Wi-Fiネットワークにワイヤレス接続して音楽を楽しめる「Wi-Fiスピーカー」。同一ネットワーク上のスマホやパソコンなどと連携できるのが特徴です。しかし、各メーカーからさまざまなモデルがラインナップされており、製品選びに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、おすすめのWi-Fiスピーカーをご紹介。製品の選び方についても解説しているため、ぜひチェックしてみてください。
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Wi-FiスピーカーとBluetoothスピーカーとの違いとは?
Wi-FiスピーカーとBluetoothスピーカーの違いのひとつに接続方法が挙げられます。BluetoothスピーカーがスマホやタブレットなどのBluetoothに対応した機器と1対1で接続するモノが多いのに対して、Wi-Fiスピーカーは同一ネットワーク上のスマホやパソコンなど、複数接続が可能です。
また、高音質な再生を行えるのもWi-Fiスピーカーの魅力。LAN回線を使用する分、Bluetooth接続よりも伝送可能なデータ量が大きく、ハイレゾ音源に対応しているモデルもラインナップされています。音質を重視したい場合にもおすすめです。
Wi-Fiスピーカーのおすすめ|据え置きタイプ
デノン(DENON) HOME 150
サイズが幅120×高さ187×奥行120mmとコンパクトながら、厚みのある低音再生を行えるWi-Fiスピーカーです。適度な空間の広がりを感じられるサウンドを実現しています。
また、手を近づけて操作するタッチコントロール機能を搭載しています。アプリを使用することなく、音楽の再生や停止、音量の調節などを行うことが可能です。
本製品は、幅広い音楽ストリーミングサービスに対応。Amazon Music HD・AWA・Spotify・SoundCloudの音楽を楽しめます。
「HEOSアプリ」に対応しているのもポイント。Wi-Fiへの接続や設定、操作を簡単に行えます。初めてWi-Fiスピーカーを購入する方にもおすすめです。
ソニー(SONY) ワイヤレススピーカー SRS-RA3000
臨場感あふれる音場を実現するWi-Fiスピーカーです。ソニーの空間音響技術を駆使した「360 Raality Audio」に対応しており、アーティストがライブで演奏している場にいるような体験ができると謳っています。音の臨場感を重視したい場合におすすめです。
また、周囲の環境に合わせて自動で音を最適化する「オートサウンドキャリブレーション」を採用。設置場所に合ったサウンドを楽しむことが可能です。設置場所を頻繁に変更しながら使用したい場合にもおすすめです。
本製品は、圧縮音源を原音により近い音で再現する「DSEE」にも対応しています。圧縮音源で失われがちな高音域を効果的に補完して、聴き疲れしにくい自然な音を再生可能です。
給電方式にAC電源を採用しているのもポイント。コンセントに挿して使用するため、長時間使用しても充電が切れる心配がありません。
ソノス(SONOS) Era 300
幅広いジャンルのサウンドを高いレベルで楽しめるWi-Fiスピーカーです。深み・明瞭さ・ディテールを実現する「Dolby Atmos」に対応しています。お気に入りの音楽はもちろん、映画や番組、ゲームなどを臨場感のある空間サウンドで楽しめるのが魅力です。
また、操作性に優れているのも特徴です。本体画面をタップまたはスワイプするだけで再生や一時停止、音量調節、同メーカーのスピーカー同士のグループ化を行えます。加えて、Amazon Alexaに対応しており、音声での操作も可能です。使い勝手に優れた製品を探している場合におすすめです。
本モデルは、Wi-Fi6で接続可能で、2.4GHzおよび5GHzに対応しています。使用環境に合わせて適した周波数帯を選択可能です。
ソノス(SONOS) プレミアムスピーカー Sonos Five
キレのある高音やパワフルな低音を実現しているおすすめのWi-Fiスピーカー。ボーカルを前面に押し出すセンターツイーターを搭載しており、臨場感のあるサウンドを味わえます。
また、AUXの入力端子を備えている点も魅力。ターンテーブルやCDプレーヤー、パソコンなどと有線接続できる点も便利です。
本製品を2台用意すれば、ステレオペアでの使用も可能。縦置きすれば鮮やかなサウンド、横向きに設置すれば広がりのあるサウンドを体感できます。
