メガネのように装着するだけで手軽に音楽を楽しめる「オーディオグラス」。イヤホンやヘッドホンのように耳を塞がないため、BGM感覚で音楽を楽しめるのが魅力です。とはいえ、メガネタイプやサングラスタイプなどさまざまな種類があり、どれを購入すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのオーディオグラスをピックアップ。選び方やおすすめメーカーについても解説するので、参考にしてみてください。

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オーディオグラスとは?

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オーディオグラスとは、音楽などを再生できるスピーカーを搭載したメガネ型のウェアラブルデバイスです。メガネのように装着するだけで、手軽に音楽を楽しめるのが特徴。構造上、イヤホンやヘッドホンのように耳を塞がずに使用できるため、ウォーキングやランニングなどでも周囲の音を取り入れながら安全に使用できます。

マイクが搭載されたモデルなら、スマホと接続してハンズフリー通話などをこなせるのも魅力。イヤホンのように耳の形状などを気にせず使用できるので、耳への圧迫感や違和感を覚えにくく、長時間快適に装着できるのもポイントです。

しかし、音漏れしやすいため、電車やカフェなど人混みでの使用には不向き。ラインナップもまだまだ少なく、選択肢が限られる点にも留意しておきましょう。

オーディオグラスのおすすめメーカー

ファーウェイ(HUAWEI)

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ファーウェイは、中国に本社を置く大手の通信機器メーカーです。イヤホンやノートパソコン、タブレットなど幅広い電子機器を手がけているのが特徴。スマートウォッチやオーディオグラスなど、ウェアラブルデバイスを多く販売していることでも有名です。

オーディオグラスに関しては、メガネタイプをメインにラインナップ。音漏れ防止設計を採用したモデルや、最大11時間連続で再生できる大容量バッテリー搭載モデルを販売しています。

レイザー(Razer)

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レイザーはアメリカを拠点とし、ゲーミングデバイスをメインに手がけるメーカーです。キーボード・マウス・ヘッドセット・ノートパソコンなど幅広いデバイスを展開。いずれの製品も快適にゲームをプレイできる機能が充実しています。

オーディオグラスに関しても、ゲームのプレイを想定して作られているのが特徴。ブルーライトカットレンズを採用している点もメリットです。ディスプレイの眩しさを抑えて目にかかる負担を軽減するため、パソコン作業を行う機会が多い方にもおすすめです。

オーディオグラスのおすすめ

ファーウェイ(HUAWEI) Eyewear2

ファーウェイ(HUAWEI) Eyewear2 2023

スタイリッシュなデザインのオーディオグラスを求めている方におすすめのアイテムです。洗練された印象をコーディネートに取り入れられます。ウェリントン型ハーフリムを採用しているのもうれしいポイント。カラーはスペースグレーとブラックの2種類をラインナップしています。

耳に当たる部分のテンプルには約9.7mmのスリム設計を搭載。人間工学に基づいて設計されているため、さまざまな輪郭にフィットすると謳われています。また、ノーズパッドにシリコン素材を使っているのもメリット。角度調節が可能なうえ、肌に優しく高いフィット感を実現しています。

さらに、オープン型イヤホンを使用しているのも魅力のひとつ。耳を圧迫せず、長時間のリスニングを快適に行えます。周囲の音をしっかりと聞き取れるため、移動中でも音楽を楽しみやすいアイテムです。バッテリーが長持ちなのもポイント。フル充電時には最大11時間の音楽再生が可能です。

ファーウェイ(HUAWEI) Eyewear

ファーウェイ(HUAWEI) Eyewear 2022

スマートコントロール機能を搭載した製品を探している方におすすめのオーディオグラスです。テンプル部分にタッチコントロールがついているのが特徴。スライドでボリュームを調整したり、ピンチするとペアリングモードに切り替えたりできます。再生機器を取り出さずに操作ができるため便利です。

また、紛失時に探しやすいのもメリット。専用アプリ「HUAWEI AI Life」を活用すると、トラッキング機能によりアイウェアの場所を確認できます。装着検知機能を備えているのもポイント。内蔵センサーによりアイウェアの着脱を感知し、音楽再生を自動で停止します。操作の手間の軽減に加えて、バッテリーの節約ができるアイテムです。

連続通話時間は最大4.5時間、連続音楽再生時間は最大6時間と、長時間のリスニングができるのも魅力。IPX4防水規格に対応しているので、キャンプなどのアウトドアでも使えます。

