装着感がよく、快適に音楽を楽しめる「ネックスピーカー」。ヘッドホンとスピーカーをいいとこ取りしたようなネックスピーカーは立体感と臨場感のある音が特徴です。最近は各メーカーからラインナップされており、モデルによって音質や着け心地はさまざま。

そこで今回は、ネックスピーカーの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。最新のオーディオデバイスに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

ネックスピーカー(ウェアラブルスピーカー)とは?

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ネックスピーカーとは、肩に掛けて使用するウェアラブルスピーカーです。「ソニー」「JBL」「LG」「ボーズ」から発売されています。耳に装着するヘッドホンとは違い耳に負担がかからないため、長時間の使用にもおすすめです。

据え置きタイプのスピーカーと違うのは、リスニングポイントによって定位が変わらないため聴く位置に関わらず最適な音質を楽しめるということ。肩に掛けて使用するため髪が乱れる心配もなく、肩に掛けるだけなので手軽に装着が可能です。

装着した際の圧迫感が非常に少なく、スピーカーユニットと耳の位置が近いため小さい音量でも十分に音声を楽しめます。周囲に迷惑を掛けることも少なく、その場にいるような臨場感があるので映画やゲームなどとの相性も抜群です。

さらに耳を塞がないため、周囲の環境音をしっかり聴けるのも特徴。周囲の声や音などにしっかりと対応できるため、家事や読書をしながら音楽を聴くことも可能です。

音漏れは心配ないの?

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イヤホンやヘッドホンと比較すれば音漏れはします。使用者がリスニングポイントに関わらず、どこにいても音に包まれるように設計されているため、音漏れ防止のスピーカーではありません。

基本的には室内向きのスピーカーなので、通勤や通学などの用途には不向きです。イヤホンやヘッドホン特有の、耳を圧迫するストレスから開放され、周囲の音も拾えるというヘッドホンとスピーカーのいいとこ取りの製品なので、隣にいる人には聴こえてしまいます。

ただ、使用者の耳近くにスピーカーがあるため、普通のスピーカーよりは周囲への影響は抑えられます。よほどの爆音であったり壁が薄かったりでない限り、周囲に迷惑がかかることはありません。

ネックスピーカーの選び方

使用目的に合わせて選ぶ

ゲーム用

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ゲームをする際にネックスピーカーを使用したい方は、ゲーム向けの機能として、低音を増強する振動板「パッシブラジエーター」を搭載したものがおすすめ。

「パッシブラジエーター」とは、流れてくる音の低音部分が振動として再生される機能です。ネックバンドスピーカーならではの音に包み込まれるようなサラウンドサウンドに加えて、音を身体で感じられるのです。

アクションゲームなどとの相性もよく、振動の強さを自分の好みに合わせて調節できるものもあります。ゲームの世界をより深く、臨場感のあるものとして体感したいという方には、「パッシブラジエーター」機能を搭載したネックスピーカーがおすすめです。

動画・音楽用

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ネックスピーカーは、ワイヤレス製品が主流になっています。そこで重要になってくるのが、音の遅延。音楽や通話の用途では音の遅延はあまり問題ありませんが、動画コンテンツとなると音の遅延はチェックしておきたいポイントです。

製品によっては、動画用に特化した低遅延の専用通信規格に対応しているので、動画を視聴したい方は低遅延の規格に対応した製品を選びましょう。

また、音楽観賞用として使用する方は、音質も確認しておきましょう。ネックスピーカーは、一般的なヘッドホンに比べて音の広がりやサラウンド感が強調されるため、臨場感が高いのが特徴。

音質やステレオ感は、メーカーごとに個性があるので、自分の好みに合うメーカーを探しましょう。

重さ

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首から鎖骨のあたりに装着するネックスピーカーは、本体の重さが重要です。重すぎると肩が凝ってしまうこともあります。通常200~400gのものが主流ですが、100g以下の軽いものもあるので、自身に合う重さと機能を考えて、最適なネックスピーカーを選びましょう。

また、メーカーによってフィット感はさまざまです。首にかけて使用するものなので、重さがあると長時間の使用に影響します。そのため、自分の体型に合ったモデルを選ぶのがおすすめです。

通信方式・通信距離

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ネックスピーカーは、基本的にBluetoothで通信します。近い距離で接続することを想定しているため、遠隔通信には向いていません。

