設置する場所によってさまざまな音質の変化を楽しめる「振動スピーカー」。1000円程度とリーズナブルなアイテムから数万円する高性能なモデルまで価格帯が幅広く、種類も豊富なので、いざ購入しようにもどれが自身にとってベストバイ製品なのかわかりにくのが現状です。

そこで今回は振動スピーカーのおすすめモデルをご紹介。気軽に楽しみたい方はもちろん、ちょっと変わったオーディオ機器を試したい方もぜひチェックしてみてください。

振動スピーカーとは?

振動スピーカーの原理

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そもそもスピーカーを構成する際に必要となるのは、振動板、ボイスコイル、マグネットの3つ。一般的なスピーカーの場合、電磁力を利用して内蔵の振動板を前後に振動させることで、 粗密波を空気中に生じさせることで音を作り出します。

一方、振動スピーカーの場合は、本体に接している物体を振動させて音を発生させるので、「振動板を内蔵していないスピーカー」と言えます。

振動スピーカーの音質は?

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振動スピーカーは振動面に触れるモノの性質によって音質は大きく変化するのがポイント。例えば、触れているモノが金属の場合は硬い音が鳴り、木材に接触している場合は柔らかさのある音が発生します。

振動スピーカーはこんな方におすすめ

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振動スピーカーは「1つの曲や音声をさまざまに変化させて楽しみたい」という方におすすめです。なお、振動スピーカーは設置する場所によって、音声の聞こえ方や音質が大きく変わるのもポイント。多様性が楽しめるのが振動スピーカーの特徴です。

振動スピーカーは自作できる?

振動スピーカーは、材料を集めることで自作することも可能です。必要な材料は、エナメル線、磁石、イヤホン用のプラグなど。作り方の手順としては、まずエナメル線を筒状のモノに30種ほど巻きつけ、コイルを作成します。次に、イヤホンケーブル内の銅線を作ったコイルに繋ぎ、最後にイヤホンプラグに繋ぎ、コイルを磁石で接着する部分に取り付ければ、手作りスピーカーが完成します。興味がある方はぜひ試してみてください。

振動スピーカーの選び方

用途で選ぶ

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振動スピーカーを大きく分けると、据え置きタイプや持ち運びタイプに分類できます。据え置きタイプの場合、重くて持ち運びに適さない代わりに、優れた音質をもつのが特徴です。

一方、持ち運びタイプの場合、据え置きタイプに比べて音質が劣化しがちなものの軽くてコンパクトなため、手軽に持ち運びしやすいのがメリットです。

接続方式で選ぶ

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ミニプラグ

イヤホンジャックを備えた機器に振動スピーカーを接続して使う予定であれば、ミニプラグで接続するタイプのモデルを選ぶのがおすすめ。

ミニプラグで接続する製品の場合、Bluetoothに比べて接続が安定するのが特徴です。その代わり、イヤホンジャックを備えていない機器に使用できませんし、本体と接続する機器の置き場所をそれぞれ考える必要があります。

USB

USB接続対応の機器に振動スピーカーを繋いで使用したい場合には、USB接続対応のモデルを選ぶのがおすすめ。USB接続もミニプラグ接続と同様にBluetoothと比較して安定した接続が可能なのがメリットです。

その一方で、本体に加えて接続機器の設置場所に配慮が必要となるほか、昨今はあまりオーディオ環境で活用する機会が減っているので、汎用性は決して高くはありません。

Bluetooth

イヤホンジャックを持たない機器などとワイヤレス接続して振動スピーカーを使う予定の場合、Bluetooth対応のモデルを選ぶのがおすすめ。

Bluetooth対応の製品であれば、有線接続と比べて本体と接続する機器の置き場所の自由度が大きくなります。さらに、スマホなどの機器に複数台接続し、ステレオ音声を楽しむことも可能です。なお、有線接続タイプに比べて接続が安定しない場合もあります。この点は留意しておきましょう。

