発熱したスマホを効率よく冷却できる「スマホクーラー」。スマホを長時間使用したり、充電したりすると本体が熱くなるので注意が必要です。そのまま放置すると、誤動作や故障の原因につながる可能性があります。
そこで今回は、おすすめのスマホクーラーをご紹介。選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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スマホクーラーとは?
使用時や充電中にスマホが熱くなってしまった際に効率的に冷却し、誤動作やバッテリーの劣化を防ぐ効果が期待できるスマホクーラー。大切なスマホを熱から守るアイテムです。
さまざまなメーカーから展開されており、比較的リーズナブルな価格で購入できるモデルも多数ラインナップされています。スマホを長く使用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
スマホクーラーを使うメリット
保冷剤などを使っても、スマホを冷やすことは可能です。しかし、急激な温度変化はスマホ内に結露を発生させ、故障の原因になってしまう可能性もあります。
スマホクーラーを使用するメリットは、スマホ本体に負担をかけず効率よく放熱・冷却ができること。スマホをより安全に冷却したい方は、スマホクーラーを使用するのがおすすめです。
スマホクーラーのおすすめ|ファンタイプ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スマホクーラー 400-CLN029
折りたたみ式で、120°・136°・152°・168°の4段階の角度調節に対応しているスマホクーラーです。スタンド収納時は縦・横ともに手持ちで使用できます。
本体にバッテリーを内蔵しており、付属のmicroUSBケーブルで約3時間充電することで、約1.5時間連続使用できるのがメリット。本体正面にクーラーの状態がわかるLEDライトを搭載しているため、充電の状態を確認しやすいのもポイントです。
イーエスアール(ESR) HaloLock ワイヤレス充電器 CryoBoost付き BK918
車で移動する機会が多い方におすすめの、車載用スマホクーラーです。MagSafeに対応しているのが特徴。iPhone 12以降の機種ならマグネットで簡単に吸着でき、同時に急速充電が行えます。ホルダーを開閉したりケーブルを脱着したりする煩わしさがなく便利です。
ボールジョイントを搭載しているため、チャット画面を見るときは縦、ナビを利用する際は横にすることが可能。見やすい角度に回転させられます。
「CryoBoost」を採用しているのもポイント。冷却ファンと排熱技術を組み合わせており、充電や使用時に発生する熱を効率的に冷却します。スマホナビを利用しながらの長距離ドライブシーンでも、安定したパフォーマンスを発揮することが可能です。
Hudifeni スマホクーラー EO-YS8Q-1ZT6
伸縮式のクリップで装着できるスマホクーラーです。クリップの幅を変えることで、さまざまなスマホに使用できます。滑り止めマットが付いており、スマホを傷付けずしっかりと固定できるのも魅力です。
静音設計を採用。冷却ファンの音は耳を澄まさないと聞こえないと謳っています。ゲームをプレイする際に音を邪魔しにくい点や、配信中にマイクに雑音が入るのを防止できる点もメリットです。
重さは約79.8gと軽量で、携帯性にも優れています。コンパクトなデザインで、スマホの操作を邪魔しにくいのもポイントです。
エアリア(AREA) M-S9 SD-COOLG
表面温度の表示ができるスマホクーラーです。スマホをどの程度冷却できているか、確認しながら使いたい方におすすめ。自動的に変化するRGBカラーも特徴です。電源はUSB給電に対応しています。
ファン・ヒートシンク・半導体冷却部・アルミシート・絶縁シートの複層構造を採用。半導体ペルチェ素子を利用した冷却方法で、冷却効率は良好です。クリップ式で、幅約65~85mm、厚み約10mmのスマホに対応しています。
