オーディオ機器は振動に弱く、音質劣化要因にもなるので机や床の上に直接置くのはおすすめできません。そこで導入したいのが「インシュレーター」。オーディオ機器が発生させる振動と、設置面との作用で生じる振動の双方を減少させて、音質を向上させるアイテムです。

そこで今回は、インシュレーターのおすすめモデルをご紹介します。基礎知識や選び方も解説するのであわせてチェックしてみてください。

インシュレーターとは?

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インシュレーターとは何らかの作用の遮断を目的として用いる絶縁材のことで、電気工学や建築といった幅広い分野で使用されています。

オーディオにおいて遮断すべき作用とは「振動」のことです。スピーカーは、振動を発することによって音を出している原理上、振動はオーディオにおいて不可欠なもの。

ところが、実際にはスピーカーを置く場所や設置方法によって、共振をはじめとする余計な振動が起きることもあります。この余計な振動は音を濁らせるなど、本来の音楽信号の再生を妨げてしまうのが難点。

また、オーディオ機器の電気回路は振動により音質が劣化するため、オーディオ機器は種類によらず「振動」への対策が必要。その具体的な対策がオーディオ用のインシュレーターです。

インシュレーターにはどんな効果がある?

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CDプレーヤーやレコードプレーヤーは内部に回転機構を持つため振動が起きます。設置場所によっては外部からの振動や共振によって、さらに振動が増幅されることがあります。

インシュレーターは、オーディオ機器からの振動が設置面を通して外部に伝わり、共振や干渉が起こるのを防止。加えて、オーディオ機器内で発生する振動も吸収させる働きがあります。

これらの働きにより、機器内外からの振動によるオーディオ機器への悪影響を低減。入力される音楽信号により忠実に再生できます。振動対策をしないときよりも高音質で音楽を楽しめるのが特徴です。

インシュレーターの種類

スパイクタイプ

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床や置台に接する面積を減らすことで振動の影響を減少させるのがスパイクタイプ。先が尖っている面を下にして使います。そのまま使うと置く面を傷つけてしまう場合があるので、受け皿とセットで使うのが一般的です。そのため、受け皿とセットになっている製品が多数存在します。

音は全体的に鮮明でクリアになる傾向が強く、細かい音も聴きとりやすくなるので、録音された音を細部まで漏らさず楽しみたい方におすすめ。振動の遮断性が高いので、音が痩せてしまうといった面もあるので注意が必要です。

キューブタイプ

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立方体の形をしたインシュレーター。木材でできているモノが大半です。音は設置面の広さと素材に由来する傾向が相まって、柔らかくあたたかみがあり、音楽の深みを感じられます。

一方で、細部の描写力が弱く、穏やかになりすぎると感じる場合も。振動を強固に遮断するのではなく振動を整え、響きを調節するタイプです。

円形タイプ

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上から見ると円形で、高さのある円筒形状のインシュレーター。インシュレーターとしてはベーシックな形状で、スパイク受けになっているモノもこの形状に含まれます。

さまざまな素材で作られているため、音質の傾向も製品によってさまざま。多くのメーカーが独自技術や素材で高音質を競い合っており、自分好みの音質を追求したい方にもおすすめです。

通常は直径が20~30mm程度で高さ10mm程度が主流ですが、これよりも小さいモノや高さが1mmほどの薄いモノもあります。薄いモノはほかのインシュレーターと併用するのが前提のモノもあるので注意しましょう。

インシュレーターの選び方

材質ごとの特徴をチェック

金属製

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硬度の高い金属は振動の遮断に優れているため、インシュレーターの素材として一般的です。音質的な傾向としては、音が全体にクリアになり、解像感や情報量が増したように聴こえる効果が期待できます。一般に低音の締まりも向上。一方で、金属的な響きが音に付加される場合もあるため、金属にゴムなどの素材を挟んで音を整える製品もあります。

