発熱したスマホを効率よく冷却できる「スマホクーラー」。スマホを長時間使用したり、充電したりすると本体が熱くなるので注意が必要です。そのまま放置すると、誤動作や故障の原因につながる可能性があります。
そこで今回は、おすすめのスマホクーラーをご紹介。選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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スマホクーラーとは?
使用時や充電中にスマホが熱くなってしまった際に効率的に冷却し、誤動作やバッテリーの劣化を防ぐ効果が期待できるスマホクーラー。大切なスマホを熱から守るアイテムです。
さまざまなメーカーから展開されており、比較的リーズナブルな価格で購入できるモデルも多数ラインナップされています。スマホを長く使用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
スマホクーラーを使うメリット
保冷剤などを使っても、スマホを冷やすことは可能です。しかし、急激な温度変化はスマホ内に結露を発生させ、故障の原因になってしまう可能性もあります。
スマホクーラーを使用するメリットは、スマホ本体に負担をかけず効率よく放熱・冷却ができること。スマホをより安全に冷却したい方は、スマホクーラーを使用するのがおすすめです。
スマホクーラーの選び方
用途にあわせてタイプを選ぶ
コスパがよく長時間冷却できるファンタイプ
ファンタイプのスマホクーラーは、ファンを使ってスマホへ風を送り冷却します。比較的リーズナブルな製品が多く、導入コストを抑えられるのがメリット。コスパを重視する方におすすめです。
USB給電に対応しているモデルが多く、長時間使用できるのも魅力。シートタイプと比べて冷却力は低いものの、スマホで動画鑑賞したり、ゲームをプレイしたりする際に役立ちます。長時間スマホを使う方はチェックしてみてください。
ペルチェ素子を採用したシートタイプ
シートタイプは、スマホの背面に直接貼り付けて冷却するタイプのスマホクーラー。さまざまな冷却装置に使われる「ペルチェ素子」を採用したモデルが一般的で、高い冷却力が魅力です。
スマホの電源を入れると同時に作動するモデルが多く、使い勝手がよいのもポイント。薄いモノが多いため、持ち運びにも適しています。ファン付きタイプに比べ、冷却持続時間が短いのがデメリットです。
形状や取り付け方をチェック
スタンド
手で持たずに使用できるスマホクーラーが欲しい方には、スタンド型のモデルがおすすめです。机などの安定した場所にスマホを固定できるため、動画鑑賞やビデオ通話などをする際に役立ちます。
使い勝手のよいアイテムが欲しい方は、スマホの角度が調整できるモデルをチェックしてみてください。なかには、スタンドを収納して手持ちタイプになる製品もラインナップされています。
コントローラー
コントローラー型のスマホクーラーは、ゲームをしながらスマホを冷やせるので便利です。コントローラーのようなグリップが左右に付いており、ゲームプレイ時の操作性に優れています。
なかには、トリガーを搭載しているスマホクーラーもラインナップされています。4本指や6本指で操作できるため、すばやい入力が求められるゲームをプレイしたい方におすすめです。
クリップ
クリップで固定できるスマホクーラーは、スマホのサイズに応じて幅を変えられるのがメリット。取り付け位置をずらせるモデルであれば、スマホの熱源にあわせて冷却位置を調整可能です。
コンパクトかつ軽量なモデルが多く、なかには重さが50g以下のモデルもラインナップされています。持ち運びやすい製品を求める方はチェックしてみてください。
スマホのサイズにあったモデルを選ぶ
スマホクーラーを選ぶ際は、サイズもチェックしたいポイントです。ファン付きスタンドタイプやファン付きコントローラータイプを購入する際は、自分のスマホに対応しているかを事前に確認しておきましょう。
伸縮性を備えたモノや対応サイズの幅が広いモノなら、新しいスマホに買い替えた場合にも、柔軟に対応しやすいのがメリットです。
Magsafeなどで充電しながら冷却できるかチェック
iPhoneを使用している方には、Magsafeに対応しているスマホクーラーがおすすめ。スマホに吸着して、手軽に使用できるのがメリットです。
なかには、ワイヤレス充電に対応しているモデルもラインナップされているため、スマホを充電しながら冷却したい方はチェックしてみてください。ただし、Magsafeによる装着やワイヤレス充電は、すべてのiPhoneが対応しているわけではない点に注意が必要です。
スマホクーラーのおすすめ|ファンタイプ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スマホクーラー 400-CLN029
折りたたみ式で、120°・136°・152°・168°の4段階の角度調節に対応しているスマホクーラーです。スタンド収納時は縦・横ともに手持ちで使用できます。
