肉や野菜など、さまざまな食材を1本で調理できる中華包丁。広い刃渡りを活かして、切った食材をヘラのように移せるのも魅力です。製品によって重さや刃の厚みなどが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中華包丁のおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- 中華包丁のメリット・デメリット
- 菜切包丁と中華包丁の違い
- 中華包丁の選び方
- 中華包丁のおすすめメーカー
- 中華包丁のおすすめ|初心者向け
- 中華包丁のおすすめ|中・上級者向け
- 中華包丁の売れ筋ランキングをチェック
- 中華包丁の正しい使い方
- 中華包丁の正しい研ぎ方
中華包丁のメリット・デメリット

By: kai-group.com
中華包丁の魅力は、1本で切る・叩く・潰すといった多様な調理をこなせる万能性にあります。刃の重みを利用して力をあまり使わずに切れるため、かたまり肉などもスムーズにカットできます。面倒なみじん切りも効率よく進めることが可能。刃の幅が広いので、少量であれば切った食材をすくってそのまま鍋に移せるのも便利なポイントです。
また、ステンレス製の中華包丁は、錆びにくく手入れが簡単なのもメリットです。しかし、重量があるため長時間の使用では手首や腕に負担がかかることがあります。刺身やケーキを切ったり、繊細な飾り切りをしたりするのには不向きです。そのほか、収納にスペースが必要な点や、扱いに慣れるまで少し時間がかかる点も考慮しておきましょう。
菜切包丁と中華包丁の違い

By: rakuten.co.jp
菜切包丁と中華包丁の大きな違いは、刃の厚みと重さです。菜切包丁は野菜専用で刃が薄く軽量なのに対し、中華包丁は厚く重みがあり、肉・魚・野菜と幅広く使える万能包丁です。見た目は似ていますが、用途がまったく異なります。
それぞれの得意な作業も異なります。菜切包丁は、野菜の繊維を壊さずに千切りや桂剥きをするといった繊細な作業におすすめです。一方で中華包丁は、骨付き肉を叩き切ったり、甲羅を割ったりといった豪快な調理もこなせるのが特徴。中華包丁は幅広の刃を活かし、切った食材を鍋に移すスクレーパーとしても使用できるのが便利なポイントです。
また、菜切包丁は日本の和包丁、中華包丁は中国で生まれた包丁という違いもあります。
中華包丁の選び方
刃の素材をチェック

By: kai-group.com
包丁の刃には鋼やステンレス、セラミックなどさまざまな素材が使われています。鋼は、切れ味が鋭く耐久性が高いのが特徴です。切れ味を重視するプロや職人の方におすすめ。ただし、錆びやすいため、使用後はすぐに水分を拭き取るなど、こまめな手入れが必要です。
ステンレスは、サビに強く手入れが簡単な点が魅力です。家庭用として使う方や、初心者にはステンレス製のモノがおすすめ。モリブデン鋼などの合金素材も、手入れのしやすさと切れ味のよさを両立しているため人気があります。
セラミックは軽量で錆びることがなく、切れ味もよい素材です。しかし、衝撃に弱く刃が欠けやすいため、取り扱いには注意が必要です。また、研ぐときには専用の砥石が必要になる点を覚えておきましょう。
刃の厚さをチェック
初心者でも扱いやすい薄刃

By: kai-group.com
薄刃タイプの中華包丁は、刃が薄く軽量なため、初心者なども扱いやすいのが魅力。肉や野菜、魚など一般的な食材を切るのに向いており、家庭で使う最初の1本としておすすめのタイプです。
野菜や肉のスライスなど、薄切りが得意なのがポイント。ただし、骨のような硬いモノを切るのは苦手なので注意しましょう。
鶏肉・魚の骨も切れる中厚刃