Costand スマホクーラー MPC-SJSRQ-1
Magsafeに対応しているスマホクーラーです。iPhoneにすばやく取り付けられる製品を探している方におすすめ。クリップで装着もできるので、Magsafe非対応のスマホにも使用可能です。
直径約40mmの冷却ファンを採用。ペルチェ素子を利用し、冷却効率を上げている点も特徴です。ファンには高強度のABS素材を用いており、エッジの最薄部の厚さは約0.5mmとスリム。軽量でありつつ、耐久性に優れているのがメリットです。
静音設計を採用しているため、ファンの音が小さいのもポイント。静音性を重視する方にもぴったりです。
エレコム(ELECOM) スマホクーラー P-CLPL01
ペルチェ式で、最高で約-18℃の冷却ができるスマホクーラーです。冷却力を重視する方におすすめ。取り付け方法にはクリップ式を採用しており、熱源にあわせて取り付け位置を調整できるのも魅力です。
稼働音は約22.6dbと小さく、静音性が高い点もメリット。さらに、サイズは約幅42×奥行30×高さ78mmとコンパクトなうえ、重さが約48gと軽量なので、携帯性にも優れています。
電源はUSB給電に対応し、付属のUSB Type-Cケーブルで充電可能。スマホクーラーが異常な高温になった場合は、自動的に停止する設計です。
フライディジ(Flydigi) スマホクーラー B6-LITE
スマホに挟んで固定できるクリップ式のスマホクーラーです。挟めるスマホの幅は、約70~82mm。簡単に着脱ができるので便利です。本体には、オン/オフを切り替えられるスライドスイッチを搭載しており、電源をオンにすると青色のLEDで表示されます。
また、より高い冷却性能を実現するペルチェ素子を採用しているのもポイント。本体には冷却ファンを1基搭載しており、USBケーブルで接続することで動作します。
本体サイズは60×85×27mmで、重量は約75g。付属品には電源用のUSB Type-A to Type-Cケーブルが同梱します。
Black Shark MAGCOOLER 4 PRO 4Pro Black
MagSafeによるマグネット吸着に対応した、スマホクーラーです。同梱する着脱式のクリップによる取り付けも可能。クリップは約幅66~85mmサイズまでのスマホを挟めます。iPhoneからAndroidスマホまで、幅広く使用可能です。
また、クリップに1/4インチボルトを搭載しており、カメラの三脚などにも取り付けできます。本製品を搭載したまま、高画質動画の撮影なども可能です。冷却性能に優れており、27Wの高出力でスマホを高速で冷却できます。上下から風が排出される、手が熱くなりにくいのもメリットのひとつです。
加えて、「ダブルNTC過熱保護」機能を搭載しているので、安心して使用できます。そのほか、専用アプリ「Shark Arsenal」にも対応。冷却温度の調節など、用途に合わせてさまざまなカスタマイズができます。
平野商会 スマホクールファン HRN-556
4つの吸盤で簡単に取り付けられる、ファンタイプのスマホクーラーです。本体サイズは約高さ2.5×幅7×奥行き7cmで、重量は約30g。スマホ以外のデバイスにも取り付けられます。
USBによる給電に対応しており、ファンは1分間で約8000回回転。3分で約10℃温度を下げられると謳われており、優れた冷却性能を有しています。負荷のかかるゲームなどもより快適にプレイ可能です。
また、静音設計なので、ファンの回転音が気になりにくいのも魅力のひとつ。比較的安い価格で購入できるので、コスパを重視したい方にもおすすめです。
八番屋 スマホ冷却ファン JS40AJ
コンパクトで静音性に優れた、スマホクーラーです。本体サイズは約58×24mmで、重量は約65g。ファンの回転音などを気にすることなく、ゲームなどのコンテンツに没頭できます。
取り付けは、MagSafeに対応した磁力吸着と、付属するクリップでの取り付けの2通りに対応。また、付属するシートをスマホに貼り付ければ、MagSafe非対応のスマホでも磁力による吸着が可能です。iPhoneからAndroidスマホまで、幅広いデバイスで使用できます。
