音楽や映画、ゲームなどを高音質で楽しめる「ブックシェルフスピーカー」。コンパクトなサイズの製品が多く、設置しやすいのがメリットです。
しかし、数万円の安価なモノから数十万円のハイエンドモデルまで種類が多く、どれがよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブックシェルフスピーカーのおすすめ製品をご紹介します。選び方や種類の違いも解説しているため、参考にしてみてください。
- 目次
- ブックシェルフスピーカーとは?
- ブックシェルフスピーカーの選び方
- ブックシェルフスピーカーのおすすめメーカー
- ブックシェルフスピーカーのおすすめ|安いコスパモデル
- ブックシェルフスピーカーのおすすめ|10万円~20万円以上のハイエンドモデル
- ブックシェルフスピーカーの売れ筋ランキングをチェック
- ブックシェルフスピーカーの置き方
ブックシェルフスピーカーとは?

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ブックシェルフスピーカーとは、本棚やPCデスク、テレビ台などに設置できる小型スピーカーの総称です。すべての面が平面になっており、直方体のモデルが多いのが特徴。スタンドが必要ないモデルも多く、手軽に設置できます。
比較的コンパクトで、スペースの限られた場所に設置しやすいのも魅力。手のひらサイズの小型スピーカーから、音質をしっかり楽しめる中型スピーカーまで幅広いラインナップがあります。自宅環境や好みに合わせて購入できるのが嬉しいポイントです。
大型スピーカーと比べると出力できる音量や、ウーファーの大きさが小さめですが、マンションなどの騒音が気になる場所でも使用しやすいメリットがあります。
ブックシェルフスピーカーの選び方
横置き・縦置きなど置き方に合わせてサイズ・デザインを選ぶ

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ブックシェルフスピーカーは縦置きで使用するケースが一般的ですが、設置環境によっては横置きをしても大きな問題はありません。また、低音域の音が聞こえやすくなるといわれています。
ただし、縦置きに比べ、横置きは接地面積が増えるというデメリットがあります。場所を取ってしまう可能性があるので、事前に設置場所のスペースを確認しておくと安心です。
タイプをチェック
パッシブスピーカー

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パッシブスピーカーとは、アンプを搭載していないスピーカーのこと。音を出すためには別途アンプが必要ですが、接続するモノによって異なる音の雰囲気が味わえます。
出力できる音量などもアンプ内蔵型より大きい傾向にあるため、音にこだわりたい方はパッシブスピーカーがおすすめ。各メーカーのラインナップを見てみても、ハイエンドモデルの多くはパッシブスピーカーです。
ただし、パッシブスピーカーはスピーカーのほかに、アンプを設置するスペースを確保する必要があります。また、対応するアンプとの相性もあるため、ある程度オーディオ機器の知識がある方におすすめです。
アクティブスピーカー

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アクティブスピーカーは、アンプを内蔵しているタイプのスピーカーのこと。「パワードスピーカー」などの名称で呼ばれるモノもあります。
最大の魅力は、各スピーカーに適した専用アンプが搭載されているため、始めから設計通りの音を出力できるところです。パッシブスピーカーのように、アンプとの組み合わせを考える必要がありません。
また、スマホやPCと直接接続できるモデルもあるため、手軽に高音質の音を楽しみたい方におすすめ。スピーカーを始めて購入する初心者にも向いています。パッシブスピーカーと比べて、初期費用や設置スペースを節約できるのもメリットです。
音質で選ぶ
再生できる「周波数帯」をチェック

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スピーカーには、それぞれ再生可能な周波数帯が決められています。周波数とは、1秒間で音の波形が上下する回数のこと。Hz(ヘルツ)やkHz(キロヘルツ)という単位で表され、100Hz以下が低音域、150Hz〜1kHzが中音域、1kHz以上が高音域と呼ばれています。
スピーカーに記載されている周波数帯とは、どのぐらい低音や高音が出力できるのかを示した数値。低音がよく聞こえるのが好みという方は、100Hz以下の低周波数帯を広くカバーしている製品がおすすめです。
高音質で楽しみたい場合には「ハイレゾ対応」

