おいしいご飯が楽しめる「土鍋炊飯器」。食感を炊き分けられるモデルや、土鍋ならではのおこげが作れるモデルも多く、ご飯の味わいにこだわりがある方にぴったりです。
本記事では、おすすめの土鍋炊飯器をご紹介。IH対応のモノや、早炊き機能を搭載した便利なモノなど、幅広いモデルを掲載しています。選ぶときのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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土鍋炊飯器とは
炊飯ジャータイプ
炊飯ジャータイプの土鍋炊飯器は電気で炊飯できるのが特徴です。繊細な火力調節を自動で実行するため、ボタンを押して待つだけで簡単においしい土鍋ご飯が炊けます。
また、炊飯ジャータイプは機能が充実しているのも魅力。タイマー機能・早炊き機能・炊き分け機能など、さまざまな機能があり、ライフスタイルに合わせて便利に使えます。
土鍋タイプ
土鍋タイプは、ガスコンロやIHコンロにかけて炊飯します。シンプル設計で、使わないときはほかの食器と同じように食器棚や吊り棚などへコンパクトに収納可能。炊飯器を置くスペースがない場合にもおすすめです。
多くは丸ごと水洗いでき、お手入れも簡単。コンパクトなモノはキッチンやダイニングへ持ち運びやすく、おひつとしても便利に使えます。
土鍋タイプを選ぶときは、対応した熱源を確認しておくことが大切。ガス火のみ対応の場合もあるので、特にIHで使いたい方は必ずチェックしてみてください。
土鍋炊飯器を使うメリットとは?
土鍋炊飯器を使うメリットは、炊き上げるご飯のおいしさです。熱しにくく冷めにくい土鍋を使った土鍋炊飯器は、加熱した場合もゆっくりと温度が上昇。お米の甘みや旨みを引き出す40~50℃の温度をゆっくりと推移するため、おいしいご飯が炊き上がります。
蓄熱性が高く、沸騰後に細かな泡立ちを長時間キープできるのも特徴です。蒸らし中も高温が続くので余分な水分を飛ばせ、粒立ちのよい仕上がりが期待できます。遠赤効果によりお米の芯まで火が通るため、炊き上がりのムラを軽減可能です。
製品によっては、土鍋ならではのおこげが楽しめます。電気式のモデルでもおこげ対応モデルは豊富にあるので、おこげが好きな方はチェックしてみてください。
土鍋炊飯器のおすすめメーカー
タイガー魔法瓶(TIGER)
タイガー魔法瓶は大阪に本社を置く人気メーカー。土鍋炊飯器は、初めての方が使いやすいエントリーモデルからおいしさにこだわれるハイエンドモデルまで、種類が豊富です。内釜に本土鍋を使ったモデルもあり、土鍋炊飯器ならではの遠赤外線効果が期待できます。
本土鍋は高温に耐えられるため、高火力で炊き上げる「ご泡火炊き」が可能。ハイエンドモデルは約300℃にまで達し、お米1粒ずつの甘みや旨みをしっかり引き出せます。
また、タイガー魔法瓶の土鍋炊飯器は、炊き分け機能の充実したモデルも豊富。お米の銘柄に合わせた銘柄炊き分けや、食感の炊き分けなどが可能です。なかには、おこげが作れる火加減調節機能付きのモデルもあり、好みの味わいに炊き上げられます。
シロカ(siroca)
シロカは東京に本社を構える総合家電メーカー。土鍋炊飯器は、内釜に厚さがあり、蓄熱性に優れています。肉厚の土鍋は熱伝導がゆるやかで、熱しにくく冷めにくいのが特徴。土鍋の遠赤効果もあってお米の芯までゆっくりと火が通り、やわらかく炊き上がります。
内釜に伊賀焼の炊飯土鍋を採用しており、土鍋ならではの調湿性があるのも魅力。炊飯器内の適度な湿度をキープできるので、炊飯から時間が経ってもおいしさが長持ちします。
土鍋炊飯器のおすすめ|炊飯ジャータイプ
タイガー魔法瓶(TIGER) 炊飯器 5.5合 IH式 炊きたて JPW-S100
忙しい朝でも炊き立てのご飯を食べられる人気の土鍋炊飯器です。少量のお米を素早く炊ける機能を備えており、1合を約17分で炊けるのが特徴。釜の外側に土鍋コーティングを施した製品で、効率的に熱を与えて甘みのある炊き上がりを実現しています。
本体には、さまざまな炊飯メニューを搭載。玄米や雑穀、麦飯など白米以外のお米も美味しく炊けるモードが備わっています。冷凍ご飯専用のメニューもあり、いつでもおいしいご飯を楽しみたい方におすすめです。
容量は5.5合。茶椀1杯分の炊飯にも対応しており、吸水時の温度や炊き上げ時の加熱温度などを工夫し、少量でも甘みとハリのあるお米を楽しめます。
タイガー魔法瓶(TIGER) 炊きたて ご泡火炊き JPI-X100
