ゲームを快適に楽しみたい方には「ゲーム向けテレビ」がおすすめ。ゲーム本来のパフォーマンスを発揮できるだけでなく、遅延が少ないので快適にプレイできます。

そこで今回は、おすすめのゲーム向けテレビをご紹介。選ぶ際の注意点やポイントなども分かりやすく解説しているので、購入を検討している方はチェックしてみてください。

ゲーム向けテレビとゲーミングモニターの違い

ゲーミングモニターはゲームプレイに特化して設計されているのが特徴。コントローラーやキーボード入力時のタイムラグが1〜5msと短いのでFPSやアクションゲームもストレスなくプレイできます。また、暗いシーンの視認性を高めるなど、対戦を有利に進められる機能が充実しているのも魅力です。

一方、ゲーム向けテレビはゲーミングモニターの特徴や機能が一部搭載されているのがポイント。ゲーミングモニターを使用するのと近いプレイ環境で快適にゲームが楽しめます。

加えて、通常のテレビと同じようにテレビ番組を視聴できるのも魅力。ゲーミングモニターとテレビを別々に用意する必要がないため、本格的なゲーミングとテレビ視聴の両方を楽しみたい方にはゲーム向けテレビがおすすめです。

ゲーミングモニターについて詳しく知りたい方はこちら

ゲーム向けテレビの選び方

テレビの種類をチェック

液晶テレビ

By: hisense.co.jp

液晶テレビは、液晶シャッターとカラーフィルターで作り出した映像をバックライトで照らして映し出すのが特徴。現在販売されているテレビのほとんどはこのタイプです。比較的価格が安く、製品のバリエーションが豊富に揃っています。

デメリットとしては、液晶テレビは構造上黒い部分からバックライトの光がわずかに漏れる「黒浮き」が発生してしまうため、暗部の多いゲームをプレイするのにはあまり向いていません。また、通常の液晶テレビのなかにはゲーム機からの信号を表示するまでに少し時間がかかるモデルもあります。動きの速いレースゲームやFPSなど、ゲームのジャンルによっては注意が必要です。

有機ELテレビ

By: .lg.com

有機ELテレビは、単体発光が可能な「有機EL素子」を使って映像を映し出す最新のテレビです。色の純度が非常に高く、純粋な黒も再現できるため、暗部の多いゲームも快適に楽しめます。電流を流すと瞬時に発光する応答速度の速さも魅力なので、レースゲームやFPSのような動きの速いゲームを楽しみたい方にもおすすめです。

ただし、液晶テレビと比べると製品の価格が高くなるため、コストパフォーマンスを重視する方にはあまり向いていません。また、有機ELテレビは画面サイズの大きいモノが多いため、狭い部屋でゲームを楽しみたい方は注意が必要です。

画面サイズをチェック

By: lg.com

ゲーム向けテレビには、画面が小さく見やすいコンパクトなモノから、迫力のある映像が楽しめる大画面のモノまで、用途やシチュエーションごとにさまざまな画面サイズがあります。選び方の目安として、ワンルーム・寝室・子供部屋で使うなら「24~32インチ」、6畳~12畳程度のリビングで使うなら「40~50インチ」、12畳以上の広いリビングで使うなら「55インチ以上」がおすすめ。

狭い部屋で画面サイズの大きなテレビを選んでしまうと、画面全体を見渡せず目が疲れやすくなります。逆に広い部屋で画面サイズの小さなテレビを選んでしまうと小さな文字や描写が見にくく不便です。部屋の広さと画面サイズをしっかりと考慮して選びましょう。

解像度をチェック

ハイビジョン(HD)

By: amazon.co.jp

ハイビジョン(HD)は、小型テレビや低価格帯のテレビが採用している解像度。ドット数は1280×720とそれほど多くはないため、画面サイズが32インチを超えるとゲームによっては映像が荒く感じることがあります。あまり画質にこだわらない方や、価格重視で選びたい方におすすめです。

フルハイビジョン(Full HD)

By: hisense.co.jp

フルハイビジョン(Full HD)は40インチ以下の安い液晶テレビで採用されていることが多い解像度。ドット数は1920×1080で、HDと比べて2倍ほど高精細な画面で映像が見られます。

