CDやラジオを楽しめるだけでなく、昔ながらのカセットテープで録音・再生もできる「CDラジカセ」。デジタルオーディオ機器が普及している現代ならではの、機能が充実したモデルが多く販売されています。多彩なモデルから選ぶ際に迷ってしまう場合も少なくありません。
そこで今回は、CDラジカセのおすすめモデルをご紹介。併せて選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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CDラジカセとは?
CDラジカセとは、CDプレーヤー・ラジオ・カセットデッキが一体となっているオーディオ機器です。CDの再生やラジオ受信のほか、カセットテープの再生もできるのが特徴。CDやラジオの音声をカセットテープに録音することも可能です。
デジタルオーディオ機器の普及によって製品の数は減少しているものの、カセットテープを再生・録音する需要は依然多く、新しいモデルも登場しています。オーディオ技術の進化により、Bluetooth通信機能など最新のテクノロジーを搭載した製品が販売されているほか、スタイリッシュなデザインのモデルも人気です。
CDラジカセの選び方
対応メディアで選ぶ
自分で作ったプレイリストを楽しむなら「CD-R/RW」
お気に入りの曲を集めたプレイリストを作りたい方は、CD-RとCD-RWに対応しているCDラジカセを選びましょう。CD-Rは一度だけ書き込みできるCDメディア。対して、CD-RWは繰り返しデータの書き込みや消去ができるメディアです。CD-R/RWに対応していないモデルだとデータの読み込みができず、再生できません。
CD-RとCD-RWのいずれの場合も、保管状態によって再生できなくなる場合があります。傷が付かないようにケースに入れて保管するほか、高温多湿の場所に放置するのは避けておきましょう。
古い音源を聴きたいなら「カセットテープ」
磁気テープにデータを書き込むメディアがカセットテープです。1960年代にオランダのフィリップス社によって開発されました。デジタル音源が主流となった現在でも使用されています。
アナログ音源ならではの、あたたかみのあるサウンドが魅力。再生レンジも広く、高音質なサウンドを楽しめます。磁器テープは劣化しやすいデメリットがあるものの、レトロな雰囲気を味わいたい方におすすめです。
録音を行うなら「USBメモリ・SDカード」
CDやラジオ、カセットテープの音声を録音したいなら、USBメモリやSDカードでの録音に対応しているCDラジカセが適しています。ほかのメディアに比べて、手軽にデータの書き換えが可能です。
しかし、USBメモリやSDカードには寿命があり、データを消失してしまう恐れがある点には留意しましょう。長く保存しておきたい大切なデータを収録する際は、別途違うデバイスにバックアップを取っておくのがおすすめです。
ラジオ機能をチェック
自動で周波数を合わせる「デジタル式」なら簡単に使える
CDラジカセはラジオを搭載しており、なかでもデジタル式で周波数を合わせられるシンセチューニングを採用したモデルがおすすめです。聴きたいラジオ局にチューニングが合うまでダイヤルを回すアナログチューニングと異なり、微妙な調節が不要で手軽に選局できるのが魅力。CDラジカセでは主流のタイプです。
液晶ディスプレイに周波数や放送局名を表示するモデルもあるので、チェックしてみてください。
「ワイドFM」に対応していると災害時に活躍する
CDラジカセはAMラジオとFMラジオを受信できますが、なかには「ワイドFM」に対応しているモデルも販売されています。ワイドFMとは、FMの電波を利用してAM放送を受信できるFM放送。AM放送を受信できるエリアにおける難聴対策や災害対策を目的にはじまりました。
FM電波を利用する方式で、クリアな音でAM放送を楽しめるのが魅力。高いマンションなどが立ち並ぶビル街や山間部で受信しやすいのもメリットです。海外電波の混信も回避できるなど安定して受信でき、災害時に情報を入手したいときも安心。ただし、ワイドFMに対応しているエリアでないと受信できない点に留意しましょう。
お気に入りの放送局があるなら「プリセット機能」が便利
よく聴くラジオ放送局がある場合は、あらかじめ登録できるプリセット機能を搭載しているCDラジカセをチェックしておきましょう。ラジオを聞くたびにチューニングする手間が省けて、ワンタッチでお気に入りの放送局を選局できる手軽さが魅力。すばやく選局したい場面でも役立ち、便利です。
ただし、登録できる数はモデルによって異なります。チャンネルを探す手間を減らしたいなら、登録できるラジオ局数をチェックしておくのがおすすめです。
