スピーカーとアンプ・プレーヤーと接続するケーブルが「スピーカーケーブル」。スピーカーから音を鳴らすのに不可欠なだけでなく、品質によって音質が変化するほどの影響力があります。一方で、種類や製品数が多く、どれを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、用途や好みに合ったスピーカーケーブルの選び方とおすすめモデルをご紹介。スピーカーケーブルの品質に関わる知識についても解説します。

スピーカーケーブルの選び方

素材をチェック

最もベーシックな「銅」

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銅は優れた電気特性を低コストに実現できることから、スピーカーケーブル用としてもよく使われます。不純物が少なく銅の純度が高まるほど高価。また、製造方法の違いに由来する銅の結晶構造の違いによっても分類されます。

たとえば、純度99.9%程度のTPC(タフピッチ銅)は、一般的な銅線で安価なスピーカーケーブルにも採用。99.96%以上とTPCよりも銅の純度が高く、不純物のなかでも酸素を積極的に除いたOFC(無酸素銅)はスピーカーケーブルをはじめ、オーディオ用のケーブルに広く使用されています。

銅の音質は基本的に音域バランスに優れ、自然な描写力が特徴。これに純度の高さや構造の違いによるプラスの要素が加わります。スピーカーケーブルとしておすすめのベーシックな素材です。

高音域に強い「銀」

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スピーカーケーブルの素材として銅の次に使われるのが銀。銅と同様に不純物の度合いと内容でグレードが分かれています。音は音域バランスに優れた銅に比べて高音が目立ち、低音は弱め。

銅に比べて高価なうえ、音をまとめるのに高度なノウハウが必要なため、製品数は多くありません。多少、予算をかけてでもよい音を手に入れたい方におすすめです。

バランスの取れた「複合型」

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銅と銀など、異なる金属を組み合わせるのが「複合型」。銅だけや銀だけでは実現が難しい、ハイクオリティなサウンドを狙って作られています。製造に高いノウハウとコストが必要なため、高額な製品が中心です。

相応に高価な機材や、ケーブルの使用に関するノウハウをユーザーが備えていることを前提としているので、オーディオ中上級者の方はチェックしておきましょう。

構造をチェック

シンプルな「平行型」

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平行型ケーブルは、プラスとマイナスの2本の撚り線を平行に並べた構造。シンプルで製造コストも抑えられるので安価なモデルを中心にスピーカーケーブルでは多く用いられています。

柔らかいケーブルが多く、取り回しやすくて被覆も剥きやすいので初心者にもおすすめです。一方、隣接している撚り線の相互作用によって音質が劣化しやすいのがデメリット。素材や絶縁体の工夫などにより音質劣化を抑えられますが、エントリークラスが中心ということもあり、凝った構造の音質重視モデルは少ないので注意しておきましょう。

外部ノイズに強い「ツイスト型」

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ツイスト型ケーブルは2本の撚り線をさらにねじり合わせた構造。隣接する2本の撚り線同士のプラス、マイナスの相互作用を中和・低減することで、音質劣化を防げるのがメリットです。

さらに、外部からのノイズの入り込みにも強いのも特徴。ケーブルを長く引き回すときのケーブル内外からの影響を抑制できるので、業務用途で多く用いられます。価格と音質のバランスに優れた、おすすめのタイプです。

低音がパワフルな「4芯型」

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対角線方向の一対をそれぞれ並列に接続して4本の導線で構成するのが「4芯型」。ツイスト型よりも、さらにプラス、マイナスの相互作用の中和が強化され、外来ノイズにより強いのが特徴です。

また、4本の導体を使うことで外径に対して導体断面積が多く使えるため、低音の伝送に有利。そのため、低音を重視する方に適しています。

さらに、通常はチャンネル当たり2本のケーブルが必要なバイワイヤリング接続を一対で高域と低域に分けて使用すれば、1本のケーブルで実行できるのもメリットです。

ただし、端末処理がされない切り売りケーブルの場合、被覆を剥がす手間がほかのケーブルの2倍かかるのがデメリット。被覆を剥がすのが苦手な方や初心者は留意しておきましょう。

端子の種類をチェック

バナナプラグ

 

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スピーカーケーブルを端末処理する際に最もよく使われるのがバナナプラグです。接続の確実性が高く、振動の影響を受けにくいのがメリット。抜き差しがしやすく、端子の交換も簡単にできるため、頻繁にスピーカーのセッティングを変える場合にも便利です。一般からスタジオやオーディオ販売店のような業務用まで広く使われています。

