カメラ機材を掃除するときに欠かせないメンテナンス用品が「ブロアー」です。カメラやレンズの表面に付着したチリやホコリを簡単に吹き飛ばせるため、クリーニングクロスで拭く際に細かな傷が付くのを防げます。

しかし、さまざまな特徴を持つブロアーが販売されているので、初めて購入する方はどれを選ぶべきか迷ってしまう場合も。そこで今回は、カメラ用ブロアーの選び方を踏まえたうえで、おすすめの製品をご紹介します。

カメラ用ブロアーの必要性とは?

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ブロアーはカメラ機材をメンテナンスする際に使うアイテム。カメラやレンズを掃除する際はクリーニングクロスのみを使用する方が多いですが、ブロアーを併用することで大事な機材をより丁寧に清掃できるのが特徴です。

カメラやレンズの表面には目で見えない微細なチリやホコリが付着しています。異物が付いたまま拭くと機材の表面に細かな傷ができてしまうため、クリーニングクロスを使用する際は事前にブロアーを使ってチリやホコリを除去しておくのがおすすめです。

カメラ用ブロアーの選び方

手動ポンプ式をチェック

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カメラ用ブロアーは手動ポンプ式のモノを選ぶのがおすすめです。エアダスターのように空気を強力に噴射できるスプレータイプのブロアーも存在します。しかし、風量が強すぎるため、チリやホコリが隙間の奥に詰まってしまうという欠点があります。

手動ポンプ式のブロアーはポンプ部分を握るときの力加減で吹き出す風量を調節が可能。掃除する箇所ごとに適した風量を自分で選べるほか、最大風量でも奥に異物が詰まるほど強力ではないので、初心者の方でも安全にカメラ機材をメンテナンスできます。

強力にホコリを飛ばすなら風量をチェック

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風量の強さもカメラ用ブロアー選びでは重要なポイントです。どんなに携帯性に優れたモノでも、風量が弱いと機材の表面に付着したチリやホコリを満足に吹き飛ばせません。不自由なくメンテナンスを進めるためにも、十分な風量が使えるブロアーを選びましょう。

手動ポンプ式のブロアーはポンプ部分のサイズが大きいほど、握ったときにノズルから噴き出る風量が多くなるのが特徴。表面にしつこくこびりついたホコリを除去したいときなどは、なるべく大容量ポンプを備えたカメラ用ブロアーを選ぶのがおすすめです。

持ち運びたいならコンパクトなモノを

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持ち運ぶ機会が多いならコンパクトなブロアーを選ぶのがおすすめです。ポンプ部分を小さくしたり、短めのノズルを取り付けたりと携帯性を重視した設計が採用されているのが特徴。カメラバッグに収納しやすく、持ち運びも簡単なので、外出先でカメラ機材をメンテナンスする場合にも快適に使用できます。

ただし、ポンプ部分が小さすぎると、チリやホコリを吹き飛ばすのに十分な風量が得られないため注意が必要。携帯性と機能性の両方を考慮するなら、指先だけで使うモノではなく、手のひら全体で握れるサイズのポンプを備えたブロアーを選んでみてください。

合成ゴム素材の注意点をチェック

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合成ゴム素材を採用したブロアーは取り扱いに際して注意が必要です。合成ゴム製のブロアーは大風量が手頃な価格で入手できるため根強い人気がありますが、長期間にわたって使用していると劣化によってひび割れしやすいという弱点があります。

ひび割れた合成ゴムのかけらはブロアーの内部に入り込むのが難点。破損した状態のまま使用すると中からゴム片が飛び出てカメラやレンズを傷付けてしまうことがあります。

合成ゴム製のブロアーを使用する際は、事前にひび割れなどの破損が表面にないかを確認しておくと安心。また、なるべく細かい期間で交換するのがおすすめです。

カメラ用ブロアーのおすすめ

ハクバ(HAKUBA) シリコンブロアーブラシ 02 KMC-87

強力エアーとブラシできれいに掃除できるカメラ用ブロアーです。先端に着脱できるナイロン製のブラシが付属するのが特徴。ブラシでゴミを掻き出してからブロアーで吹き払えるので、メンテナンス用のブラシを持っていない方にもおすすめです。

