ビデオカメラや一眼レフなどで撮影する際のズレを軽減できる「一脚」。雲台が付いているタイプの製品なら、撮影アングルを自由に変更しやすいのがメリットです。しかし、素材や長さなど、さまざまな一脚が展開されているため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一脚のおすすめモデルをご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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- 目次
- 一脚とは?三脚との違いを解説
- 一脚のメリット
- 一脚の選び方
- 一脚のおすすめメーカー
- 一脚のおすすめモデル|雲台付き
- 一脚のおすすめモデル|雲台なし
- 一脚のAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- 一脚の使い方
一脚とは?三脚との違いを解説

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一脚とは、名称の通りカメラを1本の棒で支えるアイテムのこと。3本の脚で支える三脚と似ているものの、ほとんどの一脚は単体では自立できないのが大きな違いです。
一脚は三脚に比べてスリムかつコンパクトなので持ち運びやすく、狭いスぺースでも使用できます。スポーツ観戦や運動会、お祭りなど人で込み合っていて三脚を立てにくい環境でも、一脚であれば周囲に配慮しながら使用可能です。
一脚のメリット
手持ち撮影よりも安定した撮影が可能

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一脚を使うメリットは安定性の強化です。光量の乏しい場所や焦点距離の長いレンズで撮影すると、シャッター速度は遅くなります。その際、一脚があれば縦方向から発生する手ブレを抑え、難しい条件下でも安定した撮影を行えます。
撮影時の機動性が高いのもポイント。観光地やイベント会場では三脚を持って移動しながら撮影を行うのは不便ですが、携帯性に優れた一脚であれば移動しながら撮影ができます。
足元に広いスペースがなくても使える

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足元のスペースが限られた場所に置けるのも一脚のメリットです。3本の脚を広範囲に広げる必要のある三脚に比べると、省スペースで設置しやすく便利。脚1本を垂直に伸ばすだけで手軽に使用できるので、十分にスペースを確保できない運動会やイベント会場などの撮影でも重宝します。
観光地など三脚の使用を禁止している場所でも、一脚の使用は許可していることが多いのもポイント。ただし、有名な寺社仏閣などでは一脚の使用も禁止されている場合がある点に留意しておきましょう。
軽くて携帯しやすい

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小型かつ軽量で携帯性に優れているのも一脚のメリット。3本の脚とセンターポールから構成される三脚と比較して、コンパクトなのが特徴です。
また、脚を折りたためば三脚よりもコンパクトに収納できるアイテムもあり、カメラバッグや旅行カバンの中にも収納しやすいのがポイント。持ち運びやすさを重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
三脚よりもリーズナブル

比較的リーズナブルな価格で購入できるのも一脚のメリットです。作りがしっかりした三脚を購入する場合、アルミ製の安いモデルでも2万円前後になる可能性があります。
一脚は製造に使用する部品が少なく済むため、三脚に比べると安価で購入しやすいのがポイントです。コストパフォーマンスを重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
一脚の選び方
撮影機材や用途に合わせてタイプを選ぶ
自立式

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狭い場所での動画撮影には自立式の一脚がおすすめです。一脚本体の下部にミニ三脚を搭載しているのが特徴。脚1本だけのモノより安定性があり、ビデオカメラなど軽い機材なら手を離しても一脚だけで自立できる場合もあります。
脚3本で支える構造とはいえ、通常の三脚と違って限られたスペースにも設置しやすいのも自立型一脚のポイント。加えて、動画撮影に適したビデオ雲台が付属するモノも多いので、運動会や発表会などの動画撮影にもおすすめです。
最近は、一脚本体とミニ三脚の接続部が自由雲台のような構造になったモノも人気。水平方向へのスイング操作がスムーズに行えるため、重量級の望遠レンズを使って動く被写体を流し撮りする場合などにも重宝します。
モノポッド型

