スマホやポータブルプレーヤーの音質性能を引き出す「ヘッドホンアンプ」。ヘッドホンで音楽を聴く際、物足りなさを感じる方におすすめのオーディオ機器です。

ひと口にヘッドホンアンプといっても、ハイレゾ対応DACやバランス接続対応などモデルによって搭載されている機能はさまざま。そこで今回は、ヘッドホンアンプの選び方とおすすめのモデルをご紹介します。

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ヘッドホンアンプとは?

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「ヘッドホンアンプ」とは、ヘッドホン専用のアンプを搭載したオーディオ機器のこと。ヘッドホンで音楽を聴けるように音楽信号を増幅させたり、音量を調節したり、音質を向上させたりできるのが特徴。主に3.5mmステレオミニか6.3mmステレオ標準端子で、ヘッドホンやイヤホンと接続します。

ヘッドホンアンプは、CDプレーヤーやポータブルオーディオプレーヤー(DAP)などにも内蔵されています。しかし、コスト面や設計面の制約からあまり性能の高いモノは採用されていません。

一方、単体のヘッドホンアンプは専用設計ならではの大音量かつ広帯域に加え、豊富な情報量を備えており、ヘッドホンやイヤホンの実力を最大限に引き出します。現在のオーディオ環境では少し物足りないと感じている方は、チェックしてみてください。

ヘッドホンアンプのおすすめ|据え置きタイプ

オーディオテクニカ(audio-technica) ヘッドホンアンプ AT-HA2

オーディオテクニカ(audio-technica) ヘッドホンアンプ AT-HA2 2001

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2台のヘッドホンを接続できるヘッドホンアンプ。2人で音楽を楽しみたいシーンや、2台のヘッドホンを使い分けたい方などにおすすめです。

大きさは幅70×奥行き92×高さ30mmとコンパクトで、机の上などに設置しても邪魔になりにくいのもポイント。重さは160gと軽く、移動も簡単に行えます。電源はACアダプター方式です。

ヘッドホンへの出力は3.5mmステレオミニジャック。オーディオからのインプットは、3.5mmステレオミニジャックとピンジャックを搭載しています。どちらかに入力があると、もう一方は出力として動作。オーディオからの出力信号をヘッドホンアンプ以外にも使いたい方にもおすすめです。

フィーオ(FiiO) DAC内蔵ヘッドホンアンプ K11

フィーオ(FiiO) DAC内蔵ヘッドホンアンプ K11

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スタイリッシュで操作性に優れた、おすすめのエントリーモデルです。スリムな形状なため、デスクにも違和感なく設置できます。DACチップ「CS43198」を搭載しており、低消費電力と高音質を両立させているのが特徴。入出力端子の種類が豊富で、さまざまなデバイスに対応できます。

フルバランス構成のヘッドホンアンプを左右に1基ずつ搭載。それぞれに独立した電源供給回路設計を採用し、ノイズの少ないクリアな音質を実現しています。

フロント部分のディスプレイで、サンプリングレート・音量・ゲイン・出力モードをすぐに確認可能。隣に設置されたノブによって、電源のオンオフ・音量調節などの操作を簡単に行えます。

フィーオ(FiiO) K9 Pro ESS

フィーオ(FiiO) K9 Pro ESS 2022

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Bluetooth接続ができる高性能ヘッドホンアンプを探している方におすすめの製品。世界的なポータブルオーディオ機器メーカーであるフィーオのハイエンドモデルです。左右チャンネルで1基ずつのDACチップを使用するデュアル構成を採用し、低ノイズかつ低歪のリスニングを実現します。

ヘッドホンアンプ回路に「THX AAA 788+」を搭載することで、音楽の繊細さや音圧の変化を忠実に描き出すのも魅力のひとつです。

また、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなどのフォーマットに対応したBluetooth接続も特徴。信頼性と高速性を兼ね備え、低遅延を可能にするため、ゲームをする場合にも重宝します。

アイファイオーディオ(iFi audio) Uno

アイファイオーディオ(iFi audio) Uno 2022

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使用シーンに適したイコライジングでリスニングを楽しめる

映画鑑賞やゲームなど、日常的に使用するオーディオの品質を上げたいと考えている方におすすめのヘッドホンアンプ。横幅88×高さ26×奥行81mmと手のひらに収まるほどのコンパクトサイズながら、さまざまなデジタル端末のオーディオ品質をパワフルに向上させ、細かなディテールを表現します。