Bluetoothは、データを自動圧縮して無線で送る通信方法です。最も低品質の圧縮規格の場合、音質が劣化し遅延などが発生する恐れがあります。しかし最近では、遅延の少ない高音質なモデルも多くラインナップされています。音ずれが気になるという方は、通信規格のBluetooth 4.0以上のモデルを選びましょう。

ネックスピーカーのおすすめモデル

ソニー(SONY) ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1

ソニー(SONY) ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1

本製品は独自の無線通信規格を採用し、低遅延を実現したネックスピーカー。ブルーレイプレイヤーやテレビとの接続を想定して作られており、遅延を感じることなく、快適に使用できるのが魅力です。

Bluetoothには対応していませんが、付属の専用オーディオケーブルを使用すればスマートフォンや携帯ゲーム機との接続も可能です。専用充電器が付属しており、置くだけで簡単に充電ができます。1つの送信機に対してスピーカーは2台まで接続可能です。

左右それぞれのスピーカーに、低音を増強し振動する「パッシブラジエーター」を搭載しているのが特徴。映画のアクションシーンやライブ映像のドラム・ベースの低音、アクションゲームなどとの相性が抜群です。

聞こえる音に合わせて振動するため、コンパクトなサイズでありながら、まるでその場にいるかのような迫力が感じられます。振動の強さは3段階に調節可能です。

ボーズ(Bose) SoundWear Companion speaker

ボーズ(Bose) SoundWear Companion speaker

表面にソフトタッチのシリコンを備えた、長時間使用していても疲れにくいネックスピーカー。ボーズならではの力強い低域が魅力で、高音質で楽しめます。

本製品の特徴は、スマートフォンとの連携ができること。連携アプリ「Bose Connectアプリ」で、Bluetooth接続や端末の管理が簡単にできます。音質の調整やスリープタイマー機能、デバイスを最新の状態に保つ音声ガイドや自動オフ機能など、便利な設定のカスタマイズができます。

さらに防滴性能付きなので、水回りの家事を行うときなどでも安心です。汚れてしまっても、別売りのカバーに交換できます。最大連続再生時間は12時間で、15分の急速充電で最大2時間の再生が可能です。

ジェイビーエル(JBL) SoundGear ウェアラブル ネックスピーカー JBLSOUNDGEARBLK

ジェイビーエル(JBL) SoundGear ウェアラブル ネックスピーカー JBLSOUNDGEARBLK

本製品は、堅牢な造りが特徴的なJBLのネックスピーカー。価格が安いため、価格重視の方におすすめです。

音域の広さが特徴で、映画やゲームで使用すると、通常のスピーカーでは聞き取りにくい細かい音も聞こえるためその場にいるような臨場感を楽しめます。高品質なハンズフリー通話も可能です。デュアルマイクは、周囲の騒音を取り除く高性能ノイズキャンセリング機能と、音声をクリアに抽出する機能を搭載しています。

テレビに繋ぐ場合に手軽に接続できる、ワイヤレスオーディオトランスミッターを付属。光デジタル入力端子、オーディオのアナログ端子(AUX端子)の両方を搭載しているため、ほとんどのテレビと接続できます。機能性に優れた、リーズナブルなモデルを探している方におすすめです。

JVCケンウッド(KENWOOD) NAGARAKU ウェアラブルネックスピーカー SP-A10BT

JVCケンウッド(KENWOOD) NAGARAKU ウェアラブルネックスピーカー SP-A10BT

わずか88gという軽量なスリムボディが特徴のネックスピーカー。装着感のよいモデルを探している方におすすめです。

Bluetoothコーデックは、aptXに対応しているため、Androidスマホやウォークマンを使用している方に最適。連続約20時間のワイヤレス音楽再生ができるため、長時間のリスニングにも電池切れを気にせず楽しむことが可能です。スピーカーユニットには低音を増強する「パッシブラジエーター」が搭載されており、音質にも迫力があります。

Bluenin ネックバンドスピーカー BN 929

Bluenin ネックバンドスピーカー BN 929

4000円程度と非常に安いネックスピーカーです。2つのスピーカーを搭載しており、立体的なサウンドが楽しめます。充電可能リチウム電池で、3時間ほどの充電で約12時間の音楽再生や連続通話が可能です。

