音の解像度が高く、ダイナミックマイクに比べて高音質な「コンデンサーマイク」。DTMでのボーカルや楽器録音に使用されるほか、ゲーム実況や動画配信など幅広いジャンルで利用されています。また、USBケーブルでパソコンと接続できるモデルも人気です。
しかし、製品数が多くどれを選ぶべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、コンデンサーマイクの選び方とおすすめモデルをご紹介します。
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- 目次
- コンデンサーマイクとは?
- コンデンサーマイクの選び方
- コンデンサーマイクのおすすめメーカー
- コンデンサーマイクのおすすめモデル|初心者向け
- コンデンサーマイクのおすすめモデル|高級
- コンデンサーマイクのおすすめモデル|USB
- コンデンサーマイクのおすすめモデル|スマホ向け
- コンデンサーマイクと一緒に揃えたい周辺機器
- コンデンサーマイクの売れ筋ランキングをチェック
コンデンサーマイクとは?
コンデンサーマイクとは、「電気をためられる素子(コンデンサー)」の原理を利用したマイクのこと。音の振動を電圧の変化に変換して伝送します。ダイナミックマイクとは異なり電源の供給が必要ですが、感度が高く高音質な録音が可能です。
電源は、マイク入力端子からコンデンサーマイクに電力を供給するファンタム電源が一般的。また、パソコンと直接接続する場合には、USBケーブルから電源供給できるモデルが便利です。ケーブル1本で音声の入力と電源の供給が行えます。
ダイナミックマイクとの違い
音による空気の揺れを振動板で捉え、コイルで電気信号を生じさせるのがダイナミックマイク。コンデンサーマイクのように電源の必要がなく、比較的湿度に強いというメリットがあります。対してコンデンサーマイクは、湿度や振動に弱いものの、レンジが広く繊細な音も拾えるのが特徴です。
頑丈でハウリングしにくいダイナミックマイクは、ライブハウスや路上ライブでの使用におすすめ。コンデンサーマイクは、レコーディングや動画配信での使用に向いています。
コンデンサーマイクの選び方
指向性をチェック
無指向性
無指向性のコンデンサーマイクは、マイクを中心に360°全方向の音を等しい感度で集音するタイプです。テーブルを囲んで行う会議やマイクの向きを変えられない状況など、特定の音を強調せず、多方向からの音を漏れなく拾いたい場合に役立ちます。
全方向からの音を拾うため、環境音を拾いやすいのが特徴。雑音を拾うことで声が聞こえにくくなる場合もあります。
また、無指向性のコンデンサーマイクでスピーカーの音を集音すると、ハウリングしやすいので要注意。雑音を拾いやすいことやハウリングのしやすさから、音楽の現場ではあまり使われない傾向にあります。
単一指向性
ひとつの方向からの感度が特に高いコンデンサーマイクが単一指向性。マイク正面の音に対して感度が高く、マイク背面の音に対して感度が低くなる「カーディオイド」が一般的です。
周囲の雑音が入りにくく、狙った音をピンポイントに捉えやすいのが特徴。ハウリングしにくいため、ボーカルや楽器の音を集音する音楽の現場でよく使われるタイプです。1人で行う動画配信などにも向いています。
双指向性
双指向性は「フィギュア8」とも呼ばれ、マイクの正面と背面からの音に対して等しい感度で集音するタイプ。横方向からの音に対する感度が低く、マイク背面からの音に注意すれば、雑音が入りにくいのがポイントです。
背面に音源がなければ正面の音のみをピックアップできるほか、向かい合った楽器のセッションやラジオのような対談形式、インタビューなどの収録にも適しています。
接続端子をチェック
配信・宅録には「XLR」
「XLR端子」は米国キャノン社によって開発された、現在の音楽制作現場に広く普及している規格です。多くの場合、PCに直接接続はできず、ミキサーやオーディオインターフェースを経由してPCに接続します。
ノイズの影響を受けにくいのが特徴。また、ロック機構の搭載により、不意に外れてしまうようなトラブルを防げます。周辺機器を揃える必要があるものの、高音質で本格的なレコーディングが可能です。
オーディオインターフェースを使わないなら「USB」
USBケーブルでPCと直接接続できるコンデンサーマイクは、ミキサーやオーディオインターフェースが不要で気軽に使える点がメリット。電源もUSBから得られるので、コンデンサーマイクとPCがあれば、すぐにレコーディングを始められます。
