仕事用やゲーム用、Wi-Fiルーター代わりとしても使えるサブ機の「スマホ」。ビジネスシーン向けの安価なモデルからゲーミングタイプのハイスペックなモデルまで、さまざまなスマホをサブ機として活用できます。
本記事では、サブ機におすすめのスマホをご紹介。サブ機の基本情報やメリット・デメリットなども解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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そもそもサブ機とは?

By: mi.com
サブ機とは、普段利用しているメインのスマホとは別にもう1台以上持つスマホのことです。仕事用とプライベート用で分けたり、カメラやゲームなど用途別に端末を分けたりといった使い方が可能です。
メイン端末のバッテリーが切れたり故障したりした際、代わりに使えるのもサブ機の魅力。ただし、スマホの台数が増えるほど経済面の負担も大きくなります。なるべく出費を抑える方法もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
サブ機のスマホを使うメリット
格安SIMを使えばスマホ代を安くできる

格安SIMを使えば、サブ機のスマホ代を安くできます。格安SIMとは、大手携帯キャリアから回線を借りてサービスを提供している通信会社のことです。一般的な大手キャリアよりも大幅に安くネットを利用できます。
ただし、格安SIMを利用するにはSIMフリーとして販売されているスマホや、キャリアでSIMロックを解除してもらったスマホを購入する必要があるので留意しておきましょう。
バッテリー切れの心配を減らせる

By: oppo.com
サブ機のスマホがあると、バッテリー切れの心配を減らせる点もメリットです。メインのスマホ1台のみの場合、バッテリーが切れると使えなくなってしまい、急ぎの用事があってもメッセージに返信したり着信に応答したりできなくなってしまいます。
一方、サブ機のスマホを持っていれば、メイン端末のバッテリーが切れてしまってもサブ機で代用できます。外出した際、なかなか充電する機会がない方におすすめです。
ストレージの容量不足を補える

By: oppo.com
サブ機のスマホを使うメリットとして、ストレージの容量不足を補えることが挙げられます。メイン端末と合わせて最低でも2台以上のスマホがあれば、優先順位の低いデータを片方に集約でき、もう一方のスマホの容量を節約可能です。
メインのスマホで大量に写真や動画を撮影したり、アプリをインストールしたりしてストレージが圧迫している方は、ぜひサブ機の導入を検討してみてください。
テザリングを使えばWi-Fiルーターとしても便利

By: motorola.co.jp
サブ機のスマホがあれば、テザリングを使ってWi-Fiルーター代わりにできるのもメリット。テザリングとは、モバイルデータ通信ができる端末を利用し、ほかの端末をインターネットに接続する機能のことです。
メイン端末やノートパソコンをインターネットと接続するのに便利です。テザリングしたサブ機のデータ容量が使用されるので、大容量のプランを契約しておくことも検討してみてください。
紛失した端末をもう1台で探し出せる

サブ機のスマホがあると、スマホを紛失したときにも役に立ちます。例えば、自宅でメインのスマホを紛失してしまったとき、サブ機でメイン機の電話番号に発信すれば電話がかかるので、すぐに場所を特定可できます。
また、iOSやAndroidに用意されている端末を探す機能が使えるのもメリット。タブレットやパソコンなどがなくても、サブ機のスマホでスムーズに位置情報を確かめられます。
サブ機のスマホを使うデメリット

サブ機のスマホを使う場合、メイン端末とは別の回線を契約する必要があり、毎月の通信費が高くなってしまうのがデメリットです。スマホ本体の価格は安くても2万円前後はするため、本体の購入にもお金がかかってしまいます。
また、常に2台のスマホを管理しなければならない点にも注意しましょう。特に、テザリングを利用してWi-Fiルーター代わりにする場合は、テザリングが有効になっているかどうかを確かめてから使う必要があります。
サブ機に適したスマホの選び方
用途に合ったスペックを選ぶ
仕事用なら最低限のスペックを備えたモノを

