カメラを始めたら用意しておきたいアイテムが「防湿庫」。庫内の湿度を一定に保った状態で機材を保管することでカビの発生を軽減できるため、湿度の高い環境で重宝します。
今回は、カメラ機材の保管におすすめの防湿庫をご紹介。初心者向けに防湿庫の特徴や選び方に加えて、ドライボックスとの違いも詳しく解説します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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防湿庫とは?
防湿庫とは、カメラ機材をカビやホコリから守ってくれる保管庫のこと。内蔵の除湿装置で庫内の湿度を機材保管に最適な30~50%に保てるため、日本のように多湿な季節の多い環境でもカメラやレンズをカビの発生から保護できます。
機材にカビが生えてしまうと、描写がモヤがかったように濁ったり、動作に異常が起こったりします。修理に出すと数万円を超える金額が必要になる場合も。後悔しないために、使用後は機材を防湿庫でしっかり保管しましょう。
また、保管だけではなく機材のディスプレイに活用できるのもメリット。LED灯を搭載するモデルは保管中の機材を美しく照らせるので、撮影時以外もお気に入りの機材コレクションを愛でられます。大事な機材の長期保管におすすめです。
防湿庫とドライボックスの違い
防湿庫とよく比較される保管機材であるドライボックス。機材を湿度の上昇から保護する役割は両方とも共通していますが、プラスチック製のドライボックスは金属製の防湿庫よりも半額以下の安い価格で購入可能です。手軽に保管環境を用意できるため、カメラを始めたばかりの初心者にも人気があります。
ただし、基本的に電源を入れたら自動で湿度を最適に保てる防湿庫と違い、ドライボックスでは湿度の管理は自分で行う必要があります。また、除湿に使う乾燥剤は機能を自身では再生できないので、定期的に交換する手間も発生。機材保管の煩わしさを最低限に減らしたい方は、防湿庫がおすすめです。
防湿庫の選び方
除湿方式をチェック
電気代が安く長く使える乾燥剤式
乾燥剤式の防湿庫は除湿にゼオライトなどの再生可能な乾燥剤を使用します。乾燥剤に吸着させた庫内の湿気を、加熱によって蒸発させることで庫外へ放出。高い除湿効果がありながら消費電力は少ないため、年間通して電気代を抑えられます。
耐久性が高いのも乾燥剤式防湿庫のメリットです。除湿の工程で空気を結露させる必要がなく、内部の電気部品が腐食するリスクを低減。長く使える防湿庫を探している方にもおすすめです。
ただし、除湿スピードはそれほどはやくないのが乾燥剤式防湿庫のデメリット。乾燥剤の除湿機能を回復させるための加熱再生時間が必要になるため、頻繁に機材を出し入れすると除湿が追いつかなくなる場合もあります。
除湿スピードがはやいペルチェ式
ペルチェ式の防湿庫は優れた冷熱性能を持つペルチェ素子を含むユニットを除湿に使用します。庫内の湿気を冷却板に結露させて取りこみ、庫外の放熱板まで導いて自然乾燥させることで除湿。除湿スピードがはやいため、頻繁に機材を出し入れする方におすすめです。
乾燥剤式より価格が安いのもペルチェ式防湿庫の魅力。初めて防湿庫を購入する方はもちろん、中級以上でコスパを重視するユーザーにも人気があります。
ただし、消費電力が乾燥剤式と比べてやや高めなのがデメリット。長く使用していると結露によって電気部品が腐食するリスクもあります。
機材の量にあわせて容量を選ぶ
防湿庫を選ぶ際は収納できる機材の容量も重要です。所有している機材の総量に対してぎりぎりの容量だと、機材が出し入れしにくくなる場合も。新しい機材を追加した場合も収納しきれず、別途買い足さなければならない可能性もあります。防湿庫を購入する際は容量に余裕のある製品を選びましょう。
防湿庫で人気なのが50L程度の中容量モデルと80L以上の大容量モデル。50L防湿庫は小型一眼カメラ2〜3台と交換レンズ10本程度が収納できるため、ドライボックスからのステップアップにもおすすめです。
フルサイズ一眼や大口径レンズを複数所有している方は、80L以上の大容量防湿庫がぴったり。横長モデルなら長い望遠レンズも横向きで収納できます。
湿度の調節方法をチェック
防湿庫は製品ごとに湿度の調節方法が異なります。カメラ機材を大切に保管したい方は、湿度の調節方法をチェックしておきましょう。
