忘れ物が多い方におすすめしたい「スマートタグ」。スマートフォンと連動できるタグ(札)のことで、財布・鍵・バッグなどの大切なものに付けておけば、ブザーを鳴らして位置を特定したり、GPSと連携してどこに落としたのかを探したりできます。忘れ物防止とともに、モノを探す時間を節約できる便利アイテムです。

そこで、今回はスマートタグのおすすめ商品をピックアップしました。主な機能や選び方などの基本情報についてもご紹介します。

スマートタグとは?

スマートタグの基礎知識



スマートタグとは、スマートフォンと連動するタグのことです。見た目はただのキーホルダーのように見えますが、BluetoothやGPSを搭載しています。持ち主から一定の範囲を離れるとブザーなどで警告してくれたり、位置情報を利用して具体的な場所を調べられたりと、さまざまな便利機能を持ったガジェットです。「忘れ物防止タグ」や「アイテムトラッカー」などと呼ばれることあります。

スマートタグの主な機能



スマートタグの主な機能としては以下のようなものがあります。ただし、製品によっては対応していない機能もあるので、あくまで参考としてご覧ください。

①忘れ物防止機能

スマートタグをつけたアイテムがユーザーから離れたとき、スマートフォンに通知が入る機能です。鍵や財布などの貴重品をよく紛失してしまう方はもちろん、重要な書類を持ち運ぶ方にもおすすめ。なお、盗難対策にもなるので、海外旅行に行くときにも大活躍します。

②GPS表示機能

GPS機能を備えているスマートタグの場合、スマートフォンでその位置を調べることができます。GPS非対応の製品でも、最後の通信地点を地図アプリで表示できるので、探し物の捜索に役立ちます。たとえば鍵を失くしてしまったときは、それまで行動した範囲をたどって探す必要がありましたが、スマートタグを付けておけば安心です。

③探し物呼出機能

ブザーを備えているスマートタグの場合、スマートフォンを操作して音や点灯で知らせることができます。たとえば鍵が部屋にあるのはわかっているけれど、具体的な場所が分からない場合などに便利です。逆にスマートタグのボタンを押して、スマートフォンの位置を探すこともできます。

④近づきアラート機能

スマートタグが付いているモノが近づいてきたとき、スマートフォンに通知が入る機能です。たとえば、忘れ物を探しているときはもちろん、空港のターンテーブルでスーツケースが流れてきたときなどに便利です。

スマートタグの選び方


スマートタグといっても、さまざまな製品があります。購入する際には以下の点に注目してください。

①有効範囲

スマートタグには有効な範囲があります。圏外になると探せなくなってしまう場合もあるので注意しましょう。置き忘れが多い方や行動範囲が広い方はしっかりとカバーする距離を把握しておきましょう。

②サイズ

スマートタグのサイズにも注目。スーツケースやバッグなどに付けるのならば多少大きくても気になりませんが、鍵などの小物に付ける場合は、あまり大きすぎると使いにくい場合もあります。

③バッテリー

スマートタグは「電池交換可」と「電池交換不可」の2種類に分けられます。注意したいのは電池交換ができない使い切りのタイプです。電池が切れてしまったら、たとえ壊れていなかったとしても本体ごと買い直さなければいけません。ただし、使い切りのモノはリーズナブルなので、コスト重視の方にはおすすめです。

④対応OS

スマートタグは、専用アプリを介して操作します。そのため、スマートフォンのOSがアプリに対応していない場合は使用できない恐れがあります。購入する際は、対応OSを確認してください。

スマートタグのおすすめモデル

キュリオ(Qrio) Qrio Smart Tag


クラウドファンディングによって開発が実現したスマートタグです。現在は一般販売されています。スマートフォンとはBluetoothで繋がれており、お互いに音を鳴らすことが可能。また、カメラのシャッター機能、音楽再生/停止機能もあります。

