ハンズフリーで音を届けたいときに便利な「ピンマイク」。さりげなくシャツの襟やネクタイなどに装着できるので、配信や撮影などのシーンで役立ちます。高音質で収音できるモノも多数ラインナップされており、会議やレコーディングなどにもおすすめです。

今回は、おすすめのピンマイクをワイヤレスと有線の2種類に分けてご紹介。ピンマイクの選び方も解説しているため、参考にしてみてください。

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ピンマイクの選び方

収音タイプをチェック

全指向性

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全指向性は無指向性とも呼ばれ、マイクの向きや角度と関係なく周囲の音全てを拾うのが特徴です。動画撮影などで周囲の音も拾いたい場合は、全指向性のピンマイクが適しています。

また、マイクに向かって話さなくても周囲の音が拾えるので、周囲にいる方々の声を収録したいときにもおすすめです。

ただし、全指向性のピンマイクは全ての音を録音するため、ノイズも入りやすいのが懸念点。生活音などを抑えたい場合は、単一指向性のピンマイクもチェックしてみてください。

単一指向性

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単一指向性のピンマイクは、特定の方向から入る音のみを拾うよう設計されています。環境音などのノイズが入りにくいので、歌の収録やボイスチャットなどで特定の音だけ拾いたい場合におすすめです。

ただし、単一指向性のピンマイクは、収音方向と別の角度からは音が入りにくいため、指向性の範囲から外れると音が極端に小さくなります。収音方向への固定しやすさや安定感などにも注目して選びましょう。

デバイスとの接続を考えて選ぶ

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ピンマイクの接続方法には、ワイヤレス(無線)と有線の2種類があります。講演会などで、ピンマイクを使う人物が大きく動く場合には、ワイヤレスのピンマイクがおすすめ。より広い範囲を、ケーブルを気にせず動けます。

ただし、ワイヤレスのピンマイクはバッテリー時間に制限があったり、通信の安定性に差異が出たりする場合があります。テレワーク中など長時間同じ場所で使う方には、有線のピンマイクがおすすめです。

有線のピンマイクは、駆動時間を気にせず使用可能。コードがあるので移動範囲は制限されますが、音の途切れなどを気にせず安定して使えます。

ただし、有線のピンマイクは、コードが断線すると使えなくなるため注意しましょう。ワイヤレスにも有線にも一長一短があるので、使用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。

周波数帯域・周波数特性をチェック

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録音する場合は、周波数帯域や周波数特性に注目して選ぶのがおすすめです。周波数帯域は、ピンマイクが収音できる音の高さの範囲。一般的な話し声を録音する場合は50〜500Hz、歌声を録音する場合は50〜1500Hzを目安にしましょう。楽器演奏などを録音する場合は、15000Hz(15kHz)まで対応している周波数帯域の広いモデルがおすすめです。

また、出力に適した音域は、ピンマイクの周波数特性によって変わります。中音域や低音域など、モデルによって安定して出力できる音域が異なるので、用途がはっきりしている場合は周波数特性にも注目して選びましょう。

たとえば、ソプラノ歌手などが録音に使う場合は、高音域の出力が安定したモデルがおすすめ。一方、講演会やインタビューなどに使う場合は、人の声を拾いやすい中音域の安定したモデルがおすすめです。

目的に合った製品を選ぶ

プレゼンや講習会での拡声目的なら単一指向性のワイヤレスタイプがおすすめ

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プレゼンや講習会などで自分の声を大きくしたい場合は、単一指向性のピンマイクがおすすめです。単一指向性のピンマイクは収音方向が限られているため周囲のノイズを拾いにくく、自分の声だけをピンポイントで拡声できます。

さらに、ワイヤレスタイプのピンマイクなら稼働領域が広がるので、参加者の間に入って話をしたい場合やステージを大きく使いたいときにも便利。小さくて軽いモノなら、長時間の講習会でも快適に使えます。

また、プレゼンなどで大衆向けに話す場合は、スピーカーとの互換性も確認しておきましょう。会場に設置してあるスピーカーを使う場合は、事前に会場の管理者や主催者へ確認しておくのがおすすめです。

複数人での通話や録音用なら全指向性の有線タイプがおすすめ

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リモート会議などで複数人の会話を収音したり録音したりする場合は、全指向性の有線タイプがおすすめです。全指向性のピンマイクは周囲の音を拾いやすいため、マイクから遠い場所に座っている方の声も拾えます。また、有線タイプのモノならバッテリーを気にせず使えるので、長時間の会議にも便利です。

