スープ作りや煮込み料理に活躍する「ステンレス鍋」。片手鍋や両手鍋など、さまざまな形状がありサイズも豊富です。そのため、どのステンレス鍋を購入したらよいのか迷ってしまう方も多いはずです。
そこで今回は、ステンレス鍋のおすすめブランドや製品をご紹介します。また、選び方のポイントも併せて解説。ステンレス鍋の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- ステンレス鍋のメリット
- ステンレス鍋のデメリット
- ステンレス鍋のおすすめブランド
- ステンレス鍋のおすすめ|単品
- ステンレス鍋のおすすめ|セット
- ステンレス鍋の売れ筋ランキングをチェック
- ステンレス鍋の選び方
- ステンレス鍋でやってはいけないこと
ステンレス鍋のメリット
ステンレス鍋のメリットは、錆びにくく耐久性に優れている点です。ステンレス鋼は鉄を主成分としたクロムを含む錆びにくい合金素材で、英語で錆びにくい鉄という意味を持ちます。硬く丈夫なので衝撃に強く、変形しにくいのも魅力です。
また、ステンレスはアルミや鉄に比べて熱伝導率が低いため、保温性や保冷性に優れているのもメリット。料理が冷めにくくく、あたたかさをキープできるので煮込み料理やスープにおすすめです。
ステンレス鍋のデメリット
ステンレスは重さがあるため、軽くて扱いやすい鍋を探している方にはあまり適していません。また、ステンレス鍋は熱伝導率が低く、優れた保温性・保冷性がメリットである一方で、あたたまるのに時間がかかるため熱ムラが発生しやすく、焦げ付きやすいのがデメリット。そのため、火加減に注意して調理することが大切です。
焦げ付いたまま放置してしまうと汚れが落ちにくくなる原因にもなります。長く使い続けるためには、焦げ付いたらすぐに洗って綺麗にしておくことがポイントです。
ステンレス鍋のおすすめブランド
ティファール(T-fal)
ティファールは、1956年にフランスで設立された世界を代表する調理器具のトップメーカーです。こびり付きにくいフライパンや、取っ手が取れる鍋・フライパンなどを販売し、現在では世界約150カ国で愛用されています。
ステンレス鍋は「重ねて収納できる」シリーズが展開されており、すっきりコンパクトに保管できるのが魅力。同シリーズで片手鍋・両手鍋のほかにフライパンもラインナップされているので、キッチンに統一感をもたせたい方にもおすすめです。
クリステル
クリステルは、フランスのステンレス製品専業メーカーです。機能的で品質・デザインに優れたクリステル社の製品は、フランス国内で70%ものステンレス鍋のシェアを占めています。
鍋の特徴は取っ手が取れること。ワンタッチでハンドルを取り付ければ片手鍋に、グリップを取り付ければ両手鍋として使用できます。取っ手を外すと入れ子式に重ねられ、コンパクトに収納できるのも魅力です。
鍋本体はステンレスでアルミを挟んだ三層底構造。熱が均一に効率よく伝導し、料理を美味しくスピーディに仕上げます。また、無水調理やオーブンでの使用も可能。幅広い調理に活用できます。
下村企販
新潟・燕三条は歴史ある金属加工の町で、有名なキッチン用品の産地として知られています。燕三条製で選ぶなら下村企販のステンレス鍋がおすすめです。下村企販は1874年に三条刃物鍛冶として創業。長年引き継がれてきた技術で職人が細部まで丁寧に仕上げています。
下村企販のステンレス鍋は、土鍋のような形状のモノや、昔ながらの雪平鍋など日本のキッチンに馴染みやすいモノが多いほか、豊富なサイズで用途に合った形状の製品が販売されています。
フィスラー(Fissler)
フィスラーは1845年にドイツで創業。独自の最先端技術とプレミアムな素材から最高級の製品を作り上げています。1953年には世界発の家庭用スプリング式圧力鍋を開発しました。
