一眼カメラを購入したら用意したい保管アイテムの「防湿庫」。カビ発生の原因となる湿気からカメラやレンズを保護したうえで保管できるため、お気に入りの機材を良好な状態で長く愛用できるようになります。
そこで今回は、除湿方式ごとに分けて、カメラ機材の保管におすすめの防湿庫をご紹介。初心者向けに防湿庫の必要性や選び方も詳しく解説するので、湿気が強くなる季節に向けた機材保管の備えとして役立ててみてください。
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防湿庫とは?

防湿庫とは、除湿機能を搭載した保管庫を指します。設定した湿度が常時保たれるように、庫内の湿度を調節するのが特徴。保管庫に乾燥剤を入れて自分で湿度を管理するなどの手間が不要のため、カメラ初心者にもおすすめです。
なお、防湿庫は機材ディスプレイにもぴったり。庫内には集めたカメラ機材が映えるように整理したうえで陳列可能です。保管や除湿と同時に、機材のコレクションを美しく展示したい場合にも重宝します。
防湿庫の必要性

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防湿庫を使わずに多湿な環境でカメラ機材を何日も放置し続けるのは危険。カメラのファインダーやレンズにカビが生えやすくなり、画面が白く滲んで画質劣化の原因に繋がります。
カビの発生条件は、一般的に湿度70%の多湿と気温10〜30℃の常温状態が続くこと。日本では梅雨から夏場にかけてが、カビの生育に適した気候になります。湿度が高い時期には、とくに念入りな湿気対策が必要です。
カメラ機材にカビが生えると、除去に数万円以上の高額な修理代がかかるので注意。大事な機材をカビから守るためには、防湿庫を導入して適切な湿度管理のもとで保管するのがおすすめです。
防湿庫の選び方
ワンサイズ大きめの容量を選ぶ

防湿庫選びでは庫内の容量に注目。現在所有しているカメラ機材の総量よりもワンサイズ以上大きなモデルを選んでおくと、将来的に機材が増えた場合でも余裕を持って対処できます。庫内の容量が多少増えても電気代はほとんど変わらないため、置き場所が確保できるなら、少し大きめの防湿庫を選択するのがおすすめです。
所持しているカメラが10台以下なら、容量50L程度の防湿庫でも十分。カメラを始めたばかりの初心者にも人気があります。
21台以上カメラを所持している写歴の長い中上級者には、80L以上の大容量タイプがおすすめ。双眼鏡やレンズフィルターなどのアクセサリー類もたっぷり収納できます。
除湿方式で選ぶ
電気代を安く抑えられる「乾燥剤式(ドライボックス)」

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乾燥剤式の防湿庫は除湿装置に特殊な乾燥剤を使っています。乾燥剤に熱を加えることで、吸着した湿気を蒸気に変えて庫外に排出する仕様です。
ランニングコストが安いのが乾燥剤式防湿庫のメリット。電気効率がよいため、電気代をなるべく安く抑えたい方におすすめです。
また、防湿庫自体が長持ちするのも乾燥剤式が人気のポイント。大量の機材を長期間保管する場合にも重宝します。
湿度をコントロールでき除湿スピードがはやい「ペルチェ式」

ペルチェ式の防湿庫は、除湿装置にペルチェ素子を使っています。ペルチェ素子とは、電子機器にも使われる優れた冷熱特性を持つ半導体のこと。庫内の湿気を冷却板に結露させて吸湿剤に取り込み、放熱板で水分を蒸発させることで庫外に排出します。
除湿スピードがはやいのがペルチェ式防湿庫のメリット。また、乾燥剤式と比べて価格が安く、コスパ重視の方にもおすすめです。
湿度の調節方法をチェック

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防湿庫を選ぶ際は湿度の調節方法も確認しましょう。調節方法には、主にセミオート式とフルオート式の2種類があります。
セミオート式の防湿庫は、庫内のダイヤルなどで湿度を調節するタイプ。外気の状態を見ながら手動で除湿効果の強弱を変える必要がありますが、より機材に適した湿度を保てます。季節や気候に応じた的確で細かい除湿を行いたい方におすすめです。
フルオート式の防湿庫は、湿度の調節を自動で行えるタイプ。手動で調節する必要がないので、初心者や手間を極力かけたくない方におすすめです。
湿度計を搭載しているモノがおすすめ