とくに、パソコンに接続する場合は、接続が安定しているUSB接続タイプがおすすめ。一方、スマートフォンやカメラなど幅広い機器と接続する場合は、汎用性の高いミニジャックプラグを搭載したモデルが適しています。

動画撮影に使うなら全指向性のワイヤレスタイプがおすすめ

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動画撮影用にピンマイクを使う場合は、全指向性のピンマイクがおすすめです。全指向性タイプなら、どこで音が鳴るかわからない場面でも周囲の音を確実に拾えます。

また、ワイヤレスタイプなら動きの制限が少ないので、スタジオを広く使う動画撮影でも便利。コンパクトなピンマイクを選べば、装着時の違和感も軽減できます。

ピンマイクのおすすめメーカー

オーディオテクニカ(audio-technica)

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オーディオテクニカは、音響機器と映像機器を手がけているメーカーです。ヘッドホン・ワイヤレスイヤホン・有線イヤホンなど、さまざまな製品を取り扱っています。

オーディオテクニカのピンマイクは、機能性と使いやすさを兼ね備えているのが特徴です。接続機器から電源を確保できるプラグインパワー方式が採用された製品など、便利なモデルをラインナップしています。

ソニー(SONY)

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ソニーは、映像機器・スマートフォン周辺機器・記録メディアなど、さまざまな製品を手がけている総合電機メーカーです。

ソニーのピンマイクは、クリアな音声を収録できるのが特徴。全指向性のマイクカプセルを採用した製品も存在しており、どの方向からでも声を拾えます。また、マイクに当たる風切り音やノイズが低減されるウインドスクリーンを搭載したモノを揃えているのも魅力です。

ロード(RODE)

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ロードは、高品質なコンデンサーマイクを手がけているマイクロフォンメーカーです。レコーディングマイク・ワイヤレスマイクキット・ガンマイクなど、幅広い製品を扱っています。

ロードのピンマイクは、利便性に優れているのが特徴。また、コンパクトサイズかつ軽量化を実現したモデルを揃えているので、気軽に装着できます。違和感なく使えるピンマイクを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

ピンマイクのおすすめ|ワイヤレス

オーディオテクニカ(audio-technica) ラべリアマイクロホンワイヤレスシステム ATW-1101/L

オーディオテクニカ(audio-technica) ラべリアマイクロホンワイヤレスシステム ATW-1101/L

簡単にセットアップできるワイヤレスタイプの全指向性ピンマイクです。自動設定機能が搭載されているため、ユーザーによるチャンネル設定を行わずに使用可能。加えて、最大8チャンネルを同時に使えるのが特徴です。

2本の送信アンテナと3つのダイバーシティ受信機能が備わっており、通信しやすいのもポイント。また、小型ながらも、高音質とワイドレンジを同時に実現したラベリアマイクが採用されています。

身振り手振りを交えた話し方が可能で、プレゼンや会議、講義などでの使用におすすめの人気モデルです。

ソニー(SONY) ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4

ソニー(SONY) ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4

マイクイン端子が搭載されたビデオカメラやICレコーダーなどと接続できるワイヤレスタイプのピンマイク。イヤホンの音量を調整できる機能やマイク側の音声を録音する機能など、さまざまな機能が搭載されています。

レシーバーユニットから最大約50m離れた場所の音声をしっかり集音できるのもポイント。加えて、マイク・レシーバーともにコンパクトな作りのため、目立ちにくいのも魅力です。

外部マイクと接続できるマイク入力端子が配されており、クリップ・アームバンド・据え置きの3Wayスタイルで使用が可能。動画撮影をはじめ、さまざまなシーンで活躍するおすすめのアイテムです。

ロード(RODE) デュアルチャンネルワイヤレスマイクシステム Wireless GO II

ロード(RODE) デュアルチャンネルワイヤレスマイクシステム Wireless GO II

2つの音源を同時に収音できるワイヤレスタイプのピンマイクです。レシーバーから最長約200m離れた場所まで伝送できます。加えて、最長約7時間の連続使用が可能など、スタミナ性に優れているのも魅力です。

3.5mmTRSとUSB-C出力に対応しているため、さまざまなデバイスに接続できるのもポイント。また、マイク・レシーバーともにコンパクトなので目立ちにくく、使用しないときにはカバンなどに入れて気軽に携行できます。