ステンレス鍋は、手に馴染む取っ手や液ダレしない鍋フチ、密閉性の高いフタなど優れた機能性が特徴。スタイリッシュな見た目で、美しいデザインも魅力です。
ビタクラフト(Vita Craft)
ビタクラフトは、1939年創業の世界最高級の調理器具メーカーです。「ビタミン(ビタ)を逃さない手作り(クラフト)の鍋」から名付けられた社名の通り、素材の持つ水分で調理をする無水調理ではビタミン・ミネラルを逃がしません。
ビタクラフトの鍋は、宇宙工学を応用した特殊技術によって独自に開発した、全面多層構造を採用。熱しやすく冷めにくい熱効率のよさが魅力です。鍋1台で、茹でる・焼く・煮る・炊く・揚げる・蒸す・炒める・オーブン調理、と幅広い調理ができるのもメリットです。
特殊な圧着法からできた1枚の合板で作られているため、丈夫で耐久性に優れているのも魅力。長く使える一生もののステンレス鍋を探している方におすすめです。
ステンレス鍋のおすすめ|単品
ティファール(T-fal) オプティスペースIHステンレス シチューポット 20cm
ステンレスでアルミを包んだ、3層構造のステンレス鍋です。耐久性と保温性に優れており、長く使えます。熱伝導に優れたアルミが熱をスピーディーに全体へ広げ、食材をまんべんなく加熱してくれるのが魅力です。
ハンドルは重ねたときに邪魔にならない設計で、同シリーズのフライパンや鍋を重ねてスリムに収納できます。フタのツマミ部分もフラットに設計されているので、複数のフタを重ねて収納可能です。
機能性の高さと、収納のしやすさを兼ね備えたステンレス鍋を探している方におすすめです。
クリステル L深鍋 C20QL
表面にヘアライン加工を施した、スタイリッシュなデザインのステンレス鍋です。ガス・IH・電気・ハロゲンといった複数の熱源に対応。ハンドルとグリップを外せば、鍋ごとオーブンに入れてあたためられます。
煮る・茹でる・揚げるなど、幅広い調理方法に対応しているので、さまざまなジャンルの料理を楽しみたい方におすすめ。ご飯の炊飯にも対応しており、4合までのお米を炊飯できます。クッキングバスケットとプレートを設置すれば、蒸し器としても使用可能です。
下村企販 実用両手鍋26cm 28024
26cmサイズの日本製ステンレス鍋です。具がたっぷり入った煮物料理も、吹きこぼさずに作れます。そうめんやパスタなど、麺類を茹でる際にも重宝します。
持ち手部分は持ち上げやすい形状に設計されているので、重たい鍋も両手でしっかり持ち運べます。フタも付属しているため、すぐに料理を始められるのがポイントです。大容量のステンレス鍋がほしい方はチェックしてみてください。
フィスラー(Fissler) オリジナル プロフィ コレクション キャセロール
無水調理に対応した、高性能なステンレス鍋です。特殊な曲線を描いたフタは、内部の蒸気を中央に集めて水滴として落とします。フタには適度な重みがあるため、食材の水分を逃さず、少量の水分でもしっとりとした上質な仕上がりになるのが魅力です。
熱が伝わりにくいコールドメタルハンドルを採用しているため、調理中でも鍋を持ち上げられます。熱伝導率の高いアルミ素材を、保温性の高いステンレスで包み込んだ構造なので、熱ムラを軽減し、効率的に熱を伝えられるのもポイントです。
鍋の縁部分は、どこから注いでも液だれしにくい設計なので、鍋の中身をスムーズに移せます。ハンドルを含めてすべてステンレス素材なので、そのままオーブンに入れられます。調理をサポートするさまざまな機能が搭載された、扱いやすい製品がほしい方におすすめです。
ビタクラフト(Vita Craft) ヒューストン 片手ナベ 1.9L 8741
オールステンレスで落ち着いたデザインに仕上がった、定番サイズのステンレス鍋です。本体・フタの表面はツヤ消し仕上げ、ハンドルとツマミはミラー仕上げが施されています。縁部分は折り返しのない構造で、汚れが溜まりにくいので、お手入れも簡単です。
