ボックス内に被写体を置くだけで、自宅でも本格的な写真が撮れる「撮影ボックス」。一眼カメラはもちろんのこと、スマホでもきれいに被写体を撮影できるアイテムです。サイズや照明の明るさなど、さまざまなタイプが取り揃えられています。

そこで今回は、撮影ボックスの選び方とおすすめの製品をご紹介します。どれを選べばよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

撮影ボックスの効果は?

By: rakuten.co.jp

撮影ボックスとは、照明が上部に付属した箱状のツールのこと。ボックス内に置いた被写体を照明が満遍なく照らすので、輪郭がくっきりとした明るい写真に仕上がります。

蛍光灯や白熱灯下で撮影すると、暗すぎたり被写体本来の色が出なかったりしますが、撮影ボックスを使うことで自宅撮影で起こる難点をクリア。ミニスタジオ・簡易スタジオなどともいわれ、クオリティの高い写真を撮影できます。

撮影ボックスで撮ったきれいな写真は、フリマアプリやネットオークションに出品する際にも有利。商品をきれいに見せ、背景が商品の邪魔をすることもないので、目に留まりやすくなります。SNSの普及もあり、手軽に写真をネット上にアップする機会が多くなった今こそ、あると便利なアイテムです。

撮影ボックスのおすすめ|大型タイプ

ハクバ(HAKUBA) スタジオボックス75 DSB22-75

ハクバ(HAKUBA) スタジオボックス75 DSB22-75 2023

シンプルな立方体デザインの撮影ボックス。75cm角の大型設計を採用しています。正面や斜め上からの撮影をする際に便利です。

光が拡散し、影の少ない自然な写真を撮りやすいのも特徴。被写体をきれいに撮影できます。また、3種類の背景紙が付属しており、撮影シーンごとに使い分けできるのが便利です。

本体には、ポリエステル素材を採用。専用ケースが付属しているので、持ち出しも可能です。スマホだけでなく、一眼カメラやミラーレスカメラで写真を撮る方にもおすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 撮影ボックス 200-DG017

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 撮影ボックス 200-DG017 2018

約8000lmの高輝度を実現する撮影ボックスです。自然光に近い5400Kの色温度を採用しており、被写体本来の色を映しやすいのがポイント。フィギュアや小物の撮影に便利です。

AC電源で動くため、電池切れの心配もなく、長時間の撮影に対応できるのがメリットです。背景色のバックスクリーンはシワができにくいプラスチック素材を採用し、さまざまなアレンジを加えながら撮影できます。本体にはポリエステル素材を使用。手軽に撮影したい方におすすめです。

PULUZ 長方形撮影ボックス

PULUZ 長方形撮影ボックス 2024

初心者でも使いやすいシンプルな設計の撮影ボックスです。本体サイズは大きめで設計されており、さまざまなアイテムの撮影が可能。小物から大きな被写体まで幅広い用途で活躍します。正面だけでなく、俯瞰撮影に対応しているのもポイントです。

本体は高輝度な672個のLEDライトが搭載されており、無段階での調光が可能。被写体を均一に明るく照らせるため、本格的な写真が撮影できます。ボックスにはナイロン素材を採用。簡単に組み立てられるので、使いやすいモノを探している方におすすめです。

PULUZ 撮影ボックス PU5060

PULUZ 撮影ボックス PU5060 2017

初心者が使いやすい大型撮影ボックスです。 本体サイズは一辺が約60cmで設計されており、幅広い被写体を撮影できます。真上や斜め上からの撮影にも対応しているので、多角的な撮影ができるのもポイントです。

本体に高輝度なLEDライトを2本搭載しているのも特徴。明るさを無段階で変えられるため、撮影環境に合わせて微調節したいときに便利です。専用のリモコンで光量を自由にコントロールできるので、初心者が安心して使えます。そのほか、6色の背景布が付属しており、被写体の雰囲気に合わせながら背景を選べるのが魅力です。