本格的な土鍋ご飯の味を試してみたい方におすすめの土鍋炊飯器です。タイガー魔法瓶が展開しているエントリーモデルで、比較的購入しやすい価格が魅力。24時間保温機能や2つのタイマー機能なども備えており、買い替えにおすすめです。
炊飯釜には、9層土鍋かまどコート釜を採用。熱伝導性と蓄熱性に優れた素材を使用し、効率的な熱伝達を実現しています。高火力で炊き上げる「ご泡火炊き」にも対応しており、ふっくらとおいしいお米を楽しめる製品です。
本体にはお米の弾力や甘みをより際立たせる炊飯プログラムも搭載。炊きたてのおいしさを保つ保温技術も採用されており、いつでもみずみずしいお米を味わえます。
タイガー魔法瓶(TIGER) 土鍋ご泡火炊き JRX-G100
本土鍋を使用した上位モデルの土鍋炊飯器です。萬古焼の土鍋を採用した製品で、高級料亭のような炊き上がりのご飯を楽しめるのが魅力。お米の銘柄や産地に応じた炊き分け機能も備えており、味にこだわりたい方におすすめです。
最高温度300℃で炊き上げる「土鍋ご泡火炊き」も特徴のひとつ。高火力で釜全体に熱を伝えられるため、お米の芯までしっかりと加熱できます。お米の旨み成分であるデンプンが流出しない工夫も施されており、おいしさを追求した製品です。
また、木製のおひつに着目した保温機能もこだわりのポイント。外気の取り込みと炊飯器内部の熱や蒸気の放出を細かく制御し、最大24時間の保温に対応しています。スマホで炊飯器の遠隔操作を行える機能も備えており、機能性を重視したい方にもおすすめです。
シロカ(siroca) 全自動炊飯土鍋 かまどさん電気 SR-E111
伊賀焼の窯元である「長谷園」とコラボした人気の土鍋炊飯器です。長谷園の人気製品である「かまどさん」の機能性を活かしつつ電気化しているのが特徴。土鍋をセットしてボタンを押すだけで、直火で炊いたような旨みと甘みのあるお米を楽しめます。
一般的な炊飯器と同様に全自動で炊飯を行えるため、焦げつきや失敗のリスクがないのもメリット。通常の炊飯だけでなく、おこげやおかゆなど3種類の炊き上がりを選択できます。炊き分け機能も搭載しており、玄米や雑穀米の炊飯も可能です。
容量は最大3合まで。タイマー機能を備えているため、寝る前にセットしておけば朝からおいしいお米を味わえます。毎日のご飯をちょっと贅沢にしたい1~2人暮らしの方におすすめです。
土鍋炊飯器のおすすめ|土鍋タイプ
キントー(KINTO) KAKOMI 炊飯土鍋 2合 25195
ぽってりとした見た目がかわいい土鍋炊飯器です。1日で食べきるのにちょうどよい2合炊きの製品で、一人暮らしの方におすすめ。使用しないときは食器棚へコンパクトに収納できます。
炊きムラや吹きこぼれを防止する二重蓋を採用しているのもポイント。内部でお米の対流が起きやすい構造を採用しており、直火炊飯に慣れていない方でもムラなくお米を炊けます。電子レンジやオーブンに対応しているのも嬉しい点です。
ニオイが移りにくい高耐熱陶器のため、炊き込みご飯を作ったあとでもニオイを気にせずに炊飯が可能。食洗機にも対応しており、洗いモノの手間を削減できます。
きつさこ 火加減が要らない 本格土鍋 ごはん鍋
初めて直火炊飯にチャレンジする方へおすすめの土鍋炊飯器です。火加減の調節が必要なく、中火にかけて待つだけでおいしいお米が炊き上がるのが特徴。土鍋ご飯にハードルを感じている方にぴったりです。
サイズは2合・4合の2種類。お米を食べる頻度や一緒に住んでいる方の人数に応じて使い分けができます。最短36分で炊けるため、炊飯器の早炊きモードとほとんど変わらないスピードで炊飯が可能です。
また、お米がこびりつきにくいツルツルした内側もポイント。スポンジで軽く擦るだけできれいに洗えます。持ち運びやすい取っ手や二重構造の蓋なども付いており、扱いやすい工夫が施されている製品です。
イシガキ ガス&レンジ対応 炊飯土鍋 二重蓋3合 4480
電子レンジでも直火でも使える便利な土鍋炊飯器です。電子レンジ対応の発熱構造を採用しており、最短約16分で炊けるのが魅力。炊き込みご飯やおかゆ、簡単なピラフなども電子レンジを使って作れます。
ガスコンロの直火にも対応しており、火加減や時間を調節すればおこげを味わえるのもポイント。お米に圧力を加える二重蓋構造によってもっちりとしたおいしいご飯を楽しめます。
食洗機洗浄に対応しているためお手入れも簡単。調理や後片付けの手間を省きたい方に向いています。価格も安く、コスパを重視している方にもおすすめの製品です。
三鈴陶器 ごはん鍋 ご飯土鍋 四日市 万古焼
四日市萬古焼の老舗メーカー・三鈴陶器が製造している人気の土鍋炊飯器です。あらゆる方向からまんべんなく熱を加えられる丸いデザインが特徴。90~100℃の高温を維持しながら炊飯を行う工夫が施されており、甘みのあるふっくらとした炊き上がりを実現しています。
