複数のデバイスから接続できる「NAS(ネットワークハードディスク)」。複数の接続が可能なので、スマホ・パソコン・テレビなどのデバイス同士でデータを共有したい方におすすめです。しかし、機能がさまざまでどれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、NASのおすすめモデルをご紹介します。選び方のコツについても解説しているので、参考にしてみてください。
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NASとは?
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By: synology.com
NAS(ネットワークハードディスク)とは、ネットワーク接続できる外付けハードディスクのことです。スマホ・パソコン・テレビなど、同時に複数のデバイスと接続できるのが特徴。家族や会社でデータを共有したい方におすすめです。
Wi-Fi経由でのアクセスはもちろん、製品によってはリモートアクセスに対応している場合もあります。ただし、NASはデータを手軽に共有できる反面、故障すると共有しているすべてのデータを紛失する恐れがあるので注意しましょう。
一般的なHDDとの違い
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By: qnap.com
一般的なHDDは、USBやeSATAなどで接続されている1台のデバイスとしかデータのやり取りができません。ほかのデバイスと接続したい場合は、その都度ケーブルをつなぎ替える必要があります。
一方、NASはLANにアクセスできるので、Wi-Fiなどを経由して複数のデバイスと同時に接続可能です。そのため、複数の機器とデータを共有したい場合に適しています。
NASの選び方
種類をチェック
そのまますぐに使える「HDD内蔵型」
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By: rakuten.co.jp
HDD内蔵型のNASは、導入するのが比較的簡単なのがメリットです。こまかい設定が不要なので、購入後にすぐ使用できます。HDDを別途用意する必要がないため、それ以上コストがかからないのもポイントです。
ただし、内蔵するHDDの容量や品質は選べないので注意しましょう。拡張性が低く容量を増設しにくい点と、価格が割高になりやすい点もデメリットです。
市販のHDDを組み合わせて使う「NASキット」
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NASキットは、自分でHDDを組み込んで使うのが特徴です。HDDの容量や品質を選べるのがメリット。複数ベイに対応しているモノであれば、HDDの増設も可能なので、拡張性に優れています。
また、HDDが故障した場合に交換しやすいのも長所です。ただし、自分でHDDを別途用意しなければならないため、HDD内蔵型と比べて導入するのが難しい点はデメリットです。
HDD内蔵型は容量に注目
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HDD内蔵型のNASを選ぶ場合は、搭載しているHDDの容量を確認しましょう。基本的にHDDの増設はできないため、内蔵しているHDDの容量で保存できるデータ量が決まります。
なお、外付けHDDに対応している製品も一部販売されているので、拡張性を重視する方はチェックしてみてください。
NASキットはHDD搭載数をチェック
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By: synology.com
NASキットを選ぶ場合は、HDD搭載数を確認しましょう。搭載できるHDDの数は、「ベイ」や「ドライブベイ」などと表記されています。
2ベイ以上の製品であればHDDの増設が可能なので、拡張性を重視する方には複数ベイの製品がおすすめです。また、容量は組み込むHDDによって変わるため、対応しているHDDについてもチェックしましょう。
RAID機能をチェック
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RAID機能に対応しているNASは、複数のHDDを使うことで、データの保全や読み書きの高速化を可能にする機能です。RAID機能にはさまざまなRAIDレベルが存在します。
個人用のデータ保全で主流なRAID 1は、HDDに保存しているデータを常時コピーします。どれか1つのHDDが故障してもすぐに復旧できるので、大切なデータを保存したい方におすすめ。ただし、使える容量がHDD1つ分に制限されてしまうのがデメリットです。