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静止画の撮影にはモノポッド型の一脚がおすすめです。脚1本のみで支えるオーソドックスな構造を採用。群衆のなかなどごく限られたスペースしかない場所でも手軽に使用できるため、有名観光地などの撮影にも重宝します。
軽量コンパクトで取り回しに優れているのもモノポッド型一脚のポイント。カメラを搭載したままでも一脚ごと持ち上げて簡単に向きを変えられます。また、自立型よりもかさばらずに持ち歩けるので、旅行用としてもおすすめです。
フレキシブルに使える点にも注目。別売りのベルトポケットで一脚の脚先を支えれば、脚を設置する場所すらない混雑のなかでも使用可能です。また、山登り時にトレッキングポールとしても活用できる一脚も発売されています。
全長で選ぶ

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一脚の脚部をすべて展開した状態の長さを「全長」と呼びますが、一脚を選ぶ際は基本的に自分の身長に合わせたモノを選ぶのがおすすめ。一脚の全長が顔の高さに近い位置まで展開できると、撮影の際に腰をかがめずに撮影を行えるのがポイントです。
また、屋内での発表会など座った状態で使用する場合は、自分の座高にあった全長の一脚があれば十分。利用シーンに適した全長のモノを選びましょう。
携帯性で選ぶ

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一脚をカバンに入れて携帯するなら、できるだけ小さくて軽い一脚を選ぶのがおすすめ。伸縮させると折りたたみ傘程度のサイズになるモデルや、軽い素材を使ったモデルが多数ラインナップされています。
一脚の機能にこだわりがなく、カメラの固定のみに使用する場合は、携帯性を重視して選んでみてください。
素材で選ぶ

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一脚を選ぶ際は、素材も重要なポイント。主にアルミニウムとカーボンの2種類が採用されているので、予算や用途に応じて選びましょう。
アルミニウム製の一脚は価格が安く入手しやすいため、初めて一脚を購入する方におすすめです。ただし、カーボン製のモノと比較すると重量がやや重いので、持ち運び時の負担が増える場合があります。
一方、カーボン製の一脚は丈夫さと軽さを両立しているのがメリット。移動が多い旅行や機動力が優先されるスポーツ撮影などにも重宝します。しかし、アルミニウム製と比較して高価なモノが多い点は留意しておきましょう。
雲台が付いているかどうかチェック

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雲台の有無も一脚選びのポイントです。雲台とは、一脚の頭頂部にある台座とカメラを繋ぐための部品のこと。一脚単体でもカメラの搭載は可能ですが、雲台があればカメラの撮影アングルを自由に変更できます。
一脚用の雲台で主流なのが、水平・垂直・縦横の構図変更がスムーズに行える自由雲台。旅行やスポーツなど頻繁に構図を変えながら撮影するシーンにおすすめです。
耐荷重をチェック

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耐荷重とは、どのくらいの重さまで耐えられるのか表した数値です。荷重は外側からモノにかかる力であり、「kg」の単位で表します。
耐荷重は製品ごとに異なるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。一般的には、所有しているカメラとレンズの2倍の重さが目安といわれています。耐荷重に優れた製品は、本体サイズや重量がアップするので注意しましょう。
一脚のおすすめメーカー
ベルボン(Velbon)

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「ベルボン」は、創業60年以上の歴史を有する日本の三脚専業メーカーです。高品質なカメラアクセサリーを多数製造しているのが特徴。機能性や携帯性を重視した一脚は、多くのカメラユーザーに支持されています。
シンプルなデザインのモノが多く、さまざまなシーンで使用しやすいのもポイント。使い勝手を重視する方におすすめのメーカーです。
マンフロット(Manfrotto)

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「マンフロット」は、イタリアの高品質な写真撮影用の機材メーカーです。写真撮影用だけでなく、映画や演劇を撮影するプロ用のカメラ周辺機器の製造と販売も行っています。
一脚においては安定感と携帯性に優れているため、プロフォトグラファーからも人気。高い安定性を備えた一脚を探している方におすすめです。
ジッツオ(GITZO)

