スマホよりも大きな画面で、PCよりも手軽に扱える「タブレット」。動画や電子書籍を大画面で楽しんだり、資料作成やイラスト制作などの作業ができたりと多彩な用途で使えるのが魅力です。高性能モデルから安価なモデルまで幅広くラインナップされています。
そこで今回は、おすすめのタブレットをご紹介。OSの違いや、選ぶ際にチェックしたいポイントなどもあわせて解説するので、購入前にはぜひ参考にしてみてください。
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タブレットのおすすめ|Android
レノボ(Lenovo) Lenovo Tab P12 ZACH0002JP
あざやかで精細な12.7インチのワイドパネルディスプレイを搭載したAndroidタブレット。Dolby Atomos対応の4つのスピーカーを搭載しており、どこでも臨場感のある映像やサウンドを実現できるのが特徴です。周囲の明るさに合わせて調光する「環境光調整」にも対応しており、快適な視聴をサポートできます。
パワフルな8コアCPUと8GBのメモリを搭載しているのも魅力。Wi-Fi 6もあわせて、高速かつ低遅延なゲームプレイを楽しめます。ストレージは128GBで、大容量データのダウンロードも可能。microSDメディアカードリーダーも備え、ストレージの拡張も行えます。
最大4つの画面分割と5個のフローティングウィンドウにより、マルチタスクを快適にこなせるのもポイント。日常使いだけでなくビジネス用途でも活用できます。大容量バッテリーも備えた、幅広いシーンで活躍するハイスペックなおすすめモデルです。
レノボ(Lenovo) Lenovo Tab M 9 ZAC30178JP
約344gの軽量ボディで、外出先でも気軽に使えるAndroidタブレット。9インチのワイドIPSパネルを搭載しており、没入感のある映像を楽しめるのが特徴です。また、Dolby Atomos対応のステレオスピーカーも搭載。まるで映画のようなサウンドを楽しめます。
オクタコアプロセッサーと3GBのメモリを搭載しているのも魅力。パワフルなパフォーマンスにより、ブラウジングやゲームなど快適な日常使いをサポートできます。本体のストレージは32GB。microSDカードリーダーを搭載しており、最大2TBまでストレージを拡張できます。
最大13時間の動画再生が可能な大容量バッテリーを搭載しているのもポイント。映画を楽しみたいときでもバッテリー容量を気にせず使えて便利です。さらに、顔認証で便利かつ安全なログインを実現。セキュリティにも配慮された、手軽に使えるおすすめのモデルです。
シャオミ(Xiaomi) Xiaomi Pad 6 VHU4358JP
ビジネスからプライベートまで幅広いシーンで活躍する11インチのタブレット。最大144Hzで7段階の可変リフレッシュレートを備えた、高精細なWQHD+ディスプレイを搭載しているのが特徴です。低ブルーライト、フルレンジDC調光機能も備えているため、長時間でも快適に使用できます。
フラッグシップモデルのパワフルなCPUを搭載しているのも魅力。8GBのメモリと128GBのストレージも合わせて、壮大な世界観のゲームや4K動画の編集など高負荷な作業も快適にこなせます。大容量バッテリーを備えているため、外出先で作業をしたい場合も安心です。
最大4つのウィンドウが開ける分割画面モードを備えているのもポイント。マルチタスクをサポートします。また、リモート会議に便利な各種機能も搭載。在宅ワークの多い方にも適しています。スリムな軽量アルミユニボディデザインを採用した、おすすめのモデルです。
シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad SE VHU4513JP
11インチのフルHD+ディスプレイを備え、エンタメコンテンツを楽しむのに適したタブレットです。「AdaptiveSync」やミドルスペックのチップ「6nm Snapdragon 680」により、最大90Hzのリフレッシュレートを実現しています。
コンテンツに合わせリフレッシュレートは自動で調節するため、電池持ちのよさも両立しているのがポイント。発色は1670万色とあざやかで、なめらかかつ美しく表示できます。
