ソファでゆっくりゲームや映画を楽しんだり、キーボードを付けてノートパソコンのように使ったり、さまざまな使い方ができる便利な「タブレット」。タブレットは製品の数が多いため、いざ購入するとなると何を選べばよいか迷ってしまいがちです。
そこで今回は、手軽に使えるWi-Fiモデルのタブレットをご紹介します。選ぶ際のポイントなども併せて解説するので、参考にしてみてください。
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- 目次
- Wi-FiモデルとLTEモデルの違い
- Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|7~8インチ
- Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|10~11インチ
- Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|12インチ以上
- Wi-Fiモデルタブレットの選び方
Wi-FiモデルとLTEモデルの違い
タブレットには大きく分けて「Wi-Fiモデル」「LTEモデル」の2種類が存在します。Wi-Fiモデルのタブレットは、自宅の無線LANルーターや、無料のWi-Fiスポットなどを利用することでインターネットが利用可能。単独で通信ができないため、外出先で頻繁にタブレットを使いたい方にはやや不向きな場合があります。
一方で、LTEモデルのタブレットは、スマートフォンと同じように電波がある場所ならインターネットが使用可能。ただし、別途SIMカードの契約が必要だったり、タブレット本体の価格が高かったりと、コスト面でいくつかのデメリットもあります。それぞれの特徴をしっかりと理解して、自分に合ったタイプのタブレットを選ぶことが大切です。
Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|7~8インチ
アップル(Apple) iPad mini
2021年9月に発売された第6世代のiPad mini。コンパクトサイズで持ちやすいのはもちろん、前モデルよりも十分にアップデートされており、満足度の高い仕上がりが特徴です。
画面は高画質のLiquid Retinaディスプレイ、デザインはオールスクリーンを採用しているのもポイント。ベゼルの幅を狭めたことで、スペック以上にサイズが大きく感じられます。
性能面はA15バイオニックチップによって高速化し、ゲームのほか高負荷がかかるタスクも対応可能。接続端子にはUSB Type-Cを採用しています。
また、カメラ機能が充実しているのも魅力。背面の広角カメラは1200万画素で、F値も1.8と明るく、暗い場所での撮影も快適な「トゥルートーンフラッシュ」も搭載しています。前面カメラも同様に画素は1200万。レンズの画角は122°と広角、さらにビデオ通話で便利な「センターフレーム」にも対応しています。
日本電気(NEC) LAVIE TAB08/H04 PC-TAB08H04
解像度1280×800の8インチディスプレイを搭載した、Wi-Fiモデルのタブレットです。本体の厚みは9mmで、重量は約318g。持ち運びに便利な、軽量スリムなサイズ感です。バッテリー容量は5100mAhで、約15時間の駆動時間を実現しています。充電がなかなかできない環境でも、安心して使用可能です。
プロセッサには4コアのMediaTek A22を採用しています。Webサイトの閲覧はもちろん、軽めのゲームなどもプレイ可能。ストレージ容量は約32GBと少なめですが、microSDカードに対応しているので、安心です。
OSにはAndroid 12を搭載。本体はIP5Xの防塵性能を有しています。そのほか、ヘッドホン出力とマイク入力に対応したミニジャックがあるのも便利なポイントです。
ファーウェイ(HUAWEI) タブレット MatePad T 8 KOB2K-W09
スタイリッシュなデザインを採用しているWi-Fiモデルのタブレットです。「HUAWEI eBookモード」を搭載しているのが特徴。画面のコントラストや明るさを自動的に調節するため、快適に読書を行えます。