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「ジッツオ」は、1917年にフランスで創業した老舗の高級三脚メーカーです。当初はケーブルレリーズやシャッターなどのカメラ用品を製造していましたが、1960年からは三脚や雲台なども展開しています。
一脚はカーボン製で軽量かつ耐久性に優れるモノをラインナップ。品質が高いため、世界50カ国以上のプロフォトグラファーから人気を集めるメーカーです。
一脚のおすすめモデル|雲台付き
ベルボン(Velbon) 一脚 EXUP-53
雲台付きですぐに使える初心者向けのアルミ一脚です。重さ360gの軽量ボディで耐荷重2kgをクリアしており、ミラーレス一眼にも対応。日本メーカー製ながら製造コストの低い角型パイプを採用し、リーズナブルな価格を実現しています。なるべく低予算で入手したい方にもおすすめです。
脚部のロック機構に「クイックレバーロック」を採用しているのもポイント。迅速にセットアップできるほか、初心者でもロック状態を一目で確認できるため、操作ミスの防止に有効です。段数は5段で全長150cmまで伸縮可能。コンパクトな一脚ながら、目の高さに近い位置まで届きます。
小型の自由雲台が付属するのも本一脚の魅力。カメラをさまざまな方向へ柔軟かつ素早く動かせるので、家族旅行や運動会などの写真撮影に好適です。
ベルボン(Velbon) スタンド型一脚 ポールポッド EX フリュードヘッド