比重が大きく、耐荷重も高いため、重量のあるスピーカーも薄くて目立たないインシュレーターで支えることが可能。見た目にも品位感を演出しやすいので、インテリアとのマッチングを意識する方にもおすすめです。

木製

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木材は振動の吸収や遮断性能は適度ですが、音のバランスに優れているため、インシュレーターの素材として使われます。音は柔らかさや響きのよさが特徴。それでいて、音のクリアさや締まりは適度に高められるのもメリットです。

比重が小さく、耐荷重も大きくない傾向があるので、ややサイズ感のある製品が主流。木の見た目や質感を活かした製品が多いので、生活に違和感のない雰囲気で導入できます。インテリア性の高さでもおすすめです。

ゴム・VFE

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ゴムや粘性のある発泡素材である「VFE」でできたインシュレーターは振動の抑制力に優れているのが特徴。音質面は振動の悪影響を受けやすいスピーカーやサブウーファーにおいて、クリアなサウンドを鳴らします。

振動吸収や遮断に優れる一方、機器に必要な振動も抑制してしまうことで、かえって音を悪くする可能性もあります。ゴム系素材のインシュレーターを使う際は、振動抑制の適度なバランスを自分の耳で見極めて使うのがポイントです。

なお、ゴム系インシュレーターを重量のある機器や長期間使用すると、機器の設置面にインシュレーターの一部がくっつき、汚してしまう場合があることにも注意しましょう。

使用機器に合わせて必要な個数をチェック

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インシュレーターはスピーカーやコンポなど、底面が平面で長方形の機器を点で安定的に支える原理上、必要な個数があります。基本的には機器ごとに四隅を4個のインシュレーターで支持。この個数を基準に、手持ちのコンポの数と合わせて自分に必要なインシュレーターの数をチェックしましょう。

予算の都合で個数をたくさん用意できない場合は、振動の大きいコンポ・アンプ・DACの順番で揃えるのがおすすめです。なお、機器の底部は3個のインシュレーターで支持することも可能。逆に5個以上で支持しても音質的なメリットは少ないとされています。

インシュレーターのおすすめモデル

オーディオテクニカ(audio-technica) ハイブリッドインシユレーター 8個1組 AT6098

インシュレーターの定番人気モデルです。ゴム系素材である「ハネナイト」で真鍮を挟み込む3層構造の円筒型。ゴムが持つ強力な振動遮断効果と、金属が持つ音のクリアさや華やかさを兼ね備えた性能が魅力です。

低音の締まり感のアップや、楽器の位置関係である「定位」の明瞭化といった、オーディオ再生において一般的に向上させたい要素に効果的です。外形寸法は直径20×高さ11mmと小ぶり。1個当たりの耐荷重は約5kgなので、中級クラス程度までのアンプやCDプレーヤー、小型スピーカーでの使用に適しています。

1セットは8個入りなので、スピーカーの左右セットにすぐ使えるのはうれしいポイント。設置面積を取らないため、奥行きの短いサウンドバーへの使用にもおすすめです。

オーディオテクニカ(audio-technica) ハイブリッドインシュレーター 6個1組 AT6099

円形インシュレーターの定番モデル。真鍮削り出しの本体をベースに、ゴム系素材のハネナイト・真鍮・ハネナイト・ポリウレタンの一種であるソルボセインの4層構造を採用。明確な定位と高域の伸び、厚みのある低域といった分かりやすい効果をスピーカーやコンポなど幅広い機器で発揮します。

外形寸法は直径30×高さ17mmと標準的。6個1組なので、スピーカーで使用する場合は3点支持に適しています。ゴム跡を残さないためのスペーサーが付属。使い勝手にも優れています。

