スマホで高音質な音を録音するのに欠かせないマイク。気軽に使える安価なモデルから本格的な用途にも活用できる高価なモデルまで、さまざまなタイプが販売されています。
本記事では、おすすめのスマホ用マイクをご紹介。メリットや種類ごとの特徴、指向性の違いなどについても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- スマホ用マイクを使うメリット
- スマホ用マイクのおすすめメーカー
- スマホ用マイクのおすすめ|ショットガンマイク
- スマホ用マイクのおすすめ|差し込み式マイク
- スマホ用マイクのおすすめ|ピンマイク
- スマホ用マイクのおすすめ|手持ち型マイク
- スマホ用マイクの選び方
スマホ用マイクを使うメリット
スマホ用マイクを使うメリットは、スマホに標準搭載されているマイクよりも高音質な音を録音できること。スマホ用マイクを使うだけで、楽器の演奏やストリーミング配信、Vlogの撮影など、さまざまなコンテンツでワンランク上の音質を実現できます。
また、Web会議やオンライン授業など、趣味以外のシーンで活用しやすいのもスマホ用マイクの魅力です。
スマホ用マイクのおすすめメーカー
シュア(SHURE)
シュアは、さまざまなアイテムを取り扱う大手オーディオ機器メーカー。マイクのほか、イヤホンやヘッドホン、オーディオインターフェースなどを展開しています。プロの現場でも活用される高品質なモデルが多いのも特徴です。
スマホ向けマイクにおいても、ハイクオリティなモデルをラインナップ。音質や性能にこだわりたい方におすすめです。
ズーム(ZOOM)
ズームは、さまざまなオーディオ機器を展開している人気のメーカー。ハンディレコーダーやマイクのほか、オーディオインターフェース・デジタルミキサーのような本格的な機材も多数取り扱っています。
スマホ用マイクも複数用意されており、音質はもちろん、マイク性能に優れているのが特徴です。iOS端末用とAndroidデバイス用モデルがラインナップ。自身の使っているスマホに合わせて選べます。
アンカー(ANKER)
スマホアクセサリを中心に展開しているアンカー。モバイルバッテリーやUSB充電器などの知名度が高いほか、完全ワイヤレスイヤホン・プロジェクター・ロボット掃除機なども人気を集めています。
アンカーが販売しているスマホ用マイクは、見た目にもこだわって設計されているのが特徴。デザイン性を重視する方にもおすすめです。
スマホ用マイクのおすすめ|ショットガンマイク
シュア(SHURE) MV88+ ビデオキット ステレオコンデンサーマイク
スマホをセットするだけで本格的な撮影を行えるマイクセットです。ミニ三脚やマイク、ウインドスクリーンなど、撮影に必要なモノがすべて揃っているのが特徴。Vlogからインタビューまで、さまざまな用途に使えます。
収音パターンを選択できるのが魅力。2つのマイクロホンカプセルを備えており、ステレオ・モノカーディオイド・モノ双指向性・Rawミッドサイドの4種類を設定できます。拾いたい音に応じてステレオ幅やゲインの調整も可能です。
LightningケーブルとUSB Type-Cケーブルが同梱され、iPhone・Androidスマホの両方に対応しているのもポイント。専用アプリを使用すれば、スピーチや歌など用途に応じた設定も行えます。マイク品質を重視したい方におすすめです。
コミカ(COMICA) スマートフォンマイクビデオキット CVM-VM10-K2
入門用として人気のショットガンマイクです。ミニ三脚やマウントがセットになったモデルで、これから本格的に動画撮影を行いたい初心者におすすめ。手に取りやすい価格でコスパに優れています。
さまざまなサイズのスマホに対応しているのがポイント。幅54~96mmまでのiPhoneやAndroidスマホをセットできます。プラグアンドプレイに対応し、スマホと接続してすぐに使えて便利です。
ウインドスクリーンとウインドマフの両方を搭載。風切り音や外部のノイズを軽減し、クリアな音を録音できます。専用の収納バッグが付属しており、持ち運びやすい製品です。
コミカ(COMICA) ビデオマイク CVM-VM10II
屋外でクリアな音を録音したい場合におすすめのショットガンマイクです。スポンジタイプのウインドスクリーンに加えて、ウインドマフが同梱されているのが特徴。風が強い日や騒音が多い環境でも正確に音を拾えます。