なお、スピーカーケーブル用端子にはネジ式(バインディングポスト式)とワンタッチ式がありますが、バナナプラグは内径4mmのネジ式のみに対応するプラグ。 ミニコンポやエントリークラスのオーディオ機器では使用できないことがあるので注意しましょう。

Y端子

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Y端子はYラグ端子とも呼ばれ、バインディングポスト式のスピーカーケーブル用端子に適合する端子です。サイズは8mm、6mm、4mmタイプの3種類。締め付けることでスピーカー端子と確実な接続ができるので、音質的には優れています。

素材や音質にこだわった高価なモデルが多く、バナナプラグほど一般的ではありません。バナナプラグが使えないバインディングポスト端子でも接続できるのがメリット。バナナプラグが使えない場合に検討をおすすめします。

スピコンプラグ・フォーンプラグ

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スピコンプラグはコネクターを回転させてロックする機能が付いている端子です。強固な固定により、不意にケーブルが抜けるのを防止。また、酸化に強くショートしにくいので、長期間取り外すことのない用途に適しています。

フォーンプラグのケーブルは、イヤホン・ヘッドホン用の端子としても使われる2.5~6.3mm径のプラグを使用しています。外部からのノイズの影響を受けにくく長く引き回せるのがメリットです。

スピコンプラグとフォーンプラグはいずれも楽器演奏や音楽制作などの業務用途向けで、民生用のスピーカーではあまり対応していないことに留意しておきましょう。

ゲージ(太さ)をチェック

スピーカーケーブルの太さは金属導線の太さを示すゲージ(AWG)という単位が目安になります。スピーカーケーブルではおもに12~18AWGのモノが主流です。18AWGで直径約1mm、14AWGは直径1.6mmと数字が小さくなるほど太くなります。

太いほど多くの情報を伝送でき、音質面でも有利なように思えますが、オーディオ信号の低音と高音はそれぞれケーブル内での伝達の特性が異なるため、太さだけでは判断できません。素材と設計の総合によって音質は異なります。

また、ゲージはケーブル内の導体の太さを示していますが、周囲の絶縁体や、ケーブルの最も外側の被覆であるシースの太さが加わってケーブルの太さとなります。ケーブル全体の太さは設計によって異なるのでゲージだけで判断しないようにしましょう。取り回しのしやすさも加味して太さを選ぶのもポイントです。

長さをチェック

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伝送による信号の損失が皆無にはならない原理上、スピーカーケーブルの長さは短ければ短いほうがよいとされています。ただ、ケーブルが張り詰めたような少しの余裕もない状態では、ケーブルにストレスがかかりマイナスです。

自分が普段聴いている配置でのアンプとスピーカー間の距離を測ったうえで、適度な余裕を持った長さを選んでみてください。なお、サラウンドのリア用に使う場合は、フロント用よりも倍ぐらいの長さが必要なことに注意しましょう。

スピーカーの大きさや設置環境にもよりますが、一般的に、ステレオ用とサラウンドのフロント用には2m程度、リア用には4m程度の長さが適しています。

スピーカーケーブルのおすすめメーカー

ベルデン(BELDEN)

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信号伝送に関わる機器や機材を扱うアメリカのグローバル企業「ベルデン」。産業用ネットワーク機器や放送映像機器も手掛けていますが、ケーブルブランドとして世界的に有名です。一般用だけでなく、放送局や音楽制作現場をはじめとする業務用に高い支持を集めています。

スケールメリットを生かしたリーズナブルな価格と、色付けの少ない素直なサウンドが特徴。スピーカーケーブル以外の種類のオーディオ・楽器用ケーブルも多数取り扱っているため、機材一式の音をひとつのメーカーで統一したい場合にもおすすめです。

カナレ(CANARE)

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1974年に設立した日本の電気メーカー「カナレ」。放送・音楽制作・楽器用などのおもに業務用途に各種ケーブルや伝送関連の周辺機器を製造しています。現在では国内だけでなく、海外でも著名なメーカーです。

スピーカーケーブルにも定評があります。低価格でオーソドックスな設計が特徴で、癖の少ない音質が魅力です。外部からのノイズに強く、耐久性に優れた製品作りに長けていて、長距離伝送や長期間の使用が必要な用途に適しています。

他社ではラインナップの少ないスピコン用や、フォーンプラグ用ケーブルなどを取り揃えているのもおすすめポイントです。

ゾノトーン(Zonotone)

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世界的なレコード用カートリッジメーカーである、オルトフォンの国内法人社長だった前園俊彦氏が2007年に興した国内のケーブルメーカー「ゾノトーン」。カートリッジの音質を大きく左右する内部配線のノウハウを活かした、メーカー独自の設計による高音質で短期間にケーブルメーカーの人気ブランドになりました。

