高負荷なスマホゲームを快適にプレイできる「ゲーミングスマホ」。ゲームアプリを快適にプレイできるだけの性能を有したスマホが数多く販売されています。
そこで今回は、おすすめのゲーミングスマホを選び方やおすすめメーカーとともにご紹介。ゲーミングスマホに加え、快適にゲームプレイできるハイスペックなスマホもあわせてピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
ゲーミングスマホとは?

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ゲーミングスマホとは、ゲームアプリのプレイに特化したハイスペックなスマホです。高性能なプロセッサーを搭載しており、3Dゲームやオンラインゲームも快適に遊べます。
また、多くのゲームアプリを保存できるように、一般的なスマホよりも大容量の内蔵ストレージを備えている製品が多いのも特徴。ゲームを快適にプレイするための特別なアクセサリー類が用意されている製品があるのもポイントです。
ゲーミングスマホの選び方
CPUは最新の高性能モデルを

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ゲーミングスマホを選ぶ際には、中枢部分にあたる「CPU」の性能が重要です。ほかのパーツとの兼ね合いもありますが、基本的には搭載しているCPUがハイスペックになるほど、データの処理スピードが速くなり、快適にゲームを楽しめるようになります。
機種によって搭載しているCPUはさまざまですが、現在市販されている多くのゲーミングスマホはクアルコム社の「Snapdragon」シリーズを採用。基本的には、Snapdragonの後ろに続く数字が大きいほうが高性能なモデルです。
パズルゲームや2DのRPGなどの描画負荷が小さいゲームを楽しむなら、ミドルクラスの「Snapdragon 600」シリーズでも十分。最新の3Dゲームを快適に楽しみたいならハイエンドモデルの「Snapdragon 800」シリーズを選んでおくと安心です。
コア数も重要

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CPUのコア数も、ゲーミングスマホ選びにおいて重要なポイントです。2つのコアを搭載する場合は「デュアルコア」、4つのコアを搭載する場合は「クアッドコア」などと表現されることが多く、一般的にはコア数が多いほど処理性能が高くなります。
「オクタコア」以上のコア数を持つCPUを搭載していると、ほとんどのゲームをスムーズに遊べるのでおすすめです。
メモリ(RAM)は最低でも6GB以上

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メモリ(RAM)とは、スマホで作業中のデータを一時的に保存しておくパーツのこと。搭載しているメモリ容量が大きいと、同時に行える処理が増えてゲームがサクサク動くようになります。
最新の3Dゲームを楽しみたいならメモリ容量は最低でも「6~8GB」は欲しいところ。高画質でゲームを楽しんだり、ゲームをプレイしながら録画・配信したりするなら「12GB~」をひとつの目安に選びましょう。
ちなみに、メモリ(RAM)とストレージ(ROM)は、表記に「GB(ギガバイト)」という単位を使うことから、混同して間違えられることがあります。2つのパーツは別モノなので、ゲーミングスマホを選ぶ際には注意しましょう。
高画質でプレイしたいならディスプレイ解像度をチェック

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お気に入りのゲームをきれいな映像で楽しみたいなら、ディスプレイの解像度も重要なポイントのひとつ。基本的には解像度が高いゲーミングスマホほど、きめ細やかな美しい映像が表示されます。
画質にあまりこだわりがなければ、一般的なスマホが採用している「フルハイビジョン(1920×1080)」でも十分ですが、美しい映像でゲームを楽しみたいなら「フルHD+(2340×1080)」や「4K」などに対応したモデルがおすすめです。
ちなみに、ゲーミングスマホの高解像度が高くなると、CPUやRAMにも高いスペックが求められます。これらパーツの処理性能が不足すると、ゲームプレイ時にコマ落ちやカクつきが発生する恐れがあるので、ディスプレイ解像度をチェックする際には、CPUやRAMのスペックもしっかりと確認しましょう。
高リフレッシュレートなら映像も滑らか