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ハイレゾ音源とは、CD音源よりも音のディテールや表現力を追求したデジタル音源のこと。録音時の音をCDよりも細かくデジタル処理しているので、スタジオやコンサートホールで聴いているような原音を再現できます。
そのため、音質を重視したい方やハイレゾ音源の音楽を多く所有している方は、ハイレゾに対応しているスピーカーがおすすめ。高音質の音楽が気軽に楽しめます。
再生機器への負担を考えて「インピーダンス」もチェック

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スピーカーにアンプを接続して使用する場合、インピーダンスが重要です。インピーダンスとは、電流の流れにくさを示す数値。単位にはΩ(オーム)が使われ、6Ωや8Ωなどの数値がスピーカーとアンプにそれぞれ定められています。
たとえば、4Ωのスピーカーに8Ωのアンプをつなぐのは非推奨。スピーカーの定格インピーダンスより大きい数値のアンプを長時間使用すると、アンプに大きな負荷がかかり、故障してしまう恐れがあります。
すでにアンプを持っている方やこれからパッシブスピーカーに挑戦しようと考えている方は、インピーダンスの組み合わせもチェックしてみてください。
ワイヤレスで再生したいならBluetooth対応モデル

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ブックシェルフスピーカーがBluetooth接続に対応していれば、スマホやタブレット、PCから簡単に音楽を流せます。ケーブルを接続する必要がないため、すぐに再生できるのが魅力。対応範囲内であれば、スピーカー本体と距離が離れていても利用できます。
お店でブックシェルフスピーカーからBGMを流したい場合なども、Bluetoothに対応していると便利。手元にあるスマホで選曲して、すぐに音楽を流せます。
ブックシェルフスピーカーのおすすめメーカー
ジェイビーエル(JBL)

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JBLは、プロ向けの音楽用スタジオモニターも開発している欧米の老舗オーディオメーカー。元々映画館などの劇場やコンサートホールなどで使用されていた背景もあり、大音量の音に強く、ダイナミックな音を楽しめるのが特徴です。
家庭用ブックシェルフスピーカーにも、プロ向けのスタジオモニタースピーカーと同じ技術を採用。サウンドは低音域を得意としており、迫力がありながらも繊細な音の響きを感じられる表現力の高さが最大の魅力です。
ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、幅広いラインナップを展開しているのも嬉しいポイント。コアなオーディオファンの間でも人気の高いメーカーです。
ヤマハ(YAMAHA)

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ヤマハは、ピアノなどの楽器やオーディオ機器を扱う有名な国内メーカー。楽器やボーカル、効果音、沈黙など録音時の音を忠実に再現するのにこだわっており、繊細でクリアなサウンドを楽しめるのが特徴です。
購入しやすいリーズナブルな価格帯のブックシェルフスピーカーを多数展開しているのも魅力のひとつ。オーディオ初心者でも手に取りやすく、入門用にも向いています。シンプルかつ高級感のあるデザインなので、飽きにくいのもポイントです。
ダリ(DALI)