ファンには7枚の羽根を搭載しており、回転数は4500rpm。スマホの発熱が気になる方や、バッテリーの劣化を抑えたい方はチェックしてみてください。
GameSir X3 Type-C X3-TYPE-C
背面に冷却用のファンを搭載したコントローラー型のスマホクーラーです。横幅が110~179cmまでのサイズに対応しており、スマホを挟み込むようにして装着する仕様。スマホにはUSB Type-C端子で接続します。
スマホの背面と触れる部分には冷却エリアを設け、しっかりと熱を吸収。冷却ファンは7500rpmで回転し、高負荷時でもしっかりとスマホを冷却します。コントローラー部分は左右にジョイスティックを備えており、十字ボタンやABXYボタン、ホームボタンなどを搭載しているのも魅力です。
ジョイスティックやABXYボタンは着脱式で、配置を変えられるので便利です。耐久性も高いので、安心してゲームに没頭できます。
ZenCT スマホコントローラー CT120
ペルチェ素子による冷却シートを搭載した、コントローラー型のスマホクーラーです。加えて、背面には冷却ファンを搭載しています。シートとファンで効率よくスマホを冷却可能。負荷の多いゲームをプレイすることが多い方におすすめです。
本製品はUSBポートにケーブルを接続することで、冷却ファンが回転。コントローラー型で、本体には合計4つのトリガーボタンを搭載しています。FPSなどの操作するボタンの多いゲームなども、より快適にプレイ可能です。
スマホクーラーのおすすめ|シートタイプ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スマホクーラー 400-CLN027
ペルチェ素子冷却シートを採用したスマホクーラーです。スマホと重ねて持てる小型設計で、持ち運びしやすいのが魅力。また、重量は約132gと軽いのもメリットです。
横向きでも使用でき、ゲームプレイ中に冷却しやすいのもポイント。さらに、熱い部分をピンポイントで冷やせるうえ、さまざまな大きさのスマホに対応できるのも特徴です。
zspowertech ヒートシンク
16個のフィンを備えているアイテムです。背面に熱伝導性両面テープが付属し、手軽に取り付けやすいのが特徴。コンパクトサイズなので、持ち運びしやすいモノを探している方におすすめです。
スマホはもちろん、家庭用ゲーム機などにも対応しており、汎用性に優れているのもメリット。また、比較的安い価格で購入しやすく、コスパを重視する方にも適しています。
Moriketa 貼って剥がせるスマートフォン冷却シート
熱伝導性シリコンとアルミニウム合金を採用したスマホクーラー。付けていることを感じさせない、薄型・軽量のスマホクーラーを探している方におすすめです。
厚さは3mmと薄く、重さも30gと軽いため、貼り付けたままズボンのポケットに入れて気軽に持ち運び可能。表面に凹凸加工を施すなど、放熱効果を向上させています。
剥がして何度でも貼り付けられるのも特徴。スマホを買い替えた際など、別のデバイスでも再利用できるので便利です。電源が不要で場所を問わず使用できます。
サンハヤト 貼るだけ!スマホ用冷却シート HF-C552
背面に貼るだけでスマホの放熱効果を高められる、シートタイプのスマホクーラーです。本体サイズは50×50×0.13mm。冷却シートは2枚入っているため、スマホを2台持っている方などにもおすすめです。
本製品は、スマホの温度を約2℃冷却できると謳っています。動画視聴や画面分割などのマルチタスクで、スマホの熱が気になっている場合にもぴったりです。
貼り付ける際は、高負荷時にスマホが熱くなりやすい部分に貼るのがおすすめ。本製品の上から保護ケースなどを着けると、冷却効果はあまり期待できない点は注意してください。
グルマンディーズ mofusand スマ冷え Premium MOFU-41A