防湿庫のなかには、ダイヤルを回して湿度をコントロールできる製品が存在します。ダイヤル操作を採用した製品は、庫内の湿度状況にあわせて調節可能。自動で庫内の湿度をコントロールする製品は、電源を入れておくだけで安定した湿度を保ちやすいのがメリットです。
市販の乾燥剤を入れるドライボックスの場合、アナログ式の湿度計をチェックしながら湿度を管理するのがポイント。乾燥剤は使い切りタイプのため、あらかじめ交換用の乾燥剤を準備しておきましょう。
使い勝手のよい機能をチェック
湿度計は電池切れの心配がないアナログ式がおすすめ
湿度計は庫内湿度の確認と管理に欠かせないアイテムです。庫内の湿度をリアルタイムで表示できるため、扉の閉め忘れや除湿ユニットの故障などで、庫内環境に異常が生じた場合もすばやい察知と対処が可能になります。
湿度計はアナログ式とデジタル式の2種類があり、アナログ式は電池が不要です。電池切れが原因で異常の察知が遅れることもないので、より安心して機材を保管できます。
デジタル式と比べて、安定して高い精度を発揮できるのもアナログ式湿度計の魅力。計測値の誤差をより少なく抑えられます。また、飛行機の計器類のようにおしゃれなデザインも魅力。実用性とデザイン性の両方を重視したい方におすすめです。
カメラの充電もするならコンセント搭載が便利
利便性を重視するなら庫内にコンセントを搭載している防湿庫もおすすめ。カメラに付属するACアダプターやバッテリー充電器を直接接続できるのが特徴です。機材を保管しながらバッテリーの充電も同時に行えるので、小型ミラーレスやコンデジなど、本体内充電を標準採用する機材を充電する場合にも重宝します。
庫内コンセントが2口あれば、機材複数台の同時充電も可能。機材ディスプレイに使うLED灯の電源としても使えます。また、最近はコンセントではなくUSBポートを搭載している防湿庫も登場。充電用のUSBケーブルしかカメラに付属していない場合でも、手軽に庫内でバッテリー充電が可能です。
光触媒搭載なら防カビ効果が期待できる
光によって化学反応を早める光触媒が焼き付けられたシートと、動力源になる可視光LEDで照射する光触媒機構。光触媒シートに可視光LEDを照射すると強力な酸化力が発生します。酸化作用による抗菌効果で空気中に漂う細菌やカビ菌を分解・除去できるのが光触媒の特徴です。
さらに、防カビ効果などもあわせ持っており、機材を防湿庫の中で保管することでクリーン効果が得られます。
クラシックカメラやオールドレンズなど古い機材を所有している方にもおすすめ。中古機材はもちろん、家族から受け継いだ年代モノの機材を良好な状態に保ちつつ、長期保管できます。
防湿庫のおすすめメーカー
東洋リビング(TOYO LIVING)
東洋リビングは、1974年に設立された全自動防湿庫の総合メーカーです。電子ドライユニットを開発したメーカーとしても知られています。
東洋リビングの防湿庫は、光触媒機構を備えた日本製の電子ドライユニットを搭載しているのが特徴。優れた除湿力を発揮するので、湿度が上がりやすい時期でも快適な庫内を保ちやすいのがメリットです。
防湿庫内にコンセントを内蔵している製品や、庫内を明るく照らすLEDライトがある製品など、ラインナップは豊富。さまざまな製品のなかから、用途に適した製品を見つけやすいのも魅力です。
トーリ・ハン(TOLIHAN)
トーリ・ハンは、1983年に設立した防湿庫メーカーです。一般用から業務用まで、さまざまな種類の防湿庫をラインナップしています。
トーリ・ハンの防湿庫は、機能性と使いやすさを兼ね備えているのが特徴。EHシリーズはアナログ式の湿度計を搭載しているので、庫内の湿度をひと目で把握しやすいのがメリットです。また、整理整頓しやすくて必要な機材をすぐに取り出しやすい構造を採用しています。
ハクバ(HAKUBA)
ハクバは、主に撮影用品を展開しているメーカーです。カメラバッグ・三脚・液晶保護ガラスなど、さまざまな製品を取り扱っています。
ハクバの防湿庫は、コンパクトサイズモデルや中型モデルなどラインナップが豊富。カメラ機材のサイズに応じて収納スペースをアレンジできる製品や、鍵付きの強化ガラス製扉を採用した製品も人気です。
防湿庫のおすすめ|乾燥剤式
東洋リビング(TOYO LIVING) 全自動防湿庫 オートクリーンドライ Black&Whiteシリーズ ED-55CAT2(BW)