ダリは北欧・デンマークの名門オーディオメーカー。「もっと気軽に音楽を心から楽しんでもらいたい」という思いから開発がスタートしており、高品質ながらリーズナブルな価格帯の製品が多いのが特徴です。
また、重要なユニットパーツをすべて自社で製造するこだわりがあり、品質を追求しています。サウンドは楽器の音や中音域が美しく聞こえるのが魅力。製品ごとに傾向は異なりますが、自然な響きを楽しめるスピーカーが多数開発されています。
デザイン性にも優れているので、おしゃれな製品が多いのもポイント。アンプに急激な負荷を与えない優しい設計も施されています。
ブックシェルフスピーカーのおすすめ|安いコスパモデル
ジェイビーエル(JBL) STAGE A130 ホームオーディオ ラウドスピーカーシステム JBLA130W
高級感のある木製デザインがかっこいいパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。コンサート会場のような音の広がりや、リアリティを体験できるのが特徴。ホームシアターやライブDVDの視聴にもおすすめの製品です。
25mm径のアルミドーム型ツイーターを搭載しており、透明感のある高音域再生を実現しているのもポイント。また、独自の定指向性ホーンデザインにより、さまざまなリスニングエリアで自然な音を楽しめます。
インピーダンスは6Ω。周波数帯は55Hz~40kHzです。パッシブスピーカーのため、音を出すにはアンプが必要ですが、コスパがよく人気の高い製品。音楽から映画まで、さまざまなジャンルの音をバランスよく楽しみたい方におすすめです。
ヤマハ(YAMAHA) ブックシェルフスピーカー NS-B330
ハイレゾ音源の再生に対応しているコンパクトなパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。サイズは183×320×267mm。縦長でテレビやデスク脇に設置しやすいのが魅力です。
130mm PMDコーンウーファーを採用しているのも利点。再生周波数帯は55Hz~45kHzのため、低音域もしっかりと再現できます。
また、小音量で再生しても臨場感のあるHiFiサウンドが楽しめるのも嬉しいポイント。音量が気になる環境でも利用しやすく、原音に近いナチュラルサウンドが存分に満喫できます。カラーはブラック・ウォルナットの2種類です。
ダリ(DALI) ブックシェルフスピーカー OBERON1
コスパに優れたパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。ダリの特許技術「SMCテクノロジー」を採用したモデル。中音域のひずみを低減し、ハイクオリティなサウンドを実現しています。横置き用のコンパクトな製品を探している方にもおすすめです。
大口径の29mmソフトドームツイーターと130mmウッドファイバーコーン・ウーハーを搭載しており、中低域のサウンドを得意としているのが特徴。ボーカル入りの音楽視聴にも向いています。
豊富なカラー展開も嬉しいポイント。インテリアの色味に合わせやすいため、音楽鑑賞の空間へこだわりたい方にもおすすめです。
クリプシュ(Klipsch) ブックシェルフスピーカー REFERENCE R-50M
約70年の歴史を持つアメリカのオーディオメーカーが開発した、パッシブ・ブックシェルフスピーカーです。TCPウーファーを搭載しており、音のひずみを最小限に抑えた力強い低音再生が魅力。アコースティック楽器やボーカルの表現にも優れています。
曲線構造の「TRACTRIX HORN」を採用しており、幅広いリスニングエリアで均一なサウンドを楽しめるのもポイント。インピーダンスは8Ω、周波数帯は58Hz~21kHzです。
木目調仕上げのシックな見た目がかっこよく、インテリアとしてもおすすめ。黒を基調としているため、高級感があります。縦長のデザインで設置しやすいのも利点です。
ポークオーディオ(Polk Audio) Monitor XT MXT15
ホームシアター環境を構築したい方におすすめのパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。同シリーズの別モデルとも組み合わせられるように、音のマッチングが施されており、カスタマイズ性に優れています。
130mmのダイナミック・バランス・ウーファーと背面バスレフポートを搭載しているので、モニタースピーカーらしいクセの少ないクリーンな中音域を出せるのが特徴。ひずみが少なく、ボーカルの歌声や映画のセリフも聞こえやすい設計です。
48Hzのパワフルな低音再生もポイント。ハイレゾ音源の再生にも対応しており、安価なエントリーモデルながら、満足感のある音楽が楽しめます。映画から音楽まで、さまざまな音を鑑賞したい方におすすめです。
ポークオーディオ(Polk Audio) Signature Elite ES20 ブックシェルフスピーカー
ハイレゾに対応したパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。25mmのテリレン・ドーム・トゥイーターを搭載しており、最大40kHzの高音域再生を行えるのが特徴。ハイレゾ音源や高音質の映画サウンドトラックなども再生できます。
特許技術のパワーポートを背面にも搭載しているため、41Hzの伸びやかな低音再生を実現しているのも魅力。バランスがよく、低音を重視したい方にもおすすめです。
インピーダンスは4Ω。アンプの負荷を軽減しやすい設計が施されており、ステレオアンプからサラウンドAVアンプまで、幅広い製品に適している使い勝手のよいモデルです。
エディファイアー(Edifier) パワフルブックシェルフスピーカー R1280DB