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湿度計があれば防湿庫内の湿度を一目で把握可能。手動で湿度を調節する際も確実な操作を行えるほか、防湿庫に異常が発生しても早期に察知できます。別途用意する手間も省けるので、防湿庫は湿度計が付属するモデルを選ぶのがおすすめです。
防湿庫の湿度計には、アナログ式とデジタル式の2種類があります。アナログ式は見た目がレトロなため、デザイン性を重視する方にもおすすめです。
デジタル式の湿度計は視認性が高く、防湿庫から少し離れた場所でも湿度の確認が簡単。また、湿度と同時に温度も表示できるモノもあります。
便利な機能をチェック
充電用コンセント

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防湿庫に充電用コンセントが付いていると便利。ACアダプタで壁のコンセントが埋まっても、防湿庫側でカメラのバッテリー充電が可能です。なお、防湿庫の充電用コンセントには、庫内にある場合と、庫外にある場合の2種類があります。
庫内コンセントを搭載する防湿庫は、機材の保管と同時にバッテリーの充電が可能。防湿庫内で全て完結できるため、中にバッテリーを入れたままの状態でUSBケーブルを直接繋げて充電する、本体内充電に対応するカメラにもおすすめです。
庫外コンセントを搭載する防湿庫は、ケーブルで広い天板を活用した充電が可能。カメラのバッテリーを充電する場合も庫内スペースを圧迫しません。また、テーブルタップを使えば、バッテリー複数個の同時充電も行えます。
光触媒

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光触媒によるクリーン機能も、防湿庫で人気の便利機能です。光触媒とは、光を当てると強力な酸化力を発揮する特殊な物質のこと。空気中に漂うカビなどの有機物を分解・除去して無力化させる特性を備えています。
優れた防カビ効果が期待できるため、機材を長期間保管する場合にも光触媒機構はおすすめです。
固定用クッション

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付属品に固定用クッションが含まれているか否かも、防湿庫を選ぶ際に重要です。固定用クッションとは、庫内の寸法に合わせてカットされたスポンジ素材のクッションのこと。防湿庫のフロアや引き出し棚に敷いた状態で上に機材を置くことで配置が安定するので、地震などの揺れや衝撃で機材が傷付くのを防止できます。
固定用クッションには平型と波型の2種類がある点にも注目。平型は表面に凹凸がないクッションで、カメラ本体やアクセサリー類の下に敷いて使うのに重宝します。波型はレンズの形状に合わせて仕切られており、レンズを寝かせた状態で保管するのにおすすめ。揺れでレンズ同士が接触して破損するリスクも低減可能です。
防湿庫のおすすめメーカー
東洋リビング(TOYO LIVING)

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東洋リビングは、神奈川の横浜に本社を置く1974年設立の防湿庫メーカーです。電子ドライユニットを世界で初めて開発したことでも知られています。以来、カメラ機材や楽器などの保管に適した多彩なタイプの防湿庫を販売しています。
東洋リビングでは、高性能な乾燥剤式の防湿庫を専門に開発。デザイン性にこだわった防湿庫も販売しており、おしゃれな外観も楽しめます。
トーリ・ハン(TOLIHAN)

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トーリ・ハンは、東京の浅草に本社を置く1983年設立のメーカー。近年は防湿庫の技術を応用して、楽器保管用の加湿保管庫も手掛けています。
トーリ・ハンでは乾燥剤式とペルチェ式、両方の防湿庫を展開。電気代を抑えつつ機材を長期保管したい場合は乾燥剤式、価格と除湿スピードを重視する場合はペルチェ式と、目的に応じた選び分けが可能です。湿度計もアナログ式とデジタル式の両方を用意。好みに合った高品質な防湿庫を選びたい方におすすめです。
ハクバ(HAKUBA)

