写真撮影の表現力を向上させるのに役立つカメラアクセサリーが「ストロボ」です。環境光の状態に関係なく、イメージ通りの明るさと色合いで撮影できるため、撮影スキルを上達させるのに重宝します。
そこで今回は、おすすめのストロボ・フラッシュをご紹介。初心者向けに選び方も解説しているので、自分の撮影目的に適したアイテムを見つけるための参考にしてみてください。
- 目次
- カメラ用のストロボ・フラッシュとは?
- カメラ用のストロボ・フラッシュの必要性
- カメラ用のストロボ・フラッシュの選び方
- カメラ用のストロボ・フラッシュのおすすめメーカー
- カメラ用のストロボ・フラッシュのおすすめ
- カメラ用のストロボ・フラッシュの売れ筋ランキングをチェック
カメラ用のストロボ・フラッシュとは?

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ストロボとは、写真の撮影で使われるカメラ用の照明アクセサリーのことです。クリップオンストロボ・エレクトロニックフラッシュ・スピードライトと、メーカーによって呼び方は異なりますが、一般的にはストロボという名称がよく使われています。
フラッシュという別名の通り、本体上部にあるヘッドから閃光を発せられるのが特徴。自然光の影になる部分を照らして明るさを補ったり、室内でイメージ通りの明るさや被写体本来の色合いを再現したりする場合などに重宝します。
なお、ストロボにはカメラ本体に搭載されている「内蔵タイプ」と、アクセサリーシューに取り付けて使用する「外付けタイプ」の2種類が存在。本記事では、外付けタイプのストロボについて詳しくご紹介します。
カメラ用のストロボ・フラッシュの必要性

エントリークラスからミドルクラスの一眼カメラには、多くのモデルに内蔵フラッシュが搭載されています。照明効果には限界があるため、ワンランク上の表現を目指すのであれば、外付けストロボを導入するのがおすすめです。
ストロボは、内蔵フラッシュと比べて光量が多く、遠くまで閃光を照射できるのが特徴。近距離にある被写体以外も照らせるので、一定の間合いを取りつつ望遠レンズで行うポートレート撮影などにも重宝します。
また、正面からでしか発光できない内蔵フラッシュと違って、照射する角度や位置を自由に調節できるのも魅力。被写体に当たる光の質感を和らげたり、自然な陰影になるように影の出方を操作したりできるため、よりイメージに近い撮影が可能です。
カメラ用のストロボ・フラッシュの選び方
光量(ガイドナンバー)をチェック

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ガイドナンバー(GN)とは、ストロボをフル発光したときのレンズの「F値」と「距離の関係」を示したもの。使うF値が同じ場合、ガイドナンバーが大きくなるほど光が届く距離も延びるので、ストロボの光量の大きさを示す目安として使われています。
初めてストロボを導入する場合は、ガイドナンバーが40程度のモノを選ぶのがおすすめ。被写体からある程度距離を取っても撮影に十分な光量が得られるため、初心者の方でもイメージに近い撮影が楽しめます。
ISO 100の場合、「GN÷F値=距離(m)」の数式で光が届く距離を算出可能。例えば、ガイドナンバーが40の場合、F4だと10m 先まで照らせるので、望遠レンズを使った撮影にも役立ちます。
なお、ISO 200では1.4倍、ISO 400では2倍、ISO 800では2.8倍すれば、使用するISO感度に対応した数値を算出できます。
首の可動範囲をチェック

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ストロボ選びでは、首部分の可動範囲も重要なポイントです。ストロボが放つ閃光は硬質で強いため、正面から被写体に直接当てると、顔や細部の陰影が消えてのっぺりとした写りになってしまいます。
首部分の可動範囲が広ければ、ヘッドを動かして天井や壁に反射させる「バウンス」という撮影テクニックが活用可能。反射によってストロボ光を拡散させることで、柔らかな光を被写体に当てられます。自然で違和感のないライティングが可能です。
エントリーモデルでは、上下方向の首振りにのみ対応している場合がほとんど。もしポートレートやテーブルフォトの撮影で使う場合は、左右の壁にバウンス発光できるよう、左右方向にも首振りできるモデルを選ぶのがおすすめです。
初心者にはTTL機能(自動調光機能)付きがおすすめ

