家庭用ゲーム機のグラフィックや操作性の向上により、バーチャル空間への没入感は日に日に高まっています。ゲーム世界をリアルに感じるためには、より高画質な4Kテレビも欠かせません。

そこで今回は、ゲームにおすすめの4Kテレビをご紹介。選び方や4Kモニターとの違いなども解説しているので、購入を検討している方はチェックしてみてください。

4Kモニターと4Kテレビの違い

テレビチューナーの有無

4Kモニターと4Kテレビはどちらも4Kの映像を映す点で共通していますが、使用用途は異なります。4Kテレビはテレビ放送を視聴するために開発された機器のことで、テレビ放送を視聴できます。

一方、4Kモニターはパソコンなどに接続して映像を映す機器です。テレビチューナーは搭載されておらず、4Kモニター単体ではテレビを視聴できません。

内蔵スピーカーが搭載されているかどうか

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4Kモニターはパソコンなどに接続して使用することを前提として開発されています。そのため映像を映す機能のみ搭載したモノが多く、スピーカーを内蔵している機器は少数です。

また、スピーカーを内蔵していたとしても、4Kモニターの音質は基本的に4Kテレビよりも劣るため音質重視の方にはおすすめできません。

一方、4Kテレビはテレビ放送やDVD、ゲームなどで使用することを前提として開発されています。そのためスピーカーを内蔵しているモノが多く、音作りに力を入れているモノも多いため、映画やゲームを高音質で楽しみたい方におすすめです。

ゲーム用4Kテレビの選び方

画面サイズは視聴距離で決める

適切な画面サイズは、4Kテレビと視聴場所との距離によって異なります。大画面の方が迫力を感じられますが、近くから大画面で観ると画面全体を見渡せず目にも悪影響です。逆に視聴場所が遠いのに、小さな画面だと細かい部分まで観えません。

目安として、4Kテレビからの視聴場所までの距離が1.5~1.8mまでの場合は32~49型、1.8~2.0mの場合は50~55型のモノがおすすめです。

特にゲーム用の4Kテレビを検討している方は、ゲームへの没入感を高められるよう40型以上のモデルが適しています。大型のモノを選ぶ場合は設置スペースにも留意しておきましょう。

操作と映像の遅延時間が短い機種を選ぶ

ゲーム用として4Kテレビを検討する場合は、コマンドを入力してから画面に反映されるまでの間に遅延の発生しないモノがおすすめです。テレビ番組などを観るために使用する場合は関係ありませんが、ゲームプレイ時に大きく影響します。

特にFPSや格闘ゲームなどをする方は、0.1秒の遅延が勝敗を分けることもあるため、遅延の少ないモノや反応速度が速いモノを選びましょう。

4K HDRへの対応

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HDRはハイダイナミックレンジと読み、高画質な映像コンテンツに欠かせない機能です。HDRに対応していると映像本来の明るさや色、コントラストを高くできるため、より色鮮やかでクリアな映像の再生ができます。

ただし、HDRを楽しむためには4Kテレビとゲーム機の両方がHDRに対応している必要があるので注意しましょう。ゲーム機のなかではPS4やPS4 Pro、Xbox One SがHDRに対応しています。

また、HDRはゲームだけでなく「Netflix」などのHDR映像を観るためにも必要です。HDR対応コンテンツを利用している方や利用予定のある方は、HDR対応の4Kテレビを選びましょう。

内蔵スピーカーの音質と音量、サウンド機能を確認する

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ゲームへの没入感を高めるためにサウンド機能にも注目しましょう。4Kテレビのなかには高性能のスピーカーを搭載しているモノや、画面から音を出して映画館のような迫力を感じられるモノなど、さまざまな工夫を凝らしたモデルがあります。

ただし、薄型の4Kテレビはサウンド面を重視の方には不向きです。省スペースに設置できることから人気がありますが、内蔵スピーカーのサイズも4Kテレビの大きさに比例して小さく、音質も劣化する傾向にあります。

