パンの切り口をなめらかに仕上げられる「パン切り包丁」。1本あればパンをつぶさずスムーズにカットできます。しかし、さまざまなパンに対応した波刃やパンくずが出にくい平刃、簡単にスライスできる電動式など豊富な種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。
そこで今回は、おすすめのパン切り包丁をご紹介します。選び方のポイントや使い方についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- パン切り包丁を使うメリット
- パン切り包丁の選び方
- パン切り包丁のおすすめ|波刃
- パン切り包丁のおすすめ|平刃
- パン切り包丁のおすすめ|ハイブリッド型
- パン切り包丁のおすすめ|電動式
- パン切り包丁の売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:パン切り包丁の上手な使い方
- 番外編:パン切り包丁は家庭で研げる?
パン切り包丁を使うメリット
パン切り包丁のメリットは、パンの断面を美しく仕上げられることです。料理用の包丁とは異なり、パン切り包丁は刃がパン生地に引っかかりにくくスムーズに切れるため、断面がなめらかで均一になります。ふんわりとした食パンや、表面がかたいバゲットなど、幅広いパンを美しく切るのに適しています。
均一な厚さでスライスできるので、サンドイッチなどを作る際に見栄えよく仕上げられるのもポイント。パンだけでなく、スポンジケーキやカステラなどを切る際にも利用できる点も便利です。
パン切り包丁の選び方
刃の形状で選ぶ
オーソドックスな波刃
パン切り包丁のなかで一般的なのが波刃タイプです。刃全体にギザギザとした波形状が施されているのが特徴。やわらかい食パンからかたいバゲットまで、さまざまな種類のパンをスムーズに切ることができ、使い勝手に優れています。パン生地にスッと刃が入りやすく、断面がなめらかで均一に仕上がるのもメリットです。
汎用性が高く幅広い種類のパンに対応できるため、初めてパン切り包丁を購入する方にもおすすめです。ただし、パンくずが出やすい点には留意しましょう。特殊な刃の形状なので、切れ味が落ちた際に研ぎ直しにくいデメリットもあります。
パンくずが出にくい平刃
ギザギザのないまっすぐな刃を持つ平刃タイプは、カットする際にパンくずが出にくいのが特徴です。テーブルの上を汚しにくいので、後片付けの手間を減らしたい方におすすめ。生地を押しつぶすことなく切れるため、食パンやスポンジケーキなどやわらかいモノを切るのに適しています。
また、刃の形状がシンプルで研ぎやすく、メンテナンスしやすいのもメリットです。ただし、ハード系のパンには刃が入りにくく、切りにくい点には注意が必要です。
波刃と平刃が合わさったハイブリッド型
パン切り包丁のなかには、波刃と平刃両方の刃が付いたハイブリッド型のモノもあります。かたいパンを切る際には波刃部分を、やわらかいパンを切る際には平刃部分を使用することで、幅広い用途に活用できるのが魅力です。
ハイブリッド型はほかのパン切り包丁に比べて、価格がやや高めな傾向があります。また、波刃と平刃の特性をしっかりと使い分ける必要があるため、扱いに慣れるまでには少し時間がかかる点に注意しましょう。
刃渡りは20cm以上あるモノがおすすめ
パン切り包丁は、刃渡りが20cm以上あるモノを選ぶのがおすすめです。刃渡りが長い製品は、1斤の食パンやホールケーキなどの大きなモノをスムーズにカットできます。カット時にスライドする回数が減るため、断面がよりなめらかに切れるのもメリットです。
長すぎる刃渡りの包丁は、収納スペースに入らない可能性もある点に注意。購入前にキッチンの収納スペースをしっかり測っておきましょう。
刃の素材にも注目
パン切り包丁の刃に使用される素材は、主にステンレスとセラミックの2種類。ステンレス製は、切れ味と耐久性に優れているのが特徴です。なかでも、モリブデンバナジウム鋼と呼ばれるタイプは、通常のステンレスよりもさらに切れ味が長持ちする傾向があります。
また、ステンレス製の刃はサビにくく、簡単にお手入れできるのもメリットです。長く使用できるので、頻繁にパンを切る方にもおすすめです。