エディファイアー(Edifier) AirPlay 2対応 テーブルトップワイヤレススピーカー ED-D32
レトロかつシックなデザインを採用しているおすすめのWi-Fiスピーカー。スピーカーとして高い性能を備えているだけでなく、インテリアのように部屋に飾っておける外観を有しています。
本製品は、AirPlay 2に対応。iPhoneやiPad、Macなどのアップルデバイスから音楽を再生したい場合にも便利です。定格出力は合計で60Wとパワフル。25mmのシルクドームツイーターや116mmのミドルレンジドライバー、12mm厚のMDFエンクロージャーが採用されており、クオリティの高いサウンドが楽しめます。
Wi-FiやBluetoothなどの通信を利用して接続した場合には、高音質なハイレゾ音源にも対応が可能。Wi-Fi接続時はAACとALAC、BluetoothではLDACやSBC、AACなどのコーデックに対応しています。
アマゾン(Amazon) Echo 第4世代
クリアな高音やダイナミックな中音、深みのある低音が再生できるWi-Fiスピーカー。Amazon MusicやApple Music、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスを利用できるほか、ニュースや天気予報を聞いたりタイマーやアラームを設定したりと汎用性が高い点も魅力です。
また、AIアシスタントのAmazon Alexaが利用できるのもメリット。声をかけるだけでスピーカーを操作できるのでおすすめです。
さらに、Echoデバイスのユーザーとハンズフリーで通話できる点も本製品の特徴。マイクの電源はON・OFFボタンで切り替えできるので、プライバシーをしっかりと保護したいシーンにも適しています。
KEF ワイヤレスHiFiスピーカー LSX II LT
忠実に再現されたサウンドを堪能できるWi-Fiスピーカー。KEF独自のMusic Integrity EngineやUni-Qドライバーが使用されており、クリアなサウンドを楽しめるのが魅力です。
また、AirPlay 2やChromecastに対応しているのもメリット。手軽に音楽ストリーミングサービスを利用できます。さらに、HDMI ARCやUSB Type-Cなどの入力端子を搭載しているのもポイント。パソコンやテレビなどと接続したい場合にもおすすめです。
Wi-Fiスピーカーのおすすめ|モバイルタイプ
バングアンドオルフセン(Bang&Olufsen) BEOSOUND A5
パワフルなウーファーを備えているWi-Fiスピーカーです。空間に応じて適したサウンドに調節して360°響かせられるため、高音質なサウンドを楽しめます。
また、2.4GHzと5GHzの両方に対応しているのも特徴です。自身の使用環境に適した電波を使用して音楽を再生できます。安定した通信環境で楽しみたい場合におすすめです。
本製品は、携帯性にも優れています。持ち手を搭載しており、友人宅やキャンプ地などに簡単に持ち運ぶことが可能です。
加えて、Bluetooth接続ができるほか、最大12時間のバッテリーを有しているため、外出先でペアリングして長時間の音楽再生を楽しめます。手軽に持ち運んで使用できる製品を探している場合にもおすすめです。
バングアンドオルフセン(Bang&Olufsen) BEOSOUND LEVEL
シンプルなデザインを採用したWi-Fiスピーカー。水平置き・垂直置き・壁掛けと、3つのスタイルで設置できるのがポイントです。どんな使い方でもクリアでパワフルなサウンドが楽しめます。
Bluetoothに対応し、最大16時間の再生が可能な大容量バッテリーを搭載。さらに、防塵・防水性能「IP54」も備えているので、アウトドアでの使用も安心です。
専用の「Bang &Olufsen アプリ」は、セットアップやサウンドカスタマイズを簡単に設定できるうえ、お手持ちのスマホをリモコンとして使用できるので便利です。
ボーズ(Bose) Bose Portable Smart Speaker
優れた耐久性や耐水性能を備えているポータブルタイプのWi-Fiスピーカー。360°方向にクリアなサウンドを出力でき、深みのあるパワフルな音楽が楽しめます。
バッテリーは、1回の充電で最大12時間持続。外出先でも長時間音楽を鑑賞できます。また、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどに対応しているのもポイント。音声による操作が可能です。
