過酷な環境でも安心して使える堅牢性が魅力のタフネススマホ。防水・防塵・耐衝撃に優れ、作業現場やアウトドアシーンでも頼れる存在です。しかし、搭載機能や性能、デザインも多様化しており、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タフネススマホのおすすめをご紹介します。選び方についてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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タフネススマホとは?普通のスマホとの違いも解説

By: jp.sharp
タフネススマホとは、過酷な環境でも使用できるよう堅牢性を重視して設計されたスマートフォンです。一般的なスマホとは異なり、防水・防塵・耐衝撃性能に優れているのが特徴。屋外作業や工事現場など厳しい環境でも使いやすいよう設計されています。
多くの機種がIP68やIP69Kなどの防水・防塵規格や、MIL規格に対応しており、高温・高圧の環境にも耐えられるのが魅力。また、握りやすさを考慮したデザインで落下防止にも配慮されています。さらに、外装に衝撃吸収性の高い素材を使用しているモデルも多く、追加のケースが不要な場合もあります。
タフネススマホの選び方
タフネス性能で選ぶ
防水・防塵機能

By: jp.sharp
タフネススマホを選ぶうえでまず確認したいのが、防水・防塵性能です。水や砂ぼこりがかかる屋外環境や現場作業での使用が想定されるため、端末の耐久性が特に重要です。防水・防塵性能は、保護等級で表され、「IP」のあとに続く数字で防塵・防水のレベルがわかります。
目安としては、IP68やIP69Kといった保護等級に対応しているかをチェックしましょう。たとえば、IP68は水深1.5mに30分沈めても問題ない防水性があり、高い防塵性能も備えています。工事現場での突然の雨や、登山中にスマホを落としてしまった場面でも、安心して使える設計が魅力です。
耐久性

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タフネススマホを選ぶ際は、端末の耐久性をチェックすることが大切。作業中にうっかり落としたり、硬い地面にぶつけたりした場合でも壊れにくい構造が求められます。
MIL-STD-810Hなどの米国軍用規格に準拠しているモデルであれば、落下や振動、温度変化などさまざまな衝撃テストをクリアしており、耐久性が高いと判断できます。特に屋外作業や登山・キャンプなど、スマホにとって過酷な環境で使うなら、耐衝撃性がしっかり備わったモデルを選ぶのが安心です。
画面サイズをチェック

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タフネススマホを選ぶ際は、画面サイズも重要なポイントです。作業中や屋外で使用することが多いタフネススマホは、画面が見やすく操作しやすいかどうかが使い勝手を左右します。
一般的に、5.5〜6.5インチ程度のモデルが多く、片手操作のしやすさと視認性のバランスが取れています。手袋をしたまま使う場合や図面・地図などを確認する用途があるなら、6.5インチ以上のやや大きめのモデルを選ぶと便利です。用途に合わせて、自分にとって扱いやすいサイズを見極めましょう。
スペックをチェック
SoC

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SoCは、スマホの処理能力を決める重要なパーツで、動作や操作の快適さに直結するのが特徴。タフネススマホでも、使い方に合ったSoCを選ぶことで、現場での写真送信や地図確認、業務アプリの使用をスムーズにこなせます。
選ぶ際は「Snapdragon」や「MediaTek」などのSoC名をチェックし、用途に合わせて判断しましょう。軽い作業が中心ならHelio G25やSnapdragon 480などのエントリークラスでも十分ですが、快適に使いたいならDimensity 6100やSnapdragon 695などのミドルクラスがおすすめです。ゲームや高負荷の作業を伴う場合は、ハイエンドクラスのSoCを搭載したモデルを選ぶと安心です。
メモリ

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メモリは、スマホが一時的に作業をするための作業台のようなパーツです。アプリの起動速度や切り替えのスムーズさに影響し、業務用アプリや地図アプリなどを複数使う場面では、メモリ容量が不足していると動作が重くなる原因になります。
タフネススマホの使用シーンでは、複数の作業を並行的に行うことが想定されるので、メモリは最低でも4GB以上を選びたいところです。日常的な用途や軽い業務なら6〜8GBが標準的で、快適に使えます。重めの業務アプリを利用する方やマルチタスクが多い方は、より余裕のある8〜12GBのモデルを選ぶと安心です。自分の使い方に合ったメモリのモデルを選んでみてください。
ストレージ

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ストレージとは、写真や動画、アプリなどのデータを保存しておく場所のことです。スマホ本体に保存できる容量を示し、不足すると新しいアプリが入らなかったり、動作が重くなったりする原因になります。
タフネススマホでは、最低でも64GB以上のストレージがあると安心です。写真や動画を多く撮る場合や業務用のデータを扱う場合は128GB以上を検討しましょう。また、microSDカードに対応していれば後から容量を追加できるので、長く1台を使い続けたい方は特にチェックしてみてください。
バッテリー