RAID 0は、複数のHDDに分散してデータを保存します。搭載している容量を最大限に活用できるのがメリットです。また、並行的に処理が行われるので、データ転送速度を高速化できます。一方、データの保全性を確保できないため、HDDがどれか1台でも故障するとシステムが停止するのがデメリットです。
そのほか、製品によって対応可能なRAIDレベルが異なります。自分に必要なRAIDレベルに合った製品を選ぶようにしましょう。
マルチメディア対応かチェック
メディアファイルを共有するための「DLNA」
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By: buffalo.jp
DLNAとは、スマホ・パソコン・AV機器などで、映像や音楽などのファイルを共有するためのガイドラインのことです。DLNAに対応している製品は、各メーカーの独自機能を網羅しているわけではないものの、基本的な機能については互換性があります。
NASや接続するデバイス・アプリがDLNAに対応していれば、パソコンに保存した動画を別の部屋のテレビで再生可能です。DLNAの認証を得ている製品には、DLNAのロゴが記載されているのでチェックしてみてください。
録画したテレビ番組を再生するなら「DTCP-IP」「DTCP+」
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DTCP-IPとは、地デジ放送の録画番組など、著作権保護がかかっているコンテンツを再生するための規格のことです。DTCP-IPに対応しているNASであれば、地デジの録画番組をネットワーク経由で再生できます。
DTCP+に対応している場合は、外出先からインターネット経由で著作権保護されているコンテンツを再生可能です。
「リモートアクセス機能」があれば外出先から接続も可能
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By: synology.com
リモートアクセス機能とは、インターネットや特定のネットワークを介して、外出先からHDDに接続するための機能のことです。旅行先から写真や動画を保存したい方におすすめです。
リモートアクセス機能は多くのNASが標準で搭載しています。使い方は製品によって異なり、アプリや公式サイトを介す場合もあります。
NASのおすすめメーカー
バッファロー(BUFFALO)
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バッファローは、デジタル家電やパソコン周辺機器の開発・製造・販売を行っている日本のメーカー。HDD内蔵型のNASのラインナップが豊富です。
また、地デジの番組録画に適した製品も手がけています。パナソニックのディーガや東芝のレグザブルーレイなどと連動し、自動ダビングができる製品を展開しているのが特徴です。
シノロジー(Synology)
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シノロジーは、世界中のデータを管理・保護することを使命として掲げているメーカーです。NASのラインナップが豊富で、NASキットを多数ラインナップしています。
顔認識を利用して写真や動画を管理できるアプリ「Synology Photos」が使えるのも特徴。自動的にフォルダを作成できるので、写真を整理しやすいモノを求める方におすすめです。
アイ・オー・データ(I-O DATA)
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アイ・オー・データは、ソフトウェアやデジタルデバイス周辺機器の開発・製造・販売を行っている日本のメーカー。NASも取り扱っており、HDD内蔵型のラインナップが豊富です。
RECBOXシリーズが有名で、なかにはDTCP-IPとDTCP+に対応している製品も展開しています。外出先から地デジの録画番組などを視聴したい方におすすめです。
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たとえば、家族みんなでNASを使用する場合は、全員分のデータをバックアップすると、すぐにHDDの容量がいっぱいになってしまいます。
特に、HDD内蔵型のNASは内蔵HDDの増設はできないため、HDDの容量は余裕をもって選ぶのがおすすめです。
また、仕事などでデータを共有したい方は、最大同時接続台数を確認しておきましょう。
最大同時接続台数を超えてのアクセスは、遅延やファイルにアクセスできない原因となるため注意が必要です。