給電方法で選ぶ

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充電池タイプ

充電池タイプの振動スピーカーであれば、乾電池を交換する手間がかかりません。その代わり、充電ができない場所でバッテリー切れを起こした場合、再度充電するまで使用不可となります。

また、モデルによってバッテリーのスタミナや充電時間が異なるため、充電池タイプの振動スピーカーを選ぶ場合には、購入する前にスペックを確認しておきましょう。

乾電池タイプ

乾電池タイプの振動スピーカーはその名の通り、乾電池を電源とするもの。バッテリーの駆動時間を気にすることがないほか、充電する必要もありません。ただ、電池切れを起こすたびに電池交換をする必要があるため、その都度手間がかかることは考慮しておきましょう。

有線タイプ

有線タイプの振動スピーカーであれば、電源が確保しやすいので、バッテリー切れや電池切れを気にせずに長時間使用可能です。さらに、電池交換の煩わしさもありません。

その反面、振動スピーカーと接続機器の位置をそれぞれ考えて設置する必要がありますし、ケーブルによって机などのスピースが少なくなるデメリットもあります。

便利機能の有無

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2WAY機能

2WAY機能とは、振動スピーカーだけでなく通常のスピーカーとしても使える機能のこと。振動スピーカーでイメージ通りの音質が味わえなかった場合の保険として、通常のスピーカーも備えているのが特徴です。

吸盤機能

振動スピーカーのなかには、吸盤機能をもつモデルもあります。吸盤付きの製品であれば、テーブルなどにスペースがなくても、代わりに窓ガラスや壁などへ取り付けて使用することが可能です。

もし、振動スピーカーを設置するスペースに余裕がなさそうな場合や最初から窓ガラスや壁に取り付けて使用する予定の場合には、吸盤機能をもつモデルを検討するとよいでしょう。

防水機能

振動スピーカーには、防水機能をもつタイプもあります。防水機能をもつモデルであれば、お風呂などで振動スピーカーを使って音声を楽しみたい場合にも、濡れることによる故障を心配せずに使用可能です。ただし、防水のレベルは製品によって異なるので、その点はしっかりチェックしておきましょう。

マイク機能

振動スピーカーのなかには、マイク機能を採用したモデルもあります。マイク機能付きの製品をスマホに接続すれば、ハンズフリーでの通話が可能です。

振動スピーカーのおすすめ人気モデル

CAVジャパン BuruTtaどこでも振動スピーカー BRT-G1

Bluetooth接続が可能な振動スピーカー。本体上部には、優れた粘着性を持つ素材で作られた特殊シリコン製プレートを搭載しており、スマホとセットで使うのがおすすめです。

本体サイズは、幅5.5×奥行5.5×高さ12.6cmで、本体重量は0.45kg。イヤホンジャック接続用のケーブルも付属し、オーディオ機器に繋いでも使用可能です。

大容量リチウムバッテリーを搭載しており、満タンまで充電すると最大で約10時間まで使えます。USB接続プラグをもち、接続したスマホを充電する機能を使えるのも魅力です。

TafuOn 伝振動スピーカー tafuona01-g

粘着ジェルを採用し、窓ガラスやドアなどのさまざまな場所に設置して使用可能な振動スピーカー。直径3.5×高さ2.7cmのコンパクトボディなため、狭い場所に設置して使えるのもポイントです。

さらに、本体重量は約35gと軽量であり、手軽に持ち運びやすくなっています。ステレオミニプラグかUSBケーブルに接続して使用するモデルであり、 バッテリー切れを気にせず使い続けられるのもメリットです。

ベースエッグ(BASS EGG)Bluetooth対応ワイヤレススピーカー

幅6×高さ9.2cmのコンパクトボディでありながら、20Wの出力をもつ振動スピーカー。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、90分の充電時間で、最長10時間以上使い続けられるのが特徴です。

3.5mmオーディオジャックを搭載しており、 付属のコードを使ってオーディオ機器に繋げての使用も可能。Bluetooth接続にも対応しているので、使い勝手のよい振動スピーカーを探している方におすすめです。

