ソファでゆっくりゲームや映画を楽しんだり、キーボードを付けてノートパソコンのように使ったり、さまざまな使い方ができる便利な「タブレット」。タブレットは製品の数が多いため、いざ購入するとなると何を選べばよいか迷ってしまいがちです。

そこで今回は、手軽に使えるWi-Fiモデルのタブレットをご紹介します。選ぶ際のポイントなども併せて解説するので、参考にしてみてください。

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Wi-FiモデルとLTEモデルの違い

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タブレットには大きく分けて「Wi-Fiモデル」「LTEモデル」の2種類が存在します。Wi-Fiモデルのタブレットは、自宅の無線LANルーターや、無料のWi-Fiスポットなどを利用することでインターネットが利用可能。単独で通信ができないため、外出先で頻繁にタブレットを使いたい方にはやや不向きな場合があります。

一方で、LTEモデルのタブレットは、スマートフォンと同じように電波がある場所ならインターネットが使用可能。ただし、別途SIMカードの契約が必要だったり、タブレット本体の価格が高かったりと、コスト面でいくつかのデメリットもあります。それぞれの特徴をしっかりと理解して、自分に合ったタイプのタブレットを選ぶことが大切です。

Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|7~8インチ

日本電気(NEC) LAVIE Tab T8 T0855/KAS

日本電気(NEC) LAVIE Tab T8 T0855/KAS

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迫力のサウンドと見やすい画面でコンテンツ楽しめる8.7型のコンパクトタブレットです。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを実現しています。1340×800解像度の明るい画面により、屋外でも快適に動画視聴ができます。

大容量ストレージと拡張性も魅力。128GBのストレージを内蔵し、microSDカードは1TBまで対応しています。また、専用アプリを使えばパソコンのサブモニターとしても活用でき、リモートワークやオンライン学習にもおすすめです。

約320gの軽量設計で持ち運びやすく、片手でも扱いやすいのが特徴。約12時間の連続駆動が可能なバッテリーを搭載しているため、外出先でも安心して使えます。動画や電子書籍を快適に楽しみたい方にぴったりのモデルです。

レノボ(Lenovo) Lenovo Tab One ZAF00177JP

レノボ(Lenovo) Lenovo Tab One ZAF00177JP

手軽に持ち運べる8.7インチサイズのコンパクトなWi-Fiタブレットです。MediaTek Helio G85プロセッサーと4GBメモリを搭載しており、快適な動作を実現。ストレージは128GBありますが、microSDカードで最大1TBまで拡張できるため容量不足の心配がありません。

約320gの軽量ボディに5100mAhの大容量バッテリーを搭載し、約10時間の使用に対応。約211×124.8×8.5mmのサイズ設計により、ハンドバッグや大きなポケットにもすっきり収まります。携帯性を重視する方におすすめのタブレットです。

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad SE 8.7

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad SE 8.7

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バッグに入れて持ち運びやすいコンパクトサイズのWi-Fiタブレットです。重さ約373g、厚さ8.8mmの軽量スリム設計で、8.7インチと片手でも持ちやすく設計されています。外出先での電子書籍や動画視聴に適したサイズ感が魅力です。

ディスプレイにはアイケア液晶を採用。90Hzのリフレッシュレートに対応し、なめらかにスクロール操作ができます。読書モードも搭載されており、長時間の使用も快適。電子書籍や漫画の閲覧におすすめです。

アイワ(aiwa) aiwa tab AB10 JA5-TBA1012

アイワ(aiwa) aiwa tab AB10 JA5-TBA1012

SNSやネット検索、動画視聴をスムーズに楽しめる10.1インチタブレットです。広視野角のIPSディスプレイを採用し、視認性に優れているのが特徴。NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスを高画質で再生できます。

オクタコアCPUと4GBメモリを搭載し、Web閲覧やストリーミングなどの普段使いに十分な性能を発揮。128GBのストレージに加え、最大1TBのmicroSDカードにも対応しており、写真や動画の保存も安心です。さらに、Wi-Fi 6とBluetooth 5.4対応で、安定したワイヤレス接続をサポートします。

加えて、重量が約560gと扱いやすいのもポイント。外出先で使えるモデルを探している方にもおすすめです。エンタメ用途に便利な機能を備えた、コスパのよいモデルです。

アマゾン(Amazon) NEW Fire HD 8 タブレット

アマゾン(Amazon) NEW Fire HD 8 タブレット

コンテンツ消費用途におすすめのWi-Fi対応タブレットです。気軽に購入できる手頃な価格が特徴。2.0GHzで駆動する6コアのプロセッサーを搭載しているため、電子書籍や動画配信サービスを快適に利用することが可能です。AmazonのKindleやPrimeVideoをはじめ、Netflixやディズニープラスなど、幅広いコンテンツに対応しています。

