CDより多くの情報を収録したハイレゾ音源を再生できる「ハイレゾ対応スピーカー」。原音に忠実な高音質サウンドを楽しめるのが魅力です。しかし、各メーカーからさまざまなタイプが展開されており、はじめて選ぶ際に迷ってしまう場合も少なくありません。
そこで今回は、ハイレゾ対応スピーカーのおすすめをピックアップ。選び方もあわせて解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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- 目次
- ハイレゾ対応スピーカーとは?普通のスピーカーとの違いも解説
- ハイレゾ対応スピーカーの選び方
- ハイレゾ対応スピーカーのおすすめメーカー
- ハイレゾ対応スピーカーのおすすめ|アクティブタイプ
- ハイレゾ対応スピーカーのおすすめ|パッシブタイプ
ハイレゾ対応スピーカーとは?普通のスピーカーとの違いも解説
ハイレゾ対応スピーカーとは、ハイレゾ音源の再生に対応しているスピーカーです。ハイレゾ音源はCDより多くの情報量を収録できるのが特徴。サンプリングレート44.1kHz・量子化ビット数16bitのCDに対して、192kHz・24bitのハイレゾ音源の場合は約6.5倍もの精細な情報を再生できることになります。
情報量が多いため、原音により近く臨場感のあるサウンドを楽しめるのが魅力。CDでは聴けなかった繊細でリアルな音を満喫できます。なお、電子情報技術産業協会「JEITA」では、CDの44.1kHz・16bitを上回るスペックをハイレゾと定義している点にも留意しておきましょう。
また、ハイレゾ対応スピーカーは再生機器側がハイレゾに対応していないと本来の音を再生できません。ハイレゾ音源以外の音楽ファイルも再生できますが、ハイレゾ未対応デバイスと接続してもハイレゾ音源にならない点に注意が必要です。
ハイレゾ対応スピーカーの選び方
出力タイプをチェック
アンプ内蔵で安いアクティブタイプ
アンプを内蔵しているスピーカーがアクティブタイプです。別途アンプを接続する必要がないのが魅力。ワイヤレススピーカーやBluetooth対応スピーカーなどの小型モデルのほか、大型スピーカーにも採用されています。スピーカー側で音量調節できるので、外出先や屋外で音楽を楽しみたい場面にもおすすめです。
アンプの接続が不要であり、わずらわしい配線をシンプルにできるのがメリット。配線が少ないぶん好みの場所に設置しやすく、別途アンプを購入するコストを抑えられるのもポイントです。ただし、好みのアンプと組み合わせたい場合には向いていません。
より高音質なパッシブタイプ
アンプを内蔵していないスピーカーがパッシブタイプです。電力不要でスピーカー単体では駆動せず、再生機器との間にアンプを接続する必要があります。好みのアンプやプレーヤーなどとシステムを組んで高音質サウンドを楽しみたい方におすすめです。
アンプとの接続が増えるため、配線が煩雑になりやすいのがデメリット。また、音量や音質のコントロールノブを搭載しておらず、音質はアンプや再生機器側の性能によっても左右されます。室内で使用するのが一般的で、屋外での使用には不向きです。
アクティブ型は入力対応スペックを確認
アクティブ型のハイレゾ対応スピーカーを選ぶ際は、接続する再生機器に対応する入力端子を備えているかをチェックしておきましょう。アクティブ型は再生機器と直接接続するため、対応する入力端子がないと音を出力できません。
機種によりますが、パソコンやスマホ、テレビと接続するならミニプラグ入力端子をチェック。据え置き型のCDプレーヤーなどと接続する場合は、RCA入力端子を備えているかを確認しておきましょう。USB入力端子に対応していれば、ワイヤレススピーカーをパソコンなどと接続して給電しながらの使用も可能です。
周波数帯域や出力W数をチェック
低音から高音までの再生可能な範囲を表す周波数帯域もチェックしたいポイントです。ハイレゾ対応スピーカーは基本的に高音域の再生性能に優れています。低音も重視したい方は、低音域の周波数帯域を確認しておきましょう。
低音をしっかり聴きたい方は、50Hz以下まで再生できるモデルを選ぶのがおすすめです。特に、約20〜100Hzに対応したモデルは重低音のロックな洋楽などを聴きたい方にも適しているので、気になる方はチェックしてみてください。
また、スピーカーの電力の大きさは「ワット(W)」で表されます。W数が大きいほど大音量で音を出せるので迫力がアップ。通常の室内で聴く限りは15〜30W程度あれば十分です。PCスピーカーとして使うなど近距離で聴く場合は10W程度でも足りる場合もあります。