薄刃より厚みがある中厚刃は、肉や野菜はもちろん、鶏肉や魚の骨といった硬めの食材も切れる万能タイプ。薄刃と厚刃の中間的な位置づけで、より本格的な調理に挑戦したい方におすすめです。
1本で幅広い食材に対応できるのが中厚刃の強みです。鳥や魚をまるごと調理する機会が多い方は検討してみてください。ただし、薄刃よりは重さがあるため、扱いに少し慣れが必要になる点は覚えておきましょう。
より本格的に使うなら厚刃がおすすめ

刃が厚く重みがある厚刃は、プロ仕様のタイプで切断力の高さが魅力です。骨付きのブロック肉を叩き切ったり、硬い魚の骨を砕いたりといった、硬い食材の調理で活躍します。また、冷凍品のカットにも使用できます。
重く扱いが難しいため、厚刃は上級者向けです。重く長時間の使用は困難なため、初心者の方には不向きです。
刃の形状をチェック
方頭刃

By: kai-group.com
中華包丁と聞いて多くの人が思い浮かべる、大きく広い長方形の刃が方頭刃です。野菜・肉・魚とさまざまな食材のカットに使える汎用性の高さが魅力で、初心者の方にもおすすめのスタンダードなタイプです。
刃の幅が広いため、切った食材を刃の上に乗せて鍋などに移すスクレーパーとしても活用できて便利。製品のラインナップも豊富なので、自分に合った1本を見つけやすいのがポイントです。
円頭刃

By: amazon.co.jp
円頭刃は、鎌のような形状が特徴的なタイプです。刃先のカーブした部分を使うことで、細かい作業がしやすくなります。
刃元の平らな部分は、方頭刃と同じように野菜などを切るのに使えます。特殊な作業に適していますが、方頭刃に比べて製品の種類は少なく、日本ではあまり見かけない形状です。
刃渡りをチェック

By: rakuten.co.jp
家庭で中華包丁を使うなら、刃渡り16.5~20cm程度のモノがおすすめです。自分の手の大きさやキッチンの広さに合わせて選びましょう。
刃渡りが長いほど大きな食材を一度に切りやすくなります。しかし、長すぎると繊細な作業がしにくくなります。自分の調理スタイルやキッチンの作業スペースに合った長さを選ぶのがポイントです。
重さをチェック

中華包丁の重さは刃の厚さや材質によって異なり、200g程度のモノや500g程度のモノなど幅があります。家庭で使うなら300g以下の軽量なタイプがおすすめ。軽いと繊細な作業がしやすいのが魅力です。400g以上の重量があるタイプは、骨付き肉など硬い食材を叩き切るのに向いていますが、扱うには慣れが必要です。また、長時間使う場合には、重すぎず軽すぎないモノを選びましょう。
ステンレス製か木製か持ち手の素材をチェック

By: amazon.co.jp
持ち手の素材は、主に衛生的な「ステンレス製」と手になじむ「木製」の2種類があります。衛生面や耐久性を重視するならステンレス製がおすすめ。刃と一体型の製品が多く、継ぎ目に汚れや雑菌がたまりにくく衛生的に使えます。また、サビに強く劣化しにくいのもポイントです。ただし、濡れた手で握ると滑りやすい点には注意しましょう。
握り心地を重視するなら木製がおすすめ。あたたかみのある風合いで手になじみやすく、滑りにくいのが魅力です。しかし、水分を含むと劣化することがあるため、使用後のお手入れが大切です。
中華包丁のおすすめメーカー
杉本刃物

By: rakuten.co.jp
杉本刃物は、昭和23年に設立された包丁専門メーカーです。築地に店を構え、一つひとつ手作りで包丁を製造しています。日本包丁のみならず、西洋包丁・中華包丁なども展開しており、長年培った技術とこだわりが特徴のメーカーです。
中華包丁においては、野菜用の薄口から骨切り専用の厚口まで、用途に応じた豊富なラインナップを展開しています。鋼の純度が高く切れ味が鮮やかで、プロ用途から家庭での料理まで幅広く対応。職人による手仕上げで、使いやすさとメンテナンス性を両立させたおすすめメーカーです。
貝印