本体にバッテリーを内蔵しており、付属のmicroUSBケーブルで約3時間充電することで、約1.5時間連続使用できるのがメリット。本体正面にクーラーの状態がわかるLEDライトを搭載しているため、充電の状態を確認しやすいのもポイントです。
イーエスアール(ESR) HaloLock ワイヤレス充電器 CryoBoost付き BK918
車で移動する機会が多い方におすすめの、車載用スマホクーラーです。MagSafeに対応しているのが特徴。iPhone 12以降の機種ならマグネットで簡単に吸着でき、同時に急速充電が行えます。ホルダーを開閉したりケーブルを脱着したりする煩わしさがなく便利です。
ボールジョイントを搭載しているため、チャット画面を見るときは縦、ナビを利用する際は横にすることが可能。見やすい角度に回転させられます。
「CryoBoost」を採用しているのもポイント。冷却ファンと排熱技術を組み合わせており、充電や使用時に発生する熱を効率的に冷却します。スマホナビを利用しながらの長距離ドライブシーンでも、安定したパフォーマンスを発揮することが可能です。
フライディジ(Flydigi) B6X
スタンド置きはもちろん、手持ちも容易にできるおすすめのスマホクーラー。iPhoneシリーズに搭載されている「MagSafe」に対応したアイテムで、磁石で固定できるのが魅力です。非対応の機種は同梱されている磁性体シートで対応できます。
サイズは直径61×高さ25mmで、重さは93g。連携はBluetoothで接続し、操作はアプリ経由で行います。機能面としてはペルチェ素子を採用しており、冷却性能は高め。内蔵バッテリーはなくUSBのA to Cケーブルで接続します。
動作モードは「定格出力モード」と「インテリジェント・コントロールモード」の2種類。前者はペルチェ素子の動作出力を一定に固定して調整できるのが特徴です。
一方、後者はさらにファン速度を抑えた「静音モード」と放熱を優先した「最大モード」から選択が可能。静音モードでは12℃前後、最大モードでは10℃前後を目標温度としています。
Hudifeni スマホクーラー EO-YS8Q-1ZT6
伸縮式のクリップで装着できるスマホクーラーです。クリップの幅を変えることで、さまざまなスマホに使用できます。滑り止めマットが付いており、スマホを傷付けずしっかりと固定できるのも魅力です。
静音設計を採用。冷却ファンの音は耳を澄まさないと聞こえないと謳っています。ゲームをプレイする際に音を邪魔しにくい点や、配信中にマイクに雑音が入るのを防止できる点もメリットです。
重さは約79.8gと軽量で、携帯性にも優れています。コンパクトなデザインで、スマホの操作を邪魔しにくいのもポイントです。
エアリア(AREA) M-S9 SD-COOLG
表面温度の表示ができるスマホクーラーです。スマホをどの程度冷却できているか、確認しながら使いたい方におすすめ。自動的に変化するRGBカラーも特徴です。電源はUSB給電に対応しています。
ファン・ヒートシンク・半導体冷却部・アルミシート・絶縁シートの複層構造を採用。半導体ペルチェ素子を利用した冷却方法で、冷却効率は良好です。クリップ式で、幅約65~85mm・厚み約10mmのスマホに対応しています。
Costand スマホクーラー MPC-SJSRQ-1
Magsafeに対応しているスマホクーラーです。iPhoneにすばやく取り付けられる製品を探している方におすすめ。クリップで装着もできるので、Magsafe非対応のスマホにも使用可能です。
直径約40mmの冷却ファンを採用。ペルチェ素子を利用し、冷却効率を上げている点も特徴です。ファンには高強度のABS素材を用いており、エッジの最薄部の厚さは約0.5mmとスリム。軽量でありつつ、耐久性に優れているのがメリットです。
静音設計を採用しているため、ファンの音が小さいのもポイント。静音性を重視する方にもぴったりです。
エレコム(ELECOM) スマホクーラー P-CLPL01
ペルチェ式で、最高で約-18℃の冷却ができるスマホクーラーです。冷却力を重視する方におすすめ。取り付け方法にはクリップ式を採用しており、熱源にあわせて取り付け位置を調整できるのも魅力です。
稼働音は約22.6dbと小さく、静音性が高い点もメリット。さらに、サイズは約幅42×奥行30×高さ78mmとコンパクトなうえ、重さが約48gと軽量なので、携帯性にも優れています。
電源はUSB給電に対応し、付属のUSB Type-Cケーブルで充電可能。スマホクーラーが異常な高温になった場合は、自動的に停止する設計です。
エアリア(AREA) スマホ超冷却グリップ
冷却にペルチェ素子を利用した、高い冷却性能を有しているスマホクーラーです。本体底面に1/4規格のネジ穴があり、自撮り棒や三脚などに固定できるのが特徴。また、4.7インチから6.5インチまでのスマホの取り付けに対応しています。
握りやすいグリップ形状を採用しているのもポイント。加えて、本体の重量は178gと軽量なので、長時間のゲームプレイを快適に楽しみたい方にもおすすめです。
ZenCT ペルチェ素子冷却コントローラー CT120