動画撮影に最適化された初心者向けの自立型アルミ一脚です。一脚とミニ三脚の2パーツで構成されているのが特徴。三脚に比べて設置に必要な面積が小さく済むので、観客が多く集まる運動会や発表会などの動画撮影にもおすすめです。
最大で全長187cmまで伸ばせる点にも注目。人垣の上からでも楽に撮影可能です。一脚のロック機構には初心者にも扱いやすい「クイックレバーロック」を採用。ミニ三脚部は2段階の開脚機構を備えており、フル開脚することで安定性をより高められます。
小型のビデオ雲台が標準で付属するのもポイント。粘性のある特殊なグリスによってパンやチルトが滑らかに操作できます。一脚全体の重量は848g。耐荷重は1kgで、ビデオカメラでの使用に適しています。クイックシュー機構を採用しており、カメラを簡単に着脱可能です。
マンフロット(Manfrotto) Element MII ビデオ一脚 フルード雲台付 MVMELMIIA4LIVE
手軽に携帯できるおしゃれな自立型アルミ一脚です。耐荷重4kgをクリアしており、ミラーレス一眼と大口径ズームレンズとの組み合わせにも有効。わずか1.05kgと軽く持ち運びやすいので、結婚式やイベントなどの動画撮影にもおすすめです。
脚部のロック機構にはナット式の「ツイストロック」を採用。人間工学に基づいて設計されており、握りやすく、スピーディーに操作できます。脚部の段数は4段で、縮長60.5cmから全長137.7cmまで伸縮可能。一脚のポール表面には、イタリア製らしいスタイリッシュな模様があしらわれています。
一脚付属のビデオ雲台には独自の「フルードドラッグシステム」を採用。上下のチルト操作が滑らかに行えます。脚先に付いた一体型の折りたたみベースには自由雲台に近い機構を内蔵。不整地や傾斜地でもスムーズなパン操作が可能です。
マンフロット(Manfrotto) XPRO フルード ビデオ一脚 フルード雲台付 MVMXPRO500
ビデオグラファー向けに開発されたプロ仕様の自立型アルミ一脚です。ビデオ雲台やフルードベースを含めた総重量は1.95kgと、プロ用の動画機材としては軽量。耐荷重8kgに対応するので、フルサイズミラーレスと大口径シネレンズを駆使した本格的な映像制作にもおすすめです。
ロック機構には確実性の高いレバー式の「クイックパワーロック」を採用。脚部の段数は4段で、縮長78cmから全長203cmまで伸縮可能です。頭よりも高い位置からのハイアングル撮影にも対応します。
一脚の脚先には、独自機構「フルードテック」を採用したフルフルードベースを搭載。パン・チルト・スイベルで全方向への滑らかな操作が行えます。付属のビデオ雲台に内蔵されたカウンターバランスにも注目。重量級の機材を載せる場合でも急に傾かないため、安定した制御が可能です。
ジョビー(JOBY) COMPACT 2in1 一脚 JB01765-BWW
2種類のスタイルで使える2in1タイプのアルミ一脚です。付属の自由雲台を含めた総重量は280gで、耐荷重は最大1kgまで対応。小型ミラーレスに適しているほか、同梱のピンジョイントマウントを使えば、アクションカメラも搭載できます。
脚先のゴム石突を取り外して自由雲台を取り付けると、一脚が自撮り棒に早変わりするのも便利。旅行先で風景をバックに自撮りする場合はもちろん、家族や友人と一緒にセルフィー撮影を行う場合にもおすすめです。
脚部のロック機構にはレバーロックを採用。脚部の段数は4段で、全長135cmまで伸縮可能です。持ち手部分には握りやすいハンドグリップが付いており、一脚と自撮り棒、どちらのスタイルでも快適に操作できます。
スリック(SLIK) ライティポッド100 N
携帯性にこだわったエントリーモデルの小型一脚です。アルミ・マグネシウム・チタン合金の3種類を配合した最大径20mmのパイプを採用。小型ミラーレスやコンデジに十分な剛性を備えながら、重量240gと軽いので、移動距離が長くなる旅行やハイキングにもおすすめです。
脚部の段数は4段で、縮長43.5cmから全長136cmまで伸縮可能。ロック機構にはレバーロックを採用しており、シンプルな構造で初心者でも扱いやすく、操作ミスの低減にも有効です。一脚の持ち手部分にはウレタングリップを搭載。寒冷地や冬場でも手が冷たくならず安全かつ快適に使えます。
フレキシブルな構造調整が行える自由雲台が付属するのも魅力。低価格の一脚ながら雲台は分離可能なため、ほかの雲台にも付け替えが可能です。
スリック(SLIK) スタンドポッドGX-S STAPODGXS
スマホにも対応できる小型の自立型アルミ一脚です。付属の3Way雲台にスマホホルダーを搭載しており、起こすだけでスマホの取り付けが可能。耐荷重は1kgなので、スマホ・小型ミラーレス・ビデオカメラなどの間で共用したい方にもおすすめです。
全長187.5cmまで伸長できるロング仕様なのもポイント。目の高さを超える位置でカメラを保持できるため、運動会で人垣の上から撮影する場合にも有効です。縮長は71cmで、自立脚は使用後に折りたたんで収納可能。ロック機構にはレバーロックを採用しています。
一脚部と自立脚部を分離できる点にも注目。通常の一脚としても使えるほか、自立脚に3Way雲台を取り付ければ、ミニ三脚としてテーブル撮影などにも活用可能です。
レオフォト(Leofoto) レバー式カーボン一脚キット MV-324C+BV-10+VD-03
細部まで使いやすさにこだわった自立型カーボン一脚です。最大径32mmのカーボンパイプを使用しており、総重量1.8kgとビデオ雲台付きの大型一脚としては軽量。耐荷重5kgをクリアしているので、フルサイズミラーレスを使った動画撮影や超望遠撮影などにおすすめです。
レバーロックの開閉機構にバネが使われていない点にも注目。一脚を静かに操作できるため、野鳥撮影など静粛性が求められるシーンにも有効です。脚部の段数は4段で、縮長77cmから全長160cmまで伸縮できます。
アルミ合金製の高精度なビデオ雲台が付属するのも本一脚の魅力。パンハンドルは左右どちらにも付け替えられるので、左利きの方でも快適に操作できます。また、ポール部分は取り外しにも対応。雲台部と三脚部を直接取り付ければ、動画撮影に特化したミニ三脚としても使用可能です。
シルイ(SIRUI) カーボンファイバー製5段一脚 P-325FS+VA-5