フルHDはPS4やNintendo Switchなどメジャーの家庭用ゲーム機で最大解像度として採用されているのがポイント。家庭用ゲーム機を使って高画質な映像でゲームをプレイしたい場合には、フルHD解像度に対応するテレビがあれば十分に事足ります。

ただし、4Kテレビと比べて視聴距離を少し長めにとる必要があるのが難点。画面の高さの3倍よりも近い距離からの視聴だと映像を荒く感じるため、40インチ以上の大型モデルを選ぶ際は、十分な視聴距離を確保できる設置場所を用意しましょう。

4K

By: amazon.co.jp

4Kは40インチ以上のテレビで多く採用されている解像度。ドット数は3840×2160で、HDの約8倍、フルHDの約4倍も高精細なのが特徴です。4K衛星放送が始まったこともあり、近年では新しいスタンダードとして普及が進んでいます。

ゲーム業界ではPC向けに4K対応ソフトのラインナップが増えてきていますが、まだ数が少ないのが現状。また、家庭用ゲーム機でも4Kに対応しているのはPS4 Pro・PS5・Xbox Series Xなどプロモデルや次世代モデルのみに限られます。

4Kテレビでは近い距離からでも高精細な映像が楽しめるのもポイント。視聴距離が画面の高さの約1.5倍までと短く済むので、至近距離で迫力のあるゲーム映像を堪能したい方におすすめです。

遅延をチェック

ゲーム向けテレビを選ぶ際には、いかに遅延の少ないモデルを選ぶかが重要なポイントです。テレビの遅延は、画面上のドットがほかの色に変化するまでの時間を指す「応答速度(ms)」によって大きく変わり、基本的には応答速度が短いほど動きの速いゲームも残像が軽減され滑らかに表示されます。

例えば、FPSやレースゲームのような動きの激しいゲームを快適に楽しむなら「1ms以下」、ロールプレイングやパズルゲームのような動きの穏やかなゲームを遊ぶなら「5~10ms」の応答速度が目安です。

なかには、遅延時間を短くする「ゲームモード」を搭載したモデルもあります。ゲームをより快適に楽しみたい方は、応答速度だけでなく、ゲームモードの有無もしっかりと確認しましょう。

ゲーム向けテレビの人気メーカー

ソニー(SONY)

ソニーは技術力の高さが魅力のメーカー。業務用映像機器で培った映像エンジン「X-Reality PRO」や、画面から音が聞こえる「アコースティック サーフェス オーディオプラス」など、メーカー独自の最新技術を搭載しているモデルが人気です。価格はやや高めですが、その分製品のクオリティも高いため、機能や品質にこだわりたい方におすすめです。

LGエレクトロニクス(LG Electronics)

By: lg.com

LGエレクトロニクスは韓国を代表する世界的家電メーカー。高品質ながらコストパフォーマンスにも優れているのが魅力です。また、有機ELテレビの技術力が非常に高く、きれいな映像でゲームが楽しめるのもポイント。コスパ重視の方にはもちろん、画質を重視する方におすすめのメーカーです。

東芝(TOSHIBA)

東芝は子供部屋や寝室に適した小型テレビから、迫力のある映像が楽しめる大型テレビまで、さまざまな種類のテレビを取り扱っているメーカー。一部の最新モデルには、映像処理のレスポンスを向上させる「ゲームダイレクト」を搭載。FPSやアクションゲームのようなボタンを押すタイミングが重要なゲームも快適に楽しめます。

ゲーム向けテレビのおすすめモデル|HD・フルHD

東芝(TOSHIBA) ハイビジョン液晶レグザ V34シリーズ 40V34

ゲーム向けの40V型フルハイビジョン液晶テレビです。映像メニューを「ゲーム」に選択すればゲームの種類に合わせて画質を最適化。Nintendo Switchなどに適した「ポータブルゲーム」モードもあり、小さな画面では見えにくい映像の詳細も楽しめます。

