自宅で本格的なおでんが楽しめる「おでん鍋」。大容量のモデルなら、ホームパーティやイベントなどで活躍するのもメリットです。しかし、さまざまな種類のモノが展開されているため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのおでん鍋を直火式・電気式・業務用に分けてピックアップ。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
おでん鍋の選び方
熱源をチェック
汎用性が高くリーズナブルな直火・IH式
直火・IH式のおでん鍋は、扱いやすくリーズナブルなのが特徴。通常の鍋のように、キッチンのコンロで手軽に使用できます。
直火・IH式のおでん鍋のなかには、オーブン調理に対応したモデルもラインナップ。より幅広い用途に活用したい方におすすめです。
コンパクトなモノから大人数に適した大きいモノまで、サイズ展開が豊富なのも強み。使用人数に合わせてチョイスしたい方や、設置スペースが限られている方に向いています。
本格的に仕上がる電気式
電気式のおでん鍋は、自動での温度管理や保温機能が搭載された高性能なモデルが豊富。調理に適した温度をキープしながらじっくりと煮込めるため、本格的なおでんを作れるのが特徴です。
キッチンのコンロを占領しないため、忙しい時間帯にほかの調理を同時進行で進められるのもメリット。また、仕切りが付いた角形デザインのモノが多く、自宅にいながら居酒屋や小料理屋のような雰囲気を楽しめるのも魅力です。
ただし、電池式は一般的な鍋と比べてサイズが大きく、設置場所を確保しにくい点は留意しておきましょう。
使用人数に合わせたサイズを選ぶ
おでん鍋のサイズは、使用シーンや人数に合わせて選びましょう。ホームパーティやイベントなどで大人数分のおでんを作りたい場合は、直径30cm以上の大容量サイズがおすすめ。2~4人程度のファミリー用には、直径20~28cm程度のサイズが適しています。
1人用のおでん鍋を作るなら、直径20cm前後のコンパクトサイズがぴったり。なお、サイズで悩んだ場合には、少し余裕のあるモノを選ぶのがおすすめです。
おでん鍋の形状で選ぶ
角形
角形のおでん鍋には、木蓋・木枠・仕切りなどが付いた製品が多く、お店のように粋な雰囲気を演出できるのが魅力。自宅で本格的なおでんを堪能したい方や、パーティやイベントなどでの使用を検討している方などにおすすめです。
ただし、一般的な角形のおでん鍋は、おでん以外の調理に使いにくいのがデメリット。汎用性を重視する方は、プレートの交換や仕切りの取り外しでさまざまな調理法に対応できる、多用途タイプやホットプレートタイプのモデルをチェックしてみてください。
丸型
使い勝手を重視する場合には、丸型のおでん鍋がおすすめ。一般的な鍋と同じような形状のため、初めておでん鍋を購入する方に適しています。
また、汎用性に優れているのもポイント。すき焼きや寄せ鍋などの鍋料理に、カレー・シチュー・肉じゃがなどの煮込み料理とおでん以外の調理にも対応できます。
おでん鍋の素材をチェック
保温性の高い土鍋・ホーロー
土鍋やホーローのおでん鍋は、蓄熱性に優れているのがメリットです。一度温度が上がると冷めにくいので、おでん作りにぴったり。また、高い保温性により余熱調理が可能なため、ガス代や電気代を節約しやすいのもポイントです。
なお、ホーロー製には、薄くて軽い素材の鍋と重い鋳物鍋の2種類あります。軽い鍋は扱いやすく、高い熱伝導率により具材へすばやく火を通せるのが魅力。ただし、冷めやすいので、保温性や蓄熱性を重視する場合はホーロー鋳物のおでん鍋がおすすめです。
熱伝導率の高いステンレス・アルミ
アルミ製のおでん鍋は熱伝導率に優れており、具材へスピーディに火を通せるのが特徴。一度に大量のおでんを作りたいときに重宝します。
一方、保温性が高く一度あたたまると熱が逃げにくいステンレスは、おでんのようにじっくりと煮込む料理にぴったり。また、丈夫でサビに強いため、お手入れしやすいのもポイントです。
仕切りが取り外せるモノはお手入れが簡単
仕切りが付いているおでん鍋を選ぶ場合は、仕切りが取り外せるかどうかも重要なポイント。仕切りが取り外せると、おでん以外の料理にも使えるため、使い勝手は良好です。
鍋の細かい部分まで簡単にお手入れしやすいのもメリット。なお、おでん鍋を謳う製品は仕切りの取り外せるタイプがほとんどですが、なかには固定式のモノも展開されています。
おでん鍋のおすすめ|直火・IH式
パール金属(PEARL METAL) 和楽庵 ステンレス製ガラス蓋付おでん鍋26cm HB-5430
手軽に本格的なおでんが楽しめる、おでん鍋です。十字型の仕切りが付いており、煮崩れしにくいのが特徴。さまざまな具材を、きれいに分けて入れられます。
