「圧力鍋」は時短調理を可能にする優秀な調理器具。硬さのある根菜をふわっと柔らかく仕上げ、魚を骨ごと食べられる状態に調理できるので、1台持っていると重宝します。

また、圧力鍋があれば料理のレパートリーが広がるのも魅力です。そこで今回は、おすすめの圧力鍋をご紹介します。

圧力鍋はどんな料理におすすめ?

By: amazon.co.jp

圧力鍋は鍋の内部に圧力をかけることで100℃以上の高温調理ができる調理機器。普通の鍋では何十分も加熱しないと柔らかくならない食材でも数分で柔らかくなるので、時短調理ができます。特に硬い素材を使う調理に向いているため1台持っていると便利です。

圧力鍋が得意とする料理としてまず挙げられるのが煮込み料理。長時間煮込まないとなかなか柔らかくならない豚の角煮や牛すじの煮込みを作ると、短時間で完成するだけでなくとろけるような柔らかい食感に仕上がります。

野菜の煮物や魚の煮付けも得意。ごぼうやレンコンなどの根菜もあっと言う間に柔らかくし、鯖の味噌煮を作れば骨ごと食べられるので、カルシウムの摂取にも一役買います。ご飯を炊くのも得意で釜で炊いたようなおいしさが味わえると評判です。特に硬くて食べにくい玄米を炊くとモチモチの食感になって食べやすくなります。

圧力鍋の種類は2種類

おもり式

By: amazon.co.jp

おもり式の圧力鍋は蒸気口に金属製のおもりをのせて穴を塞いでおき、圧力がかかって蒸気が出ると蒸気の力でおもりが揺れて音が鳴る仕組みになっています。

おもり式のメリットは、キッチンから離れていてもシュッシュという大きな音が出たら火を止めに行けばよい点。圧力がかかったことがすぐにわかるので、加熱のしすぎで食材がドロドロに溶けてしまうトラブルを防げます。

デメリットは圧力の調整ができないモデルを選ぶと、自分で時間を計って火を止める必要がある点です。蒸気口から漏れる蒸気によって部屋に食材のニオイが充満しやすい点も人によっては気になる可能性があります。

スプリング式

By: amazon.co.jp

スプリング式の圧力鍋は蒸気口にバネが入っており、このバネの力で圧力を調整する仕組み。圧力がかかるとバネが表示ピンを持ち上げて知らせます。おもり式よりやや複雑な構造です。

メリットはシュシュと大きな音がしない点。 圧力の調整ができるモデルが多く、煮込みすぎて食材が煮崩れてしまうトラブルも防げます。蒸気の放出も少なくニオイ漏れがないのもメリットです。

スプリング式は表示ピンが上がったかどうかを目で判断する必要があるため、調理中は圧力鍋を見ていないといけない点がデメリット。家事で忙しい時間などは多少煩わしいかもしれません。スプリング式で圧力調整ができるモデルを選んでおくと圧力のかけ過ぎを防げます。

圧力鍋の選び方

圧力鍋の材質をチェック

By: amazon.co.jp

時間を短くしたいなら「アルミ製の圧力鍋」

アルミ製の圧力鍋はすぐに圧力がかかって時短調理ができる点がメリット。アルミは素材が軽いので圧力鍋自体も軽量で扱いやすく、女性やお年寄りにもおすすめです。

デメリットは圧力値がやや低い点。アルミの金属素材は柔らかいので、あまりに高い圧力をかけるのは無理があります。また、ステンレスに比べると保温性が低めなので、加熱後の余熱調理は苦手です。

保温性が高く煮込み料理が得意な「ステンレス製の圧力鍋」

ステンレス製の圧力鍋は圧力値が高いので、根菜や肉などの硬い食材の調理に向いています。保温性も高く余熱調理が得意な点も魅力。カレーや肉じゃがなどは軽く圧力をかけたら火を止め、そのまま余熱調理をすればあっという間に仕上がるのでガス代や電気代の節約にもなります。

デメリットは圧力がかかるまでやや時間がかかる点です。スレンテスは素材自体が重いので、圧力鍋を移動したり洗ったりする際に扱いにくく、人によっては後片付けが負担に感じることがあります。

両方とも追求したいなら「多層式の圧力鍋」

アルミとステンレスを組み合わせた多層式は、2つの素材のメリットを十分に活かした圧力鍋。最近はステンレスでアルミを挟んだ3層構造の圧力鍋が増えています。

メリットは加熱をするとすぐに圧力がかかり、保温性が高く余熱力もある点。圧力値も高いので硬い食材を短時間で柔らかくでき、ガス代や電気代も節約できます。ステンレスに比べると軽量なので、扱いやすい点も魅力。ただし、アルミ製やステンレス製に比べて価格が高いのがデメリットです。