多彩な機能を備えた自立型カーボン一脚です。一脚本体・カメラ台・三脚ベースの各部にモジュール機構を採用。簡単に着脱でき、搭載カメラも素早くロックできるので、セットアップを迅速に済ませたいアウトドア撮影にもおすすめです。
総重量は1.77kgで、耐荷重は3kgをクリア。ロック機構はレバー式で、片手でも全段をスムーズに同時操作できる形状を採用しています。脚部の段数は5段で、縮長65.3cmから全長148.3cmまで伸縮可能です。一脚のポール上部にはパノラマ撮影に役立つ360°パン機能を備えています。
アルミ合金製の三脚ベースは折りたたみ収納にも対応。ボール機構によって任意の方向へ36°の傾斜揺動も行えます。脚先の石突にはスパイクを内蔵しており、登山用のトレッキングポールとしても活躍。ビデオ雲台が付属するのも本一脚の魅力です。
バンガード(VANGUARD) スタンド一脚 雲台付き VEO 2S CM-264TBP120T
旅行撮影に最適化された4段構造の自立型カーボン一脚です。雲台含めた総重量は1.35kgで、耐荷重12kgをクリアしているため、フルサイズミラーレスのシステムにも余裕を持って対応可能。脚先の自立脚によって高い安定性も確保できるため、高画素機を使った絶景などの作品撮りにもおすすめです。
脚部のロック機構にはナット式の「ツイストレッグロック」を採用。縮長62.4cmから全長172.9cmまで高さを瞬時に調節できます。持ち手部分にはリストストラップやカラビナを用意。旅行先でのちょっとした観光にも一脚を手軽に持ち運べます。
アルミ合金で作られた高性能な自由雲台が付属するのもポイント。フレキシブルな構図調整が素早く行えます。さらに、雲台には360°パン機能も搭載。パンハンドルと組み合わせて操作すれば、パノラマ写真や動画の撮影も本一脚1台で対応可能です。
キング(King) モノポッド+スタンド K-MPS176
イベントなどの撮影に重宝する多機能タイプの自立型アルミ一脚です。一脚本体とベース三脚の2パーツで構成されており、合体させて使うことで狭い場所でも安定した撮影が可能。耐荷重2kgのため、ミラーレス一眼を使った運動会や発表会の撮影にもおすすめです。
一脚の脚部には初心者でも扱いやすいレバーロックを採用。最低高30cmのローアングルから最大高176cmのハイアングルまで対応可能です。ベースの側面に搭載されたクランクハンドルも便利。細かな高さ調節がスムーズに行えます。
一脚とベースは別々で使用も可能。同梱の3Way雲台をベースに装着すれば、ミニ三脚としても使えます。また、スマホホルダーやアクションカメラアダプターも付属しており、一脚を自撮り棒としても活用可能です。収納時の全長は40cm、重さは950gで、専用の収納袋に入れて手軽に持ち運べます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) カメラ一脚 200-DGCAM016
便利機能が充実したコスパ良好の4段一脚です。ロック状態が把握しやすいレバーロックを採用しており、約60〜180cmまで伸縮可能。ハイアングル撮影にも対応しているので、イベントなどで人垣やフェンスの上から撮影したい場合にもおすすめです。
2種類の固定方法に対応するのもポイント。室内など床を傷つけたくない場合は折りたたみスタンド、砂場など不安定な場所ではスパイク付き石突というように使い分けが可能です。一脚の総重量は約600g。使用後は同梱のソフトケースに入れて持ち運べます。
構図を3軸で細かく調整できる3Way雲台が付属するのも本一脚の魅力。クイックシュー機構を採用しているため、カメラの着脱が簡単に行えます。耐荷重は3kgをクリアしており、ミラーレス一眼やビデオカメラなど幅広い機材で使用可能です。
一脚のおすすめモデル|雲台なし
ベルボン(Velbon) 一脚 ウルトラスティック スーパー8
優れた携帯性で旅行者に人気のトラベル一脚です。伸縮比が6倍と高く設計されており、全長156cmから縮長26cmまで短縮できるのがポイント。普段使っている小型バッグにも簡単に収納できるので、街歩きや旅行での使用にもおすすめです。
素材には、軽さと強度を兼ね備えるマグネシウムを採用。パイプ径30mmから始まる8段伸縮脚で作られており、重さわずか347gの軽量ボディで耐荷重3kgに対応可能です。本一脚はフルサイズ一眼を使った撮影にも十分に活用できます。
独自のロック機構「ウルトラロック」にも注目。一脚の脚先端を握って捻るだけ全段を一気に固定・解除できるため、街歩きの最中でも思い立ったときに素早く使用できます。携帯に便利なベルトホルダーが付属するのも魅力です。
ベルボン(Velbon) カーボン一脚 6段 ジオ・ポッド N86 プロ
本格的なスポーツ撮影向けに開発された大型カーボン一脚です。口径36mmから始まる超極太のカーボンファイバーパイプを使用。重さ726gの高機動ボディで耐荷重6kgをクリアしているので、プロ用フルサイズ一眼と超望遠レンズを使った屋外スポーツやモータースポーツなどの作品撮りにおすすめです。
脚部は6段構造で、縮長42.5cmから全長157cmまでの伸縮に対応。高精度なロックナット機構によって、2〜3か所を同時に握って素早くセットアップ可能です。空転や共回りを防ぐ「空回り防止機構」も採用。一脚の設置時間を短縮できます。
大型の蹄型石突が標準で付属するのもポイント。強いグリップ力で地面をしっかり捉えつつ、安定したスイベル操作が行えるため、流し撮りにも有効です。石突は標準のモノにも交換可能。混雑時に役立つベルトポケットを同梱するのも本一脚の魅力です。
ベルボン(Velbon) 一脚 EXUP-400R

