省スペースで設置でき、臨場感あふれるサウンドを楽しめる「壁掛けスピーカー」。サラウンドに対応した本格的なホームシアタースピーカーから、モバイルデバイスとの接続に便利なBluetooth対応モデルまで、さまざまな製品が販売されています。
今回は、おすすめの壁掛けスピーカーをご紹介。取り付け方法やタイプなど、選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
壁掛けスピーカーのメリット
壁掛けスピーカー最大のメリットは、壁面スペースを有効活用できる点。ローボードやデスク上に設置する必要がなく、部屋をすっきりと見せられるのが魅力です。
また、壁掛けスピーカーは棚や台、デスクと接する面がないので、共鳴や共振による音質の劣化が少なく、クリアで聴き取りやすいサウンドを楽しめます。
壁掛けスピーカーの選び方
タイプで選ぶ
パッシブタイプ
別途アンプを必要とする「パッシブタイプ」の壁掛けスピーカーは、迫力のあるサウンドが魅力。アクティブタイプに比べると高額なモデルが多い傾向にありますが、数万円で購入できるコスパに優れたモデルも多数存在します。
比較的高音質で原音に忠実な点もメリット。スピーカーだけでなく、アンプにもこだわりたい方におすすめです。
アクティブタイプ
スピーカー本体にアンプを内蔵しているのが「アクティブタイプ」。Bluetooth対応モデルのほか、充電式・USB給電式など、手軽に使える製品が豊富にラインナップされています。音質においてはパッシブタイプに劣りますが、比較的低価格なモデルが多いのがメリットです。
別途アンプを購入する必要がないので、コスト面を重視する方にもぴったり。また、ホームシアター用のサウンドバータイプであれば、音質面でも優れているのでおすすめです。
一体型か分離型かで選ぶ
壁掛けスピーカーには、左右のユニットが分かれている「分離型」と、1つの筐体内に2本のスピーカーを搭載している「一体型」があります。
ステレオ再生における音場の広がりを求める方には、左右のスピーカー間にスペースを持たせられる「分離型」がおすすめ。2台分の設置作業が必要なので手間はかかりますが、臨場感に優れています。
「一体型」は、音質の面では劣るものの、設置作業が1台で済み、手軽にステレオサウンドを楽しめるのがメリット。コスト面でも優れているので、初めて壁掛けスピーカーを購入する方にもおすすめです。
壁掛け・据え置き兼用タイプもおすすめ
壁掛け・据え置き兼用タイプは、部屋のレイアウトやインテリアに合わせて設置方法を変えられるのがメリットです。テレビボードや本棚にスペースがある場合、据え置きにすれば取り付け作業を省略できます。手軽に高音質を楽しみたい方にぴったりです。
設置の自由度が広がるので、ぜひ壁掛け・据え置き兼用タイプも検討してみてください。
デザインも重要
壁掛けスピーカーを選ぶ際には、デザインを考慮するのも重要なポイント。シンプルなデザインの製品は、さまざまなインテリアに合わせやすいのでおすすめです。さらに、薄型であれば圧迫感を覚えにくく快適に使用できます。
サウンドバータイプの壁掛けスピーカーであれば、洗練されたデザインでよりスマートに設置が可能です。
壁掛けスピーカーのおすすめ
ダリ(DALI) OBERON ONWALL
パワフルなサウンドを再生する壁掛けスピーカー。スリムなデザインで目立ちにくく、設置の自由度を重視している方におすすめです。
大口径29mmの超軽量ソフトドーム・ツィーターと、130mmSMCウッド・ファイバーコーンドライバーを搭載しています。独自のダウンフィリング・バスポートシステムを組み合わせることで、迫力のサウンドを届けられるのが魅力です。
ステレオサウンドでもサラウンドサウンドでも、コンテンツの音源をリアルに伝えられます。メインのスピーカーとしてはもちろん、サラウンドシステム用のハイトスピーカーとしても使用可能。ホームシアターの環境をつくりたい方にも適しています。
ジェイビーエル(JBL) JBL STAGE A120
高品質な壁掛け対応スピーカーです。取り付け用の壁ブラケットとネジが付属しています。高域ユニットとして、独自開発の「HDホーン技術」を用いたウェーブガイド/ホーンを配置。サウンドを忠実に再現可能です。
定指向性デザインにより、どのリスニングエリアにいても聴き取りやすいのが魅力。さらに、重厚感のある低音域を生み出す114mm径ウーファーを採用しています。
ボーズ(Bose) Bose Surround Speakers
迫力のサラウンドサウンドを実現した壁掛け対応のスピーカーです。カーチェイスの爆発音など激しいアクションシーンのサウンドや、ライブ映像のギターソロサウンドなど、臨場感のあるサウンドを再生します。コンテンツを選ばず、クオリティの高い音質を楽しむことが可能です。