圧力鍋の容量をチェック

By: amazon.co.jp

圧力鍋にはさまざまなサイズがあるため、家族の人数に合わせて最適なサイズを選ぶ必要があります。圧力鍋は満量まで食材を入れられず、最大でも鍋の2/3までしか食材が入らないため、サイズ選びの目安は家族の人数に1Lを足した容量が最適。4人家族なら4+1=5で5リットルがベストです。多めに料理を作る家庭なら、さらにプラス1Lの大きめモデルを選びましょう。

1人暮らし向け

1人暮らしにおすすめの圧力鍋の容量は2~2.5L程度が最適です。最近は1人暮らしでも圧力鍋を使いたいというニーズが増えているため、各メーカーからさまざまな小型圧力鍋が発売されています。

2人暮らし向け

2人暮らしにおすすめの圧力鍋の容量は3~4L程度です。共働きで食事を多めに作り置きしておきたい場合は、4L以上の圧力鍋を購入したほうが活用しやすくなります。

3~4人暮らし向け

3~4人家族なら4~5.5L程度の容量がおすすめ。友人や親戚がよく遊びに来る家庭であれば、6Lの大型モデルを購入しておくと安心です。煮物などを多めに作ってタッパー保存したい場合も、家族の人数を考えると大きめの圧力鍋を購入しておいたほうが活用の幅が広がります。

圧力値をチェック

By: amazon.co.jp

圧力鍋の圧力値とはどのくらいの力で圧力をかけられるかを数値にしたもの。メーカーによって表記が異なり、パスカル(Pa)表記と気圧表記があります。パスカル表記なら80kPa~150kPa程度、気圧表記なら1.78気圧~2.48気圧程度が高圧の圧力鍋です。

圧力値が高いほど鍋内部の温度が高温になり、食材がしっかり柔らかくなります。高温になる分だけ加圧時間も短くできるので、短時短調理や省エネの面でもメリット。少し高めと感じるハイスペックモデルを使い、ガス代や電気代を節約できればトータル的なコストが減らせます。

圧力鍋のなかには高圧と低圧を切り替えられるモデルがあり、食材に合わせて加圧できるので便利です。圧力値をチェックする際にこの機能の有無もよく確認しておきましょう。

圧力鍋がIHに対応しているかをチェック

自宅でIHを使用している場合、圧力鍋がIH対応モデルかどうかも必ず確認しましょう。最近の圧力鍋はほとんどがIHに対応していますが、価格が安めのモデルなどはIHに対応していないこともあります。

圧力鍋のおすすめメーカー・ブランド

ティファール

By: amazon.co.jp

フライパンをはじめとする調理器具が人気のティファール。圧力鍋はおもり式の両手鍋が主流です。取り外し可能なタイマー付きのモデルが特に人気。カラーバリエーションも多く見た目がおしゃれなのも魅力です。

また、フタの開け閉めとロックがハンドルの上げ下げだけでできるのも魅力。安全性を重視した圧力鍋なので、初めての方でも安心して購入できます。ティファールの公式サイトには200以上の圧力鍋レシピが掲載されているのもポイント。料理のバリエーションを広げる際に役立ちます。

パール金属

By: amazon.co.jp

社名のとおり金属製品を多数扱うパール金属はさまざまな鍋を取り扱うメーカー。圧力鍋は片手鍋の「クイックエコ」シリーズが大人気です。サイズのバリエーションも豊富で2.5〜5.5Lまで揃っています。家族の人数に合わせて選びたい方におすすめです。

圧力鍋上部についたレバーを動かせば簡単に低圧と高圧が切り替えられる点も優秀。食材に合わせた最適な調理が可能です。圧力鍋本体はステンレス鋼とアルミニウムを組み合わせた3層底。保温力が高いので余熱調理も得意です。

ワンダーシェフ(Wonder Chef)

By: amazon.co.jp

「キッチンに立つすべての人をシェフに」というコンセプトのもとに圧力鍋を製造しているワンダーシェフ。家庭用だけでなく業務用の大型圧力鍋も取り扱っているメーカーです。腕力が弱い方向けの軽量モデルや、日本最高クラスの圧力を誇るハイクラス圧力鍋が人気を集めています。