ロングライフバッテリーを内蔵しており、最大13時間充電せずに使えるのも便利です。さらに、Alexaに対応しているのもポイント。タブレットに話しかけるだけで、ニュースをチェックしたり映画や音楽を再生したりと快適に使用できます。キッチンで料理をしているときやパソコン作業中など、わざわざ手を離すのが煩わしいシーンに便利です。

アマゾン(Amazon) Fire HD 8 キッズモデル

アマゾン(Amazon) Fire HD 8 キッズモデル

子供が初めて使うタブレットにおすすめのモデルです。「Amazon Kids+」サービスをセット販売しているのが特徴。絵本・児童書・学習まんがといった子供向けのコンテンツが、1年間無料で利用できます。年齢範囲を設定すれば、子供の年齢にあったコンテンツを自動で表示させることも可能です。

落下などの衝撃から本体をしっかりとガードするキッズカバーが付属。うっかりと落としてしまっても、端末をしっかりと保護できます。

また、1日の利用時間や学習のゴールなどを設定することが可能。タブレットの利用状況もスマホやパソコンを使い離れた場所から確認できます。子供の学習用途に適したWi-Fiタブレットを検討している方も、ぜひチェックしてみてください。

Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|10~11インチ

アップル(Apple) iPad 第11世代 MD4J4J/A

アップル(Apple) iPad 第11世代 MD4J4J/A

動画視聴やイラスト制作、学習用タブレットとしても活躍する11インチのiPadです。A16 Bionicチップを搭載し、アプリの起動や動画編集、ゲームプレイもスムーズ。高い処理性能で、日常からクリエイティブ作業まで幅広く対応します。

Liquid Retinaディスプレイは2360×1640の高解像度で、True Toneに対応。自然な色味で映像を美しく映し出せるので、映画鑑賞にもぴったりです。また、12MP超広角カメラを搭載し、カメラ性能も高水準。センターフレーム機能により、ビデオ通話中も自動で被写体を追尾します。

加えて、Apple Pencilにも対応しており、ノートを取ったりアイデアを描いたりと表現の幅が広がります。約477gの軽量ボディで持ち運びもしやすく、自宅でも外でも使いやすいバランスの取れたおすすめのモデルです。

オッポ(OPPO) OPPO Pad 3 Matte Display Edition

オッポ(OPPO) OPPO Pad 3 Matte Display Edition

スタイリッシュなデザインが魅力の11.6インチタブレットです。反射防止のエッチング技術を施したディスプレイを採用し、光の反射を約97%軽減。画面への映り込みが少なく、コンテンツに集中できます。

MediaTek Dimensity 8350プロセッサーと8GBメモリを搭載。OPPO AIが文章作成や写真編集をサポートしてくれるため、クリエイティブ作業や学習に活用できます。仕事からプライベートまで活躍するおすすめのタブレットです。

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad 2

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad 2

鮮やかな映像と迫力のサウンドを楽しめる11インチタブレット。2.5Kの高精細ディスプレイは10億7000万色の豊かな色彩を表現でき、写真や動画を美しく映し出せるのが魅力です。最大90Hzのリフレッシュレートによって、スクロールやゲームプレイも滑らかに表示されます。

MediaTek Helio G100-Ultraプロセッサーと4GBのメモリを採用しており、動画視聴やブラウジングといった用途にぴったり。9000mAhの大容量バッテリー搭載で、動画再生は約17時間、音楽再生なら約234時間の連続使用に対応。充電を気にせず長時間コンテンツを楽しめます。

サムスン(Samsung) Galaxy Tab S10 FE SM-X520NZAAXJP

サムスン(Samsung) Galaxy Tab S10 FE SM-X520NZAAXJP

学習からエンタメまで活躍する10.9インチサイズのタブレットです。Samsung独自のExynos 1580プロセッサーは、AI処理に特化したNPUを搭載。ビジネス効率化におすすめのモデルです。

また、スタイラスペンの「Sペン」が付属しているのもポイント。手書きした数式を自動計算したり、気になったモノを囲むだけで検索したりと、学習にも役立ちます。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 10インチ タブレット LUCA TA10E1W63-V1H

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 10インチ タブレット LUCA TA10E1W63-V1H