一方、セラミック製の刃は軽量でシャープな切れ味を持っているのが特徴。非金属なのでステンレスより軽く、長時間の使用でも疲れにくい点が便利です。サビないうえ食材が変色しにくいのもポイント。セラミック製の製品は食洗機に対応しているモノも多いので、後片付けを楽に行えます。
洗いやすさをチェック
パン切り包丁を選ぶ際には、洗いやすさも重要なポイントです。衛生面を考慮するなら、柄と刃が一体になっているタイプの包丁がおすすめです。
一体型のモノは、柄と刃の間に隙間がないため、パンくずや汚れなどが溜まりにくいのがポイント。汚れなどを簡単に洗い流せて便利です。
なかには、食洗機に対応しているタイプもあるので、併せてチェックしてみてください。
なめらかな切り口を重視するなら電動式をチェック
パンの切り口をなめらかに仕上げたい方には、電動式のパン切り包丁がおすすめです。電動式の製品は刃をパンに押しあてるだけで簡単にスライスできるため、やわらかなパンを薄切りにしたい場合などに役立ちます。
コードレスタイプのモノを選べば、コンセントの場所を気にせずに使えるのもポイントです。ただし、電動式は重いモノが多いのがデメリット。稼働音が大きい点にも留意しておきましょう。
パン切り包丁のおすすめ|波刃
貝印 関孫六 ダマスカス パン切りナイフ 240mm AE5207
異なるステンレスを32層重ねて、日本刀のような美しいダマスカス模様に仕上げたパン切り包丁です。高級感がありプレゼントにもおすすめ。独自の刃付け技術により、シャープな切れ味を実現しています。
刃渡りは24cmと大きめで、食パンやスポンジケーキもスムーズにカット可能。口金と刀身部分を溶接し一体化することで、水分やサビの侵入対策ができるのも魅力です。
柄は、手にフィットし握りやすい逆三角形を採用。天然木に特殊加工を施した素材を使っており、水や湿度に強いのもポイントです。家庭用としてはもちろん、プロ用としてもおすすめのパン切り包丁です。
和平フレイズ ハム パン切り包丁 キルグ RE-7156
扱いやすいオールステンレスタイプのパン切り包丁です。食洗機に対応しているので、後片付けの手間を省きたい方におすすめです。刃渡りは約20cm。波刃を採用しており、やわらかいパンもかたいパンもきれいにカット可能です。
ハムのスライスもできるため、サンドイッチなどを切るのにも適しています。柄には凸凹のエンボス加工が施されており、滑りにくいのもポイント。しっかりと握りやすく、安定したカットが行えます。スタイリッシュなデザインで、見た目にこだわりたい方にもおすすめのパン切り包丁です。
トラモンティーナ(TRAMONTINA) プレナス ブレッドナイフ 23422/108
刃渡りが約18.8cmの程よいサイズながら、重さは74.6gと比較的軽量なパン切り包丁です。取りまわしやすいので、パン切り包丁の使用頻度が高い方におすすめです。
刃には、独自に開発した3度の熱処理「テンパープロセス」によって強化されたステンレス刃を採用。切れ味に優れており、スムーズにパンのカットができます。
また、食洗機に対応しているため、楽にお手入れ可能です。さらに、柄の素材にはポリプロピレンを採用しており、握りやすいのもメリットです。
ナガオ(NAGAO) 燕三条 パン切り包丁
金属加工の集積地として有名な「燕三条」で作られたパン切り包丁です。包丁職人によって仕上げられた波型ギザ刃を搭載しており、ソフト系からハード系までさまざまな硬さのパンの切り分けに便利。また、刃渡り23.5cmなので、大きめのパンを切る場合におすすめです。
刃は耐摩耗性・耐食性の高いモリブデンバナジウム鋼で作られており、切れ味が長持ちしやすいのも特徴。柄には、手になじみやすく耐久性に優れたモラド材を使用しています。長く快適に使いたい方におすすめです。
サンクラフト(SUNCRAFT) シャープブレッドナイフ BB-2016
2種類の波刃を採用したパン切り包丁です。刃先に搭載された大きな波刃は、硬めの表面に食い込むので、ハードパンを切るのに便利。小さな波刃は、生食パンやふわふわとしたパンといったソフトパンのカットに活躍します。
切れ味がよく、具材をたっぷり挟んだサンドイッチや、やわらかいロールケーキをきれいにカットできると謳っているのもポイント。また、柄に天然木を使用しており、重量も約61gと軽いため、扱いやすいパン切り包丁が欲しい方におすすめです。
兼松工業 両刃のパン切り KA-220