また、Dolby Atmos対応のスピーカーを4箇所に搭載。臨場感あふれるサラウンドサウンドを楽しめるのも魅力です。
バッテリーは8000mAhと大容量で、スタンバイ状態なら43日間、動画再生なら14時間と長時間使用できます。厚さは7.36mm、重量は478gと薄型軽量で持ち運びやすいのもポイント。比較的価格も安いので、初めてタブレットを導入する方にもおすすめのコスパモデルです。
サムスン(Samsung) Galaxy Tab S9 FE SM-X510NZAAXJP
IP68等級の防水・防塵性能を備えたAndroidタブレット。同等級のSペンが標準付属しており、素早く手書きメモを取ったりスケッチを楽しんだりできるのが特徴です。Sペンは本体の背面にマグネットでぴったりと取り付けることができ、すっきりと持ち運べます。
高解像度かつアイケア認証を取得した目にやさしい10.9インチディスプレイを採用しているのも魅力。コンテンツの視聴や創作の際も細部まで鮮明且つクリアな映像で、快適に使用できます。リフレッシュレートは最大90Hzに対応。画面の動きがスムーズで没入感を味わえます。
高性能なオクタコアCPUを搭載しているのもポイント。メモリは6GB、ストレージは128GBで、microSDカードを使用すれば最大1TBのデータ保存もできます。
長時間使用が可能な大容量バッテリーも搭載。急速充電にも対応しており、創作に没頭したいときなどでも使いやすいおすすめのモデルです。
グーグル(Google) Google Pixel Tablet GA04750-JP
Androidを開発したGoogleの純正タブレット。パワフルで高速なTensor G2チップを搭載しているのが特徴です。Google AIを活用しており、ビデオ通話時にカメラで人の動きを追えたり、高度な音声認識ができたり、分割画面でマルチタスクができたりと使い勝手に優れています。
没入感のある11インチのディスプレイを搭載しているのも魅力。鮮明なサウンドを再生できる4つのスピーカーとあわせて、動画や音楽などさまざまなコンテンツを楽しめます。メモリは8GB、ストレージは128GBでゲームプレイも快適。幅広い用途で使えるため便利です。
充電スピーカーホルダーが付属しているのもポイント。スマートディスプレイや、デジタルフォトフレームのようにも使えます。Googleアシスタントにも対応しており、ハンズフリー操作も可能。スマートホームを実現したい場合にも役立つおすすめのモデルです。
日本電気(NEC) LAVIE Tab T10 T1055/EAS
高精細な1920×1200ドットのIPS液晶を採用したAndroidタブレット。高視野角なので、見る角度を変えたときも画面表示がきれいに見えるのが魅力です。サウンドシステムには立体音響技術のDolby Atomosを採用し、臨場感あふれる音を楽しめます。
本製品には「自動調整バッテリー機能」が備わっているのもポイント。AIがバッテリー使用状況を学習し、使用頻度の少ないアプリの電池使用を自動的にセーブしてくれます。
CPUには計8コアの「Unisoc T610」を採用。ストレージ容量は約64GBで、価格も比較的安く、動画視聴や読書といったライトユースの方におすすめのコスパモデルです。
日本電気(NEC) LAVIE Tab T12 PC-T1295DAS
HDL対応で美しい映像を楽しめる、有機ELディスプレイ搭載のAndroidタブレット。最大リフレッシュレート120Hz対応で、臨場感あふれる映像を楽しめるのが特徴です。さらに、高音質な4スピーカーと立体音響技術Dolby Atomosを採用。その場にいるかのようなサウンドも楽しめます。
高性能でパワフルな8コアプロセッサを搭載しているのも魅力。高精細な動画やゲームも快適に楽しめます。また、大容量の8GBメモリと256GBストレージを搭載。データを大量に保存できるだけでなく、快適でスムーズな操作をサポートできます。
軽量で強度に優れたユニボディデザインを採用しているのもポイント。最薄部5.6mmの薄型ボディで持ち運びにも便利です。