前面に搭載されているイコライザボタンを選択すると、音楽モード・映画モード・ゲームモードの3つのモードを選択可能。映画モードでは会話の明瞭度を高めたり、ゲームモードでは低音をクリアにすることでゲームパフォーマンスを向上させたりするなど、使用シーンに適したイコライジングでリスニングを楽しめます。

また、アナログボリュームを使用することで、音質を維持したまま音量を下げられるのも特徴のひとつです。

アイファイオーディオ(iFi audio) ZEN DAC

アイファイオーディオ(iFi audio) ZEN DAC 2020

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低ノイズを楽しめるおすすめのモデル

コストパフォーマンスに優れたヘッドホンアンプを探している方におすすめの製品。アナログ・ステージにバランス設計を採用することで、低ノイズパフォーマンスを楽しめます。出力端子にはペンタコン4.4mmバランス出力端子と一般的な6.3mmヘッドホンジャックを採用。さまざまな機器で使用できます。

また、ゲインを調節する「PowerMatch」機能が搭載されているのも特徴のひとつです。インイヤーモニターなどの高感度の機器にはゲインを低く設定し、ノイズを軽減。感度の低いオンイヤータイプやオーバーイヤータイプのヘッドホンにはゲインを高く設定し、音に迫力をプラスします。

さらに、低音をブーストできる「TrueBass」機能を採用。アナログ領域において、スイッチを切り替えることで音の迫力を感じられます。

アイファイオーディオ(iFi audio) NEO iDSD

アイファイオーディオ(iFi audio) NEO iDSD 2020

ハイクオリティのハイレゾ再生を楽しみたい方におすすめのヘッドホンアンプ。32bit・768kHzまでのPCMに対応しています。

また、Bluetooth5.0規格を使用し、aptX・aptX HD・aptX Adaptive・aptX LL・LDAC・HWA/LHDC・AAC・SBCなどの高解像度Bluetoothフォーマットに対応しているのもうれしいポイント。さらに、最大7件までの機器とのペアリングを記憶できます。

バランス回路設計「PureWave」を採用し、ノイズと歪みを軽減することにより、音の高い純度を保っているのも魅力のひとつです。

コードエレクトロニクス(Chord Electronics) CHORD Hugo2 HUGO2

コードエレクトロニクス(Chord Electronics) CHORD Hugo2 HUGO2 2017

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個性的なデザインと高性能なヘッドホンアンプを求める方におすすめの一台。外観には航空機グレードのアルミニウムシャーシが採用され、左部のレトロなボタンと飛行機の窓のような中央のモチーフが特徴的なデザインです。

また、PCM768kHz/32bit、DSD512のネイティブ再生が可能で、好みの音質を選べる4種類のデジタルフィルターが搭載されているのも魅力。出力は6.3mmヘッドホンジャック・3.5mmイヤホンジャック・RCAアンバランスステレオ出力に対応しています。

さらに、リモートコントローラーが付属しているのもうれしいポイント。遠隔で便利に操作できるため、ホームユースにも適しています。

カイン(Cayin) HA-1A MK2

カイン(Cayin) HA-1A MK2 2018

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高級感や重厚感のあるデザインが好きな方におすすめのヘッドホンアンプ。1993年に設立された、ハイクラスオーディオメーカーの製品です。操作面にはスタイリッシュなシルバーカラー、背面には艶やかなウッドパネルを採用し、部屋に設置したときにもあたたかな温もりを感じられます。

また、真空管アンプなのも魅力。自然でリアルな音像を再現した、パワフルなサウンドを楽しめます。また、操作面の丸窓からは真空管のオレンジの光を見られるのも特徴のひとつです。

ティアック(TEAC) USB DAC / ヘッドホンアンプ UD-505-X

ティアック(TEAC) USB DAC / ヘッドホンアンプ UD-505-X 2021

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小型でハイスペックなヘッドホンアンプが欲しい方におすすめの製品。ブランド独自のオーディオ設計ノウハウと、ハイエンドオーディオの設計思想が反映された一台です。