軽量なナイロン素材が使われており、簡単に持ち運べるのも特徴。扱いやすく、高品質な光で照らせるモノを探している方におすすめです。

FOSITAN 撮影ボックス M90A

FOSITAN 撮影ボックス M90A 2020

使いやすさと高機能を両立させた撮影ボックスです。本体サイズは一辺約94cmで、さまざまな被写体の撮影が可能。正面をはじめ上からの撮影にも対応しており、豊富なバリエーションで撮影できます。

無段階の調光機能を搭載しているのが魅力です。本体には、航空用アルミニウム基板を採用しているため、耐熱性が高いのもポイント。付属のディフューザーを使用することで、やさしい雰囲気を演出できます。撮影シーンにこだわる方におすすめです。

Neewer フォトスタジオ撮影テント 10071238

Neewer フォトスタジオ撮影テント 10071238 2014

シンプルで使いやすいソフトボックスデザインの撮影ボックスです。光が拡散する設計を施すことで、被写体の影を薄くして明るい印象の写真が撮れます。本体サイズは一辺約60cmで設計されているため、フィギュアやファッション雑貨の撮影にぴったりです。

ナイロン素材を採用しているのも特徴。また、真っ白なボックスを採用することで、反射を拡散する効果が期待できます。組み立てと収納が簡単なのも魅力です。

SAMTIAN 撮影キット M80

本格的な撮影ができる大型の撮影ボックスです。一辺あたり約83cmのサイズで設計されており、大きめの被写体も撮影できます。インテリア雑貨や小型の電化製品などを撮影する際に便利です。

防水仕様のためメンテナスがしやすいのもメリット。4色の背景布が付属しており、被写体に合わせた撮影環境を整えられるのもポイントです。

また、126個のSMDライトを搭載し、12000〜13000lmまでの高輝度を実現。無段階調光に対応しているため、ストロボを使用せずにきれいな写真が撮影できます。

撮影ボックスのおすすめ|コンパクトタイプ

MUNBYN 撮影ボックス

色再現性に優れた撮影ボックスです。LEDライトビーズを搭載することで、高品質な光で照らせます。明るさは10段階調節が可能。色温度のコントロールがしやすく、フリマに出品する商品撮影やフィギュアの撮影に便利です。

水平と垂直のアングルから撮影ができるのもポイント。本体に6種類の背景が付属しているため、さまざまなバリエーションで撮影できます。

持ち運びやすい設計が施されており、コンパクトに折りたたんで収納できるのもメリット。初めて撮影ボックスを使う方におすすめです。

DUCLUS 撮影セット30×30cm DUCLUS0101

DUCLUS 撮影セット30×30cm DUCLUS0101 2020

コンパクトで使いやすい撮影ボックスです。本体サイズは約幅30×奥行30×高さ30cm。アクセサリーや小物雑貨の撮影に便利です。正面・真上などの撮影に対応できるため、一つの被写体に対してさまざまなアングルで撮影できます。

本体には、ビーズタイプの高品質LEDライトが搭載。明るい照明環境をつくれます。色温度の調節も可能なため、料理などの被写体を魅力的に演出できるのがメリットです。リモコンでコントロールできるので、初めての方でも簡単に操作可能。機能性が良好ながら比較的安いモノを探している方におすすめです。

DUCLUS Light Box

DUCLUS Light Box 2022

使いやすさと機能性を両立させた撮影ボックスです。本体上部にリングライトを搭載しているのが特徴。ボックス内部を明るく照らすことで、高品質な色再現を実現します。光拡散布が付属しているため、光をやわらげた撮影を行えるのも魅力です。

付属品が充実しているのも特徴。6枚のPVC素材と2枚の紙素材の背景素材が付属しているため、多様な写真表現に対応できます。コンパクトな設計が施されているので、気軽に持ち出せるのも便利です。一眼カメラでインテリア雑貨の撮影をする方にもおすすめです。

Lightdow 撮影用ボックス

Lightdow 撮影用ボックス 2023

コンパクトに折りたたんで収納できる撮影ボックスです。高品質なLEDライトを120個搭載しており、色彩豊かな写真が撮影できます。USB接続に対応しているため、モバイルバッテリーやPCから接続して使用できるのもメリットです。