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タフネススマホを選ぶうえで、バッテリー容量は重要なポイントです。一般的なスマホよりもバッテリー持ちを重視した設計にはなっていますが、屋外や電源のない場所で長時間使うことを想定すると、できるだけ大容量のモデルを選ぶと安心です。
目安としては、5000mAh以上あれば一般的な使い方で1〜2日程度は問題なく使用できることが多く、7000mAh以上あればGPSやカメラなどバッテリーを多く使う機能にも比較的余裕をもって対応できます。また、急速充電やほかの機器へ給電できるリバース充電に対応したモデルもあります。さらに、一部には太陽光によるソーラー充電に対応した製品もあり、電源が確保できない環境での補助的な手段として役立つのがメリットです。
技適マークが付いているモノを選ぶ

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タフネススマホを選ぶ際には、必ず技適マークが付いているかを確認しましょう。技適マークとは、総務省が定める電波法に適合していることを示す証明マークです。技適マークがないモデルを使用すると、電波法違反となる可能性があります。技適マークは、製品本体や取扱説明書、製品のソフトウェア内に表示されています。
特に海外製のタフネススマホは、日本の技適認証を取得していない場合もあるため注意が必要です。また、認証されていないスマホは日本の通信キャリアで使えない周波数帯に対応していることもあり、通信品質に問題が生じる場合もあります。
周波数帯に対応しているかチェック

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タフネススマホを選ぶ際は、使用予定の国や地域の通信周波数帯に対応しているか確認することが重要です。日本国内で使用する場合は、NTTドコモやau、ソフトバンクなど主要キャリアの周波数帯に対応しているかをチェックしましょう。周波数帯の対応状況はメーカーの公式サイトや製品仕様書に記載されています。
特にSIMフリースマホや海外製モデルを購入する場合は注意が必要です。たとえば、NTTドコモは「Band 1」や「Band 19」、auは「Band 18」、ソフトバンクは「Band 8」などが主要バンドです。
海外でも使用する予定がある場合は、渡航先の周波数帯にも対応しているモデルを選ぶのがおすすめ。タフネススマホは屋外活動やアウトドアで使用する機会が多いため、幅広い周波数帯に対応したグローバルモデルが便利です。メーカーの公式サイトで対応バンドを確認し、自分の用途に合ったモデルを選んでみてください。
タフネススマホのおすすめ
京セラ(KYOCERA) TORQUE G06

水濡れや衝撃への耐性に優れた、高耐久設計のハイエンドタフネススマホです。米国軍用規格MIL-STD-810Hに準拠し、2mの高さからの落下や海水への浸漬にも耐えられるのが特徴。約154×75×14.3mm、約230gとタフネススマホのなかではコンパクトで携帯性も良好です。
Snapdragon 7 Gen 1と6GBメモリにより、日常の操作も快適。約6400万画素の広角カメラを含む三眼構成で、多彩な撮影が可能です。また、取り外し可能な4270mAhバッテリーやワイヤレス充電にも対応し、利便性も高められています。屋外での作業やアウトドアシーンで使うスマホを探している方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) Dura Force EX

業務環境での使用を想定して設計された、耐久性に優れたタフネススマホです。IP65/IP68の防塵・防水性能と、米国軍用規格「MIL-STD-810H」に準拠した構造により、屋外や過酷な現場でも安心して使えます。5.8インチのHD+ディスプレイは手袋を着けたままでも操作しやすく、視認性にも配慮されています。
MediaTek Dimensity 700と4GBメモリを搭載し、業務用アプリの動作も安定。ウォームスワップ対応の4270mAhバッテリーや、カスタマイズ可能なダイレクトボタンも備え、作業効率を高めます。建設・製造・物流など、実務で使える1台を探している方におすすめです。
シャープ(SHARP) AQUOS sense9

高精細な表示と優れた耐久性を両立した、バランスのよいタフネススマホです。約6.1インチのPro IGZO OLEDディスプレイは、最大2000nitの高輝度と1〜240Hzの可変リフレッシュレートに対応し、屋外でも滑らかで見やすい表示を実現。Snapdragon 7s Gen 2と6GBメモリの組み合わせで、日常の操作も快適です。
カメラは5030万画素の標準と広角のデュアル構成で、夜景や接写にも強く、使い勝手に優れています。さらに、防水・防塵・耐衝撃性能に加え、5000mAhの大容量バッテリーも搭載。普段使いを重視しながら、安心感も妥協したくない方におすすめのモデルです。
シャープ(SHARP) AQUOS wish4

