老若男女を問わず、多くの方が使っている「スマホ」。新作がリリースされるたびにスペックが向上しているほか、年々本体サイズも大型化しており、特にハイエンドクラスのスマホに関しては画面サイズ6インチ以上の機種が多数を占めています。

大画面のスマホはネット動画の観賞や電子書籍の閲覧では有利ですが、当然重さもアップするため、持ち運びにストレスを感じている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、小型スマホのおすすめモデルをご紹介。選び方についても解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

小型スマホとは?

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国内市場におけるスマホサイズについて参考となるのが歴代のiPhone。小型スマホというジャンルに明確な定義はありませんが、一般的に5.5インチ未満の端末が該当します。

例えば、4.7インチの「iPhone 8」は現在スタンダードサイズのスマホよりもやや小さいスマホ。また、すでに販売は終了しているものの、いまだに根強いファンが多い4インチの「iPhone SE」は小型スマホといえます。

一方、5.5インチの「iPhone 8 Plus」や、「iPhone X」以降に発売されたモデルは5.8 インチ以上なので、小型スマホには該当しません。小型スマホを探している方は、5.5インチ以下の端末を選びましょう。

小型スマホの選び方

インチ数をチェック

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インチ数はディスプレイのサイズのこと。スマホのサイズはメーカーによってさまざまですが、小型スマホにおいては3〜5インチ前後が目安となります。

もっとも小さい3インチ程度の小型スマホは手のひらに収まるサイズ感で、とにかく持ち運びやすいのがポイント。画面が小さいので文字入力には慣れが必要となりますが、UIなどに工夫が見られれるのも特徴です。

一方で、5.5インチ程度までであれば、片手で操作する際にストレスになりにくいサイズ感で、画面の解像度が比較的高いのも魅力です。

サイズをチェック

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小型スマホは画面サイズのインチで分類されることが多々ありますが、本体サイズもチェックしておきましょう。本体サイズとは、端末の幅・高さ・奥行を長さで表したものを意味しています。

スマホはディスプレイのインチ数の違いだけでなく、ホームボタンや近接・照度センサー、受話口、インカメラなどの有無によって大きさが異なるので、その点は注意が必要。同シリーズの端末においても仕様に違いがあるため、しっかりとチェックしておきましょう。

OSをチェック

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国内市場におけるスマホのOSで、おさえておくべきは2種類。Appleが開発しiPhoneに搭載されている「iOS」と、Googleが開発し、さまざまなメーカーのスマホに搭載されている「Android OS」とがあります。

iOSはiPhoneやiPadなどにのみ搭載されており、ほかのApple製品との互換性が高いのが特徴。一方、Android OSは無償で提供されるオープンソースのため、選択肢が豊富なのが魅力です。

スペックをチェック

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CPU

CPUとは、人間で例えると頭脳にあたる重要なパーツです。スマホの性能を大きく左右する重要な部分なので、CPUの性能は確認しておきましょう。選び方の目安として、アプリやゲームをサクサク快適に楽しみたいなら「ヘキサコア(6コア)」または「オクタコア(8コア)」のCPUを搭載しているモノがおすすめです。

また、CPUの性能をチェックする際には「クロック周波数」と呼ばれる数値もチェック。クロック周波数は「GHz(ギガヘルツ)」という単位で表記されており、基本的には数値が大きいほど処理能力が高くなります。ストレスなく快適にスマホを楽しみたいなら、クロック周波数は最低でも2.0GHz以上は必要になるため、選ぶ際の目安としましょう。

メモリ

メモリは作業領域の広さを決める部分。作業中に使用しているデータの一時保管場所として使われ、メモリの容量が多ければ多いほど一度に多くのデータを同時に処理できます。CPUと同じくスマホの性能を大きく左右する重要なパーツなので、確認しておきましょう。

選び方の目安として、アプリやゲームを楽しみたいなら4GB程度を基準にするのがおすすめです。

ストレージ

ストレージとは、写真や音楽などのプライベートデータから、OSやシステムデータまで、いろいろなデータを保管しておく場所です。メモリと同じくサイズが大きくなるほどたくさんのデータを保存できるため、いろいろなコンテンツを楽しみたい方は、ストレージも忘れずにチェックしてみてください。

選び方の目安として、アプリやゲームを楽しみたいなら、ストレージ容量は最低でも64GB以上、アプリやゲームだけでなく、写真・動画・音楽などいろいろなコンテンツを楽しみたいなら128GB以上を基準にしましょう。