セットアップには「Bose Music」アプリを使用。初期設定の方法がステップごとに確認できる点もおすすめです。
ソノス(SONOS) ポータブルスマートスピーカー Sonos Roam 2
コンパクトながら堅牢性に優れているWi-Fiスピーカー。IP67相当の防水防塵設計が採用されており、アウトドアシーンで使用する場合にもおすすめです。また、バッテリーは最長10時間持続します。
サウンドは、クリアかつ迫力のある低音が特徴。環境に応じてサウンドを調節する機能「オートマティックTrueplay」が搭載されています。
AIアシスタントは、Amazon Alexaに対応。声をかけるだけで操作できる点もおすすめです。
ジェイビーエル(JBL) Boombox 3 Wi-Fi JBLBB3WIFIBLKJN
深みのあるパワフルな低音が特徴のWi-Fiスピーカーです。ビルトインサブウーファーと2つのミッドレンジドライバー、デュアルツイーターを搭載しています。コンサート会場で聴いているかのような音楽体験ができると謳っています。低音が好みな場合におすすめです。
ハイレゾ音源の再生にも対応。音質をより重視したい場合にも適しています。また、デュアル内蔵マイクを搭載。スピーカーの周囲を検出して自動でチューニングされるため、屋内外問わず優れたサウンドを楽しむことが可能です。
加えて、バッテリー持続時間が24時間と長いのもポイント。充電切れをほとんど心配することなく、1日中使用できます。
ジェイビーエル(JBL) ポータブルワイヤレススピーカー Authentics 300 JBLAUTH300BLKJN
フルレンジの133mmウーファーとダウンファイヤリング方式の165mmパッシブラジエーターにより、深みのある低音を実現したWi-Fiスピーカー。25mmのツイーターを搭載しており、楽曲の細かい部分まで繊細に表現します。
また、アルミニウム製フレームやハンドル、レザー調エンクロージャーなどデザイン性にこだわって設計されているのもポイント。インテリアのように部屋に飾っておける点もおすすめです。
さらに、GoogleアシスタントとAmazon Alexaを同時に使用可能。スマートホーム対応機器を複数コントロールしたい場合にも適しています。
ジェイビーエル(JBL) ポータブルスピーカー Charge 5 Wi-Fi JBLCHARGE5WIFIBJN
パワフルな低音とキレのよい高音が楽しめるWi-Fiスピーカー。接続はWi-FiとBluetoothの両方に対応しています。スマホで音楽を再生したい場合にも便利です。
バッテリーの駆動時間は最長20時間。頻繁に充電する手間を省け、外出先でも長時間音楽を鑑賞できるのでおすすめです。
さらに、IP67相当の防水防塵性能を備えているのもポイント。プールサイドや海辺で使用する場合にも適しています。
Wi-Fiスピーカーの選び方
接続方法をチェック
DLNAは異なるメーカーやデバイス間での接続に便利
異なるメーカーやデバイス間で接続して使用したいならDLNAに対応したWi-Fiスピーカーがおすすめです。DLNAとは、家電およびPCメーカーなどが相互接続できるように策定したガイドラインのことで、同ガイドラインに沿った製品同士であれば接続できます。
スマホやタブレット、パソコンなどの幅広いデバイスをWi-Fiスピーカーにつなぎたい場合は、ぜひチェックしてみてください。
Apple製品との接続ならAirPlay
AirPlayは、Appleの独自規格で、iPhoneやiPad、Macなどとの接続におすすめの接続方法です。各デバイス内のAirPlayアイコンから同一ネットワーク上にあるWi-Fiスピーカーを選ぶだけで接続できます。
アプリやソフトなどをインストールする必要がない分、簡単かつ素早く接続することが可能です。Apple製品を多く所持している場合はAirPlay対応のスピーカーをチェックしてみてください。
AndroidユーザーならChromecast対応がおすすめ
Androidユーザーなら、Googleの独自規格であるChromecast対応モデルが適しています。Chromecastに対応するアプリで表示されるキャストアイコンを選択して、接続したいWi-Fiスピーカーをタップするだけで接続可能です。
簡単にセットアップを行えるため、初めてWi-Fiスピーカーを購入する場合でも安心して使用できます。
外出先でも使用するならBluetoothにも対応すると安心
