動画や映画が迫力ある画面で視聴できる大画面スマホ。電子書籍を読んだりゲームをプレイしたりするのにも便利です。ただし、さまざまなメーカーから多様なモデルが販売されているため、どれを選んだらよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、大画面スマホのおすすめモデルをご紹介します。選ぶ際のポイントについても詳しく解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

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大画面スマホのメリット・デメリット

メリット

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大画面スマホの最大のメリットは視認性に優れている点です。動画や映画を視聴するシーンでは、大画面に映し出される迫力ある映像により、その場にいるような臨場感が体験できます。ゲームをプレイする際は、広い表示領域によりゲームの世界への高い没入感が得られるなど、さまざまなエンタメコンテンツを快適に楽しむことが可能です。

電子書籍やネットサーフィンなどの用途では、文字や画像が大きく表示でき、視認性が高まるのもポイント。そのほか、2つのアプリを同時に表示しておこなう、マルチタスク作業がしやすいのも大画面スマホのメリットです。

デメリット

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多くのメリットがある大画面スマホですが、一番のデメリットとしてあげられるのは携帯性の低下です。画面サイズが大きい分、本体のサイズは大きくなり重量も重くなる傾向にあります。ポケットに収まらなかったりカバンの中でかさばりやすくなるため、持ち運びに不便を感じる場合があります。

片手での操作がしにくいのもポイントです。特に手の小さい方にとっては画面の端まで指が届きにくいので、場合によっては文字入力やアプリ操作の際に、両手を使う必要があります。片手で操作・ホールドしにくいのも大画面スマホのデメリットです。

大画面スマホのおすすめ

アップル(Apple) iPhone 16 Plus

アップル(Apple) iPhone 16 Plus

6.7インチのOLEDディスプレイを搭載したスマホです。コストを抑えつつ、大画面の最新iPhoneを手に入れたい方におすすめのモデル。高精細で広色域に対応しているため、クリアかつ色鮮やかな映像で映画や動画が視聴できます。

A18チップを採用しているのもポイントです。6コアCPUと5コアGPUのほか、16コアのNeural Engineを内蔵しているので、Apple IntelligenceなどのAI関連の処理が効率的にこなせます。

Apple Payに対応しているため、店舗での買い物やWebサイトでの支払いがスムーズ。さらに、交通機関の支払いにも利用できるなど、普段使いの利便性に優れています。

アップル(Apple) iPhone 16 Pro Max

アップル(Apple) iPhone 16 Pro Max

A18 Proチップを搭載した高性能なスマホです。6コアCPUと6コアGPUに加えて、16コアのNeural Engineを内蔵しています。最新のスマホゲームをはじめ、複雑なAI処理などもスピーディーにこなせるおすすめのモデルです。

6.9インチの大画面OLEDディスプレイを採用しています。最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しているので、映像の動きはスムーズです。2868×1320ピクセルの高解像度表示に対応しているため、多様なコンテンツが鮮明な画像や映像で楽しめます。

ボディ素材にチタニウムを採用しているのが特徴。強度が高く、耐久性に優れています。IP68等級の防じん・防水性能を搭載しており、水回りやアウトドアで安心して使えるのも便利なポイントです。

サムスン(Samsung) Galaxy S25 Ultra

サムスン(Samsung) Galaxy S25 Ultra

6.9インチの有機ELディスプレイを搭載した大画面スマホです。できるだけ、画面の大きなスマホが欲しい方におすすめのモデル。3120×1440ピクセル表示に対応しているため、鮮明で迫力ある映像が見られます。最大120Hzのリフレッシュレートに対応しているのも嬉しいポイントです。

約2億画素の広角に加えて、約5000万画素の超広角や望遠カメラを搭載。最大100倍のデジタルズームのほか、光学5倍ズームにも対応しているので、遠くの被写体を画質の劣化なく撮影できます。512GBのストレージを内蔵しており、容量不足の心配をせずにたくさんの高解像度写真が保存できるのも便利です。

ボディには丈夫なチタニウム素材を採用。チタニウムシルバーブルー・チタニウムブラック・チタニウムグレーなど、全部で7種類の本体カラーがラインナップされています。豊富なカラーバリエーションも魅力です。