形状をチェック
フロア型
フロア型のハイレゾ対応スピーカーとは、主に床に置くタイプの大型スピーカーです。スタンドに乗せて高さを調節する場合もあります。本体が大きくパワフルなサウンドを楽しめるのが特徴で、低域を中心に周波数帯域のバランスに優れた音作りが可能です。出力も大きく、広い部屋に設置して大音量で音楽を楽しむのに適しています。
高級スピーカーも多く、なかにはデザイン性にこだわっているモデルも。キャビネットに天然木を使用したモデルも販売されており、高級感を重視したい方におすすめです。ただし、大きさによっては好みのスペースに設置できない場合がある点に留意しておきましょう。
トールボーイ型
スリムな縦長デザインを採用しているのがトールボーイ型の特徴です。縦に細長いため、限られた設置スペースにセッティングしやすいのが魅力。テレビやプロジェクターの左右に設置するのに適しています。接地面積が狭く縦に長いため、スピーカースタンドを使用せず床に直置きするのが一般的です。
スタイリッシュなデザインで、部屋をおしゃれに演出したい場合にもおすすめ。しっかりとした低音サウンドを楽しめるのも魅力です。
ただし、小型なツイーターで音圧不足を感じる場合も。なかには、ボイスコイルの軽量化や磁気回路の強化により、パワフルかつ繊細な表現力を実現しているモデルも販売されています。
ブックシェルフ型
ブックシェルフ型のハイレゾ対応スピーカーとは、名前のとおり本棚に収まる程度の小型スピーカーです。モデルによって大きさの違いはあるものの、狭いスペースにスピーカーを設置したい場合におすすめ。フロア型の小型版であり、床に置きたい場合はスピーカースタンドを使っても設置できます。
モデルによっては、ラックなどの高さが限られたスペースに設置したい場合にぴったり。より小型なモデルならパソコンデスクにも設置でき、パソコンと接続して音楽を聴いたり、ゲームをプレイしたりするときにも活躍します。フロア型同様、キャビネットに天然木を使った高級感あふれるモデルも販売されているので、チェックしてみてください。
ポータブル型
ポータブル型のハイレゾ対応スピーカーは、コンパクトサイズを採用しているのが特徴です。充電式のワイヤレスモデルが多く、スマホやタブレットとケーブルなしで接続して使用可能。携帯性にも優れており、音楽を聴きながらレジャーを楽しみたいなど、アウトドアシーンでの使用にも適しています。
パソコンモニターの脇など、狭い場所に設置したい場合にもおすすめ。USB入力端子を設けているタイプなら、パソコンから給電しながら使用でき便利です。コンパクトながら、設計やチューニングによって高音質サウンドを実現しているモデルも販売されています。
Bluetooth対応かチェック
手軽にワイヤレス再生を楽しみたいなら、Bluetooth接続対応のハイレゾ対応スピーカーをチェックしておきましょう。Bluetooth対応のスマホやパソコン、タブレットなどのデバイスと接続可能。わずらわしい配線が不要で、快適な使い心地を実現します。
Bluetooth対応モデルを検討する際は、LDACコーデックに対応しているかを要チェック。従来のBluetoothオーディオの約3倍もの情報量を伝送できるコーデックで、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音源を楽しめます。
充電機能や防水性をチェック
ワイヤレスタイプのハイレゾ対応スピーカーを選ぶ際は、充電機能をチェックしておきましょう。まずは充電時間と連続再生可能時間を確認。1回の充電で長く連続再生できるモデルほど、充電の手間を減らせます。また、外出先で電源を確保できない状況で、急な充電切れに慌てるトラブルを減らせるのもポイントです。
アウトドアシーンで音楽を楽しみたいなら、防水性も要チェック。水辺やプールで、水ハネによって濡れてしまって故障する心配を低減できます。防水性は「IPX7」などといった表記で確認可能です。数値が増えるほど高い防水性を示しており、「IPX7」なら一時的に30分間1mの水深に水没しても内部に水が浸水しない性能を表しています。
ハイレゾ対応スピーカーのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
テレビやデジタルカメラなどを中心に製品やサービスを展開している日本の総合電機メーカーです。オーディオ機器にも力を入れており、スピーカーもさまざまなタイプをラインナップ。デスクに置けるコンパクトなモデルから、狭い場所に設置しやすいトールボーイ型まで幅広く手がけています。