ノイズに対する耐性や音質は、XLR端子のコンデンサーマイクに及ばない点が多いのはデメリット。低価格なモデルが豊富に展開されているため、動画配信やポッドキャストを手軽に始めてみたい方におすすめです。
価格で選ぶ
ダイナミックマイクに比べて、コンデンサーマイクは価格が高い傾向にありますが、エントリーモデルであれば低価格な製品も存在します。最近では、コスパに優れたコンデンサーマイクも多くラインナップされているので、エントリーモデルであっても動画配信などで活躍します。
ゲーム実況や趣味で音楽を楽しんでいる方には、品質の高い3~5万円のモデルがおすすめ。ノイズの少ないクリアな音声を録音できます。
専用ケース付きがおすすめ
コンデンサーマイクは衝撃に弱いため、保管には気を配る必要があります。緩衝材入りの専用ケースが付いているモデルなら、ケースを用意する手間を省けて便利です。
また、コンデンサーマイクを湿度の高い場所で保管すると一部のパーツが結露し、故障の原因となる場合があります。保管の際は、除湿庫や乾燥剤を利用して対策するのがおすすめです。
最近はスマホに接続できるモデルも
種類は多くないものの、PCだけではなくスマートフォンに接続して使用できるコンデンサーマイクもあります。LightningケーブルやUSBケーブルでスマートフォンに接続するだけで、すぐに動画撮影やライブ配信ができる手軽さが魅力です。
専用のスマートフォンアプリを使用して指向性や音量を調整したり、録音したファイルを即座に共有できたりなど、スマートフォンならではの使い方も可能。スマートフォンと一緒に持ち運びやすいように、小型なモデルがラインナップされています。
いつでも気軽に配信を行いたい方は、スマートフォンに接続できるコンデンサーマイクを探してみてください。
コンデンサーマイクのおすすめメーカー
オーディオテクニカ(audio-technica)
コンデンサーマイクを多く展開しているメーカー「オーディオテクニカ」。ヘッドホンやイヤホン、スピーカーなど、多数の音響機器を取り扱っています。
比較的低価格ながら高品質なコンデンサーマイクが多く、コスパに優れているのもポイント。エントリーモデルから、プロの現場でも使われるハイエンドなモデルまで、幅広くラインナップされています。
アーカーゲー(AKG)
「AKG」は、1947年に設立されたオーストリアの音響機器メーカーです。マイクロホンやヘッドホンは世界中にある多くのレコーディングスタジオに導入されているほか、一般ユーザー向けにコンデンサーマイクなどの販売も行っています。
AKGには、大きめのダイアフラムを搭載したシリーズや、高音域の再現性に優れたモデルなど、さまざまなコンデンサーマイクがラインナップされています。目的に応じて選び分けられるのが魅力です。
ブルー(Blue)
「ブルー」は、1995年に創業された、アメリカのマイクメーカーです。YouTubeやゲーム配信、ラジオ向けのマイクを多く手掛けており、現在はアメリカのコンピューター周辺機器メーカー「ロジクール」の傘下に所属しています。
また、ブルーはさまざまなモデルをラインナップしているのが魅力です。コンデンサーマイクは、音声の録音に適しているのが特徴。レコーディングやボイスチャットでの使用におすすめです。
コンデンサーマイクのおすすめモデル|初心者向け
商品 | オーディオテクニカ AT2020 | オーディオテクニカ AT2050 | アーカーゲー C214 | ブルー yeti NANO | ベリンガー C-1 | ベリンガー B-1 |
販売ページ | ||||||
指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 無指向性 双指向性 カーディオイド | 単一指向性 カーディオイド | 単一指向性 無指向性 カーディオイド | 単一指向性 | 単一指向性 |
接続端子 | XLR | XLR | XLR | USB | XLR | XLR |
周波数特性(低音) | 20 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 40 Hz | 20 Hz |
周波数特性(高音) | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz |