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ハクバは、東京の亀沢に本社を置く1955年創立のカメラ用品メーカーです。カメラバッグ・レンズフィルター・三脚などの撮影用品に加えて、ドライボックスや防湿庫などの保管用品も幅広く展開。防湿庫にはスチール製キャビネットや強化ガラス扉が採用されているため、手頃な価格ながら優れた耐久性を備えています。
ハクバでは乾燥剤式の防湿庫をリーズナブルな価格で提供。機能性が高い製品を手頃に入手できるので、初心者はもちろん、ドライボックスからのステップアップにもおすすめです。
防湿庫のおすすめ|乾燥剤式(ドライボックス)
東洋リビング(TOYO LIVING) オートクリーンドライ スリムシリーズ ED-55CAT2 B
スリム設計に便利な機能が充実した中型防湿庫です。幅33.8×奥行35.6×高さ59.2cmとコンパクトなため、一人暮らしのワンルームでも設置が簡単。加えて、耐久性の高い日本製の除湿ユニットを搭載しており、長寿命が期待できます。電気代が1日約1円と安いので、電気代を節約したい方にもおすすめです。
「光触媒機構」の搭載にも注目。抗菌・防カビ・消臭の効果が期待できるため、古いカメラやレンズの保管にも好適です。防湿庫内の容量は53L。平型スポンジマット付きのスライド棚板を使った3段構造を採用しており、各段の高さ調節も可能です。波型マットも1枚付属するので、レンズも安定した状態で保管できます。
庫外コンセントも便利。天板は機材に傷が付きにくいABS樹脂製のため、天板を充電や一時置きの場所として活用できます。日本製のアナログ湿度計が付属するのも魅力です。
東洋リビング(TOYO LIVING) オートクリーンドライ Black&Whiteシリーズ ED-80CAT2 BW
スタイリッシュな外観に仕上げられた防湿庫です。白色と黒色のツートンカラーを外装に採用。加えて、強化ガラス扉は高級シルク印刷で仕上げられています。単なる保管庫としてだけではなく、インテリアとしても楽しみたい方におすすめです。
防湿庫の外寸は幅42.3×奥行40.6×高さ61.1cm。庫内容量は77Lで、高さ調節も可能な平型スポンジマット付き引き出し棚を全段に使った3段構造を採用しています。レンズが不意に転がるのを防ぐ波型ホルダーも付属。機材を綺麗に整理できます。
防湿庫のトップテーブルは傷に強いABS樹脂製で、耐荷重5kgに対応。庫外コンセントも搭載しており、テーブルタップを使えば複数台のカメラを同時充電できます。扉は鍵付きなので、子供のいたずら防止にも有効です。
東洋リビング(TOYO LIVING) オートクリーンドライ スタンダードシリーズ ED-120CATP3 B
大量の機材をまとめて保管できる、高性能な大型防湿庫です。高さ86.6cmのタワー型デザインに、大容量116Lの収納スペースを用意。高さ調節も可能なスポンジマット付き引き出し棚板を全段に使った、4段構造を採用しています。
庫内コンセントが2口搭載されているのも便利。庫内でカメラを保管しながら充電できるほか、付属のLEDバーライトを点灯させるための電源としても利用可能です。なお、LEDバーライトはマグネットで簡単に着脱できます。
大型の防湿庫ながら省エネ設計なのも魅力。電気代が1日約1円と安いので、光熱費を節約しつつ大量の機材を長期保管できます。庫内環境をクリーンに保てる光触媒機構も内蔵。クラシックカメラやオールドレンズの保管にも好適です。
東洋リビング(TOYO LIVING) オートクリーンドライ ワイドシリーズ LD-160CDWS B
多くの機材を持っている方に適した大型防湿庫です。幅84cmのワイドデザインを採用しているのが特徴。左右を分ける中央支柱は簡単に取り外せるため、長物の収納にも柔軟に対応できます。600mmを超える大型の超望遠レンズの収納にもおすすめです。
観音開きの強化ガラス扉はハンドル一体型なので、どこに手をかけても開けられます。左右両方に鍵が付いているため、セキュリティ性も良好。最上段の奥には2口の庫内コンセントがあり、高輝度LEDバーライトの電源としても使用可能です。また、照明は庫外の右上隅にある非接触センサーに手をかざすだけで簡単にON/OFFできます。
日本製の除湿ユニットも完備。湿度計はデジタル式で、温度も同時に表示します。庫内容量は160Lで、防湿庫の最下段は左右ともに引き出し棚を採用。波型のクッションが1枚付属するのも魅力です。
東洋リビング(TOYO LIVING) オートドライ ハローキティコラボモデル ED-40KITTY
かわいらしい見た目に高い除湿性能を備えた小型防湿庫です。ハローキティとのコラボモデルで、ホワイトを基調にしたエレガントな筐体にキティの装飾をあしらったデザインを採用。無骨なイメージのある防湿庫をかわいく設置したい方にもおすすめです。
外寸は幅34×奥行32.6×高さ39.2cmとコンパクト。防湿庫のキャビネットはオールスチール製なので、キュートな見た目に反して作りは頑丈です。庫内容量は34Lで、棚板付きの2段構造を採用。棚板は取り外せるため、望遠レンズの収納にも対応できます。
スチール扉には電池交換不要のアナログ湿度計を搭載。防湿庫内のダイヤルを操作することで、湿度を調節できます。省エネ設計で作られているので、電気代の節約にも有効です。
トーリ・ハン(TOLIHAN) DRY-CABI エターナルシリーズ EH-80
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長期間にわたって愛用しやすい高品質な中型防湿庫です。乾燥剤式の除湿ユニットを内蔵しており、ダイヤルによる細かな湿度調節に対応しています。
幅40×奥行37.5×高さ64.3cmの外寸で、庫内容量は77L。本防湿庫は、クッションシート付きの樹脂製棚板を使った3段構造を採用しており、カメラの収納目安は5~7台程度です。棚板は取り付け位置の調節に対応。クッションシートは、トーリ・ハン伝統のブルーで着色されています。
防湿庫に付属するアナログ湿度計も長寿命。経年変化によって誤差が増えがちな弱点が抑えられており、10年以上の実用性能を維持できると謳っています。
ハクバ(HAKUBA) E-ドライボックス KED-25AZ