高価でコストのかかる素材と凝った構成を採用しながらも、リーズナブルな価格に抑えているのが特徴です。音の解像感や音場感といった、オーディオ的な要素を重視した音作りが魅力。スタイリッシュなデザインもポイントで、ケーブルの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

スピーカーケーブルのおすすめモデル

ベルデン(BELDEN) スピーカーケーブル 3m 8460

世界の定番メーカー、ベルデンのなかでも定番のモデル。外部ノイズ影響を減らせるツイスト型構造を採用していることに加え、ケーブルの外側をスリーブで覆って固定しているためツイストが緩む心配がありません。

線材は錫メッキの銅線で、線径は18AWG。ケーブルによる色付けを避けた自然なサウンドが特徴です。同じ構造と素材で長さや線径の異なるモデルを多数ラインナップ。ミニコンポ、ホームシアターから本格オーディオまで幅広い環境に使用できます。

ケーブル表面のカラーリングは白と黒とシンプル。ケーブルの存在を目立たせたくない方にもおすすめです。

ベルデン(BELDEN) スピーカーケーブル 5m 9497

「ウミヘビ」の愛称で知られる定番品。ツイスト構造を採用したオレンジと黒のケーブルのコントラストが印象的です。

線材は錫メッキの銅線で、線径は16AWG。外部ノイズへの耐性の強さと、伝送時の劣化を抑えているのが特徴。長距離伝送が長く、ノイズ源も多い業務用の現場で多く使われています。

特に録音現場やライブなどでの用途で定評が高く、ロックやポップスに適したクリアでキレのよいサウンドが持ち味。落ち着いたサウンドが特徴の「8460」と使い分けるのもおすすめです。

ベルデン(BELDEN) 8470 バナナプラグ付 スピーカーケーブル 2本セット

ベルデンの定番モデル「8470」にバナナプラグを両端に装着したスピーカーケーブル。自分でバナナプラグを買ってきて半田付けする必要がないので便利です。また、プラグ部の安定性も高いので、音質面でもメリットがあります。

ケーブルに最適な音質を備えたバナナプラグに設計されているのもポイントです。0.5~10mまで10通りの長さが用意された豊富なラインナップも魅力。卓上システムからホームシアターまで幅広いスピーカーレイアウトに対応できます。

ベルデン(BELDEN) 8470 バナナ-Yラグ付き スピーカーケーブル 2本セット 2m

片方にバナナプラグ、もう片方にYラグ端子を装着したスピーカーケーブル。アンプ側かスピーカー側のいずれかのバインディングポスト端子でバナナプラグが使えない場合に役立ちます。

ケーブル本体は素直な音質と取り回しやすい定番の「8470」。長さのバリエーションも10種類と豊富なので、幅広い環境で使えるのも魅力です。

カナレ(CANARE) 4S6仕様 スピーカーケーブル スピコン⇔スピコン 3m

定番のスピーカーケーブル「4S6」の両端にスピコン端子プラグを装着したモデル。スピコン端子を搭載したアンプやスピーカーと組み合わせることで、確実性の高い接続が可能です。

プラグには業界標準といわれるノイトリックのNL2FXを採用。接続時のロック精度の高さから、PA・ライブハウス・クラブなどの業務用で広く使われています。3~50mまでと豊富な長さのラインナップもおすすめポイントです。

ゾノトーン(Zonotone) 6NSP-Granster 2200α

人気のケーブルメーカーによるエントリーモデル。導体部を一般的なOFC銅に加え、6NCu(超高純度銅)・HiFC(高機能純銅線)・PCUHD(高純度無酸素銅線)と異なる構造の4種類の銅線で構成しているのが特徴です。

音域バランスや音色、音の情報量と音場感といった、オーディオを楽しむのに必要な要素をハイレベルに兼ね備えているのが魅力。ツイスト構造にアルミシールドを施し、ノイズに強いのもポイントです。

クリアブルーの鮮やかなシースも個性的。スタイリッシュな外見はインテリアにも調和します。目につきやすい部分にケーブルを配置する方にもおすすめです。

ゾノトーン(Zonotone) 6NSP-Granster 5500α

人気の「6NSP-Granster 2200α」の上位モデルです。導線を異なる構造の4種類の銅線で構成しているのは同様ながら、4芯構造を採用。音のダイナミックなエネルギー感と解像度の高さに磨きをかけています。4芯それぞれに入念なシールドにより、外部からの音質劣化につながる影響を受けにくいのもポイントです。

4芯を高域用、低域用に分けてバイワイヤリング用としても使用できます。「Granster」シリーズに共通のクリアブルーのシースも魅力。オーディオ用からホームシアター用まで活躍するおすすめのモデルです。

