玄関のさまざまな汚れを落とすのに便利な「玄関掃除用洗剤」。掃き掃除だけでは落ちにくい汚れを落とす効果が期待でき、製品によってはベランダや外壁の掃除に使えるモノもあります。
そこで今回は、玄関掃除用洗剤のおすすめ製品をご紹介。玄関タイルの素材や汚れの種類に注目して分かりやすく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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玄関掃除用洗剤の基本
玄関タイルの素材に合った洗剤を選ぶ
玄関掃除用洗剤を選ぶうえで、玄関タイルの素材を確認することは大事なポイントです。玄関タイルの素材は、大きく分けて「天然石」と「人工素材」の2種類。 タイルの素材に合わせて、適切な玄関掃除用洗剤を選ぶ必要があります。
人工素材のタイルは、水で洗い流したり、デッキブラシなどでこすったりしても問題ない場合が多く、軽い汚れなら洗剤を使用する必要はありません。汚れがひどい場合は、玄関掃除用洗剤や重曹・セスキ炭酸ソーダなどを使って掃除するのがおすすめです。
一方、大理石・御影石・ライムストーンなどの天然石を使用したタイルは、非常に繊細で傷つきやすいのが特徴。天然石の表面には「細孔」という小さな穴が開いており、水や汚れが侵入するとシミになる恐れがあります。また、玄関掃除用洗剤によっては変色したり跡が残ったりする可能性もあるため注意が必要です。
設置している家具など移動させる
玄関掃除を始める前に、傘立てや自転車など玄関に置いているモノをすべて移動させましょう。荷物や家具などがあると、ホコリやゴミを掃き出しにくいだけでなく、洗剤がかかったり、水で濡れてしまったりする恐れがあります。すみずみまで掃除するためには、なるべくモノがない状態にするのがポイントです。
また、掃除のたびにモノを動かす必要があると、掃除をするのが面倒になりがち。さらに、置いている荷物や家具が多いほど、ホコリやゴミもたまりやすくなります。玄関の掃除をしやすくするためにも、なるべくモノを置かないのがおすすめです。
ホコリやゴミはホウキで取っておく
玄関には、靴裏についた泥や砂ボコリ・排気ガスのチリ・髪の毛・花粉など、さまざまな汚れが存在します。デッキブラシや玄関掃除用洗剤を使用して掃除する前に、砂や泥などを掃き出しておきましょう。掃いて取れる汚れをあらかじめ取り除いておくことで、玄関掃除用洗剤を使用した掃除を効率よく進められます。
また、ホウキで取りきれない細かいホコリやゴミは、掃除機を使用して吸い取るのがおすすめ。溝などに入り込んだホコリや砂、泥も吸い取れるのがメリットです。掃除機を使用する場合は、先端がブラシ状になったノズルを使うと細かい汚れが取りやすくなります。
玄関掃除用洗剤のおすすめ
アズマ(Azuma) CH891アズマジック玄関床洗剤
玄関の床にしみ込んだ、しつこい黒ずみを落とせる玄関掃除の洗剤です。清掃のプロフェッショナルがおすすめすると謳う「アズマジックシリーズ」の1本。プロの現場で使っている洗剤を、家庭用に改良しています。
玄関の石材調タイル床面の土足で歩いて付く黒ずみ、染みついたがんこな汚れなどを取り除く玄関専用の洗剤です。特に水に含まれるカルシウムの蓄積を分解するため、酸性に仕上げています。
さらに、漂白成分を配合することで玄関が明るい印象に。泡状の洗剤なので、飛び散ることなくピンポイントできれいにしたい部分に付着させられます。容量は400ml。プロ用の洗剤を使いやすくした玄関掃除の洗剤が気になる方におすすめです。
オキシクリーン(OXICLEAN) オキシクリーン
玄関だけでなく家中の汚れに使える、汎用性の高い玄関掃除の洗剤です。玄関の汚れはもちろん、泥汚れ・汗ジミ・食べこぼし・茶渋・浴室などさまざま場所や汚れに使用可能。さらに、除菌効果も期待できます。
ベランダや玄関掃除には、最初にお湯をかけてから本製品を振りかけてこすると、より効果的です刺激の強い洗剤のニオイが苦手な方でも使いやすい無香料タイプ。ただし、大理石の玄関には使えないので注意が必要です。
容量は500gと1500gで、詰め替え用の1000gと2000gをラインナップしています。玄関やベランダを含め、家中をひとつの洗剤で掃除したい方におすすめの製品です。
東邦(TOHO) ウタマロクリーナー
手肌に優しい洗剤を選びたい方におすすめの製品。主洗浄成分にはアミノ酸系洗浄成分を使用しており、素手で扱えるのがメリットです。
中性の洗剤なので、玄関掃除だけでなく家のさまざまな場所を掃除できるのもポイント。油汚れにも強く、キッチンの換気扇の汚れやコンロ周りの掃除にも使えます。
スプレータイプで、泡がしっかりと汚れに密着。さらに、二度拭きが不要で、スピーディーに玄関掃除ができる製品が欲しい方にも適しています。
さわやかなグリーンハーブの香りも魅力です。ツンとしたニオイがしないため、マスクをつけなくても掃除できます。
アサヒペン(Asahipen) コケ・カビ黒ずみ除去スプレー