初心者向けに開発されたコスパ良好のアルミ一脚です。4段構造で設計されており、縮長47cmから全長146cmまで伸縮できるのが特徴。角型パイプを使うことで製造コストを抑えているので、日本メーカー製ながら手頃な価格で入手できます。
レバーロック機構の採用もポイント。脚各段のロック状態が一目で把握でき、操作ミスを防ぎやすいため、一脚を初めて使う方にもおすすめです。持ち手部分には滑りにくく、経年変化にも強い発泡ゴム製のスポンジグリップが付いています。
重さ300gの軽量ボディで耐荷重2kgをクリア。コンデジやミラーレス一眼を使った撮影に有効です。脚先の石突を取り外せる点にも注目。延長棒として使えるほか、別売りのミニ三脚に装着することで自立式一脚のようにも活用可能です。
マンフロット(Manfrotto) Element MII アルミニウム5段一脚 MMELMIIA5
機能性に優れたスタイリッシュなアルミ5段一脚です。エントリーモデルに位置しながら、重さ500gの軽量ボディで耐荷重16kgをクリア。価格は手頃でもしっかりとした作りなので、一眼カメラを使った本格的な望遠撮影にもおすすめです。
脚部には独自設計のナットロック機構「ツイストロック」を搭載。複数段を一気に操作できるため、縮長43cmから全長159cmまでスピーディーに伸縮可能です。加えて、本一脚は持ち運びやすく、かさばらないので、旅行や街歩きにも重宝します。
イタリア製ならではのおしゃれなデザインも本一脚の魅力。カメラ台には1/4〜3/8兼用ネジが付いており、さまざまなタイプの雲台を取り付け可能です。持ち手部分には、取り回しの快適性を高めるラバーグリップとリストストラップを備えています。
マンフロット(Manfrotto) XPRO monopod+ カーボンファイバー 一脚 4段 MPMXPROC4
旅行写真家のために開発されたプロ仕様のカーボン一脚です。最大20kgの耐荷重に対応しながら、重さわずか650gと軽く携帯性が良好。旅行や取材の最中にフルサイズミラーレスと大口径レンズを使って作品撮りを行う方にもおすすめです。
脚部は4段構造で、縮長52cmから全長164.5cmまでの伸縮が可能。強力なレバーロック機構「クイックパワーロック」を搭載しており、各段を緩みなくしっかり確実に固定できます。人間工学に基づいた設計も採用。快適に操作できるように細部の構造までこだわって設計されています。
脚先に別売りのフルフルードベースを装着することで、自立式のビデオ一脚としても活用できる点にも注目。自由雲台に近い接続部の構造によって、パンやスイベルなどの操作もスムーズに行えます。鉄道や飛行機などの流し撮りにも有効です。
ジッツオ(GITZO) カーボン一脚2型6段トラベラー GM2562T
プロのトラベルフォトグラファーも愛用する高級カーボン一脚です。優れた剛性を持つ独自素材「Carbon eXact」を使用。耐荷重18kgをクリアしながら、わずか405gと軽く、高い耐久性も備えています。フルサイズミラーレスを活用した旅行やアウトドアでの作品撮りにおすすめです。
世界的にも高く評価されるナットロック機構「トラベラーGロック」の採用もポイント。脚部は6段構造で、縮長36cmから全長142cmまで素早く伸縮可能です。本一脚は、旅行先で遭遇した決定的瞬間にもスピーディーに対応できます。
リストバンドにスマートクリップが付いているのも便利。一脚をベルト・ポケット・バッグなどに吊り下げられるので、軽装時でも手軽に持ち運べます。また、メンテナンス性も良好。長期間の使用で石突が摩耗しても交換が可能です。
ジッツオ(GITZO) カーボン一脚4型6段 GM4562
