーヤー CDP-8174G-K

オーム電機(OHM) ポータプルCDプレーヤー CDP-8174G-K

5000円以下で買えるコスパのよいポータブルCDプレーヤー。電源は、乾電池、DC電源、micro USB電源の「3WAY電源」を採用しているため、さまざまなシーンでCDを再生できます。

移動中などの誤操作を防ぐ「HOLD」機能をオンにしておけば、誤って再生や音量調節を押してしまうことがありません。ESP機能の搭載により約60秒間の音楽データーをメモリに蓄えるため、振動による音飛びが防げるのもポイント。通勤・通学中の電車でじっくり英会話の勉強をしたい方におすすめです。

イヤホンには手元で操作できるリモコンが付いていて便利。MP3音源の再生もできるので、パソコンで編集した音楽の視聴もできます。ポータブルCDプレーヤーとして十分な機能を備えたコスパのよい製品です。

コイズミ(KOIZUMI) コンパクトCDプレーヤー SAD-3903/K

コイズミ(KOIZUMI) コンパクトCDプレーヤー SAD-3903/K

ポータブルCDプレーヤーで純粋に音楽が聴ければ十分な方におすすめのモデル。価格が3000円台と安いにも関わらず、MP3音源の再生が可能なので、パソコンで作ったオリジナルCDも楽しめます。電車などの振動による「音飛び防止アンチショック機能」を搭載しているのもポイントです。

本体の状態がひと目で分かる液晶ディスプレイを搭載し、手元での操作が楽なリモコンも付属していて便利。プログラム再生、リピート再生、ランダム再生、イントロ演奏も可能なので、自分の好みに合わせた再生メニューで好きな音楽を楽しめます。

本体は196gと軽量のため、持ち運びする際も便利。乾電池で使用する場合は連続して約6時間再生できます。できるだけ安価で、コンパクトなCDプレーヤーを探している方におすすめです。

CDプレーヤーのおすすめ人気モデル|単体オーディオタイプ

デノン(DENON) CDプレーヤー DCD-800NE-SP

デノン(DENON) CDプレーヤー DCD-800NE-SP

メーカー独自のアナログ波形再現技術の「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載したハイレゾ対応モデル。CD音源のアップサンプリングとビット拡張処理が可能なため、原音に忠実な音を低域から広域まで表現できます。

本体前面にUSB端子を搭載しているため、USBメモリに記録された192kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生が可能。CD-RやCD-RWに記録されたMP3やWMAも高音質で再生できるため、パソコンで好きな音楽を編集して聴きたい方にもおすすめです。

上位モデルに採用されている192kHz/32bit対応D/Aコンバーターを搭載しているのもポイント。高精度なデジタル/アナログ変換が可能なため、CDに録音されたひと昔前の音楽も高音質で楽しめます。さまざまな音源を原音に近い音質で再生できるおすすめの製品です。

オンキヨー(Onkyo) CDプレーヤー C-7030

オンキヨー(Onkyo) CDプレーヤー C-7030

本製品は特許技術の「VLSC」を搭載し、原音の細かい音声情報を正確に引き出すことに成功したモデル。ノイズが持つ超高周波形には追従せず、音楽波形のみに反応できるため、鮮明で美しい高音質音源をじっくり楽しめます。

1.6mm厚の鋼板を採用したフルフラットシャーシや抑振動に優れた高剛性アルミ材によるフロントパネルの採用により、音質に悪影響を及ぼす振動を抑制できるのもポイント。原音が持つクリアな音を再現できるため、音楽の音質にこだわる方におすすめです。

アナログ音声出力だけでなくデジタル音声出力も2系統搭載しているため、高性能なアンプやDACにも接続できます。フロントパネルにヘッドホン端子があるため、夜間にヘッドホンで音楽を楽しむことも可能。原音のポテンシャルをうまく引き出せるおすすめの製品です。

ティアック(TEAC) CDプレーヤー/MDデッキ MD-70CD-S

ティアック(TEAC)  CDプレーヤー/MDデッキ MD-70CD-S

CDだけでなく、一時期主流だったMDの音源も再生したい方におすすめのモデル。独立駆動するCDプレーヤーとMDレコーダーのコンビネーションレコーダーなので、CDからMDへダビングしたり、MDに外部入力を録音中にCDを再生したりできて便利です。

CDプレーヤーはオーディオCDだけでなくWAVやMP3ファイルの再生もできるため、パソコンで編集した音楽を再生したい方におすすめ。MDデッキはSP、MONO、LP2、LP4などの録音モードに対応しているので、80分ディスクを使用すれば最長で320分の長時間録音ができます。

CDプレーヤーもMDデッキも、全トラック再生、シングル再生、プログラム再生、ランダム再生に対応。自宅でのんびり音楽を聴く際に便利に使えます。CDとMDに録音した音源の再生と編集に適したおすすめの製品です。