感度 | -37dB | -42dB | -34dB re 1V/Pa | 4.5mV/Pa(1kHz) -37dB(1kHz、1Pa、0dB=1Va/Pa) | -33±2dBV (0dBV=1V/Pa) | 20mV/Pa |
オーディオテクニカ(audio-technica) コンデンサーマイクロホン AT2020
XLR端子が搭載された初心者向けのコンデンサーマイク。正面からの収音に優れた単一指向性が採用されています。両サイド・後ろの収音を抑えることで、正面以外から発生するノイズや環境音を拾いにくくしているのがポイントです。
声や楽器などの強弱を捉えやすく、高音質での録音が可能なので、歌ってみた・弾いてみたなどの活動で使いたい方におすすめ。ポッドキャストでのラジオ配信にも向いています。
専用スタンドマウントが付属しているので、サイズの合うデスクアームに取り付ければゲーム実況でも活躍。比較的リーズナブルな定番モデルがほしい方はチェックしてみてください。
オーディオテクニカ(audio-technica) コンデンサーマイクロホン AT2050
単一指向性・無指向性・双指向性の3つから指向性を選べる初心者向けのコンデンサーマイク。切り替えはスイッチで簡単に行えます。歌唱録音はもちろん、ドラムなどの楽器を用いた録音や対面でのラジオ配信など、幅広いシーンで活躍するのが魅力です。
エアコンなどの騒音を抑えられる「80Hzローカットフィルタースイッチ」を搭載。部屋が暑くなりやすい夏場や防音室などで快適に録音をしたい方にぴったりです。
コンデンサーマイクの振動板であるダイアフラムには、ハニカム形状の凹凸が設けられています。より高い感度で収音できるため、息遣いや演奏の細かな表現が可能な製品を探している場合はチェックしてみてください。
アーカーゲー(AKG) コンデンサーマイク C214
1インチのダイアフラムを採用しているコンデンサーマイクです。やわらかな振動版を搭載しているので、音圧が低くても振動しやすく、高い感度も備わっています。繊細な音から高い音域まで対応可能です。
本体内部に設けたサスペンションがメカニカルノイズの発生を抑制。雑音を低減させて録音できます。加えて、2重構造のメッシュグリルを採用しており、無線周波の干渉を低減するのも特徴です。
耐久性に優れたメタルボディーを採用しているため、衝撃に強いのもポイント。また、本体重量が280gと軽量なので、安定してマイクアームに取り付けられるおすすめのモデルです。
ブルー(Blue) yeti NANO
2種類の指向性を切り替えられるコンデンサーマイクです。マイクの正面から音を捉える「単一指向性」と、周囲の音を均等に収音する「無指向性」に対応しているため、さまざまな使い方が可能。会議には無指向性、ライブ配信には単一指向性など、シーンに合わせて切り替えられます。
同梱のUSBケーブルでPCに接続するだけで、簡単に使用できるのも魅力。ドライバのイントールも不要なので、コンデンサーマイクを初めて使う方でも簡単にセットアップが完了します。
付属の専用スタンドでは、マイクの角度を自由に調節可能。専用のソフトウェアを使えば、イコライザーやノイズ軽減などの細かなカスタマイズも行えます。シンプルかつ洗練されたデザインのため、見た目にこだわる方にもおすすめのコンデンサーマイクです。
ベリンガー(BEHRINGER) C-1
16mmのラージダイアフラムを搭載したコンデンサーマイクです。繊細なダイアフラムをダイキャストボディーでしっかりとガード。頑強で扱いやすく、コンデンサーマイク入門用としてもおすすめです。
電界効果トランジスタを備え、低域歪みとノイズを抑えられるのもポイント。レコーディングだけでなく、ライブ用コンデンサーマイクにもぴったりです。持ち運びや保管に便利な専用のキャリングケースが付属しているなど、使い勝手のよさも考慮されています。
ベリンガー(BEHRINGER) B-1
1インチのラージダイアフラムを搭載したコンデンサーマイクです。ダイアフラムはゴールドスパッタリング加工が施されているのが特徴。フィードバックを抑制するカーディオイド特性を備えています。
周波数特性は20~20000Hzと幅広く、最大音圧レベルは138dB。切替可能な低域ロールオフと-10dBのパッドを内蔵しており、ボーカルやアコースティック楽器の収録など、幅広く使えることも魅力です。
筐体はニッケルメッキの真鍮が使われており、耐久性の高さもポイント。XLR出力端子には金メッキが施されています。外部ノイズを抑えるショックマウントとウインドスクリーンが付属。アルミ製のキャリングケース付きで持ち歩きや保管をしやすいのもメリットです。