サウンドバーとの接続にも対応。Bluetoothで簡単に繋げられます。また、本体をコンパクトサイズに仕上げているのも特徴。圧迫感を与えずに壁に設置ができます。比較的シンプルなデザインで、周りのインテリアとマッチしやすいのもポイントです。
ポークオーディオ(POLK AUDIO) Polk Signature Elite ES10
部屋のどこにいても聴きやすいように音が調節される、壁掛け対応のサラウンドスピーカーです。2.5cmの「テリレン・ドーム・トゥイーター」を搭載しているのが特徴。40kHzの超高音域を再生できます。ハイレゾ音源を再生したい方にもおすすめです。
特許技術の「パワーポート」により、ポートに出入りする空気の流れがスムーズ。歪みや乱流を軽減して、クリアな音を実現します。
本体はモダンで落ち着きのあるおしゃれなデザインに仕上げています。自宅のリビングをはじめ、さまざまな空間にマッチしやすいのがポイントです。コンパクトサイズなので、壁掛けしたときも圧迫感を与えません。カラーはブラック・ブラウン・ホワイトをラインナップしています。
エディファイアー(Edifier) Passive Bookshelf Speakers P12
木製でアクセントのあるデザインの壁掛け対応スピーカーです。レトロで落ち着きのある印象を与えられます。デザイン性の高さを重視している方におすすめです。
スピーカー背面には壁掛けブラケットが組み込まれています。据え置きにも対応しており、限られたスペースを有効活用したいときは壁掛け、棚やデスクトップに置くなら据え置きなど、場所に合わせて設置方法の切り替えが可能です。
高音域用のトゥイーターと低音域用のドライバーを内蔵しています。各スピーカーにはバスレフポートを設計しており、豊かな低音再生が可能です。
ヤマハ(YAMAHA) スピーカー NS-AW Series NS-AW392
堅牢性に優れている壁掛けスピーカーです。IPX3相当の防水性能と耐紫外線性能を備えています。ハイクオリティなサウンドを実現しており、自宅はもちろん、カフェやショップなどで使いたい方にもおすすめです。
低域は13cmウーファー、高域は2cmドームトゥイーターを搭載。低域から高域まで聴き取りやすいサウンドを再現可能です。
デザイン性の高いアングルキャビネットデザインを採用しており、スタイリッシュな雰囲気を演出。壁や天井に設置した状態で角度調節がおこなえるのもポイントです。
ソニー(SONY) サウンドバー HT-X8500
3次元の立体音響を楽しめる壁掛け対応のサウンドバーです。高さ方向のサラウンドサウンドを生み出す「Vertical Surround Engine」を搭載しています。ドルビーアトモスやDTS:X以外の音源も迫力のあるサウンドで再生可能です。
本体中央にはデュアルサブウーファーを配置。コンパクトサイズながら、迫力のある低音を鳴らせます。サウンドモードはシネマ・ミュージック・ゲームなど6種類。試聴するコンテンツに合わせてサウンドモードを切り替えられます。
テレビだけでなく、スマホやPCとのBluetooth接続にも対応。汎用性に優れたモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ジェイビーエル(JBL) BAR 300
総出力260Wのハイパワーを発揮する壁掛け対応のサウンドバーです。薄型かつコンパクトサイズながら大音量を実現しています。コンテンツを選ばず迫力のあるサウンド再生が可能です。
クリアな音声を表現する独自のPureVoiceテクノロジーを採用。人物のセリフが聴きやすいので、ドラマや映画などを見たい方にもおすすめです。
低音の再現性に優れた低音用ポートを内蔵。迫力のあるサウンドを生み出します。AirPlay・Alexa MRM・Chromecast built-inに対応しており、音楽ストリーミングサービスを再生したいときに便利です。
Creative Stage 外付けサブウーファー付きサウンドバー SP-STGE-BK
高音質のサウンドを手軽に楽しめる壁掛け対応のサウンドバーです。サウンドバーとサブウーファー合わせて最大出力160Wのパワーを実現しています
サウンドスピーカー本体にUSBポートを搭載。音楽ファイルを保存したUSBメモリーを接続すれば、サウンドバー単体で音楽再生が可能です。本製品はワイヤレスリモコンが付属。入力ソースの切り替えや音量調節などの操作を簡単におこなえます。
臨場感あふれるサウンドを楽しみたいけれど、スピーカーは場所を取ると考えている方には、壁掛けスピーカーがおすすめ。音質面に優れたパッシブタイプや、手軽で使い勝手のよいアクティブタイプなどがあるので、用途や好みに合わせて選んでみてください。