ほかにも、顔を向けるだけでサインインできるフロントカメラを搭載。指紋認証機能も備えており、パスワード入力なしでも楽に使えます。ゲームプレイなどに適したおすすめのモデルです。
アイワ(aiwa) aiwa tab AB8 JA3-TBA0802
カバンにすっぽりと収まり持ち運びやすい、8インチサイズのAndroidタブレット。パワフルなオクタコアCPUと4GBのメモリを備えているのが特徴です。動画視聴やネットサーフィン、簡単なゲームまで、日常的な用途であれば快適にこなせます。
microSDカードスロットを備えているのも魅力。本体に搭載された64GBのストレージに加えて、別売のmicroSDカードも追加ストレージとして使用できます。また、Bluetooth 5.0に対応。イヤホンやマウス、キーボードなども接続して使えます。
剛性もしっかりとしたアルミ製のボディを採用しているのもポイント。スタイリッシュなデザインながら頑丈で、さまざまなシーンで快適に使えます。さらに、GPSを搭載。テザリングやポケットWi-Fiと接続すれば外出先でカーナビとしても使える、安価で使いやすいおすすめのモデルです。
オッポ(OPPO) OPPO Pad Air OPD2102A128GBGY
約10.3インチの大画面ながら、薄型軽量デザインで持ち運びやすいAndroidタブレット。Android 12をベースにした独自のColor OSを搭載しているのが特徴です。マルチタスクをスムーズにこなせる機能を多数備えており、学習やビジネスシーンにも適しています。
精細で色あざやかな高画質を実現する2Kディスプレイを採用しているのも魅力。さらに、周囲の環境に合わせて明るさを調整する機能や、ブルーライトを軽減する機能など、アイケア機能も備えています。狭額縁デザインを採用しているため、没入感のある視聴体験も楽しめます。
電力効率に優れた高性能なオクタコアプロセッサーを搭載しているのもポイント。ゲームやマルチタスクもスムーズにこなせるスペックを備えています。
また、長時間使用に便利な大容量バッテリーも搭載。独自加工の「OPPO Glow」を施した背面が美しい、デザイン性にも優れたおすすめのモデルです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) タブレット 8インチ LUCA TE083M3N1-B
基本的な性能を備えた、価格が安い8インチタブレットです。重さは約370g、サイズは約125×9.9×208mmと軽量コンパクトで、片手で扱いやすいのがポイント。CPUは8コア、メモリは3GBで読書やWebサイトの閲覧におすすめです。
高視野角の液晶パネルを採用。角度が変わっても画面表示の色味の変化が少なく、画面が見やすいのがポイントです。
充電用にUSB Type-Cポートを搭載し、使い勝手も良好。バッテリー容量は5000mAhです。ストレージ容量は32GBで、256GBまでのmicroSD Class10で拡張することも可能。ライトユースの方が初めて導入するタブレットとしてもおすすめです。
タブレットのおすすめ|Windows
マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro 9 QEZ-00011
タブレットの柔軟性とノートPCのパフォーマンスを両立させた、WindowsタブレットPC。パワフルな第12世代Intel Core i5と8GBのメモリ256GBの大容量ストレージを搭載しているのが特徴です。ローカルゲームやクリエイティブなアプリも快適に動作します。
13インチのPixelSense タッチスクリーンを搭載しているのが魅力。AmazonPrimeビデオのようなアプリを使えば、お気に入りのコンテンツをフルHDで楽しめます。調節式の内蔵キックスタンドも備えているため、手に持たなくても自分好みの角度で置いて使えるため便利です。
最大15.5時間のバッテリー駆動時間を実現しているのもポイント。長時間外出先で作業をする場合でも安心して使えます。高性能なディスプレイに接続できるUSB-CポートやThunderbolt 4ポートも搭載。拡張性にも優れた、使い勝手のよいおすすめのモデルです。