俯瞰撮影に対応しているのもポイント。背景素材は全6種類付属しており、多彩なバリエーションが楽しめます。SNSやブログ用の写真を撮る方におすすめです。

ヒラノ照明 次世代撮影ボックス 革明 EK-SB003

ヒラノ照明 次世代撮影ボックス 革明 EK-SB003 2019

使いやすさと高機能が両立した撮影ボックスです。本体に140個のLEDライトを搭載しており、屋内でも良質な照明環境がつくれます。色温度を昼白色・昼光色・電球色の3種類から選択できるのもメリットです。

本体に光反射素材を採用することで、光をやわらかく拡散させられるのもポイント。ふんわりとした雰囲気を演出する際に便利です。

専用の収納バッグが付属しているため、使用後はコンパクトに収納できます。自宅で小型フィギュアやアクセサリーなどの撮影をする方におすすめです。

PULUZ 撮影ボックス

PULUZ 撮影ボックス 2017

コスパに優れた小型の撮影ボックスです。2つのLEDライトバーを搭載し、2方向から被写体を明るく照らせるのが特徴。マルチアングル撮影に対応しているため、カメラを複数所有している方におすすめです。手軽に準備できるので、小さな被写体やアクセサリーなどの撮影で活躍します。

6種類のEVA背景布が付属しているのもポイント。被写体の雰囲気に合わせて背景を変更できるほか、クロマキー合成用としても使用可能です。

本体サイズは約幅23×奥行24×高さ23cm。スマホから一眼カメラまで幅広く対応できるので、フリマアプリやネットオークション用の写真撮影をする際に便利です。

RemarksJapan 撮影ボックス

RemarksJapan 撮影ボックス 2022

マルチアングル撮影に対応した撮影ボックスです。正面・俯瞰・斜めなどのアングルで撮影できるのが特徴。スマホや一眼カメラの撮影で構図を変更しやすいのが魅力です。USB給電に対応しているため、モバイルバッテリーやPCから給電できます。

背景シートは両面色違いのシートが6枚付属。合計12色の背景シートを使用できるので、多彩な撮影イメージを撮りたい方におすすめです。明るさは10段階から調節可能。リモコン操作で簡単にコントロールできるので、初めて撮影をする方でもすぐに使えるのがメリットです。

折りたたみ収納に対応しているのもポイント。折りたたみ時は、厚さ約2.8cmまでまとめられるため、コンパクトな収納を実現します。専用の収納袋は取っ手が搭載されており、持ち運びやすいのが便利です。

470studio 撮影ボックス

470studio 撮影ボックス 2018

多機能かつコンパクトな撮影ボックスです。マグネット式で簡単に組み立てができるのが特徴。7色のライトを搭載しており、サイバーパンクな雰囲気の写真を撮影できます。フィギュアやジオラマなど、世界観にこだわった写真を撮る方におすすめです。

シンプルな撮影にも対応可能。黒と白の背景布が付属しており、フリマサイト用の商品撮影もできます。本体重量は約1.3kgと比較的軽く、持ち運びしやすい仕様なのも魅力。USB接続で使えるため、撮影前の充電が不要なのも便利です。

撮影ボックスの選び方

撮りたいモノに合わせてサイズで選ぶ

By: amazon.co.jp

撮りたいモノが決まっている場合、被写体が余裕をもって入る大きさのボックスを選びましょう。アクセサリーやコスメ、時計などの小さいモノを撮影するときは、40cm角前後の撮影ボックスがおすすめです。40cm角のボックスは、最大で13インチ程度のノートパソコンが収められるサイズ。スマホやタブレット、携帯ゲーム機などの撮影も可能です。

カバンや靴、ぬいぐるみといった大きめサイズの雑貨を撮りたい場合は、70cm角以上のモノを選んでみてください。プレイステーションなどの家庭用ゲーム機も撮影できます。