スタイリッシュな中型防湿庫です。「東洋リビング」はプロも愛用する防湿庫メーカー。スリムデザインをベースに、白黒のツートンカラーを採用しています。インテリアにもなる防湿庫を探している方におすすめです。
日本製の高性能な電子ドライユニットを搭載しているのがポイント。乾燥剤と光触媒機構で、大事な機材を良好な状態で保護できます。防湿庫の天面にはABS樹脂製のトップテーブルを搭載。取り出した機材の一時保管場所としても使えます。
さらに、アナログ湿度計が日本製なのも魅力。引き出し棚2枚と、レンズが転がらない波型レンズホルダーも付属します。防湿庫の外寸は幅338×高さ592×奥行き356mm。楽に開閉できる鍵付き強化ガラス扉も備えています。
東洋リビング(TOYO LIVING) 全自動防湿庫 オートクリーンドライ スタンダードシリーズ ED-80CATP3B
便利な機能が充実している防湿庫。光触媒機構を備えた乾燥剤式の電子ドライユニットを搭載しており、優れた除湿力とクリーン効果を発揮します。収納容量は77Lで、フルサイズ一眼と大口径レンズを多く所有する方にもおすすめです。
また、防湿庫内に2口のコンセントを搭載しているのもポイント。庫内でカメラを充電するのに重宝します。付属するLEDバーライトの電源としても使用可能。庫内が明るくなるので、機材が探しやすくなる点もメリットです。
防湿庫の外寸は幅423×高さ611×奥行き406mm。鍵付き強化ガラス扉はハンドル一体型のデザインが採用されており、どの高さからもスムーズに開閉可能です。日本製のアナログ湿度計・引き出し棚・波型レンズホルダーなど付属品も充実しています。
東洋リビング(TOYO LIVING) 全自動防湿庫 オートクリーンドライ ワイドシリーズ LD-160CDWSB
ワイドデザインを採用した特大型防湿庫です。160Lと余裕のある容量に加えて、ワンタッチで取り外し可能な中央支柱を搭載。左右スペースを連結すれば超望遠レンズなどの長い機材も横向きで収納できるので、野鳥や飛行機などの作品撮りを主に行う方にもおすすめです。
上品な光がムラなく広がる30連の高輝度LEDバーライトが内蔵されているのもポイント。防湿庫の外装右上にあるセンサーにかざすだけで照明のON・OFFを操作できるため、扉を開けずに機材を探し出せます。
さらに、光触媒機構が付いた日本製の電子ドライユニットも搭載。1日約1円と安い電気代ながら、大切な機材を理想的な環境で保管できます。防湿庫の外寸は幅840×高さ607×奥行き399mm。大きな表示で見やすいデジタル式の温湿度計が付属しています。
トーリ・ハン(TOLIHAN) 防湿庫 ドライ・キャビ EHシリーズ EH-80
長期間の使用に適した防湿庫です。トーリ・ハンはプロフォトグラファーも高く評価する国産防湿庫メーカー。収納容量は77Lで、ブランドの伝統である青いクッションシート付きの半固定式棚板を2枚搭載しています。
また、視認性の高い日本製アナログ湿度計を使っているのもポイント。10年以上使っても誤差が少なく、長期使用に耐える防湿庫を探している方にもおすすめです。
防湿庫の外寸は幅400×高さ643×奥行き375mm。乾燥剤式の除湿ユニットには、故障しにくい機械式湿度スイッチが使われています。万が一不具合が発生しても除湿ユニットを取り外して修理に出せるため、長期間にわたり安心して使用できます。
トーリ・ハン(TOLIHAN) 防湿庫 ドライ・キャビ EHシリーズ EH-150
タワーデザインを採用した特大防湿庫です。141Lと余裕のある大容量を備えながら、外寸が約幅400×高さ1083×奥行き375mmと縦に長く設計されているのが特徴。大量の機材を所有しているけど、防湿庫の設置スペースをあまり広く取れない方にもおすすめです。
鍵付き強化ガラス扉が上下2箇所に搭載されているのもポイント。庫内の機材を取り出す際に防湿庫の前面を全開にする必要がないため、大事な機材が高湿な外気に晒される時間を低減可能です。使用頻度の高い機材と低い機材を分けて整理できます。
長寿命の日本製アナログ式湿度計や、取り外して修理も可能な乾燥剤式除湿ユニットも完備。耐久性が高いのも魅力です。デザインのアクセントにもなる、青いクッションシート付きの棚板も防湿庫に付属しています。
トーリ・ハン(TOLIHAN) 防湿庫 ドライ・キャビ EHシリーズ EH-220W