ポンプ部の直径は約53mmで、ブロアー本体の素材には柔らかいシリコンゴムが採用されているのもポイント。ポンピング時にしっかり握れるように、側面には滑りにくい立体的なライン形状が施されており、快適に清掃を進められます。

ブロアーの底部に幅広のスタンド形状を採用することで、テーブルの上などに自立させて置けるのも魅力。また、ノズルの付け根と着脱式ブラシにストラップを取り付けられるホールが設けられており、外出時で持ち運びにも重宝します。

ハクバ(HAKUBA) ハイパワーブロアー プロ 02 L KMC-84L

パワフルな大風量で定評のあるプロ仕様のカメラ用ブロアーです。独自の3穴吸気口によって大容量180ccのポンピングがストレスなく行えるのが特徴。強力噴射でゴミを吹き飛ばせます。

ノズル先端までソフトなシリコン素材で作られており、使用時に機材と接触してしまった場合でも傷を付ける心配が少ないのもポイント。また、ゴムくささが少なく、劣化もしにくいので、快適に長期間使える大型ブロアーを探している方にもおすすめです。

サイズは約全長180×直径65mmで、握りやすいように立体的なライン形状のグリップが採用されているのも魅力。立てて置きやすい幅広スタンド形状や、携帯時に便利なストラップホールなども備えています。

ケンコー(Kenko) パワーブロワー ダブルノズルセット KPB2-DN

3通りの使い方が可能な人気のカメラ用ブロアーです。先端のノズルを付け替えられる構造を採用しているのが特徴。広範囲を清掃する場合はロングノズル、細かいエリアを掃除する場合はショートノズルというように目的に応じて使い分けられます。

ロングノズルの先端に着脱可能なブラシも付属しており、ブロアーの噴射で飛ばし切れなかったゴミを除去できるのもポイント。ブラシは柔らかな山羊の毛で作られているため、大事な愛機が傷付かないように優しくメンテナンスしたい方にもおすすめです。

本体の素材のにおいが気にならず、劣化にも強いシリコンゴムを採用しているのも魅力。ロングノズル装着時のサイズは全長157×直径57mmで、自立も可能なので、机の上で転がらずに置けます。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) シリコンブロワー ショートノズル KSBS

噴射の正確性と携帯性に優れた小型のカメラ用ブロアーです。重さ57g、全長136×直径59mmの軽量コンパクトな本体にショートノズルが搭載されているのが特徴。収納や持ち運びが手軽に行えるため、主に外出時に使用したい方におすすめです。

短いノズルを採用することでポンピング時のブレが軽減されており、空気をまっすぐに噴射できるのがポイント。レンズフィルターに付着したホコリや水滴もしっかり吹き飛ばせるので、砂ボコリや雨のなかで撮影を決行する場合にも重宝します。

本体はにおいが少ないシリコンで作られており、単体で自立できる構造を採用しているのも魅力。加えて、帝人の超極細繊維「ミクロスター」を使用した高性能なレンズクロスが付属するため、拭き掃除にも活用が可能です。

ユーエヌ(UN) シリコンショットブロー UNX-133

コンパクトで扱いやすいコスパ良好のカメラ用ブロアーです。人気のシリコンブロアーにショートノズルを採用してカスタマイズ。全長116×直径52mm、重さ44gと小型・軽量に設計されているため、携帯性を重視する方にもおすすめです。

ノズルも含めたブロアー全体がシリコンで作られているのもポイント。劣化による欠片の噴射によって大事なカメラやレンズを傷付ける心配がありません。また、ノズルが本体に強く接着されて抜けにくい安全設計も採用されています。

手に程よく収まるコンパクト設計ながら、普段使いに十分な風量を噴射できるのも魅力。加えて、価格が安く気軽に入手できるので、カメラを始めたばかりの初心者の方にも適しています。

ユーエヌ(UN) ジャンボハリケーン UN-1301

優れたコスパで根強い人気のあるカメラ用ブロアーです。ノズルを含めたブロアー全体の素材にゴムが採用されているのが特徴。大型のゴム球の圧縮によって強力な空気を噴射できるので、カメラやレンズに付着したホコリをしっかり吹き飛ばせます。

