老若男女を問わず、多くの方が使っているスマートフォン。スペックの向上とともに本体サイズも大型化しており、特にハイエンドクラスのスマホは画面サイズ6.0インチ以上の機種が多数を占めています。
大画面のスマホは動画視聴などには便利ですが、持ち運びにくく操作しにくい場合があります。そこで今回は、小型スマホのおすすめモデルをご紹介。選び方も解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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小型スマホとは?
小型スマホには明確な定義はありません。現在のスマホの主流は6インチ台後半なので、一般的には5~6インチ前後のスマホが小型スマホと呼ばれています。例えば、第3世代のiPhone SEの画面サイズは4.7インチです。
小型スマホは手の小さい方でも片手で操作しやすく、洋服やカバンのポケットに収納しやすい点がメリット。また、数は多くないものの、最近は一般的なサイズのスマホながら画面を折りたためるタイプも登場しています。
小型スマホのおすすめモデル
アップル(Apple) iPhone SE
コンパクトなiPhoneを探している方におすすめのモデル。4.7インチのディスプレイの下には、ホームボタンが搭載されています。ホームボタンは「Touch ID」にも対応しているので、指を乗せるだけでスムーズにロックを解除可能です。
プロセッサーには独自の「A15 Bionic」を採用しており、コンパクトながら十分なパフォーマンスを実現しています。IP67の耐水性を有しており、屋外や水回りで安心して使える点も魅力です。
アップル(Apple) iPhone 15
ハイスペックな小型スマホ。Appleの「A16 Bionicチップ」を内蔵しており、スピーディかつマルチな処理ができます。48メガピクセルの超広角メインカメラにより、解像度の高い写真の撮影も可能。コンパクトながら性能のよいモデルが欲しい方におすすめです。
画面がきれいなのも魅力。2556×1179ピクセルの高解像度にくわえ、色域を広くカバーするディスプレイを採用しています。クリアで色鮮やかな映像が楽しめるため、スマホでの映画鑑賞やゲームにもぴったり。屋外でのピーク輝度が2000ニトと非常に明るく、視認性が高いのも特徴です。
高い耐水性能をそなえているのもポイント。IP68等級かつ、最大30分間水中に入れても壊れにくいため、雨の日や水場での使用もできます。また、USB Type-Cに対応しているので、他のケーブルと互換性があるのも強みです。
サムスン(Samsung) Galaxy Z Flip5
折りたたみに対応するおすすめの小型スマホ。6.7インチのディスプレイを縦に折りたためるのが特徴です。ハイスペックなスマホを通常の半分のサイズで持ち運べます。特殊な構造を採用していながら防水に対応している点も魅力です。
本体の背面には、「フレックスウィンドウ」と呼ばれるサブディスプレイも搭載されています。フレックスウィンドウでは通知のチェックや返信、音楽のコントロールができるほか、GoogleマップやYouTubeなど一部のアプリも利用可能です。
広角カメラと超広角カメラも搭載されており、フレックスウィンドウにプレビューを表示してセルフィーも楽しめます。折りたためる構造を利用して、三脚を使わずにカメラを固定できるのも特徴です。
おサイフケータイにも対応しているので、SuicaやQUICPayなどの電子マネーも利用できます。
サムスン(Samsung) Galaxy S23
プログレードと謳われる高品質なカメラ性能を備えた小型スマホです。ナイトグラフィーに対応しており、夜間や暗い場所など光量が少ない場所ではAIが色味などを自動で補正。明るく鮮やかに仕上げてくれます。スマホで頻繁に写真や動画を撮影する方にもおすすめです。
ディスプレイには、明るさや眩しさを自動で軽減する「ビジョンブースター」を搭載。日中の屋外でも画面が見やすくなっています。ほかにも3900mAhのバッテリー容量を備え、長時間でも使用可能。外出中にゲームや映画を楽しみたい方にも重宝します。
前面と背面にはスマホ向けの強化ガラスを採用。フレームには頑丈なアーマーアルミを使用し、高い耐久性と高級感のあるデザインを両立しています。さらに、IPX5/IPX8 ・ IP6X規格に準じた防水・防塵性能を搭載。幅広い場面で安心して使用できるのもメリットです。
楽天(Rakuten) Rakuten Hand 5G
スリムながら高性能な、おすすめの小型スマホ。本体サイズが約高さ138×幅63×厚さ9.5mmと非常にコンパクトなので、片手でも無理なく操作できます。ディスプレイサイズは約5.1インチ。鮮やかな有機ELパネルが採用されています。
背面には約6400万画素のカメラが搭載されており、鮮やかで高精細な写真を撮影可能です。レンズの性能が高く、被写体に近づいた写真が撮れるのも特徴。また、一眼レフカメラのように背景をぼかすモードも搭載されています。