5100mAhの大容量バッテリーを内蔵しているのもポイント。1回の充電で約12時間の動作を実現しています。また、幅4.9mmの極細ベゼルを採用しており、広い画面で映画などを楽しめるのもメリットです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 8インチ タブレット LUCA TE082M2N1-B
重さ約295gと軽量なWi-Fiモデルのタブレットです。長時間使いやすい製品を探している方におすすめ。また、持ち運びやすさを重視する方にも適しています。
容量32GBのストレージを内蔵しているのもポイント。多くの写真やビデオを保存したい場合は、microSDカードで最大256GBまで拡張できます。
アイワ(aiwa) aiwa tab AB8 JA3-TBA0802
さまざまなシーンで使用できる携帯性に優れた、Wi-FiモデルのAndroidタブレット。画面のサイズは8インチで、ディスプレイには解像度800×1280のIPSパネルを搭載しています。本体重量は約330gと軽量。カバンに入れて気軽に持ち運びができます。
プロセッサにはオクタコアのMediaTek MT8183を搭載。Webサイトの閲覧や動画の視聴などを快適に行えるスペックを有しています。メモリは4GBで、ストレージは64GBです。microSDカードにも対応しているので、活用すれば内蔵ストレージの圧迫も軽減できます。
バッテリーの駆動時間は最大約6時間。そのほか、GPSだけでなく、GLONASS・Galileo・QZSS(みちびき)の測位システムに対応しているので、より正確な位置情報を把握できます。
アマゾン(Amazon) NEW Fire HD 8 タブレット
コンテンツ消費用途におすすめのWi-Fi対応タブレットです。気軽に購入できる手頃な価格が特徴。2.0GHzで駆動する6コアのプロセッサを搭載しているため、電子書籍や動画配信サービスを快適に利用することが可能です。AmazonのKindleやPrimeVideoをはじめ、Netflixやディズニープラスなど、幅広いコンテンツに対応しています。
ロングライフバッテリーを内蔵しており、最大13時間充電せずに使えるのも便利です。さらに、Alexaに対応しているのもポイント。タブレットに話しかけるだけで、ニュースをチェックしたり映画や音楽を再生したりと快適に使用できます。キッチンで料理をしているときやパソコン作業中など、わざわざ手を離すのが煩わしいシーンに便利です。
アマゾン(Amazon) Fire 7 タブレット キッズモデル
子供が初めて使うタブレットにおすすめのモデルです。「Amazon Kids+」サービスをセット販売しているのが特徴。絵本・児童書・学習まんがといった子供向けのコンテンツが、1年間無料で利用できます。年齢範囲を設定すれば、子供の年齢にあったコンテンツを自動で表示させることも可能です。
落下などの衝撃から本体をしっかりとガードするキッズカバーが付属。うっかりと落としてしまっても、端末をしっかりと保護できます。
また、1日の利用時間や学習のゴールなどを設定することが可能。タブレットの利用状況もスマホやパソコンを使い離れた場所から確認できます。子供の学習用途に適したWi-Fiタブレットを検討している方も、ぜひチェックしてみてください。
TECLAST P85T
低価格ながら使いやすいWi-Fiモデルのおすすめタブレット。持ち運びやすいサイズのボディに8インチのディスプレイを搭載しています。画面に視野角の広いIPSパネルが使われている点も特徴。筐体にはアルミニウム合金が採用されています。
メモリは4GBで、ストレージは64GB。microSDカードをセットすれば、ストレージを最大1TBまで拡張可能でき、アプリや動画を大量に保存できます。
バッテリー容量は5000mAh。充電用ポートにはUSB Type-Cを採用しています。また、3.5mmイヤホンジャックも搭載されているため、有線のイヤホンやヘッドホンを接続して使用可能です。
PRITOM タブレット TAB8
低価格なWi-Fiタブレットを探している方におすすめのモデル。OSにAndroid13を搭載しているので、Google Playからさまざまなアプリをインストールできます。動画視聴やゲーム、読書など幅広い用途に使用可能です。