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仕事用としてサブ機を使う場合、最低限のスペックを備えたモノがおすすめです。ハイスペックなモデルほど価格が高い傾向にあるので、そこまでスペックを必要としないときは最低限のスペックを有した安価なモデルを選びましょう。
最近のスマホであれば、多少スペックが低くてもWebサイトの閲覧やメッセージのチェックと送信などは、スムーズに操作可能。自分の仕事にとってどれくらいのスペックが必要なのかをしっかり確認してみてください。
ゲーム用ならスペックの高いモノを

By: sony.jp
サブ機のスマホをゲーム用として使いたい場合は、できるだけスペックの高いモデルがおすすめです。スマホゲームのなかには高いパフォーマンスを要求するタイトルも多くあるので、ハイスペックなモデルなら快適にプレイできます。
特に、ゲーム向けに設計されているゲーミングスマホがおすすめです。スペックが高いだけではなく、ゲーム用の機能も充実しています。
価格をチェック

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サブ機のスマホを選ぶときは価格も重要です。2万円台の安価なモデルから、スマホは20万円前後の高価なモデルまで価格帯が幅広いので、サブ機の用途や予算などに合わせて適切な価格のモデルを選びましょう。メールや通話用なら安価なモノ、ゲーム用ならスペックの高いモノがおすすめです。
格安スマホを契約するならSIMフリー端末を選ぶ

By: jp.sharp
サブ機用回の線として格安SIMを契約する場合は、SIMフリーのスマホがおすすめです。SIMフリーとは、SIMロックがかけられていないスマホ。一般的に、大手キャリアのスマホは契約先の回線でのみ使えるようにロックされているので注意が必要です。
SIMフリーのスマホであれば、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天などさまざまなキャリアのSIMカードを挿して利用できます。ただし、契約したい回線のバンドに対応している必要があるため、事前によく確認しておきましょう。
サブ機におすすめのスマホ機種
シャープ(SHARP) AQUOS sense9

コンパクトで使いやすいサブ機におすすめのスマホです。約6.1インチサイズのディスプレイを搭載しており、重量は約166g。SoCには「snapdragon7s Gen 2」を採用し、普段使いや仕事などで快適に使用できるスペックを有しています。
ディスプレイには美しい映像を表示できる有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載。加えて、最大240Hzのリフレッシュレートにも対応しているので、残像感の抑えられた滑らかな映像を表示できます。
コンパクトながらもステレオスピーカーを内蔵しているのもポイント。アウトカメラは、標準レンズと広角レンズを採用したデュアルレンズ仕様です。本体は、IPX5/8の防水とIP6Xの防塵に対応し、MIL規格にも準拠する優れた堅牢性を有しています。
グーグル(Google) Pixel 8a

コスパのよい廉価モデルの、サブ機におすすめのスマホです。比較的安い価格ながらも上位モデルの「Pixel 8」と同じSoCを搭載し、優れたコスパのよさを実現しています。
画面のサイズは約6.1インチで、解像度は2400×1080。アウトカメラはデュアルレンズ仕様で、広角レンズとウルトラワイドレンズを搭載。写真の背景に映り込んでしまったモノや人物を消去できる「消しゴムマジック」や、ぼけの補正ができる「ボケ補正」など、さまざまな便利機能に対応しているのも魅力のひとつです。
本体はIP67の防塵・防水性能に対応。ホコリや水を気にすることなく、屋外でも安心して使用できます。バッテリー容量は4492mAh。生体認証は顔認証と指紋認証に対応しています。
オッポ(OPPO) Reno11 A
コスパがよく、普段使いや仕事での使用にぴったりのサブ機におすすめのスマホです。SoCにMediaTekの「Dimensity 7050」を採用し、比較的安い価格ながらも充実したスペックを有しています。
画面のサイズは6.7インチで、最大120Hzのリフレッシュレートに対応。スクロール時など、映像を滑らかに表示できます。OSには、Androidをベースにした独自の「ColorOS 14」を採用。アウトカメラには、約6400万画素の広角レンズ・約800万画素の超広角レンズ・約200万画素のマクロレンズを搭載しています。
バッテリー容量は5000mAhあるので、充電を気にすることなく長時間使用可能です。また、最大67Wの急速充電に対応しているのもメリット。時間のないときでも高速でフル充電できるので便利です。
シャープ(SHARP) AQUOS wish4