両刃仕様のパン切り包丁です。深さのある波刃と、細かなノコ刃の2種類の刃を搭載。かためのパンは波刃、やわらかいパンはノコ刃というように使い分けられます。
刃に特殊加工を施しており、パンくずが出にくいのもポイント。木製の柄を採用した本体は、約80gと軽量なのも特徴です。
価格が比較的安いので、手に取りやすいのも魅力。初めてパン切り包丁を購入する方にもおすすめです。
ジャンデュボ(Jean Dubost) ウッドハンドル ミニブレッドナイフ
1920年にフランスで誕生した「ジャンデュボ」のパン切り包丁です。ビビットカラーの木製柄を搭載した、カジュアルでかわいらしいデザインが魅力。食卓での使用にもおすすめです。
刃渡りが約11.5cmと短いため、バケット・クロワッサン・ロールパンといった小さなパンのカットや、ハンバーガー・パイなどの切り分けに活躍します。また、全長約21.5cmのミニサイズなので、収納のしやすさを求める方にもおすすめです。
無印良品 握りやすく切りやすい パン切り包丁 12835875
握りやすい形状のグリップを搭載したパン切り包丁です。上部の手当たりがやさしいほか、下部の指かかりがよいのがメリット。切りやすさにあわせて好きな位置で握れる、ストレートハンドルを採用しています。使いやすさを求める方におすすめです。
刃渡り約19cmなので、小さなパンはもちろん、大きな食パンも切りやすく便利。丸みのある波刃加工により、やわらかいパンもスムーズにまっすぐ切れると謳っています。食洗機にも対応しているため、お手入れの負担を減らしたい方におすすめです。
藤次郎(TOJIRO) パンスライサー 235mm F-737
1953年の創業以来、切れ味にこだわって刃物を作り続けている「藤次郎」のパン切り包丁。ステンレス刃物鋼の波刃を搭載し、パンをつぶさず美しい断面にカットできると謳っています。刃長約23.5cmなので、食パンなどをきれいにスライスしたい方におすすめです。
柄の素材には自然木を使用しており、手触りがやさしく手になじみやすいのもメリット。また、あたたかみのあるデザインに仕上がっているので、見た目を重視したい方にも適しています。
パン切り包丁のおすすめ|平刃
グランシェフ(GrandChef) パン・ケーキナイフ 平刃 カステラ包丁 ケーキ包丁 ロングスライサー sn4830
刃の長さが35cmと長めで、パンはもちろん、スポンジケーキなどを切り分けるのにも適しているパン切り包丁です。冷凍されていないサーモン・マグロ・肉ブロックのスライスも可能。幅広い用途で使えるアイテムを探している方におすすめです。
刃の素材にはサビに強いステンレスを採用。簡単にメンテナンスできるので、長く愛用できます。柄には軽量なプラスチックを使用しており、扱いやすいのもポイントです。
ヤクセル(YAXELL) 曜YO-U パン切り包丁
直刃ながらゆるやかに波打っている「うねり刃」を採用したパン切り包丁です。鋭い切れ味で、やわらかなパンもつぶさずにカットできます。また、かたいパンを切ってもパンくずが出にくく、後片付けを楽に行えるのもメリットです。
刃渡りは包丁立てに収納しやすい20cm。芯材には品質の高いステンレス刃物鋼VG10を使用しています。握りやすい10角ハンドルは、まな板に置いたときも転がりにくいのが魅力。素材には、耐水性と耐汚性の高い積層強化木を採用しており、メンテナンス性にも優れています。
一般的な包丁と同じ直刃なので、シャープナーや砥石で手軽にお手入れできて便利。使い勝手に優れたおすすめのパン切り包丁です。
Friedrich Engels&Cie ROR マルチナイフ RR-001BC
1893年に創立されたドイツの刃物メーカー「Friedrich Engels & Cie」のアイテムです。手作業で仕上げた刃先は切れ味が鋭く、パン以外にソーセージ・チーズなども切れます。また、刃長が11.5cmと短めなので、小さなパンを切り分けるのにおすすめです。
刃先が丸いため、クリームチーズ・バター・ジャムなどを切ったパンに塗ることも可能。さらに、木製の柄を採用し、あたたかみのあるおしゃれなデザインなのも魅力です。
青木刃物製作所 堺孝行 PC柄 サンドイッチナイフ 36008
サンドイッチの切り分けにおすすめの製品です。刃渡り25cmの平刃を搭載し、やわらかいパンをきれいにカットしやすいのがメリット。スポンジケーキ・カステラなどの切り分けにも適しているので、さまざまな用途で活用できます。
