ブロック肉を解体するときに使う「筋引き包丁」。肉専用というイメージの強い包丁ですが、最近は刺身を引くときにも使われています。

そこで今回は、筋引き包丁のおすすめ製品をラインナップ。選び方のコツも併せてご紹介していきます。家庭でも扱いやすい筋引き包丁を使って料理の幅を広げていきましょう。

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筋引き包丁とは?

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筋引き包丁は、主に肉の塊を解体するときや、肉の筋を切るときに使う包丁です。刀身が細長いうえに薄手のため小回りがききやすく、肉の筋に沿った動きができるのが特徴。また、刃物の構造は両刃を採用しているのが一般的です。

塊肉を小さく切り分けるのに使われる牛刀と似た形状をしていますが、筋引き包丁の方が細長いのがポイント。大きな食材にも対応しつつ、こまかな作業にも適しています。

筋引き包丁と柳刃包丁の違い

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ブロック状の魚の身を切り分けるときに使われるのが柳刃包丁です。細くて刃渡りが長いのが特徴で、別名「刺身包丁」としても知られています。お刺身のサクを切るときに役立つアイテムで、引いて切ることで魚の断面の繊維をつぶさず丁寧にカットできるのがポイントです。

筋引き包丁よりも刃が細くて繊細なため、基本的にローストビーフなどの柔らかいお肉や刺身以外にはあまり適していません。大きなブロック肉に加え、魚なども切りたい場合は筋引き包丁を使うようにしましょう。

筋引き包丁のおすすめ

ツヴィリング(Zwilling) Twin Fin II スライサー 筋引包丁 230mm 30910-231-0


ツヴィリング(Zwilling) Twin Fin II スライサー 筋引包丁 230mm 30910-231-0
高硬度かつ耐腐食性に優れているのが特徴

細部までのこだわりを感じさせる筋引き包丁です。刃渡りは230mmで、素材はサビに強く刃こぼれしにくい鋼材のN60ステンレスチールを採用。高硬度かつ耐腐食性に優れているのが特徴です。

オールステンレスで、お手入れは簡単。食洗機での洗浄も可能で、衛生的に使えるのもメリットです。また、理想的な重量バランスに仕上げられているのも魅力。重心をハンドルの中心においているのがポイントです。

恵比寿刃(hana by YEBISU YAIBA) 筋引包丁 スライサー VG-10 ダマスカス 200mm


恵比寿刃(hana by YEBISU YAIBA) 筋引包丁 スライサー VG-10 ダマスカス 200mm

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家庭でも使い勝手のよいサイズが魅力

「キッチンをはなやかに」というコンセプトのもと製品開発を行っている、恵比寿刃の筋引き包丁です。刃渡り200mmと家庭でも使い勝手のよいサイズが特徴。日本の包丁職人によって丁寧に刃付けが行われた製品です。

素材には、強度に優れた鋼素材であるVG-10を使用。67層ダマスカス構造で、きれいな模様が付いているのもポイントです。持ち手には、水分を通しにくい素材で耐久性が高いホワイトオークを採用。また、高級感のある箱に入って届くためプレゼント用としてもおすすめです。

三省堂刃物(SANSHODO) 筋引 サイ ダマスカス仕上げ マイカルタ柄 口金付 210mm

三省堂刃物(SANSHODO) 筋引 サイ ダマスカス仕上げ マイカルタ柄 口金付 210mm
美しいデザインで、見た目にもこだわりたい方に

福井県越前市で作られたダマスカス仕上げの筋引き包丁です。刃の腹部分に木目のような模様ができているのがポイント。薄い鋼材をミルフィーユ状に何枚も重ねたものを刃付けすることによって、美しいデザインに仕上がっています。見た目にもこだわりたい方におすすめです。

また、刃渡り210mmと小ぶりで使い勝手がよいのも特徴。柄と刃の間には口金が付属しており、衛生的に使用可能です。

ミソノ(Misono) 440シリーズ 筋引き 240mm No.821


ミソノ(Misono) 440シリーズ 筋引き 240mm No.821

プロ仕様の高品質な筋引き包丁です。刃に16クロムハイステンレスモリブデン鋼を使用しているのがポイント。サビに強く、鋭い切れ味が魅力です。

刃渡りは240mmで、柄の部分まで入れた全長は365mmとやや大きめ。ハンドル部分は黒強化木を採用しています。口金が付いているので、お手入れのしやすい筋引き包丁を探している方におすすめです。