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Android 15を搭載した10.1インチタブレットです。動画視聴や電子書籍の閲覧がしやすい画面サイズで、持ち運びに便利なのが特徴。外出先でも大きな画面でコンテンツを楽しめます。

メモリは、メイン3GBに仮想6GBを加えた合計9GB。複数のアプリをスムーズに動作させられます。また、WiFi 6に対応しており、高速で安定した無線通信が可能です。

ストレージは64GBで、アプリやデータを十分に保存できます。保護フィルムが貼られた状態で届くため、購入後すぐに使用できるのもメリット。動画やネット閲覧を快適に楽しみたい方におすすめのモデルです。

アマゾン(Amazon) Fire HD 10 タブレット

アマゾン(Amazon) Fire HD 10 タブレット 2023

動画視聴や読書など幅広い用途に使いやすい、おすすめのWi-Fiタブレット。10.1インチのフルHDディスプレイを搭載しています。大画面を活かした画面分割機能にも対応しており、2種類のアプリを同時に起動して利用可能です。

背面と前面に5MPのカメラが搭載されており、動画撮影やZoomを利用したビデオ通話などを楽しめます。また、Alexaに対応するスマートホームアイテムと連携できるのもポイントです。

別売りのスタイラスペンを使用すると、本格的なイラスト制作も可能。4096段階の筆圧検知や、手の誤反応を防ぐパームリジェクションに対応しているため、気になる方はチェックしてみてください。

Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|12インチ以上

アップル(Apple) iPad Pro 13インチ M5 MDYM4J/A

アップル(Apple) iPad Pro 13インチ M5 MDYM4J/A

優れた処理性能と美しい映像表現を兼ね備えた、2025年発売のAppleハイエンドタブレットです。Apple M5チップを搭載し、アプリの起動や動画編集、3D作業までスムーズに処理できます。AI技術を活用した画像補正やライブ翻訳なども快適に行えます。

13インチのUltra Retina XDRディスプレイを搭載し、2752×2064ピクセルの高解像度で細部まで鮮明に表現可能。写真や映像制作など、色再現性を求める作業にも活躍します。Apple Pencil Proに対応しており、手書きメモやイラスト制作も快適に行えます。

使い勝手に優れているのもポイント。Wi-Fi 7で高速通信が可能なほか、顔認証によるロック解除でスムーズな操作を実現しています。ノートPCのような使い方もでき、仕事にも創作にも妥協したくない方におすすめの1台です。

アップル(Apple) iPad Air 13インチ M3チップ Wi-Fiモデル MCNR4J/A

アップル(Apple) iPad Air 13インチ M3チップ Wi-Fiモデル MCNR4J/A

鮮やかな13インチLiquid Retinaディスプレイを搭載したiPad Air最新モデルです。M3チップによる強力な処理能力により、動画編集やグラフィックデザインといったクリエイティブワークにも対応できます。

また、別売りのMagic Keyboardと接続すれば、ノートパソコンのような使い方も可能。デジタルクリエイターやビジネスパーソン、学生など、高性能タブレットを求める方におすすめのタブレットです。

マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro

マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro

ノートPCの性能にタブレットの自由さを兼ね備えた2in1デバイスです。AI搭載のCopilot+ PCで、8コアのSnapdragon X Plusプロセッサーを搭載。メモリ16GBを採用しているため、オフィス作業やWebブラウジングも快適に行えます。

12インチPixelSenseディスプレイは2196×1464の高解像度を実現。鮮明で美しい映像を楽しめます。本体重量は約686gと軽量で、ファンレス設計により静音性にも優れているのが魅力。持ち運びやすく、外出先でもストレスなく使えます。

駆動時間は最大16時間と、外出先でもバッテリー残量を気にせず使用可能。別売りのキーボードやペンにも対応しており、多用途に使える製品を探している方におすすめのモデルです。

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad 2 Pro

シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad 2 Pro

エンタメのために設計された12.1インチの大画面タブレット。Snapdragon 7s Gen 4プロセッサーを搭載しており、マルチタスクやアプリの切り替えもスムーズに行えます。最大120Hzのリフレッシュレートによって、動画視聴やゲームプレイを滑らかな映像で楽しめるのが魅力です。

また、スピーカーを画面の両端に2基ずつ搭載。Dolby Atmosにも対応しており、迫力あるサウンドで映画や音楽を楽しめます。バッテリー容量は12000mAhと大容量で、連続動画再生は約14.24時間とエンタメに集中することが可能。高性能なおすすめモデルです。