コンデンサーマイクのおすすめモデル|高級
商品 | オーディオテクニカ AT4060A | アーカーゲー C414 XLII | ノイマン TLM103 | ノイマン 102 studio set | ルウィット PURE TUBE Studio set |
販売ページ | |||||
指向性 | 単一指向性 | 9段階(無指向性/ ワイドカーディオイド/ カーディオイド/ ハイパーカーディオイド/ 双指向性と各々の間) | 単一指向性 カーディオイド | 単一指向性 カーディオイド | 単一指向性 |
接続端子 | XLR | XLR | XLR | XLR | XLR |
周波数特性(低音) | 20 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 20 Hz |
周波数特性(高音) | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20000 Hz |
感度 | -34dB(0dB=1V/Pa、1kHz) | -34dB( ± 0.5dB) re 1V/Pa | 23 mV/Pa = -32.5 dBV ± 1 dB | 11 mV/Pa | 28.2 mV/Pa, -31 dBV/Pa |
オーディオテクニカ(audio-technica) カーディオイドコンデンサーチューブマイクロホン AT4060A
高いクオリティを備えたコンデンサーマイクです。鮮明でナチュラルなサウンドが魅力の真空管を搭載。ピアノや弦楽器をはじめ、アコースティック楽器のリアルな響きを余すところなく収録できます。また、真空管のヒートアップが短時間で行われるため、すぐに録音が始められるのもポイントです。
高感度かつノイズの少ない「ダブルウェーブダイアフラム」を搭載しているのも特徴。ボーカルや楽器の繊細な表現を拾い上げます。
ノイズの影響を抑えるために、振動耐性を高めた設計も採用。レコーディングや放送局、ステージなどプロの現場でも活躍するおすすめのモデルです。
アーカーゲー(AKG) C414 XLII
周波数特性が20~20000Hzと、広範囲なのが特徴の高級コンデンサーマイク。原音の魅力を高める、華やかなサウンドが収音できます。ボーカルをはじめ、ピアノやギターなど、幅広い音源に対して使用可能です。
2枚のダイアフラムを平行に配置した構造を採用しており、広い音域にわたってクリアなサウンドが実現できるのもポイント。ほかにも、近接効果を低減し、ノイズを抑えられるのも魅力のモデルです。
ノイマン(NEUMANN) コンデンサーマイク TLM103
歪みなく138dBまでの音圧レベルを処理できる、トランスレス回路を採用したコンデンサーマイク。バスドラムなど音量の大きい楽器もクリアなサウンドで録音可能です。単一指向性で、感度に優れているのが特徴。生楽器やボーカルの音をリアルに捉えられます。
機能を絞ることで、ノイマンのコンデンサーマイクとしては低価格を実現。リーズナブルながらプロクオリティを有しているので、ホームレコーディング・配信・スタジオなどの幅広い用途に対応できます。高級なコンデンサーマイクの入門機としてもぴったりのモデルです。
また、ラージ・ワイヤーメッシュのヘッドグリルを搭載しており、ポップノイズを防止できます。ただし、ウィンドノイズには敏感なので、屋外で使用する場合は、サスペンションホルダーやウィンドスクリーンとの併用がおすすめです。
ノイマン(NEUMANN) ラージダイアフラムマイク TLM 102 studio set
最大入力音圧レベルが144dBと高いコンデンサーマイク。ドラムなどの大きな音も歪みを抑えつつ録音できるのが魅力です。
声が埋もれにくくなるよう、6kHz以上の音声をわずかにブーストしているのもポイント。歌唱収録などでは特に活躍します。
グリル内にポップスクリーンを内蔵しているため、破裂音を抑えることが可能。勢いのあるロック、ゆっくりとためて歌うバラードなどさまざまなジャンルで役立つ製品がほしい方にぴったりです。
ルウィット(LEWITT) PURE TUBE Studio set
プロのボーカルレコーディング向けに作られたコンデンサーマイク。ボーカルの声を高感度で出力できる単一指向性を採用しています。