スマホでゲームをプレイする際におすすめのスマホクーラーです。スマホを横画面で保持しつつ、ペルチェ素子・ヒートシンク・排熱ファンの組み合わせで強力に冷却できるのが特徴。発熱によるパフォーマンスの低下を最小限に抑えられるため、長時間快適にプレイし続けられます。
デバイスと接触する面に保護コーティングを施したアルミシートを配置しており、傷付く心配が少ないのも嬉しいポイントです。
6本指コントローラーを採用しているのも魅力。PUBGモバイルやフォートナイトなどの多様なアクションをスムーズに実行可能です。横幅70〜90mmのスマホに対応しているのでチェックしてみてください。
Tomoda スマホクーラー SKU-22
コントローラー機能を兼ね備えたスマホクーラーです。静音性に優れたファンを採用しているうえ、最大4500RPMの回転が可能。ゲーム中にボイスチャットなどを行う方におすすめです。
バッテリーが内蔵されているため、ワイヤレスで冷却できるのもメリット。また、本体裏面にスタンドが搭載されており、動画鑑賞時などにも重宝します。
BandLede YXSHB-1909
2つのファンで広範囲に風を当て効率的に冷却できるスマホクーラーです。5000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、ワイヤレスでの長時間駆動が可能。また、本体底面に搭載されているUSBから、スマホへの充電を行えます。
上部に2本のトリガーを搭載し、4本指でプレイできるのがポイント。加えて、トリガー先端には導電性の高い素材を採用しているため、高感度な操作に対応できます。機能性に優れているスマホクーラーを探している方におすすめです。
Lightning Bull スマホクーラー K01
スマホを横画面でホールドしやすい、コントローラー型のスマホクーラーです。シンプルな構造の製品が欲しい方におすすめのモデル。5〜7インチのスマホに対応しており、上部のクランプでしっかりと固定できます。
シリコン製のプレートが配置されているため、スマホに傷が付きにくいのはもちろん、容易にズレたり脱落したりする心配が軽減されるのがメリット。内蔵されたペルチェ素子とファンで熱くなったデバイスを冷やします。
スマホクーラーのおすすめ|シートタイプ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スマホクーラー 400-CLN027
ペルチェ素子冷却シートを採用したスマホクーラーです。スマホと重ねて持てる小型設計で、持ち運びしやすいのが魅力。また、重量は約132gと軽いのもメリットです。
横向きでも使用でき、ゲームプレイ中に冷却しやすいのもポイント。さらに、熱い部分をピンポイントで冷やせるうえ、さまざまな大きさのスマホに対応できるのも特徴です。
Simplism スマ冷え 貼って剥がせるスマートフォン冷却シート TR-SHS
0.9mmの薄さで邪魔になりにくいスマホ冷却シートです。スマホの裏面に貼ることにより、最大4.3℃温度を低下できると謳っているのが特徴。貼り付け後も継続的に放熱しやすいのもメリットです。
シリコン吸着性で繰り返し使用しやすいのがポイント。比較的リーズナブルな価格で購入しやすいため、コスパを重視する方にもおすすめです。
zspowertech ヒートシンク
16個のフィンを備えているアイテムです。背面に熱伝導性両面テープが付属し、手軽に取り付けやすいのが特徴。コンパクトサイズなので、持ち運びしやすいモノを探している方におすすめです。
スマホはもちろん、家庭用ゲーム機などにも対応しており、汎用性に優れているのもメリット。また、比較的安い価格で購入しやすく、コスパを重視する方にも適しています。
Moriketa 貼って剥がせるスマートフォン冷却シート
熱伝導性シリコンとアルミニウム合金を採用したスマホクーラー。付けていることを感じさせない、薄型・軽量のスマホクーラーを探している方におすすめです。
厚さは3mmと薄く、重さも30gと軽いため、貼り付けたままズボンのポケットに入れて気軽に持ち運び可能。表面に凹凸加工を施すなど、放熱効果を向上させています。
剥がして何度でも貼り付けられるのも特徴。スマホを買い替えた際など、別のデバイスでも再利用できるので便利です。電源が不要で場所を問わず使用できます。
日本ブロアー(NBC) スマホ用過熱防止保冷剤 PCM-PAC C32
電子機器の過熱防止用途などで使われる、相変化熱対策素子を採用したスマホクーラーです。本体温度が上がり液体に変化するときの、熱を吸収する特性を利用して温度上昇を抑えるのが特徴。32℃を境に変化する「PCM-PAC C32」が使用されています。
エアコンが効いた部屋に放置したり水で冷やしたりすることで復活するため、事前に冷凍庫などで冷やす手間が不要。手軽で強力な冷却性能を求める方におすすめのモデルです。付属のラバーバンドでスマホに装着し使用します。
スマホの熱を効率よく軽減できるスマホクーラー。長時間スマホを使用する機会が多い方なら1つは持っておきたいアイテムです。コスパのよさを重視したい方にはシートタイプ、持続的に冷却したい方にはファン付きタイプがおすすめ。今回ご紹介したアイテムを参考に、自分にぴったりのスマホクーラーを見つけてみてください。