なお、プリセット機能はデジタル式のラジオにあり、ダイヤルを回してチューニングするアナログ式には備わっていない点に留意しましょう。
あると便利な機能をチェック
音楽を楽しむならBluetooth接続やハイレゾに対応したモデルがおすすめ
Bluetooth通信に対応しているCDラジカセなら、スマホやタブレットに保存している音楽を楽しめます。Bluetooth対応デバイスとワイヤレスで接続し、CDラジカセをスピーカーとして利用可能。家族や友人とスマホで聞いている曲を共有したり、アウトドアレジャーで大きな音で音楽を堪能したりできます。
スマホやタブレットで再生した曲をカセットテープに録音できるのもメリット。Bluetoothでの送信機能を備えているモデルなら、CDラジカセで再生した音声をBluetooth対応スピーカーやワイヤレスヘッドホンへ出力できます。
高音質なサウンドにこだわりたい方には、ハイレゾ音源に対応しているモデルがおすすめ。CDを超える情報量を収録できる音源で、原音に忠実な高音質サウンドを味わえます。なかには、音源をハイレゾ相当のサウンドに変換する機能を搭載したモデルもあるのでチェックしてみてください。
語学学習に使うならスピードをコントロールできるモノがおすすめ
CDラジカセを語学学習に使用するなら、スピードコントロール機能を搭載しているかどうかチェックしておきましょう。再生している音声のスピードを調節できる機能で、スピードを落としてじっくり聞きながら学習するのに役立ちます。
リスニングの練習や発音のニュアンスの確認などのほかにも、楽器の練習にも活用できる機能です。
カラオケの練習をするならキーを調節できるモデルをチェック
ラジカセのなかには、再生している音源のキーを調節できるモデルもあります。自分の声の高さに歌いたい曲の音程を合わせられるのが特徴。半音刻みで細かく音程を調節できるモデルもあり、カラオケの練習に役立ちます。
ボーカルの音声を小さくして再生できる「ボーカルダウン」機能を搭載したモノも。残響効果を楽しめるエコー機能を組み合わせて、本格的なカラオケができるモデルもあります。マイクを2本接続可能なモデルならデュエットも堪能できるのでチェックしてみてください。
カセットテープ同士のダビングが可能なダブルカセット機能
ダブルカセット機能が付いているCDラジカセは、カセットテープからカセットテープへのダビングが可能です。たとえば、自分が作ったミックステープを友達にプレゼントしたいときなどに役立ちます。
なお、ダビングする機会やダビングしたいカセットの本数が多い場合は、高速ダビングができる製品を選ぶのがおすすめです。ラインナップは少ないものの、便利な機能なのでぜひチェックしてみてください。
入出力端子をチェック
CDラジカセをさまざまな機器と接続したい場合は、入出力端子の種類をチェックしておきましょう。外部スピーカーを接続して、より高音質で迫力のあるサウンドを味わいたい場合は、出力端子の有無を確認してみてください。
カラオケを楽しみたいなら、マイク端子を備えているモデルがおすすめです。夜間や周囲を気にせずリスニングに集中したい場面では、ヘッドホン端子を搭載しているモデルが重宝します。
コード式や電池式などの電源方式をチェック
CDラジカセによって電源方式は異なります。使用する場所などを考慮しながらチェックしておきましょう。コード式は、ACコンセントさえ確保できれば使用可能。電池切れを気にせず、長時間使いたい場合に適しています。ただし、停電時には使用できません。
乾電池式は場所を選ばず、どこでも使えるのが魅力。電源を確保できないアウトドアレジャーで音楽やラジオを楽しめるだけでなく、停電時・災害時の備えとしても活躍します。なお、乾電池の予備を用意しておく必要があり、ランニングコストがかかるのがデメリットです。
コード式と乾電池式の両方に対応しているモデルもあり、使用場所に合わせて電源を選択できます。乾電池を使用する機会が多い場合は、使用時間の目安も確認してみてください。
持ち運んで使うならコンパクトサイズがおすすめ
CDラジカセは、さまざまなサイズのモデルが販売されています。持ち運んで使用するなら、小さめサイズのモデルがおすすめです。とくに、アウトドアレジャーや作業現場で駐車場から携行する際には、軽量かつコンパクトなモデルが重宝します。幅広い場所で使いたい場合に便利です。
ハンドルを搭載しているモデルなら、持ち運びも楽々。なかには、机の上やベッドサイドなど限られたスペースに設置しやすいコンパクトモデルもあります。
インテリアに調和するおしゃれなデザインのモデルをチェック
CDラジカセには、スタイリッシュでおしゃれなデザインのモデルもあります。インテリアや部屋の雰囲気に合わせたい場合は、デザインをチェックしておきましょう。