半導体やコンデンサーを通らない回路を取り入れているのが本製品の特徴。ノイズが少なく、クリアで忠実な音声収録を実現しています。本格的なレコーディングを行いたい方におすすめです。
また、保管しやすい緩衝材入りの専用ケースが付属します。ハンドルが付いているため、スタジオに持ち運んで使いたい場合に便利です。
コンデンサーマイクのおすすめモデル|USB
商品 | オーディオテクニカ AT2020USB-X | オーディオテクニカATR4800-USB | ブルー YETI X | HyperX 872V1AA | HyperX 519P0AA | NZXT Capsule Mini | アーカーゲー LYRA | ソニー ECM-PCV80U | レイザー RZ19-05050100-R3M1 | レイザー Seiren V3 Chroma | ベリンガー C-1U | ジェイビーエル JBLQSTREAM | ロジクール G-YETI-ORB |
販売ページ | |||||||||||||
指向性 | 単一指向性 カーディオイド | 単一指向性 | 単一指向性 無指向性 双指向性 カーディオイド | 単一指向性 無指向性 双指向性 カーディオイド | 単一指向性 無指向性 双指向性 カーディオイド | 単一指向性 カーディオイド | フロント、フロント&バック、タイトステレオ、ワイドステレオ | 単一指向性 | 単一指向性 スーパーカーディオイド | 単一指向性 スーパーカーディオイド | 単一指向性 | 単一指向性 無指向性 | 単一指向性 カーディオイド |
接続端子 | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB |
周波数特性(低音) | 20 Hz | 40 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 100 Hz | 20 Hz | 80 Hz | 20 Hz | 20 Hz | 40 Hz | 20 Hz | 70 Hz |
周波数特性(高音) | 20 kHz | 12 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 10 kHz | 20 kHz | 15 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz | 20 kHz |
感度 | ー | ー | 最大SPL:122dB | -36dB(1V/Pa at 1kHz) | -36dB(1V/Pa at 1kHz) | ー | ー | -40dB±3.5dB | -36 dB (1 V/Pa (1 kHz)) | -34 dB (1 V/Pa (1 kHz)) | 136dB | -37±3dB(1kHz@1Pa、0dB=1v/Pa) | -45dBFS |
オーディオテクニカ(audio-technica) AT2020USB-X
本格的な性能ながら気軽に使えるコンデンサーマイク。ドライバー不要のプラグ&プレイに対応しているため、難しい設定をせず機器に接続するだけで使えます。接続はUSB Type-CですがUSB Type-A変換アダプターも付属しており、幅広いUSB機器で使用可能です。
単一指向性を採用しており、動画配信やポッドキャストの収録などにも向いています。また、高品質なA/Dコンバーターを搭載しており、24bit/96kHzまでのハイレゾ・デジタルレコーディングに対応。フラットでワイドな周波数特性はボーカルや楽器の録音にも適しています。
マイクへの入力音声を低遅延でモニタリングできるヘッドホン端子も便利。マイクを簡単かつ正確に配置できる専用スタンドが付属しており、コンデンサーマイクを初めて導入する方にもおすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) USBマイクロホンATR4800-USB
Web会議やボイスチャットに適した、単一指向性のコンデンサーマイクです。人の声にマッチする周波数特性を備えているのが特徴。また、マイクの向きが自由に調節できる「フレキシブルグースネック」を採用しており、しっかりと声を収音できるのも魅力です。
マイクスタンドには、静音性に優れたミュートボタンを配置。聞き手にクリックノイズが伝わりにくく、周りの音が気になる際には、素早くミュートに切り替えられます。スイッチ部分にLEDインジケーターを搭載しており、ミュートのON・OFFが確認しやすいのもポイントです。