また、設定が面倒という方に便利な「オート」モードがあるのもメリットです。テレビがゲーム機に合わせてゲームモードを自動設定するので、初心者の方にも適しています。

約0.83msの低遅延を実現する「瞬速ゲームモード」も搭載しています。ゲーム操作のレスポンスが非常に速く、格闘ゲームやFPSゲームなど激しい動きが多いゲームを楽しみたい方にもおすすめのゲーム向け液晶テレビです。

東芝(TOSHIBA) 高画質シンプル液晶レグザ S22シリーズ 40S22

By: amazon.co.jp

レスポンスの速さが魅力のゲーム向け40V型フルハイビジョン液晶テレビです。「瞬速ゲームモード」を搭載し、きれいな映像と約18.33msの低遅延でゲームを楽しめます。

大画面ながら、価格がお手頃なのもポイント。コスパの高いゲーム向けテレビを探している方に適しています。

また、基本的なテレビ機能が充実しているのもメリットです。地上デジタル放送をより高画質で楽しめる「地デジ精細感復元」機能を搭載。 別売の外付けHDDへの裏番組録画にも対応しています。映画専用の映像モードも搭載しているため、ゲームも映画鑑賞も楽しみたい方にもおすすめです。

マクスゼン(maxzen) 32V型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ J32CH02

一人暮らしにもおすすめのゲーム向け32V型ハイビジョン液晶テレビ。サイズが幅73.1×高さ48.2×奥行18.3cmと比較的小型です。持ち家であれば、市販の金具を使って壁掛けもできます。場所を取らないうえ、高さも自由に調節できるので便利です。

また、低価格ながら機能が充実しています。レスポンスを重視した「ゲームモード」を搭載。応答速度が約6.5msと短く、FPSもアクションゲームも遅延を気にせずスムーズに楽しめます。

さらに、外付けHDDへの裏録画ができるなど、テレビ機能も充実。ゲームもテレビも存分に楽しめるモデルです。コストパフォーマンスの高いゲーム向け小型テレビを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

ゲーム向けテレビのおすすめモデル|4K対応

ソニー(SONY) BRAVIA 4K有機ELテレビ XRJ-55A90J

HDMI2.1規格を採用した4K有機ELテレビ。4K/120fps出力に対応しているので、PS5のゲームも快適に楽しめます。ゲームに適した低遅延モードに自動で切り替える「ALLM」機能や、映像のカクつきを防ぐ「VRR」機能に対応しているのも特徴です。

また、認知特性プロセッサー「XR」を搭載。複数の映像信号を横断的に分析して処理することにより、自然で色鮮やかな映像を視聴可能です。さらに、幅広い音源を立体音響に変換するため、臨場感あふれるサウンドを体験できます。よりゲームの世界に没入したい方におすすめのモデルです。

そのほか、Google TVを備えており、映画やネット動画、音楽などさまざまなコンテンツも楽しめます。Google アシスタントを利用すれば、音声検索したりテレビ操作したりできるのもポイントです。

ソニー(SONY) BRAVIA 4K液晶テレビ KJ-75X9500H

大画面に映る大迫力の映像と、臨場感豊かなサウンドでゲームを楽しめる74V型4K液晶テレビです。4KやHDR映像をより高コントラストに再現する「X-tended Dynamic Range PRO」を搭載。4K HDR規格の「PS4 Pro」の高画質な映像も忠実に再現できます。

また、ゲームに合わせて画質を最適化する超解像エンジン「4K X-Reality PRO」も搭載。ハイビジョンのゲームも、4Kの高精細な映像に変換して映し出せるのがポイントです。

さらに、遅延を低減できる「ゲームモード」も搭載。映像や音のズレが気になる場合に有効で、動きがすばやいアクションゲームも快適に楽しめます。

「アコースティック マルチ オーディオ」により、映像と音が一体化して聞こえるのが特徴。まるでゲームの中にいるような臨場感を味わいたい方はチェックしてみてください。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 有機ELテレビ OLED55CXPJA

応答速度が約1msと短い48V型4K有機ELテレビです。動きが速いアクションゲームやレースゲームでも遅延を感じにくいのが特徴。高速移動シーンも残像感が少なく、高画質でなめらかな映像を楽しめます。