持ち運びやすいコンパクトなサイズのボディに8インチのディスプレイが搭載されています。ストレージ容量は64GB。microSDカードによる拡張にも対応しているため、音楽や動画などを大量に保存したい方でも安心して使用できます。
フロントカメラとリアカメラの両方が搭載されており、写真や動画を撮影して楽しめるのも特徴です。もちろん、ビデオ通話にも利用できます。
自分が使うタブレットとしてはもちろん、子供用のタブレットとしてもぴったりのモデルです。
Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|10~11インチ
アップル(Apple) iPad 10.9インチ 第10世代 MPQ03J/A
複数のアプリを同時に利用できるWi-Fiモデルのタブレット。画像を編集してシェアしたり、メモを取りながらチャットしたりできます。頻繁に使うアプリを横に並べて使用したい方や、作業効率を高めたい方にもおすすめのモデルです。
また、「A14 Bionicチップ」を搭載しており、優れた処理能力を有しています。4Kビデオをスムーズに編集できるほか、グラフィックスを駆使したゲームもプレイできるのが魅力です。バッテリーの持ちが長いのもポイント。インターネット利用時やビデオ再生時の場合は、最大10時間使えます。
そのほか、上部にはTouch IDを搭載。ロックの解除やサインイン、支払いをする際に便利です。
グーグル(Google) Google Pixel Tablet GA04750-JP
独自のプロセッサ「Google Tensor G2」を搭載した、Wi-Fiモデルのタブレットです。さまざまな作業をスムーズにこなすことができ、ゲームなども快適にプレイ可能。セキュリティ性も高いので、安心できます。
画面のサイズは10.95インチで、解像度は2560×1600。使い勝手のよいサイズ感で、映像も精細に表示できます。また、本体には4つのスピーカーを内蔵しており、臨場感のあるサウンドを再生可能です。さらに、同梱する「充電スピーカー ホルダー」を活用すれば、置くだけで充電ができ、外部スピーカーとしても使用できます。
電源ボタンには指紋認証センサーを搭載。本体サイズは幅258×高さ169×奥行き8.1mmで、重量は493gです。
サムスン(Samsung) Galaxy Tab S9 FE SM-X510NZAAXJP
抑え目な価格ながらも高いスペックを有した、Wi-Fiモデルのタブレットです。プロセッサにExynos 1380を搭載しており、Webサイトの閲覧はもちろん、映像の視聴やゲームなども快適。また、専用のスタイラスペン「Sペン」が標準で同梱するので、イラストを制作したり、手書きでメモをとったりなどの用途でも、活用できます。
画面のサイズは10.9インチ。解像度は2304×1440で、最大90Hzのリフレッシュレートにも対応しています。滑らかかつ高精細な映像を表示できるので、ゲームなどもより快適にプレイ可能です。メモリは6GBで、ストレージは128GB。最大1TBまでのmicroSDカードも利用できるので、便利です。
さらに、タブレット本体とSペンは、IP68の高い防塵・防水性能を有しています。アウトドアシーンなどでも安心して使用可能です。
マイクロソフト(Microsoft) Surface Go 3 8VA-00015
大学生の方におすすめのタブレットです。CPUにデュアルコアのPentium Goldを採用した、軽作業向きのモデル。ネットでの調べ物やレポート作成などの用途におすすめです。Officeアプリが付属しているため、届いたらすぐに使いはじめられます。
厚さが8.3mmと薄型設計のうえ、重さも544gと軽量。リュックの中でかさばらず、キャンパス・図書館・カフェなど、好きな場所へ持ち運んで使えます。128GBのSSDを搭載しているので、多くのデータを保存して持ち歩くことが可能です。
レノボ(Lenovo) Tab P11 Pro 2nd Gen ZAB50402JP