素材には保温性に優れたステンレスを採用。火からおろした後も料理が冷めにくいため、熱々のおでんをゆっくりと味わえます。また、サビに強く、お手入れが簡単なのも利点です。
強化ガラス製のふたが備わっているのもおすすめのポイント。ふたをした状態のままでも中身が見やすいので、料理の仕上がり具合をひと目でチェックできます。
機能的でありながら価格がリーズナブルなのもメリット。使いやすくてコスパのよいおでん鍋がほしい方にぴったりです。
パール金属(PEARL METAL) クックオール アルミ大型鍋40cm HB-6616
大人数にも対応できる大きいサイズのおでん鍋です。大容量ながら、重量約1690gと軽くて扱いやすいのがポイント。両サイドには握りやすい取っ手が付いており、スムーズに持ち運べます。
素材には熱伝導率の高いアルミニウムを採用。食材にすばやく熱を通し、効率よくあたためます。また、サビに強いため、メンテナンスがしやすいほか、清潔に使えるのもメリットです。
おでんはもちろん、煮物・カレー・ポトフなどを調理できるのも魅力。毎日の献立作りに役立つ、汎用性の高いおでん鍋を求めている方におすすめです。
宮崎製作所 おでん湯豆腐鍋 中子・仕切・お玉・穴明きお玉付 OJ-8-2
多彩な調理に使える家庭用のおでん鍋です。仕切り・中子を活用することで、おでんや湯豆腐が楽しめます。仕切り・中子を取り外せば、通常の鍋としても活用可能。煮物・シチュー・カレーなども作れます。
18-10ステンレスと鉄芯を用いた全面三層鋼を採用しており、熱伝導性と保温性を兼ね備えているのも強み。具材に熱をムラなく伝えるほか、食べごろの温度を長くキープできます。
お玉・穴あきお玉が付いているのもおすすめのポイント。お玉はカレーやスープをすくうのに、穴あきお玉はおでんや鍋の具材だけを取り出したいシーンに役立ちます。
本製品は人の手によって、ひとつずつ丁寧に仕上げられています。長く愛用できる高品質なおでん鍋を探している方はチェックしてみてください。
遠藤商事 TKG 丸型おでん鍋 EOD01
一度にたっぷりと作れるおでん鍋。直径約33cmとサイズが大きいので、大人数が集まるイベントやホームパーティーなどにおすすめです。
十字型の仕切りが付いているため、具材を種類ごとに分類して並べられるのもポイント。調理中にバラバラになりにくく、食べたい具材をすぐに取り出せます。また、木製のふたが備わっており、料理を煮込んだり保温したりする際に便利です。
素材には丈夫でサビに強いステンレスを採用しています。また、仕切りは取り外し可能で、すみずみまでしっかりと洗浄可能。衛生的に使えるおでん鍋がほしい方に適しています。
野田琺瑯(NODA HORO) ルーク 深型キャセロール 25cm LK-25T
1.6mmと厚みのある鉄板を採用した、おでん鍋としても使える鉄板ホーロー鍋です。保温力に優れており、食材に熱をじっくりと通します。また、ニオイや汚れが付きにくく、お手入れがしやすいのもメリットです。
直火・IHの両方に対応しているため、キッチンのコンロで手軽に使ったり、卓上にIHコンロを置いて調理を楽しんだりとフレキシブルに活用できます。
直径は25cmで深型タイプなので、具材をたっぷりと入れられるのもポイント。2~4人分のおでんを作りたい方におすすめです。
ムダをそぎ落したミニマムで洗練されたデザインも魅力。キッチンやダイニングのインテリアを彩るおしゃれなおでん鍋がほしい方に向いています。
ストウブ(staub) 鋳物ホーロー鍋 ピコ・ココット 26cm 40509-310-0
おいしく仕上げる鋳物ホーロー鍋です。熱伝導性に優れており、弱い火力でもしっかりと熱を伝えます。蓄熱性が高く、料理が冷めにくいのも魅力。熱々のおでんを食べながら、ゆったりと団らんを楽しみたい方におすすめです。
ガラスが原料の「エマイユ加工」が施されているのもポイント。汚れやニオイが付着しにくいため、カレーやキムチ鍋など香りの強い料理にも向いています。また、250℃までの高温に対応でき、ガスの直火・IHのほかに、オーブン調理も可能です。
内側にはざらざらとした凹凸のある「黒マットエマイユ加工」を採用。油がなじみがよいことに加え、食材に触れる面積を少なくすることで焦げ付きを防ぎます。
飽きのこないベーシックでおしゃれなフォルムも魅力。食卓に馴染みやすく、できあがった料理をテーブルにそのままサーブできます。
銀峯陶器 菊花 土鍋 8号
インテリアに調和しやすいシックでおしゃれなアイテムです。蓄熱性の高い土鍋なので、具材にしっかりと味を染み込ませ、おいしく仕上げます。
おでんだけでなく、肉じゃが・カレー・シチューなど幅広いレシピに対応できるほか、お米をふっくらと炊き上げられるのも魅力。また、せいろを使わずに蒸し料理が作れるため、蒸し野菜などのヘルシーなメニューも楽しめます。8号サイズで2~3人分の調理におすすめです。
