家庭向けの製品が市場を牽引している「タブレット」。人気のiPadシリーズや豊富なラインナップが揃うAndroid端末が普及したことで、顕著な伸びが続いています。一方、ビジネス市場向けのモデルはマイナス成長。今後はその分野に強みのあるWindowsタブレットの躍進が期待されています。

そこで今回は、Windowsタブレットのおすすめモデルをご紹介。サイズを2パターンに分けてご紹介するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

Windowsタブレットのメリット

PCと同じ操作感で馴染みやすい

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日本でのWindowsパソコンのシェア率は9割ほどだと言われています。タブレットのシェアにおいてはそこまでではありませんが、普段からWindows搭載のPCを使っている方にとっては馴染みやすいことでしょう。

Windowsタブレットの基本操作はPCと同じで、そこにタッチパネル機能が追加されています。とはいえ、スタートメニューの配置などは変わらないため、Windows搭載のPCをお使いの方であればすぐに使いこなせるのがメリットです。

PCソフトとの互換性を気にしなくてよい

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WordやExcel、PowerPointなど専用ソフトを使って編集するファイルの互換性を気にしなくて済むのもWindowsタブレットのメリット。また、ソフト自体もパソコンと同じものがインストールできるなど、パソコンとタブレットでデータの共有や管理が簡単にできます。

AndroidやiOSとの違い

WindowsタブレットとAndroid・iOSタブレットとの違いは、動作するソフトウェアが全く異なるということ。Android・iOSの場合は、それぞれAndroidスマホとiPhoneで使用しているアプリと同様のアプリをインストールして使用することになります。

両者の違いを簡単に言うと、Android・iOS搭載のタブレットはスマホの画面を大きくしたモノ、一方Windowsタブレットはノートパソコンのキーボードを省略し、タッチパネルに対応させたモノだと理解しておくとスムーズです。

Windowsタブレットの比較ポイント

CPUの性能で比較する

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CPUは車で例えると心臓部であるエンジンに当たり、タブレットPCの処理性能を決める重要なパーツです。CPUの種類を車のエンジンに当てはめると、Atomは軽自動車、Core mは乗用車、Core iはスポーツカー用に分類されます。

なお、CPUの名前の後の数字が大きいほど高性能という意味です。特にタブレットPCでは、CPUの交換はできません。高性能なCPUを搭載したモデルはその分価格も高くなるので、予算との兼ね合いでなるべく処理性能の高いモデルを選ぶのがおすすめです。

メモリ容量で比較する

現在のWindowsタブレットのメモリは4GBが主流です。低価格なモデルの中にはメモリが2GBのモノもありますが、これだとインターネットを閲覧したりYouTubeを楽しんだりする程度であれば特に問題ないですが、複数の作業を同時に行うと動作が一気に重くなることがあります。

動作の快適さを重視するなら、4GB以上の搭載モデルを選ぶのがおすすめ。価格は高くなりますが、より快適な操作を求めるなら8GB以上のモデルを選ぶとよいでしょう。

内蔵ストレージで比較する

Windowsタブレットのストレージには、HDDよりも軽量コンパクトなeMMC、またはSSDが採用されています。現在は128GBが標準的なスペックですが、安価なモデルでも32GB程度は搭載しているので、画像やファイルを大量に保存しない方やクラウドを活用できる方は特に問題ないでしょう。ただし、Windowsタブレットのストレージは増設ができないので、予算に余裕があればなるべく容量の大きいモデルを選ぶのが無難です。

画面サイズで比較する

タブレットには用途に応じて最適なサイズがあります。Windowsタブレットの主流は10~12インチ程度で、この辺りのサイズは汎用性が高いため、はじめての購入にもおすすめです。

また、持ち運びのしやすい8~9インチのWindowsタブレットも少数ですがラインナップされています。スペックは落ちますが価格も安いため、携帯性を重視する方はこちらも検討してみましょう。

SIMカードの対応有無で比較する

Windowsタブレットは、ノートパソコンと同じく無線LAN通信のみに対応しているモデルが主流です。この場合だと、モバイルルーターやスマホによるテザリングなど、別途ネット回線を用意する必要があります。