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仕事のデータなどを保存する方は、RAID機能の有無のチェックも大切。RAID機能があるとデータの復旧が可能になるので、万が一の故障時に備えられます。RAID1は同時に2台のHDDにコピーされるため万が一片方のデータが壊れても、もう一つのデータから復旧されるため安心です。他にもRAID5,RAID6といった別の種類もありますが、速度低下や保存可能容量が少なくなる場合もあるので注意が必要です。
NASのおすすめ|HDD内蔵型
バッファロー(BUFFALO) LS220DGシリーズ LS220D0202G
1TBのドライブを2つ内蔵しているNASです。「RAID 1」、「RAID 0」モードに加え、2つのドライブを別々のドライブとして扱う「通常モード」を備えています。RAID対応で価格が手ごろなおすすめのモデルです。
スマホやパソコンで自宅のNASにアクセスできる「WebAccess」にも対応。インターネットに接続できる環境下であれば、外出先からでもNASを使用できます。端末にデータをコピーする必要がなくなるので、端末の容量不足も解決できるのが特徴です。
簡単にセットアップできる、導入マニュアルが付属しているのもポイント。初めてNASを購入する方にもおすすめです。録画番組を家じゅうの部屋で再生できるDTCP-IP機能も搭載しています。
バッファロー(BUFFALO) LS210DGシリーズ LS210D0201G
HDDを内蔵したエントリーモデルとして人気のNASです。USB 2.0ポートを搭載している外付けHDDと接続すれば、保存容量を増やせます。
本製品は、DLNAサーバー機能を搭載。パソコンやビデオカメラで保存した動画をテレビで楽しめます。DTCP-IPに対応しているため、地デジの録画番組を他のテレビからも視聴可能です。
パナソニックのディーガや東芝のレグザブルーレイなどと併用すれば、自動ダビングできます。外出先からアクセスできる「WebAccess」機能を搭載。旅行先から写真・動画を保存したい方におすすめです。
タイマーオンオフ機能により、任意の時間だけ稼働させられるのもメリット。電源の消し忘れを防止できます。昼間だけ使いたい方や、節電したい方にもぴったりです。わかりやすい導入マニュアルが添付されており、スマホ・タブレットだけでも設定が完了します。初心者にもおすすめです。
バッファロー(BUFFALO) LS710Dシリーズ LS710D0401
ダイレクトコピー機能を搭載しているNASです。USBメモリや外付けHDDとUSB接続すれば、ボタンワンプッシュですべてのファイルを本製品に移動できます。「WebAccess」機能を搭載しているため、外出先からアクセスしたい方におすすめです。
DLNAサーバー機能を搭載しており、パソコンやUSBメモリなどから保存した動画をテレビで視聴できます。DTCP-IP機能を搭載しているのも魅力です。レコーダーに録画された地デジの番組をダビングし、ほかの部屋のテレビなどで再生できます。
スリープタイマー機能を搭載しており、任意の時間のみ稼働させられるのも便利です。さらに、外付けHDDとUSB接続すれば、容量を増設可能。HDDとeMMC上にファームウェアを二重化して保持できます。万が一HDD上のファームウェアが壊れても、eMMC上のファームウェアによる自動修復が可能です。
バッファロー(BUFFALO) LS720Dシリーズ LS720D0802
8TBの大容量HDDを備えているNASです。4TBのHDDを2つ搭載しており、RAID 1に対応しているのがポイント。片方のHDDにデータを保存するたびに、もう片方にもコピーして二重化します。信頼性の高い製品を求める方におすすめです。
RAID 0にも対応しており、2つのHDDに分散してデータを保存できます。8TBの容量を最大限活用できる点と、データの読み書きを高速で行える点がメリットです。加えて、内蔵している2つのHDDを別のドライブとして使う通常モードも搭載しています。
HDDとeMMC上にハードウェアを2重化して保持できるのも魅力です。HDD上のファームウェアが破損した場合に、eMMC上のファームウェアによる自動修復が可能。「WebAccess」機能により、外出先からアクセスできるのも便利です。スリープタイマー機能も搭載しており、任意の時間のみ稼働させられます。
バッファロー(BUFFALO) LinkStation MyBox LS411D0401X
録画したテレビ番組が家中好きな場所で楽しめるおすすめのNASです。トランスコード機能を搭載しているのが特徴。テレビやレコーダーからダビングした後に自動でトランスコードするため、HDDの保存容量が節約できます。高画質でトランスコードした場合でも、ダイレクトレコーディングに比べて長時間の番組保存が可能です。