By: .kai-group.com
貝印は、1908年に岐阜県関市で設立された刃物メーカーです。「折れず、曲がらず、よく切れる」を体現する関孫六シリーズを中心に、カミソリやビューティーケア用品、キッチン用品など幅広い製品を展開しています。
中華包丁においては、薄刃や厚刃など刃の厚みが異なるタイプを用意し、さまざまな用途に対応しています。関孫六ブランドは手頃な価格帯から高級な旬シリーズまでラインナップが豊富。ステンレス製で錆びにくいうえ、継ぎ目のない一体構造タイプで耐久性にも優れているのが魅力です。
パール金属

By: amazon.co.jp
パール金属は、1967年に新潟県三条市で設立されたキッチン用品メーカーです。調理器具やアウトドア用品の企画・製造・販売を手がけ、特にハウスウェアでは「新しい生活文化の提案」をテーマに製品開発を行っています。燕三条の金属加工技術を活かし、機能性と価格のバランスに優れた製品作りが特徴です。
中華包丁においては、野菜から肉まで対応した製品を展開しています。ステンレス刃物鋼の両刃仕様で鋭い切れ味を実現。また、天然木ハンドルで握りやすさを追求しています。手頃な価格ながら実用性に優れ、家庭用として扱いやすい中華包丁を提供するメーカーです。
下村工業