大学での講義や動画撮影、プレゼンなど、さまざまなシーンで活躍するおすすめのアイテムです。

パナソニック(Panasonic) 800MHz帯タイピン形ワイヤレスマイクロホン WX-4300B

パナソニック(Panasonic) 800MHz帯タイピン形ワイヤレスマイクロホン WX-4300B

レシーバーの重量が120gと軽量で、気軽に使用できるワイヤレスタイプのピンマイクです。周波数特性は100〜10000Hz。単一指向性でノイズが拾われにくいため、特定の音声だけをピンポイントで拾いやすいのが特徴です。

パナソニックの単3形アルカリ乾電池で、最長約25時間の連続使用が可能。また、ネックホルダーが付属しているため、シャツの襟やネクタイ以外にも装着できます。大学での講義や授業、プレゼンなどでの使用におすすめのアイテムです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレスマイクシステム 400-MCW001

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレスマイクシステム 400-MCW001

レシーバーから最大約30m離れた場所でも使用できるワイヤレスタイプのピンマイクです。移動しながらでも音声をクリアに収録できます。加えて、付属のY字ケーブルを挟めば、音声をリアルタイムで確認しながら録音できるのも特徴です。

ピンポイントで音声を拾いやすいマイクが付属しているのもポイント。手元には、音量を簡単に調節できるボタンが搭載されています。さらに、送信機が小さく、内ポケットなどに目立たないように隠せるのも魅力です。

3極と4極両方のケーブルが付属しており、カメラやスマホ、パソコンなど、さまざまなデバイスと接続が可能。また、単4形乾電池1本で、最大約2~4時間の連続使用ができます。授業や動画撮影、オンライン会議など、さまざまなシーンでの使用におすすめのアイテムです。

ピンマイクのおすすめ|有線

オーディオテクニカ(audio-technica) ステレオマイクロホン ATR3500

オーディオテクニカ(audio-technica) ステレオマイクロホン ATR3500

単一指向性のユニットが2つ搭載されている有線タイプのピンマイクです。優れた分離感が備わっているため、近距離の音声収音や屋外の環境音収音などに適しています。加えて、コードが触れる際のノイズを軽減する構造が採用されているのも特徴です。

風の音など、雑音の軽減が可能なウインドスクリーンを搭載。クリップでウインドスクリーンを留める、固定方法も採用されています。さらに、マイクが口元に向けられる回転機構が搭載されているのも魅力です。

マイク本体の重量が約4.4gと軽量で、装着感が気になりにくいのもポイント。また、専用ポーチが付属しているため、使わないときには気軽に携行できます。オンライン会議やスピーチなど、さまざまなシーンでの使用におすすめのアイテムです。

オーディオテクニカ(audio-technica) モノラルマイクロホン ATR3700

オーディオテクニカ(audio-technica) モノラルマイクロホン ATR3700

コードを取り回す構造が採用されている有線タイプのピンマイクです。コードが衣服に当たりにくいため、タッチノイズを低減できます。加えて、服がシワになりにくく、使用時も目立ちにくいのが特徴です。

全指向性のモノラルタイプで、動いていても正確に収音しやすいのが魅力。人の声色に影響されにくいため、ナチュラルな音声収音が可能です。さらに、風の音を軽減するウインドスクリーンも備わっています。

マイクホルダーには回転機構が搭載されているため、幅広い種類の服に取り付けられるのもポイント。また、専用のポーチが付属しているので、使わないときにはカバンに入れて持ち運べます。Vlogやインタビュー、講演など、幅広いシーンで活躍するおすすめのアイテムです。

オーディオテクニカ(audio-technica) モノラルマイクロホン AT9904

オーディオテクニカ(audio-technica) モノラルマイクロホン AT9904

外部からのノイズを低減するメタルボディ構造が採用された、有線タイプのピンマイクです。風の音などの雑音を軽減するウインドスクリーンが備わっています。また、プラグインパワー方式が採用されているため、電池を必要としないのも特徴です。

卓上でも使用できる2Wayホルダークリップが採用されており、シーンを選ばず使いやすいのもポイント。加えて、本体サイズがコンパクトなので、目立たないように服へ取り付けられます。ICレコーダーやパソコンなど、さまざまな機器と接続できるおすすめモデルです。

