手頃な価格で購入しやすいエントリースマホ。通話やSNSなど基本的な用途に絞って使いたい方や、サブ機として使いたい方に人気です。しかし、さまざまなモデルが販売されているため、どれを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、エントリースマホのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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エントリースマホとは?

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エントリースマホはローエンドモデルとも呼ばれ、スマホのベーシックな機能を備えつつ価格を抑えたモデルのことです。価格は2〜4万円程度で、電話やメール、SNS、Webサイトの閲覧といった基本的な使い方をする方に適しています。

ただし、エントリースマホは処理性能が高くなく、ビジネスシーンでの本格的な作業や3Dゲームのプレイといった負荷の大きい用途には向いていません。また、カメラも比較的シンプルな機能が中心で、本格的な写真撮影には不向きな傾向にあります。

エントリースマホはスマホ初心者の方や、コストを抑えたい方、サブ機として手軽に使えるモノを探している方におすすめです。機種によってはミドルレンジモデルに近い性能を備えているモノもあるため、気になる方はチェックしてみてください。

エントリースマホの選び方

用途に合わせたスペックのモデルを選ぼう

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エントリースマホを選ぶときは、自分の使い方に合ったスペックのモデルを選ぶのが重要です。通話やメール、SNSの利用が中心のライトユーザーの方であれば、控えめな性能のモデルでも十分に対応できます。まずは、どのような用途で使いたいかを考えてみましょう。

動画視聴や軽いゲームも楽しみたい方は、処理性能を示すSoCに注目するのがおすすめ。SoCとはスマホの頭脳となるチップのことで、エントリースマホでは性能が控えめなSnapdragon 4シリーズが多く採用されています。数字が大きくなると性能も高くなる傾向にあるため、用途に合ったモノを選ぶのが重要です。

また、メモリは4GB以上が基本となり、6GB以上あるとより快適に動作します。さらに、ストレージは64GBが目安で、写真やアプリを多く保存する方は128GB以上の容量がおすすめ。長期間の使用を考えるなら、性能に余裕のある製品を選んでおくのが安心です。

カメラの性能をチェック

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エントリースマホでもこだわった写真が撮影したい方は、カメラの性能をしっかりと確認しましょう。注目すべきはF値と呼ばれるレンズの明るさで、数値が小さいほど光量が多いことを示します。F値が小さいモデルを選べば、暗い場所でも明るい写真の撮影が可能です。

また、イメージセンサーのサイズも写真撮影に大きく影響する要素です。イメージセンサーとは、レンズを通した光を結像させてデジタル信号に変換する機能を持つセンサーのこと。イメージセンサーが大きいほど光を多く取り込めるため、より高画質な写真を撮影できます。

有効画素数もポイント。カメラのセンサーが撮影に使える画素数を指す値で、数字が大きいほど精細な写真が撮影できます。さらに、夜景モードや高倍率のズーム、AIによる編集機能などを搭載したモデルもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

バッテリー容量をチェック

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エントリースマホを選ぶ際は、バッテリー容量もチェック。バッテリー容量はmAhという単位で表され、数値が大きいほど大容量で長時間使えます。ひとつの目安として、4000mAh以上の容量があると1日利用できるといわれています。

エントリーモデルでは一般的に2500~3000mAh程度のモデルが多くラインナップされていますが、近年では5000mAh程度の容量を備えたモデルも登場しています。そのため、外出が多い方や充電の手間を減らしたい方はバッテリー容量が多いモデルを探して購入するのがおすすめです。

ただし、バッテリーの持ち時間は容量だけでなく、使用するアプリや設定によっても変わる点には注意。省エネモードを搭載したモデルであれば、充電切れのリスクを軽減できます。バッテリーの容量や設定を確認したうえで、自分の使い方に合ったモノを選んでみてください。

防水性能やおサイフケータイなどの機能にも注目

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エントリースマホのなかには、日常で役立つ機能が付いたモデルもあります。たとえば、アウトドアやキッチンでの使用が多い方には防水機能付きのモデルがおすすめ。防水性能は水の侵入に対する保護の程度を示す「IP規格」で確認でき、IPX5/8以上があれば雨や水回りでも安心して使えます。