レイザー(Razer) ANZU SMART GLASSES

レイザー(Razer) ANZU SMART GLASSES 2021

ブルーライトカットに対応したオーディオグラスが欲しい方におすすめのアイテム。パッケージには35% ブルーライトカットレンズに加えて、UVA/UVB99%カットの交換用偏光サングラスレンズを同梱しています。デスクでディスプレイを長時間見る際や、外で長時間歩く際など使用シーンにあわせて使い分けられるため便利です。

また、音声や音楽が途切れにくいのもメリット。60ms低レイテンシーBluetooth接続を実現しており、オンライン会議などでも快適に使えます。さらに、全方位マイクを搭載。オーディオグラスをかけるだけでハンズフリー通話が可能です。

加えて、タッチインターフェイスを備えているのも特徴。曲の変更やメディア再生、スマートフォンの音声アシスタントの起動などができると謳われています。5時間を超える使用ができる長時間バッテリーを採用。IPX4規格の防滴仕様で、ジムなどでも安心して使えます。

RUIMEN スマートグラス

RUIMEN スマートグラス

防水機能を備えたオーディオグラス。IPX4規格の防水に対応しており、スポーツ時やアウトドアシーンでも快適に使用できます。また、軽量なのもポイント。本体は32.6gと軽いため、長時間つけていても疲れにくいアイテムです。

フル充電時の最大連続音楽再生時間は8時間。待機時間は240時間です。タッチインターフェース搭載で、本体から音楽再生などの操作ができます。

LeMuna スマートグラス

LeMuna スマートグラス

一度の充電で長時間使えるオーディオグラスを求めている方におすすめの製品です。フル充電時の連続再生時間は12時間と、一日中快適にリスニングを楽しめます。IPX4相当の防水性能を備えているのもうれしいポイント。突然の雨やスポーツ時に汗をかいた場合でも安心して使えます。

また、クリアレンズとサングラスレンズの2種類が付属するのも特徴。使用シーンにあわせて使い分けられるため便利です。

BONAKO オーディオグラス

BONAKO オーディオグラス 2024

マグネット式充電器を採用しているのが特徴のオーディオグラス。プラグなどの差し込みが必要なく、すばやく充電を始められて便利です。カラーはブラックとホワイトの2種類をラインナップしています。また、ボタンひとつでさまざまな機能を操作できるためおすすめ。電源のオンオフを始め、曲の再生・通話・音声アシスタント呼び出しなどを本体から選べます。

さらに、高音質でリスニングを楽しめるのもメリット。臨場感のあるダイナミックで迫力のある音を感じられると謳われています。本体はオープンイヤー設計で、周りの音をしっかりと聞けるのもポイント。散歩やスポーツなどのアウトドアシーンで快適に使えるモノを探している方にも適した製品です。

加えて、UV対策レンズを備えているのも魅力。パッケージには充電ケーブルと説明書に加えてメガネクリーナーが付属します。一度の充電で5〜6時間の再生が可能です。

wicue 0.1秒瞬間調光オーディオサングラス

wicue 0.1秒瞬間調光オーディオサングラス

光の強さに応じて自動調光を行うオーディオグラス。ドライブやアウトドアが好きな方など、オーディオグラスをサングラスとしても使いたい方におすすめのアイテムです。運転時のトンネルへの出入りなど、突然強い光を浴びたときにもわずか0.1秒で調光を行うと謳われています。

UVカット機能・偏光機能も採用しています。紫外線をカットしながら、路面やフロントガラスの反射などを軽減できるため便利です。

また、本体にはマイクを搭載しており、通話はもちろんオンライン会議などでも便利に使えるのもメリット。フル充電時の音楽再生連続時間は2.5時間、通話連続時間は3時間です。IP64規格の防水機能を備えています。

wicue Chamelo オーディオ調光サングラス

wicue Chamelo オーディオ調光サングラス 2024

スポーツに特化したオーディオグラスが欲しい方におすすめの製品です。本体にはワンレンズ型デザインを採用しており、光やホコリなどをしっかりと防げるのもうれしいポイント。スポーツをはじめとした、さまざまなアクティビティを集中して楽しめます。

また、本体右テンプルをタッチスライドすることで、すばやく調光できるのもメリット。20〜65%の範囲でレンズ透過率を調整できます。さらに、音声アシスタントに対応しているのも魅力のひとつ。本体とスマートフォンなどを接続した状態でマルチファンクションボタンを長押しするだけで起動します。調光機能は一度の充電で100時間の使用が可能です。

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オーディオグラスの選び方

用途にあわせてタイプを選ぶ

普段使いには「メガネタイプ」

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オーディオグラスのタイプは、「メガネタイプ」と「サングラスタイプ」の2種類に大別されます。それぞれ特徴が異なるので、用途にあったタイプを選ぶのが重要です。