重量34.2gと軽いのがポイント。サイズも85×21mmとコンパクトで、携帯性に優れています。衝撃を吸収するショックマウントが付いており、アクティブな撮影にもおすすめです。
付属の3.5mmアダプターケーブルを用いて接続。カメラ用とスマホ用の2種類があり、撮影機材に応じて使い分けられます。Android・iOSの両方に対応。なお、iPhoneで使う場合は変換アダプターが必要です。
コミカ(COMICA) ガンマイク CVM-VM20
話し声や環境音など、拾いたい音をピンポイントで収音できる高感度のショットガンマイク。75/150Hzのローカットフィルターモードを搭載しており、ノイズを軽減してクリアな音声を録音できるのが魅力です。
無段階のゲイン調整に対応しているのもポイント。本体下部を回転させるだけでスムーズに録音時の音量をコントロールできます。プロ仕様の機能を備え、投稿用の動画やインタビュー動画の制作など本格的な動画撮影におすすめの製品です。
最大使用時間は60時間。充電式のリチウムイオン電池を内蔵し、長時間の撮影にも対応しています。モバイルバッテリーなどを利用すれば、野外でも給電が可能です。
SYNCO M1S コンデンサービデオマイク MIC-M1S
安価なスマホ用マイクを探している方におすすめのショットガンマイクです。重さ約34g、長さ約7.1cmの軽量・小型設計で持ち運びにも適しています。
ショックマウントが付属しているのも嬉しいポイント。防振性能に優れており、マイクを持ちながら移動してもノイズが入りにくいのがメリットです。ウインドマフも付いているため、目的の音のみを綺麗に拾えます。
本製品はプラグアンドプレイを採用。スマホやタブレット経由で手軽に録音を行えます。2種類のケーブルがあるので互換性は広く、ビデオカメラやレコーダー、ノートパソコンなどでも使用可能です。
スマホ用マイクのおすすめ|差し込み式マイク
ズーム(ZOOM) スマホマイク iPhone/iPad 用マイクMSステレオマイク iQ7
Lightning端子を備えたiPhone・iPad専用の差し込み式マイク。正面の音を捉える単一指向性マイクと、側面の音を拾う双指向性マイクを有しているのが特徴です。
本体には、ゲインボリュームを調整するダイヤルが搭載されており、直感的に録音時の音量調整が可能。専用アプリでダイレクトモニター機能を利用すれば、録音中の音声を遅延ゼロでモニタリングできます。
ケースを装着したまま録音可能で、必要に応じて素早く着脱できるのも魅力。iPhoneやiPadで高音質の録音を行いたい場合におすすめです。
ズーム(ZOOM) android用マイク ステレオマイク Am7
USB Type-Cコネクタを採用したAndroidスマホ向けの差し込み式マイク。専用アプリ「Mobile HandyShare」を利用して動画撮影・録音を行えるモデルで、手軽に高品質な動画を制作できるのが特徴です。
スマホのインカメラを使用した撮影に対応しているのもメリット。表裏のないUSB Type-Cコネクタを用いるため、撮影者の方向にマイクを向けて撮影を行えます。入力レベルを細かく変えられるので、目的の音を必要な音量で録音可能です。
録音後にステレオ幅の調整を行えるのも魅力。30~150°の幅広い範囲で音の幅を変更できます。ステレオミニヘッドフォン端子を搭載しており、イヤホンで手軽にサウンドを確認できるのも便利なポイントです。
BOYA BY-P4D
360°集音できる全指向性の差し込み式マイクです。大人数の会議や複数人のインタビューなどにおすすめ。フォームウインドスクリーンを搭載しており、周囲のノイズを軽減できます。
90°の回転チルトヘッドを備え、集音角度を変更できるのが便利なポイント。iPhoneやiPadと相性のよいスタイリッシュなデザインも魅力です。
本製品はLightning端子を採用。USB Type-Cコネクタを有した製品も展開され、手持ちのスマホに合わせて購入できます。価格が比較的安いので、スマホで音質にこだわった動画撮影を始めてみたい初心者にもおすすめです。
BOYA Android USB-Cマイク BY-M100UC