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リフレッシュレートとは、1秒間あたりに画面が切り替わる回数を示した値。パラパラする枚数が多いほど滑らかに見える「パラパラ漫画」と同じように、スマホのリフレッシュレートも高いほど映像が滑らかに表示されます。
動きの少ないゲームをプレイするなら特に気にする必要はありませんが、スピード感が重要なゲームをプレイする際には要チェック。ジャンルにもよりますが、快適にゲームを楽しみたいなら、リフレッシュレートは最低でも90Hzは欲しいところです。
レスポンスが重要なFPSやレースゲームを楽しむなら、120Hz・240Hzの高速リフレッシュレートに対応したモデルがおすすめです。
バッテリー容量をチェック

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スマホでゲームをしていると、CPUやグラフィックチップに大きな負荷がかかりバッテリーの消費が激しくなります。そこで重要なのがゲーミングスマホのバッテリー容量です。
バッテリー容量は「mAh(ミリアンペア)」という単位で表記されており、基本的にはその数字が大きくなるほどバッテリーの持ちがよくなります。プレイするゲームにもよりますが、3000~4000mAhほどのバッテリー容量があれば快適にゲームが楽しめます。
時間を気にせずゲームを楽しみたいなら、5000~6000mAhの大容量バッテリーを搭載したモデルを選ぶのもおすすめです。
サウンド性能をチェック

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人気声優のボイスが楽しめるゲームや、リズムゲームなどの音が重要なゲームを楽しみたいなら、ゲーミングスマホのサウンド性能もしっかりとチェックしましょう。
具体的には、イコライザーを細かく設定できる「Dolby Atmos」、ワイヤレスでも原音をほぼ忠実に再現できる「aptX」に対応したモデルがおすすめ。より高音質でお気に入りのゲームを楽しめます。
冷却性能をチェック

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ゲーム中はCPUやグラフィックチップなどのパーツに大きな負荷がかかり、スマホ内部に熱が蓄積していきます。発熱した状態でスマホを使っていると、CPUのパフォーマンスが落ちたり、バッテリー性能が低下したり、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
そこでポイントになるのが冷却システムの有無です。専用の液体でスマホ内部を冷やす「水冷冷却システム」や、熱の移動効率を上げる「ヒートパイプ」を搭載したモデルなら、発熱を気にせず長時間快適にゲームが楽しめます。
気に入ったゲーミングスマホに冷却システムがついていない場合は、スマホに直接装着する「スマホクーラー」を使うのがおすすめ。ゲーム中でも発熱したスマホを効率よく冷却できます。
サイズをチェック

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ゲーミングスマホを選ぶときは、サイズも確認しましょう。手の大きさに適した、プレイしやすいサイズを選ぶのがおすすめです。
大型ディスプレイは画面が見やすいので、敵の位置などを把握するのに適していますが、手の小さな方だと持ちづらくスムーズにプレイできません。一方、コンパクトなサイズを選択すると持ちやすくなるものの、画面が見えにくくなります。
手の大きさには個人差があるので、自分に合ったサイズのスマホを探してみましょう。
モバイルバッテリーがあれば外出先でも安心

バッテリー容量が大きいスマホを選んでも、外で長時間ゲームをプレイしていると充電切れを起こしてしまうことがあります。大容量のモバイルバッテリーとセットで携帯しておくと、外出先でも安心して長時間ゲームができるのでおすすめです。
その他周辺アクセサリーもチェック

基本性能が高ければ、スマホだけでゲームをプレイできますが、より本格的にプレイしたい方は、周辺アクセサリーもチェックしましょう。
たとえば、スマホコントローラーを使えば、十字キーやL/Rボタンなどが搭載されているので、一般的なゲーム機と同じような感覚で操作できます。複雑な操作が求められるゲームでは、スマホだけでプレイするよりも快適にプレイできます。
「スマホのディスプレイだけでは操作性に問題がある」と感じている方は、対応するコントローラーがあるかをチェックしてみてください。
ゲーミングスマホのおすすめメーカー
エイスース(ASUS)