6.6インチサイズのディスプレイを搭載した、エントリークラスのスマホです。SoCには、MediaTekの「Dimensity 700」を採用。ゲームにはあまり向きませんが、メールの確認やWebサイトの閲覧、SNSのチェックなどの用途であれば十分快適に使用できます。仕事用のサブ機などにもおすすめです。
また、「ジュニアモード」や「かんたんモード」にも対応しているので、子どもやスマホを使い慣れていない方にもぴったり。本体はマットな手触りのシンプルなデザインです。落下の衝撃などにも強く、堅牢性も高いので、安心して使用できます。
そのほか、IPX5/8の防水とIP6Xの防じん性能にも対応。バッテリー容量は5000mAhです。
モトローラ(Motorola) Moto g64 5G
SoCにMediaTekの「Dimensity 7025」を採用した、サブ機におすすめのスマホ。安い価格ながらも普段使いで快適に動作するコスパのよさが魅力。仕事用のスマホにもぴったりです。
約6.5インチサイズのディスプレイを搭載しており、解像度は2400×1080。滑らかな映像を表示できる最大120Hzのリフレッシュレートに対応しているのもポイントです。
バッテリー容量は5000mAhあるので、残量を気にすることなく長時間使用できます。エントリーモデルながらも、高級感のあるデザインに仕上がっているのも魅力のひとつ。そのほか、おサイフケータイとFeliCaにも対応しています。
サムスン(Samsung) Galaxy S24

6.2インチサイズのディスプレイを搭載した、比較的コンパクトなスマホです。手に馴染みやすいサイズ感で、スムーズに操作可能。また、最大2600nitsの明るいディスプレイを採用しているので、屋外の明るい場所でも高い視認性を実現します。
SoCにはハイスペックな「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を採用。バッテリー容量も4000mAhあるので、長時間使用可能です。
アウトカメラには、1200万画素の超広角レンズ・5000万画素の広角レンズ・1000万画素の望遠レンズを搭載。写真の編集や加工も手軽にできるので、きれいな写真を簡単に撮影できます。
FCNT arrows We2 Plus
比較的安い価格ながらもスペック面が充実した、サブ機におすすめのスマホ。SoCに「Snapdragon 7s Gen 2」を採用しており、普段使いや仕事で快適に使用できるスペックを有しています。また、軽めのゲームであればプレイ可能です。
画面のサイズは約6.6インチで、色彩豊かな映像を表示できる有機ELディスプレイを採用。最大144Hzのリフレッシュレートにも対応しており、映像も滑らかに表示できます。指紋認証センサー付きの電源ボタンに、スクロールや拡大などの操作ができる独自の「Exlider」機能を搭載しているのも特徴のひとつです。
また、アウトカメラ下に、自律神経の測定に役立つセンサーを搭載しています。バッテリー容量は5000mAh。本体は、IPX5/IPX8とIP6Xの高い防水・防塵性能にも対応しています。ハンドソープで水洗いも可能です。
モトローラ(Motorola) edge 50 pro
充実したスペックを有するミドルクラスのスマホです。エッジディスプレイと背面にヴィーガンレザーを採用した、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。画面のサイズは6.7インチとやや大きめです。
精細な映像を表示できる解像度2712×1220の有機ELディスプレイを搭載しており、144Hzのリフレッシュレートにも対応。SoCには「Snapdragon 7 Gen 3」を採用しており、普段使いはもちろん、軽めのゲームなども快適にプレイできます。
バッテリー容量は4500mAhで、125Wでの急速充電に対応しているのもメリットのひとつ。同梱する充電器を使用することで、最短19分でフル充電可能です。
そのほか、本体を2回振り下ろすことでライトが点灯する機能や、持ったまま手首を2回ひねることでカメラが起動する機能なども搭載しています。
シャオミ(Xiaomi) Redmi 12 5G
6.8インチサイズの見やすいディスプレイを搭載した、サブ機におすすめのスマホ。比較的安い価格で購入できるエントリーモデルです。メールの返信・確認などがメインの、普段使いや仕事用に適しています。
バッテリー容量は5000mAhと大容量。充電の手間も減らせます。本体はIP53の生活防水と防塵に対応。屋外でも安心して使用できます。側面のボタンには指紋認証センサーを搭載。そのほか、おサイフケータイに対応しており、3.5mmヘッドホンジャックも搭載されています。
アップル(Apple) iPhone 16