11.2インチのOLEDディスプレイを採用したモデルです。画像の美しさを重視する方におすすめのWi-Fi対応タブレット。黒の表現力に優れておりメリハリのある映像が見られるため、映画鑑賞などの用途に適しています。JBLのスピーカーを4基搭載するなど、サウンドクオリティーも良好です。
最大120Hzの高リフレッシュレートに対応しているのもポイント。激しく動く映像が滑らかに表示できるので、FPSやレーシングといった高速系のゲームを快適にプレイ可能です。8コアのプロセッサと6GBメモリをセットアップするなど、高い処理性能を備えています。
オッポ(OPPO) タブレット OPPO Pad Air
スタイリッシュなデザインが魅力的なWi-Fiモデルのタブレットです。Dolby Atmos対応のクアッドステレオスピーカーを内蔵しているのが特徴。動画を視聴する頻度が多い方などにおすすめです。
7100mAhの大容量バッテリーを搭載しているのもメリット。ビデオ再生は約12時間、ビデオ通話なら約15時間動作します。
シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad SE
スペックと価格のバランスがよい、おすすめのWi-Fiタブレット。11インチのディスプレイは最大で90Hzのリフレッシュレートに対応しており、滑らかな映像を再生できます。ブルーライトも抑えられているので、長時間快適に使用可能です。
プロセッサにはSnapdragon 680を採用し、4GBのメモリと128GBのストレージを搭載しています。Dolby Atmosに対応する高性能なスピーカーが搭載されており、迫力のあるサウンドで動画を視聴できる点も魅力です。
バッテリーも8000mAhと大容量のため、充電切れを気にせずさまざまなコンテンツを楽しめます。背面と前面の両方にカメラが搭載されており、写真や動画を撮影したりビデオ通話を楽しんだりできるのも嬉しいポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) タブレット 10.1インチ LUCA TE103M3N1-B
比較的リーズナブルな価格で購入しやすいWi-Fiモデルのタブレットです。1920×1200ピクセル表示が可能な10.1インチ液晶を搭載。広視野角タイプなので、色変化の少ない鮮明な表現を楽しめます。
容量3GBのメモリと32GBのストレージを採用。ネットで調べ物をしたり動画を視聴したりするなどの軽作業に適しています。コスパを重視する方におすすめです。
アマゾン(Amazon) Fire HD 10 タブレット
動画視聴や読書など幅広い用途に使いやすい、おすすめのWi-Fiタブレット。10.1インチのフルHDディスプレイを搭載しています。大画面を活かした画面分割機能にも対応しており、2種類のアプリを同時に起動して利用可能です。
背面と前面に5MPのカメラが搭載されており、動画撮影やZoomを利用したビデオ通話などを楽しめます。また、Alexaに対応するスマートホームアイテムと連携できるのもポイントです。
別売りのスタイラスペンを使用すると、本格的なイラスト制作も可能。4096段階の筆圧検知や、手の誤反応を防ぐパームリジェクションに対応しているため、気になる方はチェックしてみてください。
Acer Gadget e10 ETPad
OSにAndroid 14を搭載する、おすすめのWi-Fiタブレットです。画面サイズは10.95インチと大きく、解像度は1920×1200ドットと高精細。Widevine L1に対応しているので、さまざまなネット動画を高画質で視聴できます。
プロセッサにはSnapdragon 685を採用しており、8GBのメモリと128GBのストレージを搭載。バッテリーは7000mAhと大容量なうえ、USB PDの急速充電にも対応しているため、バッテリーが少なくなっても短時間で充電できます。
スピーカーが合計で4基搭載されており、迫力のあるサウンドを再生できる点も特徴です。また、イヤホンジャックも搭載されているので、ワイヤレスだけではなく有線のイヤホンやヘッドホンも利用できます。
アイワ(aiwa) タブレット JA2-TBA1001
IP65等級の防塵・防水性能を搭載したWi-Fiモデルのタブレットです。キッチンや洗面所といった水周りで使いたい方におすすめ。また、キャンプやBBQなどのアウトドアシーンでも活躍します。