コンパクトに設置できる小型防湿庫です。約幅35.8×奥行34.8×高さ29cmの省スペース設計なので、デスクや棚の上にも手軽に設置可能。小さめのサイズながら庫内容量は25Lと充実しています。
スチール製キャビネットと強化ガラス扉の採用で耐久性も良好。扉は鍵付きのため、小さな子供がいる家庭でもいたずらを防げます。防湿庫内には平型のクッションマットが標準で付属。別途購入する手間は不要です。底部には高さを調節できるアジャスターを備えており、不整地にも安定した状態で置けます。
湿度計はアナログ式を採用。温度も同時に確認できます。湿度の調節は庫内のダイヤルで操作します。電気代が1日当たり約1円と安いのも魅力です。
ハクバ(HAKUBA) E-ドライボックス KED-40AZ

2台目の防湿庫の導入を検討している方にもおすすめの小型防湿庫です。約幅35.8×奥行34.8×高さ42cmのコンパクトボディに、2段式の庫内構造を採用しています。
棚板の素材にはキャビネットと同じく丈夫なスチールを使用。上段にもフルサイズ一眼など、重量級の機材を配置しやすい仕様です。
防湿庫内の容量は40Lで、上下両方の段に平型のクッションマットを用意。標準ズームレンズ付き一眼カメラ3台と、中望遠域までの交換レンズ2本程度を保管する場合などにおすすめです。
湿度は庫内奥の除湿ユニットに付いているダイヤルで調節可能。付属のアナログ式湿度計は、温度も同時に計測可能です。
ハクバ(HAKUBA) E-ドライボックス KED-85W

