メガネのように装着するだけで手軽に音楽を楽しめる「オーディオグラス」。イヤホンやヘッドホンのように耳を塞がないため、安全面に配慮しながらBGM感覚で音楽を楽しめるのが魅力です。とはいえ、メガネタイプやサングラスタイプなどさまざまな種類があり、どれを購入すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのオーディオグラスをピックアップ。選び方やおすすめメーカーについても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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オーディオグラスとは?
オーディオグラスとは、音楽などを再生できるスピーカーを搭載したメガネ型のウェアラブルデバイスです。メガネのように装着するだけで、手軽に音楽を楽しめるのが特徴。構造上、イヤホンやヘッドホンのように耳を塞がずに使用できるため、ウォーキングやランニングなどでも周囲の音を取り入れながら安全に使用できます。
マイクが搭載されたモデルなら、スマホと接続してハンズフリー通話などをこなせるのも魅力。イヤホンのように耳の形状などを気にせず使用できるので、耳への圧迫感や違和感を覚えにくく、長時間快適に装着できるのもポイントです。
しかし、音漏れしやすいため、電車やカフェなど人混みでの使用には不向き。ラインナップもまだまだ少なく、選択肢が限られる点にも留意しておきましょう。
オーディオグラスの選び方
用途に合わせてタイプを選ぶ
普段使いには「メガネタイプ」
オーディオグラスのタイプは、「メガネタイプ」と「サングラスタイプ」の2種類に大別されます。それぞれ特徴が異なるので、用途に合ったタイプを選ぶのが重要です。
普段使いに適したモデルを求めている方には、メガネタイプのオーディオグラスがおすすめ。レンズ部分が透明で、デスクワーク・ゲーム・動画鑑賞・家事などを快適にこなせます。
パソコン作業を行う機会が多い方は、ブルーライトカットレンズを採用したモデルにも注目。普段からメガネをかけている方は、度付きレンズに変更できるモデルをチェックしてみてください。
屋外で使うなら「サングラスタイプ」
サングラスタイプは、遮光性が高いサングラスレンズを採用しているのが特徴。屋外での使用に適しており、ランニングやウォーキングなどのスポーツシーンにおすすめです。
屋外での使用を想定して作られているため、耐久性に優れたモデルが豊富。傷や衝撃に強いモデルや、雨や汗などに強い防水性能を備えたモデルなら、より安心して使用可能です。また、デザイン性の高いモデルは、ファッションアイテムとしても活躍します。
音質をチェック
オーディオグラスは音楽を楽しむためのデバイスなので、音質も重要なポイント。基本的にスマホなどとワイヤレスで接続するため、音質を重視する場合は対応コーデックに注目しましょう。
対応コーデックとは、Bluetoothで音声データを送る際のデータの圧縮方式で、主に遅延や音質に関わるのが特徴。標準的な音質の「SBC」のほか、iOS端末と相性がよい「AAC」やAndroidスマホに適した「aptX」、ハイレゾ相当の音を楽しめる「aptX-HD」などがあります。
オーディオグラスを選ぶ際は、再生デバイスのコーデックに合ったモデルを選ぶのが大切。コーデックが異なる場合、再生はできても音質が劣化してしまうので、購入前にチェックしておきましょう。
遮音性をチェック
オーディオグラスを選ぶ際は、遮音性の高さも要チェック。遮音性に優れたモデルを選ぶことで、周囲の雑音を気にせず音楽を楽しめます。
とはいえ、オーディオグラスは耳を塞がない構造上、カナル型イヤホンのような高い遮音性の実現は難しい点に注意。周囲の騒音が大きい環境で使用する際は、ボリュームを上げるなどの工夫が必要です。
音漏れしにくいかどうか
オーディオグラスは基本的に音漏れが発生するため、図書館やオフィスなど周囲が静かな環境や、電車など周囲に人がいる状況での使用には不向き。しかし、音漏れしにくいと謳っているモデルも多く、常識的な音量であれば幅広いシーンで気兼ねなく使えます。
スピーカーの種類によっても音漏れのしやすさは異なります。オープンイヤー型は音質がよい代わりに音漏れしやすいのが難点。骨伝導スピーカーを採用したモデルは、音質は劣るものの音漏れしにくい点がメリットです。
重さをチェック
オーディオグラスは身につけて使用するウェアラブルデバイスのため、重量も重要なポイント。特に、長時間着用する機会が多い方は、できるだけ軽量なモデルを選びましょう。
一般的なメガネの重量は30g以下で、大きめのサングラスでも50g程度。オーディオグラスを快適に使いたい方は、重量50g以下を目安に選ぶのがおすすめです。