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初めて外付けストロボを使う場合は、TTL機能(自動調光機能)に対応したモデルが使いやすくて便利。TTLとは、「Through The Lens」の略で、プリ発光でレンズを通して得た撮影距離などの情報から、適度な発光量を自動で算出できる機能のことです。
マニュアル方式のストロボでは、露出計を使うなどして適度な発光量を自分で算出しないといけないのが難点。価格は安いですが、撮影距離やカメラの設定を変更するたびに発光量を細かく調節する必要があるため、ある程度の技術と慣れが要求されます。
TTL機能に対応したストロボならば、シャッターボタンを押すだけで適度な発光量を取得可能。発光量の調節も普段の露出補正と同じような感覚で行えるので、初心者の方でもライティングを駆使した撮影が手軽に楽しめます。
その他の機能をチェック
ワイヤレス機能

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ワイヤレス機能は、表現力を高めるのに役立つ機能です。ストロボをカメラから離した状態でリモート発光できるので、好みの位置からストロボ光を照射できるのが特徴。正面から当てる順光以外にも、側面から当てるサイド光や、背後から当てる逆光なども手軽に再現できるため、理想的なライティング効果を作り出せます。
なお、ストロボに発光の指令を送信するコマンダーが必要。内蔵フラッシュを使って代用できる場合もありますが、複数台のストロボを駆使した「ワイヤレス多灯撮影」を行うなら、操作性を重視して別売りの専用コマンダーを用意しておくのがおすすめです。
ハイスピードシンクロ機能

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ハイスピードシンクロ機能も要チェック。通常、ストロボ撮影を行う場合は、シャッタースピードが1/250秒程度に制限されます。同調速度よりも速くシャッターを押すと、シャッター幕が開き切らずに光が当たった部分が影として写ります。
そこで役に立つのが、ハイスピードシンクロ機能。シャッター幕の開閉に合わせて微光量で連続発光することで、同調速度を超える高速なシャッター速度でも光を満遍なく行き渡らせられます。絞りを開けてボケ味を生かした撮影が楽しめます。
日中の野外で逆光の被写体を明るく照らしつつ、ボケ表現も取り入れた撮影にもおすすめ。ただし、ハイスピードシンクロ機能は光量が弱くなり、電池の消費も大きくなるため、多用しすぎないように注意しましょう。
カメラ用のストロボ・フラッシュのおすすめメーカー
ゴドックス(Godox)

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ゴドックスは、中国の深圳に本社を置く1993年設立のカメラ用ストロボメーカーです。一般的なクリップオンストロボのほか、スタジオ撮影で多用される電源一体型のモノブロックストロボや、動画撮影用の外部モニターやマイクなども手掛けています。
ゴドックスのストロボは、コスパに優れているのが特徴。カメラメーカー純正のモノと比べて安い価格で入手可能です。関連アクセサリーとのセット価格も安いため、初心者の方はもちろん、導入コストを抑えたい写真家からも強い人気があります。
また、各メーカーのカメラごとに対応するストロボを用意しているのも魅力。キヤノン・ニコン・ソニーなどの主要メーカーを網羅しているので、自分のカメラに適したストロボをリーズナブルに入手できます。
キヤノン(Canon)

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キヤノンは、1937年設立の総合映像機器メーカーです。ミラーレス一眼やコンデジなどで有名ですが、ストロボをはじめとしたカメラアクセサリーやプリンターも積極的に展開しています。
キヤノンのストロボは、EOSシリーズとの親和性が高いのが特徴。カメラやレンズと連携して高精度な調光を行う「E-TTL II 自動調光」システムを採用しています。また、カメラ側でもストロボ設定を操作できるため、スムーズなストロボ撮影が可能です。
さらに、先進的な機能が採用されているのもメリット。手軽に適切な照射角で自然なバウンス撮影が楽しめる「AIバウンス」機能を搭載したモデルや、約160回以上の連続発光に対応するパワフルなモデルなども発売されています。
ニッシン(Nissin)