1個当たりの耐荷重は5kgなので、重量級のスピーカーやアンプよりも、小型スピーカーやCDプレーヤー、DACといった機器におすすめです。

オーディオテクニカ(audio-technica) ハイブリッドインシュレーター 8個1組 AT6089CK

外形寸法が直径18×高さ11.5mmと小さめの円形インシュレーター。ミニコンポや小型スピーカーに適しています。コルクと真鍮の2層ハイブリッド構造を採用しており、明るい音色とはっきりとした音像が楽しめるサウンド傾向です。

8個1組で価格もリーズナブルなので、機器が多い場合にも気軽に使用できます。1個当たりの耐荷重は約5kg。設置場所を取らないので、底面の面積の狭い縦置きコンポやサウンドバーでの使用にもおすすめです。

オーディオテクニカ(audio-technica) スパイクベースインシュレーター 4個1組 AT6294

スパイク受けタイプの円形インシュレーター。外形寸法が直径39×高さ7.5mmで、1個当たりの耐荷重が80kgと余裕があります。

スパイクタイプの脚を備えたコンポから、他社のスパイクタイプインシュレーターとの組み合わせまで対応。スパイク受けとして高い汎用性を備えています。本製品だけでもインシュレーターとして使えるのも便利です。

素材は真鍮ベースに制振ゴム「ハネナイト」の組み合わせ。金属系とゴム系のよさを併せ持ち、明確な定位と厚みのある中音域が楽しめます。大型スピーカーや重量級のパワーアンプのユーザーにおすすめのインシュレーターです。

山本音響工芸 キューブベースアサダ桜材インシュレーター 4個1組 QB-2

木製インシュレーターの定番品です。高級ヘッドホンのイヤーカップにも採用されるアサダ桜無垢材を使用。柔らかくナチュラルなサウンドが魅力です。

一辺が34mmの立方体形状で耐荷重は4個で約50kgと十分。スピーカーからコンポ、オーディオラックやスピーカースタンドまで幅広く使えます。

価格がリーズナブルなので木製インシュレーターを試してみたい方や、インシュレーターをたくさん使う必要のある環境の方にもおすすめです。

山本音響工芸 黒檀製三角セッティングベース 4個入 PB-22

インシュレーターでは珍しい三角形状のモデル。頂点部分を上にしてオーディオ機器やスピーカーを線接触で支持します。面接触よりも共振を減らせる点と、点接触よりも設置時の安定性が高いのがメリットです。

素材は木材のなかでも硬く強度も高い黒檀材を使用。楽器にも広く使われている響きのよい素材で、コンポを自然で聴きやすいサウンドに整えます。

稜線の向きを変えることでサウンドも微妙に変化。セッティングで好みのサウンドを追求できる楽しさも持ち合わせています。

山本音響工芸 アフリカ黒檀製セッティングベース 4個1組 PB-10

スパイク受けタイプの円形インシュレーター。スパイクタイプの脚を備えたコンポから、スパイクタイプのインシュレーターの受け皿として汎用的に使えるモデルです。

一般にスパイク受けタイプのインシュレーターは金属を使用していますが、本製品ではアフリカ黒檀という木材を使用していることが特徴。金属特有の共振音をうまく抑制し、木材ならではの心地よい響きに整えられるのがメリットです。

金属のスパイクが適度に木材に食い込むため、安定性が高いのもポイント。設置環境によっては不安定になりやすい4点支持で使用している方にも適しています。同じアフリカ黒檀を使用したスパイクタイプのインシュレーター、PB-10もラインナップ。組み合わせての使用もおすすめです。

山本音響工芸 ブチルゴム製スペーサー 20枚入 GS8

振動の吸収力が高い「ブチルゴム」を使用した円形インシュレーター。直径20×高さ1mmと薄型形状で、音質を穏やかに整えるサウンド傾向を備えています。

「ブチルゴム」は自作インシュレーターの素材としても定番。金属製インシュレーターを挟んで使うといった自由な使い方にもおすすめです。1セットが20枚入りと数が多く、価格もリーズナブル。インシュレーターがたくさん必要な方にも適しています。

