さまざまな調理に対応できる「万能鍋」。1つで多様な調理法をこなせるので、キッチンスペースの節約にもつながる便利なアイテムです。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、万能鍋のおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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万能鍋とは?

万能鍋とは、複数の調理方法に対応できる多機能な調理器具。煮る・炒める・蒸すなどさまざまな調理ができる点が特徴です。
一台で多様な調理ができるため、キッチンの道具を減らせるのが魅力。また、深さのある設計で油跳ねを抑えられるので、揚げ物も手軽に調理が可能です。なかには、内側にメモリガイドがあり、ごはん炊きに対応するタイプもあります。
万能鍋のおすすめ|14cm以下
ストウブ(Staub) ピコ・ココット 12cm 40509
熱伝導性・保温性に優れた鋳物ホーロー鍋です。鋳鉄製の本体にエマイユ加工を施しているのが特徴。食材の酸にも強く臭い移りしないため長く愛用できます。
12cmのコンパクトサイズで、一人分の料理にぴったり。そのまま食卓に出せるおしゃれなデザインも魅力です。全ての熱源で使用できるため、汎用性の高い万能鍋を探している方におすすめです。
バーミキュラ(Vermicular) オーブンポット 2 MINI 14cm セルフスタンディングリッド OP2R14S
使いやすい、鋳物ホーロー鍋です。蓋と本体の精度0.01mmという高い密閉性で食材の旨みを閉じ込めるのが特徴。独自の「瞬間蒸発ホーロー」により料理の表面は香ばしく中はジューシーに仕上がります。直径14cmながら約1.2kgと軽量なので、力に自信がない方でも扱いやすいサイズ感です。
無水調理や無水ベイク、最大1.5合の炊飯など多彩な調理方法が可能。ハンドルはセルフスタンディングリッドで自立するので置き場所に困らず、調理後はそのまま食卓に出せるデザイン性も魅力です。
1〜2人分の少量調理ができる万能鍋や、手軽に本格的な料理を楽しめる万能鍋を探している方におすすめです。
クリステル(CRISTEL) L 深鍋14cm C14QL
スタイリッシュで機能的なステンレス製万能鍋。取り外し可能な取っ手を採用しており、重ねて収納できる優れた収納性を実現しています。ステンレスとアルミニウムの3層構造底面により、料理をスムーズに仕上げられるのが魅力です。
マットなヘアライン加工が施された洗練されたデザインで、さまざまな熱源に対応可能。容量1Lと使いやすいサイズなので、毎日の味噌汁やスープ作りから少量調理まで幅広く活躍します。シンプルで機能的な万能鍋を探している方におすすめです。
ビタクラフト(Vita Craft) Vシリーズ 片手鍋 0.9L 5580
全面5層構造で熱効率が良好なステンレス製片手鍋。無水調理や無油調理も可能です。ビタクラフトの伝統を受け継いだシンプルなフォルムに、手になじみやすく使いやすいハンドルを組み合わせた機能美が魅力です。
内径14cmと深さ5.5cmの0.9L容量で、少量の茹で物や煮物をするのにぴったり。少量調理に適した万能鍋を探している方におすすめです。
万能鍋のおすすめ|16〜20cm
ティファール(T-fal) オプティスペースIHステンレス シチューポット 20cm G72844
機能性と収納性を両立したIH対応ステンレス鍋。3層構造の底面により熱が均一に広がり、ムラなく調理できるのがうれしいポイントです。収納時にかさばらないフラットなつまみ設計で、省スペースで収納できます。
握りやすいソフトタッチのハンドルを採用し、約3.2Lの大容量ながら持ち運びも容易に行えます。強化ガラス製の蓋で調理中の様子を確認しやすいのもメリット。煮込み料理やスープなどさまざまな料理を作れる万能鍋です。
宮崎製作所 ジオ ポトフ鍋 20cm GEO-20PF
優れた熱伝導性と保温性を兼ね備えた万能鍋。アルミニウムを挟んだ全面7層鋼を採用し、熱ムラなく調理できます。密閉性の高い設計で無水調理が可能なため、野菜本来の甘みを引き出せるのが特徴です。
煮る・焼く・炒める・茹でる・オーブン調理まで幅広い調理法に対応。4Lの容量を持ちながらも取り回しやすく、フチからの液だれも少ない使いやすさが魅力です。日本製で信頼性がある点にも注目。少人数家庭で毎日の調理をより楽しみたい方はチェックしてみてください。
パール金属(PEARL METAL) 両手鍋 16cm HB-4403
あらゆる熱源に対応する実用的な万能鍋。IHクッキングヒーターはもちろん、ガス火や電気ヒーターなどさまざまな調理器具で使用できます。アルミニウム合金製の本体にはフッ素樹脂塗膜加工が施されており、食材がくっつきにくく調理後の手入れも簡単です。