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ニッシンは、1959年設立のカメラ用ストロボメーカーです。60年以上にわたるストロボの開発で培った確かな技術力と、独創的な開発力を有しており、日本やドイツのカメラメーカー向けOEMも数多く手がけています。
ニッシンのストロボは、小型で扱いやすいモデルが豊富。サイズや重量を抑えて設計されています。片手で持ってワイヤレス発光し続けても、手に負担がかかりにくいのがメリットです。
また、機能性に優れているのも魅力。独自の電波式ワイヤレス通信システム「NAS」を採用したモデルや、マシンガンような連続発光が可能な高耐久モデルも発売されており、プロ写真家から根強い人気があります。
カメラ用のストロボ・フラッシュのおすすめ
ゴドックス(Godox) クリップオンフラッシュ キヤノン用 V350C
コスパに優れた手のひらサイズのカメラ用ストロボです。重さ約290g、サイズ約150×62×38mmの軽量コンパクトなボディでガイドナンバー36に対応。持ち運びやすく、TTL自動調光に対応するため、初心者の方にもおすすめです。
電源に専用のリチウムイオン充電池を採用しているのもポイント。小型ながら、約500回のフル発光や約1.7秒の高速チャージが可能です。また、バッテリーを挿入していないときは外見ですぐわかるので、乾電池式と違って電源の持ち忘れにすぐ気付けます。
本製品はキヤノン専用のモデルですが、ニコン・ソニー・富士フイルム・オリンパスなどの専用モデルも展開。価格が安いため、ストロボを安く入手したい方におすすめです。
ゴドックス(Godox) クリップオンフラッシュ キヤノン用 V860III-C
優れた機能性を備えるコスパ良好のカメラ用ストロボです。76Wsの大出力に対応し、20〜200mmの照射角をカバーするズーム機能を搭載。余裕のある光量で遠くまでフラッシュを届けられるため、本格的なライティング撮影におすすめです。
手頃な価格ながら上下127°・左右330°の幅広い可動域に対応するバウンス機能を備えているのもポイント。加えて、ハイスピードシンクロ撮影や、別売りのコマンダーを使った電波式ワイヤレス通信によるリモートフラッシュにも対応します。
電源にリチウムイオン充電池を採用しており、約480回のフル発光や約1.5秒の高速チャージが可能なのも魅力。また、TTLモードとマニュアルモードを瞬時に切り替えられるクイックスイッチや、10段階の調光に対応するLEDモデリングランプなどの便利な機能も搭載しています。
ゴドックス(Godox) TTL Li-ion ラウンドヘッドカメラフラッシュ キヤノン用 V1C
自然なライティング効果が得られるカメラ用ストロボです。円形のヘッドを採用しているのが特徴。大出力の76Wsに対応し、周辺部までより均一で美しい配光が可能なので、ポートレートやウェディングの作品撮りなどにおすすめです。
ヘッド先端部にマグネットを内蔵しており、ドームディフューザーやカラーフィルターなどのアクセサリーをワンタッチで装着できるのもポイント。また、28〜105mmの照射角に対応するズーム機能や、上下127°・左右330°の可動域を持つバウンス機能も搭載しています。
独自の電波式ワイヤレス通信機能「Xフラッシュシステム」に対応しており、100mの範囲内までワイヤレス調光が可能なのも魅力。レシーバーとしてだけではなく、コマンダーとしても使えるため、自由度の高いライティング撮影が楽しめます。
キヤノン(Canon) スピードライト 470EX-AI
初心者の方でも高度な撮影が手軽に楽しめる高性能なカメラ用ストロボです。重さ約385gと軽量ながら、ガイドナンバー47と大光量。ヘッドの可動領域は上120°・左右180°で、高精度と定評の「E-TTL II自動調光」にも対応しています。
独自機能「AIバウンス撮影」を搭載しているのもポイント。AIの活用によって適切なバウンス角と発光量を全自動で設定できるので、初心者の方でも簡単に自然なバウンス撮影が楽しめます。
また、横位置で記憶させたバウンス角を縦位置でも反映させる「AI.Bセミオート撮影」にも対応しており、ライティング中級者以上の方にもおすすめです。
照射角は24〜105mmの画角で、内蔵のワイドパネルで最広角14mmまで対応できるのも魅力。さらに、光の質を和らげるのに重宝するバウンスアダプターも付属します。
キヤノン(Canon) スピードライト EL-1
プロ写真家の現場でも活躍できる高性能なカメラ用ストロボです。新設計の高耐久キセノン管を発光部に採用。さらに、ガイドナンバー60の最大光量でも、約0.9秒の高速チャージと約160回以上の連続発光が可能です。動きのあるハイライトシーンが続くスポーツやウェディングの撮影などにおすすめです。
マニュアル発光では最小1/8192まで設定できるのもポイント。繊細なライティングが可能なので、花のマクロ撮影や手持ちでの星空ポートレート撮影などにも活用できます。また、電波式と赤外線式のワイヤレス発光にも対応しており、センダー(親機)とレシーバー(子機)の両方で使用可能です。
ストロボ本体は防塵・防滴仕様で、電源に専用のリチウムイオン充電池を採用しているのも魅力。バッテリー残量の常時表示にも対応するため、撮影中でも交換のタイミングを効率よく把握できます。
ニッシン(Nissin) スピードライト オリンパス/パナソニック用 i400