オヤイデ(OYAIDE) インシュレーター 4個1組 INS-SP

スパイクタイプのインシュレーターの定番モデル。高精度切削によるSUS303ステンレス製で、腐食に強く長期間の使用でも美観を維持できるのが魅力です。直径20×高さ9.9mmと小さめなので、スピーカーに使用する場合は小型機に適しています。

スパイク先端はわずかに丸めてあり、ガタツキや変形を起こさずにスパイク受けと接触できるよう配慮。共通の設計思想とサイズで設計された、同社の「INS-SP」との組み合わせで高い効果を発揮します。

さらに、オヤイデの円形インシュレーター「INS-BS」にはめ込めるように設計。組み合わせることで、大型スピーカーの支持にも使えます。また、一般的なスパイク受けタイプのインシュレーターとも併用可能。拡張性と汎用性を備えたインシュレーターです。

オヤイデ(OYAIDE) マルチベースインシュレーター 4個1組 INS-BS

不純物を極限まで減らし、音響用に最適化された高純度真鍮を本体素材に使用した円形インシュレーター。振動を減衰させつつ、音楽の響きと躍動感を引き出します。

握りやすいデザインにより、狭い機器下の隙間でもインシュレーターの位置調節を行いやすいのがポイント。セッティング変更の多い方にもおすすめです。

また、インシュレーターの片面にカーボンFRP板を使用。真鍮側かカーボン側を下にするかによっての音質の違いを楽しめます。さらに、同社のスパイク型インシュレーター「INS-US」をはめ込める穴や、機器の脚と交換できるネジ止め用の孔を配置。使い方のバリエーションに富んでいるのも魅力です。

アイシン高丘(TAOC) グラデーション鋳鉄インシュレーター 8個1組 TITE-25GS

アイシン高丘のインシュレーターは数多くのオーディオ賞の受賞を獲得している人気メーカーです。同社は、2パーセント以上の炭素を含む鉄合金である「鋳鉄」の持つ制振性と音質向上に着目。3種類の「鋳鉄」を開発し、インシュレーターに採用しています。本製品はそのうちスタンダードな「グラデーション鋳鉄」を使用したハイコスパな円形インシュレーターです。

直径50×高さ20mmと余裕のあるサイズにコンポ付属の脚と簡単に交換できる取付穴を空けてあり、スピーカーからコンポ全般まで幅広く使えます。低音の量感、音のクリアさと華やかさが高まるタオックのサウンド傾向を楽しみたい方におすすめです。

アイシン高丘(TAOC) スパイク用プレート 4個1組 PTS-A

スパイク形状の脚の下に敷いて、床の傷つきを防げるスパイク用プレート。スパイクタイプのインシュレーターと組み合わせて使うことも可能です。

タオックのインシュレーター用素材としてはハイグレードな「アドバンスド ハイカーボン鋳鉄」を使用。低音の締まりの向上や、全音域での解像度の高まりといった効果が期待できます。

直径50×高さ12mmのサイズながら重量は155gと見た目よりも重いので取り扱いには注意しましょう。

エクセルサウンド(EXCEL SOUND) 大型重量物用インシュレーター 4個 ESI-200

ゴム状の高分子化学重合品である「ソルボセイン」を使用した円形インシュレーター。「ソルボセイン」は固体と液体の両方の特性を持っており、衝撃に対する吸収効果が大きいのが特徴です。

オーディオの音質を悪化させる機器内外の振動も効果的に吸収できるので、CDプレーヤーやアンプ、スピーカーと幅広く使用できます。振動が大きくなりやすいサブウーファーへの使用がおすすめです。

冷蔵庫や洗濯機といった振動と騒音を伴う家電製品の振動吸収と騒音低減にも使えるのもポイント。リビングや一人暮らしの環境で、家電製品の振動と騒音によりオーディオにも悪影響を感じている方にもおすすめです。