玄関周りのコケやカビを落としたい方におすすめの製品です。泡状なので、壁面にスプレーしても洗剤がとどまるのがポイント。有効成分が浸透することでしっかりと汚れを落とせます。
玄関だけでなく、屋外のコンクリートやレンガなどにも使用可能。黒ずみや藻の除去にも使える洗剤を選びたい方におすすめです。
約600回スプレーできると謳われており、1本で長く使えるのもメリット。コストパフォーマンスに優れた洗剤が欲しい方にも適しています。
コモライフ(COMOLIFE) 泡パック洗剤 玄関用
合成界面活性剤を使っていない、環境に優しい洗剤。洗浄だけでなく除菌も可能なのがメリット。人工大理石や磁器タイルなどに使用できます。
泡でパックした後、雑巾などで拭き取るだけで玄関掃除が完了。泡が汚れに密着して浮かせることで、スムーズに汚れを落とせるのが便利です。洗い流しが不要なため、水を使わず使える洗剤を選びたい方にも適しています。
レモンユーカリのさわやかな香りもポイント。洗剤独特のニオイが気になる方でも使いやすい洗剤です。
カインズ(CAINZ) 玄関床材専用クリーナー
玄関の床専用の洗剤を選びたい方におすすめの製品。玄関の黒ずみ・水あか・泥汚れをすっきりと落とすことが可能です。ペーストタイプで伸びがよく、洗いやすい製品。汚れた部分を水で濡らした後、ブラシまたはスポンジに洗剤を付け、ごすり洗いをすることで汚れを落とせます。
ソフトな微粒子を使用しているため床材にやさしいのも魅力。また、白色のシンプルなデザインのボトルなので、玄関に出したままにしやすいのもおすすめポイントです。
日本ミラコン産業(miracon) エクステリア・タイルクリーナー EXT-04
玄関だけでなく、屋外の床や外壁のタイルなども掃除できる洗剤です。水あかや雨水による汚れを落としやすいのがポイント。タイル専用の洗剤が欲しい方におすすめです。
洗いたい場所を水で濡らして、洗浄液をハケに付けて掃除します。その後、10分程度放置してたわしなどでこすり洗いをします。最後に泡立ちがなくなるまで水で洗い流したら掃除完了です。なお、使用する際は手袋や保護メガネを着用し、洗浄液の飛び跳ねに注意してください。
ココプラス(COCO PLUS) マルチクリーナー
ココナッツ油とトウモロコシ油を使用している洗剤。環境に優しく、成分にこだわって選びたい方におすすめです。汚れを落とすだけでなく除菌効果も期待できます。
マルチクリーナーなので、家のさまざまな場所に利用できて便利。玄関掃除だけでなく、ガスコンロ・フローリング・カーペットなどにも使用できます。場所や用途別に複数の洗剤を使い分ける必要がなく経済的です。
おしゃれなボトルデザインも魅力。部屋に置いたままにしていてもインテリアに馴染みやすいのがポイントです。汚れが気になるときにすぐに使用できるので、玄関や部屋をきれいな状態にキープできます。
エコストア(ecostore) マルチクリーナー
植物由来成分を配合しているマルチクリーナーです。玄関にそのまま置いても違和感が少ないシンプルな見た目が魅力。ボトルのデザインにもこだわりたい方におすすめです。
キッチンやリビングなど、玄関掃除以外の用途でも使用可能。場所や目的に合わせた専用の洗剤を揃える手間を省けます。収納スペースの削減につながるだけでなく、経済的なのがメリットです。
シトラスのフレッシュかつクリーンな香りもポイント。洗剤のニオイが気になる方でも気軽に使用できます。また、除菌効果を期待できるのも特徴です。
允・セサミ(in sesame) そうじ屋職人
頑固な汚れも落とせると謳われている洗剤。プロ仕様の製品で、玄関だけでなくリビング・キッチン・風呂・トイレなど家中を掃除することが可能です。
微発泡成分や高浸透系界面活性剤などの成分によって、スムーズな掃除を実現。微発泡成分は、泡が少ないことで雑巾をすすぐ時間を短縮できます。一方、高浸透系界面活性剤が汚れにまとわりつくことで、きれいにできるのが特徴です。
水拭き感覚で掃除できるため、時短で使える洗剤を選びたい方にもおすすめです。
ヒューマンシステム(Human System) 洗剤能力 PRO
ユーカリオイル・オレンジオイル・サトウキビ抽出液などの天然植物原料を配合している洗剤。石油系の原料や有機溶剤を使っていないため、二度拭きや水洗いの手間を省けます。時短で玄関掃除できる洗剤を選びたい方におすすめです。
天然植物原料にこだわっているため、玄関だけでなく冷蔵庫や電子レンジの中の掃除も可能。さらに、手肌や環境にもやさしく、安心して使用できます。
素材を選ばず使用できるだけでなく、水で希釈できるのも便利。頑固な汚れにはそのまま使い、日常的な汚れには約3~5倍の水で薄めるなど、用途に応じてさまざまな使い方が可能です。
玄関の汚れを放置すると、蓄積した土や砂がこびりつき、落ちにくくなります。玄関をキレイに保つためには、こまめな掃除に加えて、1~2ヶ月に1回は玄関掃除用洗剤を用いて掃除するのがおすすめ。玄関タイルの素材や汚れの種類に合わせて、適したモノを選んでみてください。