左右にESS Technology ES9038Q2Mを1台ずつ搭載するデュアルモノラル構成を採用し、DSD 22.5MHz・PCM 768kHz/32bitのネイティブ再生が可能なのも魅力のひとつ。ヘッドホン出力は6.3mm標準端子・4.4mm 5極端子を採用しています。

また、LDAC、Qualcomm aptX HDや AAC、SBCなどのさまざまなコーデックに対応したBluetoothレシーバー機能が搭載されているのもうれしいポイント。ワイヤレス再生でも高品質なリスニングを楽しめます。

Fosi Audio Fosi Audio Q4 Mini Stereo Gaming DAC & Headphone Amplifier Audio

Fosi Audio Fosi Audio Q4 Mini Stereo Gaming DAC & Headphone Amplifier Audio 2019

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DAC一体型のヘッドホンアンプです。入力はUSB・光・同軸の3系統を搭載。さまざまな機材と接続しやすいのもポイントです。前面のスイッチで入力の切り替えも簡単に行えます。光・同軸のサンプリングレートは24Bit/192kHz。USBは24Bit/96kHzに対応しています。

ベースとトレブルのトーンコントロールが付属。好みやヘッドホンに合わせて音の調節をしたい方にもおすすめです。出力の周波数特性は20~20000Hz。しっかりとした低音から伸びやかな高音までバランスよく再生します。ヘッドホンへの出力は3.5mmステレオミニジャック。ピンジャックの出力も内蔵しており、アンプなどへの接続も可能です。

Fosi Audio K5 Pro Gaming DAC Headphone Amplifier

Fosi Audio K5 Pro Gaming DAC Headphone Amplifier 2022

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PS5やパソコンなどと接続してゲームを楽しみたい方におすすめのヘッドホンアンプです。マイク入力端子を搭載しているのが特徴。マイク付きのヘッドホンも簡単に接続でき、オンラインゲームやゲーム実況を楽しめます。

入力はUSB Type-C・光・同軸の3系統。さまざまなデジタル機器と簡単に接続できます。USB Type-Cは電源も兼ねており、ACアダプターなどは不要。配線が増えにくいのも魅力です。

光・同軸の入力サンプリングレートは24 bit/192 kHzで、高音質の音源も楽しめます。大きさは幅95×奥行き112×高さ30mmとコンパクトで、設置しやすいのもポイントです。

AIYIMA PROヘッドフォンアンプ DAC-A5

AIYIMA PROヘッドフォンアンプ DAC-A5

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USB入力に対応する安いヘッドホンアンプ。スマホやパソコンと接続でき、高音質での動画視聴などが可能です。ヘッドホン出力端子は3.5mm・6.35mmの2つを備えており、同時に使用できます。2人で音楽鑑賞を楽しみたいときにも便利。コスパに優れたおすすめのモデルです。

再生周波数帯域は20〜20000kHzと幅広く、低音から高音までクリアに出力します。また、ベース・トレブルのトーンコントロール機能を搭載。ジャンルや好みに合わせて、高音または低音にフォーカスして再生できるのがメリットです。

ヘッドホンアンプのおすすめ|ポータブルタイプ

アステルアンドケルン(Astell&Kern) アナログポータブルヘッドホンアンプ AK PA10

アステルアンドケルン(Astell&Kern) アナログポータブルヘッドホンアンプ AK PA10 2023

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柔らかく暖かい自然な音を求めている方におすすめのアナログポータブルヘッドホンアンプ。ブランド独自のアンプ回路設計技術により、優れたリニア出力と歪みの少ない信号を増幅させるA級アンプをポータブルオーディオ機器に搭載しているのが特徴です。

また、さまざまなヘッドホンやIEMと接続でき、高音質を実現するTERATON ALPHAテクノロジーを採用しています。さらに、3段階の電流コントロールが可能。持っている機器の特性に合わせた音のディテールや濃密さを選べます。

3.5mm3極アンバランス入出力に加えて、4.4mm5極バランス入力に対応しているのも魅力のひとつ。音源の質を落とさずに出力することで、鮮明な音を楽しめます。電源には4200mAhのバッテリーを使用し、最大約12時間の連続再生ができるのもうれしいポイントです。