保湿力があるため、おひつとしても利用可能。内部の水分を調節する機能が備わっており、おいしい状態をキープしながら保存できます。扱いやすいコンパクトサイズで、そのまま冷蔵庫にしまえるのも便利なポイントです。
冷蔵庫に保存した場合は、取り出して電子レンジやオーブンであたためが可能。ラインナップが豊富で、1~7合炊きまで4種類を展開しています。お味噌汁や煮込み料理の鍋としても活用できるため、ほかの料理も作りたい方は大きめのサイズがおすすめです。
銀峯陶器 菊花 ごはん土鍋 萬古焼 3合炊き
最短30分でご飯が炊ける土鍋炊飯器です。あまり手間をかけずに土鍋ご飯の美味しさを味わいたい方におすすめ。蒸気が見えたら火を止めるだけでご飯が炊けます。二重蓋構造を採用しているため吹きこぼれなどを心配する必要もありません。
電子レンジに入るサイズ設計も魅力のひとつ。使い勝手のよい3合炊きの製品で、炊飯後は電子レンジであたためも行えます。ご飯以外の調理にも使いやすい取っ手付きの製品で、さまざまな料理に活用したい方にもおすすめです。
カラーは、瑠璃・飴・粉引の3種類。釉薬を使用した濃淡が美しい製品で、見た目にこだわりたい方にぴったりです。伝統的な色合いを使用しつつ現代に合うデザインが施されています。
四日市ばんこ焼 昔ながらのごはん鍋 二重蓋 本格派 4合炊
省スペースで収納しやすい土鍋炊飯器です。土鍋の産地である三重県四日市市の萬古焼を用いて作られているのが特徴。丸みを帯びたコンパクトなモデルで、一般的な4合炊き土鍋を置くスペースがない場合でも設置できます。
一度にたくさん炊けるため3~5人家族におすすめ。内側には水量の目安線が付いており、計量カップで水を図る手間を省けます。取っ手付きのため安全に火から下ろしたり、テーブルまで運んだりしやすいのも嬉しいところです。
土鍋炊飯器の選び方
家族構成や食べる量に適した容量を選ぶ
土鍋炊飯器の容量は、3合までの少量タイプから1升に対応した大容量タイプまで幅広くあります。家族構成や食べる量に合わせて選ぶのがおすすめです。
例えば、一人暮らしの方や2人暮らしの方には、3合炊ける土鍋炊飯器がぴったり。3〜5人暮らしの方には、3.5〜5.5合炊けるモデルが適しています。
一人暮らしの方でも食べる量が多い方や、まとめ炊きしたご飯を冷凍しておく方などには、容量に余裕のあるモデルが便利。食べ盛りの子供がいる場合も、容量に余裕のあるモノを検討してみてください。
食感に着目して選ぶ
ご飯の食感にもこだわりたい方には、炊き分け機能付きの土鍋炊飯器がおすすめです。食感炊き分け機能付きのモデルであれば、メニューや好みに合わせて適した食感に炊き上げられます。
例えば、カレーと合わせるときは硬めの食感に炊き上げ、親子丼を作るときはやわらかめの食感に炊き上げるなど、炊き分けが可能。自分好みの食感がある場合にも、便利な機能です。
炊飯ジャータイプの便利な機能をチェック
保温機能
土鍋炊飯器には熱しにくく冷めにくい特徴があるので、多くの製品は長時間保温できます。また、土鍋には調湿性があるため、長時間保温した場合の乾燥やベタつきを軽減可能。時間が経った後もおいしく食べられます。
しかし、保温できる時間は製品によって異なるので、あらかじめチェックしておくのがおすすめです。なかには24時間の長時間保温に対応したモデルもあります。家族でご飯の時間が異なる場合にも便利な機能です。
タイマー機能
タイマー機能を搭載した土鍋炊飯器であれば、狙った時間に炊き立てのご飯が食べられます。帰宅後や起床後、土鍋炊飯器で炊いたばかりのおいしいご飯を食べたい方におすすめです。
スマホ連携に対応したモデルであれば、タイマーの設定時間を外出先から変更可能。帰宅時間が遅くなる場合も、帰宅後すぐに炊き立てのご飯が食べられます。
早炊き機能
仕事や子育てなどで忙しい方には、早炊き機能付きの土鍋炊飯器がおすすめです。早炊き機能とは炊飯時間を短縮する機能のことで、急いでいるときも素早く炊飯できます。
食事中や調理中にご飯が少し足りないときも、素早く炊けるため便利。また、早炊き機能の場合、短時間で炊けるため光熱費を節約可能。電気代を抑えながら炊飯したい方にも向いています。
土鍋炊飯器選びで迷ったときは、具体的な使い方を想像してみるのがおすすめです。仕事で忙しい一人暮らしの方には、タイマー機能が付いた3合炊きのモデル、ご飯の時間が異なる4人家族の場合は、長時間の保温機能を搭載したモデルが適しています。ライフスタイルに合わせて選んでみてください。