幅広デザインを採用する中型防湿庫です。約幅58×奥行38.3×高さ51.7cmと横に長く設計されているのが特徴。望遠レンズを横置きしやすく、飛行機や野鳥の撮影を趣味で嗜んでいる方にもおすすめです。
防湿庫内の容量は85L。頑丈なスチール棚板を使った2段構造により、上下両段に重量級の機材を配置可能です。
上下両方に平型クッションマットを用意。湿度はダイヤルで調節します。湿度計はアナログ式で、温度の同時計測にも対応。扉は鍵付きで、地震の揺れで機材が防湿庫の外に飛び出るのも防げます。
防湿庫のおすすめ|ペルチェ式
トーリ・ハン(TOLIHAN) DRY-CABI プログレスシリーズ PD-55
スマートに使える機能が充実した中型防湿庫です。引き出し式のクッション付き棚板を使った3段構造を採用しており、収納した機材の出し入れが楽。庫内容量は50Lです。
防湿庫の正面右上部に「デジタルコントローラ」を搭載している点にも注目。初心者でも温度・湿度・各種機能などの操作が直感的に行えます。また、全ての操作を庫外で完結できるため、扉を開閉する頻度を減らせるのもポイント。電気代をなるべく抑えて防湿庫を使いたい方にもおすすめです。
庫内の右奥に搭載されたLEDライトも便利。防湿庫の中を明るく照らせるので、奥にしまった機材も楽に見つけられます。本体サイズは幅32×奥行32×高さ59cm。デジタルコントローラの隣には、デジタル温湿度計が内蔵されています。
インニュートラル(INNEUTRAL) Re:CLEAN RC-25
スタイリッシュに設置できる小型防湿庫です。約幅40×奥行27.5×高さ30cmのコンパクト設計で庫内容量は25L。木製脚が付いたおしゃれなホワイトも選べるので、白色系の家具で部屋のインテリアを統一している方にもおすすめです。
老舗メーカーと共同開発した国産のアナログ湿度計が防湿庫に付属するのもポイント。職人の手作業で作られており、高精度で湿度の計測が可能です。デザイン性も高く、レトロな外観も楽しめます。
防湿庫内には平型のスポンジマットを搭載。湿度の調節はダイヤルで行います。
インニュートラル(INNEUTRAL) Re:CLEAN RC-50L
スリム設計に高性能を凝縮した中型防湿庫です。日本製のペルチェを使用したハイパワー除湿ユニットを搭載。高い除湿性能を備えており、1日当たり約1.3円と安い電気代で使用可能です。国産の高精度なアナログ湿度計も付属します。
防湿庫の外寸は約幅29×奥行33.5×高さ58cm。やや細身のデザインなので、狭い部屋の片隅にも気軽に設置できます。庫内容量は50Lで、平型スポンジマット付きトレーを使った3段構造を採用した製品です。
インニュートラル(INNEUTRAL) Re:CLEAN RC-105L NEXT
機能が充実している大型防湿庫です。ハイパワーの除湿を実現するユニットを備えているうえ、デジタル管理の完全自動除湿に対応。手動で湿度を調節する手間がほとんど不要なので、大量の機材を楽に保管したい方にもおすすめです。
庫内全体を照らせるLEDライトを標準搭載しているのも便利。ライトのON/OFFや湿度調節などの操作は、庫外右上部のデジタル温湿度計横にあるパネルで行えます。防湿庫内の容量は105Lで、平型スポンジマット付きのスライドトレーを使った4段構造を採用。フルサイズ一眼とレンズをあわせて収納できる容量を備えています。
鍵付き強化ガラス扉には開閉しやすい取手付き。本体サイズは約幅41×奥行42×高さ77cmです。また、庫内充電用のUSBポートを搭載しています。
アルベックス(ARVEX) HOKUTO 防湿庫 HSシリーズ HS-41L
機材保管に必要な機能がコンパクトにまとまった小型防湿庫です。幅29×奥行32.1×高さ48.6cmの省スペース設計に、3段構造を採用。室内の限られたスペースを有効活用して機材を保管したい方にもおすすめです。
庫内容量は41L。手頃な価格の防湿庫ながら、棚板は取り付け位置の調節にも対応。また、平型と波型両方のスポンジマットが各1枚ずつ付属するので、収納機材に応じて庫内を細かくアレンジできます。
アルベックス(ARVEX) HOKUTO HBシリーズ HB-88EM
フルオート除湿に対応した多機能な中型防湿庫です。工場出荷時に庫内湿度が40%に保たれるように設定済みなのが特徴。面倒な湿度の調節がほとんど必要なく、コンセントに繋げるだけで機材保管に適した環境を用意できるため、手間を最小限に減らしたい方にもおすすめです。
防湿庫の業界で初と謳っているタッチスクリーンを搭載しているのもポイント。温湿度計の明るさも調節できるため、寝室にも置きやすい仕様です。さらに、庫内右奥に全段を照らせるLEDライトバーも備えています。
庫内容量は88L。棚板は機材を傷付けない強化樹脂製で、引き出しや高さ調節にも対応します。平型と波型のレンズマットも各1枚ずつ付属しているのも魅力です。
ドライボックスと違い、防湿庫では除湿に使う乾燥剤を交換する手間が不要なので便利。また、湿度を設定した後は、ほとんど放置するだけで機材の保管に適した環境を保てるため、初心者でも適切な保管を手軽に行えます。気になった防湿庫を導入して、自慢の機材を長く愛用できるよう活用してみてください。