アイファイオーディオ(iFi audio) スティック型USB-DACアンプ GO bar

アイファイオーディオ(iFi audio) スティック型USB-DACアンプ GO bar 2022

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ポータブルヘッドホンアンプのなかでも、より小型のモノが欲しい方におすすめの製品。横幅22×高さ65×奥行13.2mmのスティック構造を採用し、持ち運びに優れたUSB-DACアンプです。

ノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどのUSBポートがあるデジタル機器に対応可能で、自宅はもちろん、外出先やオフィスでも上質なサウンドリスニングを楽しめます。出力は4.4mmバランス出力とS-Balanced 3.5mm出力が可能です。

また、出力パワーチューニング技術も魅力のひとつ。高感度ヘッドホンやIEMに合わせて出力を減らし、ノイズを除去する「iEMatch」、ゲインを6dB上昇させ、パワーが必要なヘッドホンを駆動する「Turbo」を搭載しています。

フィーオ(FiiO) DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ Q11

フィーオ(FiiO) DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ Q11

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2600mAhの大容量バッテリーを搭載したヘッドホンアンプ。最大13.5時間とたっぷり再生できるため、毎日の通勤や散歩などにも便利です。搭載されたDACチップ「CS43198」によって、原音に近いサウンドを出力します。

高音質な音源を再生する4.4mmバランス接続に対応。ノイズを低減し、よりクリアで力強い音質に仕上げています。外出先や移動中でも、本格的に音楽を楽しみたい方におすすめです。

快適な操作性を目指し、ノブの手触りやグリップ感にもこだわっているのがポイント。電源のオンオフとボリューム調節が可能です。また、ハイ・ローの2段階で調節できるゲインスイッチも搭載しています。

フィーオ(FiiO) ヘッドホンアンプ KA3 FIO-KA3-B

フィーオ(FiiO) ヘッドホンアンプ KA3 FIO-KA3-B 2021

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小型で軽量なスティック構造が特徴のポータブルヘッドホンアンプ。スマホやBluetooth製品では魅力を発揮しにくい、ハイレゾデータ・ハイレゾストリーミング再生の真価を提供するために開発された製品です。

3.5mmステレオヘッドホンジャックに加えて、4.4mmバランス出力が可能なのもおすすめポイント。電源不要ながら、PCM768kHz/32bit、DSD512までフルスペックのレゾリューションに対応しており、本製品と手持ちのスマホ、イヤホンやヘッドホンがあれば上質なリスニングを楽しめます。

また、USB Audio Class 2.0に対応。Android・iOS・Windows・Macなど、さまざまな機器との互換性があります。サイズは横幅56.3×高さ20.2×奥行12mm、重さは約18gです。

フィーオ(FiiO) ヘッドホンアンプ Q7

フィーオ(FiiO) ヘッドホンアンプ Q7 2022

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長時間再生と大容量バッテリーを求める方におすすめのポータブルヘッドホンアンプ。「THX AAA-788+」ヘッドホンアンプ回路を2基搭載し、音のディテールやリアルなサウンドを楽しめる一台です。

また、出力インピーダンスが低く、さまざまなヘッドホンを簡単に駆動させる能力を備えているのも魅力です。さらに、バッテリー給電とDC給電の切り替えが可能。高い消費電力が必要な場合にはDC給電モードを選択することで、低ノイズかつハイパワーな再生を実現します。

9200mAhの大容量バッテリーも特徴のひとつ。USB-Cからの急速充電やDC給電からの充電により、最大約11時間のバッテリー駆動ができます。2.5mm・3.5mm・4.4mm・6.3mmと多彩なヘッドホン出力端子を備えているのもおすすめポイントです。

シュア(SHURE) ポータブル・リスニング・アンプ SHA900

シュア(SHURE) ポータブル・リスニング・アンプ SHA900 2015

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ヘッドホンアンプの機能に加えて、イコライザー機能を使いたい方におすすめの製品。ローブースト・ボーカルブーストなどの5種類のプリセットに加えて、4種まで好みのイコライジングをカスタマイズし、保存できます。