ロゴス(LOGOS) 仕切おでん土鍋 木葢付 81062206
キャンプなどのアウトドアにおすすめのおでん鍋です。中央に仕切りのある角型フォルムを採用。2種類のメニューを同時に楽しんだり、おでんを調理しながら飲み物をあたためたりと柔軟に活用できます。
木製のふたは、具材を煮込む際に便利なほか、ひっくり返してまな板としても使用可能。具材の下ごしらえから加熱時まで、幅広く役立ちます。
蓄熱性の高い土鍋タイプなので、食材にじっくりと火を通し、味を奥まで染み込ませやすいのも利点です。料理が冷めにくいため、ホカホカのおでんや鍋料理をゆっくりと味わいたい方にも適しています。
おでん鍋のおすすめ|電気式
杉山金属 多用途おでん鍋 ふるさとのれん KS-2539
幅広い調理が楽しめる電気式おでん鍋です。1台で、煮る・焼く・炒める・茹でる・蒸すの5機能に対応しており、おでんはもちろん、角煮・焼きそば・肉まんなどのメニューが作れます。
内鍋には、軽量で熱伝導率の高いアルミニウム合金を使用しているため、食材にすばやく熱を伝えられます。また、取り外し可能な十字型の仕切りも便利。おでんの具材がバラバラになりにくく、きれいに並べられます。
本体の外側には、断熱性に優れた桐材を採用。木製ならではの風情あるデザインに仕上げられています。自宅にいながら、小料理屋や屋台のような雰囲気を味わいたい方にもおすすめのおでん鍋です。
フルタック(Fultac) ちょこっと家電 ホットプレート付きおでん調理鍋 3680
ホットプレートとしても活用できる2WAYタイプの家庭用おでん鍋です。自宅で本格的なおでんが作れるほか、おでん鍋を外すことで、焼肉・お好み焼き・焼きそばなどの鉄板料理が楽しめます。
おでん鍋には十字型の仕切りが付いており、具材を分けて美しく入れられるのもメリット。自宅で小料理屋のような粋な雰囲気を演出できます。
コンパクトサイズで使い勝手がよいのも特徴です。狭めのキッチンやダイニングにも置きやすく、使用後は省スペースですっきりと収納できます。
ライソン(LITHON) 卓上おでん鍋 KDPC-003
卓上で気軽に楽しめる電気式のおでん鍋です。直径が約22cmとコンパクトなので、好みの具材でサッと1人用のおでんを作りたいシーンにぴったり。設置スペースが確保しやすく、小さめのテーブルで使用できるのも魅力です。
スイッチひとつで操作できるほか、自動温度調節機能を搭載。料理が冷めるのを防ぎ、おいしい温度を保ちます。また、鍋の内側にフッ素加工が施されているのもポイント。料理が焦げ付きにくく、後片付けがスムーズです。
十分な機能を備えつつ価格が安いため、コスパを重視する方にも向いています。また、おでんはもちろん、カレーうどん・ビビンバなどが調理できるのもメリット。献立のレパートリーを増やしたい方にもおすすめのおでん鍋です。
遠藤商事 TKG 湯煎式電気おでん鍋 6ッ切
業務用にもおすすめの本格的な電気式おでん鍋。約30~90℃の範囲で温度調節が可能なアイテムです。
大量のおでんを調理できるため、イベント・ホームパーティー・店舗などでの使用にぴったり。また、鍋の中が6つに仕切られており、さまざまな具材を見栄えよく並べられます。
丈夫でサビに強いステンレス製なので、お手入れがしやすいのもメリット。仕切りは取り外して洗えて、衛生的に使えます。
番外編|おでんのおいしい作り方
ダシの効いた定番おでん3~4人分の作り方です。まず、ダシ汁1400ccに、酒60cc・薄口しょうゆ大さじ2・みりん大さじ2・塩小さじ1・オイスターソース小さじ1を加えて、おでんダシを作っておきましょう。
大根・卵・こんにゃく・練り物など好みの具材を用意したら下準備。卵は固茹で、大根は約2cmにカットして面取りを行い、十字の切り込みを入れて下茹でします。こんにゃくも格子状の切り込みを入れて三角形にカットし、下茹でしておきましょう。
おでん鍋にダシを入れて火にかけ、沸騰したら大根・こんにゃく・卵などを入れて弱火で30分程度煮込みます。大根が透き通ってきたら練り物類を入れて、さらに弱火で約10分。最後に、やわらかい具材を入れて約5分あたためたら完成です。
味のしみたおでんに仕上げるためには、隠し包丁など具材の下ごしらえが必須。さらに、弱火でコトコト煮込むのが煮くずれ・煮つまり・汁のにごりを防ぐポイントです。
おでんを作る際に便利な「おでん鍋」。選ぶ際にはまず、直火式と電気式の熱源に注目です。直火式ならIH対応の有無も忘れずに確認しておきましょう。また、土鍋・ホーロー・アルミ・ステンレスなど、鍋の素材も要チェックポイント。今回ご紹介したアイテムを参考に、自分にぴったりのおでん鍋を見つけてみてください。