約6.6インチのHD+ディスプレイを搭載し、90Hzのリフレッシュレートに対応したタフネススマホです。MediaTek Dimensity 700プロセッサーと4GBメモリを組み合わせ、日常的な操作やアプリの使用に適しています。5000mAhの大容量バッテリーにより、長時間の使用が可能です。
IPX5/IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能、さらにMIL-STD-810Hに準拠した耐衝撃性能を備え、日常のさまざまなシーンで安心して使用できます。約5010万画素のメインカメラは、AIオート機能により被写体に合わせた最適な撮影が可能。また、顔認証と指紋認証の両方に対応し、セキュリティ面でも安心です。初めてスマホを使う方や、シンプルで扱いやすい機種を求めるユーザーにおすすめのモデルです。
FCNT arrows We2 Plus

防水・防塵・耐衝撃に対応し、扱いやすさにも配慮されたタフネススマホです。約6.6インチの有機ELディスプレイは文字が見やすく、シンプルモードに切り替えれば初めてのスマホでも安心。Snapdragon 7s Gen 2と最大12GBメモリを備え、動画視聴やアプリの操作も快適にこなせます。
約5010万画素の広角カメラは、明るく自然な写真が撮れる設計。健康状態のチェックに使えるセンサーや、おサイフケータイなど便利な機能も充実しています。視認性に不安がある方にも適した、シニアにもおすすめのタフネススマホです。
OUKITEL WP100 Titan

防水・防塵・耐衝撃設計で、屋外でも安心して使えるタフネススマホです。33000mAhの超大容量バッテリーを内蔵し、数日単位の電源確保が難しい場面でも使用できます。MediaTek Dimensity 7300と16GBメモリの構成で、処理性能も高水準にまとめられています。
キャンプや災害時に便利な100ルーメンのプロジェクター、1200ルーメンのLEDライトを本体に内蔵。さらに200MPの高解像度カメラも備えており、撮影性能にも優れています。電源を気にせず多機能を使いたい方におすすめのスマホです。
Bullitt Mobile CAT S62 Pro

IP68およびMIL-STD-810Hに準拠した堅牢な設計で、防水・防塵・耐衝撃性能を備えたタフネススマホです。Snapdragon 660と6GBメモリ、128GBストレージを搭載し、業務利用にも十分な性能を確保。さらにFLIRのサーマルカメラを内蔵し、温度の可視化が可能です。
5.7インチのFHD+ディスプレイはGorilla Glass 6で保護され、屋外でも見やすい仕様。4000mAhのバッテリーを備え、耐久性と実用性の両立を図っています。建設や保守業務など、環境に左右されずスマホを使いたい方におすすめです。
Ulefone Power Armor 18T

By: ulefone.com
IP69KとMIL規格に対応した設計で、屋外や作業現場でも扱いやすいタフネススマホです。ミドルクラスのDimensity 900を採用し、メモリ12GB・ストレージ256GBと構成は余裕があります。FLIRの赤外線サーマルカメラを搭載しており、設備の温度確認など実務に役立てることが可能です。
ディスプレイは6.58インチのFHD+、120Hz対応で画面の滑らかさも確保。バッテリー容量は9600mAhと大きく、電源環境が不安定な場面でも使いやすくなっています。機能性と耐久性を両立したモデルを探している方におすすめです。
Ulefone Armor X12

By: ulefone.com
IP68/IP69KとMIL-STD-810Hに準拠した堅牢なボディで、アウトドアや作業現場でも使いやすいタフネススマホです。5.45インチのHD+ディスプレイを搭載し、片手でも扱いやすいサイズ感を実現。MediaTek Helio A22に3GBメモリを組み合わせ、軽めのアプリや通話中心の使い方に適しています。
内蔵ストレージは32GBですが、microSDカードで拡張可能。約4860mAhのバッテリーにより、シンプルな用途であれば十分な持ちを確保できます。価格を抑えつつも耐久性を重視したい方や、初めてタフネススマホを使う方におすすめです。
Blackview BV9300

現場作業や屋外活動を想定し、IP68/IP69KやMIL-STD-810Hに準拠した高耐久設計のタフネススマホです。搭載されているMediaTek Helio G99と12GBメモリは、通信やアプリの安定動作を支える十分な構成。6.7インチのディスプレイは120Hz駆動に対応しており、屋外でも滑らかな表示が可能です。
バッテリーは15080mAhと大容量で、充電回数を抑えたいユーザーにとって心強い仕様。さらに、100ルーメンの高輝度ライトやレーザー距離計を本体に内蔵しており、ツールとしての役割も果たします。スマホ1台で複数の役割を担いたい方におすすめです。
耐久性が高く作業現場やアウトドアで活躍するタフネススマホ。サーマルカメラや超大容量バッテリー、グローブ対応のタッチ操作など、用途に応じた特長を備えたモデルが揃っています。用途とシーンを明確にして選ぶことが満足度アップのポイント。ぜひ自分に合ったモデルを選んでみてください。