ミニマムボディに多彩な機能を備えたカメラ用ストロボです。重さ約200g、約高さ85×幅61×奥行き85mmと小型軽量ながらガイドナンバー40に対応。価格が安く抑えられているので、小型のミラーレス一眼で使う入門用ストロボとしてもおすすめです。
電源に単3電池を4本使用でき、コンパクトながら発光量・チャージ速度・電池寿命で高い性能を実現しているのもポイント。また、24〜105mmの照射角をカバーするオートズーム機能や、上90°・左右180°のバウンス機能にも対応しています。
TTLモードとマニュアルモードの両方でダイヤルを使って直感的に光量を調節できるシンプルな操作性も魅力。加えて、ハイスピードシンクロや、光の軌跡を描くのに役立つ「後幕シンクロ」などの発光機能も活用が可能です。
ニッシン(Nissin) スピードライト オリンパス/パナソニック用 i60A
大光量と高度なワイヤレス発光が軽快に使用できるカメラ用ストロボです。ガイドナンバー60の大光量ながら、重さ約300gの軽量コンパクトボディで実現。また、マニュアルモードでは最小1/256の繊細な光も使えるので、さまざまな場面で柔軟に対応できます。
独自の電波式ワイヤレス通信「NAS」に対応したレシーバー機能を内蔵しているのもポイント。別売りのコマンダーと連携することで、日中屋外や障害物がある場所でも安定した通信が利用できるため、ワイヤレス発光を積極的に活用したい方にもおすすめです。
小型ながら上90°・左右180°のバウンス機能や、24〜200mmの照射角に対応するオートズーム機能を搭載しているのも魅力。加えて、キャッチライトパネルやワイドパネルのほか、動画撮影用のLEDライトも備えています。
ニッシン(Nissin) マシンガンストロボ キヤノン用 MG60C