シャオミ(Xiaomi) POCO Pad

シャオミ(Xiaomi) POCO Pad

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エンタメも快適に楽しめる12.1インチのWi-Fiタブレットです。2560×1600ドットの2.5K解像度により、美しく鮮明な映像を表示。ハイパフォーマンスなSnapdragon 7s Gen 2プロセッサーと8GBメモリにより、動画鑑賞やゲームなどのエンタメを快適に楽しめます。

また、10000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのもポイント。オンラインビデオ視聴は16時間、読書は18時間できます。大画面の高性能タブレットを探している方におすすめです。

サムスン(Samsung) Galaxy Tab S11 Ultra

サムスン(Samsung) Galaxy Tab S11 Ultra

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14.6インチの大画面有機ELディスプレイを搭載した高性能タブレットです。高精細な映像表現が可能なうえ、4基のスピーカーにより、迫力のあるサウンドを再生できます。MediaTek Dimensity 9400+プロセッサーを搭載し、処理性能も高水準。動画編集やゲームなどの重い作業もきれいな映像で快適に行えます。

Galaxy AIによる便利な機能を多数利用できるのも魅力。リアルタイム翻訳や画像編集などをサポートしています。また、Samsung DeXモードに対応し、外部ディスプレイと接続すればデスクトップのような操作が可能です。

また、11600mAhの大容量バッテリーで、長時間の動画再生に対応しているのもメリット。そのほか、IP68等級の防水防塵性能を備え、専用タッチペン「Sペン」も付属しています。クリエイティブな作業やビジネス用途におすすめのハイエンドモデルです。

Wi-Fiモデルタブレットの選び方

OSで選ぶ

Android

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Androidは、Googleが提供するオペレーティングシステムです。無償で使えるオープンソースソフトウェアのひとつで、多くのメーカーがタブレットのOSに採用しています。端末の種類が豊富で自分に合ったモノが選べるため、デザインや機能にこだわりたい方におすすめ。また、ほかのOSと比べて低価格モデルが充実しているのも魅力です。

なお、Androidは端末ごとに操作方法・機能・バックアップの手順などが違うので、機械の苦手な方だと使いにくく感じることがあります。メーカーや製品によっては、最新バージョンのOSが提供されないこともあるため、同じタブレットを長く使い続けたい方は注意が必要です。

iPad OS(iOS)

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iPad OSは、Appleが2019年9月にリリースしたオペーレーティングシステム。iPadに最適化されているのが特徴で、PCのサブディスプレイとして使える「Sidecar」など、利便性に優れています。また、頻繁に利用するアプリをDockと呼ばれる目立つ場所に配置できるほか、複数のアプリを同時に開けるマルチタスク機能を備えているのもポイントです。

ただし、Android OSと比較して、対応しているアプリ数が少ない点には注意。さらに、App Storeからアプリをダウンロードしても、iPad OS向けに最適化されていない場合もあるので留意しておきましょう。

Windows

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Windowsはマイクロソフトが提供するオペレーティングシステム。WordやExcelなどのオフィス系ソフトと互換性があるのはもちろん、普段パソコンで使っているWindows用のソフトウェアを使えるのが特徴です。

タブレットとしてだけでなく、キーボードやマウスを繋げればノートパソコンとして利用できるモデルがあるのもポイント。1台あればプライベートからビジネスシーンまで、さまざまなシチュエーションで使えます。

一方で、WindowsはほかのOSと比べると対応しているアプリやゲームの数が少ないため、さまざまなコンテンツを楽しみたい方にはやや不向き。また、基本的にスマートフォン向けのアプリやゲームは利用できないので、スマホゲームを楽しみたい方は注意が必要です。

画面のサイズで選ぶ

モバイル性を重視するなら8インチ前後

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8インチ前後はタブレットのなかでもコンパクトなサイズ。スマートフォンよりも画面が少し大きいほどなので、大人なら片手でギリギリ持って使えます。サイズが小さく扱いやすいのが特徴で、電車での移動中や外出先などでタブレットを使いたい方におすすめです。

ただし、画面のサイズが小さいと、キーボードでの文字入力がしにくかったり、動画やゲームの映像に迫力がなかったりといくつかの欠点も考えられます。あくまでもモバイル性を重視する方におすすめです。

モバイル性とスペックを両立するなら10インチ前後

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10インチ前後のタブレットは、携帯性と画面の見やすさのバランスがとれているのが特徴。普段は室内で使って、たまに外出先に持ち運んで使うような方におすすめです。