Wi-Fiスピーカーのなかには、Bluetoothに対応したモデルもラインナップされています。Wi-Fiネットワークがない場所でもスマホやタブレットなどのBluetooth対応デバイスと接続できるため、外出先で使用したい場合におすすめです。
キャンプやバーベキューなどのアウトドアでスピーカーを使用したり、友人のデバイスと接続して音楽を再生したりしたい場合は、ぜひチェックしてみてください。
使用環境による電波の種類をチェック
安定した高速通信を求めるなら5GHz
安定した高速通信を追求するなら5GHzに対応したWi-Fiスピーカーがおすすめです。5GHzは、Wi-Fi専用の電波であるため、ほかの家電が発する電波との干渉をほとんど起こしません。
ただし、障害物があると電波が弱まりやすいのがデメリットです。周囲に設置してある家具が多かったり、複雑な間取りをしていたりする場合は、安定した通信速度を維持できない可能性があります。
障害物に強く離れた場所でも電波が届く2.4GHz
2.4GHzは、障害物に強く、ルーターの設置位置から離れた場所でも電波が届きやすいのが魅力。戸建てや間取りが複雑な住居に住んでいる場合におすすめです。
ただし、2.4GHz帯は、家電や電子機器、Bluetoothなども利用する周波数帯である点に注意が必要。お互いの電波が干渉しあい、ネット通信の速度低下や切断が起きてしまう可能性があります。
使用スタイルに合わせてサイズを選ぼう
自宅で使うなら据え置きタイプ
自宅で使用するなら据え置きタイプのWi-Fiスピーカーがおすすめです。モバイルタイプよりもパワフルな音質かつ、通信の安定性に優れています。リビングやダイニングなどの広い部屋でも優れたサウンドを響かせられます。
また、AC電源を採用した製品が多いのもポイント。コンセントに挿して使用するため、長時間使用してもバッテリー切れを心配する必要がありません。設置したい場所の近くにコンセントがあるかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。
持ち運ぶならモバイルタイプ
モバイルタイプのWi-Fiスピーカーは、外出先に持ち運んで使用したい場合に適しています。バッテリーを搭載しているため、コンセントがなくても音楽を再生できるのはもちろん、コードレスな分、手軽に持ち運びも可能です。
また、防塵性および防水性を備えたモデルもラインナップされています。砂埃や突然の雨などで故障する可能性を軽減させられるため、キャンプやバーベキューなどのアウトドアで使用する場合でも安心です。
長時間外出先で使用したい場合は、連続稼働時間を確認しておくこともポイント。なかには、20時間再生できるモデルも展開されているため、ぜひチェックしてみてください。
音質をチェックしよう
再生周波数は20〜20000Hzの音域をカバーしているモノを
Wi-Fiスピーカーを選ぶ際には、20〜20000Hzの再生周波数をカバーできるかを確認しましょう。再生周波数とは、スピーカーが再生できる音の範囲のことです。
人の可聴範囲が20~20000Hzであるため、この音域をカバーできるモデルなら低音~高音までバランスよく再現できます。広い音域を重視したい場合は、再生周波数をチェックしてみてください。
音質を重視するならハイレゾ音源対応がおすすめ
音質を重視したいなら、ハイレゾ音源に対応したモデルがおすすめです。ハイレゾ音源とは、CDよりも多くの情報量を有した高音質な音源のことです。音の太さ・奥行き・繊細さ・表現力・圧力が優れており、アーティストの息づかいやライブの空気感などを感じられます。
また、なかには、通常の音源をハイレゾ相当の高音質に近づける機能を備えたモデルもラインナップされています。さまざまなサウンドをできるだけ高音質で楽しみたい場合におすすめです。
手軽に操作するならスマートスピーカー対応がおすすめ
音声認識機能を有したスマートスピーカー対応モデルなら、音声で手軽にスピーカーを操作できるので便利です。AIアシスタントが内蔵されており、話しかけるだけで音楽再生やタイマー、アラームの設定などを行えます。
ただし、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなど、搭載されているAIアシスタントは製品によって異なります。どのAIアシスタントに対応しているか気になる方はチェックしておきましょう。
Wi-Fiネットワークにワイヤレス接続して使用するWi-Fiスピーカー。Wi-Fiスピーカーを選ぶ際には、接続方法や電波の種類、音質などを確認することが大切です。自身の使用環境や使用場所から適した製品を選んでみてください。