また、6Ωから600Ωまでのインピーダンス許容範囲の広さも魅力のひとつ。イヤホンでもヘッドホンでも、ハイレゾオーディオに対応した上質なサウンドを楽しめます。

さらに、USB経由のデジタル入力と3.5mmライン入力・スイッチ経由でのアナログ入力を選択可能。PCやコンセントから充電できるUSB充電を採用し、アナログは最大20時間、USBは最大10時間のリスニングができます。

コードエレクトロニクス(Chord Electronics) Mojo 2

コードエレクトロニクス(Chord Electronics) Mojo 2 2022

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直感的でシンプルな操作性が魅力のポータブルヘッドホンアンプ。大きく配置されたロゴに加えて、上部の4つのボタンを使って音量調節や電源のオンオフを簡単に切り替えられるデザインが特徴です。

ヘッドホン出力は3.5mm端子を採用。また、2つのポートが用意されており、同時に2つの機器に接続して音源をリスニングできます。デジタル入力には高速転送USB-C・Micro-USBなどを使用可能です。

アイバッソオーディオ(iBasso Audio) DC04PRO

アイバッソオーディオ(iBasso Audio) DC04PRO 2023

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小型で高品質なポータブルヘッドホンアンプを探している方におすすめの一台。優れたリスニング体験を実現するDACチップ「CS43131」をデュアル構成で搭載しています。また、適した電源供給システムを採用することで、ノイズの少ない繊細なサウンドを楽しめるのも魅力です。

ボリュームコントロールキーが本体側面にあるのも特徴。アプリケーションなどを介さずに、0から100までの細かな音量調節が可能で、リスニングをより快適に続けられます。

さらに、3.5mmシングルエンド・4.4mmバランス端子を採用。専用アプリを使用すれば、さまざまな機器に適した3段階のゲインを調節可能です。

イヤーメン(EARMEN) ヘッドフォンアンプ COLIBRI

イヤーメン(EARMEN) ヘッドフォンアンプ COLIBR 2022

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軽量・小型かつミニマルな製品が欲しい方におすすめのポータブルヘッドホンアンプ。サイズは横幅36×高さ14×奥行77mm、重さは51gと持ち運びに優れた一台です。また、ヘッドホンアンプの機能に加えて、高性能USB DAC機能も搭載されています。

32bit/384kHzまでのハイレゾPCMファイル、DoPによるDSD64、DSD128、MQAに対応。出力端子は3.5mm・Balanced 4.4mmを使用できます。さらに、付属品としてUSB-CからUSB-Cへのケーブル、専用のキャリングケースがついてくるのもうれしいポイントです。

EarFun UA 100

EarFun UA 100 2023

ハイレゾ対応のポータブルヘッドホンアンプです。重さは11.5gで、大きさは幅18×奥行き50×高さ10mmと軽量・コンパクト。持ち運びも簡単に行えます。

本製品は「ES9038Q2M DAC チップ」と「デュアルRT6863アンプチップ」を採用。高い出力とダイナミックレンジで、迫力の低音や伸びやかな高音を生み出します。ヘッドホン出力は3.5mmのシングルと4.4mmのバランスの2系統を搭載。複数のイヤホン・ヘッドホンを使い分けている方にもおすすめです。

eSynic Professional 16-300Ω Headphone Amplifier

eSynic Professional 16-300Ω Headphone Amplifier 2020

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比較的リーズナブルな価格帯が魅力のポータブルヘッドホンアンプ。出費を抑えられるため、ヘッドホンアンプを試してみたい入門者にもおすすめです。入力は3.5mmのステレオミニで、さまざまな機器と簡単に接続できます。ヘッドホンへの出力も3.5mmです。

オン・オフスイッチ付きのボリュームノブなど、操作がシンプルなのもポイント。機械の操作が苦手な方にもおすすめです。ゲインスイッチを使えば、音声信号を増幅可能。入力信号が小さな機器を接続したい方にもおすすめです。

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ヘッドホンアンプのランキングをチェックしたい方はこちら。

ヘッドホンアンプの選び方

据え置きタイプのヘッドホンアンプ

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主に、家庭用AC電源に対応しているのが据え置きタイプのヘッドホンアンプ。本体サイズが大きい分、各メーカーが独自の回路を組めるので、ポータブルタイプに比べて音質に優れているのが魅力です。