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エイスースは台湾に本社を置くメーカーで、パソコンやスマホ本体および周辺機器を取り扱っています。自作市場では特にマザーボードが有名。高い支持を得ており、トップクラスのシェアを有しています。
スマホ分野では、SIMフリーで人気の「ZenFoneシリーズ」を展開しています。シンプルなデザインで高性能。ゲーミング用としてはもちろん、普段使いにもおすすめです。
シャオミ(Xiaomi)

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シャオミは、2010年に設立した中国の総合家電メーカー。主力製品のスマホから、ウェアラブル端末、スマート家電まで、さまざまな製品を取り扱っています。
ゲーミングスマホでは、ハイスペックな「Black Sharkシリーズ」が人気。また、価格の安いゲーミングスマホもラインナップしているので、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめのメーカーです。
ゲーミングスマホのおすすめモデル
エイスース(ASUS) ROG Phone 6 WH12R256
最大3.2GHzクロックを実現したゲーミングスマホです。管理アプリ「Armoury Crate」を使えば、CPUが持つ性能が限界まで引き出せます。複雑なゲームから負荷の大きなアプリで、スムーズに立ち上げられるのが特徴です。
サムスン製の6.78型AMOLEDディスプレイを採用。リフレッシュレートは165Hzで、美麗かつ滑らかな映像でゲームが楽しめます。さらに、左右対称にデュアルスピーカーを搭載しており、バランスに優れたステレオサウンドが再生できるのも魅力です。
最大1677万ある色の組み合わせから、自由にRGBライティングがカスタマイズできます。また、3つの冷却手段を搭載しており、本体が熱くなりにくいのもポイント。長時間快適にゲームができるハイエンドモデルを探している方におすすめのアイテムです。
エイスース(ASUS) ROG Phone 5 ZS673KS
Qualcomm Snapdragon 888 5Gプロセッサを採用し、最大144Hzのリフレッシュシートを実現したゲーミングスマホです。FPSやスポーツなど、動きの激しいゲームでもカクつくことなく快適にプレイできます。
6000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのが特徴。電池の残量の心配を軽減して長時間遊び続けられます。加えて、左右対称のデュアルフロントステレオスピーカー採用により、臨場感のあるサウンドが楽しめるのも魅力です。
10種類のジェスチャーが検知可能なうえ、ジャイロセンサーが付いているのもポイント。本体を傾けたり揺らしたりするだけでゲームが楽しめます。直感的な操作ができるゲーミングスマホを探している方におすすめのアイテムです。
シャオミ(Xiaomi) POCO F4 GT
最大120Hzのリフレッシュレートと最大480Hzのタッチサンプリングレートを実現したゲーミングスマホです。タッチ操作に繊細に反応し、動きの激しいゲームも滑らかな映像でプレイできます。安定してゲームを楽しみたい方におすすめです。
容量が4700mAhのバッテリーを搭載。電池の残量を気にすることなく、長時間遊び続けられます。加えて、120Wの急速充電やマルチタブワインディングテクノロジーなどの採用で、バッテリーが切れても素早く充電できるのが魅力です。
自動的に5GとWi-Fiが適切に切り替わる「Multi-Link 5.0 テクノロジー」が備わっているのもポイント。ネットワークを常に安定した状態に保ちます。また、多層冷却システム付きで、本体が熱くなりにくいのも特徴です。
シャオミ(Xiaomi) 11T Pro 5G
10億色以上に対応した、フラット有機ディスプレイを搭載しているゲーミングスマホです。さまざまなゲームを美麗な映像で楽しめます。加えて、120Hzのリフレッシュレートと最大480Hzのタッチサンプリングレートを実現しているのも特徴です。
シャオミ独自のデュアルスピーカーを搭載しているのもポイント。360°サラウンドサウンドを実現しているため、臨場感のある音のなかでプレイできます。また、Qualcomm Snapdragon 888 5Gプロセッサ搭載で、重たいゲームもスムーズにプレイ可能です。