ちなみに、ストレージ容量を気にせずにスマホを楽しみたい方は、外部ストレージの有無もあわせてチェックしてみてください。

その他機能をチェック

Felica対応の有無

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電子マネーによるタッチ操作でキャッシュレス決済を利用したい場合は、「Felica(フェリカ)」に対応しているかどうかがポイント。Felicaとは、ソニーが開発した非接触型ICカードの技術方式のことで、モバイルSuicaや楽天Edy、WAON、nanacoなど、多くのプリペイド型電子マネーに普及しています。

なお、最近はPayPayスマホ決済なども普及し、「いかに小銭を持たないか」がトレンド。持ち物のスリム化を図りたいと考えている方は、ぜひおさえておきましょう。

デュアルSIM対応

「デュアルSIM」とはSIMカードが2枚挿入可能なスロットを装備しているスマホのこと。スマホのなかでもドコモやソフトバンク、auなどのキャリアに紐付けされないSIMフリースマホに多く見られるタイプで、1台のスマホで2つの料金体系や仕様に分けられるのが特徴です。

例えば、海外に渡航する機会が多い方であれば、国内用とは別に海外のSIMカードを挿しておくと便利。また、ビジネス用とプライベート用とでSIMカードを分け、通信料金の最適化を図りたい方にも有効です。気になる方はチェックしておきましょう。

指紋認証

スマホのロックを解除するためには、4ケタ以上の数字を組み合わせたコードを入力する方法や、点を選んで一筆書きで結ぶパターンなどがありますが、よりセキュリティ面に配慮したい方は指紋認証に対応しているかも重要。決済承認をする際に活用する際にも便利です。

防水性能

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あらゆる場面でスマホを活用したい方は防水性能の高い機種がおすすめ。確認する際に重要となるのが、「IP」という国際規格で表示される保護等級で、具体的には、水回りでもスマホを使用したい場合は、最低でも完全防水を意味する「IPX5」以上の表示がある機種を選ぶようにしましょう。

なお、より上位となる「IPX7」以上の機種であれば、水没にも耐えられるほど。ただし、スマホの防水性能は常温の真水での使用を想定しており、風呂・サウナ・海などでの使用には対応していない場合が多いので、その点は注意しておきましょう。

小型スマホのおすすめ

ユニハーツ(Unihertz) Atom

ユニハーツ(Unihertz) Atom

コンパクトかつ耐久性に優れた小型スマホ 。ディスプレイは2.45インチ液晶で、サイズは幅45×高さ96.6×奥行18.8mm、重さは約108gと、ポケットに収納しやすい大きさにまとまっているのが特徴です。

防水・防塵のほか、耐衝撃性も高く、安心して使えるのもポイント。また、デュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿せるのも魅力です。

海外出張の際に現地のSIMカードを挿しておけば、サブ機のスマホとしてはもちろん、テザリングを使用したモバイルルーター代わりとしても活用可能。汎用性の高いおすすめモデルです。

パーム(PALM) Palm Phone

パーム(PALM) Palm Phone

クレジットカードと同程度サイズの小型スマホ。ディスプレイは3.3インチ液晶で、サイズは幅50.6×高さ96.6×奥行7.4mm、重さは約62.5gと、軽量かつコンパクトにまとまっているのが特徴です。

背面カメラは1200万画素、前面カメラは800万画素とサイズのわりには充実したスペック。防水・防塵性能もIP68と、使い勝手は良好です。ポケットにすんなり収納できるスマホを求めている方はぜひ検討してみてください。

SOYES XS ミニスマートフォン

SOYES XS ミニスマートフォン

リーズナブルな価格帯が魅力の小型スマホ。最近のスマホとしては安価に購入できるのが特徴です。

ディスプレイは3インチ液晶で、サイズは幅47×高さ91×奥行10mm、重さは約100g。バッテリー容量は910mAhと少なめですが、軽量かつコンパクトにまとまっているのが魅力です。

また、デュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿せるのもポイント。海外出張の際に現地のSIMカードを挿しておけば、サブ機のスマホとしても活躍します。価格重視でスマホを選びたい方はぜひチェックしておきましょう。

メルローズ(Melrose) S9 Plus

メルローズ(Melrose) S9 Plus

手のひらに収まるサイズ感の小型スマホ。ディスプレイは2.45インチ液晶で、サイズは幅43×高さ91×奥行8.8mm、重さは約63gと軽量かつコンパクトにまとまっているのが特徴です。