ステンレスとアルミを幾重にも重ねた「全面五層構造」を採用しているため、スピーディーに熱が全体に伝わります。本体とフタがしっかり密着するので、食材の水分を外部に逃さず、野菜に含まれる水分だけを利用した無水調理も可能です。
全面多層構造で熱伝導率が高いため、ご飯を炊いたり、予熱なしでケーキを焼いたりなど、さまざまな調理を楽しめます。熱しやすく冷めにくい、高品質なステンレス鍋を探している方におすすめです。
パール金属(PEARL METAL) クイックエコ 3層底切り替え式両手圧力鍋4.5L HB-5135
カレーやシチューなど、時間のかかる煮込み料理をスピーディーに済ませられる圧力鍋。こだわりの3層底を採用しているので、焦げ付きにくく、保温性に優れています。高圧・低圧の2段階で圧力を切り替えられるため、食材や調理に合わせて調整可能です。
フタの開閉式はスライド式で、加圧後も簡単に開けられます。両手タイプで持ち上げやすいので、収納や持ち運びもスムーズです。ガスコンロやIH、ハロゲンヒータなどさまざまな熱源に対応しています。
ぶり大根や豚の角煮など、10種類の料理の作り方が記載されたレシピブックが付属しているので、圧力鍋を初めて使う方にもおすすめです。
ステンレス鍋のおすすめ|セット
フィスラー(Fissler) オリジナル プロフィ コレクション セットA 084-128-03-000
フィスラーで人気の高い、シチューポット20cm・キャセロール20cm・ソースパン16cmがセットになった製品です。ハンドルを含めてオールステンレス素材なので、そのままオーブンに入れて調理できます。
重厚感のあるフタはステンレス鍋本体としっかり密着し、食材の水分を逃さず調理できるので、無水調理にも対応。ハンドルには、熱が伝わりにくいコールドメタルを使用しているため、ミトンなどを使わなくても楽に持てます。
鍋の縁部分は液だれしない設計を採用しているため、キッチンを汚しにくいのもメリット。扱いやすく高機能なステンレス鍋をそろえたい方におすすめです。
ビタクラフト(Vita Craft) ステンレスダッチオーブンW 10インチ 4105
深型と浅型の2種類のステンレス鍋がセットになった、使い勝手のよい製品です。重ねてコンパクトに収納できるため、収納スペースが狭いキッチンにもすっきり入ります。持ち運びも簡単なので、アウトドアにも便利です。
大容量の深鍋は、本格的な煮込み料理や、食材を丸ごと使ったオーブン調理まで幅広く対応。スキレット型の浅鍋は、底面が平らで広いため、炒め物や焼き物などに適しています。すき焼きなどの卓上鍋にもおすすめです。
深鍋・浅鍋ともに、IHとガスコンロの両方に対応しています。スタイリッシュで高級感のあるデザインは、そのまま食卓に出してもおしゃれ。調理ごとに使い分けられて、すっきり収納できるステンレス鍋セットを求める方におすすめです。
ツヴィリング(Zwilling) 鍋セット 3個 40920-040-0
シンプルで洗練されたデザインのステンレス鍋が3種類セットになった製品です。底厚3層構造を採用し、熱伝導と蓄熱性に優れているので、一度温度が上がれば弱火で調理できます。
鍋の表面はスムースサテンフィニッシュ仕上げが施されているため、マットで美しい質感を楽しめます。フタは本体としっかり密着するので、中の水分と熱を逃さずにおいしく調理できるのも魅力です。
ハンドルはオールステンレス素材でできており、調理中でも熱くなりにくい構造です。鍋の内側にはスケールが付いているため、正しい材料配分をサポートします。少ない熱量で効率的に調理できる、高機能なステンレス鍋セットがほしい方におすすめです。
宮崎製作所 十得鍋セット JN-ST-1
16cm・18cm・20cmのソースポットと兼用フタ、片手ハンドルがセットになった製品です。ハンドルは片手で簡単に着脱でき、装着してもハンドル部分が鍋の内部に入らない衛生的な仕組みを採用しています。