刃はサビに強いモリブデン鋼で作られており、お手入れのしやすさも良好。刃を研ぐことで、切れ味を維持しやすいのもおすすめポイントです。
サーモハウザー(thermo hauser) TH 平刃 スライサー 26cm 66010
プロ向けの製菓・製パン用品を手がけるドイツの「サーモハウザー」のパン切り包丁です。刃渡り26cmの平刃を搭載し、大きくてやわらかいパンを切り分けたり、サンドイッチをカットしたりするのに適しています。
素材に高品質モリブデン合金を使用した刃は、耐久性の高さが魅力。柄も丈夫な特殊強化樹脂で作られています。使用頻度の高い方や長く使いたい方にもおすすめのパン切り包丁です。
パン切り包丁のおすすめ|ハイブリッド型
下村工業 雲竜 パンスライサー 包丁 UNR-06
異なる硬度のステンレスを交互に重ねて鍛造することで、美しい霞模様を作り出したパン切り包丁です。刃の素材にはコバルトを配合したV金10号を使用。高硬度かつシャープな切れ味が長持ちします。
また、燕三条の職人が手作業で刃付けを施しているため、薄くなめらかな刃先に仕上がっています。波刃と平刃を交互に配置しているのも特徴です。
刃渡りは約21cm。ステンレス口金が付いており、丈夫でサビにくい作りです。高級感のあるデザインで、プレゼントにもおすすめの製品です。
川端滝三郎商店 濃州兼松作 パン切り 包丁
波刃・直刃・ノコ刃の3種類の刃を搭載した両刃タイプのパン切り包丁です。刃先を使い分けることで、やわらかなパンからかたいパン、スポンジケーキまでスムーズにカットできます。左右兼用タイプなので、左利きの方にもおすすめです。
刃渡りは約21cmと程よいサイズで、少ないスライドでパンを切れます。刃にはサビにくいステンレスを採用しており、簡単にお手入れできるのもポイントです。
サンクラフト(SUNCRAFT) ミート&ブレッドナイフ WW-210
コンパクトサイズのパン切り包丁です。刃渡り約11cmのペティナイフほどのサイズで、狭い調理台の上で使いやすく、食卓に置いても邪魔になりにくいのが特徴。小まわりが効きやすいので、小さなパンを切り分けるのにおすすめです。
刃先に波刃を採用しており、かたくて滑りやすい表面に切り込みを入れやすく、ハードパンを切るのに便利。ハム・チーズなどもカットできます。さらに、刃元の平刃を使えば、やわらかいパン・ケーキを切ったり、果物の皮をむいたりもできるので便利です。
柄の素材には積層強化木を採用。木材のなかでは耐水性が高く、水まわりでの使用にも適しています。あたたかみのあるおしゃれなデザインも魅力。使い勝手のよさも兼ね備えているおすすめのパン切り包丁です。
サンクラフト(SUNCRAFT) パン切りナイフ せせらぎ MS-001
フチまでしっかりカットできるパン切り包丁です。刃先に平刃を搭載し、フチを残さずきれいに切れるのが魅力。ハードパンの表面に食い込む大波刃と、やわらかいパンをつぶさず切れると謳う小波刃を備えており、さまざまな硬さのパンをカットできます。
刃がゆるやかにカーブしているので、少ない力でパンを切れると謳っているのもポイント。切れ味がよく、パンくずが出にくいのも特徴です。耐摩耗性に優れたモリブデンバナジウム鋼で作られており、切れ味が長持ちします。
パンのカット以外に、ローストビーフのスライスやケーキの切り分けなどにも使用可能。汎用性の高いパン切り包丁を探している方におすすめです。
庖丁工房タダフサ パン切り HK-1
刃を薄く研ぎ上げたパン切り包丁です。刃元に搭載された平刃で切ることによって、なめらかな断面に仕上げられます。また、ほとんどパンくずが出にくいと謳っているのもおすすめポイントです。
刃先に波刃を備えており、表面に切り込みを入れて、ややかためのパンもカット可能。ふわふわの食パンやサンドイッチをきれいにカットしたい方におすすめのパン切り包丁です。
アーネスト(Arnest) つばめのパンナイフ A-77028
刃が入りにくいパンも切れるパン切り包丁です。刃先・刃元の両端に波刃、中間に直刃を備えています。波刃で切り込みを入れれば、かたいフランスパンやつぶれやすい食パンもスムーズにカット可能です。
波刃・直刃を組み合わせることで、パンくずを抑えて切り進められます。特殊鋼材を使用し、金物の名産地「燕市」の職人によって丁寧に仕上げており、切れ味も良好です。