一方で、タブレットのサイズが大きく重量もそれなりにあるため、頻繁に持ち歩いて使ったり、長時間持って使ったりするのにはあまり向いていません。ソファでゆっくりしながらゲームや映画を楽しみたい方にぴったりのサイズです。

ノートパソコンのように使いたいなら12インチ以上

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12インチ以上はタブレットのなかでも大きなサイズ。画面が見やすく映像に迫力があるため、ゲームや動画を快適に楽しみたい方に適しています。キーボードやマウスを繋げれば、タブレットとしてだけでなくノートパソコンとして使えるのもポイントです。

ただし、使える用途やシチュエーションは限られるので、基本的に室内で使うのがおすすめ。たまに持ち運んで使うような方は、画面のサイズがひと回り小さい10インチ前後を選んでおくのが安心です。

性能で選ぶ

CPUをチェック

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CPUは、タブレットの処理能力を決める重要なパーツです。CPUの性能を見る際は「コア」「クロック周波数」の2点をチェックしましょう。

基本的にはコアの数が多いほどCPUの性能が上がり、タブレットがサクサク動きます。アプリやゲームを快適に楽しみたいなら、コアの数は「ヘキサコア(6コア)」「オクタコア(8コア)」あたりがおすすめです。

なお、CPUのコア数が全く同じでも、ひとつのコアが秒単位でどのくらい計算できるのかを示す「クロック周波数」によって性能が大きく異なるのは留意点。アプリやゲームを快適に楽しみたいなら「1.50GHz~」、動画やSNS、Webサイトを見る程度なら「1.00GHz」ほどを目安に選びましょう。

メモリ(RAM)をチェック

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メモリは、OSや各種アプリなど実行中データを処理したり、一時的に保存したりしておくパーツです。作業机が大きいと一度に多くの作業ができるのと同じで、メモリの容量が大きければそれだけ一度に複数の処理ができます。

メモリの容量が小さいとアプリの起動が遅くなったり、ゲーム中に動作が不安定になったりするので、使う用途に合ったメモリを選びましょう。

選び方の目安としてWebサイトや動画などを見る程度なら「2GB~」、アプリやゲームを楽しみたいなら「4GB~」、処理の重いアプリケーションをサクサク動かすなら「8GB~」の容量がおすすめです。

なお、メモリは容量が大きいモノほど消費する電力も多くなり、バッテリーの減りが早くなります。長時間タブレットを使いたい方は、最大駆動時間とメモリのバランスがとれているかも注意して選んでみてください。

ストレージをチェック

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ストレージは、さまざまなデータを保存しておく記憶装置のひとつです。基本的にはストレージの容量が大きいほど、写真や動画、アプリなどのデータをより多く保存できます。

比較的軽めのアプリやゲームのみをダウンロードするだけなら「32GB~」、写真や動画などのコンテンツを保存して楽しみたいなら「64GB~」が目安です。なお、WebサイトやSNS、動画を観る程度ならストレージの容量はそれほど必要ないため、容量の小さな「16GB」程度でも十分な場合もあります。

タブレットにデータを入れすぎてストレージの容量がギリギリの状態だと、動きが鈍くなったり、フリーズや不具合を発生したりといったトラブルの原因になります。容量不足が心配な方は、microSDカードなどにデータの保存ができる「外部ストレージ」に対応するモデルかどうかもチェックしてみてください。

バッテリー容量をチェック

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タブレットを選ぶ際には、駆動時間を大きく左右するバッテリー容量も重要なポイントです。バッテリー容量は「mAh」と呼ばれる単位で表記されており、値が大きいモノほどタブレットの駆動時間も長くなります。バッテリー残量を気にせず1日中タブレットを楽しみたいなら、最低でも4000~5000mAh備えている製品をチェックしてみてください。

ただし、バッテリー容量が大きくてもCPUやメモリの性能が高すぎたり、画面サイズが大きすぎたりすると、消費電力が増えてバッテリーの減りが早くなる点には注意が必要です。

防水性能で選ぶ

バスルームやキッチンなどでタブレットを楽しみたい方は、「防水機能」を搭載したモデルがおすすめです。タブレットの防水性能は、電気製品の防水性能を表す「IP規格」で表記されており、基本的には「IPX」の後に続く数字が大きいほど防水性能が高くなります。

キッチンのような水しぶきがかかる場所なら「IPX4」、バスルームのように水没する可能性のある場所なら「IPX7」以上のモデルを目安にしてみてください。