専用アンプを内蔵しているアクティブ・ブックシェルフスピーカーです。PCやテレビと直接接続して使用できる手軽さが魅力のひとつ。Bluetoothにも対応しており、スマホやタブレットに入っている音楽や映像も簡単に再生できます。
入力端子も豊富で、光デジタル端子や同軸デジタル端子、デュアルRCA入力をサポート。サイドパネルには低音・高音・マスターボリュームをそれぞれ調節して、好みの音にカスタマイズできるダイヤルも搭載しています。
また、入力端子の切り替えや音量調節に便利なリモコンも付属。周波数帯は55Hz~20kHzまでカバーしており、低価格で自宅のオーディオ環境を整えたい方におすすめです。
デノン(DENON) ブックシェルフスピーカー SC-M41
安価で購入できるパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。滑り止めシートが付属しており、横置きでも固定できるのがポイント。アンプ付きCDレシーバーの「RCD-M41」との組み合わせがおすすめです。
25mmのソフトドームツイーターと12mmのペーパーコーンウーハーを搭載しているので、クリアで繊細な音の響きを楽しめるのもポイント。低音域の周波数帯も45Hzまでカバーしており、コンパクトながら切れのある低音再生もできるコスパの高い製品です。
また、吸音スポンジが付属しているので、好みに応じて調節も可能。加えて、ブラック・チェリーの2色展開しています。おしゃれな見た目なので、パッシブスピーカーの入門としてもおすすめの製品です。
ブックシェルフスピーカーのおすすめ|10万円~20万円以上のハイエンドモデル
ジェイビーエル(JBL) L52 Classic ブックシェルフスピーカー
コンパクトさとデザイン性を兼ね備えたパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。人気の「Classic」シリーズの最小モデルで、設置のしやすさが魅力のひとつ。別売りのブラケットを使用すれば、壁面や天井にも設置可能です。
133mm径のウーハーや、上位モデル搭載の25mm径チタンドーム・ツイーターを小型化した「JT020Ti1-4」を搭載しているので、優れた音質を実現しているのもポイント。高音域用連続可変アッテネーターを備えており、サウンドの微調整も可能です。
フロントグリルのカラーは個性豊かなブルー・ブラック・オレンジの3色。ハイスペックモデルの性能を持ちながら価格は控えめなため、音にこだわりたい方にもおすすめです。
ジェイビーエル(JBL) 2ウェイ ブックシェルフ型スタジオモニター 4309
50年間にわたって高い人気を集めてきた、スタジオモニターシリーズのコンパクトなパッシブ・ブックシェルフスピーカー。スイッチ式UHFトリムコントロールを搭載しているので、設置環境に応じてサウンドレベルの調節を行えるのが魅力です。
上位モデルにも搭載されている定指向性ウェーブガイド「HDIホーン」を採用しており、広いエリアでバランスのよい音響を楽しめるのもポイント。周波数帯も42Hz~30kHzと広く、高音域の再生にもゆとりがあります。
インピーダンスは4Ω。オーディオにこだわりたい方や音楽・映画を高音質で楽しみたい方におすすめの製品です。
ダリ(DALI) ブックシェルフ型スピーカー MENUET SE
ウォールナットの見た目が美しいパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。ハイエンドシリーズと同様の金メッキ端子が採用されています。
59Hz~25kHzまでの周波数帯をサポートしており、ひずみのない低音から力強い中音、くっきりとした高音まで、さまざまな音域をカバーできるのが魅力。クラシックなどの本格的な音楽鑑賞やホームシネマ視聴におすすめの製品です。
サイズが幅150×高さ250×奥行230mmとコンパクトなのもポイント。デスクにも設置しやすく、スペースの限られた空間にも向いている製品です。
ワーフェデール(Wharfedale) Denton 80th Anniversary Limited Edition
イギリスの名門オーディオメーカーが開発したハイエンドクラスのパッシブ・ブックシェルフスピーカーです。
キャビネットには、三層サンドイッチ構造を採用しており、内部の振動を低減。低音域から高音域まで、バランスの取れたサウンドを楽しめます。小音量でもしっかりと音を感じられるため、マンションや狭い部屋でも使用可能です。
また、背面にはツインバスレフポートを設置。ひずみを低減し、スケール感のある低音再生も実現します。あたたかみのあるウッドデザインも魅力。クラシックなど、空間の広がりを感じられる音楽鑑賞にもおすすめです。
ケーイーエフ(KEF) LS50 Wireless II ワイヤレスHiFiスピーカー
フルワイヤレス接続が可能な高級アクティブ・ブックシェルフスピーカーです。左右のスピーカー間をケーブルで繋ぐ必要がないのが大きな特徴。完全ワイヤレスのため、さまざまな場所に設置できるのが嬉しいポイントです。
原音再生を実現するHiFiサウンドも魅力のひとつ。ドライバーの裏側から生じる不要なサウンドを99%吸収できる「Metamaterial Absorption Technology」を搭載しており、より純粋な音楽体験を楽しめます。
入力はBluetoothや光デジタル入力、HDMI、アナログRCA接続などに対応。「Amazon Music」や「Spotify」などのストリーミングサービスの再生も行えます。スマホやPCの音楽を高音質で再生したい方にもおすすめです。
ブックシェルフスピーカーの置き方
インシュレーターやスタンドを使って設置する