USB Type-Cコネクタを備えた汎用性の高い差し込み式マイクです。スマホのほか、ノートパソコンやタブレットなど、USB-Type-Cに対応しているほとんどの機器と接続できるのが特徴。デバイスに挿すだけですぐに使えて便利です。
マイクは、360°集音できる全指向性。180°の角度調整に対応しており、内側に向けて自分の声を録音したり、外側に向けて広く周辺の音を拾ったりと、さまざまな使い方ができます。
ノイズリダクション機能やウインドスクリーンを搭載しているため、全指向性マイクのノイズが気になる方にもおすすめ。専用の収納ケースが付属し、持ち運びにも適したモデルです。
ロード(RODE) VideoMic Me モバイル機器用小型マイクロホン VIDEOMICME
オーストラリアの歴史あるオーディオメーカー「ロード」の差し込み式マイクです。3.5mmステレオミニジャックを備えているスマホで使えるのが特徴。差し込み部分の厚みを調整するマウントが付属しており、さまざまな機器で使用できます。
単一指向性のガンマイクを搭載し、マイク正面の音をくっきり録音できるのが魅力。スマホに取り付けられる小型設計のため、一般的なガンマイクが使いにくい街中や人混みでもスムーズに録音を行えます。
背面のイヤホン端子にイヤホンを接続すれば、録音している音声のモニタリングも可能。機能性と携帯性に優れたモノを探している方におすすめです。
スマホ用マイクのおすすめ|ピンマイク
アンカー(Anker) Work M650 Wireless Microphone A3320
2つのマイクで同時に録音できる高性能なワイヤレスピンマイクです。安定した接続が可能な2.4GHzワイヤレスに対応しており、最大200mの遠距離録音を行えるのが魅力。映像作品の制作や遠距離からの撮影にもおすすめです。
独自のノイズリダクション機能を搭載し、風が強い日や街中でも会話と目的の音をしっかり録音可能。ノイズリダクション機能は、オフ・弱・強を切り替えられます。
LightningとUSB-Type-Cの両方に対応しているのも嬉しいポイント。iPhone・Androidスマホのどちらに接続しても問題なく使えます。高級感のあるおしゃれなデザインで、見た目にこだわりたい方にもぴったりです。
Hollyland-Lark M2 ピンマイク
身に付けていても気になりにくいワイヤレスピンマイクです。重さ9gの軽量モデルで、300mまで音声を伝送できるのが特徴。取り付け方法はマグネットやクリップなどさまざまで、衣装に合わせた使い方ができます。
スタジオ品質の録音を行えるのも魅力。48kHz/24bitの高音質オーディオフォーマットに対応し、微細な音も逃さず録音できます。上位機種と同等のノイズキャンセリング機能を備えており、騒音や環境音などのノイズを抑えて録音可能です。
また、充電ケースを併用すれば、長時間でもバッテリー残量を気にせず使えます。
コミカ(COMICA) VIMO S-MI ワイヤレスマイク ピンマイク
iPhone・iPadユーザーにおすすめのワイヤレスピンマイクです。MFi認証を取得したLightningコネクタを搭載しており、デバイスに接続するだけで録音を行えます。モノラル・ステレオをボタンですぐに切り替えられ便利です。
ミュート機能を備えているのもポイント。ワンタッチで手軽にミュートのオン・オフを変更可能で、配信中に突然音声を切らなければならなくなったときもすぐに対応できます。
無段階のゲイン調整機能を採用。録音時のボリュームを直感的に操作できます。48kHz/24bitの高音質オーディオ録音に対応し、音質を重視したい方にもぴったりです。
AGPTEK ピンマイク クリップマイク コンデンサーマイク Z02C-EU
2mのケーブルを搭載した有線タイプのピンマイクです。なるべく安くマイクを購入したい方にもぴったり。遠距離からの録音・撮影には向かないものの、会議や講演会、室内での配信などにおすすめです。
スマホに接続するだけですぐに使えて便利。ワイヤレスと比べて遅延が発生する可能性は少なく、安定した接続が期待できます。
マイクは周囲の音を360°拾える全指向性。微細な音から話し声まで、複数の音を録音できます。ノイズを軽減するウインドマフが付属し、野外や人が多い環境でも使いやすい製品です。
BOYA BOYALINK ワイヤレス ラベリア マイク
