暗い場所で写真を撮る際や室内撮影で光量が足りない時にあると便利なのが「ストロボ」。近年はカメラ本体のスペックが向上しているものの、内蔵フラッシュだけではカバーしきれない際に活躍してくれるアイテムです。

とはいえ、カメラ初心者にとってはどれを選んだよいのか判断が難しいもの。そこで今回は、ストロボの選び方やおすすめの製品をご紹介します。

ストロボとは?

ストロボとはカメラに取り付けて光を補ってくれる道具のこと。カメラのフラッシュでも暗い部屋や夜間に光を補って撮影することはできますが、それだけでは光量が足りなかったり、光を補うための設定が難しかったりと、さまざまな問題が出てきます。そんな撮影状況で効果を発揮するのが取り付けるタイプのストロボです。

カメラのストロボって効果あるの?

ストロボを使用することで効果やメリットがあります。カメラのフラッシュのみでは光量が足りなく、ISO感度をあげるしか方法がないような場合でも、ストロボを使えば、ISO感度を必要以上にあげることなく撮影が可能。これによりよりノイズが少ない撮影が可能になるので、大きな効果を得ることができます。

カメラのストロボの選び方

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ストロボの光量(ガイドナンバー)

ストロボの発する光の量(強さ)は選ぶ際にチェックしておきましょう。ガイドナンバーは数字が大きいほど強い光量であることを表します。

ただし、メーカーによってどの照射角度の際に表したガイドナンバーかは異なるので、単にあるメーカーの方がガイドナンバーが高いからといって、そのメーカーの方が強い光とはいえません。

例えばニコンのガイドナンバーが34でキヤノンが58だとしても、もともとの照射角度が異なることがあります。ガイドナンバーを見る際は、メーカーが記載しているガイドナンバー表を確認しましょう。

照射角

照射角が狭ければより遠くへ光を届けることができます。望遠レンズなどを主に使用する方は、照射角が狭くできるものを選ぶとよいでしょう。

照射角はガイドナンバーと関わりがあり、照射角が狭くなるとガイドナンバーが大きくなり、照射角が広くなるとガイドナンバーは小さくなります。焦点距離ごとのガイドナンバーをチェックしておくとよいでしょう。

角度の調整機能

ストロボの角度調整機能も選ぶ上では重要です。内蔵のフラッシュは基本的にカメラ上部に固定されており、上下や左右に動かしたりすることができません。

「この角度から光があったら、より画像がきれいになる」という状況では、角度調整機能がついたものがおすすめです。上下だけに角度調整が可能なものや、上下左右に角度が調整できる自由度が高いものまでさまざまです。

ワイヤレス機能

ストロボにはワイヤレス機能がついているものもあり、カメラから離れた場所から光を補うことができます。ワイヤレス機能があれば、角度調整よりもさらに自由度の高い撮影が可能。ワイヤレスには光学式と電波式があり、最近では電波式に移行しつつあります。

価格

カメラ本体やカメラ周辺機器は一つひとつが高価なものが多いので、やはり価格も気になります。ストロボの価格は、ワイヤレス機能など高機能になればなるほど高価になる傾向があります。自分の予算内で必要な機能がついたバランスのよいストロボを選ぶことが重要です。

カメラのストロボのおすすめメーカー

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キヤノン

キヤノンのストロボは純正品ならではのメーカー補償やキャノンのカメラとの相性のよさが特長。製品の数はそれほど多くはありませんが、付属品などが豊富なのでさまざまな撮影に対応できます。

ニコン

ニコンのストロボは、さまざまな価格帯の製品があり、予算や使い方によって多彩な選択ができるのが魅力。ワイヤレス機能がついているものも多く、最新の一眼レフカメラとの相性もよいです。

ソニー

ソニーのストロボは他メーカーよりも低価格な製品が多いのが特長です。LEDライトを搭載したモデルもあり、動画撮影にも活用できるのも魅力。ソニー製のカメラとの親和性もバッチリです。防塵防滴設計などのストロボもあるので、アウトドア志向の方にもおすすめです。

ペンタックス

ペンタックスのストロボはシンプルな構造で操作性が高いのが特長です。目立った機能はそれほどありませんが、その分価格も抑えられており、直感的にな操作が可能。また、オートフラッシュの精度が高いのもポイントです。

ニッシンジャパン

ニッシンジャパンのストロボは低価格で高機能、さまざまなメーカーに対応した製品が揃っています。ガイドナンバーも大きく、たくさんの光量を確保できる製品も豊富。ワイヤレスやオートズーム機能など多くの機能が詰まっているのがニッシンジャパンのストロボの魅力です。

カメラのストロボのおすすめ人気モデル

キャノン(Canon) スピードライト 430EX 3-RT

電波式ワイヤレスにも対応した、キャノンの純正ストロボです。ガイドナンバー43で、焦点距離24-105mmに対応しています。

3方向への角度調節機能もついており、ワイヤレス機能と合わせると非常に自由度の高い使用が可能。また、人物の目に光を映し込むためのキャッチライトパネルが内蔵されているのも特長で、暗い部屋などでも明るい表情を演出できます。

発光量なども細かく設定できるのも便利。価格と機能のバランスが取れているので、キャノンのカメラユーザーならぜひ持っておきたいストロボです。

ニコン(Nikon) フラッシュスピードライト SB-5000

ニコンのハイエンドストロボで、ワイヤレス発光やオートFPハイスピードシンクロ撮影、マルチポイントAF補助光など豊富な機能が魅力の製品。

ガイドナンバーは焦点距離が35mmの時で34.5、200mmの時で55と大光量な仕様となっています。フラッシュヘッドは連続使用していると発熱してしまいますが、独自のクーリングシステムが搭載されているため、発熱を抑えられるのもポイント。

D5、D850、D500、D7500などの一眼レフカメラに対応し、アマチュアからプロに至るまで幅広いカメラユーザーにおすすめのストロボです。

ソニー(SONY) フラッシュ HVL-F45RM

LEDライトが搭載されたソニーのおすすめストロボ。静止画と動画の両方に使用可能なLEDライトを搭載し、ソニーのさまざまなカメラに使用できるマルチインターフェースシューに対応しています。

照射角は24-105mmの焦点距離に対応し、ワイヤレスでも使用可能です。防塵防滴設計となっており、アウトドアでの使用でも安心。ADI調光やハイスピードシンクロ機能など、価格の割には機能が豊富なストロボのため、ソニーのカメラをお使いの方におすすめの製品です。

ペンタックス(PENTAX) オートストロボ AF201FG 30458

ペンタックスのコンパクトなストロボ。マニュアルでのガイドナンバーは20で、発光モード切り替えダイヤルで簡単操作ができるのが特長です。上下に最大135度までの角度調整が可能。

ホットシューを含む18箇所にシーリングが施されており、防塵防滴性能も付いているため、ちょっとしたホコリや水滴であればしっかりとシャットアウトするおすすめのストロボです。

ニッシンデジタル i40

ニッシンで人気のあるストロボです。そこまで高価ではないですが、左右上下への自由な角度調節が可能で、ワイヤレス機能も付属しています。照射角105mmでガイドナンバーは40と大光量なのも特長です。

照射角を手動で設定できる「マニュアルズーム機構」を搭載。ワイヤレス機能やスレーブストロボとして使用するときに活躍します。