わずか17分で100%充電できるのも魅力。充電が切れている際にイベントが始まっても、素早く参加できます。さらに、-10℃の低温下でも充電が可能。場所を選ばず、ゲームを優位に進めたい方におすすめのアイテムです。
シャオミ(Xiaomi) Redmi Note 11 Pro 5G
120Hzのリフレッシュレートを実現しているゲーミングスマホです。動きの激しいゲームでも、滑らかで素早い使用感が味わえます。加えて、約6.67インチの有機ELディスプレイ搭載で、細かいところもキレイに表示されるのが特徴です。
容量が5000mAhのバッテリーを搭載。外出先でも充電切れを抑えて長時間プレイできます。さらに、急速充電に対応した充電器を付属しており、わずか15分で約50%まで充電できるのもポイントです。
本体を冷却しつつ、同時に急速充電を行う環状ヒートパイプシステムと多層グラファイトシートを採用。トラブルを気にすることなくゲームが楽しめます。CPUのパフォーマンスが落ちにくいゲーミングスマホを探している方におすすめのアイテムです。
オッポ(OPPO) Find X3 Pro CPH2173
120Hzのリフレッシュレートが備わっているゲーミングスマホです。滑らかな操作性が体感できます。加えて、O-Sync ディスプレイハイパーレスポンスエンジン搭載で、ラグの少ないゲーミング体験ができるのも特徴です。
低消費電力と優れたバッテリー性能を同時に実現したQualcomm Snapdragon 888チップセットを搭載。また、10分で約40%の充電が可能なフラッシュチャージや、ワイヤレス充電にも対応しています。長時間プレイできるモデルを探している方におすすめです。
オッポ(OPPO) Reno5A CPH2199
低消費電力と優れた処理能力を兼ね備えたQualcomm Snapdragon 765Gチップセットを搭載しているゲーミングスマホです。負荷の大きなゲームも快適に楽しめます。
6GBのメモリと128GBのストレージで、複数のゲームを同時に起動できるのもポイント。ゲームをしながらSNSで攻略情報を確認することもできます。価格が安く、スペックの高いモデルを探している方におすすめのアイテムです。
オッポ(OPPO) Reno7A CPH2353
4500mAhのバッテリーを搭載しているゲーミングスマホです。バッテリー切れを気にすることなく持ち運べるため、外出先でもゲームが楽しめます。加えて、18Wの急速充電に対応しているのも特徴です。
5Gに対応したチップセットを搭載しているのもポイント。ゲームのアップデートや追加データのダウンロードも素早く行えます。オンラインゲームを楽しむのに適しており、コストパフォーマンスに優れたモデルを探している方におすすめです。
オッポ(OPPO) A77 CPH2385
ステレオスピーカーを搭載しているゲーミングスマホです。没入感のあるサウンドのなかでゲームが楽しめます。加えて、音響最適化技術を採用することで、ノイズの発生を低減しているのも特徴です。
ブルーライト軽減機能付きの6.5インチディスプレイを採用しているのもポイント。目への負担軽減が期待でき、長時間プレイに適しています。価格が安く、初めてゲーム用のスマホを購入する方にもおすすめのアイテムです。
Nubia Technology REDMAGIC 7

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1プロセッサを搭載しているゲーミングスマホです。負荷の大きなゲームも滑らかな映像で楽しめます。加えて、最大165Hzのリフレッシュレートで、クリアかつ美麗なビジュアル体験ができるのも魅力です。
アクティブとパッシブ両方の放熱方式を組み合わせることで、優れた冷却システムを実現しているのもポイント。発熱を気にすることなく、長時間のプレイが楽しめます。安定したゲーミング体験を楽しみたい方におすすめのアイテムです。
最近では3Dグラフィックを駆使した負荷の大きいゲームアプリも多く、画質などを落とさずプレイするには高いスペックを要求されることもあります。本格的に楽しみたい方や快適なプレイで周りと差をつけたい方は、ゲーミングスマホかハイスペックなスマホが必要です。ぜひ、自分にぴったりの製品を見つけてみてください。