一方、最近ではSIMカードスロットを備えているモノもラインナップされており、SIMカードを挿しておけばいつでもすぐに使えるのがメリット。ラインナップ自体はまだ少ないですが、外出先での使用が多い方は検討の余地アリです。

Windowsタブレットのおすすめモデル|7~9インチ程度

恵安(KEIAN) KVI-70B

7インチディスプレイを搭載した格安Windowsタブレット。1万円台で購入できる手軽さが最大の魅力です。メモリ1GB、ストレージ16GBと控えめのスペックではありますが、microSDカードスロットを備えるためアプリのバックアップなどにも対応します。

ディスプレイはIPS液晶を採用しており、解像度は1024×600と十分。インカメラは搭載しているため、ビデオ通話も可能です。

東芝(TOSHIBA) PS29TGP-NYB

フルHDを超える1900×1200の解像度に対応した8.9インチのWindowsタブレット。小型でも高精細な画面で作業を行いたい方におすすめの1台です。

CPUはAtom Z3735F、メモリは2GB、ストレージは32GBのeMMCを搭載しています。Office Mobileに対応しているため、Excel・Word・PowerPointなどの作業を行いたいなら本製品が最適です。SDカードスロットも備えるほか、ビデオ通話などにも使用できるWEBカメラなど、仕事で使用するための装備も充実しています。

Windowsタブレットのおすすめモデル|10~12インチ程度

エイスース(ASUS) TransBook T101HA-G128

薄さ9mm・本体重量580gの超軽量10.1インチWindowsタブレット。キーボード装着時でも約1kgと軽量モデルのため、気軽にカバンの中に入れて持ち運ぶことが可能です。

CPUはAtom x5-Z8350、メモリは4GB、ストレージは128GBのeMMC。さらに、バッテリー駆動時間は最大約13時間と、1日中持続するモデルのため、外出時に使用する1台として最適です。

ノートPCスタイル・タブレットスタイル・スタンドスタイル・テントスタイルの4つのスタイルに変化するため、映像コンテンツの視聴なども快適。Office Mobileも搭載しているので、ビジネスシーンでも活用できます。

レノボ(Lenovo) ideapad Miix 320 80XF0002AJP

リーズナブルな価格の10.1インチWindowsタブレット。LEDバックライト付きのIPS液晶を採用しているため、映像コンテンツの視聴などにも最適です。

CPUはAtom x5-Z8350、メモリは2GB、ストレージは64GBのeMMCを搭載しています。バッテリーの駆動時間は約11時間と、長時間の使用にも十分です。

さらに、本製品にはUSB Type-C端子・microHDMI端子が付属しています。また、キーボードドッグ部分にもUSB2.0ポートが2つ付属しているため、パソコン用途で使用する際は利便性の高い1台です。Office Mobileも搭載しているため、WordやExcelの簡単な編集もできます。

サムスン(Samsung) Galaxy Book 10.6 SM-W623NZKAXJP

高品質なWindowsタブレットが欲しいなら本製品がおすすめ。フルHDに対応した10.6インチディスプレイを採用し、ビジネスシーンはもちろんプライベートでの動画視聴などにも不自由なく使用できるのが特長です。

CPUはCore m3・メモリは4GB・ストレージは128GBのeMMCを搭載。また、本体のmicroSDカードスロットは256GBまで認識するため、ストレージ容量が物足りない方は別途追加することも可能です。

また、本製品には「Sペン」と呼ばれるデバイスが付属しています。これにより、メモの作成・スケッチ・ディスプレイ上への署名など、ビジネスから絵画まで多くの用途に使用できます。

付属のスタンドは40・55度の2段階で角度調整が可能。9時間以上の動画再生が可能なバッテリーを備えており、持ち運びも安心です。

なお、本製品にはバリエーションとして12インチのモデルも用意されていますが、そちらはOSが一般ユーザー向けのWindows 10 Homeに変更されているほか、CPUとメモリの性能がアップしています。プライベートでの使用がメインの方は、あわせて12インチモデルも検討してみましょう。