メモリは2Gで、ストレージは8Gと32Gとで選択が可能。カメラは背面が500万画素、前面が200万画素とハイエンドクラスのスマホに比べれば劣りますが、十分使えます。必要最低限のスペックが揃ったスマホを探している方におすすめのモデルです。

アップル(Apple) iPhone 8

アップル(Apple) iPhone 8

iPhoneシリーズのなかでは少数派となったホームボタンありの「iPhone 8」。ディスプレイは4.7インチ液晶で、サイズは幅67.3×高さ138.4×奥行7.3mm、重さは約148gと、現行ラインナップにおいては小型スマホと呼べる機種です。

Felica対応のNFCチップを搭載しており、モバイルSuicaの利用が可能。カメラも手ブレ補正付きで、背面のレンズはF値1.8、前面のレンズもF値2.2と十分なスペックを要しています。iPhoneでも小型にこだわりたい方はぜひチェックしておきましょう。

ソニー(SONY) Xperia Ace SO-02L

ソニー(SONY) Xperia Ace SO-02L

片手での操作に配慮した小型スマホ。サイドセンス機能を本体左右のどちらにも採用しており、タップすることで簡単にメニューが表示されるのが特徴です。

ディスプレイは比率18:9と縦長の5インチ液晶で、サイズは幅67×高さ140×奥行9.3mm、重さは約154g。カメラ機能は光学+電子式のハイブリッド手ブレ仕様、サウンドはハイレゾ音源対応と、スペックが充実しています。機能性にこだわりたい方におすすめのモデルです。

シャープ(SHARP) AQUOS R2 compact SH-M09

シャープ(SHARP) AQUOS R2 compact SH-M09

実用的な小型スマホ。CPUに「Snapdragon 845」を採用したハイエンド仕様ながら、ディスプレイは5.2インチ液晶で、サイズは幅64×高さ131×奥行9.3mm、重さは約135gと、比較的コンパクトにまとまっているのが特徴です。

また、液晶に「ハイスピードIGZOディスプレイ」を搭載しているのもポイント。フルHDを超える2Kの解像度による高画質と倍速120Hz駆動による滑らかな画面表示、さらには液晶テレビ「AQUOS」の技術を受け継いだ「リッチカラーテクノロジーモバイル」によって、動画を存分に楽しめるのも魅力です。

ディスプレイの上部にインカメラ、下部に指紋センサーを配置した「ダブルノッチデザイン」を採用しているのも注目点。背面カメラの画素数は2260万画素で、AIによる自動設定機能や、ボケや美肌の効果を付加できるセルフィー機能も備わっています。トータルバランスに優れたおすすめのモデルです。

富士通(FUJITSU) arrows M04

富士通(FUJITSU) arrows M04

耐久性の高いタフネス仕様の小型スマホです。ディスプレイは5インチ液晶で、サイズは幅71×高さ144×奥行8mm、重さは約148g。

IPX5/IPX8相当の防水やIP6X相当の防塵のほか、米国国防総省が定めたMIL規格の23項目に準拠しており、堅牢設計を採用しているのが特徴です。バスルームやキッチンなど、日常生活における水回りはもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンでも安心して使えます。

また、カメラ性能に優れているのもポイントです。押した瞬間にシャッターが切れる「ゼロシャッターラグ」や、小じわ・しみをキレイに補正する「美肌補正」、細部までくっきりと表現する画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」など、充実した機能が揃っています。長く使える機種を求めている方はぜひチェックしておきましょう。

京セラ(KYOCERA) DURA FORCE PRO KC-S702

京セラ(KYOCERA) DURA FORCE PRO KC-S702

堅牢に設計されている小型スマホ。IPX5/IPX8相当の防水やIP6X相当の防塵のほか、米国国防総省が定めたMIL規格の16項目、さらには同社独自のテストをクリアしており、耐久性に優れているのが特徴です。

ディスプレイは5インチ液晶で、サイズは幅73.4×高さ148.4×奥行12.9mm、重さは約230g。やや重さはありますが、コンパクトにまとまっているのもポイントです。

また、雨天時やグローブ装着時でもタッチパネル操作が可能なほか、物理キーも用意されているので操作性も良好。指紋認証やワイドビューアクションアクションカメラ、大音量フロントデュアルスピーカーなど、使い勝手にも配慮されています。過酷な現場にもしっかり対応できるので、丈夫なスマホを探している方にもおすすめです。