アマゾンベーシック(AmazonBasics) スピーカーケーブル 約30m

Amazonオリジナルのスピーカーケーブル。構造はオーソドックスな平行型です。リーズナブルながら、素材は銅とアルミを張り合わせたクラッド鋼という複合型と凝っているのが特徴。銅のみから構成されている一般的なケーブルとは異なるサウンドを手軽に楽しめるのが魅力です。

一般的な1m単位の切り売りではなく、30m巻きで販売。ステレオ用に2本で数m使う用途よりも、サラウンドのような複数本で長さも必要な用途に適しています。プラスチックのリール巻は収納しやすいのもポイントです。

ケーブルの片側に極性を識別するための白線が付いているので接続が簡単。また、16AWG、14AWGと2種類の太さをラインナップ。音質や取り回しのしやすさで選べます。

オーディオテクニカ(audio-technica) AT6157

オーディオテクニカによるロングセラーの定番スピーカーケーブル。平行型構造にOFC素材を使用したオーソドックスなモデルです。導線は0.12mm径の140本撚りにしています。

透明なシースは柔らかく引き回しやすいのが魅力。被覆が剥がしやすいので、はじめてスピーカーケーブルを使う初心者にもおすすめです。片側のシースの表面に白い線を表記。プラスとマイナスの接続を間違えにくいよう配慮されているのもポイントです。

オーディオテクニカ(audio-technica) AT-ES1400

スピーカーケーブルでは珍しい単線構造を採用したモデル。一味違うスピーカーケーブルが欲しい方におすすめです。1.2mm径のOFCを各1本ずつ使用しています。

一般的な撚り線構造のスピーカーケーブルとは異なる、骨太のサウンドが特徴。絶縁性能と音質に優れた発泡PE絶縁体を採用し、線材の持つ個性を損なわないように配慮しています。

信号の流れを示す矢印をケーブル表面に表示。矢印方向を合わせて接続することで、左右チャンネルの音を揃えることが可能です。

オーディオテクニカ(audio-technica) AT-RS180P

タフな使用に耐えるスピーカーケーブル。PE+ポリエステルエラストマー絶縁材と、マグネシウムウィスカー入りPVCシースの採用により、90℃の高温に耐えられます。

また、耐衝撃性も備えており、車内のような過酷な環境下でも使用可能。使わないときは高温になるオーディオルームや、ケーブルを間違って踏む可能性のあるリビングなど、ケーブル自体の耐久性が気になる場合におすすめです。

3種類の銅素材を組み合わせた導線の異種線径2芯平行型タイプ。中低域から高域までバランスよく再生できるのが音質面での特徴です。

オヤイデ(OYAIDE) スピーカーケーブル 2.0m ACROSS 3000 Y/2.0

幅広いスピーカーターミナルに接続できるオリジナルの6mmと8mm2段形状Yラグ端子「SPSL」を搭載したケーブルです。鉛や鉄分を含まない純国産銅合金を採用しており、接続部分での音質劣化を防ぎます。

リサイクル銅を一切含まないバージン銅のみを使用した高品位な導線を使用。また、3種類の異なる太さの素線を撚り合わせる特許技術「3E撚り」によって諸特性を向上しています。

富士パーツ商会 スピーカーケーブル 先バラ-先バラ 5m×2本 C-077

初心者向けに使いやすいスピーカーケーブルです。導線にOFC銅を採用した平行型構造とオーソドックス。ケーブルは赤と白に色分けされているので、極性を間違えて接続する心配がありません。

細めのケーブルは柔らかく、取り回しがしやすいのもポイント。ケーブル先端部に切り込みが入っていて、被覆を剥がすのが簡単なのも特徴です。バナナプラグやY端子を自分で用意して端子付きケーブルを自作するのにも適しています。

長さは5mあるので、ステレオ用にもサラウンド用にも対応可能。価格も手頃なので初めてのスピーカーケーブルにもおすすめです。

キンバーケーブル(KIMBER KABLE) 4TC-AN2.5P

世界的なオーディオケーブルメーカー、キンバーケーブルのスピーカーケーブルです。ソニーがウォークマンの内部配線やイヤホン、ヘッドホン用の交換用ケーブルに採用しているほどの信頼性があります。

撚り線を4+4本使用した独自の「ブレイド構造」を採用しているのが特徴。導体には独自の「VariStrandTM構造」の高純度銅線を採用しており、精緻さと豊かさを併せ持ったサウンドを聴かせます。