また、WindowsとMacの両方に対応しているのもポイント。ソフトウェアをインストールする必要なく、PCに接続してすぐ使用できます。小型で持ち運びがしやすいので、自宅での使用はもちろん、職場で使用するのにもおすすめのコンデンサーマイクです。
ブルー(Blue) YETI X
先進技術を詰め込んだブルーのUSBマイクフラグシップモデル。独自開発した「14mmコンデンサーカプセル」を搭載することで、高音質で明瞭なサウンドを実現しています。
本体に搭載したボタンでは、感度や音量の調整、ミュート切り替えなどをコントロール可能。また、4種類の指向性を切り替えられます。単一指向性と全指向性のほかに、対面でのインタビューなどに適した双指向性と、ASMR録音などに適したステレオにも対応しています。
音声にエフェクトを使用可能なのもポイント。さらに、自分好みにカスタマイズして、オリジナルサウンドを作れるのもメリットです。各機能のレベルはLEDライティングで確認できます。ゲーム配信やポッドキャスト、YouTube配信などにもおすすめのアイテムです。
ハイパーエックス(HyperX) QuadCast 2 USBマイク 872V1AA
ゲーム配信や動画制作など、さまざまな用途に活用できるコンデンサーマイク。4つの極性パターンを選択できるため、シーンに応じて使い分けが可能です。前モデルから録音機能がアップグレードされているのも特徴で、より高解像度でレコーディングを行えます。
本体上部には、タッチ式ミュートセンサーを搭載。マイクをタップするだけでミュートのオン・オフを切り替えられるので、ライブ配信やボイスチャットの際に活躍します。取り外し可能な「耐衝撃マウント」が付属しており、振動によるノイズを抑えられるのもメリットです。
さまざまな設定の調節・切り替えができる「多機能ノブ」を備えているのも便利なポイント。メニューを開くことなく、マイクゲイン・再生音量・モニター音量・極性パターンの設定を行えます。高音質と使いやすさを兼ね備えたおすすめのコンデンサーマイクです。
ハイパーエックス(HyperX) QuadCast S USB コンデンサー ゲーミング マイク 519P0AA
4つの指向性パターンを切り替えられるコンデンサーマイク。無指向性・単一指向性・双指向性に加え、立体的な音を収録できるステレオにも対応しています。ゲーム配信やレコーディングなど、使用シーンに適した音質で収録できるのでおすすめ。ショックマウントと内蔵型ポップフィルターを搭載しており、外部ノイズを低減します。
本体下部にあるダイヤルでマイク感度の調節、本体上部をタップするとミュート操作が可能。側面のLEDインジケーターによって、マイクの状態を一目で確認できます。操作性がよく、配信中も直感的に使えるのが魅力です。
NZXT Capsule Mini
コンパクトなサイズとシンプルなデザインのコンデンサーマイク。単一指向性のマイクを搭載しており、正面の発音方向からの音を明瞭に拾えます。また、24bit/48kHzの高音質録音に対応しており、声や楽器の細かいニュアンスまでしっかりと収録可能です。
付属のスタンドで自由に角度調整が可能なので、自分の声が聞き取りやすい位置に設置できます。また、同社の別売りマイクアームの取り付けにも対応。デスク脇など、より自由な設置が可能です。
PC用の「NZXT CAM」ソフトウェアで、ボリュームミキシングやマイクモニタリング設定ができるのも便利。動画配信や動画作成などのコンテンツ作成に、使い勝手のよいUSBマイクを探している方はチェックしてみてください。
アーカーゲー(AKG) LYRA
老舗メーカーによる高音質と操作性を両立したコンデンサーマイク。独自技術を採用したコンデンサマイクカプセルを搭載しており、声や楽器の細かいニュアンスまでしっかりと表現できます。
また、4つの収音パターンを切り替え可能なので、さまざまな用途に合わせて音声を収音可能。さらに、24bit/192kHzの高品位録音に対応しているので、自作のハイレゾ音源のマスター録音にも活用できます。
USBケーブルをPCに接続するだけですぐに使用できるプラグ&プレイに対応。ヘッドホン出力と音量調整を搭載しておりモニタリングも容易です。ミュートスイッチも搭載しており機能性にも優れています。
直観的に使いやすい操作系の配置もポイントです。レトロ感のあるおしゃれなデザインはインテリアにもぴったり。高音質な録音に対応しているので、本格的なレコーディングや動画編集にもおすすめです。