また、おサイフケータイ機能もチェック。おサイフケータイは「FeliCa」を搭載したAndroidスマホ向けの機能です。お金や定期券、ポイントカードなどをスマホに入れることができ、かざすだけでスムーズに決済が可能です。

さらに、セキュリティを重視したい場合には生体認証付きのモデル、SIMカード挿入を手間を減らしたい方はeSIM対応のモデルがおすすめ。機種によってさまざまな機能が付いているため、自分の用途や好みに合ったモデルを選んでみてください。

エントリースマホのおすすめメーカー

オッポ(OPPO)

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オッポは2004年に創業されたメーカーです。日本では2017年に現オウガ・ジャパンを設立し、横浜みなとみらいに本社と研究開発拠点を置いています。70か国以上で4万人の従業員と7億人のユーザーを有していると謳われており、世界中で愛用されているメーカーです。

エントリースマホでは手に取りやすい価格帯ながら、大容量バッテリーや高性能カメラを搭載。5G対応や防水・防塵機能、おサイフケータイといった実用的な機能も備えています。リーズナブルな価格ながら使いやすいモデルを探している方におすすめです。

モトローラ(Motorola)

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モトローラは、1928年にアメリカで創業された老舗通信機器メーカーです。本社をシカゴ・マーチャンダイズマートに置き、日本では2009年にモトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社を設立しました。現在は中国のLenovoの傘下でスマートフォン事業を展開しています。

エントリースマホでは「moto g」シリーズを中心にラインナップを展開。低価格ながら5000万画素のカメラやクリアなディスプレイを搭載するなど、コスパに優れているのが魅力です。シンプルで使いやすい機種も多く、スマホデビューにもおすすめのメーカーです。

シャオミ(Xiaomi)

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シャオミは2010年に創業された、IoTプラットフォームで接続されるスマホとスマートハードウェアを中心に製造・販売するメーカーです。2025年3月時点で100以上の国や地域に参入し、9億4370万台以上のIoTデバイスを販売したと謳われています。

エントリースマホでは、低価格ながら使いやすい機能を備えた「Redmiシリーズ」が人気。視認性の高い大画面ディスプレイや2億画素のカメラを採用したモデルを展開しており、機能性を求める方におすすめのメーカーです。

エントリースマホのおすすめ

オッポ(OPPO) A3 5G

オッポ(OPPO) A3 5G

約6.7インチの大画面でコンテンツを快適に楽しめるエントリースマホ。最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、動画やゲーム画面もなめらかに表示できます。最大1000ニトと高輝度なため、日差しの強い屋外でも使いやすいのが強みです。

使いやすいバッテリーもポイント。5100mAhの大容量バッテリーは45Wの急速充電にも対応し、約30分で電池残量1%から50%まで充電できます。優れたエネルギー効率で4年後も最大容量を80%以上維持できると謳われており、長く快適に使えるモノが欲しい方にもおすすめです。

取り回しに優れているのも魅力。厚さ7.7mmの薄型設計と約187gの軽量さで、手軽に持ち運べるのもメリットです。また、オクタコアCPUを搭載したMediaTek Dimensity 6300と最大8GB相当のRAM拡張機能により、スマートな動作を実現。安定した操作感を求める方にも適しています。

オッポ(OPPO) Reno11 A

オッポ(OPPO) Reno11 A

安定した処理性能を備えたエントリースマホ。SoCにはオクタコアCPUを搭載したMediaTek Dimensity 7050を採用し、スムーズな動作を実現しています。また、RAM拡張機能を使うことで最大16GB相当までメモリを拡張可能。負荷のかかりやすい作業もこなせるモデルです。

約6400万画素の広角カメラを含むトリプルカメラシステムも魅力。鮮明で高精細な写真撮影が可能なうえ、4K画質の動画撮影にも対応しています。撮影した写真や動画は、AI編集機能で写り込みの削除や被写体の切り抜きが可能。ハイクオリティな写真や動画を残したい方にもおすすめです。

5000mAhの大容量バッテリーもポイント。最大67Wの急速充電が可能で、外出前などに手早くスマホを充電できるのも強みです。さらに、電子マネーでの決済や一部のマイナンバーカード機能にも対応。支払いや行政手続きの際にも役立つ便利なモデルです。