By: amazon.co.jp
下村工業は、1874年から続く三条刃物鍛冶をルーツに持つ老舗刃物メーカーです。1957年にステンレス包丁の製造を開始し、伝統的な職人技と機械による技術を融合させた社内一貫生産体制を確立。「水砥刃付け」と呼ばれる独自の刃付け工程で、鋭い切れ味と持続性を両立させています。
中華包丁においては、ヴェルダンシリーズを中心にオールステンレス製の製品を展開しています。ステンレスモリブデン鋼の刃を使ったモノは軽い力で切れるのが特徴。流れるようなフォルムと継ぎ目のない設計により、使いやすさと衛生面を重視しています。
中華包丁のおすすめ|初心者向け
貝印 旬Classic 中華包丁 DM0712
多目的に使える幅広の中華包丁。特殊ステンレス刃物鋼を芯材に、両側をステンレス鋼で挟んだ複合材構造が特徴です。積層強化木の柄とステンレススチールの口金を組み合わせた、日本製のモデルです。
刃渡り175mmの大きな刃で、キャベツなどの野菜から肉類までさまざまな食材をカットできます。果物や野菜のスライス作業もスムーズにこなせる設計です。幅広い調理に対応できる包丁を探している方におすすめの製品です。
貝印 関孫六 匠創 中華包丁 AB5165
三工程刃付けで鋭い切れ味を実現した中華包丁。刃付け後の角をなめらかに研磨することで、食材への切断抵抗を減らし軽快に切り進められます。オールステンレス一体成型で継ぎ目がなく、洗いやすく衛生的に扱えるのが魅力です。
刃渡り約165mm、重量約220g。流線型のハンドルは指がかりがよく、グリップ感に優れた設計です。サビにくくメンテナンスが簡単なため、中華包丁を初めて使う方にもおすすめのモデルです。
貝印 関孫六 いまよう 中華包丁 AB5462
高級感のある槌目模様が美しい中華包丁。三工程刃付けを施しているため、鋭い切れ味が長持ちします。刃付け後のエッジを研磨加工でなめらかにすることで、食材への抵抗を減らし切込みのよさを実現しています。刃体の鋼材が柄の背側に通る背通し仕様で、丈夫さを追求しているのも魅力です。
刃渡り180mm、重量約300gで肉や野菜の調理に幅広く対応。本格的な中華料理を家庭で楽しみたい方におすすめの中華包丁です。
パール金属(PEARL METAL) 中華亭ステンレス シェフズスティーレ FN-162
野菜から肉まで幅広く使える万能中華包丁。ハイカーボンステンレス鋼の刃身で錆びにくく、両刃仕様のため左利きの方でも扱えるのが魅力です。刃渡り約185mmと程よい長さで、繊細な野菜の飾り切りから肉のぶつ切りまで対応できます。
本製品は、天然木を使用した木製ハンドルを採用。手になじみやすく、重量約294gでバランスよく作業できるのが特徴です。多用途に活躍する中華包丁を探している方におすすめです。
杉本刃物 小型中華包丁 SF4030
家庭での調理に適した小型タイプの中華包丁。サイズは190×95mmと扱いやすい設計で、肉・魚・野菜などの幅広い食材に対応します。鋼の純度が高い刃を採用しており、優れた切れ味を発揮するのが魅力です。
一般的な中華包丁よりも取り回しやすいため、家庭のキッチンでも使いやすいのポイント。多彩な料理に使える中華包丁を探している方におすすめです。
PAUDIN 中華包丁 N11
1本で多用途に使える本格的な中華包丁。野菜の千切りから肉のカットまで、さまざまな食材に対応可能です。両刃タイプのため、利き手を問わずスムーズに扱えます。
高炭素鋼の刃は良好な切れ味が持続するのが魅力。また、安定感のある刃幅で設計されています。重量は約350gと中華包丁のなかでは扱いやすいタイプ。毎日の料理を手軽に、かつ本格的に楽しみたい方におすすめです。
北陸アルミニウム(HOKUA) ワンズナイフ
先重心の設計で少ない力で切れる中華包丁。芯材にコバルト合金鋼を使い、側材に13クロムステンレス鋼を採用した三層クラッド構造で鋭い切れ味と耐久性を両立しています。
刃渡り15.5cm、重量約190gで初心者も扱いやすい軽量設計。刃幅が広く先端が尖っていない形状のため、食材をすくいやすいのも魅力です。野菜や肉、魚などさまざまな食材の調理に挑戦したい方におすすめの日本製モデルです。
富士カトラリー 登竜門 中華包丁 FG-68
サビに強く家庭での調理にも扱いやすい中華包丁。刀身にはステンレス刃物鋼を採用しており、錆びにくさと耐久性を両立しています。天然木のハンドルは手になじみやすいのが魅力です。
刃長は約175mm。重量は約295gと比較的軽めに作られています。本格的な中華料理に挑戦したい方におすすめの日本製モデルです。
富士カトラリー 王風亭 中華包丁
天然木の柄を採用した家庭向けの中華包丁。ステンレス刃物鋼を使用しており、錆びにくさと切れ味を両立させています。刃長約175mmで取り回しやすいのが魅力です。
重量約320gで程よい重みがあるのもポイント。全長約290mmとバランスのよいサイズ感なので、中華包丁を初めて使う方や、多用途に活躍する包丁を探している方にもおすすめです。
堺源吉(Sakaigenkichi) 中華包丁 110915
堺の伝統技術が息づく中華包丁。刃渡り約175mm、刃幅約85mmで野菜から肉まで幅広い食材に対応できます。ステンレス刃物鋼を採用しており、サビに強いのが魅力です。
天然木を使った太鼓柄は握りやすく、手になじみやすい設計。重量は約270gで扱いやすさと安定感を両立しています。両刃の左右兼用タイプのため、利き手を選ばず使えるのも特徴。家庭で本格的な中華料理に挑戦したい方におすすめの日本製モデルです。
中華包丁のおすすめ|中・上級者向け
下村工業 ヴェルダン 中華包丁 OVD-172
職人による水研ぎ刃付けを施した中華包丁。フラットなフォルムが美しいオールステンレス製で、切れ味と持続性に優れた設計です。刃渡り180mm、板厚2.5mmの仕様を採用しています。
継ぎ目のない一体成形により衛生的に使えるのが魅力。流れるような柄のデザインが手になじみやすく、快適に使用できます。毎日の料理で使いやすい中華包丁を探している方におすすめです。
遠藤商事 TKG-NEO 中華庖丁 薄口 ATK9502
刀身とハンドルが一体化した衛生的な中華包丁。DPスウェーデン鋼を採用しており、耐食性と耐摩擦性に優れているのが特徴です。18-8ステンレス製のハンドルは錆びにくく、熱湯消毒が可能で衛生面でも安心して使えます。
刃渡り22.5cm、背厚2.5mmの薄口タイプ。重量510gとしっかりとした重みがあり、野菜の千切りや肉の下処理など幅広い作業に活躍できます。折長く愛用できる中華包丁を探している方におすすめです。
青木刃物製作所 堺孝行 中華包丁 INOX ツバ無し
サビに強い特殊鋼を用いた中華包丁。ステンレス鋼の刃とPOM樹脂の柄を組み合わせたプロ用途に対応したモデルです。手入れがしやすく優れた切れ味を実現しており、長く愛用できます。
本製品は、刃と柄の間にあるツバと呼ばれる金具がないタイプ。本格的な調理で使えるステンレス製の中華包丁を探している方におすすめのモデルです。
正広(Masahiro) 正広作 中華包丁 TS-203
コックのニーズに応える業務向け中華包丁。刀身にはモリブデンとバナジウムを含むオリジナルステンレス鋼MBS-26を使用し、錆びにくさと鋭い切れ味を両立させています。硬度HRC58~59に仕上げており、刃の耐久性にも優れているのが特徴です。
刃渡り195mmで、野菜の刻みから肉の下処理まで多彩な用途に活躍。重量380gとしっかりとした重みがあるため、効率的に作業できます。本格的な中華料理を作りたい方におすすめのモデルです。
グレステン(GLESTAIN) 中華包丁 622-25W
肉・魚・野菜に万能に対応する中華包丁。刃厚は2.5mm、刃幅は最大11.3cmです。積層強化木のハンドルにはツバ付き構造を採用しており、付け根の強度を高めながら汚れがたまりにくい設計です。
刃渡り22cm、重量約585gで取り回しのよさを実現。プロ仕様の切れ味を求める方におすすめのモデルです。
中華包丁の売れ筋ランキングをチェック
中華包丁のランキングをチェックしたい方はこちら。
中華包丁の正しい使い方