なかには、昔ながらの雰囲気があるレトロな見た目のモノも。部屋をトータルコーディネートしたい場合は、カラーバリエーションも要確認です。
CDラジカセのおすすめメーカー
東芝(TOSHIBA)
東芝は、白物家電から映像・音響機器まで、さまざまな分野で事業を展開している総合電機メーカーです。CDラジカセは、豊富なバリエーションが魅力。
Bluetooth通信やハイレゾ音源に対応したハイグレードモデル、コンパクトながら多機能なモデルなど、ラインナップが充実しています。カラオケを楽しめる機能を搭載しているモデルが多いのも特徴。また、再生しているカセットテープやCDの音源をBluetooth対応機器へ送信できるモデルも便利です。
ソニー(SONY)
映像・音響関連事業をはじめ、さまざまなジャンルで製品・サービスを手がけている電機メーカーです。CDラジカセにおいては、カラーバリエーションの豊富なモデルをラインナップ。スタイリッシュなデザインでインテリアと調和させやすく、部屋の雰囲気に合わせて空間をおしゃれに演出したい方に適しています。
ハンドルを搭載し、持ち運びに便利なコンパクトなモデルにも注目。ワイドFMに対応しているモデルならお気に入りのAM放送をクリアな音声で楽しめるほか、災害時の緊急放送を聞き逃したくない場面でも役立ちます。タイマー予約機能を活用して、ラジオの音声をカセットテープに録音できる機能も便利です。
CDラジカセのおすすめ
東芝(TOSHIBA) ハイレゾ対応SD/USB/CDラジオカセットレコーダー TY-AK21
高音質を求める方にぴったりのCDラジカセです。CDだけでなく、カセットテープやラジオの音源をハイレゾ相当の音質に拡張する「アップコンバート機能」を搭載しているのが特徴。懐かしい音楽が高音質で楽しめます。
また、Bluetooth送受信機能を搭載。本体で再生するカセットテープやCD、ラジオなどの音をBluetooth対応機器でリスニングできます。ほかにも、0.5~1.5倍の11段階で速度調整ができるスピードコントロール機能も備えているため、語学学習などに活用するのもおすすめです。
多彩な録音機能も魅力のひとつ。カセットテープからSDカードやUSBメモリへの録音はもちろん、USBメモリからSDカード、SDカードからUSBメモリへの録音にも対応しています。
東芝(TOSHIBA) CDラジオカセットレコーダー TY-CDW991
ダブルカセット機能を搭載したCDラジカセです。カセットテープからカセットテープにダビングしたい方におすすめ。カセット同士でも高速ダビングが可能です。ほかにも、CDやラジオ、マイク端子からの録音などにも対応しています。
また、カラオケに便利な機能を多数搭載しているのも魅力です。再生音源の歌パートだけを小さくしてカラオケが楽しめるボーカルダウン機能をはじめ、マイクエコーやキーコントロール、テンポコントロール機能を備えています。デュエット用ジャックを付属しており、マイクを2本接続できるのも特徴です。
さらに、リモコン付きのため、離れた場所からでも操作できるのがうれしいポイント。本体にリモコンホルダーを備えており、すっきり収納できるのも便利です。
東芝(TOSHIBA) SD/USB/CDラジオカセットレコーダー TY-CDX92
カセットテープの音源をSDカードやUSBメモリに録音できるCDラジカセ。思い出のカセットテープをデジタル化しておきたい方におすすめです。また、CDの音源をSDカードやUSBメモリ、カセットテープに録音できます。
さらに、Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどとペアリングすればワイヤレススピーカーとしても使用可能。3W+3Wの高音質スピーカーで、迫力あるサウンドが楽しめるのも魅力です。
多彩なカラオケ機能を備えているのもうれしいポイントです。エコー機能やキーコントロール機能に加え、ボーカルダウン機能も搭載しています。
ラジオの自動選局にも対応しており、ラジオをよく聴く方にも適しています。
東芝(TOSHIBA) CDラジオカセットレコーダー TY-CDS9
テーブルの上などにも置きやすい薄型コンパクトなCDラジカセです。最大4.4Wの高出力スピーカーの搭載に加え、スピーカーまわりにメタルグリルを採用することで、高音質かつパワフルなサウンドを実現しています。
見やすい文字と押しやすいボタンで、使いやすさにこだわっているのもポイント。操作しやすいため、機械の苦手な方にも適しています。FM1・FM2・AMで各5局ずつ、最大15のラジオ放送局が登録できるプリセット機能を搭載しているのも便利です。
さらに、CDのイントロから聴きたい曲をすばやく選び、選んだ曲だけをプログラム再生できるイントロ選曲機能や、気分や音楽ジャンルに合わせて音質が選べる機能なども搭載しています。