なかでも、原音に忠実なハイレゾ音源を再生するハイレゾ対応スピーカーに注目。ハイレゾ音源の再現性を高めた「D.A.ハイブリッドアンプ」には高性能デバイス「GaN-FET」を採用しており、100kHzもの高音域を高精細なサウンドで再生可能です。
ヤマハ(YAMAHA)
「ヤマハ」は、オーディオや楽器、バイクなど、さまざまな分野で世界的に有名な企業です。オーディオ関係においては、一般向けからプロ向けのモノまで幅広く取り扱い、国内外から高い評価を受けています。
ヤマハのスピーカーはラインナップの多さが特徴です。なかでも、ハイレゾ対応スピーカーはおしゃれなデザインながら、ナチュラルな高音質サウンドを楽しめるのが魅力。気になる方はチェックしてみてください。
ハイレゾ対応スピーカーのおすすめ|アクティブタイプ
ソニー(SONY) ニアフィールドパワードスピーカー SA-Z1
「D.A.ハイブリッドアンプ」を搭載しているハイレゾ対応スピーカーです。フルデジタルアンプの情報量や高解像度はそのままに、大出力時の歪みやスイッチングノイズを低減。高性能デバイス「GaN-FET」採用とあいまって、100kHzもの高精細なサウンドを実現しているおすすめモデルです。高解像度とクリアな音を再生するため、アルミエンクロージャーを採用しています。
ツイーターとウーファーのセンターを同軸上にマウントした同軸構造もポイント。ひとつの軸上で音がはじめから合成された状態で出力されるので、音の波面が整った音楽再生が可能です。
MP3などの圧縮音源をハイレゾ音源に近い高音質サウンドに変換する「DSEE HX」を備えているのも魅力。AI技術によって曲の特徴を自動で判別し、高音域を補完します。
ソニー(SONY) ワイヤレススピーカー SRS-RA5000
6.1chの全方位スピーカーシステムを搭載した、ポータブル型ハイレゾ対応スピーカーです。フルレンジスピーカーを上部に3基、中央に3基、下部にサブウーファーを配置。音に包み込まれるような臨場感あふれるサウンドを体感できます。
Spotify ・AWAなど、定額音楽配信サービスの音源をハイレゾ相当にアップスケーリング可能な「DSEE HX」を搭載。また、独自の音響技術「360 Reality Audio」にも対応しており、音質を重視する方におすすめのモデルです。
Bluetooth接続に加え、Wi-Fi接続が可能なので、さまざまな対応デバイスと接続できるのがメリット。Googleアシスタント・Amazon Alexaに対応しているのもポイントです。
アンカー(ANKER) Soundcore Motion+ A3116011
サイズ約25.7×7.9×8.1cmのコンパクトなポータブル型ハイレゾ対応スピーカーです。AUXケーブルを対応デバイスに接続して、高音質なハイレゾ音源を楽しめるのが特徴。Bluetooth接続対応で、ワイヤレスでも音楽を再生できるおすすめモデルです。高音質コーデックaptXに対応しており、遅延の少ないワイヤレス再生を実現します。
小型モデルながら最大30Wのパワフルなサウンドを楽しめるのも魅力。独自のBassUpテクノロジーにより、より低音域の力強いサウンドでお気に入りの曲を満喫できます。
Soundcoreアプリを活用すれば、イコライザでサウンドのカスタマイズも可能。IPX7の防水性を備えており、水辺のアウトドアレジャーや急な雨でも安心です。価格が安いので、ハイレゾ対応スピーカーを試してみたいという方はチェックしてみてください。
アンカー(ANKER) Soundcore Motion X600 A3130011
「空間オーディオ」技術を搭載したハイレゾ対応スピーカーです。空間オーディオアルゴリズムと5つのドライバーの組み合わせにより、さまざまな方向から音が降り注ぐような立体音響を楽しめるのが特徴。包み込まれるような臨場感あふれるサウンドを楽しみたい方におすすめのモデルです。
3Dメタルメッシュを採用した高級感のあるデザインも魅力。シンプルながらスタイリッシュな外観で、部屋をおしゃれに演出したい場合にも活躍します。
LDACコーデックに対応しており、ワイヤレス接続でもハイレゾ相当の音源を楽しめるのもポイント。IPX7の防水性を備えており、浴室やキッチンなどの水回りで音楽を聴きたい場合にもぴったりです。
デノン(DENON) HOME 150
Amazon Music HD対応やAlexa搭載のハイレゾ対応スピーカーです。カスタムメイドの25mmドームツイーターと89mmコーンウーファー搭載により、コンパクトながら厚みのある低音を再生可能。ワイヤレスオーディオシステム「HEOS」を搭載しており、Wi-Fiの接続や設定、操作などをアプリで簡単におこなえるおすすめモデルです。