グーグル(Google) Google Pixel 9 Pro XL

グーグル(Google) Google Pixel 9 Pro XL

6.8インチの「Super Actuaディスプレイ」を搭載した大画面スマホです。LTPO技術を採用しており、1〜120Hzまでの可変リフレッシュレートに対応しているのが特徴。消費電力を抑えつつ、滑らかで見やすい表示を実現したおすすめのスマホです。

フル充電で24時間以上動作するため、バッテリー残量を心配せずに長時間使用できます。別売の「Google 45W USB-C充電器」を使えば、約30分で70%まで充電できるので、朝の忙しい時間帯でも安心です。急速ワイヤレス充電にも対応するなど、使い勝手に優れています。

Googleの最新AI「Gemini」を搭載。「Google Tensor G4」プロセッサを実装しているため、AI関連のさまざま処理が高速で実行できます。消しゴムマジックなど、AIによる日常的な写真・動画の編集作業がスムーズです。

シャオミ(Xiaomi) Xiaomi 14T Pro

シャオミ(Xiaomi) Xiaomi 14T Pro

120Wのハイパーチャージに対応した大画面スマホ。同梱されているACアダプターを使えば、約19分でフル充電が完了します。充電速度を重視する方におすすめのスマホです。外出中に立ち寄ったカフェなどでも、短時間でしっかりとチャージできます。

6.67インチの有機ELディスプレイを搭載。周囲の環境に応じてAIが色温度と輝度をダイナミックに調節するため、場所にかかわらず美しい画像が確認できます。最大144Hzのリフレッシュレートに対応しており、映像やスクロール画面が見やすいのも快適なポイントです。

トリプルカメラを搭載しているのが特徴。メインカメラにライカと共同開発した大口径レンズを採用しているので、夜間や室内などの低光量環境でも細部までクリアな写真が撮影できます。15〜120mmの焦点距離をカバーしており、近距離から遠距離まで、多様な被写体にしっかりとフォーカスできるのも便利です。

シャオミ(Xiaomi) Xiaomi 14 Ultra

シャオミ(Xiaomi) Xiaomi 14 Ultra

ライカのプロフェッショナル光学レンズを搭載したスマホです。カメラ性能にこだわる方におすすめの大画面スマホ。メインカメラに1インチの大型イメージセンサーを採用しているため、ノイズを抑えたクリアな夜景が撮影できます。自然なボケ感が表現しやすいのも嬉しいポイントです。

「XiaomiデュアルチャンネルIceLoopシステム」を採用しているのが特徴。カメラ用の独立した冷却システムを備えているので、ハードな撮影シーンでもパフォーマンスの低下が抑えられます。8コアの「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」と16GBメモリを実装するなど、処理性能は良好です。

6.73インチのAMOLEDを搭載。3200×1440ピクセル表示に対応しているため、スマホで撮影した作品を大きく高精細な画面で確認できます。1〜120Hzのリフレッシュレートに対応するなど、優れた描画性能も魅力です。

シャオミ(Xiaomi) POCO X7 Pro

シャオミ(Xiaomi) POCO X7 Pro

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CPUにMediaTekの「Dimensity 8400-Ultra」を採用した、手頃な価格ながら処理性能に優れたスマホです。コスパのよい大画面スマホが欲しい方におすすめ。6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載しているため、メリハリの効いた美しい映像が見られます。

6000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているのが特徴です。動画視聴なら20時間以上動作すると謳われているので、外出先でも電池切れを心配せずに長時間楽しめます。90Wのハイパーチャージに対応しており、短時間でフル充電ができるのも便利なポイントです。

デュアルSIM・デュアルスタンバイに対応しているのも特徴。1台のスマホで、プライベートと仕事の電話番号を使い分けたい方などにもおすすめです。IP68の防じん・防水性能を備えているため、アウトドアへも安心して持ち出せます。

オッポ(OPPO) OPPO Reno11 A

オッポ(OPPO) OPPO Reno11 A

フルHD+解像度の、約6.7インチの有機ELディスプレイを採用した大画面スマホです。比較的安い価格で購入できる製品を探している方におすすめ。おサイフケータイに対応しているため、日常生活の幅広いシーンで便利に使用することが可能です。

8GBのメモリと128GBのストレージを内蔵するなど、基本スペックが充実しています。microSDカードを利用すれば最大2TBまで拡張できるので、容量不足の心配も少なく済みます。オクタコアのプロセッサを搭載しているため、処理性能が良好です。