直径16cmでコンパクトながら約1.4Lの容量を確保しています。強化ガラス製の蓋つきで、調理中の様子が確認できるため、火加減の調整も容易。少人数世帯や一人暮らしの方、限られたキッチンスペースで効率的に調理したい方にぴったりです。
ストウブ(staub) Wa-NABE・フレンチオーブン 18cm 40501-005
日本人が親しみやすいように設計された鋳物ホーロー鍋。ラウンド型の鍋底が素材の対流を促し、熱を均一に通します。黒マットエマイユ加工により油なじみがよく、焦げつきにくいのが魅力です。
蓋裏に搭載された突起「システラ」によって、食材の旨みを閉じ込められるのがメリット。ガスからIH、オーブンまであらゆる熱源できるので、さまざまな調理に活用できます。汎用性が高い万能鍋を探している方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 無加水鍋 20cm MKSS-P20
素材本来の旨みを引き出す無加水調理が可能な両手鍋。鍋と蓋の間に蒸気の膜を作り出し、食材の栄養と風味を閉じ込めます。セラミックコーティングを施したアルミニウム素材で、IH・ガス・オーブンなど幅広い熱源に対応した万能性が魅力です。
約1.35kgの軽量設計で取り回しやすく、煮込み料理から炒め物まで多彩な調理に活躍します。食材の持ち味を生かした健康的な料理を楽しみたい方におすすめです。
エバークック(evercook) 選べるエバークック 着脱式専用 IH・ガス対応 ポット20cm
別売りの着脱式ハンドルをつけることで、さまざまな場面で便利に使える鍋。ハンドルを外せばそのまま食卓に出せるほか、オーブン調理も可能になります。全ての熱源で使用でき、日々の調理をサポートしてくれる万能さが魅力です。
約0.6kgの軽量設計で扱いやすく、ハンドルを外せばスタッキング収納も簡単にできます。耐久性の高いフッ素コーティングはこびりつきにくく汚れ落ちもスムーズです。
万能鍋のおすすめ|24cm以上
ゆとりの空間 万能鍋 大(IH対応) LYO-0481
煮る・炒める・蒸すなど、さまざまな調理法に対応した万能鍋。IH・ガス火の両方に対応しています。アルミ素材を使用した軽量設計で力に自信のない方でも扱いやすい重さです。
キッチンに映えるぽってりとしたかわいいフォルムも魅力的で、調理道具としての機能性とデザイン性を両立しています。
内側のフッ素樹脂加工により食材のこびりつきを防ぎ、手入れも簡単に行えます。付属の蒸し器を使えば野菜や点心などの蒸し料理も楽しめるため、日々の料理のバリエーションを増やしたい方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 鍋 両手鍋 24cm DIS-P24
こびりつきにくさを追求した両手鍋。人工ダイヤモンドを配合したフッ素樹脂コーティングにより、調理面の耐摩耗試験で50万回をクリアする優れた耐久性を持ちます。ガラス蓋は透明で、調理中の中身が確認できるのがメリットです。
容量は約4.7L。炒め物から煮込み料理まで幅広く調理できる万能鍋を探している方におすすめ。軽量設計で扱いやすく、手入れも簡単なため、毎日の調理を快適に行えます。
カローテ(CAROTE) 両手鍋 卓上鍋 24cm J01998
マーブルコーティングが施された焦げつきにくい両手鍋。内面のコーティングにより調理中の食材がくっつきにくく、使用後は汚れがスルッと落ちやすいため手入れが簡単です。IH・ガス火・各種ヒーターなどさまざまな熱源に対応しています。
おしゃれなデザインと丈夫なフェノール樹脂製の取っ手により、調理から食卓まで活躍します。強化ガラス製の蓋つきで、煮込み料理や鍋料理などを作るのに便利です。
ティファール(T-fal) キャストライン エアココット 24cm E26846
軽量設計の両手鍋。優れた熱伝導性と蓄熱力を備えているのが特徴です。内側のチタンコーティングにより食材がこびりつきにくく、蓋の突起が蒸気を効果的に循環させるのがポイントです。
蓋ごとオーブンに入れられる万能さが魅力。IHからガス火、オーブンまでさまざまな熱源で使用可能で、作れる料理の幅を広げられます。食洗機対応で手入れも簡単です。
カイコ(kaico) 鍋 両手鍋 ホーロー鍋 2.6L 27cm
熱伝導と保温性に優れた琺瑯の両手鍋。滑らかな表面は汚れやにおいがつきにくく、トマトやカレーなど色の強い料理も後片づけが簡単です。小泉誠氏デザインによるシンプルで洗練された白い琺瑯は、キッチンや食卓に自然になじみます。
持ち手は幅広で持ちやすく、蓋の楓製ハンドルは熱くなりにくいため調理中の取り扱いもスムーズ。満水容量2.6Lと日常使いに適したサイズで、IHと直火の両方に対応しています。
万能鍋の選び方
サイズを選ぶ