また、IPX4の防水規格に対応しているため、水回りの作業をしながら使用できます。防水仕様でリーズナブルなネックスピーカーを探している方におすすめです。

SEOBIOG Bluetooth イヤホン & スピーカーウェアラブルネックスピーカー HX208

SEOBIOG Bluetooth イヤホン & スピーカーウェアラブルネックスピーカー HX208

本製品はイヤホンモードとウェアラブルスピーカー、一台二役をこなすネックスピーカー。ネックバンドにはシリコンを採用し、自分の体に合わせて曲げられるため、首回りにフィットします。

本体にイヤホンがついており、付属のイヤーピースは柔らかく耳に優しいシリコン素材です。音質は、40mmドライバーユニットにより、迫力のサウンドを再現します。1回約2時間の充電でイヤホンモード約30時間、スピーカーモード約3時間の連続使用ができるリチウムイオンバッテリーを搭載しています。

接続したデバイスにバッテリー残量も表示できるため、充電のタイミングを逃しません。高性能マイクが付いているほか、ノイズキャンセル機能も備えているため、快適に通話ができます。

シャープ(SHARP) ウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナー AN-SS1-B

シャープ(SHARP) ウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナー AN-SS1-B

約88gの軽量設計のネックスピーカー。非常に軽いため、長時間首にかけても気にならず快適です。約2.5時間の充電で、連続14時間の長時間再生が可能で、スマホとBluetoothで接続すれば、約17時間のハンズフリー通話ができます。

スマホのGoogleアシスタントやSiriをワンタッチで起動でき、音声検索やマップ呼出によるナビゲーションなども利用できるのが特徴です。

音質は高音・中音・低音のバランスがよく、足音や葉擦れ音、自動車の走行音などの小さい効果音もきれいに聞こえます。音の厚みはないため、低音が好きな方には物足りないかもしれませんが、音のバランスがよいため全体の音を聞きたい方におすすめです。

フジサウンド(fujisound) ウェアラブルネックスピーカー FUJI3

フジサウンド(fujisound) ウェアラブルネックスピーカー FUJI3

約70gと非常に軽量で、折りたたみもできるため持ち運びに便利なネックスピーカー。イヤホンとしても使用でき、切り替えボタンを操作することでネックスピーカーとイヤホンのシフトができます。

鎖骨に当たらないデザインで、首回りにぴったりフィットして滑り落ちにくいのが特徴です。イヤホンのワイヤーは、好きな長さに調整したり、本体へ収納したりできるので、一般的なイヤホンのようにワイヤーが絡まることがありません。

本体ごと折りたたんで携帯用のケースに入れられるため、持ち運びに最適です。室内だけでなく自転車に乗るときや、ランニングなど、室外でも使用したいという方におすすめです。

通信規格がBluetooth4.1と音の遅延が少ないため、動画の視聴も快適。また、周囲の雑音を削減し、高性能マイクでのハンズフリー通話が可能で、着信が入ったときにはバイブレーションや音声で知らせてくれるのも魅力です。

MINE ネックスピーカー ワイヤレス bluetooth mine-03

MINE ネックスピーカー ワイヤレス bluetooth mine-03

イヤホンとスピーカーを両方搭載したネックスピーカー。通話も可能で、着信時はバイブレーションまたは日本語音声にて知らせてくれます。Bluetooth対応なので、スマホを使って音楽も楽しめるのも特徴です。

6000円程度と安く、重量も70gと非常に軽量です。イヤホンはボタンを押すだけで収納できるため、コンパクトかつイヤホンとスピーカーどちらもほしいという方におすすめ。Bluetooth非対応機器で接続したい場合は、別売りのBluetooth送信機を購入すれば使用できます。

ソニー(SONY) 首かけ集音器 SMR-10

ネックスピーカーとしてだけでなく、周囲の人の声を大きくして聞きやすくする集音器としても使用できるモデル。付属のケーブルをテレビと接続するだけなので簡単です。

また、本製品は集音器としての性能も優秀。「オートシーンセレクト」機能を搭載しており、周囲の音を解析し、周囲の騒音に合わせて聞こえ方を自動調整します。さらに「マイボイスキャンセリング」機能を搭載。自分で話す際は自動で音量を下げるため、自分の声が聞こえすぎることがなく、自然に会話できます。

折りたたんでコンパクトに収納でき、専用のポーチも付属するため持ち運びに便利。約3時間の充電でネックスピーカーとして使用した場合、約10時間の連続使用ができます。

約90gと軽いため首や肩も凝りにくく、長時間快適に使用できる製品です。ただ、約3万円と比較的高額なのが難点。しかしその分性能が高く信頼できる製品です。