アイワ(aiwa) 10.5インチWindows 2in1タブレット JA2-TBW1001
ビジネスシーンで使いやすい、シンプルなWindowsタブレットPC。3:2液晶に、専用のキーボード兼カバーが標準装備されているのが特徴です。microSDカードをはじめ、microHDMIポートやUSB type-Cポートなど多彩なインターフェースを搭載しています。
OSはWindows 11 Proを採用。ビジネス用途に特化しており、高度なセキュリティ機能にも対応しています。CPUはIntel Celeron N4020 デュアルコアを採用。4GBのメモリと64GBのストレージも備えており、快適な動作が期待できます。
最大7時間の連続使用に対応したバッテリーを備えているのもポイント。重さ580gと軽量なため、持ち運んでの作業にも便利です。10.5インチのIPS液晶は1920×1280pxのFHD+解像度対応で高精細な映像も楽しめる、扱いやすいおすすめのモデルです。
富士通(FUJITSU) FMV LOOX 90/G FMVL90GB
13.3インチのワイド液晶ながら、約599gと軽量で持ち運びやすいWindowsタブレットPC。軽量ながらも加圧試験や落下試験、自転車振動試験などさまざまなテストをクリアした頑丈さが特徴です。IP42の防滴・防塵設計なので、霧が生じるような環境でも使用できます。
CPUはIntel Core i7、メモリは16GBでパワフルな性能を有しているのも魅力。ストレージは512GBで、たくさんのデータを保存できます。Officeソフトも標準搭載しているため、書類やプレゼン資料の作成など、ビジネス用途にも便利です。
画面にはハイコントラストでリアリティのある映像を実現できる有機ELディスプレイを採用。HDR映像も表示できます。さらに、4つのBOXスピーカーを搭載。臨場感あふれるサウンドを実現できます。国内設計・国内製造でこだわって作られた、幅広いシーンにおすすめのモデルです。
東芝(TOSHIBA) Dynabook KZ20/X W6KZ2XCUAB
「子供目線」で作られており、子供の学習に向いている2in1タブレットPCです。文部科学省が定めた「学習者用コンピュータ標準仕様」に適合しています。
キーボードを取り外すことでタブレットスタイルになり、付属の「アクティブ静電ペン」でイラストを描くことも可能。ペンはキーボード右側面の専用スロットに収納できるため、なくしにくいのもポイントです。
本体にはすべりにくく、衝撃に強いTPU素材を採用。また、キーキャップが外れにくい構造で、学校や塾などへ持ち歩く子供にもおすすめです。
10.1インチのコンパクトサイズかつ、タブレットとして使う際は約590gと軽量で、持ち運びやすいのも魅力。動画再生時でも約6.5時間と長時間駆動します。さらに、充電し忘れた際にも30分充電すれば、約40%まで急速充電できるのもメリットです。
サイエルインターナショナル M-WORKS 8.9インチタブレットWindowsPC MW-WPC04
8.9インチとコンパクトで持ち運びに向いているタブレットPCです。脱着できるカバー付きの専用キーボードが付属。本体を保護しながら持ち運べるのがポイントです。
CPUには「Intel Celeron N4020」を採用し、メモリは4GB。Excel Mobileがプリインストール済みなので、テレワークで簡単な文書作成作業などを行う方におすすめのモデルです。
フロントには200万画素、リアには500万画素のカメラが搭載されており、ZoomやMicrosoft Teamsといったオンライン会議ツールにも対応しています。
タブレットのおすすめ|iPad
アップル(Apple) iPad Pro 第7世代 13インチ MVX33J/A
「Apple M4」チップを採用した、ハイスペックなiPad Proです。256GBモデルには高性能コアを3つ、高効率コアを4つ搭載。画像編集やゲームなど負荷の高い作業もこなせる性能を持ち合わせていながら、5.1mmの薄型ボディーを実現しています。
レンダリング性能にも優れており、「ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング」を採用。画像編集ソフトやゲームにおいて、光・影・反射をリアルに再現します。