モトローラ(Motorola) moto g05

モトローラ(Motorola) moto g05

映像コンテンツの視聴にぴったりのエントリースマホ。ステレオスピーカーにはバスブースト機能を搭載し、迫力ある低音を味わえます。また、6.7インチのディスプレイは高輝度モードとディスプレイカラーブーストにより屋外でも高い視認性を確保。スマホで映画やドラマを楽しみたい方におすすめです。

高性能なカメラ機能も魅力。クアッドピクセル技術を搭載した約5000万画素のカメラにより、高精細な写真を撮影できます。被写体を際立たせるAIポートレートモードや、暗所でも鮮明な写真が撮れるナイトビジョン機能を備えており、幅広いシーンの撮影で活躍するのもメリットです。

耐久性とデザイン性を兼ね備えたボディも特徴。背面には高級感のあるヴィーガンレザーを、前面のディスプレイには頑丈なCorning Gorilla Glass 3を採用しています。使い勝手のよいモデルながら価格が安いので、コスパを重視する方にもぴったりです。

モトローラ(Motorola) moto g64 5G

モトローラ(Motorola) moto g64 5G

クリアでなめらかな映像を描写できるエントリースマホ。6.5インチのディスプレイはフルHD+の解像度と120Hzのリフレッシュレートに対応しており、高精細な表現力を備えています。動画やゲームなどを鮮明な映像で楽しみたい方におすすめです。

パワフルな処理能力も魅力。MediaTek Dimensity 7025と8GBのメモリにより、複数アプリの同時起動もスムーズです。内部ストレージの一部を仮想メモリとして使用する拡張RAM機能にも対応しているため、高負荷な作業やゲームも快適に動作。スマートな使用感を求める方にも適しています。

Dolby Atmos対応のサウンドシステムを備えた大型ステレオスピーカーもポイント。ライブ映像や映画への没入感を高められます。さらに、128GBの内蔵ストレージに加え、microSDカードで最大1TBまで容量を拡張可能。写真や音楽データをしっかり保存できるのも強みです。

シャオミ(Xiaomi) Redmi 14C

シャオミ(Xiaomi) Redmi 14C

大きく鮮やかなディスプレイが魅力のエントリースマホ。6.88インチの大画面は1670万色の色表現と最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、色鮮やかかつなめらかな映像を描写できます。また、低ブルーライトディスプレイにより目の負担を軽減できるのも特徴。長時間のスマホ使用が多い方にもおすすめです。

高画質な写真が撮れるのもポイント。5000万画素のメインカメラと「Xiaomi Imaging Engine」の組み合わせにより、細部までクリアな写真を撮影できます。1300万画素のフロントカメラはナイトモードやビューティーモードを搭載しているため、セルフィー撮影でも活躍するモデルです。

5160mAhの大容量バッテリーも強み。最大22時間の動画再生が可能なうえ、18Wの急速充電に対応しています。使いやすいモデルながら価格が安いので、コスパのよいモノを探している方もぜひチェックしてみてください。

シャオミ(Xiaomi) Redmi Note 13 Pro 5G

シャオミ(Xiaomi) Redmi Note 13 Pro 5G

光学式手ブレ補正搭載の2億画素カメラを備えたエントリースマホ。超高精細撮影と4倍ロスレスズームにより、細部まで鮮明な写真を手軽に撮影できます。F値1.65大口径と2.24μmの最大ピクセルサイズにより、夜間でもクリアな写真が撮影可能。高性能なカメラ機能を求める方におすすめです。

6.7インチの有機ELディスプレイも魅力。2712×1220ピクセルの解像度と120Hzのリフレッシュレートで美しくなめらかな映像を描写できます。1800ニトのピーク輝度で屋外でも画面が見やすいほか、16000段階の輝度調整で目の疲労を軽減できるのも強み。快適に動画やゲームを楽しめます。

高い耐久性もポイント。IP54等級の防滴防塵性能と水による偶発的な作動を防ぐウェットタッチテクノロジーにより、雨の日や水回りでも使えます。また、強化ガラスと内部構造の工夫により衝撃にも強く、壊れにくいモノが欲しい方にもぴったりです。