ハンドルを外せばステンレス鍋をすべて重ねられるので、キッチンの収納スペースが狭い方にもおすすめ。鍋を重ねても鍋底が接しない設計のため、本体が傷付きにくいのが魅力です。
継ぎ目のないシンプルなデザインに仕上がっているので、隙間に汚れが溜まらず、お手入れも簡単。表面ミラー仕上げが施されているため、表面に汚れが付きにくいうえに、汚れてもすぐに落とせます。
調理時だけでなく、お手入れや収納もスムーズに行える、扱いやすいステンレス鍋セットが気になる方におすすめです。
ステンレス鍋の売れ筋ランキングをチェック
ステンレス鍋のランキングをチェックしたい方はこちら。
ステンレス鍋の選び方
料理の量に合ったサイズをチェック
ステンレス鍋を選ぶ際には、作る料理の量に合わせてサイズを選びましょう。1〜2人分の料理には、片手鍋は16cmほど、両手鍋は18〜20cmくらいがおすすめ。小さめの片手鍋は料理以外にも、サッとお湯を沸かしたいときなどにも手軽に使えて便利です。
3人分の料理を調理する場合、片手鍋は18cmほど、両手鍋は20〜22cmくらいがおすすめ。4人分以上の料理には片手鍋は20cmほど、両手鍋は22〜25cmが便利です。家族が多い方だけでなく、作り置きをする方にもぴったりです。
形状をチェック
浅型
浅型のステンレス鍋は炒めもののほか、大きな肉や魚を煮込む料理に向いています。フライパンのように鍋底が広いため、食材に素早く火が通り煮崩れが起きにくいのに加えて、食材が重ならず均等に加熱できるのもメリットです。
また、浅型タイプはみんなで取り分けて食べる鍋料理などにもおすすめ。食卓にそのまま置けばあたたかさをキープしながら食事を楽しめます。
深型
深型のステンレス鍋は、カレーやスープなどじっくり時間をかけて煮込む料理に向いています。鍋全体に均等に熱が通るため熱ムラが起こりにくく、保温性に優れているので弱火でも十分加熱できて省エネにもつながります。
深型の鍋はパスタを茹でるのにも便利。なかには、湯切り機能を兼ね備えた製品もあります。また、揚げ物をするときにも深さがあり、油ハネを防げるためおすすめです。
IH対応かチェック
ステンレス鍋を選ぶ際には、対応熱源も重要なポイント。特に自宅のキッチンにIHを搭載している場合、ガス火専用のステンレス鍋は使用できないため注意が必要です。多くのステンレス鍋はIHに対応していますが、購入前には必ず確認するようにしましょう。
なかにはガス火・IHだけでなくオーブンにも対応している製品もあります。対応熱源が多いモノだと、自宅だけでなくアウトドアや持ち寄りパーティーなど、使用できる場所の幅も広がります。
揚げ物や炊飯などしたい調理に合った鍋を選ぼう
ステンレス鍋を選ぶ際、どのような方法で調理をすることが多いのかを確認しておきましょう。調理方法に応じた仕様のステンレス鍋を選べば、料理の効率や仕上がりの向上が期待できます。
たとえば、水を大量に沸かす機会が多い場合は、大容量かつスピーディーに熱を伝えられる製品が適しています。また、スープや煮物を作ることが多いなら、熱がまんべんなく伝わりやすい製品がおすすめです。
ステンレス鍋のなかには、揚げ物や炊飯、煮物などの多様な調理に対応したマルチタイプもあります。料理の幅を広げたい方は、1つで複数の調理方法に対応した製品を探してみてください。
機能性をチェック
圧力式
豚の角煮やポトフなど、じっくり時間をかけて煮込む料理には圧力式がおすすめです。圧力式は、完全密封した鍋を高圧状態にし高温で調理ができるのが特徴。ステンレス製は丈夫で高い圧力をかけられるため、多くの圧力式に採用されている素材です。
圧力式は短時間で食材を柔らかくし、手の込んだ料理を作れるのが魅力。保温性に優れているので、一度圧力をかければ予熱でじっくりと食材に火を通せ、光熱費を抑えて省エネにもつながります。