さまざまな音楽ストリーミングサービスに対応しているのもポイント。最新の楽曲から往年の名曲、音楽ジャンルなど、気分に合わせて多種多様なプレイリストの音楽を楽しめます。
インターネットラジオに対応しているのも便利。Bluetooth接続に対応し、スマホやタブレットに保存しているお気に入りの曲をワイヤレスで楽しめます。
フォステクス(FOSTEX) アクティブ・スピーカー PM0.3H
高音質なサウンドを再生するウーファーとツイーターを組み合わせた、2ウェイ構成のハイレゾ対応スピーカーです。情報量の多いハイレゾ音源を再現するため、75mm口径の「グラスファイバー振動板ウーファー」と19mm口径の「シルクドームツイーター」を採用。原音に忠実なハイレゾ音源を満喫できるおすすめモデルです。
木製エンクロージャーを採用しているほか、リアバスレフ方式でコンパクトながら重低音サウンドを再生できるのもポイント。高効率デジタルアンプを内蔵したアクティブ型で、ボリュームをスピーカー側で調節できます。
別売りのサブウーファーを接続すれば、より迫力のある低音サウンドを楽しめるのでチェックしてみてください。
AIRPULSE アクティブスピーカー A80
Class-Dのフルデジタルアンプを搭載した、アクティブ型ハイレゾ対応スピーカーです。低いバックグラウンドノイズと低歪みを実現。最大192kHzまでの入力サンプルレートに対応しており、高音質なサウンドでお気に入りの曲を楽しみたい方におすすめのモデルです。
ベーシックモデルながら、「ホーン搭載リボンツイーター」や「11.5cmアルミニウムコーンフェライトマグネット」などの高品質なパーツを採用。Bluetooth接続に対応し、わずらわしい配線不要でセッティングできます。ウォルナット仕上げの高級感あふれる外観も魅力です。
AIRPULSE ハイレゾ対応アクティブスピーカー A100 BT5.0
パワフルなサウンドを実現するドライバーユニットを搭載した、アクティブ型ハイレゾ対応スピーカーです。Class-Dのフルデジタルアンプを2個搭載し、低歪みな高音質サウンドを楽しめるおすすめモデル。Bluetooth接続に対応し、スマホやタブレットに保存しているお気に入りの曲をワイヤレスで再生できます。
本体背面に入力端子や調節ダイヤルを配置しており、ボリュームに加えて高音と低音を好みに合わせて調節可能。幅16×奥行28.3×高さ25.5cmのコンパクトモデルで、デスク上など限られたスペースに設置するのに適しています。
ケーイーエフ(KEF) HiFi スピーカー LSX II
左右のスピーカーが独立したアクティブ型のハイレゾ対応スピーカーです。左右のスピーカーを接続するコードが不要で、すっきりと設置したい方に適しています。
コンパクトサイズながら高音質なサウンドを楽しめるのが特徴。クリアでバランスのとれた音を表現します。
専用アプリを活用すれば、操作やセットアップも可能です。さまざまな接続デバイスやストリーミングサービスに対応できる機能性もおすすめポイント。細部にまでこだわった、おしゃれなデザインも魅力です。
キューアコースティックス(Q Acoustics) アクティブ2ウェイ・ブックシェルフスピーカー M20
2ウェイシステムを採用した、ブックシェルフ型のハイレゾ対応スピーカーです。Bluetoothの高音質コーデック「aptX HD」を採用。対応デバイスとの接続で、ハイレゾ音源をワイヤレスで楽しめます。
多様な有線接続に対応。USBとオプティカルのデジタル2系統、RCAと3.5mmステレオミニのアナログ2系統の入力端子を搭載しています。また、サブウーファー出力も備えているので、外部サブウーファーを接続してシステムアップも可能です。
低域の再生レベルを切り替えるEQスイッチを搭載しているのがポイント。スピーカーを部屋の角や壁際に設置する際に起こりやすい、低域過多のサウンドバランスを整える効果が期待できます。
ハイレゾ対応スピーカーのおすすめ|パッシブタイプ
ソニー(SONY) 3ウェイスピーカーシステム SS-CS5
独自の発泡マイカ素材採用の130mmウーファーユニットを搭載している、フロア型ハイレゾ対応スピーカーです。自然で滑らかな中高域とクリアな低域を楽しめるおすすめモデル。25mmソフトドームツイーターにより、素直でクセのない高域を再生できるのもポイントです。
比較的買い求めやすい価格のエントリーモデルながら、高品位なパーツをふんだんに採用しているのも魅力。高音質サウンドを実現するため、13カ所もの補強をエンクロージャーに施して剛性を高めているなど、細部にまでこだわって設計されています。