小型ボディで連続発光性能に優れている高性能なカメラ用ストロボです。発光部に高耐熱クオーツ管を採用。ガイドナンバー60のフル発光時でも、チャージ時間が最短約1.2秒とマシンガンのように素早いため、本格的なスポーツ撮影などにおすすめです。
大光量と高速リサイクルタイムに対応しながら、重さは約390gと軽量で、約高さ116×幅73×奥行き98mmとコンパクトなのもポイント。本製品はキヤノン専用モデルですが、ニコンとソニーの製品向けモデルも用意されており、フルサイズミラーレスとの組み合わせに適しています。
電波式ワイヤレス通信「NAS」に対応したレシーバー機能を搭載しているのも魅力。また、マグネットで着脱可能なスライド式ズームカバーを採用しており、照射角を24〜200mmの範囲からオート・マニュアルで柔軟に変更可能です。
ニコン(Nikon) スピードライト SB-700
小型で扱いやすいガイドナンバー28対応のカメラ用ストロボです。重さは約360gと軽量で、約幅71×高さ126×奥行き104.5mmのコンパクトボディを実現。軽快に持ち歩けるので、本格的なライティング撮影がいつでも気軽に楽しめます。
ワイヤレス発光時に2グループの光量比を直感的に設定できる「クイックワイヤレスコントロールモード」機能を搭載しているのもポイント。2灯ワイヤレス撮影が手軽に楽しめるため、ライティング初心者の方にもおすすめです。
上下97°・左右各180°の首振りにも対応しており、柔軟なバウンス撮影が可能なのも魅力。ポートレート撮影で生き生きとした瞳を演出できるキャッチライト反射板や、ホワイトバランスの自動調節が可能なハードタイプのカラーフィルターなども付属します。
ソニー(SONY) フラッシュ HVL-F28RM
多彩な機能を小型ボディに備えたカメラ用ストロボです。ガイドナンバー28に対応しながら、重さ約219g、約幅65.1×高さ83.5×奥行き91.4mmと軽量かつコンパクト。防塵・防滴に配慮した設計を採用しており、α7Cなど小型ミラーレス一眼との相性もよいので、スナップ撮影での使用にもおすすめです。
TTL自動調光はもちろん、カメラ側のメニューからも光量や発光モードなどの各種設定が可能なのもポイント。撮影中にグリップから手を離すことなく、ファインダーを覗いたままでも操作できるため、よりシャッターチャンスに集中できます。
上下120°のバウンス撮影やハイスピードシンクロ撮影に対応しているのも魅力。さらに、電波式ワイヤレス通信機能も内蔵しており、コマンダーとして最大5グループ・15台のストロボをワイヤレス制御できます。
ソニー(SONY) フラッシュ HVL-F46RM
携帯性と大光量を両立したカメラ用ストロボです。重さ約308g、全長約114.7mmの軽量かつコンパクトボディで、ガイドナンバー46の大光量を実現。軽快なフットワークで本格的なライティング撮影が楽しめるので、野外でのポートレート撮影にもおすすめです。
全方向からの衝撃に耐えられる堅牢性を備えた金属シュー構造や、防塵・防滴に配慮したシーリング構造が採用されているのもポイント。また、オーバーヒートが起こりにくい設計のため、長時間のフラッシュ撮影にも活躍できます。
左右180°・上下158°のバウンス撮影のほか、ハイスピードシンクロ撮影や電波式ワイヤレス通信などに対応しているのも魅力。なお、電池1セットで発光回数は320回以上、発光間隔は約2秒を実現しています。
ソニー(SONY) フラッシュ HVL-F60RM2
プロの求める機能が充実した高性能なカメラ用ストロボです。ガイドナンバー60の大光量と、20〜200mmの幅広い照射角度をカバー。発光回数240回以上、発光間隔約1.7秒と基本性能にも優れているので、難易度の高いライティングにもしっかり対応できます。
対応カメラと組み合わせることで、10コマ/秒で約200回の高速連写に連動して発光できるのもポイント。フラッシュが同期発光せず失敗カットになるのを防ぎつつ、安定した連続発光撮影が可能なため、スポーツ撮影での使用にもおすすめです。
独自機構「クイックシフトバウンス」を採用しているのも魅力。横位置で設定したバウンス角度を保ったまま、縦位置へ迅速に移行できます。構図変更時の意図しない角度変化を防ぐことが可能です。また、フラッグシップモデルにふさわしい優れた耐久性や耐候性も備えています。