刃渡りは約23.5cm。幅広い大きさのパンをカットできます。トマト・肉といった食材も切れるので、汎用性の高さを求めている方におすすめです。
柄には、手になじみやすい天然木を使用。まな板に手が当たらないように、刃より少し高めに配置されています。
貝印 ブレッドナイフ パマル ウェーブカット AB5630
プロ仕様のパン切り包丁です。刃先にストレート刃、中間にゆるやかな大波刃と鋭い小波刃、刃元に細かいエッジの刃を搭載。さまざまな硬さのパンを楽に切り進められるほか、きれいにカットできると謳われています。
ハードパンを切るときに耐えられるように、0.18cmの板厚を採用しているのも特徴。力を入れやすいように刃と柄の間にくぼみを備えているほか、手の力が伝わりやすい「本通し」構造の木製柄を採用しているのもおすすめポイントです。
東亜金属 メルペール 生 食パン スライサーナイフ 770-319
パンくずが出にくいと謳われているパン切り包丁です。特別な形状に設計されているのが特徴。また、刃元に搭載された平刃で切ると、なめらかな断面に仕上がるので、パン・サンドイッチなどをきれいに切りたい場合におすすめです。
刃先に波刃を備えており、もっちりとした生食パンをつぶすことなくスムーズにカットできます。表面に切り込みを入れることで、フランスパンなどのハードパンも簡単に切れるのも便利です。
オールステンレス製で、お手入れのしやすさを求める方に向いています。猫のイラストが焼き付けられたかわいいデザインも魅力。プレゼント用としてもおすすめのパン切り包丁です。
パン切り包丁のおすすめ|電動式
サンコー(THANKO) 断面が美しいコードレス電動包丁 エレクトリックナイフ Slim TKELRCTR
重さ330gと軽量で取りまわしやすい電動式のパン切り包丁です。本体は高さ23×幅4×厚み5.3cmとスリムで、握りやすいのがポイント。交互に動く2枚の刃により、かたいバゲットややわらかな食パン、サンドイッチも具材ごと軽い力でカットできます。
また、ローストビーフなどの肉はもちろん、トマト・ロールケーキなどのつぶれやすいモノもきれいに切れるのがメリットです。スライド式のスイッチを採用することにより、誤作動をおこしにくい仕組み。安全性に配慮された製品を使いたい方にもおすすめです。
コードレスタイプで、場所を選ばず使えるのもポイント。付属のストラップを本体底に取り付ければ、壁掛け収納もできます。使用後はワンタッチで刃を取り外して洗えるため、メンテナンス性に優れているのも特徴です。
コイズミ(KOIZUMI) コードレス電動マルチナイフ KEK-1650
焼きたてでやわらかなパンを切っても、形が崩れにくいと謳っている電動式パン切り包丁です。2枚の刃が交互に動くため、ボリュームのあるサンドイッチもきれいにカットできます。バゲットや肉、巻き寿司、ロールケーキなどさまざまな食材を切るのに便利です。
刃の部分は取り外して水洗いできるため、衛生面も安心。コードレスなので、扱いやすいのもポイントです。さらに、安全ロック機能も搭載しており、誤作動を防げます。
クイジナート(Cuisinart) 電動ナイフ CEK-30J
手軽にカットできる電動式のパン切り包丁です。スイッチを入れると、重なった2枚の長細い刃が前後にすばやく動く仕組み。自分で刃を動かす必要がなく刃を軽く押しあてるだけで、食パンからフランスパンまで幅広いかたさのパンをカットできます。
断面がきれいに仕上がると謳われており、焼きたてのふわふわパンをつぶさずにきれいに切りたい方にもおすすめ。サンドイッチ・スイーツ・のり巻きなどを切り分けるときにも活躍します。
人間工学に基づいて設計されたハンドルは、手にフィットしやすく握りやすさが良好。ワンタッチでオンオフを切り替えられるため、簡単に操作できます。
ブラック・アンド・デッカー(BLACK+DECKER) 電動ブレッド&マルチナイフ FEL150
誤作動を予防できる電動パン切り包丁です。スライド式の「安全ロックボタン」を搭載しています。不意にスイッチに手が触れてしまったときに、刃が動いてケガをするリスクを減らせるため、より安心して使いたい方におすすめです。
スイッチを入れると2枚の波刃がすばやく前後に動き、押しあてるだけで簡単にさまざまなかたさのパンをカットできます。きれいな断面に仕上げられると謳っているのもポイントです。