普段使いに適したモデルを求めている方には、メガネタイプのオーディオグラスがおすすめ。レンズ部分が透明で、デスクワーク・ゲーム・動画鑑賞・家事などを快適にこなせます。

パソコン作業を行う機会が多い方は、ブルーライトカットレンズを採用したモデルにも注目。普段からメガネをかけている方は、度付きレンズに変更できるモデルをチェックしてみてください。

屋外で使うなら「サングラスタイプ」

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サングラスタイプは、遮光性が高いサングラスレンズを採用しているのが特徴。屋外での使用に適しており、ランニングやウォーキングなどのスポーツシーンにおすすめです。

屋外での使用を想定して作られているため、耐久性に優れたモデルが豊富。傷や衝撃に強いモデルや、雨や汗などに強い防水性能を備えたモデルなら、より安心して使用可能です。また、デザイン性の高いモデルは、ファッションアイテムとしても活躍します。

音質をチェック

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オーディオグラスは音楽を楽しむためのデバイスなので、音質も重要なポイント。基本的にスマホなどとワイヤレスで接続するため、音質を重視する場合は対応コーデックに注目しましょう。

対応コーデックとは、Bluetoothで音声データを送る際のデータの圧縮方式で、主に遅延や音質に関わるのが特徴。標準的な音質の「SBC」のほか、iOS端末と相性がよい「AAC」やAndroidスマホに適した「aptX」、ハイレゾ相当の音を楽しめる「aptX-HD」などがあります。

オーディオグラスを選ぶ際は、再生デバイスのコーデックに合ったモデルを選ぶのが大切。コーデックが異なる場合、再生はできても音質が劣化してしまうので、購入前にチェックしておきましょう。

遮音性をチェック

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オーディオグラスを選ぶ際は、遮音性の高さも要チェック。遮音性に優れたモデルを選ぶことで、周囲の雑音を気にせず音楽を楽しめます。

とはいえ、オーディオグラスは耳を塞がない構造上、カナル型イヤホンのような高い遮音性の実現は難しい点に注意。周囲の騒音が大きい環境で使用する際は、ボリュームを上げるなどの工夫が必要です。

音漏れしにくいかどうか

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オーディオグラスは基本的に音漏れが発生するため、図書館やオフィスなど周囲が静かな環境や、電車など周囲に人がいる状況での使用には不向き。音漏れしにくいと謳っているモデルも多く、常識的な音量であれば幅広いシーンで気兼ねなく使えます。

スピーカーの種類によっても音漏れのしやすさは異なります。オープンイヤー型は音質がよいかわりに、音漏れしやすいのが難点。骨伝導スピーカーを採用したモデルは、音質は劣るものの音漏れしにくい点がメリットです。

重さをチェック

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オーディオグラスは身につけて使用するウェアラブルデバイスのため、重量も重要なポイント。特に、長時間着用する機会が多い方は、できるだけ軽量なモデルを選びましょう。

一般的なメガネの重量は30g以下で、大きめのサングラスでも50g程度。オーディオグラスを快適に使いたい方は、重量50g以下を目安に選ぶのがおすすめです。

ランニングなどのスポーツシーンで使用したい場合は、装着感にも注目。激しく動いてもズレにくく、しっかりフィットするモノを選んでみてください。

バッテリーの持ちをチェック

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オーディオグラスを長時間使用したい方は、バッテリーの持続時間もチェックしましょう。フル充電で10時間以上の音楽再生が可能なモデルもラインナップ。また、急速充電に対応するモデルなら、バッテリーが切れても短時間の充電ですぐに使えるようになるので便利です。

高性能なモデルのなかには、専用充電ケースとの併用により合計30時間以上使用できるモノも。気になる方はチェックしてみてください。

耐水性をチェック

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オーディオグラスを主に屋外で使う方には、耐水性を備えたモデルがおすすめ。突然の雨にも対応可能で、外出先でも安心して使用可能です。

防水性能は「IPX」に続く0〜8までの数値で表され、数値が高いほど優れた性能を発揮します。軽い雨や汗を防ぐ程度であれば、IPX4〜5あれば十分です。

操作性をチェック

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快適にオーディオグラスを使いたい方は、操作性も要チェック。オーディオグラスは、基本的にスマホやポータブルオーディオ機器などと接続して使用します。デバイス側から操作できますが、オーディオグラス側でも音楽を再生・停止したり、曲送り・曲戻しできたりすると便利です。

多くのモデルがテンプル部分に操作部を搭載。直感的に操作したい方には、タッチセンサー搭載モデルがおすすめです。クリック感など押している感覚をしっかり味わいたい方は、ボタンを採用したモデルをチェックしてみてください。