ランニングなどのスポーツシーンで使用したい場合は、装着感にも注目。激しく動いてもズレにくく、しっかりフィットするモノを選んでみてください。
バッテリーの持ちをチェック
オーディオグラスを長時間使用したい方は、バッテリーの持続時間もチェックしましょう。フル充電で10時間以上の音楽再生が可能なモデルもラインナップ。また、急速充電に対応するモデルなら、バッテリーが切れても短時間の充電ですぐに使えるようになるので便利です。
高性能なモデルのなかには、専用充電ケースとの併用により合計30時間以上使用できるモノも。気になる方はチェックしてみてください。
耐水性をチェック
オーディオグラスを主に屋外で使う方には、耐水性を備えたモデルがおすすめ。突然の雨にも対応可能で、外出先でも安心して使用可能です。
防水性能は「IPX」に続く0〜8までの数値で表され、数値が高いほど優れた性能を発揮します。軽い雨や汗を防ぐ程度であれば、IPX4〜5あれば十分です。
操作性をチェック
快適にオーディオグラスを使いたい方は、操作性も要チェック。オーディオグラスは、基本的にスマホやポータブルオーディオ機器などと接続して使用します。デバイス側から操作できますが、オーディオグラス側でも音楽を再生・停止したり、曲送り・曲戻しできたりすると便利です。
多くのモデルがテンプル部分に操作部を搭載。直感的に操作したい方には、タッチセンサー搭載モデルがおすすめです。クリック感など押している感覚をしっかり味わいたい方は、ボタンを採用したモデルをチェックしてみてください。
オーディオグラスのおすすめメーカー
ファーウェイ(HUAWEI)
ファーウェイは、中国に本社を置く大手の通信機器メーカーです。イヤホンやノートパソコン、タブレットなど幅広い電子機器を手がけているのが特徴。スマートウォッチやオーディオグラスなど、ウェアラブルデバイスを多く販売していることでも有名です。
オーディオグラスに関しては、メガネタイプをメインにラインナップ。音漏れ防止設計を採用したモデルや、最大11時間連続で再生できる大容量バッテリー搭載モデルを販売しています。
アンカー(Anker)
アンカーは、スマホやタブレット関連の製品を開発・販売している中国のメーカーです。オーディオブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy」、プロジェクターブランド「Nebula」など幅広く展開。いずれも高コスパな製品が多く揃います。
オーディオグラスにおいては、「Soundcore Frames」シリーズをラインナップ。普段使いしやすいメガネタイプのほか、外出先で使いやすいサングラスタイプもラインナップしています。専用アプリと連携することで、音質や機能のカスタマイズも可能です。
レイザー(Razer)
レイザーはアメリカを拠点とし、ゲーミングデバイスをメインに手がけるメーカーです。キーボード・マウス・ヘッドセット・ノートパソコンなど幅広いデバイスを展開。いずれの製品も快適にゲームをプレイできる機能が充実しています。
オーディオグラスに関しても、ゲームのプレイを想定して作られているのが特徴。ブルーライトカットレンズを採用している点もメリットです。ディスプレイの眩しさを抑えて目にかかる負担を軽減するため、パソコン作業を行う機会が多い方にもおすすめです。
オーディオグラスのおすすめ
ファーウェイ(HUAWEI) オーディオグラス HUAWEI Eyewear 2
最大11時間の連続再生が可能なオーディオサングラスです。大容量バッテリーを備えながらも薄型かつ軽量で、長時間でも快適に音楽を楽しめます。マイクを搭載しており、最大約9時間のハンズフリー通話も可能です。
約50分でフル充電できるほか、急速充電に対応しているのもポイント。約10分の充電で最大3時間の音楽再生ができます。
周囲の環境を識別して自動で音量を調節するなど、音漏れ防止設計を採用しているのも魅力。IP54相当の高い防塵・防滴性能を備えているので、屋内はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンでも安心して使えます。
そのほか、専門店に持ち込むことで、度付きのレンズと交換できる点もメリットです。
アンカー(Anker) Soundcore Frames Cafe
普段使いからビジネスシーンまで幅広く使えるオーディオグラスです。ブルーライトカットレンズを採用した、長時間のパソコン作業でも目が疲れにくいおすすめのモデルです。
フル充電の状態で最大5.5時間の音楽再生が可能なのも魅力。テンプル部分をタッチすることで、音楽の再生・停止や通話の応答・終了といった操作を簡単に行えます。
独自のOpenSurroundオーディオシステムを採用しており、耳を塞がずに臨場感あふれるサウンドを楽しめる点もメリット。また、専用アプリと連携すれば、イコライザーで自分好みの音質にカスタマイズできます。別売りの専用充電ケースを使用することで、最大33時間の音楽再生が可能です。