ブルーノ(BRUNO) コードレスオートナイフ BHK300
手になじみやすい電動パン切り包丁です。ゆるやかにカーブしたスリムな形状が特徴。上部にスライドスイッチがあり、握りながら親指で操作できる仕様です。
コードレスで使える充電式で、取りまわしやすいのもおすすめポイント。2枚の刃が前後に動き、やわらかい食パンや具だくさんのサンドイッチはもちろん、硬めのパンやかたまり肉も簡単かつきれいにカットできます。
刃は取り外して洗えるため、お手入れのしやすさも良好。使用しないときは付属のストラップを本体に取り付けて、壁のフックなどに吊り下げられます。収納場所に困りにくい電動パン切り包丁を探している方にもおすすめです。
プリズメイト(PRISMATE) コードレスオートマルチナイフ PR-SK038
おしゃれなデザインが魅力的な製品です。落ち着きのあるナチュラルな色合いで、幅広いキッチンになじみます。コードレスで使える充電式なので、屋内だけではなく、アウトドアシーンでの使用にもおすすめです。
スイッチを入れると2枚の刃が前後に動き、軽く押しあてるだけで簡単にパンを切れるのがメリット。きれいな断面に仕上がると謳っており、焼きたてパンはもちろん、ホットサンド・フルーツサンドなどのカットにも便利です。
誤動作を予防できる「安全スイッチ設計」を採用しているほか、落下防止に役立つストラップが付属。安全性の高さを求める方にもおすすめです。
ウィリアムマーシャル(William Marshall) 電動パン切り包丁 PANOCO
コードを気にせずに使える充電式の電動パン切り包丁です。コードレスで使えるので、コードが腕などに絡んだり、周囲の食器に引っかかって転倒したりする心配を減らせます。コンセントを確保できない場所で使用したい方にもおすすめです。
2枚の刃が高速で前後に動く仕様。フランスパンなどの硬めのパンも、押しあてるだけで楽に切れます。切れ味がよく、断面がきれいに仕上がると謳っているのもポイントです。
刃渡り約20cmの「パン切り刃」に加え、肉・野菜のカットに適した刃渡り約17cmの「マルチブレード」の2種類がセットになっており、用途に応じて使い分けられます。幅広い用途で活用できるおすすめの人気モデルです。
番外編:パン切り包丁の上手な使い方
パンを均一な厚さにカットしたい場合は、パンの手前と奥で同じ幅になるように真っすぐパン切り包丁を入れます。次に、包丁を押し引きしながら下に進めてカットしていきます。このとき、包丁が斜めにならないよう前からだけでなく、さまざまな角度から確認することが重要です。
また、パンの断面をきれいに仕上げたいなら、できるだけ少ないスライドで切ることがコツ。何度も小刻みに包丁を入れると切り口がギザギザになりやすいため、1度で引き切るようにしましょう。
しかし、高さのあるパンやサンドイッチの場合は、1度で切るのが難しいことも。1度で切れないときは、まずパン切り包丁を大きく引いて切ってから、少し押し切りをします。そのあと、再度大きく引いて切ると断面がきれいに仕上がります。
番外編:パン切り包丁は家庭で研げる?
パン切り包丁の多くは波刃やハイブリッド型なので、通常の包丁に使う砥石やシャープナーで研ぐのは難しい点に留意しましょう。波刃は刃の形が独特で、通常の研ぎ方では波型が崩れてしまい、切れ味が悪くなる恐れもあります。
そのため、波刃タイプのパン切り包丁を家庭で研ぐ場合は、専用のシャープナーを使いましょう。専用シャープナーを使うことで、波の形を保ちつつ研ぎ直しが可能です。
なお、専用のシャープナーがない場合、砥石を使用して包丁の裏面だけを研ぐ「裏押し」でパン切り包丁を研ぐ方法もあります。包丁の裏面を研石に当てて寝かせ、上下に動かします。削りカスが出るまで研いだら、最後に仕上げ用の砥石で数回研いで終了です。
ただし、裏押しはある程度の切れ味を回復するのみなので、日々のメンテナンスには専用のシャープナーを使用するのがおすすめです。
パンだけでなく、肉や野菜、ケーキのカットにも役立つパン切り包丁。初めてパン切り包丁を購入する方は、汎用性の高い波刃のモノがおすすめです。また、刃の素材にステンレスを使用している製品は、簡単にメンテナンスできて便利。本記事でご紹介したモデルを参考に、お気に入りのパン切り包丁を見つけてみてください。