ソニー(SONY) CDラジオカセットレコーダー CFD-S70
丸みのあるデザインがかわいいCDラジカセです。本体カラーには、ブラック・ホワイト・ピンクの3色をラインナップしています。操作パネルが見やすく操作しやすいように傾斜をつけて配置するなど、使いやすさにこだわった設計も魅力です。
カセットテープやCD、ラジオの再生に加え、CDやラジオをカセットテープに録音することも可能。CDからお気に入りの1曲だけを録音したり、プログラム登録を活用して好きな曲順で録音したりと、さまざまな録音方法に対応しています。
また、本体側面にヘッドホン端子を搭載しているのも便利なポイントです。深夜でもまわりを気にせず、音楽再生やラジオが楽しめます。バックライト付きの液晶モニターを採用しているので、暗い部屋での操作も安心です。
ソニー(SONY) CDラジオカセットレコーダー CFD-S401
インテリアとしても活躍するおしゃれなデザインが魅力のCDラジカセ。大型液晶ディスプレイを搭載しているのが特徴です。操作ボタンを大きくし、本体上部にまとめて配置するなど、使いやすさにこだわっています。電池駆動にも対応しているため、場所を選ばず使用できるCDラジカセを探している方にもおすすめです。
また、ラジオ番組のタイマー予約録音機能を搭載しているのもポイント。放送と予定が合わないときに便利な機能です。
なお、本体カラーには、ブラック・ホワイト・ベージュ・ブルーグレーの4色をラインナップ。サウンドや機能だけでなく見た目にもこだわりたい方は、ぜひチェックしてみてください。
コイズミ(KOIZUMI) CDステレオラジカセ SAD-4944/S
レトロなデザインのCDラジカセ。比較的価格が安いので、気軽に使えるモデルを探している方にもおすすめです。
シンプルなデザインながら、CDを最大20曲までプログラム再生できる機能やリピート再生機能もしっかり搭載。CD-RとCD-RW、どちらの再生にも対応しています。また、カセットテープへの録音機能もしっかりと備えています。
さらに、2電源に対応しており、アルカリ電池による駆動が可能なこともメリット。ワイドFMにも対応しているため、災害時などにも活躍が期待できます。必要最低限の機能を備えた安価なCDラジカセを探している方にぴったりの1台です。
アナバス(ANABAS) CDラジオカセットレコーダー CD-CB5
音楽やラジオを気軽に楽しめるリーズナブルなCDラジカセです。シンプルな設計と昔ながらのデザインが魅力。幅290×奥行224×高さ147mm、重さ約1.9kgと小型で軽量なため、持ち運んで使うためのCDラジカセを探している方にもおすすめです。
CD-RとCD-RW、両方の再生に対応していることもメリット。CDの音源をカセットテープに録音することも可能です。また、ワイドFMに対応しているのもうれしいポイント。マンションやビルでも受信しやすいので、クリアな音でのラジオリスニングが期待できます。
アナバス(ANABAS) CDラジオカセットレコーダー CD-C330
レトロな雰囲気を残したクラシックデザインが特徴。インテリア性の高さを重視する方にもおすすめのおしゃれなCDラジカセです。スピーカーを本体側面部に搭載することで、部屋全体に広がる豊かなサウンドを実現しています。
CDの再生に加え、カセットテープの録音・再生に対応。CDから録音したりラジオから録音したりできるので、カセットテープならではの音質でお気に入りの音楽を楽しみたい方にぴったりです。
また、イヤホン端子を備えているのもうれしいポイント。時間を気にすることなく音楽再生やラジオリスニングを満喫できます。
オーム電機(OHM) AudioComm CDラジオカセットレコーダー RCD-590Z
持ち運びに便利な取っ手が付いたコンパクトサイズのCDラジカセです。2電源方式のため、コンセントでも電池でも使用できるのが便利なポイント。また、操作方法がわかりやすいので、機械が苦手な方にもおすすめです。
CDプレイヤーとしての機能も充実しており、お気に入りの曲のリピート再生やランダム再生が可能。ほかにも、カセットテープへの録音にも対応しています。
AUX端子を搭載しているため、外部機器のスピーカーとして使用できるのもメリットです。
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昔からあるオーディオ機器ながら、便利な機能を搭載したモデルも販売されているCDラジカセ。スマホやタブレットに保存している音楽を楽しみたい場合は、Bluetooth通信機能を備えたモデルをチェックしておきましょう。おすすめしたモデルと選び方を参考に、お気に入りになる1台を見つけてみてください。