CDプレーヤーのおすすめ人気モデル|CDコンポタイプ

ソニー(SONY) マルチコネクトミニコンポ CMT-X7CD

ソニー(SONY) マルチコネクトミニコンポ CMT-X7CD

本製品はWi-Fiに対応し、パソコンやネットワークレコーダーに保存している音楽をワイヤレスで再生できるのが特徴。 さらに、Bluetooth機能も搭載しているため、AndroidスマホやiPhoneに保存している音楽も手軽に再生できるのがポイントです。

本体はコンパクトですが、実用最大出力40WのMRC振動板を採用したフルレンジスピーカーを搭載しているため、低音から高音までを美しく再生できます。CDを上部からスロットインする形状により本体がスリムなので、狭い場所に置きたい方におすすめです。

角をカットした美しいフレームデザインと、メタリックにきらめくカラーも魅力。リビングやダイニングにインテリアとして置くのにも適しています。コンパクトでもパワフルな音楽が楽しめる人気の製品です。

JVCケンウッド(KENWOOD) コンパクトHi-Fiシステム AP-300-B

JVCケンウッド(KENWOOD) コンパクトHi-Fiシステム AP-300-B

丸いフォルムが印象的な製品。リビングやキッチンカウンターに置いておけば、空間がおしゃれに見えます。操作キーは本体上面にレイアウトされており、ひと目見ただけでわかる構造なので操作も簡単です。

Bluetooth機能の搭載によりスマホやタブレットとワイヤレス通信が可能。音量調節や選曲もスマホから操作できるため、離れた場所で快適に音楽を楽しめます。USB端子を搭載しているので、USBメモリの音楽再生やスマホと有線でデジタル接続することも可能です。

自然で豊かな低域再生ができる「EX.BASS」や臨場感豊かな音を楽しめる「サラウンド」の搭載により、臨場感ある音楽を楽しめます。本体キャビネットの剛性を高め、音に悪影響を与える共振を抑制して音楽再生できるのもポイント。見た目がおしゃれでワイヤレス通信できるモノを探している方におすすめです。

東芝(TOSHIBA) ハイレゾ対応SD/USB/CDラジオカセットレコーダー TY-AK1

東芝(TOSHIBA) ハイレゾ対応SD/USB/CDラジオカセットレコーダー TY-AK1

本製品はカセットテープ、CD、ラジオ、MP3などの多彩な音源をハイレゾ相当の音質に拡張する「アップコンバート機能」が特徴。カセットテープに録画した昔懐かしい音楽を高音質で聴けるので人気があります。

SDカードやUSBメモリに保存した192kHz/24bitまでのハイレゾ音源ファイル(FLAC、WAV)の再生も可能。USBメモリからSDカード、SDカードからUSBメモリ、カセットテープからSDやUSBメモリなど、多彩な録音にも対応しているので、パソコンで音楽編集をする方におすすめです。

高性能なウーファーによるバスレフ型スピーカーシステムを搭載。大出力デジタルアンプとの組み合わせにより、低域から広域までの高音質なハイレゾ音源を楽しむことができます。さまざまな音楽を自分で編集し、スピーカーから高音質で音楽を聴きたい方はぜひチェックしておきましょう。

パナソニック(Panasonic) コンパクトステレオシステム SC-ALL5CD-K

パナソニック(Panasonic) コンパクトステレオシステム SC-ALL5CD-K

本製品はスマホなどからWi-Fiでワイヤレス通信する際に、音楽を圧縮せずに伝送する「AllPlay」に対応しているのが特徴。さまざまな機器の音源をワイヤレス通信で再生できます。ネットワークスタンバイ機能により、スマホやタブレットからアクセスすると本体の電源が入るので便利です。

スピーカーにはナノサイズに微細化した竹繊維を採用して剛性を高めているため、透明感とキレのある音を楽しめます。美しい音楽に欠かせない低域振動を出力する「パッシブラジエーター」が前後に搭載されているため、雑音を抑えた豊かな低音で音楽を聴きたい方におすすめです。

同社らしいスタイリッシュなデザインも魅力。リビングやダイニングに置いても生活感がなく、おしゃれに見えるのもポイントです。奥行が9.8cmとスリムかつ軽量なので、持ち運びにも適しています。ワイヤレス通信でさまざまな音源を高音質で楽しめるおすすめの製品です。

番外編:CDプレーヤーを高音質化する方法

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ポータブルCDプレーヤーの場合は、音飛びの心配のない場所では音飛び防止機能をOFFにし、その他の機能も切る方が高音質を楽しめます。

据え置き機の場合、CDプレーヤーは水平で振動のない丈夫な場所の上に置くのが基本。設置場所が不安定な場合は余計な読み取り補正が働き、音質が悪くなります。

効果は大きいものの忘れやすいのが、信号読み取り用レンズの掃除。これには専用クリーニングキットを使います。読み取り精度が高まって音もよくなりますが、やり過ぎるとレンズを傷めるので、注意しましょう。

根本的に音質向上させるにはポータブルでは外部ヘッドホンアンプ、据え置き機では外部DACの追加もおすすめです。