顔認証と指紋認証の両方に対応。指紋センサーはディスプレイの下層に埋め込まれており、スタイリッシュなデザインを実現しています。また、おサイフケータイにも対応しているため、さまざまな電子マネーを利用可能です。
ソニー(SONY) Xperia Ace III
デザインがおしゃれなおすすめの小型スマホ。約5.5インチのディスプレイを搭載しており、横幅約69mm、厚さ約8.9mmのコンパクトかつスリムなサイズに仕上げられています。背面がマットで傷が目立ちにくく、高級感があるのもポイントです。
コンパクトながらバッテリー容量が4500mAhと大きく、充電なしでも長時間安心して使用できます。独自の充電最適化技術や「いたわり充電」などの搭載によりバッテリーの劣化が抑えられるため、長期間使いやすいのも魅力です。
ソニー(SONY) Xperia 10 V
軽量かつスリムで取り回しやすい小型スマホです。重量は約159gと軽く、ポケットなどに入れての持ち運びや長時間の使用も快適。横幅約68mmとコンパクトなので、片手でも持ちやすいのが魅力です。
ソニーが展開しているテレビ「ブラビア」の映像技術を取り入れた有機ELディスプレイを搭載。くっきりとした色を映し出せます。ディスプレイのアスペクト比は21:9を採用。多くの映画に採用されているアスペクト比と同じなので、スマホで映画をよく観る方にもおすすめです。
5000mAhの大容量バッテリーを搭載。長時間の外出や、旅行先でも充電を気にせず使用できます。使用環境にもよりますが、ダウンロード再生時であれば約34時間の連続動画再生が可能。高いスタミナを備えた小型スマホを探している方はチェックしてみてください。
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ソニー(SONY) Xperia 5 V
高音質が魅力の小型スマホ。独自のAI技術を用いた「DSEE Ultimate」を搭載しており、圧縮音源の高音質化が可能です。スピーカーやワイヤレスイヤホンなど、出力方法を問わずクリアな音が楽しめるので、コンサート映像や音楽配信サービスを高音質で楽しみたい方におすすめです。
高画質なディスプレイも魅力。高精細な映像が楽しめる「X1 for mobile」を搭載しているほか、色鮮やかなHDRコンテンツも楽しめる「リアルタイムHDRドライブ」機能もついています。6.1インチと小型ながら、映像美を体感できるモデルです。
暗所でもきれいな写真が撮れるのも強み。「Exmor T for mobile」センサーで、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮影できます。また、大容量のバッテリーもポイント。5000mAhの容量を備えており、1日中使ってもバッテリーが50%残ると謳われています。
シャープ(SHARP) AQUOS sense8
美しい写真や動画を撮影したい方におすすめの小型スマホです。光学式と電子式両方の手ブレ補正に対応しており、くっきりとした写りを実現しています。被写体とすぐにピントが合う瞳オートフォーカスを備え、シャッターチャンスを逃さず撮影できるのもメリットです。
独自のパネル「IGZO OLED」を使用した約6.1インチのディスプレイを搭載。網膜残像を軽減し、なめらかな映像を楽しめます。ブルーライトが低減されており、長時間でも快適に映画やゲームなどに没頭できるのも魅力です。
マットな質感で高級感のあるアルミフレームもポイント。歪みや破損から大切なスマホを守ります。横幅約71mmとコンパクトかつ、重さ約159gと扱いやすい軽量小型なサイズ感もメリットです。
シャープ(SHARP) AQUOS wish3
初心者におすすめのシンプルな小型スマホ。文字やアイコンを大きく表示する「かんたんモード」や、利用状況や利用制限がかけられる「ジュニアモード」など、簡単かつ安全にスマホを使用できる機能が備わっています。高齢者の方や子供の最初の1台におすすめです。
タフなボディも魅力。IPX5/7の防水性能とIP6Xの防塵性能を備えており、雨の日や水回り、屋外で使っても故障しにくいのが特徴です。また、アメリカ国防総省が定めたMIL規格18項目に準拠しており、衝撃や振動に強いのもポイント。壊れにくいモデルを探している方にもぴったりです。
きれいな写真が撮れるのもポイント。人物や料理、景色など、被写体に合わせて自動でモードが設定される「AIオート」を搭載しています。画質処理エンジン「ProPix4 lite」により、クリアな写真が残せるのもメリットです。友人や家族と写真を撮ることが多い方はぜひチェックしてみてください。
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Unihertz Jelly Star
非常にコンパクトかつ軽量な、おすすめの小型スマホ。Android 13を搭載する最小のスマホを謳っており、クレジットカードに近いサイズ感を実現しています。背面がクリアなうえLEDライトも内蔵されており、デザインがユニークなのも特徴です。