「Ultra Retina XDRディスプレイ」を搭載し、明るく美しい画面表示を叶えているのもポイント。Display P3の広色域に対応し、色表現にも優れています。
バッテリーも大容量で、Wi-Fiでのインターネットやビデオ再生といった使い方なら最大10時間駆動。プロクリエイターにおすすめのタブレットです。
アップル(Apple) iPad Air 第6世代 11インチ MUWD3J/A
「Ultra Retina XDRディスプレイ」を搭載した、11インチのiPad Air。フルラミネーションや反射防止コーティングが施されているうえ、環境に応じて明るさを自動調節する「True Tone」によって、明るい場所でも画面が見やすいのがポイントです。
「Apple M2」チップや機械学習に強い「Neural Engine」を採用し、処理速度が高速。また、電力効率も高く、Wi-Fi環境下でのインターネット利用やビデオ再生なら最大10時間バッテリーが持ちます。
また、12MPの広角バックカメラと12MPの超広角フロントカメラを採用し、4Kビデオ撮影やビデオ通話なども可能。趣味からビジネスまで幅広く活用できるタブレットです。
ほかにも、高性能な「Apple Pencil Pro」に対応し、イラスト制作をする方にもおすすめ。大画面で作業ができる13インチモデルも展開しています。
アップル(Apple) iPad 10.9インチ 第10世代 Wi-Fi+Cellular MQ6U3J/A
Wi-Fi 6と5G通信に対応した、SIMフリーモデルのiPadです。6コアCPUと4コアGPUを搭載した「A14 Bionic」チップを採用。4Kビデオの編集やゲームも快適にプレイできるのが特徴です。トップボタンにTouch IDを搭載しており、使いたいときにサッと使えます。
クリエイティブワークに使いやすいのも魅力。別売りのApple Pencil 第1世代を使用すれば、手書きのメモからイラスト制作まで幅広く行えます。
さらに、高品質なマイクと広角カメラを搭載。横向きのステレオスピーカーも内蔵されており、録音データなども素早く確認できます。
オールスクリーンデザインを採用しているのもポイントです。10.9インチのあざやかな「Liquid Retinaディスプレイ」は「True Tone」にも対応しており、環境を問わず快適で高精細な映像を実現。しっかりとした性能を備えていながらiPadのなかでは価格が安く、コスパ重視の方におすすめです。
アップル(Apple) iPad mini 第6世代 MK7P3J/A
片手で持てるミニサイズながらも、パワフルでさまざまな用途に使えるiPad。8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載しているのが特徴です。True Toneや広色域、反射率の低さから、場所を選ばずクリアであざやかな映像と文字を楽しめます。
6コアCPUと5コアGPUを搭載したA15 Bionicチップを採用しているのも魅力。通信はWi-Fi 6に対応しており、仕事から遊び、作品制作までパワフルにこなせます。最大10時間の連続使用が可能なロングライフバッテリーも搭載。ノンストップで作業に取り掛かれるため便利です。
高性能なカメラを備えているのもポイント。4Kビデオ撮影も可能なため、旅行先での思い出作りなどにも適しています。また、写真撮影だけでなく書類のスキャンにも対応。ビジネスシーンでも活躍します。コンパクトながらも多機能で使い勝手のよい、おすすめのタブレットです。
タブレットの選び方
OSで選ぶ
Android
Androidは、Googleが開発・提供しているOSです。オープンソースで一般に広く公開されているため、さまざまなメーカーがOSを使用できるのが特徴。シンプルで安価なモデルから高性能なモデルまで多数の製品が発売されており、豊富なラインナップから選択できます。
ホーム画面のカスタマイズができるなど、仕様の自由度が高い点が魅力。メーカーによってはAndroid OSをもとに独自のカスタマイズをくわえたOSを採用している場合もあります。スマホとOSの仕様に違いはなく、さまざまなアプリを使えるのもポイントです。