万能鍋のサイズは、家族構成や調理する量によって選ぶことが大切です。一人暮らしなら小さめの16cm程度で十分ですが、普段の調理に加え保存食なども考慮するなら少し大きめを選ぶのがおすすめ。使いやすさと収納スペースのバランスも考慮して選びましょう。
夫婦や小さな子どもがいる4人家族なら20cm程度が使いやすいサイズ。日常の煮込み料理や鍋料理に適しており、普段使いに便利なサイズ感です。4人以上の家族には24cm以上の大きめサイズがおすすめで、おでんやカレーなど大量調理や作り置きにも活用できます。
料理の種類によってもサイズ選びは変わります。煮込み料理や鍋料理なら深さのある両手鍋タイプの万能鍋が便利で、少量の調理や茹で物なら片手鍋タイプの万能鍋が扱いやすくておすすめです。
素材で選ぶ
ステンレス

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ステンレス製の万能鍋は、耐久性に優れた調理器具として人気があります。錆びにくく長期間使用できるのが特徴です。
IH対応モデルも多く、幅広い熱源で使える点も便利なポイント。見た目も美しく、テーブルに出してそのまま食卓に置けるデザイン性の高さも魅力です。
ただし、ステンレスは熱伝導率が低いため、単層のステンレス鍋だと熱ムラができやすい点に注意が必要。また、アルミ製に比べるとやや重量があるので、取り扱いやすさも考慮して選びましょう。
アルミ

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アルミ素材の万能鍋は、軽量で扱いやすいのが最大の特徴です。持ち上げるときの負担が少なく、力に自信のない方でも手軽に使えるので、日常使いに適しています。また、熱伝導率が高く短時間で熱が伝わるため、調理時間を短縮しやすいのがメリットです。
価格も比較的リーズナブルなので、初めて万能鍋を購入する方や予算を抑えたい方にぴったり。フッ素加工されたタイプであれば、こびりつきにくいのが魅力です。
一方で、アルミ素材は酸やアルカリに弱く、トマトやレモンなど酸性の強い食材を長時間調理すると変色することがあります。また、変形しやすいため、強い衝撃を与えないよう注意が必要です。
ホーロー