ヤマハ(YAMAHA) スピーカー NS-B330
ハイレゾ対応のブラックアノダイズド・アルミツイーターを採用した、ブックシェルフ型のパッシブスピーカー。ハイレゾ再生に必要な周波数帯域45kHzを保ちながら、高い耐久性があるのも魅力です。
ウーファーには、ヤマハの名作スピーカーとして知られる「NS-1 classics」直系の素材である「PMDコーンウーファー」を使用。低音域の抜けがよく、躍動感ある音が楽しめます。
また、高音域の壁面反射を軽減するウェーブガイドホーンを採用しているのもポイント。直接音と間接音とのバランスを調節することで、音像定位や周波数特性の乱れを低減しています。リアルで歯切れのよい音を楽しみたい方におすすめのモデルです。
デノン(Denon) トールボーイスピーカー SC-T17
細長いスリムなデザインのトールボーイ型ハイレゾ対応スピーカーです。設置面積を必要としないデザインで、テレビの横など限られたスペースにセッティングしたい場合におすすめ。ピアノブラックフィニッシュのスタイリッシュな外観も魅力です。
品のある豊かな重低音を楽しめるのもポイント。同シリーズのセンタースピーカーやブックシェルフ型スピーカーなどと組み合わせて、本格的なホームシアターシステムを構築したい方にも適しています。
デノン(Denon) ブックシェルフスピーカー SC-A17
幅11×奥行13×高さ18cmのコンパクトなブックシェルフ型ハイレゾ対応スピーカーです。小型モデルで限られたスペースに設置したい場合におすすめ。同社のトールボーイ型スピーカーやセンタースピーカーと組み合わせて、ホームシアターシステムの構築も可能です。
再生周波数帯域は80Hz~60kHzと幅広く、原音に忠実なハイレゾ音源を楽しめるのが特徴。高音質サウンドにこだわりたい方に適しています。ピアノブラックフィニッシュのスタイリッシュなデザインも魅力です。
ポークオーディオ(Polk Audio) コンパクトブックシェルフスピーカー Polk SIGNATURE ELITE ES15
クリアで高精細な高音を鳴らせる2.5cmのテリレン・ドーム・ツイーターを搭載したハイレゾ対応スピーカー。40kHzの高音域を再生でき、コンテンツのポテンシャルを十分引き出せるのが特徴です。
背面に搭載したパワーポートにより、コンパクトサイズながらクリアで量感豊かな低音を再生できるのもポイント。綿密に計算された形状で空気の流れをスムーズにし、歪みや乱流を軽減しています。
アンプへの負荷が軽く駆動しやすい設計もメリット。さまざまなアンプと組み合わせられます。高品質ながら買い求めやすいコスパのよさもおすすめポイントです。
クリプトン(KRIPTON) 2ウェイ2スピーカー密閉方式ブックシェルフ型スピーカー KX-3SX
高音質なブックシェルフタイプの高級スピーカー。ウーファーとツイーターに高性能で貴重な「オールアルニコマグネット磁気回路」を採用しており、深みのあるサウンドを実現しています。低音域から高音域まで、幅広い音域を高音質で再生可能です。
リングダイアフラム型ツイーターには砲弾型のイコライザーが搭載され、50kHzまでの高域に対応。ハイレゾ音源も余裕をもって鳴らせます。吸音材にはミスティックホワイトとウールを使用。クリアな低音再生を実現しています。
エンクロージャーには、ピアノと同じポリエステル仕上げが施されたワンダーローズつき板を採用。高級感のある外見も魅力です。
ポークオーディオ(Polk Audio) フロアスタンディングスピーカー MXT60
高音質設計ながらお手頃な価格帯で、おすすめのトール型ハイレゾ対応スピーカー。MXTシリーズを通して音色のマッチングが図られており、さまざまな組み合わせでシームレスにホームシアターシステムの構築が可能です。
40kHzの超高音域までカバーするテリレン・ドーム・ツイーターを搭載。加えて、ダイナミック・バランス・ウーファーと2基のパッシブラジエーターにより、抜けのよい中高音と伸びやかな低音再生を実現しています。
再生周波数は38Hz〜40kHz。別売の「ハイトモジュールMXT90」を追加すれば、立体的な3Dサウンドを楽しむことも可能です。
原音に忠実な音を再生するハイレゾ対応スピーカー。高音質なサウンドを求めている方におすすめです。ただし、タイプによって大きさが異なるほか、アンプを内蔵したアクティブ型とパッシブ型のどちらを選ぶのかも重要。今後どのようなシステムを構築したいかなども考慮して、自分にぴったりな1台を見つけてみてください。