レイザー(Razer) Anzu Smart Glasses Rectangle RZ82-03630600-R3M1
シームレスで没入的なサウンドを提供するオーディオグラスです。液晶画面の眩しさを軽減して目を保護するブルーライトカットレンズを採用。長時間のパソコン作業を行う方にもおすすめです。
マイクを内蔵し、ハンズフリーで通話ができるのもメリット。5時間以上の連続使用が可能なほか、メガネをたたむと電源がオフになる仕様で、バッテリーの無駄な消費を抑えられます。
IPX4相当の防水性能を備えており、雨や汗を気にせず使える点もメリット。直感的な操作ができるタッチコントロールに加えて、音声アシスタントに対応しているのもポイントです。
RUIMEN ワイヤレスオーディオグラス
最大8時間の連続再生が可能なサングラスタイプのオーディオグラスです。クリアなサウンドをリスニングできるデュアルマイクロステレオスピーカーを搭載。耳を塞がない設計なので、周囲の状況を把握しながらBGM感覚で音楽を楽しめます。
約32.6gの軽量設計で、長時間でも快適に着用可能。IPX4相当の防水性能を備えているため、雨や汗による影響を受けにくく、屋外でも安心して使用できます。
タッチ操作のほか、音声アシスタントにも対応。シンプルかつスタイリッシュなデザインで、ファッションアイテムとしても活躍するおすすめの製品です。
Evoest スマートグラス
100mAhのバッテリーを搭載したオーディオグラス。約90分でフル充電でき、80%の音量であれば最大6時間連続で音楽を再生できます。
IPX5相当の高い防水性能を備えており、スポーツシーンにもおすすめ。マイクを内蔵しているので、高品質なハンズフリー通話も楽しめます。比較的リーズナブルな価格で購入できるため、コスパを重視している方はもちろん、初めて購入する方にもおすすめです。
ASHATA スマートサングラス
スポーツシーンでの使用に適したサングラスタイプのオーディオグラスです。オープンイヤー型で環境音を取り込みながら音楽を楽しめるのが特徴。ウォーキングやランニング時も安全に配慮しながら使えます。
軽量設計により、長時間でも快適に着用可能。ゆるやかなカーブを描くテンプルがフィット感を高め、ズレたり外れたりしにくい点もメリットです。そのほか、音声コントロールにも対応。両手を自由に使えないシーンで重宝します。
多摩電子工業 骨伝導Bluetoothスピーカー付サングラス TBS58K
音漏れしにくいとされる骨伝導スピーカーを採用したオーディオサングラスです。重さ約36gの軽量設計で、長時間装着しても疲れにくいのが特徴。最大13時間の音楽再生とハンズフリー通話が可能です。
3色のレンズが付属。ブルー・スモーク・クリアのレンズを利用シーンに合わせて交換できる点もメリットです。IPX4相当の防水性能を備えており、雨や汗を気にせず使えるのもポイント。比較的安い価格で購入できるため、コスパを重視している方もチェックしてみてください。
UniVison 骨伝導オーディオスマートグラス
ブルーライトや紫外線をカットする高機能レンズを用いた、骨伝導スピーカー内蔵のオーディオグラスです。高音質・低遅延を実現するAACコーデックに対応しているので、音質にこだわりたい方にもおすすめです。
耳にかけると電源がオンになる設計。タッチ操作にも対応しています。IPX4相当の防水性能を備えているのもポイント。屋外でも気兼ねなく使えます。機能性に優れたオーディオグラスを求めている方は、ぜひチェックしてみてください。
VOCALSKULL スポーツオーディオサングラス
スポーツシーンでの使用に適した高機能なオーディオサングラスです。骨伝導技術を採用し、耳を塞がずにBGM感覚で音楽を楽しめます。湾曲したテンプルによって、しっかりとしたフィット感を得られるのもポイント。激しく動くシーンでもズレたり外れたりしにくく、快適に着用できます。
太陽光や照り返しによる眩しさを軽減する偏光レンズを採用。クリアな視界を確保できるので、登山やキャンプ、釣りなどのアウトドアシーンでも重宝します。
aptX‐HDコーデックに対応している点もメリット。2つのデバイスに同時に接続して、シームレスに切り替えられるのも便利です。
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メガネのようにかけるだけで、音楽を聴いたり、通話したりできるオーディオグラス。外出先で使う機会が多い方には、サングラスタイプや防水性能を備えたモデルがおすすめです。普段からメガネをかけている方は、度付きレンズに交換できるかもチェック。本記事を参考に、自分に合ったモデルを選んでみてください。