また、HDR規格のゲームにも対応。白飛びや黒つぶれを抑えながら、より色鮮やかで高コントラストな映像に映し出すことが可能です。

さらに、「目にやさしいテレビ」として認証を得ているほど、ブルーライトの発生量が少ないのも魅力のひとつ。ゲームに没頭し、長時間プレイすることが多い方にも適しています。

テレビ機能が充実しているのもおすすめポイントです。新4K衛星放送のチューナーを2基搭載し、別売の外付けHDDを取り付ければ裏番組を録画可能。豊富なネット動画配信アプリを使えば、多彩な4K映像を楽しめます。

東芝(TOSHIBA) タイムシフトマシン 4K液晶レグザ 55Z740X

「ゲームスムーズモード」を搭載した55V型4K液晶テレビ。ロールプレイングゲームなどのムービーシーンをきれいな映像で楽しみたい方におすすめです。

また、レスポンスにかかる時間を約0.83msまで短縮できる「低遅延モード」も搭載しており、アクションゲームやレースゲームにおすすめ。必要な画質処理も施されるので、高画質な映像でプレイできます。

さらに、常に低遅延モードでプレイする場合に便利な「ALLM設定」機能を搭載しているのもポイント。次回から自動的に低遅延モードに切り替わるので、毎回モードを設定する手間を省けます。

ハイセンス(HISENSE) 4K液晶テレビ 50E6G

映像エンジンに「NEOエンジンLite」を採用した4K液晶テレビ。コンテンツやシーンに応じた処理を行うため、高精細な映像を楽しめます。ノイズを抑えてなめらかな4K映像に引き上げる「4K復元」機能や、ネット動画の解像度に合わせて処理をする「AIネット映像高画質処理」機能を搭載しているのも特徴です。

また、ゲームモードを備えており低遅延なのが魅力。アクションゲームなど動きの激しいゲームも快適にプレイできます。PCゲームの場合は、HDMI 2560×1440 60p出力に対応。大画面でPCゲームを楽しみたい方にもおすすめです。

さらに、音響最適補正技術「Eilex PRISM」により、臨場感のあるサウンドを再生できます。そのほか、ベゼルが非常に薄いスタイリッシュなデザインを採用しているのもポイントです。

ハイセンス(HISENSE) 4K液晶テレビ 43U7F

「低遅延ゲームモード」を搭載した43V型4K液晶テレビ。ゲームの操作が映像に表示されるまでの時間を最小約0.83msまで短縮できます。コマンドひとつで勝敗が決まる格闘ゲームや、動きが速いFPSゲームなどにおすすめです。

低遅延ゲームモードは、HDMI 2560×1440 60p出力のパソコンゲームにも対応。テレビの大画面に映し出し、迫力の映像でゲームを楽しめます。

また、東芝と共同開発した「NEOエンジン 2020」を搭載。映像コンテンツに合わせて画質を自動で最適化する機能により、4K映像はもちろん、地上デジタル放送などのハイビジョン映像も、より色鮮やかで高精細に再現できます。

さらに、豊富なネット動画配信アプリが使えたり、新4K衛星放送のチューナーが付いていたりと、テレビ機能も充実。価格もお手頃で、コストパフォーマンスの高いゲーム向け液晶テレビです。

パナソニック(Panasonic) 4K有機ELテレビ TH-65HZ2000

どんな映像も4K画質に変換する超解像技術「4Kファインリマスターエンジン」を搭載した65V型4K有機ELテレビです。ハイビジョン規格のゲームなども高精細な映像で楽しめます。奥行き感が向上し、より臨場感のある映像を再生可能です。

また、有機ELパネルにより、液晶テレビでは難しい純粋な黒を表現できるのもポイントです。ホラーゲームなどの暗闇シーンもより忠実に再現できます。

さらに、ゲームのレスポンス時間を短くする「ゲームモード」も搭載し、アクションゲームやレースゲームもスムーズに操作できます。

音質に関しては、「イネーブルドスピーカー」付きのスピーカーシステムを搭載。上下左右から音が聞こえる立体音響に対応し、ドルビーアトモス対応のゲームなどを臨場感あふれるサウンドで楽しめるのもおすすめポイントです。

4Kのゲーム向けテレビについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。