フランスの調理器具メーカーが手がける鋳物ホーロー製の「ストウブ鍋」。茹でる・煮る・蒸すといった調理法のほか、ご飯を炊いたりパンを焼いたりと、さまざまな使い方ができます。また、形やサイズ、色のバリエーションが豊富なのも魅力です。

しかし、種類が多いため、いざ購入しようと思ってもどれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ストウブ鍋の選び方とおすすめのモデルをご紹介します。

ストウブ鍋の魅力

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ストウブ鍋は、機能性の高さから世界中のレストランやシェフも愛用する人気のキッチンアイテムです。多くのストウブ鍋は直火・IHに対応しているのはもちろん、オーブンなどのさまざまな熱源に対応しています。

また、凹凸形状のマットエマイユ加工によって耐久性が高いことや、蓋の裏側にあるピコと呼ばれる突起物などによって無水調理ができるのもポイント。ストウブ鍋があるだけで、料理の幅が広がります。

さらに、おしゃれな見た目も魅力。ひとつひとつが砂型を使って成型されており、独特の風合いがあります。そのほか、非常に頑丈に作られているので、キャンプ用品として使用するのもおすすめ。加えて、シーズニングなどのお手入れを行うことで、長く愛用できるのもメリットです。

ストウブ鍋の選び方

形状をチェック

ラウンド

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幅広い料理に対応しているのがラウンドの特徴です。煮物・焼き物・炒め物・蒸し物・揚げ物はもちろん、無水調理も可能。パンやケーキの焼き型にも利用できます。

さらに、熱源からの火の当たり方が均一なのもポイント。重ね置きのしやすさや、料理のしやすさを重視したい方はチェックしてみてください。

オーバル

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オーバルは、ラウンドに比べて長細い形状をしているのが特徴。魚やかたまり肉、長い野菜などを切らずにそのまま調理したい方におすすめです。

また、ラウンドに比べて高さが低いため、テーブル上で取り分けやすいのもポイント。パーティーにもぴったりです。一方、直火で調理する場合、火が均一に伝わらない恐れがある点には留意しておきましょう。

サイズをチェック|ラウンド

はじめてでも手軽な〜18cmのミニサイズ

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1〜2人分の調理には、10cm・14cm・16cm・18cmのミニサイズがぴったりです。10cmは、1人分のおつまみやスープにちょうどよいサイズ。食卓にそのまま出してもおしゃれなので、ディップソースやチーズフォンデュを作ったり、複数購入してデザートをサーブしたりするのもおすすめの使い方です。

14cm・16cmのタイプは、1〜2人分の副菜や味噌汁にちょうどよいサイズ。煮物や揚げ物も調理できるほか、0.5〜1合のご飯も美味しく炊けます。また、ラーメンやうどんなどの麺類を調理して、そのまま器として使えるのも魅力です。

18cmのタイプは、2〜3人分の調理におすすめ。メインディッシュと副菜の両方に使える万能タイプで、ひとつ持っていると重宝します。ご飯なら1〜2合炊きで、少人数の家庭であれば、毎日の炊飯や汁物に大活躍。ケーキを焼くにもちょうどよいサイズです。

毎日の調理に使うなら20cm・22cm

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メイン、副菜ともに使え、毎日の料理シーンで出番が多い20cm・22cmサイズ。20cmのタイプは、メインディッシュなら2〜3人分、副菜であれば3〜5人分の調理ができます。炊飯は2〜3合が炊け、おかず・炊飯・汁物と、さまざまに活躍するサイズです。

22cmのタイプは、3〜4人分のメインディッシュ、ご飯3〜4合、4〜6人分の副菜にぴったりなサイズ。素材の水分を生かす「ピコ」の効果を実感しやすいサイズで、カレーやシチューなどの煮込み料理もワンランク上に仕上がります。

作り置きや大人数用なら24cm

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家族の毎日の料理を作りたい方は、ファミリー向けの24cmをチョイスしましょう。4〜6人分のメインディッシュにちょうどよいサイズで、カレーやシチュー、おでんなどにぴったり。また、4〜5合のご飯を炊飯できます。

一度にたっぷり作る週末の作り置きにもおすすめ。また、食卓にそのまま出してもおしゃれなので、パーティーシーンにも重宝します。さまざまなシーンで使えるおすすめのサイズです。

サイズをチェック|オーバル

長い食材などに便利な〜17cm

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食材を切らずにすみ、1〜2人分の調理にぴったりな11cm・15cm・17cmのコンパクトサイズ。11cmのタイプは、スープ、アヒージョなどの1人分の調理に向いています。

15cm・17cmは1〜2人分のメインディッシュにも使えるサイズで、汁物や付けあわせなどの調理にもおすすめ。また、煮物や揚げ物はもちろん、そのままオーブントースターにも入れられるので、グラタンを作れるのもポイントです。