外観はソニーのデザインチームが担当しています。厚さは約8.5mm。重さは10g。キーホルダー感覚で付けられるのが魅力です。電池交換も可能なので、長く使い続けたい方におすすめのスマートタグです。

NUT2


コンパクトながらも高性能なスマートタグです。有効範囲は屋外が約50m、室内は約30mとかなり広く、GPSにおいては制限がありません。同期接続数は6個なので、複数のガジェットを同時に管理したい方におすすめです。

サイズは36×36mmで、厚さも5.8mmと非常に薄く、持ち運びも簡単です。カバンや財布の中に入れてもストレスを感じません。側面にはストラップ用の穴が開いているので、キーホルダーとして使うこともできます。

チポロ(chipolo) Chipolo


スロベニア生まれのキュートなスマートタグです。注目したいのは「コミュニティーサーチ」機能。障害物がない場合の有効範囲は約60mなのですが、Chipoloアプリを実行しているユーザーが近くを通ると、匿名情報で場所を教えてくれるという機能です。そのため、Chipoloが遠く離れた場所にあったとしても、探し出すことができます。

サイズは直径35mm。厚さは5mmです。プラスチック製でとても軽いので、鍵や傘などにも付けられます。カラーバリエーションも全9色と多く、おしゃれにスマホートタグ楽しみたい方にもおすすめです。

Stick-N-Find


アメリカのクラウドファンディングで注目され、製品化されたスマートタグです。1箱に2個入っています。注目したいのは「レーダー機能」。安定したBluetooth接続よって、どの方向に、どの程度離れているのかをスマートフォンの画面上でしっかりチェックできます。

サイズは500円玉とほぼ同じ程度です。厚さは約4mm。重さも4.5gと軽め。なお、キーホルダーとして使うためには、スマートタグの裏についているシールを剥がして付属のギターピックのようなプレートに張り付けると対応できます。

インディゴ(IndyGo) FIND



シンプルなデザインのスマートタグ。「置き忘れ防止」と「スマホ置き忘れ防止」に特化した製品です。半径50mの中であれば、ブザー音を鳴らして探し出すことができます。遠くに離れてしまった場合でも、最後に通信したときの位置をGPS地図で表示すれば、おおよその位置を把握できます。

38.6×38.6mm。重さは8gです。キーホルダー用の大きな穴が開いているので、金属製の輪を通せば、紛失の可能性をさらに減らせます。iPhoneなら1台で8個のタグを操作できますが、Androidのスマホの場合は1個しか操作できないので気を付けてください。

ウィスティキ(Wistiki) Wistiki voila!(ヴォワラ)


透明のカラーキャップがおしゃれなスマートタグ。フランスのクリエイター、フィリップ・スタルク氏によってデザインされたもので、機能美と造形美を兼ね備えています。電池交換はできませんが、密封されているため水に強いというメリットがあります。カバンやキャリーケースに付けたい方におすすめです。

スティック状の「voila!(ヴォワラ)」のほかに、卵型の「aha!(アッハ)」もあります。角張った部分がないので、ペット用としてもおすすめです。

MAMORIO (マモリオ) MAMORIO


荷札のようなデザインが特徴的なスマートタグです。注目したいのは「MAMORIO Spot」機能。街や駅に設置されているスポットにMAMORIOが近づくと、お知らせが届くというシステムです。今後、スポットの数が増えていく可能性があります。

サイズは35.5×19mm。厚さは3.4mmで、重さは3g。スマートタグのなかでは世界最小クラスです。有効距離は約30m。電池交換はできませんが、約1年間利用できます。

Tile Slim


クラウドファンディング発のスマートタグ。200ヵ国で累計600万個を売り上げている人気シリーズです。オリジナル版は厚みが5.3mmありましたが、「Tile Slim」は半分以下の2.4mm。およそクレジットカード2枚分の厚さです。

ストラップホールがないのでキーホルダーとしては使えませんが、財布やカバンに忍ばせておくには丁度よいスマートタグです。