ソニー(SONY) エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-PCV80U
2種類の接続方式が選択できるコンデンサーマイクです。ステレオミニ接続が可能なXLR-3.5mmケーブルに加え、USBケーブルが付属。同梱されている「USB Audio Box」を利用すれば、USBケーブルでPCと簡単に接続可能です。
単一指向性で、特定の方向以外からの音を拾いにくいため、周囲の雑音を気にせず使えます。角度調整が可能なマイクホルダーと、テーブルスタンドが付属しているのもメリット。自分でマイクを支える必要がなく、実況音声や楽曲の歌声、演奏などをスムーズに集音できます。
「USB Audio Box」にはイヤホン端子も搭載されており、聞き取りの音質も良好。価格も安く、ゲーム実況やボイスチャットを楽しみたい方にもおすすめの人気モデルです。
レイザー(Razer) コンデンサーマイク Seiren V3 Mini RZ19-05050100-R3M1
ゲームプレイ時のボイスチャットや、音声通話などに適したコンデンサーマイクです。音声分離に優れた「スーパーカーディオイド集音パターン」を備えているのが特徴。周りのノイズを抑えながら声を拾うため、ゲームをプレイしながらでもクリアな音声を届けられます。
マイクの上部には、タップトゥミュートセンサーを搭載。指でタップするだけで簡単にミュートに切り換えられます。また、LEDインジケーターによって、一目でマイクのON・OFFがチェックできるのもポイントです。
専用ソフトの「Razer Synapse」によって、ビットレートなど細かな設定が行えるのもメリット。自分が聞いている音と、ほかの人に聞こえる音のバランスを調節する「ストリームミックス」にも対応しているので、配信用のマイクを探している方にもおすすめです。
レイザー(Razer) コンデンサーマイク Seiren V3 Chroma
上部をタップするだけでミュートやライティングのON・OFFを操作できるコンデンサーマイク。マイク下部にあるダイヤルでは、ゲインや音量の調節を行えます。直感的に操作できる、ゲーム配信向けのモデルを探している方におすすめです。
本体には、16mmのコンデンサカプセルを搭載しています。マイク正面の感度を高めたスーパーカーディオイド特性で、周辺のノイズを抑えながら配信者の声をクリアに収音。内蔵型のショックアブソーバーによって、外部の振動などの影響も受けにくく、安定したサウンドを実現します。
ベリンガー(BEHRINGER) C-1U
入門用としてもおすすめな、リーズナブルな価格帯のUSB式コンデンサーマイクです。16mmのラージダイアフラムを搭載しており、ボーカルの細かな息づかいやニュアンスもしっかりと捉えます。周波数特性は40~20000Hzで、フラットなのが特徴。アコースティック楽器の録音にも適しています。
PC接続用の超低レイテンシーASIOドライバーをダウンロードできるなど、快適に使えることも魅力。カメラコネクションを経由すれば、iPadでもレコーディングできます。スタンドアダプターとUSBケーブル付きです。
ジェイビーエル(JBL) Quantum Stream エレクトレットデュアルコンデンサーUSBマイク JBLQSTREAM
使用シーンに応じて、単一指向性と無指向性を選択できるコンデンサーマイク。ゲーム実況や動画配信だけでなく、オンライン会議などにも活躍します。低周波域から発生するノイズを吸収しやすい設計により、クリアな音声を収録できるのでおすすめです。
本体の前面にあるツマミで、ボリューム・ゲイン・サイドトーンの調節を行える仕様。ミュートのON・OFFは、本体天面をタップするだけで切り替えられます。直感的に操作できるため、使いやすさを重視する方にぴったりです。
ボディにアルミニウムを採用することで、高級感のある見た目と使用時の安定感を両立。スタンドは360°角度調節可能なので、使用シーンや姿勢に合わせて快適な角度に設定できます。
ロジクール(Logicool) コンデンサーRGBゲーミングマイク G-YETI-ORB
球体のフォルムが特徴的なコンデンサーマイク。スタンド一体型の形状で、アームやスタンドを購入する手間を省けます。初心者でも使いやすく、手軽に録音やゲーム配信などの音質を高めたい方におすすめです。