オーエムシステム(OM SYSTEM) エレクトロニックフラッシュ FL-700WR
優れた機動力と機能性を兼ね備えたカメラ用ストロボです。ガイドナンバー42の大光量ながら、重さ約303gの小型軽量ボディで実現。片手でも操作しやすく、防塵・防滴・耐低温設計も採用しているので、ワンオペで行う野外ライティング撮影にもおすすめです。
フル発光でもリサイクルタイムが約1.5秒と高速なため、少ない待ち時間でスムーズにフラッシュ撮影を進められるのもポイント。また、電波式ワイヤレス通信機能も搭載しており、ワイヤレス多灯撮影のコマンダー兼レシーバーとしても使用できます。
上下90°・左右180°のバウンス撮影やハイスピードシンクロ撮影に対応するのも魅力。さらに、OMシリーズのカメラに搭載されているコンピュテーショナル撮影機能とも連携できるほか、動画撮影に役立つLEDライトも搭載しています。
オーエムシステム(OM SYSTEM) エレクトロニックフラッシュ FL-900R
連写追従性に優れた高性能なカメラ用ストロボです。ガイドナンバー58の大光量を備えており、フル発光でもチャージ時間が約2.5秒と高速なのが特徴。また、最高10コマ/秒の高速連写にも追従して発光できるため、スポーツ撮影などにもおすすめです。
防塵・防滴・耐低温などの耐候性が充実しており、過酷な環境でも故障を心配せず撮影に没頭できるのもポイント。動画撮影用のLEDライトを搭載しているほか、三脚ハイレゾショットや深度合成などのコンピュテーショナル撮影機能とも連携できます。
赤外線通信を使ってワイヤレスフラッシュと連動できるコマンダー機能を搭載しているのも魅力。さらに、別売りのコマンダーやレシーバーと組み合わせることで電波式ワイヤレス通信にも対応するので、自由度の高いワイヤレス多灯撮影が可能です。
富士フイルム(FUJIFILM) クリップオンフラッシュ EF-X500
おしゃれな外観に便利な機能を備えたカメラ用ストロボです。重さ約380gと軽量ながら、ガイドナンバー約50と大光量。ハイスピードシンクロ撮影に対応しているので、日中の野外でボケ味を生かしたポートレート撮影を楽しみたい方にもおすすめです。
赤外線通信を利用したワイヤレス多灯機能を搭載しているのもポイント。ワイヤレス多灯撮影時でもTTL自動調光に対応しているため、複雑な光量の設定操作が必要なく、通常の1灯撮影時と近い感覚で多灯ライティングが手軽に楽しめます。
Xシリーズのカメラに合わせたレザー調テクスチャーを採用したスタリッシュなデザインも魅力。防塵・防滴構造なので、野外撮影でも気兼ねなく使用可能です。加えて、上下100°・左右315°のバウンス機能や、動画撮影用のLEDライトも搭載しています。
富士フイルム(FUJIFILM) クリップオンフラッシュ EF-60
大光量と多彩な機能を軽量ボディに備えた高性能なカメラ用ストロボです。ガイドナンバー60の大光量ながら、重さわずか約300gと軽いのが特徴。上90°・左右各180°のバウンス機能や、24〜200mmの画角に合わせて照射角を調節するオートズーム機能も搭載しており、自然で無駄のないライティング撮影が行えます。
ニッシンと共同開発した電波式ワイヤレス通信のレシーバー機能を内蔵しているのもポイント。別売りのコマンダーと組み合わせることで、日中屋外や障害物があるような場所でも自由な配置のワイヤレス多灯撮影が可能です。
赤外線通信機能を備えているのも魅力。電波が不安定な環境でも安定したライティングシステムを構築できるので、場所の制限がなくワイヤレス多灯撮影を楽しみたい方にもおすすめです。
カメラ用のストロボ・フラッシュの売れ筋ランキングをチェック
カメラ用のストロボ・フラッシュのランキングをチェックしたい方はこちら。
カメラのホットシューに装着するだけで、内蔵フラッシュよりも自由で多彩なライティング表現が可能なのがストロボの魅力。TTL自動調光機能やオートズーム機能など、最近は初心者の方でも手軽にストロボ撮影が楽しめる機能も充実しています。ぜひ気になったカメラ用のストロボやフラッシュを入手してしてみてください。