インセル型のGorillaガラスを採用しているのもポイント。耐衝撃性に優れているため、破損のリスクを軽減できます。さらに、容量6800mAhのバッテリーを内蔵しており、フル充電で約6.5時間の動画再生を実現しているのもメリットです。
Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ端末|12インチ以上
アップル(Apple) iPad Air 13インチ Wi-Fiモデル MV2F3J/A
iPad Airの13インチサイズのモデルです。予算を抑えつつ、大画面ディスプレイを搭載したモデルがほしい方におすすめ。プロセッサには独自の「M2チップ」を搭載しており、多用途に使用できる高いスペックを有しています。
筐体には再生アルミニウムを採用しており、高級感のあるデザインです。ディスプレイには「Liquid Retinaディスプレイ」を搭載し、解像度は2732×2048。精細で美しい映像を表示できるのも魅力です。複数のアプリを並べて表示できる「Split View」機能などもあるので、活用すれば大画面を最大限活かせます。
また、別売りの「Apple Pencil Pro」を使用すれば、イラスト制作など、クリエイティブな用途でも使用可能です。
日本電気(NEC) LAVIE Tab T12 PC-T1295DAS
12.6インチの有機ELディスプレイを採用した、Wi-Fiモデルのタブレットです。映画や動画を鑑賞するのにおすすめのモデル。引き締まった美しい映像が見られます。Dolby Atmosに対応したJBLのクアッドスピーカーを搭載しており、臨場感のあるサウンドが楽しめるのも嬉しいポイントです。
約256GBのストレージを内蔵しているため、一般的な使い方であれば容量不足で困る心配はほとんどありません。オクタコアのCPUと8GBのメモリを実装するなど、処理性能も良好です。
マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro
背面にキックスタンドが搭載されており、自立するWi-Fiタブレット。13インチのディスプレイは解像度が2880×1920ドットと高く、鮮やかできめ細やかな映像を再生できます。
OSにはWindows 11を搭載しています。別売りのキーボードを取り付けると、ノートパソコンのようにも使用可能。Officeソフトも付属しているため、ビジネスや学習などさまざまなシーンで活用できます。
サムスン(Samsung) Galaxy Tab S8+ SM-X800N
大画面で使いやすい、Wi-Fiモデルのおすすめタブレット。12.4インチの有機ELディスプレイを搭載しており、画像や映像を鮮やかに表示できます。解像度も2800×1752と高く、高精細な表示が可能です。
パワフルなパフォーマンスもポイント。オクタコアのプロセッサを採用しているほか、メモリ容量も8GBと潤沢で、ゲームも快適にプレイ可能です。ストレージ容量も128GBと大きく、最大1TBまでのmicroSDカードにも対応しています。
専用のスタイラスペンである「Sペン」が付属する点も魅力のひとつ。メモを取ったりイラストを描いたり、一部のアプリでは動画編集に活用したりもできます。背面にマグネットで吸着すれば、ワイヤレス充電も可能です。
サムスン(Samsung) Galaxy Tab S9 Ultra SM-X910NZAEXJP
大画面を搭載する高性能なおすすめのWi-Fiタブレット。14.6インチの大型有機ELディスプレイを搭載しており、鮮やかで迫力のある映像を再生できます。付属の「Sペン」を利用すれば、手書きのメモやイラストなどにも活用可能です。
独自のAI機能である「Galaxy AI」にも対応しています。メモを瞬時に要約したり写真を自然にレタッチしたりできるほか、任意のエリアを指定してWeb検索するGoogleの「かこって検索」も利用可能です。
メモリも12GBと大容量なので、高負荷なゲームも快適にプレイできます。また、大型のWi-FiタブレットながらIP68規格を満たす防塵・防水性能を有しており、水回りでも安心して使用できる設計です。
シャオミ(Xiaomi) Pad 6S Pro 12.4