ただし、オープンソースでカスタマイズしやすいぶん、不正なマルウェアの侵入がしやすい点には注意。セキュリティ面で弱い部分があるため、こまめにOSのアップデートを確認するなどの対策が必要です。機能や価格、デザインなどを比較して自分好みの製品を選びたい方に適しています。
Windows
Windowsはマイクロソフトが開発・提供しているOS。PCに搭載されているのと同じOSで、Microsoft OfficeをはじめとしたPC向けのソフトを使えるのが特徴です。PCで作成した資料の確認などもしやすいため、ビジネス用途での使用に適しています。
マウスやキーボードを接続すればタブレットPCとしても活用できるのが魅力。動画視聴やネットサーフィンなどの際には通常のタブレットとして、入力作業などを行いたいときにはノートパソコン代わりとして2WAYで使えるため便利です。
ただし、インストールできるのがPC向けのアプリばかりである点には注意。スマホやタブレット向けのゲームアプリなどはエミュレーターを使う必要があります。手軽に使えるPCのようなタブレットを探している方におすすめです。
iPad OS
iPad OSは、Appleが開発・提供しているOSです。2019年にiPhone用のiOSから派生してiPad用に設計され、iPadのみに搭載されているのが特徴。キーボードやマウス、専用のペンなどとも接続できるため、さまざまな作業を1台でこなせます。
表示がシンプルで扱いやすく、初心者でも扱いやすいのが魅力。ウィジェットやロック画面のカスタマイズ、画面を2分割して作業できる「Split View」など使い勝手のよい機能も多数備えています。また、Apple向けのアプリは審査が厳しく、安全性が高いのもポイントです。
ただし、製品のラインナップが少なく、全体的に価格が高い点には注意が必要。Appleの端末にはSDカードスロットなどもないので、拡張性はほかのOSを搭載したモデルに劣ります。MacやiPhoneなどのApple製品と互換性が高いため、デバイスをAppleで統一している方に適しています。
用途に合わせてサイズを選ぶ
持ち運んで使いたいなら「7~8インチ」がおすすめ
外出先に持ち運んで使いたい場合には、7~8インチのタブレットがおすすめ。7~8インチはスマホよりも少し大きめで、新書本くらいのサイズ感です。電子書籍を読んだり、動画を視聴したりする際に大画面で楽しみたい方に適しています。
タブレットのなかでは小さい部類で軽量なため、片手で持っていても疲れにくいのが魅力。荷物にもなりにくいので、気軽に持ち歩けます。比較的価格が安いモデルも多いので、試しにタブレットを持ってみたい方や、初めてのタブレットを購入する方もチェックしてみてください。
7~8インチのタブレットについて詳しくはこちら
携帯性とスペックを両立したいなら「10インチ前後」
持ち運びやすさと使いやすさのバランスがよいモノを探している場合には、10インチ前後のタブレットがおすすめ。タブレットのなかでも標準的なサイズと定義されることが多く、画面が広いことによる快適さを感じやすいのが特徴です。
電子化した雑誌や動画などの細かい部分まで確認しやすいのが魅力。また、ゲームアプリなどで遊ぶ際には操作がしやすかったり、画面内のボタンを押しやすかったりといったメリットもあります。ただし、本体重量は少し重めなので、長時間手に持って操作するには不便です。
10インチのタブレットについて詳しくはこちら
大画面で作業したい人は「11~12インチ」を
資料の作成やイラスト制作など、大画面での作業を行いたい場合には11~12インチのタブレットがおすすめ。11~12インチは一般的なノートパソコンよりも一回り小さいくらいのサイズで、高いスペックを備えたモデルが豊富です。
文字の拡大がしやすく、映像の細かい部分まで確認できるため、写真や動画の編集などにも便利。大画面なので、顧客などに画面を見せたいビジネスシーンにも使えます。また、Bluetoothで接続できるマウスやキーボードを使って2in1PCとしても使用可能です。