また、さまざまな入出力端子を備えているモデルが多いのも特徴。室内で音楽を楽しみたい方や、PCに繋いで使用したい方におすすめです。

ポータブルタイプのヘッドホンアンプ

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ポータブルタイプは、バッテリー駆動で携帯性に優れており、屋外で使用できるのが魅力。主に、スマホやDAPと接続して手軽に高音質を楽しみたい方におすすめです。

据え置きタイプよりもライトユーザー向けのモデルが多く、数千円から数万円のモノまで幅広くラインナップされています。スマホなどで音楽を聴く機会が多い方は要チェックです。

ポータブルヘッドホンアンプをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

接続方式で選ぶ

入力について

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ヘッドホンアンプへの音声入力方式には、デジタルとアナログの2種類が存在します。「USB」「光(オプティカル)」「同軸(コアキシャル)」などがデジタル接続。ヘッドホンアンプ内蔵の「DAC(Digital to Analog Converter)」で、デジタルからアナログへ信号を変換します。

一方、オーディオ機器側で信号変換が行われた後、「RCA」「フォーン」を使用して入力されるのがアナログ接続です。現在の主流はデジタル信号を利用した入力。特に、USB入力はPC・スマホとの接続に便利です。

また、接続方式だけでなく、オーディオ機器やヘッドホンアンプに内蔵されている「DAC」の性能によっても音質が変わる点に注意しておきましょう。

出力について

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ヘッドホンアンプの出力端子は、3.5mmステレオミニと6.3mmステレオ標準の2つが主流。現在でも多くのヘッドホンが備えている端子です。

ハイエンドなヘッドホンは「バランス接続」に対応。左右の音声信号干渉を防ぎ、音質を高める効果があります。バランス接続の主流は4.4mm端子。ただし、メーカーによっては2.5mm端子を使用するので注意しておきましょう。

また、ヘッドホンに加えてスピーカーや外部アンプへも出力したい方は、出力端子数をチェック。ヘッドホンアンプとしてだけではなく、「DAC」としても利用できます。

USB入力の対応スペックで選ぶ

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音源をデジタル信号化するUSB入力の方式には、「PCM(Pulse Code Modulation)」と「DSD(Direct Stream Digital)」の2種類があります。PCMとDSDの数値を見れば、対応スペックを知ることが可能です。

スタンダードなPCMは、時間(Hz)と出力レベル(bit)を細かく分割して数値化した方式。「Hz」と「bit」の数値が高いほど高音質です。44.1kHz/16bitならCDと同程度の音質。より高音質なハイレゾ音源を再生する場合は、192kHz/24bit以上がおすすめです。

一方で、PCMより精細にデジタル化できるのが、DSDと呼ばれる方式。標準レベルで2.8MHz、より高音質だと5.6MHzといった数値で表されます。また、メーカーによっては2.8MHzをDSD64、5.6MHzをDSD128と表記する場合もあるので留意しておきましょう。

電源方式で選ぶ

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据え置き型のヘッドホンアンプは、AC電源が主流。屋外での使用には向きませんが、安定した電源供給が可能です。コンセントがない場所での使用を想定している方は、USBバス電源に対応しているモデルがおすすめ。使い勝手を求めるのであれば、AC電源・USBバス電源の両方に対応したモデルが適しています。

ポータブルタイプのヘッドホンアンプは内蔵バッテリー式が主流。長時間屋外で使用する方は、スペックの最大駆動時間に注意しておきましょう。USBによるバッテリー充電に対応しているモデルが多いので、モバイルバッテリーを一緒に携帯するのもおすすめです。

Bluetooth対応のモデルも

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ヘッドホンアンプのなかには、Bluetooth接続に対応するモノも存在します。プレーヤーとヘッドホンアンプの間にケーブルがないため、設置や使い方の自由度が高まります。

Bluetoothでの音声通信を行いたい場合は、送信・受信機器ともに同じ「コーデック」に対応しているか確認しましょう。コーデックとは、データを圧縮する方式のことです。音質を重視してBluetoothを使いたいのであれば、aptX HDやLDACといった高音質コーデックに対応したモデルがおすすめです。