ダビングした録画番組を別の機器で再生できるのもポイント。テレビやレコーダーを買い替えた際に、保存したコンテンツが無駄になる心配をしなくて済みます。
パイオニアが販売するカーナビの「レコーダーアクセス」にも対応しているので、ドライブのときに録画番組を楽しみたい方はチェックしてみてください。
アイ・オー・データ(I-O DATA) ネットワーク接続ハードディスク HDL-AAX2
デュアルコアのCPUを搭載した処理性能の高いNASです。複数デバイスからの同時アクセスに強いおすすめのモデル。アクセスの集中による速度低下が最小限に抑えられるため、複数人が快適に利用できます。
2.5GbEポートを採用するなど、データの読み書き速度も高速です。背面にUSB 3.1 Gen 1規格対応のUSBポートを備えているので、外部ストレージへのデータ転送もスピーディーに実行できます。
データコピー機能を搭載しているのもポイント。現在のフォルダー構成を維持したままコピーできるため、新しいNASへ移行する際に重宝します。入れ替え前と同じ環境で作業を再開可能です。
アイ・オー・データ(I-O DATA) ネットワークHDD ランディスク HDL2-TA4
「じぶんフォルダー」機能を搭載したNASです。家族みんなで共有するのにおすすめのモデル。ユーザー名とパスワードが設定できるため、自分専用の保存スペースが容易に確保できます。プライバシーを守りつつ、スマホやパソコンのデータを保存可能です。
独自の2重化技術「拡張ボリューム」機能を採用しているのもポイント。システム復旧にかかる時間がRAID 1より高速なので、ドライブが故障したときのロス時間が短く済みます。
アイ・オー・データ(I-O DATA) ネットワーク接続ハードディスク HDL-TA1
セットアップが簡単で、初めて購入する方におすすめのNASです。LANケーブルと電源ケーブルを繋ぎ、管理者パスワードを設定するだけで、購入後すぐ使用できるのが特徴。パソコンとスマホのどちらからでも初期設定を行えるので、自分の使いやすいデバイスで使い始められます。
便利な機能を搭載しているのもポイント。テレビで写真や動画を楽しめる「メディアサーバー」機能を備え、DLNA対応テレビであれば、LANディスクに保存した写真や動画の視聴が可能です。プライバシーを守れる「じぶんフォルダー」機能もポイントで、自分専用のフォルダーを作れるため、家族で使用するのにも適しています。
バックアップ機能も充実しており、USB HDDや別のHDL-TAシリーズ製品、無料のバックアップソフトなどに手間をかけずにバックアップを作成できます。ファンレスで放熱する構造を採用しているため、静音性にも優れているのもメリットです。
アイ・オー・データ(I-O DATA) スマホ対応ハイビジョンレコーディングハードディスク RECBOX HVL-RS4
DTCP-IPとDTCP+に対応している家庭用NAS。地デジ放送の録画番組などを自宅や外出先から視聴したい方におすすめです。
2台のHVL-RSをペアリングすれば、インターネット経由でリモートダビングできます。設定画面からフォルダを作成できるので、コンテンツを検索しやすいのもメリットです。
容量は4TBです。USB端子に外付けHDDを接続すれば、容量を増設できます。録画番組の移動はもちろん、チューナーから直接録画も可能です。ルーターに接続するだけで使えるので、設置が簡単な製品を求める方にも適しています。
アイ・オー・データ(I-O DATA) ハイビジョンレコーディングハードディスク RECBOX HVL-LS6
DTCP-IPに対応した家庭用NASです。ブルーレイレコーダーなどに録画した番組を、本製品に安全に保存が可能。テレビを交換した場合でも録画番組の視聴を続けられるのがメリットです。また、本製品に録画した番組は、インターネットを介してDTCP-IP対応テレビで再生できます。違う部屋で録画番組を楽しみたい方にとってもおすすめの製品です。
さらに、使い勝手に優れているのもポイント。ドラマなどの繰り返し録画の番組を自動で本製品にダビングする機能も搭載しています。いちいち手動でNASにデータを移す手間が省けるので便利です。
加えて、コンテンツの整理がしやすいのも魅力。フォルダーを作成して、番組のジャンル分けが可能です。加えて、好みのタイトル名に変更ができるので、再生したい番組をすぐに見つけられます。録画番組を保存するときに、保存先のフォルダーを設定することも可能です。
バッファロー(BUFFALO) TeraStation TS3220DN0202
法人向けとして展開しているNASです。電帳法の手間を解消できる電子帳簿マネージャーが便利。見積書や請求書などの書類データを、電帳法に対応したファイル名に変更できます。