グリルやご飯にぴったりの23cm・27cm

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23cmのサイズは2〜4人分、27cmのサイズは3〜6人分のメインディッシュにぴったり。かたまり肉や魚もそのまま入るので、ローストビーフ・煮魚・アクアパッツァも美味しく作れます。

また、3合ほどの炊飯もでき、鯛をそのまま入れて鯛めしを作るのもおすすめ。メインディッシュ、副菜ともにオールラウンドで活躍し、使い勝手のよいおすすめのサイズです。

丸鶏にもおすすめの29cm以上

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家族が多い方や、大人数のパーティーのおもてなし調理にぴったりなのが29cm以上のサイズ。鶏が丸ごと1匹入るサイズで、ローストチキンも美味しく仕上がります。ラウンドより高さが低いので、パーティーでそのままテーブルに出して、みんなで取り分けて食べられるのも魅力です。

IH対応の有無をチェック

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ストウブ鍋は基本的にさまざまな熱源に対応していますが、サイズによってはIHの調理器具で使用できない場合があります。IHは鍋底12〜18cm、もしくは12〜26cmに対応しているタイプが主流で、鍋底が小さすぎると検知できないことがあるため注意しましょう。

ラウンドは10cm・12cm・14cm、オーバルは11cmのモノがIHで使えない場合があります。購入前に、自宅のIH調理器の使用可能範囲とストウブ鍋の大きさをチェックしておきましょう。

カラーは好みにあわせて

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ストウブ鍋は、カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。例えば、黒はクールかつスタイリッシュな見た目。レストランなどで多数使われています。

ほかにも、和食器とのコーディネートにもマッチするグレーなどもラインナップ。キッチンやテーブルをおしゃれに演出できるよう、好みに合わせて色を選んでみてください。

ストウブ鍋のおすすめモデル|ラウンド

ストウブ(staub) ピコ ココット ラウンド 14cm

2つめのストウブ鍋を検討している方や、一人暮らしの方におすすめのモデル。熱伝導性に優れているため、少量の煮物や揚げ物がすばやく作れます。ご飯・麺・ドリアなど1人分の主食が作れ、そのまま器として食卓に出せるのも魅力です。

重さは1.8kgで直径は14cmとコンパクトなので、取り回しがよく収納しやすいのもポイント。コンロに複数の鍋を置いても、取っ手がぶつかりにくく、安全に調理できます。もう1品だけ副菜が欲しいときや、お弁当のおかず作りにもぴったりのストウブ鍋です。

ストウブ(staub) ピコ ココット ラウンド 22cm

2〜3人分の料理が作りやすい22cmのストウブ鍋。蓋の内側に小さな突起(ピコ)が付いており、蓋に付いた旨味を含んだ水滴を再び鍋に戻すのが特徴です。

カレーやシチューなどの煮込み料理はもちろん、炒め物も調理可能。ココット内部には独自のザラザラ加工が施され、油分がしっかりと馴染むため、食材がくっつきにくいのもポイントです。

ガスだけでなく、IH調理器にも対応しています。高温でも耐えられるつまみを採用し、250℃までのオーブン調理も可能。使い勝手が非常によく、ストウブ鍋にはじめて挑戦する方におすすめの製品です。

ストウブ(staub) ブレイザー ソテーパン 24cm

定番のピコ・ココットよりも浅型で底が広めなので、パエリアなどを作りやすいのが特徴。蓋の裏には「システラ」と呼ばれる突起が付いています。蒸気が鍋の中にまんべんなく降り注ぎ、食材の旨味を逃しにくい構造です。

鍋のままサーブすれば、料理が冷めにくいのもポイント。浅型なので、テーブルでの取り分けにも向いています。普段使いはもちろん、ホームパーティーなどにも使えるモノが欲しい方はチェックしてみてください。

ストウブ(staub) ブレイザー ソテーパン 28cm

大人数でのすき焼きやしゃぶしゃぶにぴったりの大型サイズのソテーパン。直径が28cmあり、一般的なスパゲッティもそのまま入ります。鍋の高さは7.6cmと低めなので、フライパンのように肉や魚を焼くことも可能です。

黒マットエマイユ加工が施されており、内部はザラザラの手触り。エマイユはガラスを原料としており、食材の酸に強いため、ニオイ移りしにくいのもポイントです。

ストウブ(staub) ワナベ 18cm

日本食からインスピレーションを受け、日本人が使いやすい形を追求した「ワナベ」。親しみやすい丸みを帯びた形状で、鍋料理・汁物料理・煮物などの日本食を作りやすいのが特徴です。

ラウンド型の鍋底により中の素材が対流しやすく、食材へ均一に熱が入るのもポイント。和食をよく作る方は、ぜひチェックしてみてください。

ストウブ(staub) ワナベ 20cm

ワナベシリーズのなかでも大きい3〜4人用のストウブ鍋。旨味を含んだ成分が、鍋内で自然と対流するのが特徴です。鍋は10cmの高さがあるため、具材や煮汁の多い料理にも適しています。