高性能ながら価格が抑えられたおすすめのWi-Fiタブレット。12.4インチかつ3048×2032ドットの高精細なディスプレイを搭載しています。最大144Hzの可変リフレッシュレートにも対応。アスペクト比が3:2なのも使いやすいポイントです。
Snapdragon 8 Gen 2を採用しているほかメモリ容量も潤沢なため、ゲームアプリを快適に楽しめます。画像や動画の編集など、クリエイティブな作業に使用したい方にもおすすめです。
バッテリー容量は10000mAh。最大120Wの急速充電にも対応しているので、バッテリーが切れてしまっても短時間ですぐに使用を再開できます。
Wi-Fiモデルタブレットの選び方
OSで選ぶ
Android
Androidは、Googleが提供するオペレーティングシステムです。無償で使えるオープンソースソフトウェアのひとつで、多くのメーカーがタブレットのOSに採用しています。端末の種類が豊富で自分に合ったモノが選べるため、デザインや機能にこだわりたい方におすすめ。また、ほかのOSと比べて低価格モデルが充実しているのも魅力です。
なお、Androidは端末ごとに操作方法・機能・バックアップの手順などが違うので、機械の苦手な方だと使いにくく感じることがあります。メーカーや製品によっては、最新バージョンのOSが提供されないこともあるため、同じタブレットを長く使い続けたい方は注意が必要です。
iPad OS(iOS)
iPad OSは、Appleが2019年9月にリリースしたオペーレーティングシステム。iPadに最適化されているのが特徴で、PCのサブディスプレイとして使える「Sidecar」など、利便性に優れています。また、頻繁に利用するアプリをDockと呼ばれる目立つ場所に配置できるほか、複数のアプリを同時に開けるマルチタスク機能を備えているのもポイントです。
ただし、Android OSと比較して、対応しているアプリ数が少ない点には注意。さらに、App Storeからアプリをダウンロードしても、iPad OS向けに最適化されていない場合もあるので留意しておきましょう。
Windows
Windowsはマイクロソフトが提供するオペレーティングシステム。WordやExcelなどのオフィス系ソフトと互換性があるのはもちろん、普段パソコンで使っているWindows用のソフトウェアを使えるのが特徴です。
タブレットとしてだけでなく、キーボードやマウスを繋げればノートパソコンとして利用できるモデルがあるのもポイント。1台あればプライベートからビジネスシーンまで、さまざまなシチュエーションで使えます。
一方で、WindowsはほかのOSと比べると対応しているアプリやゲームの数が少ないため、さまざまなコンテンツを楽しみたい方にはやや不向き。また、基本的にスマートフォン向けのアプリやゲームは利用できないので、スマホゲームを楽しみたい方は注意が必要です。
画面のサイズで選ぶ
モバイル性を重視するなら8インチ前後
8インチ前後はタブレットのなかでもコンパクトなサイズ。スマートフォンよりも画面が少し大きいほどなので、大人なら片手でギリギリ持って使えます。サイズが小さく扱いやすいのが特徴で、電車での移動中や外出先などでタブレットを使いたい方におすすめです。
ただし、画面のサイズが小さいと、キーボードでの文字入力がしにくかったり、動画やゲームの映像に迫力がなかったりといくつかの欠点も考えられます。あくまでもモバイル性を重視する方におすすめです。
モバイル性とスペックを両立するなら10インチ前後
10インチ前後のタブレットは、携帯性と画面の見やすさのバランスがとれているのが特徴。普段は室内で使って、たまに外出先に持ち運んで使うような方におすすめです。
一方で、タブレットのサイズが大きく重量もそれなりにあるため、頻繁に持ち歩いて使ったり、長時間持って使ったりするのにはあまり向いていません。ソファでゆっくりしながらゲームや映画を楽しみたい方にぴったりのサイズです。
ノートパソコンのように使いたいなら12インチ以上
12インチ以上はタブレットのなかでも大きなサイズ。画面が見やすく映像に迫力があるため、ゲームや動画を快適に楽しみたい方に適しています。キーボードやマウスを繋げれば、タブレットとしてだけでなくノートパソコンとして使えるのもポイントです。