プロのスポーツフォトグラファー向けに開発された高級カーボン一脚です。直径37mmから始まる極太の「Carbon eXactチューブ」を使用。最大35kgの耐荷重をクリアしており、プロ用フルサイズ一眼や超望遠レンズなど重量級の機材も安定して支えられます。スポーツ・動物・乗り物などの作品撮りにおすすめです。
脚部には強固なナットロック機構「Gロックウルトラシステム」を採用。縮長44cmから全長154cmまで6段階で素早く伸縮可能です。高い堅牢性と気密性を備えているので、ハードなアウトドア環境でも頼りになります。また、プロ用一脚としては670gと軽く、携帯性や収納性も良好です。
一脚の脚先には高い可動域を持つ大型ラバーフットを搭載。スムーズな動きで流し撮りも快適に行えます。取り外しにも対応しており、地面の状態に応じて別売りのゴム石突や金属製スパイクなどとの使い分けも可能です。
スリック(SLIK) ザ プロポッドスポーツ
高い携帯性とコスパを兼ね備えたスポーツ撮影向けの大型アルミ一脚です。同シリーズの超大型モデルよりも一回り細い最大径32mmのパイプを使用。フルサイズ一眼や超望遠レンズにも対応しながら、780gと軽量に設計されています。加えて、価格がリーズナブルなので、これから動体撮影を本格的に始める方にもおすすめです。
独自開発した「溝入丸パイプ」の採用もポイント。力学的に優れた丸パイプの表面に、微細な筋を入れるヘアライン加工を施すことで摩擦力を高めています。伸縮時の空転を防げるため、スピーディーかつ確実なセットアップが可能です。
脚部は4段構造。ナットロックを操作することで、一脚を縮長54cmから全長160cmまで素早く伸縮可能です。ナットの表面には握りやすさを向上させるラバーパターンが付いています。
レオフォト(Leofoto) 防水カーボン一脚 MPQ-325C
アウトドア撮影でも重宝する防水仕様のカーボン一脚です。ロックナットに砂や水の侵入を軽減する防塵・防水機構を採用。一脚が水に浸かるシーンでも気にせず使用でき、メンテナンスにかかる時間も減らせます。水辺での風景撮影はもちろん、登山や野生動物などの撮影にもおすすめです。
脚部は5段構造で、縮長47.3cmから全長165cmまで素早く伸縮可能。ナットパーツに埋め込まれたシリカゲルマットによって、操作時に力を込めやすくなっています。素材には機動性と制振性を兼ね備える10層カーボンファイバーチューブを採用。重さ500gの軽量ボディで、耐荷重15kgをクリアしています。
グリップにも耐水性に優れた素材を使用。リストストラップは接続部が回転する仕様のため、一脚をどの位置から握っても快適に使用できます。カメラ台には1/4と3/8のダブルネジを搭載しており、さまざまな雲台を装着可能です。
レオフォト(Leofoto) カーボン一脚 MP-365C
取り回しに優れた使いやすいカーボン5段一脚です。脚径36mmから始まる10層カーボンチューブを素材に使用。耐荷重17kgをクリアしながら、重さ598gと軽量で持ち運びやすくなっています。旅行の作品撮りで、フルサイズ以上に大型のセンサーを持つ中判ミラーレス一眼を活用したい方にもおすすめです。
脚部のロック機構にはナットロックを採用。たった1/4回転させるだけで、縮長49.5cmから全長175.5cmまでスピーディーに調節可能です。また、本一脚は節で手軽に分解できる1ピース構造なので、使用後のメンテナンスも手間取らずに行えます。
持ち手部分にはシリコングリップを搭載。手袋をはめたままで握りやすくなっています。一脚を持つ方向が制限されない回転式のリストストラップも用意。ゴム石突は取り外しにも対応しており、スパイクなどへも交換可能です。
シルイ(SIRUI) ポータブルMonopod カーボン製6段 P-326