リプレース作業の工数を削減できるマイグレーション機能を搭載。現在利用中のTeraStationから、新しいTeraStationへ設定を簡単に移行可能です。リプレース完了後も迅速に業務を復旧できます。
本製品は、RAID 1とRAID 0に対応。信頼性やデータ転送速度を重視する方におすすめです。高効率エアフロー筐体を採用しており、HDDやシステムを効率的に冷やします。静音タイプのファンを採用しているのもポイントです。
NASのおすすめ|NASキット
シノロジー(Synology) DiskStation DS223j
独自開発のOS「DiskStation Manager」を採用している人気のNASキットです。スマホ・パソコンのWebブラウザから指やマウスでアプリを起動し、直感的に画面で操作できます。ファイルの管理は簡単なドラッグアンドドロップで行えます。高度な検索とフィルタリングが可能です。
Synology Photosを使えば、タグや顔認識を利用して自動的にフォルダを作成し、写真や動画を管理できます。データの管理がしやすい製品を求める方におすすめ。自動バックアップツールのSynology Driveも便利です。
QuickConnect機能により、外出先からインターネットを介してHDDにアクセスできます。シノロジーの中継サーバーを経由するため、セキュアかつ手軽に接続可能。Video Stationを使用すれば、外出先からHDD内の動画をストリーミング再生できます。
シノロジー(Synology) DiskStation DS224+
自動バックアップツールのCloud Syncに対応しているNASキットです。Dropbox・Google Drive・Amazon Driveなどのクラウドストレージと同期可能。自然災害などにより、物理的にHDDを破壊されてしまった際に役立ちます。大切なデータを保存したい方におすすめです。
OSには独自開発の「DiskStation Manager」を採用しています。MacやWindowsの複雑な設定が不要で、簡単にファイルを管理できるのがメリットです。Synology Driveを使えば、外出先からファイルにアクセスできます。遠隔で共同作業したい方にもおすすめです。
Synology Photosにより、写真や動画を自動でアルバムに整理できます。関係者やチームと安全に共有するためのリンクを作成したりできるのも便利です。パスワードや有効期限も設定できます。
シノロジー(Synology) DiskStation DS423+
Synology Photosの顔認識により、自動的に写真や動画のアルバムを作成できるNASキットです。写真・動画・アルバムのリンクを作成できるので、家族と共有したい方におすすめ。自動バックアップも可能です。
OSは独自開発の「DiskStation Manager」を採用しています。接続されているシノロジーの全サーバーをダッシュボードで監視できます。ファイアウォールルールの作成など、セキュリティ対策も可能です。
リモートアクセス機能により、外出先からアクセスできます。バージョン管理機能を搭載しているのもメリットです。ファイルが誤って削除された場合やマルウェアに感染した場合に、過去のある時点までさかのぼって復元できます。
サイズは166×199×223mm。HDD搭載数は4ベイなので、拡張性を重視する方にもおすすめです。
アイ・オー・データ(I-O DATA) マルチギガビット対応 超高速2ドライブ NASキット HDL2-AAX0/E
冗長性に優れている2ベイの家庭用NASキットです。「拡張ボリューム」と呼ばれるデータ保護技術が特徴で、従来のRAIDシステムとは異なります。2台のHDDに同じデータを保存することで、片方のHDDが故障してもデータを復旧可能です。片方のHDDからファイルを読み込むため、稼働時間が偏り、故障時期を分散できます。
リモートアクセス機能に対応しており、外出先からアクセスできるのも魅力です。アクセス可能な端末を指定できるため、法人用途にも適しています。変更されたファイルのみ保存できる履歴差分バックアップも便利。容量の節約や、バックアップ時間の短縮が可能です。
筐体には分厚い板金を使用しているので、堅牢性に優れています。脚部にはドーム型ゴム足を採用しており、外部振動を抑制できるため、HDDの劣化を軽減可能です。前面と側面にはヘアライン素材を使用しています。高級感のあるデザインが好みの方にもおすすめです。
Terra Master F2-223
多様なシステム保護機能を有した「TOS 5」を搭載しているNASキットです。PAM ID認証・AES 256暗号化・自動アカウントロックアウト・DoS攻撃対策・ファイアウォールなどを備えています。セキュリティを重視する方におすすめです。