スタイリッシュなデザインで人気の高い、サブ機におすすめのスマホ。独自のOS「iOS」を採用しているのが特徴で、iPhoneならではのシンプルな使い勝手が魅力のひとつです。
また、SoCにも独自の「A18チップ」を採用しており、高負荷時でもスムーズに動作する高いスペックを有しています。ゲームなども快適にプレイ可能です。画面のサイズは6.1インチで、筐体には堅牢なアルミニウム素材を採用しています。
また、iPhone 16シリーズでは新たに「カメラコントロールボタン」と「アクションボタン」を搭載。カメラコントロールボタンではカメラのズームや設定の変更ができ、アクションボタンには好みの機能を割り当てできます。
アップル(Apple) iPhone 16e

iPhone 16の廉価版で、iPhone SEの後継機として発売された、サブ機におすすめのスマホ。iPhone 16と同じSoC「A18チップ」を搭載し、負荷の高いゲームアプリもサクサク動作します。
また、最大26時間のビデオ再生ができるロングバッテリーも魅力。持ち歩く時間が長い方や、充電の手間を減らしたい方にもおすすめです。
カメラは単眼の「48MP Fusionカメラ」を採用。2倍望遠機能も統合されており、光学ズームも使えます。さらに、4Kのドルビービジョンビデオに対応し、高音質の録画も可能です。
画面は高精細で鮮やかな「Super Retina XDRディスプレイ」を採用。動画視聴やゲームプレイ、読書などさまざまな用途に使えるモデルです。
ソニー(SONY) Xperia 1 VI

さまざまな用途で使用できるハイエンドモデルのスマホです。QualcommのハイスペックSoC「Snapdragon 8 Gen 3」を採用しているので、スムーズな動作を実現しています。放熱性にも優れているので、高負荷時でも高いパフォーマンスを発揮可能です。
また、ゲーム向けの専用機能「ゲームエンハンサー」を搭載し、最大120Hzのリフレッシュレートにも対応しています。滑らかな映像で快適にゲームをプレイ可能。高負荷なゲームをよくプレイする方にもおすすめのモデルです。
カメラの性能も高く、背面に超広角・広角・望遠の3つのレンズを搭載しています。操作性に優れた独自のカメラアプリが用意されているのもポイントです。手軽に美しい写真や動画を撮影できます。高性能なサブ機を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
番外編|サブ機なら中古スマホの購入も検討しよう

サブ機のスマホを購入する場合、新品のスマホだけではなく中古のスマホも選択肢に挙げられます。中古スマホであれば、高性能なモデルでも安く購入しやすいので、限られた予算でハイスペックなモデルが欲しい方におすすめです。
ただし、中古スマホはバッテリーが劣化していると、充電してもすぐに消耗してしまう場合があります。iPhoneや一部Androidスマホなどの機種であれば、設定からバッテリーの劣化具合を確認しましょう。
また、購入したい中古スマホが赤ロムでないかどうかも要チェック。赤ロムとは、前所有者による料金未払いなどが原因でキャリアからネットワーク利用制限をかけられている端末です。端末ごとに割り振られているIMEIという番号を各携帯電話会社の確認ページに入力すれば、赤ロムかどうかをすぐに確認できます。
メイン機のほかにサブ機のスマホがあると、ゲームや仕事などのデータをメインのスマホとは別に管理できます。Wi-Fiルーター代わりにしたり紛失時やバッテリーが切れたときに使ったりなど、さまざまなシーンで活用可能です。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリの1台を見つけてみてください。