By: rakuten.co.jp
中華包丁を安定して使うには、まず正しい持ち方をマスターしましょう。親指と人差し指で柄の付け根を挟み、残りの指で柄をしっかり握ります。さらに、人差し指を刃の側面に添えるのがポイントです。
食材を切るときは、包丁をまな板へ垂直に下ろす「叩き切り」の動作を繰り返します。硬めの食材に適した切り方です。包丁の重みを活かし、無理に力を入れないのがコツです。キャベツの千切りや肉を切る際は、刃を前方に押し出す押し切りが基本。食材に合わせて切り方を使い分けることも意識してみてください。
また、中華包丁は「切る」だけでなく、ニンニクなどを「潰す」、硬い肉を「叩く」といった使い方もできます。加えて、幅の広い刃の側面を使えば、切った食材をすくってそのまま鍋やフライパンへ運べて便利です。さまざまな使い方を覚えて、日々の料理に活かしましょう。
中華包丁の正しい研ぎ方

研ぎ始める前に、砥石を水に10分ほど浸してしっかり吸水させます。また、中華包丁は製品によって片刃と両刃のタイプがあるため、研ぐ角度を知るためにも事前に確認しておきましょう。
次に、砥石に対して一定の角度を保ちながら、力を入れすぎずに研いでいきます。表側・裏側ともに10が目安です。
刃の反対側に「バリ」という金属のめくれが出たら、刃先まで研げているあいず。最後に表側・裏側どちらも刃先を1回ずつ研いで仕上げましょう。































中華包丁は、重さや刃の厚みによって使い勝手が大きく変わります。薄刃は野菜や肉の薄切りに、厚刃は骨や殻などの硬い食材のカットにそれぞれ適しているのが特徴です。手入れのしやすさを求めるならステンレス製、切れ味を重視するなら鋼製がおすすめ。本記事を参考に、自分に適したアイテムを探してみてください。