スナップショット機能により、問題が生じた場合はシステムを戻して最新のバックアップデータを復元できます。Dropbox・OneDrive・Google Driveなどのクラウドドライブとの双方向同期が可能です。リモートアクセス機能も搭載しています。HDD搭載数は2ベイです。
QNAP NASキット TS-464
![QNAP NASキット TS-464 2022](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/6548387d0315f.png)
HDD搭載数が4ベイのNASキットです。QNAPのストレージ拡張ユニットを接続すれば、さらに12台のHDDを増設できます。拡張性に優れている製品がほしい方におすすめです。USB 3.2 Gen2のポートを2つ搭載しているため、USB転送を素早く行えます。
内蔵GPUによるスムーズなビデオ変換が可能です。モバイルデバイスで高速なストリーミング再生を行えます。バックアップツールが豊富なのもメリットです。QsyncやHybrid Backup Syncを使えば、コンピュータやサーバーのデータをバックアップできます。
myQNAPcloud Linkにより、インターネット経由でHDDにリモートアクセス可能です。QVPNを使えば、よりセキュリティが強化されたVPN接続を利用できます。定期的にマルウェアをスキャンするため、セキュリティを重視する方にもおすすめです。
QNAP NASキット TS-233
![QNAP NASキット TS-233 2022](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/654838d0a32e1.png)
内蔵NPUによるAI顔認識機能が特徴のNASキットです。QuMagieというアプリを使えば、顔・物体認識機能で写真を素早く見つけたり、写真の自動整理・バックアップをしたりできます。リンクを作成できるので、写真の共有も簡単です。スナップショット保護機能にも対応しています。
myQNAPcloudにより、インターネット経由でファイルにアクセス可能。旅行先から写真を保存したい方や、遠隔で共同作業したい方におすすめです。USBポートに別のストレージを接続してワンタッチコピーボタンを押せば、すべてのファイルをNASにバックアップできます。
HDD搭載数は2ベイです。サイズは186×91.7×157.6mmと小型ながら、高効率の冷却ファンによって低温・静音を保てると謳っています。無駄のないすっきりとしたデザインなので、自宅やオフィスに馴染みやすいのもメリットです。
QNAP NASキット HS-264
Video StationやMusic Stationなどに対応しているNASキットです。ストリーミング品質に優れており、4Kメディアストリーミングとトランスコーディングに対応しています。HDMI 2.0ポートを搭載。動画や音楽の保存・鑑賞をしたい方におすすめです。
myQNAPcloudサービスにより、複雑なネットワーク設定をせずにリモートアクセスできます。QuMagieを使えば、顔・物体認識機能を利用した写真管理が可能。ファンレスの低振動設計により、動作音が静かです。
QNAP NASキット TS-453E
NVMe SSDキャッシュ用のM.2スロットを搭載しているNASキットです。SSDを接続したい方におすすめ。HDD搭載数は4ベイです。デュアルHDMI出力に対応しており、4K動画を再生できます。USB 3.2 Gen2のポートを2つ搭載しているのもメリットです。
Hybrid Backup Syncにより、別のQNAPのNASにリモートバックアップできます。DropboxやGoogle Driveなどの主要なクラウドストレージにバックアップできるのもポイントです。
ASUSTOR DRIVESTOR 2 AS1102T
AiFoto 3とPhoto Gallery 3により、写真の即時自動アップロードや共有リンクの作成ができるNASキット。リアルタイムで10ビット4K H.265をトランスコーディングでき、LooksGoodを用いればスムーズに4K動画を再生可能です。
DataSync Centerというアプリにより、Dropbox・OneDrive・Google Driveなどのクラウドストレージと連携可能。片方向転送と双方向同期モードに対応しており、データのバックアップを行えます。
サイズは幅102×奥行218×高さ165mm、HDD搭載数は2ベイ。静音性に優れており、システム待機時のデバイス音は18.6dBです。マザーボードとネットワークチップにはヒートシンクが付いています。長時間の稼働でも過熱しにくいのがメリットです。
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