ただし、画面が大きい分重量もあるので、立てかけたり置いたりして使う必要がある点には注意が必要。また、価格が高い傾向もあります。クリエイティブな作業をしたい方やハイスペックを求める方はチェックしてみてください。
基本スペックをチェック
CPU
CPUは、タブレットの性能を左右する重要なパーツ。人間に例えると頭脳のような働きをするモノで、タブレット内のデータは必ずCPUで演算処理が行われています。CPUの性能が高ければ高いほど処理能力が高く、スムーズに動作するのが特徴です。
性能を確認したい場合は、演算処理を行う「コア」の数をチェック。コア数は1度にいくつの演算処理を行えるかを示しています。高い処理能力を求める場合には、8コア(オクタコア)以上のモデルを選ぶのがおすすめです。
メモリ(RAM)
メモリは、処理を行うデータを一時的に保管するためのパーツ。データを高速で読み書きすることができ、CPUの処理速度を支えているのが特徴です。作業台として例えられることも多く、容量が大きいほど多くのデータを保管できるため、高速で処理ができます。
必要とされるメモリの容量はOSによって異なるので、確認が必要。ネットサーフィンや動画視聴の用途ならば、Androidで2GB以上、Windowsで4GB以上が目安です。動画編集やゲームも快適にこなせるモデルが欲しい場合はさらに大容量のモノを選ぶようにしましょう。なお、iPadはメモリ容量が非公開なので、選ぶ際の比較はできません。
ストレージ容量
ストレージは、アプリやデータを長期的に保管するためのパーツ。ストレージはキャビネットや引き出しなどに例えられることが多く、読み書きは遅いものの、たくさんのデータを保管できるのが特徴です。タブレットの電源を落としても、データは削除されません。
容量が大きいほど大量のデータを保存できるため、さまざまなアプリを使いたい場合や、写真や動画をたくさん撮影したい場合には大容量モデルがおすすめ。調べものでちょっと使う程度であってもOSの保管スペースが必要なので、32GB以上あると安心です。
タブレットにおいては、ストレージを「ROM」と表記する場合もあります。ストレージ容量の記載がない場合には、ROM容量を確認しましょう。
Wi-FiモデルとSIMフリーモデルの違い
タブレットには、Wi-FiモデルとSIMフリーモデルの2種類があります。Wi-Fiモデルとは、無線LANを使用してインターネットに接続するモデルのこと。比較的安価な値段で購入できますが、Wi-Fi環境のない場所では使用できない点には注意が必要です。
SIMフリーモデルは、通信会社と契約したSIMカードを挿入することで契約回線を使用できるモデルのこと。Wi-Fi環境がない場所でもモバイルデータ通信を用いてインターネットに接続できます。ただし、固定の通信費用がかかる点がデメリットです。
自宅など、Wi-Fi環境が整った場所でのみタブレットを使用する方の場合は、安価なWi-Fiモデルがおすすめ。一方、外出先などでも気軽にタブレットを使いたい場合にはどこでも通信できるSIMフリーモデルが適しています。使い方に合わせて選択しましょう。
その他の機能をチェック
「SDカードスロット」があれば容量不足の心配が減る
ストレージ容量の不足が不安な場合には、SDカードスロットを搭載したモデルがおすすめ。端末本体にSDカードスロットを備えていれば、SDカードを挿したまま使用できて便利です。ただし、機種によって対応しているSDカードの種類や容量は異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、SDカードスロットを備えていない機種でも、外付けのSDカードリーダーやUSBメモリを外部ストレージとして活用できる場合もあります。動画データをたくさん保存したい方や、さまざまなゲームアプリなどを使用したい方は、SDカードに対応しているかもチェックしてみてください。
キッチンやお風呂で使用するなら「防水性能」をチェック
キッチンやお風呂など、水飛沫のかかるような場所で使用する場合には防水性能を備えたモデルを選びましょう。防水性能はIP規格によって定められており、「IPX◯」のように表記されます。◯の部分に入る数字が大きいほど優れた防水性能を有しているのが特徴です。