可愛らしいキャラクターが描かれた、シートタイプのスマホクーラーです。人気キャラクター「サメにゃん」のイラストがプリントされています。スマホの放熱に加えて、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
厚みは0.9mmと薄いので、保護ケースの中などにも取り付け可能。また、繰り返し使用できるので、スマホを買い替えても再使用できます。
蓄熱シートは効率よく熱を吸収し、スマホの温度上昇をしっかりと抑制可能。発熱によってスマホの動作が遅くなりがちな方はチェックしてみてください。
スマホクーラーの選び方
用途にあわせてタイプを選ぶ
コスパがよく長時間冷却できるファンタイプ
ファンタイプのスマホクーラーは、ファンを使ってスマホへ風を送り冷却します。比較的リーズナブルな製品が多く、導入コストを抑えられるのがメリット。コスパを重視する方におすすめです。
USB給電に対応しているモデルが多く、長時間使用できるのも魅力。シートタイプと比べて冷却力は低いものの、スマホで動画鑑賞したり、ゲームをプレイしたりする際に役立ちます。長時間スマホを使う方はチェックしてみてください。
ペルチェ素子を採用したシートタイプ
シートタイプは、スマホの背面に直接貼り付けて冷却するタイプのスマホクーラー。さまざまな冷却装置に使われる「ペルチェ素子」を採用したモデルが一般的で、高い冷却力が魅力です。
スマホの電源を入れると同時に作動するモデルが多く、使い勝手がよいのもポイント。薄いモノが多いため、持ち運びにも適しています。ファン付きタイプに比べ、冷却持続時間が短いのがデメリットです。
形状や取り付け方をチェック
スタンド
手で持たずに使用できるスマホクーラーが欲しい方には、スタンド型のモデルがおすすめです。机などの安定した場所にスマホを固定できるため、動画鑑賞やビデオ通話などをする際に役立ちます。
使い勝手のよいアイテムが欲しい方は、スマホの角度が調整できるモデルをチェックしてみてください。なかには、スタンドを収納して手持ちタイプになる製品もラインナップされています。
コントローラー
コントローラー型のスマホクーラーは、ゲームをしながらスマホを冷やせるので便利です。コントローラーのようなグリップが左右に付いており、ゲームプレイ時の操作性に優れています。
なかには、トリガーを搭載しているスマホクーラーもラインナップされています。4本指や6本指で操作できるため、すばやい入力が求められるゲームをプレイしたい方におすすめです。
クリップ
クリップで固定できるスマホクーラーは、スマホのサイズに応じて幅を変えられるのがメリット。取り付け位置をずらせるモデルであれば、スマホの熱源にあわせて冷却位置を調整可能です。
コンパクトかつ軽量なモデルが多く、なかには重さが50g以下のモデルもラインナップされています。持ち運びやすい製品を求める方はチェックしてみてください。
スマホのサイズにあったモデルを選ぶ
スマホクーラーを選ぶ際は、サイズもチェックしたいポイントです。ファン付きスタンドタイプやファン付きコントローラータイプを購入する際は、自分のスマホに対応しているかを事前に確認しておきましょう。
伸縮性を備えたモノや対応サイズの幅が広いモノなら、新しいスマホに買い替えた場合にも、柔軟に対応しやすいのがメリットです。
Magsafeなどで充電しながら冷却できるかチェック
iPhoneを使用している方には、Magsafeに対応しているスマホクーラーがおすすめ。スマホに吸着して、手軽に使用できるのがメリットです。
なかには、ワイヤレス充電に対応しているモデルもラインナップされているため、スマホを充電しながら冷却したい方はチェックしてみてください。ただし、Magsafeによる装着やワイヤレス充電は、すべてのiPhoneが対応しているわけではない点に注意が必要です。
スマホの熱を効率よく軽減できるスマホクーラー。長時間スマホを使用する機会が多い方なら1つは持っておきたいアイテムです。コスパのよさを重視したい方にはシートタイプ、持続的に冷却したい方にはファン付きタイプがおすすめ。今回ご紹介したアイテムを参考に、自分にぴったりのスマホクーラーを見つけてみてください。