エックスドリーム(XDREAM) ポータブル振動スピーカー X-Vibe3.0

3.5mmミニジャックを採用した振動スピーカー。リチウムイオンバッテリー内蔵で、USB接続にも対応しており、付属のUSBケーブルでパソコンなどに繋げて充電できます。

手のひらサイズなので、さまざまな場所に設置しやすいうえに持ち運びしやすいのもメリット。価格もお手頃なので、「とりあえず振動スピーカーを試してみたい」という方にもおすすめです。

BoCo株式会社 どこでもスピーカー SP-1

キレイな高音とパワフルな低音を発する振動スピーカー。Bluetooth接続に対応するモデルであり、スマホなどにワイヤレス接続して手軽に操作できるのがポイントです。

最大で7時間まで連続での使用が可能。また、直径77mmとコンパクトなため、持ち運びしやすいうえに、あらゆる場所に設置できます。テーブルやデスクの上はもちろん、ラックやダンボール箱など普段スピーカーを置かない場所に設置して音の変化を楽しめるのもおすすめポイントです。

三金商事 振動スピーカー 音匠/SP006

マットメタル素材を採用したシンプルなデザインが特徴の振動スピーカー。本体上部にある電源スイッチだけを使った簡単操作なため、機械の操作が苦手な方にもおすすめです。

10Wもの高出力を誇り、最大音量の場合に最長4時間ほどまで連続使用が可能。microUSBのスロットを搭載しており、付属のケーブルを使って約3時間で満タンまで充電できます。

Bluetooth対応機器に接続が可能であり、ペアリングしておけば場所を問わずに使用可能。吸盤機能が付いており、壁などにも取り付けて使えるため、設置場所の自由度が高いのもポイントです。

デバイスネット ピタッとスピーカー DN-B002YG

価格が1000円ほどと格安の振動スピーカー。本体サイズは58×58×19mm、重さは本体とスピーカー合わせて約40g、電源は単4電池を3本使う仕様です。

3.5mmイヤホンジャックで接続するタイプのため、イヤホンジャックを備えたさまざまな機器に繋げて使用することが可能。ペットボトルや箱ティッシュに設置することもできるで、遊び感覚で振動スピーカーを楽しみたい方におすすめのアイテムです。

日本電話施設 OmniBeat ND-OBB-MSCH

直径50×高さ78mmと手のひらサイズをした円筒型の振動スピーカー。Bluetooth接続に対応しており、スマホなどにワイヤレス接続して使用可能です。

また、全指向性のマイクを内蔵しており、スマホに接続すればハンズフリー通話ができます。さらに、最大3mの収音範囲を誇るため、複数人での通話も可能。

振動スピーカーとしてだけでなく、ハンズフリー通話を楽しんでみたい方にもおすすめのモデルです。

Filemate Joy Series Portable Vibration Speaker

単4乾電池2本を電源とする振動スピーカー。ヘッドフォンジャックを使って有線接続するモデルであり、MP3プレイヤーなどへ接続して使用することが可能です。

設置は接着性のある丸い部分を箱や壁などに取り付ける仕様。本体と丸い部分をつなぐケーブルは35cmまで伸ばせるため、本体から少し離れた位置にも取り付けられます。使用しないときは、丸い部分やケーブルなどを収納してコンパクトサイズになるのも魅力です。

ミュージックビーンズ(Music Beans) 振動スピーカー

粘着パッドを活用する振動スピーカー。単4乾電池2本を電源とし、最大で約10時間まで使用可能です。

また、USB接続にも対応しており、付属の電源供給用USBケーブルを繋ぐことで、スマホなどを充電する予備バッテリーとして使えるのも魅力。ミニプラグでの接続も可能なため、イヤホンジャックを備えたオーディオ機器に繋いでの使用も可能です。

交換用の粘着パッドも2枚付属しているため、くっ付きにくくなった粘着パッドを交換して長く使用できます。