下村工業 日本製 龍治 オールステンレス 筋引 270mm RYO-113

下村工業 日本製 龍治 オールステンレス 筋引 270mm RYO-113

刃渡り270mmと大きめサイズの筋切り包丁です。家庭で肉や刺身をカットする頻度が多く、本格的な調理を楽しみたい方におすすめ。刃の部分はモリブデン・バナジウム鋼を採用しており、切れ味のよさがポイントです。

柄の部分には18-8ステンレスを使用。エンボス加工を施しており、握りやすく仕上げられています。また、燕三条の職人による水砥刃付けでなめらかな刃先を実現しているのも特徴です。

藤寅作(Fujitorasaku) 筋引包丁 270mm FU-887

藤寅作(Fujitorasaku) 筋引包丁 270mm FU-887

オールステンレス製の筋引き包丁です。柄の部分に凹凸のあるトルネード模様が彫られているのがポイント。刃には、コバルト合金鋼と13クロームステンレス、ハンドル部分には18-8ステンレス鋼を使用しています。

また、丸洗いが可能で、日ごろのお手入れが簡単なのも特徴。刃渡り270mmとやや大きめサイズなので、大きいサイズの食材にも対応します。

正広 正広作ローズ 筋引240mm 13417

正広 正広作ローズ 筋引240mm 13417

純日本鋼を使用した筋引き包丁です。刃物で有名な岐阜県関市で作られた製品。刃渡りは24cmで、鋭い切れ味とたしかな手応えが魅力。高品質な包丁ながらも比較的に手頃な価格で、取り入れやすいのがおすすめポイントです。

ハンドルには天然木のローズを使用。定期的なお手入れが必要ではあるものの、手になじみやすく持ちやすいのが魅力です。

貝印 関孫六 オールステンレス筋引き 240mm AB5634

貝印 関孫六 オールステンレス筋引き 240mm AB5634

オールステンレスで作られた、おすすめの筋引き包丁です。刃先から持ち手まで継ぎ目がないのが特徴。熱湯消毒に対応しており、衛生的に使いやすいのがポイントです。

刃渡りは24cmを採用。持ち手部分には凹凸があり、滑りにくく設計されています。扱いやすさに優れた製品を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

片岡製作所 Brieto-M11 PRO D.P.S 筋引 240mm M1113-D.P.S

片岡製作所 Brieto-M11 PRO D.P.S 筋引 240mm M1113-D.P.S

鋭い切れ味が長期間持続する筋引き包丁です。錆びにくい13クロームステンレスに、高品質なモリブデン・バナジウム鋼を刃部に割り込んだ製品。錆びにくさと切れ味のよさを両立しています。

プロの技術者により、本格的な刃付けが施している点が魅力。研ぎなおしやすいように「本研刃造り」を行ったあとに、本刃付けが行われています。製品が届いたあと、すぐに鋭い切れ味を体感できます。

刀身とハンドルにすき間がない一体構造を採用。水や汚れが入りにくく衛生的に使用できます。ハンドル部分を空洞にする「モナカ・ハンドル構造」も魅力のひとつ。ハンドルが軽量で扱いやすく、長く美観を保てます。

酔心 240mm筋引INOX

酔心 240mm筋引INOX

錆びに強く切れ味がよい8A鋼材を使用したおすすめの筋引き包丁です。プロ用の製品ですが、家庭でも使用可能。刃持ちもよく、使いやすさに優れています。

刃渡りは24cm。切っ先が直線的な特徴のある形状をしており、切れ抜けのよさを実現しています。持ち手は木製で高級感があり、手になじみやすいのが魅力です。

ツヴィリング(Zwilling) 筋引包丁 24cm MIYABI 5000 FC-D

ツヴィリング(Zwilling) 筋引包丁 24cm MIYABI 5000 FC-D

高級感の漂うダマスカス紋様が魅力の筋引き包丁です。光と影が立体感を生み出す、おしゃれなデザインが特徴。切れ味はもちろん見た目にも美しいため、料理好きな方へのプレゼントにおすすめです。

刃渡りは24cm。積層構造を施したブレードを採用しています。ハンドルは木製。D型シェイプハンドルを採用しています。手に吸い付くような握り心地で、持ちやすいのが特徴です。

関兼常 兼常作 ステン1K6 鎚目磨き 赤合板柄 筋引210mm KC-955

関兼常 兼常作 ステン1K6 鎚目磨き 赤合板柄 筋引210mm KC-955

コスパの高い筋引き包丁です。ハンドルには木目調の赤合板材を採用。刃には錆びにくく切れ味に優れたステンレス鋼素材を採用しています。高級感のある見た目ながらも手頃な価格のため、初めて筋引き包丁を購入する方におすすめです。