エクセルサウンド(EXCEL SOUND) サウンドインシュレーター ESI-100

衝撃に対する吸収効果が大きいポリウレタン「ソルボセイン」を使用した円形インシュレーター。厚みが10mmと上位モデルより薄く、ソルボセイン素材の上下を薄い金属でサンドした構造になっているのが特徴です。

耐荷重は上位よりも多少落ちるものの、機器の下に敷いても目立ちにくいのがメリット。また、長期間設置して機器や設置面にゴム状の跡が残ることも防止できます。重量級のスピーカーやアンプよりも、軽量で振動の影響を受けやすいCDプレーヤーや映像ディスクプレーヤー、レコードプレーヤーへの使用がおすすめです。

音工房Z バーチブロックインシュレーター 8個 中サイズ

スピーカーの筐体に利用される高級フィンランドバーチベニヤから作った木製の角形インシュレーター。木製キャビネットのスピーカーや木製の音響素材を多数開発しているメーカーであり、木の特徴を活かした柔らかくあたたかみのあるサウンドを楽しめます。

高音が目立つ、聴き疲れするといったコンポの状態の改善に最適。金属やゴム系インシュレーターとは異なる音質を求める方にもおすすめです。

幅35×高さ35mmの中型に加え、60×60mmの大型、30×30mmの小型もラインナップ。使用しているコンポの大きさや重さに合わせて選べます。

GeeSo 金属製金メッキインシュレーター スパイク受けインシュレーター 8個セット

通常は別々に売られていることが多い、スパイクとスパイク受けタイプインシュレーターのセット。購入の手間を省けるだけでなく、組み合わせに悩むこともありません。

亜鉛合金でできた本体は1セットで耐荷重が200kgもあり、大型の重量級スピーカーにも対応可能。高さ調節ができるので、4点設置時にがたつきが出ることを防げます。滑り止め用のブチルゴムパッドも付属しており、設置面が傷つきにくく安心です。

価格が安いのも魅力。インシュレーターの初心者から、大型機を使用しているオーディオ上級者まで幅広い方におすすめのモデルです。

エーイーティー(AET) インシュレーター 4個 振動吸収アイテム 音質重視 VFE4005H

振動吸収に優れる「粘性」と「発泡」の特徴を兼ね備えた「VFE」素材を使用した角型インシュレーター。振動吸収を重視したタイプと音質重視タイプなど幅広いラインナップも特徴です。機器の使用状況や好みに応じて選べます。

軍需、工業分野で開発された素材なので、長期間使用してもへたりや劣化が起こりにくいのもメリット。一度インシュレーターを敷いたら、長期間交換せずに使い続けたい方にもおすすめです。

エーイーティー(AET) スパイク 4個 SH-3046SA

高強度が特徴のスパイクタイプのインシュレーターです。マグネシウムと比較して強度が約200%の「A2000系合金」を使用。インシュレーターによって音質を改善するためには素材の強度が重要であるという考えに基づいています。

また、素材の共振を押さえ込める「無理数応用設計」により、金属素材の持つ癖を抑制。オーディオ機器が持つサウンドを引き出します。スパイク受けとしては同社の「SH3046A」がおすすめです。

クライナ(KRYNA) インシュレーター D-PROP extend DPX1

スパイクとスパイク受けが一体構造となったインシュレーター。初心者には難しいスパイクタイプのセッティングの手間がないのがメリットです。

二段重ねのスパイクを閉じ込めたダブルスパイク構造に特殊溶液を満たすことで不要な振動を効果的に低減。振動の影響の大きいCDやレコードプレーヤー、スピーカーへの使用がおすすめです。機器本来の音を引き出し、歪みや濁りを感じさせない純度の高いサウンドを聴かせます。