ワイドデザインを採用したプロ仕様の特大防湿庫です。外寸は幅805×高さ904×奥行き375mmで、217Lという特大容量の収納スペースを用意。フルサイズ以上の一眼カメラや大口径レンズなどシステム一式を収納しても余裕があるため、写歴の長いハイアマチュアの方にもおすすめです。
中央が支柱で区切られていないのもポイント。大口径の超望遠レンズや天体望遠鏡などを横向きで収納する場合にも適しています。さらに、日本製のアナログ湿度計も付属。庫内の湿度を高精度で計測できるので、大事な機材をしっかり保護できます。
ブランドカラーである青色のクッションシート付きスチール製棚板が3枚同梱しているのも魅力。剛性が高く頑丈なため、重量級の機材もしっかり支えられます。本体底部にはキャスターを搭載しており、掃除の際もスムーズに移動可能です。
ハクバ(HAKUBA) 防湿庫 E-ドライボックス KED-25
手頃な価格で導入できる小型の防湿庫です。「ハクバ」は多彩なカメラ用品を扱う日本のメーカー。収納容量は25Lで、小型ミラーレスカメラ1台と交換レンズ3本程度を保管できます。カメラを始めたばかりの初心者にもおすすめです。
除湿ユニットに加熱乾燥で再生可能なシリカゲルを採用しているのもポイント。防湿庫内のダイヤルを回すだけで簡単に使い始められます。湿度と温度を同時に測れるアナログ式の温湿度計も搭載。電気代は1日約1円程度と安く、ランニングコストも抑えられます。
さらに、防湿庫のキャビネットには粉体塗装仕上げが施されたスチールと強化ガラスを使用。外寸は約幅358×高さ270×奥行き315mmとコンパクトなため、デスク脇などの限られたスペースにも手軽に設置可能です。
ハクバ(HAKUBA) 防湿庫 E-ドライボックス KED-40
2段構造を採用した小型防湿庫です。外寸が約358×高さ400×奥行き315mmのコンパクトボディ。スチール製の棚板を内蔵しており、上下両段に機材を収納できます。容量は40Lで、ミラーレス1台と交換レンズ3〜5本を保管するのにおすすめです。
棚板を約25mm間隔で移動できるのもポイント。機材のサイズに応じて庫内の収納スペースをアレンジできます。上段と下段の両方にクッション性のある平型マットが付属。防湿庫と擦れて機材に傷が付くのを防止できます。
除湿性能の高い乾燥剤式を採用しているのも魅力。アナログ式の温湿度計も付いています。さらに、防湿庫の前面に搭載された鍵付きの強化ガラス製扉も便利。子供やペットのいたずらを防げるため、外出時も大事な機材をしっかり保管可能です。
ハクバ(HAKUBA) 防湿庫 E-ドライボックス KED-60
充実の収納力と機能性がリーズナブルに手に入る中型防湿庫です。スチール製の棚板が2枚付属しており、3段構造で使用可能。収納容量が60Lと多く、フルサイズミラーレス2台と望遠を含む交換レンズ5〜7本を保管するのにおすすめです。
乾燥剤式の除湿ユニットを採用しているのもポイント。ダイヤルで簡単に使用でき、機材一式を湿度からしっかり保護できます。アナログ式の温湿度計や鍵付きの強化ガラス扉を搭載。電気代は1日約1円と安く抑えられます。
また、外寸は約幅358×高さ590×奥行き255mm。底部の四隅には安定して設置できる脚を搭載しており、小容量モデルと同様、防湿庫が15°傾いても転倒しないように設計されています。不意の衝撃や揺れによる機材の落下を防げる構造です。
ハクバ(HAKUBA) 防湿庫 ドライボックスNEO KMC-39
カメラを始めたばかりの初心者におすすめの小型簡易防湿庫です。密閉したプラスチック容器の中に機材と付属の乾燥剤を入れて使用します。乾燥剤は使い捨てのため定期的に交換する必要がありますが、金属製の防湿庫と比べてリーズナブルな価格で導入できるのが魅力です。
収納容量は5.5Lで、カメラ1台とレンズ2〜3本程度の保管が可能。最小限の機材しか使用しない方に適しています。本体サイズは幅330×高さ135×奥行220mmとコンパクトです。
防湿庫のおすすめ|ペルチェ式
トーリ・ハン(TOLIHAN) 防湿庫 ドライ・キャビ PDシリーズ PD-40
無音・無振動のペルチェ式除湿装置を採用したおすすめのモデル。容量は40L、サイズは320×320×460mmで、収納はカメラ4~6台が目安です。
庫内にはLEDライトが配置されており、中が見やすいのもポイント。また、棚板はスライド式で、取り出しやすいのも魅力です。デジタルの温度計・湿度計がついているほか、それぞれの設定も可能。季節を問わず、スピーディーな除湿ができるおすすすめの1台です。