本モデルは、マイク正面の感度を高めた単一指向性を採用。ノイズリダクション機能も備えており、キーボードやマウスの操作音などの雑音が入るのを抑えられます。視聴者にクリアで安定したサウンドを届けられるのが魅力です。
専用アプリ「G HUB」を利用することで、ライティング・ミュート・ゲイン調節などの操作が可能。自分の好みに合わせて配信の環境を整えられるので便利です。
コンデンサーマイクのおすすめモデル|スマホ向け
商品 | シュア MV5 | ソニー ECM-SP10 |
販売ページ | ||
指向性 | 単一指向性 カーディオイド | 無指向性 |
接続端子 | USB | AUX |
周波数特性(低音) | 20 Hz | 50 Hz |
周波数特性(高音) | 20 kHz | 15 kHz |
感度 | -40dBFS/Pa@1KHz | -38dB±3.5dB |
シュア(SHURE) デジタル・コンデンサー・マイクロホン MV5
球体型のデザインが特徴的なスマホ向けのコンデンサーマイク。付属のLightningケーブルで、iPhoneやiPadに接続して使用可能です。MFi認証も取得しているので、iOSのアップデートで使用できなくなるリスクも抑えられています。
単一指向性を採用しているため、正面の音を的確に収音可能。背面には、プリセットされたDSPモードを切り替えられるボタンとマイクのミュートボタンが搭載されています。ヘッドホン端子も搭載しているので、収録中の音をリアルタイムで確認できます。
付属のスタンドには1/4インチ標準ネジでマウントされているため、自由に取り外しできる点も魅力。スタンドなしの重量が約90gと非常に軽いので、気軽に持ち運べます。スマートフォンと一緒に持ち歩ける、おすすめのコンデンサーマイクです。
ソニー(SONY) エレクトレットコンデンサーマイク ECM-SP10
XperiaやiPhoneをはじめとする、スマホとの接続に対応したコンデンサーマイク。スマホのアプリを利用すれば、会議などを手軽に録音可能です。本体はノイズに強い真鍮製で、コンパクトサイズながら高音質での録音を実現します。
ホルダークリップが付いており、胸ポケットなどに取り付けられるのもポイント。給電方法は、接続しているデバイスから電源を供給するプラグインパワー方式です。周辺機器なしで録音できるため、使い勝手にも優れています。リーズナブルな価格設定も魅力で、コスパを重視する方におすすめです。
コンデンサーマイクと一緒に揃えたい周辺機器
マイクスタンド
マイクスタンドとは、マイクロホンを立てかけるための器具のことです。ストレートタイプやブームタイプ、デスクアームタイプなど、さまざまな種類があります。目的に応じて選び分けるのがおすすめです。
最近では、自身が歌っている様子や楽器を演奏する様子を、動画投稿サイトにアップロードする方が増加傾向にあります。自宅で配信を楽しみたい方は、1台持っておくと便利です。
XLRケーブル
XLRケーブルとは、音響機器同士を接続するためのケーブルのことです。「キャノンケーブル」と呼ばれることもあります。XLRケーブルは、バランス接続という方式を採用しているのが特徴。クリアな音声が伝送できます。
XLRオス-XLRメスタイプやXLRメス-フォーンタイプなど、XLRケーブルはモデルによって接続端子が異なります。また、製品によってケーブルの長さや素材も異なるので、予算やニーズに合わせて選び分けるのがおすすめです。
ポップガード
ポップガードとは、歌や実況動画などの録音を行う際、ノイズが入り込んでしまうのを低減するアイテムです。「ポップノイズ」という雑音を防げます。さらに、息に含まれる湿気からマイクを保護する効果が期待できるのも特徴です。
布や金属と、ポップガードに用いられる素材はモデルによって異なります。加えて、クリップ式やクランプ式、カゴ式と取り付け方法も違うので、コンデンサーマイクの大きさやニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。
防湿庫
防湿庫とは、その名前の通り、湿気やカビに弱い機材を収納するのに適した保管庫のことです。ホコリや微細なゴミの付着を低減する効果も期待できます。コンデンサーマイクは湿気に弱いため、併せて購入するのがおすすめです。
防湿庫には、こまめな湿度管理を必要としないスタンダードタイプや、乾燥剤を一緒に使用するドライボックスタイプといった種類があります。また、モデルによってサイズや容量も異なるので、部屋の広さやマイクの数に応じて選びましょう。