圧力鍋はおもり式が主流。数多くのシリーズがあり両手鍋も片手鍋も取り扱っています。サイズのバリエーションも豊富です。圧力鍋にセットできる網目のバスケットやガラスフタなどのオプションも揃っているので、1台あればさまざまな料理手軽に楽しめます。

フィスラー(Fissler)

By: amazon.co.jp

ドイツ発のフィスラーは高級調理器具のトップブランド。世界70カ国以上で圧力鍋やフライパンを販売しているメーカーです。圧力鍋は「プレミアムプラス」と「コンフォートプラス」の2シリーズをラインナップ。どちらも片手鍋でスプリング式を採用しています。

プレミアムプラスは圧力設定と圧力をかけずに調理ができるスチーム機能が特徴。高圧と低圧の2段階設定を使ってさまざまな食材の調理ができるだけでなく、スチーム機能でプリンなども作れます。圧力表示も見やすく初心者でも安心して扱える点も魅力。ドイツらしい重厚でシンプルなデザインも人気の理由です。

圧力鍋のおすすめ人気モデル

ティファール(T-fal) クリプソミニットパーフェクト 6L

ティファールの圧力鍋のなかでも最大サイズのモデル。圧力の調整機能はありませんが、タイマー付きなので圧力調理開始と終了のタイミングすぐに分かります。そのため圧力のかけすぎによる調理の失敗を防ぐことができ、圧力鍋初心者でも簡単に扱えると評判です。両手式なのでビーフシチューなどを多めに作ってもしっかり手で持てるため安心して使えます。

フタの開け閉めとロックはハンドルの上げ下げだけと簡単。従来品より30%も軽くなり、洗う時も負担がかかりにくいのが魅力です。食器洗い乾燥機にも対応しています。

また、付属のガラスフタは、温めなおしや通常の鍋として使う際にも便利。IHにも対応しています。大きめサイズの圧力鍋で使いやすいモデルを探している方におすすめです。

ティファール(T-fal) 圧力鍋 セキュアネオ 3L

本機は樹脂部分にグリーンをあしらった、ティファールらしいスタイリッシュでシンプルなデザインの圧力鍋。低圧・高圧の2段階切り替えが可能なので、魚の煮付けや肉料理もお手のものです。安全に圧力をかけるための5つの安全装置も搭載されており、初心者でも安心して使えます。

本体はステンレス製でIHでも使用可能。取っ手には赤から緑に色を変えてロックを確認できるサインがあり、正しくロックされない限りは圧力がかからないので安心です。

また、野菜の煮物などに便利な中かごが付属しているので、さまざまな調理に活用できます。小さめの片手式圧力鍋で料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。

パール金属(PEARL LIFE) 圧力鍋 クイックエコ H-5039 2.5L

本機は「クイックエコシリーズ」の最小モデル。2.5Lとコンパクトなので、1人用の圧力鍋を探している方におすすめです。低圧と高圧の2段階切り替えが可能なので、野菜の煮物から豚の角煮までさまざまな調理を楽しめます。IHはもちろんハロゲンヒーターなどのオール熱源に対応している点も優秀。また、価格も安く手に届きやすいのも魅力です。

本体は熱伝導の良いアルミニウムをステンレス鋼で挟んだ3層構造。厚底なので保温性に優れており、こげつきにくいのが特徴です。鍋もフタも凹凸が少なく洗いやすいので手入れも簡単。分かりやすいレシピブックも付いているので、初めて圧力鍋にチャレンジする方にもおすすめです。

パール金属(PEARL LIFE) 圧力鍋 クイックエコ H-5042 5.5L

本機はクイックエコシリーズのなかでも使いやすいサイズと評判の、容量5.5Lモデル。2~3人暮らしでも十分活用でき、4人暮らしにもちょうどよい量の料理が作れます。低圧と高圧切り替え機能がとても便利で、少量の野菜の煮物から多めのビーフシチューまでさまざまな調理に活用可能。オール熱源に対応し、IHでも使用できます。

圧力鍋本体はステンレス鋼とアルミニウムを3層に組み合わせており、厚底なので保温力も優秀。カレーや肉じゃがは、余熱調理で十分おいしく仕上がります。シンプルなデザインで凹凸が少ないため、洗いやすくて手入れも簡単です。大きめの5.5Lサイズながらリーズナブルな価格で購入できるのも魅力。圧力鍋の買い替えを検討している方にもおすすめです。