また、被写体に合わせて選ぶのはもちろん、撮影スペースや収納スペースを圧迫しない程度の大きさであることも大切。スペースの寸法をあらかじめチェックしておくのが失敗しないポイントです。

光の量・調光機能で選ぶ

By: rakuten.co.jp

撮影ボックスを選ぶときは、光の量を表す「ルーメン(lm)」をチェックしておきましょう。ルーメンの数値が大きいほど、明るいと判断できます。自宅にいながらこだわりの撮影をしたい方は、1500ルーメン以上の製品がおすすめです。

被写体や撮影意図に合わせて明るさを調節したいときは、光の強さを調節する調光機能が便利。無段階の調光機能を搭載した製品なら、より細かく調節できます。

背景のカラーパターンで選ぶ

By: biccamera.com

撮影ボックスの背景は白色が一般的ですが、背景スクリーンのカラーパターンが豊富にあるモノを選ぶと、撮影の雰囲気に変化が生まれます。

緑・青・赤・黄色など、さまざまな色の背景シートが付属しているタイプなら、被写体に合わせて背景色を変更可能。背景色が変わることによって違った表情も楽しめるので、ただ撮影するだけでなく、配色センスやバランスの感性も磨きたい方にもおすすめです。

ディフューザーの有無で選ぶ

By: amazon.co.jp

撮影ボックスに設置された照明では光が強すぎる場合や、被写体をふんわりとやわらかい雰囲気に仕上げたい場合は、ディフューザー付きの撮影ボックスを選びましょう。

ディフューザーとは、照明の前に取り付けて光をやわらげるアイテムのこと。光を拡散させて被写体に届く光の量を調整する効果があるため、被写体をやさしい印象に見せられます。雰囲気を変えたいときに重宝するので、オプションとしてディフューザーが付属していると便利です。

真上や真横など対応している撮影アングルで選ぶ

By: amazon.co.jp

撮影ボックスは、本体上部から照明を照らし、被写体正面から撮影するタイプが主流。被写体を動かせば背面や側面も撮れますが、一方向からの撮影には変わりないため、撮影できる角度が限られてしまいます。

角度を変えて、被写体のさまざまな表情を撮影したい方は、マルチアングルタイプの撮影ボックスを選びましょう。正面からだけでなく、真上や真横からも撮影できるタイプなら、撮影写真の幅が広がります。

また、角度を変えることで陰影の付け方を変えられたり、置き画の撮影ができたりして便利。被写体の魅力を存分に伝えやすくなります。

折りたたみできるかチェック

By: sanwa.co.jp

撮影ボックスは高品質な写真が手軽に撮れる一方で、使い終わったあとの収納場所に困ることも。収納スペースを抑えたい方は、折りたたみできるタイプを選ぶのがおすすめです。本体や付属品をコンパクトにまとめて管理できるため、撮影の準備がスムーズにできます。

なかには、専用ケースが付属したモノが展開されており、本体にホコリや汚れが付着するのを予防できるのがメリット。ケースにはもち手が搭載されている場合が多く、持ち運びやすいのが魅力です。

撮影ボックスの使い方

By: sanwa.co.jp

撮影ボックスを使用するときは、まず収納バッグから撮影ボックス本体を取り出して組み立てます。次に、被写体の色合いや表現したいイメージに適した色の背景スクリーンを選んでセット。最後に、同梱のACアダプターやUSBケーブルを電源に繋げてLEDライトを点灯させたら、基本的な撮影準備は完了です。

LEDライトの明るさが強すぎる場合は、調光機能やディフューザーを使用して光量や光質をやわらげておくのがおすすめ。また、手前などに光が回りきらず、影が気になる場所がある場合は、別途用意したレフ板や白い画用紙を当てるなどで対処しましょう。

しかし、使用する背景スクリーンの色によっては、カメラの露出が影響を受ける場合があるので要注意。白バックで撮るときは露出をやや上げ気味に、黒バックで撮るときはやや下げ気味に設定すると、被写体をより実物に近い明るさで撮影できます。