それでも薄く高音質な4Kテレビが欲しい方は、できるだけ高音質になるよう工夫を凝らしたモノを選びましょう。特にゲームや映画を楽しむ場合は、音が周囲から鳴っているような疑似体験できるサラウンド機能や、重低音をブーストできるモデルがおすすめです。

ゲーム用4Kテレビのおすすめモデル

ソニー(SONY) ブラビア 4K液晶テレビ X95Jシリーズ 65V型 XRJ-65X95J


ソニー独自の認知特性プロセッサー「XR」を搭載した、ゲームにおすすめの4Kテレビ。映像を際立てる洗練されたデザインと、どの角度から見ても鮮やかな映像を楽しめるのがポイントです。

お気に入りのゲームを、高画質かつ低遅延で楽しめるゲームモードを備えており、臨場感あふれるゲーム体験を味わえます。HDMI2.1に規定される4K/120fpsなどの高フレームレートに対応しているのも特徴。さまざまな次世代ゲーム機を、快適にプレイできます。

サウンド面では、映像から直接音が聴こえるほどの臨場感を味わえる、「アコースティック マルチ オーディオ」を搭載。テレビ本体のスピーカーでも、音への高い没入感を実現しています。

ソニー(SONY) ブラビア 4K有機ELテレビ A90Jシリーズ 55V型 XRJ-55A90J

自然な映像美を表現するゲームにおすすめの4Kテレビです。認知特性プロセッサー「XR」により、従来の4K有機ELテレビよりもさらに明るく、高コントラストの画質を実現。美しい輝きから漆黒まで、さまざまな色が画面上でリアルに描き出されます。

ゲームモードに設定すれば、映像美はそのままに低遅延でゲームを楽しめるのがポイント。PS5との連携機能を備えており、HDRの調節や画質モードの切り替えが自動で行われるので、快適なゲームプレイ環境を体感できます。

有機ELパネルを振動させて音を出す、「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載。ソニーの音響技術を駆使した、リアリティのあるサウンドも魅力です。

パナソニック(Panasonic) ビエラ 4K液晶テレビ LX950シリーズ 55V型 TH-55LX950

パナソニック独自の構造の、高輝度液晶ディスプレイを搭載した4Kテレビ。「オートAI画質」機能により、画面上に映し出されるシーンに合わせ、自動で画質を最適化するので美しい映像が楽しめます。

快適なゲームプレイに特化した機能が多いことも特徴。高フレームレートに対応した「ゲームモード エクストリーム」に設定すると、素早い反応が必要になるアクションゲームやFPSでも、低遅延で快適にプレイできます。

また、「ゲームコントロールボード」では、ゲームプレイ時のフレームレートや、HDRメタデータなどのソースをわかりやすく表示。ほかには映像の暗部を調節する「暗部視認性強調」モードなど、さまざまなゲームに対応した機能が充実しているのが特徴です。

パナソニック(Panasonic) ビエラ 4K有機ELテレビ LZ1800シリーズ 48V型 TH-48LZ1800

高コントラストの有機ELディスプレイを搭載した、ゲームにおすすめの4Kテレビ。パナソニックが独自で開発してきた、自発光ディスプレイの高画質化技術を駆使したハイグレードモデルです。クオリティの高さは、映画の本場ハリウッドの制作現場でも認めるほどと謳われています。

よりリアルな色の再現、光の表現に特化しているので、高画質でゲームを楽しみたい方におすすめです。HDMI2.1対応に加え、遅延を防ぐゲームモードも搭載されているため、アクションゲームも快適にプレイできます。

上向きのスピーカー「イネーブルドスピーカー」が付いており、より立体的な音響を再現。まるで映画館さながらの臨場感を味わえるのも魅力です。

東芝(TOSHIBA) レグザ 4K有機ELテレビ 55V型 55X9900L

新世代有機ELパネルを搭載したゲーム用の4Kテレビです。新たに高冷却インナープレートを採用することで、従来よりも約1.2倍の輝度アップを実現。輝きと漆黒を巧みに表現した映像美は、レグザ史上最高の高画質と謳われています。