ハンマーで打痕模様を出した、鎚目磨きを採用。デザインが美しいだけでなく、食材がくっつきにくく実用性にも優れています。切れ味が長続きする製品を探している方はチェックしてみてください。

下村工業 村斗 Classic 筋引240mm MCL-110

下村工業 村斗 Classic 筋引240mm MCL-110

高硬度かつ切れ味の鋭さが特徴の、おすすめの筋引き包丁です。刀身に水をかけながら刃付けする、伝統的な「水砥刃付け」によって作られています。刃物で有名な燕三条の職人よる切れ味の鋭い「はまぐり形状」の刃先が魅力です。

曲線形状のハンドルが魅力のひとつ。柄元は細く、柄尻は太く設計されています。手になじむ形状で握りやすく、扱いやすいのが魅力です。

ブレードには、高級なVG10鋼を芯材として使用。高硬度なステンレス鋼で芯材を挟みこんだ三層構造が特徴です。モリブデンとバナジウム、コバルトが添加されており、切れ味の鋭さを長く保てます。

遠藤商事(TKG) SA SABUN ステンレス鋼 筋引 24cm ASB5924

遠藤商事(TKG) SA SABUN ステンレス鋼 筋引 24cm ASB5924

ステンレス鋼を使用したおすすめの筋引き包丁です。プロの料理人などに調理道具を提供する「遠藤商事」が作る製品。鋭い刃先を持つ高品質な包丁ながらも、手に入れやすい価格帯なのが魅力です。

刃渡りは24cm。刃には、モリブデンなどを含有した大同特殊鋼ハイカーボンステンレスIK-8材を使用しています。信頼性の高い素材に職人の技術がつまった、コスパの高い筋引き包丁です。

ミソノ(Misono) モリブデン鋼シリーズ 筋引 521

ミソノ(Misono) モリブデン鋼シリーズ 筋引 521

錆びにくく切れ味のよいおすすめの筋引き包丁です。切れ味をよくするモリブデンを含んだステンレス鋼を使用。高い技術による、鋭い切れ味が魅力です。

刀身と一体になったツバにより、汚れが溜まりにくく衛生的に使えます。刃渡りは24cm。メンテナンスのしやすさと切れ味を両立した、おすすめの製品です。

片岡製作所 MASTER COOK マスターコック 筋引 240mm MCSK240

片岡製作所 MASTER COOK マスターコック 筋引 240mm MCSK240

ハンドルのカラーバリエーションが豊富に展開されている筋引き包丁です。ピンクやブルーなど包丁には珍しいカラーがラインナップしています。抗菌剤を配合したプラスチック製のハンドルを採用しており、衛生的に使いやすいのが魅力です。

刀身には、モリブデン・バナジウム鋼を採用。刀身は1050℃で焼き入れしたあと-73℃以下に冷却する「サブゼロ処理」が施されています。優れた強度と靭性を与えて、鋭い切れ味を実現しています。 本格的な刃付けが施されており、切れ味が持続するのもおすすめポイントです。

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筋引き包丁の選び方

刃渡りをチェック

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筋引き包丁の刃渡りは、200mm台のモノが一般的。三徳包丁が200mm以下のため、筋引き包丁は家庭で使われるほかの包丁よりも長いのが特徴です。

筋引き包丁を家庭で使用する場合は、刃渡りの短いモノがおすすめ。長いモノは家庭では使い勝手が悪くなってしまうため、小ぶりなタイプを選ぶようにしましょう。

刃の素材をチェック

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刃の素材によって、切れ味のよさや持続性、お手入れのしやすさが変わります。切れ味を優先したい場合は、鋼素材がおすすめ。こまめなお手入れは必要ですが、鋭い切れ味が長く続きます。

できるだけ手軽に使いたい方はステンレス素材がおすすめ。サビに強く使いやすいのがメリットです。筋引き包丁の使用頻度が低い場合は、ステンレス素材の方がラクに扱えます。

柄の素材と持ちやすさをチェック

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使いやすさや衛生面が気になる場合は、持ち手の素材をチェックしましょう。ステンレスのモノは洗いやすく、衛生的に使えるのが特徴。また、スタイリッシュかつおしゃれな見た目も魅力です。

木製の持ち手は、手になじみやすく持ちやすいのが特徴。ただし、きちんとお手入れをする必要があります。ステンレス以外の素材を使った製品は、刃と柄の間をつなぐ口金が付属しているかもチェックしておきましょう。