また、被覆に導体の振動を抑えられるテフロンが使われているため、安定した信号伝送を行えるのもポイントです。

オーディオラボ有限会社(Audiolabo) 特殊アニール純銀スピーカーケーブル

高音の伸びに優れた銀の特性を活かしたスピーカーケーブルです。線材に純度99.99%の4N 純銀を採用。スピーカーケーブル素材として一般的な銅では得難い高音の表現力を備えています。

バイワイヤリング接続の高音用に使うのもおすすめ。通常の銀線に比べて柔らかく扱いやすいようアニール(焼きなまし)処理しているので取り回しがラクなのもポイントです。

ナノテック・システムズ(Nanotec Systems) Yラグ・バナナ端子各8個付き MK-2HVT2.5

バナナプラグとY端子プラグが各8個ずつ付属したスピーカーケーブル。それぞれの端子を別個に購入する手間が省けます。また、製品にマッチした端子であるのもメリット。端子の違いによる意図しない音質変化を回避できます。

導体には0.5mm径×7本のOFCと、0.18mm径×26本の新導体(HiFC)をハイブリッドで採用。さらに、導体に金90%、銀10%のコロイド液を塗布させることで、高解像度と低ノイズ性を実現しています。

1.5~4mまでの5種類の長さをラインナップ。デスクトップシステムから、広い空間でのサラウンド再生用まで対応します。

クリプトン(KRIPTON) バイワイヤリング・スピーカーケーブル SC-HR2000

バイワイヤリング対応の4芯型スピーカーケーブル。通常は別々のケーブルで行う必要があるバイワイヤリング接続を1本で簡単に楽しめるのが特徴です。

高域側が0.7mmのマグネシウムに0.7mm径のPC-Triple C銅線6本をロープ撚り、低域側が0.7mm径のPC-Triple C銅線6本をロープ撚りし、ポリエチレンの絶縁被覆で構成。高域側と低域側の線材構成を変えることで、それぞれの帯域に合った音質チューニングを施しています。バイワイヤリングで使用する際は、高域側と低域側を正しく接続しましょう。

クラシックプロ(CLASSIC PRO) スピーカーケーブル フォン-フォン SPP015B

ハイコスパなフォーンプラグタイプのスピーカーケーブル。8mm径仕様により耐久性と柔軟性に優れています。端子の持ち手部分が大きいのもポイント。ジャックへの抜き差しがラクなことに加え、振動やがたつきを抑制できるので音質面でも効果的です。

1.5~30mまでの幅広いラインナップを用意しているのも特徴。コンパクトなDTM用途から、広いスタジオなどの業務用までのさまざまなシーンにマッチします。1m当たりの単価が安いので、長さや本数が必要で少しでも予算を抑えたい方にもおすすめです。

F-FACTORY スピーカーケーブル ピンプラグ-先バラ 1m×2本/C-078

「ピンプラグ-先バラ」タイプのスピーカーケーブル。スピーカー端子がRCAピンジャックのアンプと一般的なプッシュ式、ネジ式の端子を備えたスピーカーとの接続に使えます。

また、一般的なスピーカー出力を備えたアンプと、ピンジャック入力を備えたパッシブスピーカーとの接続にも使用可能。いずれもあまり一般的ではない接続形態ですが、該当する機器を持っている方には重宝するケーブルです。

モガミ(MOGAMI) 12AWG×2 スピーカーケーブル 3103

モガミはカナレと並んで業務用のオーディオ向けケーブルに実績のあるメーカーです。スピーカーケーブルとしてはやや太めの12AWGのモデルを中心に外径の太さに特徴があります。

また、使用線材は99.96%の純度を持つ一般的な無酸素銅(OFC)ですが、線材の伸びやしなやかさを高めるアニール処理を長めに行う「NEGLEX-OFC」を採用。取り回しや音質の向上を図っています。

業務用らしい色付けの少ない自然なサウンドが魅力。外径だけでなく線材自体も太いので、自分のアンプやスピーカーの端子に使用できるかチェックしましょう。

モガミ(MOGAMI) スピーカージャンパーケーブル 3103

バイワイヤリング接続対応のスピーカー端子に接続する短いケーブルが「ジャンパーケーブル」。バイワイヤリングではなく、通常のスピーカー結線を行いたい場合に使います。ジャンパーケーブルの品位は音質に影響するため、重要なアイテムです。

本ケーブルは、切り売り用スピーカーケーブルの定番「3103」に両端にバナナプラグを装着。ケーブル部分の長さは19cmで幅広いスピーカーで使えます。また、「Yラグ-Yラグ」「バナナ-Yラグ」の組み合わせで端子を装着したケーブルも用意。バナナプラグが使えない場合にも対応できます。