高い映像解析能力を持つAI機能「レグザエンジンZRアルファ」により、人が見ている世界を再現。より質の高い、映像への没入感を楽しめます。

ゲームプレイに特化した機能として、独自の「有機EL瞬速ゲームモード」を搭載。高画質処理を行いながら、画像処理の遅延時間を約0.83msecまで短縮できます。ボタンを押すタイミングが勝敗のカギとなる、対戦格闘ゲームを臨場感たっぷりに楽しみたい方におすすめです。

ハイセンス(HISENSE) 4K液晶テレビ 75V型 75A6G

映像処理技術に特化したエンジン「NEOエンジンLite」を搭載した、ゲームにおすすめの4Kテレビ。さまざまなシーンやコンテンツに適した映像処理を自動で行うため、ノイズの少ないクリアな映像を実現しています。

視野角の広い「ADSパネル」を採用しているので、テレビを斜めから観ても、画質が色あせないのが魅力。高コントラストの美しい映像を楽しめます。

ゲームモードに設定すると入力機器と連動して、高画質モードと低遅延モードを自動で切り替えが可能。アクションゲームやFPSでも、快適にプレイできます。

また、PCゲームにも対応しており、高精細な映像を75V型の大画面で楽しめるのもポイントです。

ハイセンス(HISENSE) 4K液晶テレビ 50V型 50U8FG

AI機能を備え、より自然で美しい映像を実現した4Kテレビです。質感の表現やノイズ処理など、従来の映像処理技術をさらにパワーアップさせた、「NEOエンジンplus 2021」を搭載。さまざまなシーンに適切な超解像処理を行い、クリアな映像を映し出します。

専用の「ゲームモードplus」では、業界トップクラスと謳われる低遅延で、ゲームが楽しめることが魅力。特に判定がシビアなFPSや、対戦格闘ゲームを好む方に適しています。

機能面だけでなく、迫力のサウンドシステムも特徴です。左右のスピーカーに加え、テレビの背面にウーファーを内蔵。外付けでスピーカーなどを取り付けなくても、臨場感あふれる重低音を楽しめます。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Fiona 4K液晶テレビ 43V型 43UB10PB


自然に近い映像美を持ちながら、コストパフォーマンスに優れた4Kテレビです。アイリスオーヤマ独自の映像処理技術により、繊細で豊かな色彩を再現。自然な色合いなので、目にもやさしい点が特徴です。

接続端子が豊富に付いており、複数のゲーム機を同時につなぐことが可能。異なるゲームハードをプレイしたいときでも、コードをつなぎ直す手間がかからないのが魅力です。

また、3.5mmステレオミニジャックやUSB端子も備わっているので、イヤホンやヘッドホン、外付けHDDなどの周辺機器も多く接続できます。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 4K有機ELテレビ 55V型 OLED55C1PJB

優れた明暗表現力を備えたゲーム用の4Kテレビです。有機ELパネルは、21段階と広大なダイナミックレンジを実現しているのが特徴。明暗の表現の幅が非常に広く、従来の液晶テレビでは難しかった黒を巧みに再現しています。

色彩再現力も非常に高く、パネル上で映した色と色見本との差異は、通常の視聴距離では違いがわからないほどと謳われています。また、ブルーライト低減フィルター搭載しているのも魅力です。

ゲームオプティマイザでは、FPSやRPG、RTSなど、さまざまなゲームジャンルに適切な設定を提供。シンプルな設定で画像やサウンドのコントロールが可能です。

マクスゼン(maxzen) 4K液晶テレビ 75V型 JU75CH06


大画面でも美しい色彩をリアルに実現した4Kテレビです。メイン基板には日本設計のエンジンを採用しており、映像の細部まできれいに映し出します。

高コントラストのVAパネルの採用に加え、LED直下型バックライトも画面全体に配置。高輝度で明暗部の色ムラが少ない、臨場感のある映像が楽しめます。

ゲームモードも搭載されており、設定すると低遅延でゲームプレイが可能。ボタンの反応のタイムラグを気にせず、アクションゲームやFPSをプレイできます。75V型と大画面の4Kテレビのなかでも、比較的リーズナブルな価格なので、特にコストパフォーマンスを重視して選びたい方におすすめです。