無水調理式
無水調理式のステンレス鍋は、水を加えず、素材そのものの水分を利用して調理します。素材の旨味が凝縮され、いつもの料理が美味しく仕上がるのが魅力。調味料も最小限で済むため、塩分・脂質のカットにつながりヘルシーな仕上がりになります。
さらに、水を使わないため沸騰までの時間が短く、調理時間が短縮できるのもメリット。効率的に料理をしたい方におすすめです。
三層など多重構造になっているかチェック
ステンレスは保温性に優れている反面、熱が伝わりにくいのがデメリットです。熱が均一に伝わらず加熱ムラが発生し、部分的に焦げてしまうことがあります。そのため、アルミなどの熱伝導率が高い素材を挟み込んだ多重構造の鍋を選ぶのがおすすめです。
ステンレスの欠点を補いながらも、優れた保温性は生かした魅力的な構造。製品によって鍋底のみ三層構造になっているモノや、鍋全面が多重構造になっているモノがあります。
持ち手の素材や取り外し対応をチェック
ステンレス鍋を選ぶときには、持ち手にも注目しましょう。持ち手の素材はステンレス・木・シリコンなどさまざま。オールステンレスの鍋は、オーブンに対応できるモノもあり、調理の幅が広がるのが魅力です。
木の持ち手は、天然素材のぬくもりを感じられるほか、濡れた手でも滑りにくく握りやすいのがメリット。ナチュラルな雰囲気が好きな方にもおすすめです。シリコン素材の持ち手は、加熱時にも熱くなりにくく安心して使えます。
また、持ち手が取り外せるタイプのステンレス鍋は、調理してそのまま食卓に置けたり、残った料理を鍋ごと冷蔵庫に入れたりできて便利。さらに、入れ子式に重ねられるので場所を取らず、コンパクトに収納できるのもメリットです。
統一感のあるセット商品もおすすめ
ステンレス鍋のなかには、さまざまなサイズや形状の鍋がセットになった製品もあります。複数のサイズを揃えられ、調理方法や食べる人数などに応じて便利に使い分けられるのがおすすめです。
また、セット商品を購入すれば、鍋のデザインに統一感が生まれるため、キッチンがスタイリッシュで洗練された雰囲気に。おしゃれな見た目にこだわりたい方にもぴったりです。
製品によっては、持ち手部分を取り外して複数の鍋を重ねられ、スリムに収納できるモノもあります。複数の鍋をセットで購入する際は、収納しやすい工夫が凝らされているかもチェックしてみてください。
お手入れのしやすさをチェック
ステンレス鍋は錆びにくく硬くて丈夫というメリットがある一方、傷が付きやすいというデメリットがあります。そのため、頑丈に作られた傷が付きにくいモノを選ぶのがおすすめ。さらに、洗うときに金属タワシを使わないようにすると傷が付きにくくなります。
なかには、食洗機対応で、洗う手間を省けるモノもあります。ステンレス鍋を購入する際には、お手入れが簡単にできて長く使える製品を選ぶようにしましょう。
ステンレス鍋でやってはいけないこと
ステンレス鍋は錆に強いという特徴があります。しかし、塩分や酢を含んだモノの長期保存をしてしまうと錆を発生させる原因となるため注意が必要です。味噌や醤油など塩分が高い調味料を使用した後も汚れを残さないようしっかり洗いましょう。
ほかにも、アルミや銅、鉄などの異なる金属に触れた状態で置いてしまうと「もらい錆」が発生する恐れがあります。もらい錆は時間が経つと落とすことが難しいため、保管時など異素材の金属と一緒に保管しておく際は注意しましょう。
また、ステンレス鍋は熱伝導率が低く、強火で調理をすると表面ばかりが熱され焦げ付きの原因になります。強火での調理は避け、弱火〜中火で使用するよう意識してみてください。
ステンレス鍋は耐久性に優れており、正しい使い方をすれば一生ものの鍋として長く愛用できます。サイズや形状、機能性などさまざまな特徴を持つ製品が展開されているので、自分のライフスタイルや用途に合ったステンレス鍋を見つけてみてください。