インニュートラル(in NEUTRAL) 防湿庫 Re:CLEAN ADVANCE RC-25L
おしゃれなデザインとコスパを両立した小型防湿庫です。「インニュートラル」はハイセンスなカメラバッグやストラップなどを手掛ける日本メーカー。インテリアに馴染む防湿庫を探している方にもおすすめです。
約幅400×高さ300×奥行き275mmとコンパクトなのもポイント。収納容量は25Lで、小型ミラーレスと交換レンズ4〜5本程度の保管に適しています。防湿庫に付属する湿度計は国産のアナログ式を採用。除湿速度のはやいペルチェ式の除湿ユニットも備えています。
人感センサーを持つLED庫内灯を搭載。庫内を明るく照らします。USBポートに別売りのDCケーブルを繋げることで、カメラ本体やバッテリーの庫内充電も可能です。
インニュートラル(in NEUTRAL) 防湿庫 Re:CLEAN ADVANCE RC-50L
収納スペースを自在にカスタマイズできる中型防湿庫です。平型マットと波型マットに加えて、3枚のスライド式棚板を付属。収納量50Lの庫内スペースを自分好みにアレンジできるため、機材を整理整頓して保管したい方にもおすすめです。
熟練の職人が製造したトップクラスの精度を持つ、アナログ式湿度計を採用しているのもポイント。誤差も少なく、安心して機材の保管が可能です。
さらに、ペルチェ式除湿ユニットによる除湿のすばやさも魅力。庫内から機材を頻繁に取り出す場合も、高い除湿力を発揮します。防湿庫の外寸は約幅260×高さ470×奥行き275mm。人感センサー付きLED庫内灯やUSB庫内充電機能も利用可能です。
インニュートラル(in NEUTRAL) 防湿庫 Re:CLEAN ADVANCE RC-80L
インテリアとしても飾れるペルチェ式の大型防湿庫です。アナログ湿度計やLED庫内灯のロゴを小さくするなど細部のデザインにも配慮。主張を抑えることで収納機材の美しさを引き立てており、機材のディスプレイにこだわりたい方にもおすすめです。
収納容量は80L。大容量ながら約幅380×高さ600×奥行き405mmと比較的コンパクトなため、一般的な80L防湿庫では置くことが難しかった場所にも設置可能です。
取付位置が変更できるスライド棚が2枚付属しているのも魅力。ホルダーに沿って引き出せるので、奥にしまった機材もスムーズに見つけられます。平型マットと波型マットを使って収納スペースのカスタマイズも可能です。
ホクト(HOKUTO) HOKUTO防湿庫 ドライボックス HSシリーズ HS-25L
25Lの収納容量を備えているコンパクトな防湿庫です。本体サイズは幅380×奥行き260×高さ280mm。設置スペースが限られている場合に便利です。ACアダプターのほか、スポンジマットやデジタル湿度/温度計が付属。平タイプ2枚のスポンジマットを利用すれば、機材を安定して保管できます。
本製品にはペルチェ式電子ユニットが搭載されており、1日にかかる電気代は約1.2円が目安。24時間除湿運転した場合でも約2.5円と経済的に使用できる点がメリットです。
庫内は気密性が高く、ホコリが混入してしまうトラブルも予防可能。カメラやレンズが汚れてしまうのが心配な場合にもおすすめです。設置後はコンセントに繋ぐだけで使用可能。乾燥剤の交換も必要なく、手間がかからない設計です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 防湿庫 200-DGDRY002
デジタル式の湿度計を搭載した収納容量40Lの防湿庫です。乾燥キャビネットは、ユニット内部の相対湿度レベルを25〜60%RHの範囲で制御できます。設置環境にあわせて、手軽に湿度をコントロール可能です。
コンセントに繋ぐだけで、最適な湿度を自動で保てるのも魅力。乾燥剤を購入したり交換したりする手間を省けます。稼働音は約33dBと優れた静音性を実現。寝室やリビングなど、さまざまな場所に設置できます。
庫内のトレーはスライド式を採用しており、小物類を出し入れしやすいのもポイント。平型と波型のスポンジクッションが付属しているので、カメラやレンズの傷付きを抑えながら保管できます。
防湿庫を1台導入すれば、カメラ機材の保管が楽になります。設定した湿度を自動で維持しやすく、乾燥剤など交換が必要なパーツもないため、手間を省きつつより適切な環境で機材を保管可能。今回ご紹介した防湿庫を参考に、自分にぴったりの製品を入手してみてください。