インシュレーターとしては高価ですが、1個から買えるので効果を見極めながら追加するといった使い方が可能です。

東京防音 防振対策用品 AVインシュレーター 4個入 THI-425

東京防音はオーディオやピアノなどの楽器により、周囲への振動騒音被害を減らすためのアイテムを製造しているブランド。防音用のノウハウを活用した音質向上用のインシュレーターも手掛けています。

本製品は天然ゴムの約10倍の効果を持つ高性能防振ゴムを採用した円形インシュレーター。音質に不利になるオーディオ機器の振動を強力に吸収し、クッキリとしたサウンドに変化させます。また、防音効果にも優れているため、スピーカーやサブウーファーの底面に敷くことで、マンションなどで階下に音や振動が響くことを低減可能です。

摩擦係数が高いので滑り止めとしても役立ちます。底部は吸盤状になっており、安定性に優れているのもポイント。音質面だけでなく、実用性も高いおすすめのインシュレーターです。

レクスト(REQST) レゾナンス・チップ・ゴールド 4個1組 RC-GL

機器の下に置くのではなく、チップ状の本体を機器に貼り付けることによって制振効果を発揮する新発想のインシュレーターです。貼り付け面の振動をチップが共振により拡散し制御する仕組み。金属部にアルマイト加工を施すことで、微細な振動をコントロールし、音質を向上させます。

直径10mmと小さなチップですが、機器1台に対しチップ1枚で十分な効果を発揮。機器の下部にアクセスするのが困難な重量級機器や、インシュレーターを敷きにくい底面積の小さい機器に最適です。薄型テレビやサウンドバーの音質向上にも活躍できます。

1998年に初代モデルが発売されたロングセラー。グラミー賞受賞アルバムや、数々のミリオンセラー作品のマスタリングなど、音楽制作の現場での採用実績があります。インシュレーターは敷くモノという先入観を持っている方もぜひチェックしてみてください。

ティグロン(TIGLON) 複合共振止めインシュレーター 4個入 TIGLON – D-REN PRO/4P

人工ゴムの内部にマグネシウム箔を封入することで、制振効果に加え電磁波シールド効果も持つインシュレーター。外部からの電磁波により音質が悪化するおそれのあるデジタル機器やアンプに使用すると特に効果的です。

録音スタジオにてプロミュージシャンと録音エンジニア監修のもと、テストを繰り返し製作されているのもポイント。設置環境で生じる共振を抑制し、機器本来のサウンドを引き出します。タフさが要求されるプロ用途にも適しているため、耐久性に優れているのもメリットです。

ノースフラットジャパン(NFJ) 樹脂製 ネジ止め式インシュレーター 4個セット

リーズナブルな樹脂製インシュレーター。直径30mmとやや小さめのサイズの円形タイプで、中央部分に4.5mm径のネジ穴を切ってあります。アンプやCDプレーヤーなどのコンポ機器の脚部に直接ネジ止めが可能です。底部のEVAパッドによる制振と滑り止め効果が期待できます。

音質向上用のインシュレーターとしてだけでなく、機器に付属していた脚部を破損した場合の交換用パーツとしても使用可能。NFJブランドの小型コンポ向けの脚としても売られているので、フルサイズコンポよりもハーフサイズなどの本体幅の小さいコンポにおすすめです。自作機器用の脚としても適しています。

特許機器(Wind Bell) インシュレーター AVC-50

高層ビルなどの制振免震に関する高度な技術を有する企業である「特許機器」がオーディオ向けに開発したのが「Wind Bell」ブランドのインシュレーター。スプリング機構による強力な振動遮断作用が特徴です。

AVCシリーズは新たに従来の前後左右だけでなく、新たに水平方向の振動対策を実現する「3次元特殊支持構造」を採用。素材は鉄+ニッケルメッキにブラストをかけたトッププレートと樹脂性ボディで構成。コストダウンも行いつつ、高い制振効果を発揮します。製品にはM6とM8規格のネジが付属しており、オーディオ機器の脚を直接交換できるのもポイントです。