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ブックシェルフスピーカーの性能を十分に引き出したい場合は、インシュレーターやスタンドを使って設置するのがおすすめ。どちらも余計な振動を軽減する働きがあり、クリアな音を保つのに重要です。
反対に、デスクや棚に直接ブックシェルフスピーカーを設置してしまうと、音が濁ってしまう場合があります。なぜなら、スピーカーが音を発すると振動が設置面に伝わり、反動としてスピーカー本体に返ってきてしまうからです。
ブックシェルフスピーカーで音楽を十分に楽しみたい方は、設置方法にも注意してみてください。
スピーカーの高さを耳の高さに合わせる

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音楽鑑賞を楽しむときは、耳の高さにスピーカーの位置を合わせて設置するのがおすすめです。椅子に座って聞く場合は、座ったときの耳の位置に合わせてみてください。
スピーカーユニットが1つの場合は、ユニットの中央部分が耳の高さと同じになるように設置するのがベスト。一方で、低音・高音のユニットが分かれている2ウェイブックシェルフスピーカーなどは、ツイーター側を耳の高さに合わせるとより高音の響きを感じやすくなります。
左右のスピーカーとリスニングポイントが綺麗な三角形になるように置く

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ブックシェルフスピーカーを設置するときは、三角形をイメージしましょう。左右にスピーカーを置き、正三角形や二等辺三角形になるようリスニングポイントを設置するのが基本の形です。
さらにこだわる場合は、スピーカー同士の距離を100~120cmに保ち、そこから約200cm先に鑑賞者がいるようにセッティングするのがベストといわれています。
音の聞こえ方は部屋の広さや壁の材質、スピーカーとリスニングポイントとの距離、向きなどによって異なるため、自分好みの位置を探してみてください。
コンパクトさと音質の高さを兼ね備えているのが、ブックシェルフスピーカーの魅力です。PCデスクに設置すれば、普段聞いている音楽や映画、ゲームなどをワンランク上の音質で楽しめます。アンプが不要なアクティブ型モデルもあるため、オーディオ初心者の方も本記事を参考に挑戦してみてください。