カメラ性能が優れているのもポイント。約6400万画素の広角カメラをはじめ、約800万画素の超広角や約200万画素のマクロカメラを内蔵しているので、さまざまな画角での写真やビデオ撮影が楽しめます。

オッポ(OPPO) OPPO A79 5G

オッポ(OPPO) OPPO A79 5G

オクタコアのプロセッサに4GBメモリを組み合わせた、比較的価格の安いスマホです。気軽に購入できる大画面スマホが欲しい方におすすめ。低価格ながらおサイフケータイに対応しているため、使い勝手に優れています。

厚さ約8mmのスリムなボディも特徴。重さも約193gと大画面スマホのなかでは比較的軽量なので、カバンの中でかさばらず気軽に持ち運べます。顔認証と指紋認証の両方に対応しており、外出先でスマートにロック解除ができるのも便利です。

そのほか、5000mAhの大容量バッテリーを内蔵。音楽再生なら約32時間連続で使えるため、電池残量を心配せずに1日中楽しめます。33Wの急速充電に対応しているのもポイントです。約30分で50%チャージできるので、スキマ時間にしっかりと充電して出かけられます。

Nothing Phone 3a

Nothing Phone 3a

シースルーデザインを採用した、ユニークな見た目の大画面スマホです。個性的な製品が好みの方におすすめのスマホ。強化ガラスとアルミニウム素材を組み合わせているため、耐久性にも優れています。

「Essential Key」を搭載しているのが特徴です。ワンボタンで画面上のコンテンツがキャプチャできるほか、長押しすると音声を録音できます。「Essential Space」にAIが自動で整理して保存するため、自分に合った提案やアクションプランの生成も容易です。

さらに、Android 15対応のNothing OS 3.1を搭載。専用に用意されたアニメーション・アイコン・フォントにより、機能的で洗練された見た目のホーム画面が作れます。リフレッシュレート120Hzの6.77インチAMOLEDを採用するなど、優れた描画性能も魅力です。

大画面スマホの選び方

インチ数で選ぶ

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スマホの画面サイズは、ディスプレイの対角線の長さをインチであらわすのが特徴です。1インチは約2.54cmで、数字が大きいほど画面サイズが大きくなります。スマホに採用されている画面サイズはさまざまですが、一般的に6.7インチ以上のモノだと大画面スマホと呼ばれることが多いので、機種選定時の目安にしてみてください。

ディスプレイのアスペクト比もポイントです。アスペクト比とは画面の縦横比を表した数字で、スペックに20:9などと記載されています。縦に比べて横の比率が小さいほど、ボディーがスリムになるのが特徴です。画面サイズが同じスマホでも、見え方や持ちやすさが変わります。

リフレッシュレートをチェック

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リフレッシュレートとは、1秒間にスマホの画面を何回更新できるかを示した数字です。単位はHz(ヘルツ)で表され、90Hz・120Hzといった具合に、リフレッシュレートの数字が大きくなるほど画面の動きが滑らかになります。

FPSやレーシングなどのゲームを快適にプレイしたい方には、リフレッシュレートの高いスマホがおすすめ。画面のスクロールもスムーズなため、普段使いでも快適に利用することが可能です。一般的なスマホのリフレッシュレートは60Hzですが、大画面スマホのなかには、120Hzや144Hzといったモデルもあります。

ディスプレイタイプをチェック

液晶

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液晶ディスプレイはLCD(liquid crystal display)とも呼ばれており、有機ELに比べて安価に購入できるのが特徴。できるだけ価格の安い大画面スマホを探している方におすすめのディスプレイタイプです。

RGB(赤・緑・青)のカラーフィルターを、シャッターで隠したり開いたりして色をコントロールしているため、有機ELに比べるとややぼやけた発色になる点は留意しておきましょう。

有機EL

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有機EL(OLED)には有機EL素子が使用されています。RGBの3つの画素がまとまって1つの画素を形成し、それぞれが自ら発光する仕組みです。色が混ざらず鮮明な映像を映し出せるのが特徴。画質にこだわる方におすすめのディスプレイタイプです。

有機ELスマホのなかにはAMOLEDと呼ばれる駆動形式のモノもあります。アクティブ素子を設置することで、画素ごとにスイッチをオン・オフできるのが特徴です。従来の有機ELディスプレイに比べて、より鮮やかな色やくっきりとした黒の表現を実現しています。