機能美を追求したシンプルなデザインが魅力の象印マホービンの人気家電シリーズ「STAN.」。今回はそのなかから、高い基本性能を持つIH炊飯ジャー「NW-SA10」をレビューします。

外観だけでなく機能もしっかりチェック。おいしいご飯が炊けるのか、実際に試してみました。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

本体&付属品をチェック


マットな質感とブラック×ブラウンの2トーンカラーがおしゃれな本体。正面に配置された象のマークがアクセントになっています。取っ手はないため、炊飯器を持って移動する機会が多い方は不便に感じるかもしれません。

その分コンパクトになっており、狭いスペースにも設置できるのがメリットです。


表面は凹凸のないフラット形状で、汚れてもさっと拭き取れます。蒸気口のセットが不要な構造のため、お手入れが簡単なのもポイントです。

炊飯容量は5.5合で3~5人家族などにおすすめ。高火力で炊き続ける「豪熱沸とうIH」を採用しており、お米のうまみを引き出しながら芯までふっくらしたご飯を炊き上げます。

マットな質感のボディと異なり、天面は高級感が漂う光沢仕上げ。大きなボタンと日本語メニューで操作しやすくなっています。

ふつう・やわらかめ・かためから選べる「白米炊き分け3コース」や、離乳食が簡単に作れる「ベビーごはん」などの豊富なメニューを搭載。用途や好みに合わせて使用できます。

さらに、「うるつや保温」や「高め保温」などの多彩な保温機能に加えて、臭いが気になる時に便利な「クリーニング」機能も備えているのもポイントです。


内釜には、水を入れると目盛の色が変化する「はっきり目盛」付き。水位が一目でわかって便利です。また、フレームの表面にはシボ加工が施されており、米粒を拭き取りやすいのも魅力。

面倒なお手入れも、取り外せる内ぶたと内釜の2点を洗うだけと非常に簡単です。


本体のほか、お米の計量カップが付属します。向かって右が白米、左は無洗米用。色が異なるため、間違えにくいのがメリットです。

本体と同色のしゃもじもセットになっています。自立するため、テーブルで場所を取らないのが魅力。表面にエンボス加工が施されているため、ご飯がくっつきにくいのもポイントです。

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実際に使ってみた

今回は無洗米を5合炊きました。炊き上がるまでの時間は約50分。粒が立ったやや硬めのご飯が炊き上がりました!

さらに、炊き上がったご飯を軽くほぐした後、30時間おいしく保温できるとメーカーが謳う「うるつや保温」で6時間ほど放置してみました。変色することもなく炊きたてのような状態がキープされており、半日程度の保温であればおいしく食べられそうだなと感じました。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) STAN. 炊飯器 NW-SA10

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 炊飯器 STAN.NW-SA10

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