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ホーロー素材の万能鍋は、金属基材にガラス質のコーティングを施した素材で作られています。表面が滑らかでにおいが付着しにくく、衛生的に使える点が特徴。見た目が美しく、そのまま食卓に出せるデザイン性の高さもポイントです。酸やアルカリに強いのがメリット。トマト煮込みなど酸味の強い料理も安心して調理できます。
ただし、衝撃に弱く、硬いモノをぶつけたり落としたりするとコーティングが剥がれる恐れがある点に注意が必要。剥がれた部分から錆が発生することもあるため、取り扱いには注意が必要です。
鋳鉄をベースにしたホーロー鍋は重量があり、持ち運びに力を要しますが、軽量タイプも販売されているので、使いやすさを重視するなら重さもチェックしましょう。
鋳物

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鋳物の万能鍋は、厚手で蓄熱性に優れているのが特徴。長時間の煮込み料理にぴったりで、食材にじっくり熱を伝えて旨みを引き出す効果が期待できます。余熱調理ができるのもうれしいポイント。また、鉄を溶かして型に流し込む製法で作られているため、丈夫で耐久性が高いのが魅力です。
重量があり取り扱いにやや労力が必要なのが難点。さらに、使用後には油膜を形成する「油ならし」が必要で、手入れに手間がかかる点がデメリットです。手入れは大変ですが、手入れを怠らなければ長く使えます。
セラミック

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セラミックの万能鍋は、表面にセラミックコーティングタイプが施されているのが特徴です。熱伝導率がよいのがメリット。また、汚れを落としやすいので、手入れを簡単に行えるのが魅力です。
健康面での安全性が高いのも大きな利点。PTFEフリーで高温調理時の有害物質の発生がなく、安心して使用できます。セラミックの持つ遠赤外線効果により、食材を均一に加熱しやすいのもポイント。一方で、衝撃に弱く、使用していくなかでコーティングが剥がれるリスクがあるのが難点です。
鍋の形状・深さで選ぶ

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万能鍋の形状や深さは、日々の調理をより快適にする重要な要素です。一般的に浅型・深型・オーバル型などがあり、それぞれに適した料理や調理法があります。形状や深さによって使い勝手が大きく変わるため、自分の調理スタイルに合ったモノを選びましょう。
浅型の万能鍋は、全体的に高さが低く、料理の中身が見やすいのが特徴です。調理中に食材の状態を確認しやすく、炒め物や焼き物に向いています。手早く仕上げる料理に使いやすく、普段使いにぴったり。また、見栄えを重視する料理にも適しており、テーブルにそのまま出すのにも便利です。
一方、深型の万能鍋は水量をしっかり確保できるため、煮込み料理やパスタ、出汁をとるときに重宝します。深さがあるので吹きこぼれも防ぎやすく、大量調理にもぴったり。オーバル型は魚などの長い食材をそのまま調理しやすく、パーティー料理を作るのに適しています。
手入れのしやすさで選ぶ

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万能鍋は毎日使う調理器具だからこそ、手入れのしやすさは選ぶ際の重要なポイントです。使用後の手入れに時間がかかると、長続きせず使わなくなってしまう可能性も。素材や表面加工によってメンテナンス方法が異なるため、自分のライフスタイルに合った手入れのしやすさを考慮して選びましょう。
素材別に見ると、フッ素加工された万能鍋は洗浄が簡単で初心者におすすめです。ステンレス素材の万能鍋は、錆びにくく耐久性に優れていますが、焦げつきやすく手入れに負担がかかる場合があるため注意が必要。ホーロー素材の万能鍋は表面が滑らかでにおいがつきにくく、手入れも簡単に行えるのが特徴です。
万能鍋は、素材やサイズ、得意な調理法などが製品によって異なります。ライフスタイルや、よく作る料理の種類などを考慮して選ぶことが大切です。本記事では、さまざまなタイプの万能鍋と選び方のポイントを解説しています。ぜひ参考にして、毎日の料理が楽しくなるような、お気に入りのモノを見つけてみてください。