防水性能の等級は、防水機能なしのIPX0から、水没しても大きな影響がないIPX8までの9段階。IPX6までは水流や水飛沫に対する強さ、IPX7以上は潜水性能を表しているため、「IPX6/7」のように表記されている場合もあります。
タブレットを水回りで使用したい場合には、「いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない」と定められたIPX5以上のモデルがおすすめです。なお、「IPX◯」のX部分に数字が入っている場合は、防塵性能を示しています。アウトドアシーンなどでの使用を検討している場合にはあわせてチェックしてみてください。
子供が使う場合は「キッズモード」があると安心
家族でタブレットを共用する場合や、子供用にタブレットを購入する場合には、「キッズモード」に対応したモデルがおすすめ。キッズモードとは、デバイスの使用時間を制限したり、子供にとって有害となるコンテンツにアクセスできなくしたりできるモードのことです。
Androidタブレットの場合は、「ファミリー リンク アプリ」から利用時間上限の設定や休息時間の変更、使用できるアプリの許可設定などが可能。Googleやレノボなどが提供する一部の製品では、子供用のコンテンツが提供されている「Google キッズスペース」も利用できます。
iPadの場合は設定の「スクリーンタイム」から子供のデバイスへの制限が可能。Windowsは「Family Safety」で制限設定ができます。有害サイトへのアクセスや無断での課金などのトラブルが不安な場合はチェックしてみてください。
タブレットのおすすめメーカー
レノボ(Lenovo)
レノボは世界180以上の市場に製品を提供しているテクノロジー企業。PCをはじめ、モニターなどの周辺機器やタブレット、ソフトウェアなど幅広い分野の製品を製造・販売しているのが特徴です。PCの出荷台数は5億台を超え、多くのユーザーに選ばれています。
タブレットはAndroidタブレットを中心にラインナップ。携帯性に優れた軽量モデルが多いため、持ち運ぶ機会が多い学生やビジネス用途で使うタブレットを探している方におすすめです。
シャオミ(Xiaomi)
シャオミは中国・北京に本社を置く家電メーカー。スマホやタブレット、スマートウォッチなどのスマートデバイスを中心に扱っているのが特徴です。テレビや掃除機、空気清浄機などの家電製品も多数扱っており、比較的安い価格で購入できます。
タブレットにおいては、Android OSをベースにした独自のOSを組み込んだモデルを多数展開。機能性に優れた「Xiaomi」シリーズと廉価な「Redmi」シリーズからそれぞれ発売されています。安い価格で購入できるタブレットが欲しい方におすすめです。
マイクロソフト(Microsoft)
マイクロソフトは1975年に設立された、アメリカのテクノロジー企業。Windows OSやMicrosoft Office、Internet Explorerなど、PCにかかわるさまざまなソフトやシステムを提供しているのが特徴です。ソフトだけでなく、デバイスも多数展開しています。
タブレットにおいては、PCと同等のWindows OSを搭載したモデルを展開。セットで使えるキーボードやマウスもオプション販売されており、2in1PCとして活用できます。手軽に持ち運んでPCのように使えるビジネス用途のタブレットを探している方におすすめです。
アップル(Apple)
Appleは、アメリカに本社を置く多国籍テクノロジー企業。iPhoneなどのデバイスからiCloudなどのクラウドサービス、Apple Musicなどのデジタルコンテンツまで、幅広い分野に展開しているのが特徴です。自社製品間の接続性に優れており、データのやり取りなども簡単にできます。
タブレットにおいては、iPad OSを搭載したiPadシリーズを展開。機能性に優れたProからコンパクトで持ち運びやすいminiまでさまざまな特徴の製品がラインナップされています。専用のキーボードやApple Pencilなどにも対応。初心者でも使いやすく高負荷の作業も楽にできる、人気の高いおすすめメーカーです。