全長134×直径54mm、重さは44gで、大風量ながらも扱いやすい本体サイズに収まっているのもポイント。全体が合成ゴム製のため、においや劣化には注意が必要ですが、強力な噴射力が安い価格で入手できるので、コスパ重視の方におすすめです。

底部を逆さにすることで自立可能なデザインを採用しているのも魅力。また、ポンプ部の表面にはストライプ状の滑り止め加工が施されています。

エツミ(ETSUMI) キューティーブロアー E-52

実用的なかわいいデザインで人気のあるカメラ用ブロアーです。ペンギンのくちばしをイメージした独自のくびれを持つ「ペンギンノズル」を採用。逆さに自立させたときのフォルムがペンギンの姿に似ているため、机上のインテリアとしても楽しめます。

ペンギンノズルは狙った場所に空気を吹き付けやすい形状をしているのもポイント。ダイヤルやレンズマウントの隙間などをピンポイントで清掃する場合にもおすすめです。ブロアー本体の素材には無臭のシリコン、ノズルにはPVCが使われています。

約全長125×直径54mmと軽量コンパクトなのも魅力。手の小さな方でも馴染みやすいサイズ感なので、連続噴射しても疲れにくく、快適にカメラやレンズのメンテナンスを進められます。

Akineko シリコン製カメラ用ブロアー AKINEKO-0132J

優れた機能性と大風量を兼ね備えた人気のカメラ用ブロアーです。直径65mmの大型ポンプによって、大容量180ccの強力な空気を噴射できるのが特徴。カメラの清掃にはもちろん、プリント用紙の表面に付いたホコリや紙片を除去する場合にもおすすめです。

ゴム臭がなく、カメラ機材や環境に優しいシリコンがポンプ部分の素材に使われているのもポイント。側面には滑り止めと転がり防止の機能を持つライン形状のグリップが搭載されており、底部には自立できるスタンド形状のデザインが採用されています。

ノズル先端に着脱できるブラシが付属しているのも魅力。ダイヤルやレンズ鏡筒などの隙間に付着した細かなホコリを除去する場合などに重宝します。

VSGO ノズル取替式ブロアー V-B02

取替式のノズルを採用した高性能なカメラ用ブロアーです。2種類の長さを持つノズルが付属するのが特徴。レンズのメンテナンスにはショート、センサーのクリーニングにはロングというように、用途に応じて適切な長さのノズルを使い分けられます。

フィルターをノズル取付部に装着できるのもポイント。ノズルの吹出口からは常にフィルターで濾過された清潔な空気を噴射できるため、高級なカメラ機材を細心の注意を払ってメンテナンスする場合にもおすすめです。

ノズル先端を含めてブロアー全体に柔らかいシリコン素材が採用されているのも魅力。誤って機材に接触しても傷が付くリスクを抑えられます。また、底部には自立できる吸盤を備えているほか、フィルターは水洗いで繰り返し使用も可能です。

JJC カメラ用無塵エアブロアー CL-ABR

高機能とデザイン性を両立したカメラ用ブロアーです。吸気口と排気口の間に一方通行のエアバルブが搭載されているのが特徴。汚れた空気が逆流することがないため、機材をメンテナンスする際は常に清潔な空気だけを噴射が可能です。

吸気口にフィルターを装着できるのもポイント。取付部には磁気吸引設計が採用されており、フィルターが汚れても簡単に交換が可能です。また、柔らかいシリコンのノズルを使用しているので、機材に接触しても傷が付くリスクが抑えられています。

ロケットの発射台を模したおしゃれなスタンドが付属するのも魅力。ノズルに装着させた状態で立てるとロケットのようなフォルムになるため、普段は机上のインテリアとして飾りたい方にもおすすめです。

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番外編|エアダスターはカメラ用ブロアーとして代用できる?

エアダスターはカメラ用ブロアーとしては基本的におすすめしません。風量が強すぎてチリやホコリが隙間の奥に詰まってしまうことがあるのが理由。加えて、ごく稀に内部の液体が噴射時に飛び出て機材を汚してしまうなどのリスクも考えられます。

エアダスターはカメラのような精密機器のメンテナンスにはあまり向かないのが難点。思わぬトラブルを避けるためにも、なるべくカメラ機材のメンテナンスには手動ポンプ式のブロアーを使用するのがおすすめです。