さまざまなデバイスに接続できるワイヤレスピンマイクです。3.5mm TRS・USB Type-C・Lightningの3種類のアダプターを搭載しているのが特徴。カメラやスマホ、タブレットなど、幅広いデバイスで使えます。
長時間の録音・録画に対応しているのも嬉しいポイント。USB Type-Cに対応しており、レシーバーを使用しながら充電を行えます。連続使用時間は最大10時間で、充電ケースに収納すれば約2回の充電が可能です。
ノイズキャンセリング機能を有しているほか、風切り音などを軽減するウインドマフが付属。クリアな音を拾いたい場合にも適しています。マイクが2つセットになっているので、複数人での配信や動画撮影にもおすすめです。
スマホ用マイクのおすすめ|手持ち型マイク
GOODaaa カラオケマイク Y11S-PRO
初期設定不要ですぐに使える人気の手持ち型マイクです。Bluetooth対応デバイスと一度ペアリングすれば、次回からは自動で接続されるので便利です。
楽曲のボーカルを消去する機能やリバーブ機能などを搭載しており、自宅で手軽にカラオケを楽しみたい方におすすめ。デュエット機能も備え、2台のマイクを同時に接続することもできます。
スマホとケーブルで接続すれば録音も可能。バッテリー式で、最大10時間連続で使えます。カラオケの練習にもぴったりな製品です。
スマリー(SMALY) カラオケマイク bluetooth ワイヤレス SM-KM21
幅広いデバイスと互換性がある手持ち型マイクです。スマホやタブレットなど、Bluetooth対応機器で使えるのが特徴。高品質のスピーカーを搭載しており、オーディオケーブルやmicroSDカードによる音楽再生にも対応しています。
Bluetooth接続を行えば、YouTubeやSpotifyなどの音楽アプリを使用して音楽再生が可能。2人同時に歌えるデュエットモードを備え、ホームパーティーや宴会などで手軽にカラオケを楽しめます。
本体には、音量調整やスキップなどの操作を行える物理ボタンが付属。必要に応じて素早く設定を変更できます。
Sky Stone カラオケマイクワイヤレスマイク
4種類の音声モードを搭載している手持ち型マイクです。男性・女性・子供・怪獣など、マイクを通した声を変更できるのが特徴。スピーカー機能があり、音楽を流しながらカラオケ感覚で歌を楽しめます。
高音質のHi-Fiマイクを採用しているのもポイント。破裂音を最小限に抑えるフィルターやノイズ低減技術などを有しており、よりクリアで綺麗な声を出力できます。録音機能も備えているため、自宅で歌の練習を行いたい方にもおすすめです。
接続方法は、Bluetooth・オーディオケーブル・TFカードの3種類。3200mAhの大容量バッテリーを内蔵し、最大8時間の長時間使用が可能です。
ギガストーン(Gigastone) GJKM-8500 Bluetoothカラオケマイク
カラオケアプリ「カラオケ@DAM for Amazon」推奨の手持ち型マイクです。アプリを用いて自宅で本格的にカラオケを楽しみたい方におすすめ。デュエット機能とボイスチェンジ機能を備えており、友達や家族と盛り上がれます。
イヤホンジャックを有しているのもポイント。マイクを通した歌声をイヤホンで聴けるため、歌い方のクセや音程などをしっかり確認できます。
音声とマイクのボリュームを別々に調整できる機能やエコーなどの機能も搭載。スタイリッシュなデザインで、見た目にこだわりたい方にもぴったりな製品です。
スマホ用マイクの選び方
種類をチェック
ショットガンマイク
ショットガンマイクとは、細長いボディを採用したマイクのこと。多くのショットガンマイクは単一指向性のマイクを採用しており、狙ったエリアの音をピンポイントで狙いやすいように設計されています。
スマホと組み合わせて使えるショットガンマイクは、ピンマイクや差し込み式マイクと比較するとやや大型。音質や指向性を重視したい方におすすめです。
差し込み式マイク
差し込み式マイクは、マイク本体に接続用のコネクタが直付けされているタイプ。スマホの充電用ポートやイヤホンジャックに、ケーブルを経由せずダイレクトに接続して使用します。ケーブルがなく、スッキリして見えるのが魅力です。
コンパクトで持ち運びやすいのもメリット。なお、スマホが対応するコネクタを搭載していない場合は変換アダプターが必要になるので、事前によく確認しておきましょう。
ピンマイク