画面のサイズは3インチ。プロセッサーにはMediaTek Helio G99を採用しており、メモリも8GB搭載されているため、ゲームも軽快に動作します。コンパクトながら背面には48MPのカメラも搭載されており、写真や動画を撮影可能です。
側面にはカスタマイズに対応するボタンが搭載されており、1回押しや2回押し、長押しなどに好きな機能を割り当てられます。デュアルSIMにも対応しており回線の使い分けもできるので、サブ機としてもおすすめです。
小型スマホの選び方
画面サイズをチェック
小型スマホを選ぶときは画面サイズがどれだけあるかも大切。あまりに画面が小さすぎると文字が見えにくかったり、操作がしにくかったりする場合があります。
特に、スマホで書類をチェックする方や映画鑑賞をする方などは、5インチ以上のスマホがおすすめです。使用用途を考慮して、画面サイズを選ぶようにしましょう。
本体サイズをチェック
本体のサイズはスマホの幅や高さ、厚みの3点で決まります。基本的に、画面サイズが小さいスマホであれば、本体サイズもコンパクトになる場合がほとんど。一方、大容量のバッテリーやキーボードを搭載していると、スマホに厚みがでる場合があります。
製品を購入する前に片手で操作できるか、ポケットにしっかり収納できる大きさかどうかなどをチェックするのが大切です。
スペックをチェック
CPU
CPUは、人間で例えると頭脳にあたる重要なパーツです。スマホの性能を大きく左右する重要な部分なので、CPUの性能は確認しておきましょう。選び方の目安として、アプリやゲームをサクサク快適に楽しみたいなら「ヘキサコア(6コア)」程度のCPUを搭載しているモノがおすすめです。
また、CPUの性能をチェックする際には「クロック周波数」と呼ばれる数値もチェック。クロック周波数は「GHz(ギガヘルツ)」という単位で表記されており、基本的には数値が大きいほど処理能力が高くなります。快適にスマホを楽しみたいなら、クロック周波数は2.0GHz以上を目安に選んでみてください。
メモリ
メモリは作業領域の広さを決める部分。作業中に使用しているデータの一時保管場所として使われ、メモリの容量が多いほど一度に多くのデータを同時に処理できます。CPUと同じくスマホの性能を大きく左右する重要なパーツなので、確認しておきましょう。
選び方の目安として、アプリやゲームを楽しみたいなら4GB程度を基準にするのがおすすめです。
ストレージ
ストレージとは、写真や音楽などのプライベートデータから、OSやシステムデータまで、さまざまなデータを保管しておく場所です。メモリと同じくサイズが大きくなるほど多くのデータを保存できるため、さまざまなコンテンツを楽しみたい方は、ストレージも忘れずにチェックしてみてください。
選び方の目安として、多くのアプリを使用しない場合は64GB程度、アプリ・ゲーム・写真・動画などのコンテンツを楽しみたいなら128GB以上を基準にしましょう。
また、ストレージ容量を気にせずにスマホを楽しみたい方は、外部ストレージもあわせてチェックしてみてください。
その他機能をチェック
Felica対応の有無
電子マネーによるタッチ操作でキャッシュレス決済を利用したい場合は、「Felica(フェリカ)」に対応しているかどうかも重要。Felicaとは、ソニーが開発した非接触ICカードの技術方式のことです。
モバイルSuicaや楽天Edy、WAONなどの電子マネーで採用されています。持ち物のスリム化を図りたい方は、ぜひチェックしておきましょう。
デュアルSIM対応
「デュアルSIM」とはSIMカードが2枚挿入可能なスロットを搭載しているスマホのこと。スマホのなかでもドコモやソフトバンク、auなどのキャリアに紐付けされないSIMフリースマホに多く見られます。1台のスマホで2つの料金体系や仕様に分けられるのが特徴です。
例えば、海外に渡航する機会が多い方であれば、国内用とは別に海外用のSIMカードを挿しておくと便利。また、ビジネス用とプライベート用とでSIMカードを分けることで、持ち歩くスマホを1台にできるのもメリットです。気になる方はチェックしておきましょう。
指紋認証
スマホのロックを解除するのに便利な指紋認証機能。4ケタ以上の数字を組み合わせたコードを入力する、一筆書きで点を結ぶなどの解除方法もありますが、指紋認証であればワンタッチでロックを解除できます。
また、指紋認証で決済を承認できるスマホなら、ネットショッピングなどもスムーズに楽しむことが可能。スマホをより便利に使いたい方は、チェックしてみてください。
防水性能
さまざまな場面でスマホを活用したい方は防水性能の高い機種がおすすめ。確認する際に重要なのが「IP」という保護等級です。具体的には、水回りでもスマホを使用したい場合は、水の直接噴流でも有害な影響を受けないとされる「IPX5」以上の表示がある機種を選ぶようにしましょう。
より上位の「IPX7」以上の機種であれば、一定の条件を満たす水没には耐えられるとされています。ただし、一般的に防水性能は常温の真水での使用を想定しており、風呂やサウナなどでの使用には対応していない場合が多いので、注意しておきましょう。