ただし、使える用途やシチュエーションは限られるので、基本的に室内で使うのがおすすめ。たまに持ち運んで使うような方は、画面のサイズがひと回り小さい10インチ前後を選んでおくのが安心です。
性能で選ぶ
CPUをチェック
CPUは、タブレットの処理能力を決める重要なパーツです。CPUの性能を見る際は「コア」「クロック周波数」の2点をチェックしましょう。
基本的にはコアの数が多いほどCPUの性能が上がり、タブレットがサクサク動きます。アプリやゲームを快適に楽しみたいなら、コアの数は「ヘキサコア(6コア)」「オクタコア(8コア)」あたりがおすすめです。
なお、CPUのコア数が全く同じでも、ひとつのコアが秒単位でどのくらい計算できるのかを示す「クロック周波数」によって性能が大きく異なるのは留意点。アプリやゲームを快適に楽しみたいなら「1.50GHz~」、動画やSNS、Webサイトを見る程度なら「1.00GHz」ほどを目安に選びましょう。
メモリ(RAM)をチェック
メモリは、OSや各種アプリなど実行中データを処理したり、一時的に保存したりしておくパーツです。作業机が大きいと一度に多くの作業ができるのと同じで、メモリの容量が大きければそれだけ一度に複数の処理ができます。
メモリの容量が小さいとアプリの起動が遅くなったり、ゲーム中に動作が不安定になったりするので、使う用途に合ったメモリを選びましょう。
選び方の目安としてWebサイトや動画などを見る程度なら「2GB~」、アプリやゲームを楽しみたいなら「4GB~」、処理の重いアプリケーションをサクサク動かすなら「8GB~」の容量がおすすめです。
なお、メモリは容量が大きいモノほど消費する電力も多くなり、バッテリーの減りが早くなります。長時間タブレットを使いたい方は、最大駆動時間とメモリのバランスがとれているかも注意して選んでみてください。
ストレージをチェック
ストレージは、さまざまなデータを保存しておく記憶装置のひとつです。基本的にはストレージの容量が大きいほど、写真や動画、アプリなどのデータをより多く保存できます。
比較的軽めのアプリやゲームのみをダウンロードするだけなら「32GB~」、写真や動画などのコンテンツを保存して楽しみたいなら「64GB~」が目安です。なお、WebサイトやSNS、動画を観る程度ならストレージの容量はそれほど必要ないため、容量の小さな「16GB」程度でも十分な場合もあります。
タブレットにデータを入れすぎてストレージの容量がギリギリの状態だと、動きが鈍くなったり、フリーズや不具合を発生したりといったトラブルの原因になります。容量不足が心配な方は、microSDカードなどにデータの保存ができる「外部ストレージ」に対応するモデルかどうかもチェックしてみてください。
バッテリー容量をチェック
タブレットを選ぶ際には、駆動時間を大きく左右するバッテリー容量も重要なポイントです。バッテリー容量は「mAh」と呼ばれる単位で表記されており、値が大きいモノほどタブレットの駆動時間も長くなります。バッテリー残量を気にせず1日中タブレットを楽しみたいなら、最低でも4000~5000mAh備えている製品をチェックしてみてください。
ただし、バッテリー容量が大きくてもCPUやメモリの性能が高すぎたり、画面サイズが大きすぎたりすると、消費電力が増えてバッテリーの減りが早くなる点には注意が必要です。
防水性能で選ぶ
バスルームやキッチンなどでタブレットを楽しみたい方は、「防水機能」を搭載したモデルがおすすめです。タブレットの防水性能は、電気製品の防水性能を表す「IP規格」で表記されており、基本的には「IPX」の後に続く数字が大きいほど防水性能が高くなります。
キッチンのような水しぶきがかかる場所なら「IPX4」、バスルームのように水没する可能性のある場所なら「IPX7」以上のモデルを目安にしてみてください。
ネット環境のある場所でしか使えないWi-Fiモデルのタブレット。ゲームや動画、電子書籍など、さまざまなコンテンツを快適に楽しみたい方におすすめです。使用する際は、Wi-Fiの規格にも注意。スマホやタブレット、パソコンの買い替え時には、既存のWi-Fiの状況も確認しておきましょう。