テックウインド(TEKWIND) CLIDE W10C2

背面タッチパッドを搭載したフルHD対応の10.1インチWindowsタブレット。背面タッチパッドを使うことで画面を隠さずに操作ができるため、プレゼンテーションなどの大人数での使用も快適です。

CPUはAtom X5-Z8350、メモリは4GB、ストレージは64GBを搭載しています。USB3.0ポート・USB2.0ポートを1つずつ備えているのに加えて、microHDMI端子も標準搭載しているのはメリット。また、プロジェクターに投影したときなどの拡張画面の操作もタッチ操作のみで可能なため、ビジネス利用にも適しています。

4万円程度とリーズナブルな価格ながら、専用の日本語キーボードなども付属しているため、コストパフォーマンスの優れたWindowsタブレットが欲しいなら本製品がおすすめです。

恵安(KEIAN) WiZ KBM101K

リーズナブルな10.1インチWindowsタブレット。本体重量も546gと最軽量クラスのため、気軽に持ち運びたい1台を探している方におすすめの1台です。

CPUはAtom x5-Z8350、メモリは2GB、ストレージは32GBを搭載。付属のmicroSDカードスロットは64GBまで認識可能なため、容量が必要になったときは拡張もできます。Office Mobileも搭載しているため、簡単な文書確認・修正なども可能です。

また、本製品はmicroHDMI端子・USB2.0ポートを搭載。付属のキーボードにもUSB2.0ポートを搭載しているので、ビジネス利用にも最適のWindowsタブレットです。

マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro FJT-00014

ハイスペックな12.3型のWindowsタブレット。キーボードは別売りですが、あわせて使用すればミドルスペック程度のノートパソコンとして使用できます。

CPUは第7世代Core i5を搭載し、メモリが4GB、HDDが128GBと実用性十分なスペックです。Office Home & Business Premiumをプリインストールしており、ビジネス用途にも幅広く対応します。汎用性の高いWindowsタブレットなら本製品がおすすめです。

SIMフリーWindowsタブレットのおすすめモデル

テックウインド(TEKWIND) CLIDE 8.9 Home LTE W09A-W10HBK

SIMカードスロットを備えた8.9インチWindowsタブレット。SIMカードを別途契約して挿しておけば、いつでもデータ通信を行えます。

CPUはAtom x5-Z8300、メモリは2GB・ストレージは64GBのフラッシュメモリを搭載。コンパクトなタブレットながら1900×1200の高解像度に対応しているほか、視野角の広いIPS液晶を採用しているため映像コンテンツの視聴などでも重宝します。USB3.0ポート・microHDMI端子など、周辺機器の接続に必要な機能もしっかり搭載した汎用性の高いモデルです。

日本電気(NEC) LaVie Hybrid ZERO PC-HZ330GAS

11.6インチながら重量410gという最軽量クラスのSIMフリーWindowsタブレット。150kgfの面加圧試験をクリアしたボディを採用しているため、カバンの中に入れて持ち運んでいても安心です。

CPUはCore m3 6Y30、メモリは4GB、ストレージは128GBのフラッシュメモリを備えます。液晶はフルHD対応のノングレア液晶を採用しているため、長時間の利用にも最適です。また、Office Home and Business Premiumを搭載しているので、ビジネスマン用途にもおすすめのWindowsタブレットです。

バッテリー駆動は最大10時間程度。キーボードと接続しても約800gの軽量モデルのため、ビジネス・プライベート問わずに最大限持ち運んで活用することができます。

パナソニック(Panasonic) Lets note XZ CF-XZ6PFKQR

ハイスペックなSIMフリー対応Windowsタブレット。タブレット部だけで9時間、キーボードベース付属のバッテリーも含めると最長18.5時間使えるロングスタミナが魅力です。

CPUはCore i5 7200U、メモリは8GB、ストレージは256GBのSSDを搭載。Office Home and Business Premiumはもちろん顔認証にも対応しており、セキュリティと利便性を両立したビジネス用途に最適なモデルです。

また、内蔵のリアカメラを使用すれば、名刺を読み取ったり印刷物をテキスト化したりすることが可能。ディスプレイには解像度は2160×1440のQHD液晶を採用しており、A4に近い画面比率のため文書閲覧が快適に行えます。