鍋が丸いので食材をヘラで返しやすく、崩れやすい食材の調理にもおすすめ。IH・ガス・オーブンとさまざまな調理器具に対応しているのもポイントです。煮物・揚げ物・炊飯など幅広いレシピをこなせるモノが欲しい方は、チェックしてみてください。

ストウブ(staub) ラ ココット de GOHAN 12cm

日本やアジアの食文化に注目して作られた「ラ・ココット de GOHAN」シリーズのストウブ鍋。羽釜のような形と蓄熱性のある鋳物により、ご飯の1粒1粒にしっかり水分と熱が加わるのが特徴です。

1合炊きサイズなので、1〜2人分のご飯をサッと炊きたいときにもおすすめ。保温性や熱伝導性に優れているため、スープや煮込み料理にも適しています。ご飯の美味しさにこだわりたい方や、和食を作る機会が多い方におすすめのモデルです。

ストウブ(staub) ラウンド ホットプレート 20cm

蓋を除いた高さが3.6cmと浅型で、炒め煮やステーキなどの調理に適したストウブ鍋。オーブンにもそのまま入れられるので、グラタン作りなどにもおすすめです。冷蔵庫に入れられるため、保存容器に移し替える必要もありません。

また、取り分けやすい形状なので、鍋のまま食卓に出すことも可能。フライパンのように気軽に使えるモノが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。

ストウブ鍋のおすすめモデル|オーバル

ストウブ(staub) ピコ ココット オーバル 11cm

朝食やお弁当のおかず作りなど、少量の副菜を作るのにおすすめのモデル。ソーセージなどの小さなおつまみや、ディップ用のソースも作りやすい大きさです。オーブンでも使えるので、スイーツ作りにも適しています。

直径が11cmとコンパクトで、収納スペースがあまりとられないのもポイント。使い勝手のよさを重視したい方は、チェックしてみてください。

ストウブ(staub) ピコ ココット オーバル 23cm

2〜4人分の調理に適した23cmのストウブ鍋。2〜3合の炊飯やローストビーフ、煮魚などさまざまなレシピが作れるのが特徴です。また、食材が長い場合も、少ない油で揚げられます。

重さは3.36kgと比較的軽量なので、取り回しやすいのも魅力。メインディッシュから炊飯まで幅広い調理をこなせるため、はじめてのストウブ鍋にもおすすめのモデルです。

ストウブ(staub) ピコ ココット オーバル 29cm

魚まるごと1匹や細長い肉も調理できる29cmのストウブ鍋。エマイユ加工により、食材の酸に強く、耐久性に優れています。長期間の使用によるニオイ移りも少なく、料理の味を損ないにくいのがポイントです。

また、底面は滑らかで、ガスだけでなくIHなどにも対応。鍋の高さは10.7cmで、テーブル上の鍋料理にもおすすめです。ホームパーティーで活躍するモノが欲しい方や、家族の人数が多い方はチェックしてみてください。

ストウブ(staub) ピギーココット オーバル 17cm

蓋にブタのモチーフがあしわられたユニークなストウブ鍋。楕円のフォルムで、魚や野菜などもまるごと調理しやすいのが特徴です。鍋の高さは10.6cmあり、煮物にも適しています。鍋のままテーブルに出せば、よりあたたかい状態で料理を楽しむことが可能です。

鍋の直径は17cmとオーブンに入れやすいサイズで、ラザニアやグラタン作りにもおすすめ。さまざまなレシピが作れるので、料理好きな方へのプレゼントにもおすすめのモデルです。

ストウブ鍋のおすすめレシピ

カレー

ストウブ鍋を活用すれば、野菜の水分だけで美味しいカレーを作ることが可能。鶏もも肉に下味を付けている間に、にんにくや生姜、カレー粉を鍋で炒めます。好みの野菜を適度な大きさにカットして鍋に入れて蒸し、火が通ったらトマトやトマト缶、鶏肉を投入。最後に調味料を入れて煮詰めたら完成です。

肉じゃが

ストウブ鍋は、肉じゃがも無水で調理可能。まずは、肉に下味を付け、鍋に入れて焼きます。さらに、カットした野菜を入れて炒め、調味料を入れてから蓋をして加熱するだけと簡単。途中、蓋をあけてかき混ぜるのがポイントです。

水を入れなくても野菜から出る水分で具材を煮込めるため、食材の旨味が詰まった肉じゃがに仕上がります。

焼き芋

ストウブ鍋を使用すれば、オーブンやトースターを使わず手軽に焼き芋を作れます。予熱した鍋にクッキングシートまたはアルミホイルを敷き、水洗いしたサツマイモを入れたら、蓋をして弱火〜中弱火で30〜40分ほど加熱。竹串がスッと通る程度まで火が通ったら完成です。