ソニー(SONY) ラベリアマイクロホン ECM-LV1

ソニー(SONY) ラベリアマイクロホン ECM-LV1

ウインドスクリーンが採用された有線タイプのカメラ用ピンマイク。息がマイクに当たったときの音や風切り音を低減し、屋外でもクリアな音を収録できます。加えて、360°回転するクリップ付きで、さまざまな服への取り付けが可能です。

プラグインパワー方式を採用。接続した機器から電力供給できるため、バッテリー不要で使用できます。また、コンパクトサイズで、使用時に邪魔になりにくいのも魅力。全指向性で、高音質なステレオ収音ができるおすすめモデルです。

ソニー(SONY) エレクトレットコンデンサーマイク ECM-SP10

ソニー(SONY) エレクトレットコンデンサーマイク ECM-SP10

ボディの素材に楽器に使われる真鍮を採用した有線タイプのピンマイクです。低ノイズのマイクカプセルが採用されており、コンパクトサイズと高音質を両立しているのが特徴です。

ホルダークリップが付属しており、ポケットなどの場所へ目立たないように取り付けられるのもポイント。また、プラグインパワー対応なので、電池不使用で使えます。取材や会議などでの使用におすすめのアイテムです。

ロード(RODE) プロ仕様のラベリアマイク Lavalier GO

ロード(RODE) プロ仕様のラベリアマイク Lavalier GO

音漏れを低減するポップフィルターが搭載されている有線タイプのピンマイクです。さまざまな環境下でクリアな音声をキャプチャできます。加えて、ケーブルマネジメント内蔵のマウントクリップが付属しており、服などに素早く取り付けやすいのも特徴です。

落ち着いたカラーリングで、幅広い服装とマッチするのもポイント。目立たないように装着できます。3.5mmTRSコネクタを搭載。カメラやパソコン、オーディオレコーダーなどのさまざまな機器と接続したい方におすすめです。

ロード(RODE) プロフェッショナル Lavalier マイクロフォン RØDELink LAV

ロード(RODE) プロフェッショナル Lavalier マイクロフォン RØDELink LAV

全指向性のカプセルが採用されている有線タイプのピンマイクです。コンパクトサイズと、ノイズの低減を同時に実現しています。加えて、破裂音の入り込みを抑制するポップフィルターが搭載されているのも特徴です。

3.5mmのTRSロッキングコネクタを採用。また、耐久性の高いケブラー強化シールドケーブルを搭載しています。さまざまな環境下で使用したい方におすすめです。

ロード(RODE) プレミアム ラベリア マイク Lavalier II

ロード(RODE) プレミアム ラベリア マイク Lavalier II

コンパクトな取り付けクリップを採用した有線タイプのピンマイク。薄型設計で、さまざまな衣類にぴったり装着できます。

加えて、フラットな作りのケーブルが用いられており、目立たないよう服に通せるのも特徴。全指向性で、動画撮影などにおすすめのアイテムです。音漏れや破裂音の入り込みを低減するポップフィルターが付属しているのもポイントです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 高性能USBピンマイク MM-MCU12BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 高性能USBピンマイク MM-MCU12BK

全指向性のマイクが採用されている有線タイプのピンマイクです。周囲の音も拾えるので、複数人でも使用できます。両手を自由に使えるため、身振り手振りを交えながら話せるのも特徴です。

ケーブルの長さが約2.5mあり、接続機器から離れた場所でも使用しやすいのがポイント。ケーブルには、手元で操作ができるミュート機能付きのスイッチが搭載されています。ミュートにすれば、ノイズを低減できるのが魅力です。

コネクタ側に3.5mmステレオミニジャックが搭載されているため、スピーカーやイヤホンなどとの接続が可能。また、パソコンのUSBポートに接続するだけでドライバーが自動的にインストールされるので、複雑な操作を軽減できます。

オンライン会議やプレゼン、ディベートなど、さまざまなシーンで活躍するおすすめのアイテムです。

エレコム(ELECOM) ピンマイク HS-MC09UBK

エレコム(ELECOM) ピンマイク HS-MC09UBK

大型のクリップを採用し、厚手の衣服に取り付けやすい有線タイプのマイクです。息によるノイズを低減するウインドスクリーンが付属。風切り音を減らせるウインドジャマーが付いているのも特徴です。

USB-Aコネクタが採用されているため、USBポートが搭載された機器との接続が可能。また、ケーブルやクリップをまとめて収納できるポーチが付属しています。出向先などに持ち運びたい方におすすめです。

比較的安い価格で購入できるのもポイント。コスパを重視する方に適しています。

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