シャオミ(Xiaomi) POCO M7 Pro 5G

シャオミ(Xiaomi) POCO M7 Pro 5G

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高い処理性能を備えたエントリースマホ。6nm 5Gプロセッサを搭載したDimensity 7025-Ultraチップセットは最大2.5GHzで動作し、高負荷なアプリもスムーズに処理できます。最大16GBまでメモリを拡張できるため、複数のゲームや作業を並行して行いたい方にもおすすめです。

素早く正確な応答性を実現する「ゲームターボモード」も魅力。2160Hzの瞬間タッチサンプリングレートで指先の動きを正確に追跡できるほか、16倍超解像度タッチ技術で細かな操作にも対応可能。スマホで格闘ゲームやFPSゲームを楽しみたい方にもぴったりです。

明るく鮮やかな有機ELディスプレイも特徴。2100ニトのピーク輝度と、DCI-P3を100%カバーする広色域で屋外でも動画やゲームが楽しめます。さらに、5110mAhの大容量バッテリーは61時間の音楽再生が可能。30分間で60%以上の急速充電が可能なのも強みです。

サムスン(Samsung) Galaxy A25 5G

サムスン(Samsung) Galaxy A25 5G

人気のGalaxyシリーズのエントリースマホ。大きな文字とシンプルな画面表示が使いやすい「かんたんモード」により、シンプルかつ分かりやすい操作を実現しています。困った際は「Galaxy使い方相談」の直通電話からスマホの使い方を無料で相談可能。スマホ初心者の方におすすめのモデルです。

使いやすいバッテリーも強み。約5000mAhの大容量と充電を長持ちさせる「省電力モード」により、外出先や旅行先などに持っていきやすいモデルです。また、充電中のバッテリー負担を軽減する「バッテリーの保護」機能も搭載しています。

IPX5/8の防水性能と、IP6Xの防塵性能も特徴。水はねや雨から本体を保護できます。さらに、約5000万画素の広角カメラと約200万画素のマクロカメラの2眼システムも魅力。シーンに合わせて写真の色味やコントラストを自動で調整できるため、簡単にきれいな写真を撮影できます。

シャープ(SHARP) AQUOS wish5

シャープ(SHARP) AQUOS wish5

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充電を賢く制御し長持ちさせるエントリースマホ。バッテリーの消耗を抑える「インテリジェントチャージ」により、3年後でも90%の電池持ちを維持できると謳われています。5000mAhの大容量バッテリーは約138時間の音楽再生が可能で、長時間使えるのもメリットです。

壊れにくいのも魅力。MIL規格準拠の耐久性を備えているほか、高さ1.22mからのコンクリート落下試験をクリアしています。また、IPX5/8/9の防水とIP6X防塵性能により、屋外でも安心して使用可能。ハンドソープやアルコール除菌シートも使えるので、清潔に保ちやすいのも強みです。

Android 15に対応しているのもポイント。最大2回のOSバージョンアップと4年間のセキュリティアップデートで長く安心して使えます。さらに、丸みを帯びたフォルムと石膏のようなマットな質感も特徴。シンプルで使いやすいモノが欲しい方におすすめです。

エフシーエヌティー(FCNT) arrows We2

エフシーエヌティー(FCNT) arrows We2

高い耐久性を実現したスマートフォン。IPX5/8の防水性能とIP6Xの防塵性能に加え、耐衝撃や耐日射などMIL規格23項目に準拠しており、アウトドアシーンでも安心して使用できます。また、ハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌にも対応。衛生的に保ちやすいのもポイントです。

きれいな写真が撮れるのも強み。約5010万画素のカメラとF値1.8レンズがクリアな写真撮影をサポートします。光感度を4倍に高めるクアッドピクセル技術と「Super Night Shot」により、暗い場所で鮮明な写真が撮影できるのも魅力です。

使用可能なアプリや使用時間を制限できるのもメリット。小中高と成長に合わせて設定できるので、子どものスマホデビューにもおすすめです。さらに、独自技術によりバッテリーの劣化を抑制。4年後でも初期容量の80%を維持できると謳われており、長く使えるモデルが欲しい方にも適しています。