ピンマイクは、衣服にクリップで固定するタイプ。ラベリアマイクとも呼ばれています。コンパクトなので目立ちにくく、動きながらでも使いやすい点が特徴です。Vlog撮影やインタビューなどでよく使われています。
スマホ用ピンマイクの多くは、ワイヤレス接続を採用。製品によっては、クリップだけではなくマグネットでも衣服に固定できます。ワイヤレスイヤホンのようにケースに収納しながら充電できる便利なモデルもラインナップ。気になる方はチェックしてみてください。
手持ち型マイク
手持ち型マイクは、ハンドヘルド型とも呼ばれています。主に、ボーカルやステージ用に使われている場合が多く、カラオケ店で貸し出されるマイクの多くも手持ち型マイクです。
スマホに対応する手持ち型マイクの多くも、カラオケができる機能を搭載しています。スマホと連携してボーカルを消去した音楽を流したり、エコーをかけたりなど、さまざまなサウンドやエフェクトを楽しめる点が特徴です。
接続方法をチェック
タイムラグが少ない「有線接続」
有線接続は、スマホのUSBポートやイヤホンジャックにケーブルを差し込んで使用するタイプ。プラグアンドプレイに対応するモデルであれば、接続するだけですぐに使い始められるほか、遅延も少なく事前の充電も不要です。
移動できる範囲がケーブルの長さ分だけに限られてしまう点はデメリット。しかし、有線接続のスマホ用マイクには安価なモデルも多いので、コスパを重視する方におすすめです。
動きながら使える「ワイヤレス接続」
ワイヤレス接続は、マイクとスマホをBluetoothで接続したり、専用のレシーバーをスマホに繋げたりして使うタイプ。ケーブルがないので自由に動き回りやすく、断線やタッチノイズといったトラブルも発生しません。
なお、事前に充電を必要とするモデルが多い点には注意が必要。また、環境によっては電波の混線や、音声の遅延が発生する可能性があります。
音の指向性をチェック
雑音を拾いにくい「単一指向性」
単一指向性は「カーディオイド」とも呼ばれ、特定方向の音だけを拾いやすいのが特徴。さらに範囲を絞った「スーパーカーディオイド」や「ハイパーカーディオイド」など、さまざまな種類が展開されています。
ピンポイントで音をキャッチするためノイズが入りにくく、クリアな音を録音しやすい点が魅力です。楽器の演奏やボーカル、ライブ配信など、さまざまな用途に適しています。
対面の音をキャッチする「双指向性」
双指向性のマイクは、正面と背面の音をキャッチしやすいタイプです。側面からの音に対する感度が低く、2人向かい合った状態での対談やインタビュー、ポッドキャスト収録などに適しています。
しかし、双指向性を採用しているスマホ用マイクはラインナップが少なく、選択肢が限られる点はデメリットです。
全方向の音に対応している「全指向性」
全指向性とは全方向の音をバランスよく捉えるタイプで、無指向性とも呼ばれています。幅広い範囲をカバーできる一方、狙った音以外のノイズや騒音も拾ってしまう点には注意が必要です。
会議など複数方向からの音を均等に録音したいシーンで活躍。また、マイクを固定した状態で話者が自由に動き回る場合も、全指向性であれば位置による聞こえにくさを軽減可能です。
使っているスマホに対応しているかどうか
スマホ用マイクを選ぶときは、手持ちのスマホに対応しているかどうかも確認しましょう。モデルによってはiPhoneでしか使えなかったり、Androidスマホのみに対応していたりするので注意が必要です。
なお、変換アダプターを利用してさまざまなOSのデバイスと接続できる場合もあるため、チェックしてみてください。
外で使うなら「ウインドスクリーン」付きが便利
スマホ用マイクのなかには、ウインドスクリーンと呼ばれるアクセサリが付属しているモデルもラインナップ。ウインドスクリーンとは、息や風によるノイズなどを軽減するためにマイクに装着するカバーです。
クリアな音を録音できるほか、マイクの保護にも役立ちます。気になる方はチェックしてみてください。
現在のスマホカメラは性能がよく、誰でも簡単に高画質な動画を撮影できます。周囲と差をつけたい場合は、スマホ用マイクを使って音質にこだわるのがおすすめです。マイクを導入するだけで、手軽に臨場感のある音に仕上げられます。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりなモデルを見つけてみてください。