ワンダーシェフ(Wonder Chef) 圧力鍋 オースプラス 670014 3.5L

ドイツでデザインされたスタイリッシュでおしゃれな圧力鍋。料理を作ってそのままテーブルに出してもおしゃれです。カラーラインナップはブラックのほかにレッドもありインテリアに合わせて選べます。フタの開閉はプッシュボタンを押すだけの簡単操作なので初心者でも安心です。また、フタはどの部分からも閉じられるので扱い方が簡単です。

圧力は約2.38気圧の超高圧力と一般的な高圧に切り替えが可能。超高圧では調理温度が126℃にもなるので、時短調理が出来るだけでなく柔らかく煮た肉料理などがおいしく仕上がります。鍋底はステンレスとアルミの三層構造で焦げ付きにくいのが特徴です。

ワンタッチロックボタンなどの4つの安全設計も搭載されていて安心。IH対応で使いやすくおしゃれな圧力鍋を探している方におすすめです。

ワンダーシェフ(Wonder Chef) エスプレッソスリッタ AQDA55S 5.5L

本機は日本最高クラスの圧力で人気の製品。140kpa(2.38気圧)の高圧力により、126℃の高温で時短調理が可能です。鍋の内側全面にフッ素樹脂加工を施しており、焦げ付きにくく手入れが簡単な点も優秀。ステンレスとアルミの底三層構造なので、鍋全体に熱が均等に伝わり保温性にも優れています。

熱源はガス火だけでなくIHにも対応。おもり式の圧力鍋で気になる蒸気の噴出によるトラブルを防ぐため、噴出口にスチームカバーが取り付けられています。取っ手のロックはスライド式で扱い方も簡単。高圧力の圧力鍋を安心して使いたい方や新しいレシピにチャレンジしたい方におすすめのモデルです。

フィスラー(Fissler) 圧力鍋 ビタクイックプラス 3.5L 900311511

フィスラーのラインナップのなかでも価格が安めで購入しやすいモデル。ステンレス製の本体は低底三層カプセル構造で保温性と熱伝導が高く、余熱調理や時短調理に重宝します。加熱時に食材が平らになるよう設計された「クックスター・サーミックベース」により、ムラのないおいしさを味わえます。

フタのロックは取っ手をカチッと合わせるだけ。表示が赤から緑に変わるとロックが確認できるので安心です。ロックされない限り圧力がかからないので安全に調理できます。蒸し器と三脚をセットすれば、下段で野菜の下ごしらえをしながら上段で蒸し料理ができる点も便利。2~3人家族用サイズの圧力鍋でIH対応モデルを探している方におすすめです。

フィスラー(Fissler) 圧力鍋 コンフォートプラス 4.5L

コンフォートプラスは、スチームだけで調理ができるので、圧力をかけずに仕上げたい蒸し物が簡単に作れます。高圧と低圧の2段階切り替えも可能なので、好みで圧力を調整して素材に合わせた調理が可能です。3色に色分けされた圧力表示は初心者にもわかりやすく、調理のタイミングを簡単に判断できます。

低底三層カプセル構造による優れた保温性と熱伝導性を誇り、鍋全体に均一に熱を通すのでムラない仕上がりを楽しめます。IHはもちろん、ハロゲンヒーターなどにも対応できる点も優秀です。

平和工業(Heiwa Kougyou) アルミ片手圧力鍋 PC-60A

すぐに圧力がかかるアルミ製の圧力鍋を探している方におすすめのモデル。重さの異なる2種類のおもりを付属しており、付け替えることで低圧と高圧の切り替えが可能です。

板厚があるアルミ鋳物でつくられているため、ムラなく熱が伝わり保温性も高いのが特徴。蒸し板が付いているので、シューマイなどの蒸し物も簡単に作れます。IHには未対応なので、ガス火で大容量の圧力鍋を使いたい方におすすめです。

ヴェーエムエフ(WMF) Tプラス圧力鍋 シリット 2.5L

ヴェーエムエフは1853年にドイツで設立されたキッチンウェアメーカー。最高品質の調理器具やテーブルウェアはドイツ国内で圧倒的な人気を誇っています。本機はIH対応のベーシックモデル。シンプル操作で扱いやすいとドイツ国内でも大人気です。おしゃれなデザインも魅力的。カラーはレッドの他にイエローとブラックも揃っています。

本体表面には約30種もの天然鉱石を結晶化させた独自開発のシラルガンが施されているので、キズやひび割れに非常に強く長く愛用できます。鍋本体の厚みがある鋼板とシラルガンにより熱伝導性と保温性に優れているのがポイント。

調理中の音やニオイが気にならないスプリング式の圧力鍋で、できるだけコンパクトなモノを探している方におすすめです。