アウトドアに役立つ機能が充実したカーボン6段一脚です。耐荷重10kgに対応しながら、重さ400gと軽く、山登りでも持ち運びが簡単。望遠レンズを装着したミラーレス一眼もしっかり支えられるため、山岳風景などの撮影にもおすすめです。
ロック機構はナットロックを採用。縮長39.5cmから全長156cmまで素早く伸縮可能です。また、カーボン一脚としては手頃な価格ながら耐久性も良好。携帯に便利なリストストラップやカラビナも標準で付いています。
ストラップの付け根にコンパスが搭載されている点にも注目。さらに、ゴム石突を回転させると、地面をしっかり捉えられるスパイクが現れます。通常の撮影用一脚としてはもちろん、登山用のトレッキングポールとしても活用可能です。
バンガード(VANGUARD) スタンド一脚 VEO 2S AM-234TR
折りたたみ式の補助スタンドが付いた自立式アルミ一脚です。脚1本のモノより安定して設置でき、自由雲台に近い接続部の構造によってパンやスイベルなどもスムーズに操作可能。運動会などでの動画撮影にもおすすめです。
脚部は4段構造で、ロック機構にはナット式を採用。縮長52cmから、カメラを目線に近い高さで固定できる全長155cmまでスピーディーに伸縮可能です。本一脚は補助スタンド付きでも805gと軽量なのもポイント。耐荷重10kgをクリアしており、ビデオカメラやミラーレス一眼など多彩な機器で使用できます。
カメラ台には1/4ネジを搭載。別売りの自由雲台やビデオ雲台が取り付けられます。また、スマホホルダーが付属するのも魅力。スマホを使った撮影にも手軽に活用できます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) マルチスタンド 一脚 DG-CAM23
イベントにも重宝するコスパ良好のアルミ一脚です。エントリーモデルながら、直径27mmから始まる丸型パイプを採用。重さ350gの軽量ボディで耐荷重4kgをクリアしており、ミラーレス一眼もしっかり支えられます。価格が安いので、運動会などで手軽に使える一脚を探している方にもおすすめです。
「クイックレバー」を脚部に搭載しているのもポイント。初心者でも素早く操作できるほか、ロック状態を一目で判別可能です。脚部は4段構造で、縮長約56cmから全長約178cmまで伸縮可能。頭よりも高い位置に固定できる長い仕様の一脚のため、人垣の上から撮影したい場合にも重宝します。
持ち手部分にはウレタングリップとリストラップを用意。専用キャリングケースも付属しており、楽に持ち運びが可能です。
一脚の使い方

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一脚を使用する際は、できるだけ地面が固く水平な場所を探します。泥地や雪上など条件が悪い地面の場合は、大型の石突に交換できるとより安定した状態で設置可能です。
一脚の構え方は2種類。雲台を使わない場合は、地面に対して垂直に立てて使いましょう。設置場所の条件が悪い場合は片足を前に出し、靴の側面にある凹みを利用して一脚の脚を抑えるとより安定します。雲台を使う場合は、一脚の脚を少し前に出し、自分の方にやや傾けた状態で支えましょう。
カメラを構える際は、一脚本体ではなくカメラやレンズをつかむのがおすすめ。効果的に手ブレを抑えられます。一脚は地面に立てる以外の使い方も可能。適度に伸ばした状態で胸やベルトポケットに固定すれば、狭い設置場所でも安定した状態で使いやすくなります。
軽量かつコンパクトな製品が多数展開されている一脚。さまざまなシーンでの使用を検討している方は、長さ調節できるモノを選ぶのがおすすめです。持ち手部分にストラップを備えているモノなら、転倒などのリスクを軽減できて便利。今回、ご紹介した一脚を参考に、自分にぴったりの製品を見つけてみてください。